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【ムーランドロンシャン賞2025予想】本命におすすめしたい3頭+穴馬2頭はこちら!

ムーランドロンシャン賞2025予想記事のアイキャッチ画像

ムーランドロンシャン賞2025のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
枠順確定後にムーランドロンシャン賞2025予想の最終買い目を発表します!

ムーランドロンシャン賞2025の予想ポイント

  • 芝1,600mの勝ち時計が1分36秒台~1分42秒台の非常にタフな馬場
  • 単勝率はイギリス、連対率・複勝率はアイルランドが高く、どの国の馬にもチャンスがあるレース
  • 5歳馬の好走率がもっとも高い
  • 1番人気【4-4-1-1】は連対率80%、複勝率90%
  • 1~2ゲートが有利
  • 前走がジャックルマロワ賞だった馬は馬券で抑えておきたい
目次(読みたい項目をタップ)

ムーランドロンシャン賞2025予想の最終買い目

枠順確定後、レース前日までにムーランドロンシャン賞2025予想の最終買い目を発表します。

ムーランドロンシャン賞2025の有力馬3頭

ムーランドロンシャン賞はフランスのマイルG1です。

地元フランスのみならず、イギリスやアイルランド、そして日本からもタイトルを狙いに参戦しています。

今年の出走登録馬の中から注目度の高い有力馬を3頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

トリバリスト

主な勝ち鞍
  • ムーランドロンシャン賞  (G1) 2024年
  • ミュゲ賞         (G2) 2025年
  • ミュゲ賞         (G2) 2024年
  • ミュゲ賞         (G2) 2023年
  • エドモンプラン賞     (G3) 2024年
  • エドモンプラン賞     (G3) 2023年
  • ベルトランデュブルイユ賞 (G3) 2023年

昨年のムーランドロンシャン賞を勝利したトリバリストが連覇を狙います。

昨年のムーランドロンシャン賞は7頭立ての4番人気でそこまで評価高くありませんでしたが、大外から果敢にハナに立つと、直線でも勢いを落とすことなく突き抜け、人気のチャリンの追撃も抑えて優勝しました。

タフな舞台でしたが力強い走りで鮮やかに逃げ切りましたし、力強い競馬が印象深いです。

前走は取消、その前のリゾランジ賞は3着でしたが1,200m戦はトリバリストにとって短かった可能性もあります。

これまで10勝していますが、そのうちの9勝がマイルですし、純粋なマイラーであることは間違いありません。

ムーランドロンシャン賞はこれまで連覇を成し遂げた馬は1頭もいませんが、距離もコース適性も問題ないので史上初の快挙を果たせられるか、注目したいです。

★評価点
・マイルで安定
・昨年のムーランドロンシャン賞は逃げて快勝
・タフな馬場も得意
・逃げが得意

▼課題
・これまで連覇を成し遂げた馬はいない

アンリマティス

主な勝ち鞍
  • フランス2000ギニー (G1) 2025年
  • BCジュベナイルT   (G1) 2024年
  • フューチュリティS   (G2) 2024年
  • レイルウェイS     (G2) 2024年
  • 愛2000ギニーTS  (G3) 2025年

3歳馬のアンリマティスは今年のフランス2000ギニーの勝ち馬です。

フランス2000ギニーは今回と同じパリロンシャン競馬場芝1,600mで行われました。

16頭立てで混戦模様でしたが、中団で脚を溜めると、最後は上がり33秒2の末脚でジョンキルを捉えて優勝し、タイトルを手にしています。

近2戦は勝ち切れていませんが、それでも2・3着と善戦していますし、前走のサセックスステークスは初めての古馬戦でも善戦できました。

今回はフランス最高峰のレースに挑みます。

相手は相変わらず強力ですが、コース適性はフランス2000ギニーで証明済みですし、3歳馬ということで斤量の恩恵もあります。

マイルも【2-0-1-0】と崩れていませんし、自慢の末脚を活かすことができれば善戦も可能でしょう。

★評価点
・マイルで安定
・同コースの勝利実績がある
・差しが得意

▼課題
・馬場が重すぎると苦しいかもしれない

ゴートゥファースト

主な勝ち鞍
  • 2024ファイナルS (3勝クラス) 2024年

ゴートゥファーストは前走のジャックルマロワ賞で5着に入線した日本馬です。

これまでマイルを中心にキャリアを重ね、昨年の2024ファイナルステークスを勝利してオープン入りを果たしました。

しかしながら、今年の東京新聞杯やダービー卿チャレンジトロフィーは目立たなかったことから、ジャックルマロワ賞もアスコリピチェーノとは打って変わって全く人気がありません。

それでも、初めて背負う60キロや海外競馬というハンデを背負いならも外ラチから一番離れたところで脚を伸ばして5着です。

アスコリピチェーノに先着していますし、キャリアを考えたら大健闘といえるでしょう。

アスコリピチェーノは帰国しましたが、ゴートゥファーストは滞在して再びG1レースに遠征するのはローテーションとしては悪くないですし、夢もあります。

ただ、ジャックルマロワ賞は上位4頭と差がありましたし、能力的に通用するかというと厳しいものがありそうです。

日本の実績もクラス戦のものがやっとですし、参戦する以上応援したいですが、馬券的には手を出さないつもりでいます。

★評価点
・前走ジャックルマロワ賞はアスコリピチェーノに先着
・タフ馬場も行けそう
・データと相性のいい5歳馬&前走ジャックルマロワ賞組

▼課題
・G1どころか重賞の勝ち鞍もない
・能力が足りない可能性がある

ムーランドロンシャン賞2025の穴馬2頭

ムーランドロンシャン賞は4~6番人気の好走もたびたび見かけます。

毎年少頭数で行われるので、出走頭数を考えたら配当に魅力のある馬が好走している点は注目したいです。

今年の出走登録馬の中から配当に期待できそうな穴馬を2頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ダンシングジェミナイ

主な勝ち鞍
  • ペット365マイル (G2) 2025年

ダンシングジェミナイが手にした重賞タイトルは今年のペット365マイルのみで、重賞勝ち鞍だけ見たらそこまで目立ちません。

ところが、今年はロッキンジステークスにおいてリードアーティストのクビ差2着に入線しているように、勝ち切れないもののG1でも頭角を現していました。

前走のジャックルマロワ賞は2番手の位置で競馬を行いながら、中団で先頭に立って粘りを図って3着入りしています。

勝ち馬ディエゴヴェラスケスとは0.1秒差でしたし、惜しい競馬でした。

今回は再びフランス最高峰の舞台に挑みますが、G1の好走歴を見る限り馬券内も十分狙えるでしょう。

前走の反動がなければ上位争いにも期待したいです。

★評価点
・G1は勝ち切れないものの善戦している
・今年に入ってか安定したパフォーマンスを見せている
・タフ馬場でも結果を残している
・データと相性のいい前走ジャックルマロワ賞組

▼課題
・コンスタントに使われているので蓄積疲労が心配

クドワー

主な勝ち鞍
  • サマーマイルS (G2) 2024年
  • メシドール賞  (G3) 2025年

通算成績【6-0-0-3】で勝つか負けるかはっきりしているのがクドワーです。

これまでマイルで4勝しており、前走のメシドール賞は2番手の位置で競馬史ながら2着のジオグラフィに0.4秒差で楽に勝利しました。

昨年のジャックルマロワ賞もチャリンには完敗でしたが、2着馬とは差のない4着で着順以上の健闘を見せています。

今回は初めてのムーランドロンシャン賞の挑戦ですが、稍重以下の馬場は【4-0-0-1】なので例年時計が掛かりがちな本競走とかみ合う可能性は高いでしょう。

力のいる馬場で強さを見せるタイプなので、強敵相手にどこまで奮闘できるのか注目したいです。

★評価点
・同コースの勝利実績がある
・タフ馬場が得意
・マイルで安定
・データと相性のいい5歳馬

▼課題
・馬場次第で回避の可能性も示唆されている

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ここからはムーランドロンシャン賞の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!

ムーランドロンシャン賞2025の概要

ムーランドロンシャン賞はフランスを代表するマイルG1で、1957年にパリロンシャン競馬場の開場100周年を記念して創設されました。

レース名のムーランドとは、競馬場奥にある風車に由来し、当初は凱旋門賞と同日に行われていましたが、その後は日程調整を経て現在は9月上旬に開催されています。

先月開催されたジャックルマロワ賞と並ぶ二大マイル戦として位置づけられていますが、ジャックルマロワ賞はセン馬が出走できません。対して、ムーランドロンシャン賞は2020年からはセン馬の出走も可能になり、より幅広い出走馬を集める舞台となりました。

コースは起伏のある芝1,600メートルで、平坦なドーヴィルとは違いスピードに加えてパワーやスタミナも求められる点が特徴です。

歴代の勝ち馬を見てみると、ミエスク、キングマンボ、ゴルディコヴァ、バーイードなどの名馬が勝ち馬に名を連ねています。

日本人にはあまり馴染みの薄いレースですが、過去には日本調教馬が4頭出走し、最高着順はローエングリンの2着です。

ローエングリンは2013年の皐月賞馬であるロゴタイプの父と言ったらピンとくるのではないでしょうか。

それ以外の快挙と言えば、1994年には武豊騎手がフランス調教馬のスキーパラダイスで優勝し、日本人騎手として初の海外G1制覇を達成したことでも有名です。

今年は日本のゴートゥファーストがジャックルマロワ賞に続いてフランス参戦を表明しました。

JRAでは初となるムーランドロンシャン賞の馬券発売。

フランス最強マイルレースを制するのはどの馬でしょうか?!

ムーランドロンシャン賞2025の開催内容

開催日日本時間 9月7日(日曜)
発走時刻日本時間 22時50分
開催競馬場ロンシャン競馬場 4R
(フランス)
格付けG1
コース芝1,600m
性齢3歳以上
斤量定量
1着賞金457,120ユーロ
(約7800万円)

ムーランドロンシャン賞2025の馬券の買い方は?

今年はムーランドロンシャン賞の馬券を購入できます。

購入方法は大きく分けて2つ。

・インターネット投票
・UMACA

いずれの方法でも事前登録が必要です。

インターネット投票には即パットとA-PATが存在しますが、即日利用できる即パットがおすすめです。

即パットが使える環境でしたら9月7日(日)の午前7時からレース発走予定時刻の2分前(日本時間の9月7日22時48分)まで購入可能です。

なお、三井住友銀行の場合は銀行メンテナンスのため、当日20時55分以降は一切の入出金ができないので三井住友銀行で登録している人は気を付けましょう。

UMACA会員の方は競馬場や場外馬券売り場の専用券売機で購入可能です。

発売時刻は各事業所の馬券発売開始時刻から営業終了時間となっています。

即PATの登録方法や使い方はこちらで分かりやすく説明しています。

ムーランドロンシャン賞2025をリアルタイムで視聴する方法は?

ムーランドロンシャン賞の視聴方法は主に2つあります。

ひとつめはテレビで視聴する方法です。

有料放送のグリーンチャンネルがレース当日の22時から25時の3時間半、「2025ムーランドロンシャン賞中継」という番組を無料で放送します。

BSグリーンチャンネルが映る環境であればだれでもムーランドロンシャン賞を視聴できますよ。

ラジオの場合はラジオNIKKEI第1で聴取可能です。

放送時間帯は22時20分から23時20分の1時間で、「ムーランドロンシャン賞実況中継」という番組が放送されます。

ラジオアプリの「radiko」や「radikker」を利用すれば全国どこでも無料で中継を楽しめますよ。

ムーランドロンシャン賞2025が開催されるロンシャンの芝1,600mの特徴

ムーランドロンシャン賞の勝ちタイム
平均タイム
(過去10年)
1:38.13
レコードタイム1:34.90
(1982年 グリーンフォレスト)

パリロンシャン競馬場の芝1,600mは、ムーランドロンシャン賞をはじめとする重要なマイルG1の舞台です。

スタートは向こう正面の「プチボワ」と呼ばれる林のあたりで、凱旋門賞の芝2,400mコースの途中から始まります。

発走地点が坂の頂上付近にあるため、序盤からしっかりとしたパワーが求められます。

最初のコーナーまでは約400mあり、ここで隊列が整うとゆるやかな下り坂へ。折り合いに注意しつつフォルスストレート(偽りの直線)を抜け、最後は533mの平坦な直線での叩き合いとなります。

同じフランスのドーヴィル競馬場で行われるジャックルマロワ賞が平坦な直線コースなのに対し、こちらは高低差があるためスピードだけでなくスタミナや馬力も問われるのが大きな特徴です。

日本のマイル競走と比較すると勝ち馬の時計が目立ちませんが、タフなコースレイアウトが関係しています。

ただ、近年のパリロンシャン競馬場は仏2000ギニーなどでも高速決着が見られるようになり、スピードと総合力の両立が勝敗を分けるコースといえます。

ムーランドロンシャン賞2025の出走馬

馬名性齢斤量想定騎手調教国
ゴートゥファースト牡558.5M.ギュイヨン日本
マハバヤサナフィ牡558.5未定フランス
ザビアリ牡458.5未定フランス
クドワー牡558.5未定イギリス
ソーシャライトセ458.5未定イギリス
ダンシングジェミナイ牡458.5未定イギリス
トリバリスト牡658.5未定フランス
リードアーティスト牡458.5未定イギリス
マイクラウド牡458.5未定イギリス
パーシカ牡458.5未定イギリス
バルマカラセ458.5未定イギリス
サルディニアンウォリアー牡458.5未定いぎりす
キケロズギフトセ558.5未定イギリス
アルカントール牡458.5未定フランス
ネヴァーソーブレイヴセ458.5未定フランス
ファクトゥールシュヴァルセ658.5未定フランス
レイクフォレスト牡458.5未定イギリス
リダリ牡356.0未定フランス
チビッティセ356.0未定フランス
オペラバッロ牡356.0未定イギリス
スペクタキュラービューセ356.0未定イギリス
ジョンキル牡356.0未定イギリス
ザライオンインウィンター牡356.0未定アイルランド
アンリマティス牡356.0未定アイルランド
オフィサー牡356.0未定アイルランド
ホタツェル牡356.0未定アイルランド
セレンゲティ牡356.0未定アイルランド
マンダナバ牝354.5未定フランス
ザリガナ牝354.5未定フランス
イグザクトリー牝354.5未定アイルランド
ジャニュアリー牝354.5未定アイルランド
サーラン牡356.0未定フランス

ムーランドロンシャン賞の過去10年のデータと傾向


馬場
着順ゲート馬名人気前走前走着順
2024
17トリバリスト4リゾランジ賞(G3)9
26チャリン1ジャックルマロワ賞(G1)1
31ヘンリーロングフェロー3サセックスステークス(G1)4
2023
稍重
11ソーテルヌ4ローシルト賞(G1)3
25ビッグロック1ジャックルマロワ賞(G1)2
33ファクトゥールシュヴァル2サセックスステークス(G1)2
2022
稍重
12ドリームローパー5ナッソーステークス(G1)5
210オーダーオブオーストラリア3ジャックルマロワ賞(G1)4
31ザレヴナント2エドモンプラン賞(G3)1
2021
稍重
14バーイード1サラブレッドステークス(G3)1
25オーダーオブオーストラリア3ジャックルマロワ賞(G1)3
31ヴィクタールドラム4ジャックルマロワ賞(G1)7
2020
11ペルシアンキング2ジャックルマロワ賞(G1)4
23ピナトゥポ1ジャンプラ賞(G1)1
32サーカスマキシマス3ジャックルマロワ賞(G1)3
2019
稍重
16サーカスマキシマス2英インターナショナルS(G1)7
29ローマナイズド1ジャックルマロワ賞(G1)1
32ラインオブデューティ6ジャックルマロワ賞(G1)3
2018
16レコレトス1ジャックルマロワ賞(G1)2
23ウィンドチャイムス4不明
38エキスパートアイ3シティオブヨークステークス(G3)1
2017
18リプチェスター1サセックスステークス(G1)2
27ターリーフ2ジャックルマロワ賞(G1)5
34マサート6不明
2016
12ヴァダモス2ジャックルマロワ賞(G1)2
24スペクトゥル6不明
36ゼルザル1不明
2015
12エルヴェディア1ロートシルト賞(G1)2
210アカテア6不明
35カラコンティ2ジャックルマロワ賞(G1)6

【馬場傾向】非常にタフ馬場な舞台

年度馬場勝ち馬勝ち時計
2024トリバリスト1:38.75
2023稍重ソーテルヌ1:36.76
2022稍重ドリームローパー1:36.14
2021稍重バーイード1:39.13
2020ペルシアンキング1:36.73
2019稍重サーカスマキシマス1:36.54
2018レコレトス1:36.00
2017リブチェスター1:40.75
2016ヴァダモス1:38.27
2015エルヴェディア1:42.26

過去10年のムーランドロンシャン賞は良馬場開催が3回に対し、稍重開催は4回、重馬場開催は3回ありました。

日本の高松宮記念のように、この時期の欧州は天候が崩れやすいようで、タフ馬場での開催が多いです。

また、過去10年の勝ち馬の時計を見てみると、もっとも速い時計でも1分36秒台でした。

日本のマイルレースは32~33秒台で勝つことが多く、レースによっては31秒台もあるので日本の高速馬場とはまるで傾向が異なります。

ムーランドロンシャン賞は日本と違って全く時計が出ない舞台なので、パワーのいる馬場に強い馬を評価したいです。

【調教国】どの国の馬も健闘している

調教国成績単勝率連対率複勝率
フランス【6-5-5-27】14.0%25.6%37.2%
イギリス【3-2-3-11】15.8%26.3%42.1%
アイルランド【1-3-2-4】10.0%40.0%60.0%
日本【0-0-0-0】

過去10年のムーランドロンシャン賞の好走馬を調教国別に見てみると、もっとも勝利数が多かったのは地元フランス調教馬でした。

ただし、好走率を見てみると、一番単勝率が高かったのはイギリス調教馬です。

そして、連対率と複勝率はアイルランド調教馬が一番高かったです。

好走数だけ見たら地元フランス勢が全体の半数を占めていますが、好走率に関してはイギリス調教馬やアイルランド調教馬のほうが勝っていることから、どの国の馬にもチャンスがあるといえるでしょう。

なお、日本の調教馬は過去10年出走がありませんが、それ以前にさかのぼると4頭が出走しており、通算成績は【0-1-0-3】です。

最後の出走が2003年のものなので参考にし難いですが、今後は一変があるかもしれません。

【年齢】好走率の高い5歳馬

年齢成績単勝率連対率複勝率
3歳【4-5-4-26】10.3%23.1%33.3%
4歳【3-4-5-12】12.5%29.2%50.0%
5歳【3-1-0-4】37.5%50.0%50.0%
6歳【0-0-0-2】0%0%0%
7歳以上【0-0-1-2】0%0%33.3%

過去10年のムーランドロンシャン賞の好走馬を年齢別に見てみると、もっとも好走率が高かったのは5歳馬でした。

5歳馬は3~4歳馬と比較すると出走数は多くありませんが、8頭のうちの4頭が連対しており、連対率は50%と安定しています。

ムーランドロンシャン賞はそれなりにキャリアのある馬が優勢といえるでしょう。

今年の出走登録馬の中で5歳馬は4頭いました。

・ゴートゥファースト
・マハバヤサナフィ
・クドワー
・キケロズギフト

ムーランドロンシャン賞の過去10年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【4-4-1-1】40.0%80.0%90.0%
2番人気【3-1-3-3】30.0%40.0%70.0%
3番人気【0-2-3-5】0.0%20.0%50.0%
4番人気【2-1-1-6】20.0%30.0%40.0%
5番人気【1-0-0-9】10.0%10.0%10.0%
6番人気【0-2-2-6】0.0%20.0%40.0%
7番人気以下【0-0-0-16】0.0%0.0%0.0%

1番人気は複勝率90%!

過去10年のムーランドロンシャン賞で1番人気の成績は【4-4-1-1】でした。

勝率40%、連対率80%、複勝率は90%と非常に安定しています。

ムーランドロンシャン賞において1番人気は1着軸でも連複馬券の軸にも向いてそうです。

出走頭数にしては中穴の台頭が目立つ

過去10年のムーランドロンシャン賞で4番人気と6番人気の複勝率は40%でした。

表だけ見たら中位人気も活躍しているように見えます。

ただ、過去10年のムーランドロンシャン賞でもっとも出走頭数が多かったのが2018年の11頭、最小が6頭で平均出走頭数は7.6頭だったことを考えると、4番人気はもとより6番人気は大穴といえるポジションです。

その中で複勝率40%はむしろ穴馬の活躍に期待できると考えて良いでしょう。

7番人気以下は16頭が全滅しているので大穴の激走はなさそうですが、6番人気以内なら頻繁に入線している点は覚えておきたいです。

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ムーランドロンシャン賞の過去10年のゲート番別成績

ゲート番成績単勝率連対率複勝率
1.2【5-0-5-8】27.8%27.8%55.6%
3.4【1-3-2-13】5.3%21.1%31.6%
5.6【2-3-2-12】10.5%26.3%36.8%
7.8【2-1-1-6】20.0%30.0%40.0%
9~11【0-3-0-7】0.0%30.0%30.0%

内ゲートほど有利

過去10年のムーランドロンシャン賞の好走馬をゲート別に見てみると、内ゲートほど好走率が高いことが分かりました。

特に1~2ゲートは複勝率が56%なので2頭に1頭は入線しています。

馬券予想の際は内ゲートに近い馬を評価したいです。

ムーランドロンシャン賞の過去10年の前走レース別成績

前走レース成績
ジャックルマロワ賞(G1)【3-7-4】
サセックスS(G1)【1-0-2】
リゾアンジ賞(G3)【1-0-0】
シティオブNYS(G3)【0-0-1】

毎年必ずジャックルマロワ賞出走馬が馬券に絡む

過去10年のムーランドロンシャン賞で前走がジャックルマロワ賞だった馬は14頭が馬券に絡んでいました。

ジャックルマロワ賞もムーランドロンシャン賞同様フランス最高峰のマイルG1です。

ハイレベルのマイルレースに出走できるほどの実力がある馬がムーランドロンシャン賞でも活躍していました。

前走がジャックルマロワ賞だった馬は毎年1頭以上3着内に入線しているので該当馬は必ず抑えておきたいです。

今年の出走登録馬の中で前走がジャックルマロワ賞だった馬は5頭いました。(かっこは前走着順)

・ダンシングジェミナイ(3着)
・ゴートゥファースト(5着)
・ザビアリ(7着)
・リダリ(8着)
・ザライオンインウィンター(10着)

ムーランドロンシャン賞2025全頭考察

今年のムーランドロンシャン賞は出走登録の段階で32頭もの馬が確認できました。

ここから大幅に回避する馬が出ると思いますが、現時点で出走登録している馬を一挙紹介します。

なお、以下の馬は検索したところ、詳しい情報が出ていなかったのでまとめておりません。

予めご了承ください。

・サビアリ

出走馬確定前の内容になります。
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マハバヤサナフィ

主な勝ち鞍
  • フランス2000ギニー  (G1) 2023年
  • ベルトランデュブルイユ賞 (G1) 2024年

マハバヤサナフィ一は昨年のフランス2000ギニーを勝利し、続くフランスダービーでも3着入りした馬です。

クラシックで結果を残していることから、その後も注目されましたが、同年ジャックルマロワ賞は最下位に沈むと、そこから調子を落としたのか、苦しいレースが続きました。

近走は勝ち切れないものの2~3着に入線していますが、G3やリステッドのものなので、いい時期を知っている人からしたら物足りないでしょう。

今回はG1ということでメンバーレベルも一気に上昇するので強く狙いづらいです。

パリロンシャンの芝1,600m自体は【1-1-1-1】と崩れていないので、適性が合えばもしかしたら激走できるかもしれません。

★評価点
・一昨年のフランス2000ギニーの勝ち馬
・同コース適性がある
・データと相性のいい5歳馬

▼課題
・クラシック以降はパフォーマンスを落としている
・近走もG3やリステッドで勝ち切れていない

ソーシャライト

主な勝ち鞍
  • クラス2 2025年

ソーシャライトは通算成績【3-0-1-2】の4歳馬です。

戦績自体は悪くありませんが、好走したレースはいずれも非重賞のもので、G3のサラブレッドステークスは7着、リステッドでも4着止まりでした。

初めてのG1にしては敷居が高すぎますし、ここは無謀と言わざるを得ないです。

★評価点
・ありません

▼課題
・相手が強すぎる

リードアーティスト

主な勝ち鞍
  • ロッキンジS  (G1) 2025年
  • ダーレーS   (G3) 2024年
  • サラブレッドS (G3) 2024年

重賞を3勝しているリードアーティストは短距離・マイル・中距離と距離適性の幅が非常に大きな馬です。

前々走のロッキンジステークスは千直のレースでしたが、先行しながら早めに先頭に立ち、今回出走登録しているダンシングジェミナイ相手に先着しました。

前走のクイーンアンステークスはペースのわりに物足りなかったので、脆い部分もありますが、かみ合えば大舞台でも結果を残しています。

確かな実績もありますし、下した相手も強力なので、フランスの馬場が合うようでしたら、上位争いも狙えるでしょう。

★評価点
・重賞3勝している実力馬
・ロッキンジステークスではダンシングジェミナイに先着
・先行策が得意

▼課題
・重馬場以下は未経験
・高低差の大きなロンシャンと合うかどうか

マイクラウド

主な勝ち鞍
  • ハンデ戦 2025年

通算成績4勝のマイクラウドは主な勝ち鞍ハンデ戦が示しているように、重賞実績はありません。

前走のクインシー賞で初めて重賞鵜に挑みましたが5着まででした。

連闘の参戦も厳しいものがありますし、重賞実績もないのでさすがにこの舞台は厳しいものがあります。

★評価点
・ありません

▼課題
・相手が強力

パーシカ

主な勝ち鞍
  • ダイオメドステークス (G3) 2025年
  • アールオブセフトンS (G3) 2025年

先行から差しまで器用な競馬ができるパーシカはこれまでG3競走を2勝しています。

基本的に前目競馬を得意としていますが、3走前のダイオメドステークスでは最後方からの競馬となりながらも、早い位置から進出を開始し、62キロを背負いながら最後まで脚を伸ばしました。

ダイオメドステークスは斤量や仕掛けどころを考えたら強い競馬といえます。

ただ、G1やG2では勝ち馬との差があるように、グレードの高いレースでは苦戦しています。

タフな馬場でもそこまで抜けていませんし、今回も適性のある実力馬が揃っているのでここは厳しいかもしれません。

★評価点
・スタミナはありそう
・ダイオメドステークスは健闘

▼課題
・相手が強力
・マイルは短いかもしれない

バルマカラ

主な勝ち鞍
  • 条件戦 2024年

バルマカラは主な勝ち鞍が条件戦で、ハンデも2着までとなっています。

前走で初めてマイルを使って3着入線しましたが、勝ち馬とのタイム差は0.6秒もありました。

今回は久々のレースですし、重賞も未経験ででいきなりG1は無茶と言わざるを得ません。

★評価点
・ありません

▼課題
・相手が強力

サルディニアンウォリアー

主な勝ち鞍
  • パラサイスS (L) 2025年

サルディニアンウォリアーは通算成績【4-2-0-0】の馬で、主な勝ち鞍がリステッドのパラダイスステークスです。

重賞実績はありませんが、パラダイスステークスではのちにクイーンアンステークスを勝利したドックランズに先着しました。

前々走のイスパーン賞は初めてのパリロンシャンでしたが、前年のパリ大賞の勝ち馬で、凱旋門賞でも4着入線したソジーの2着に善戦しています。

グレード重賞の勝ち鞍こそありませんが、戦った相手関係を見たら意外と面白そうな馬です。

パリロンシャンの適性は2走前のイスパーン賞で証明していますし、マイルもパラダイスステークスの内容を見る限り適性はありそうです。

相手は強力ですが、サルディニアンウォリアーがこれまで戦った相手も十分手ごわいことを考えると、初めての重賞タイトルがG1であってもおかしくないかもしれません。

★評価点
・近2戦が強力な相手に健闘
・ロンシャンでも好走
・逃げ~先行が得意

▼課題
・重馬場は未経験

キケロズギフト

主な勝ち鞍
  • ハンデ戦 2024年

差しの競馬を得意としているキケロズギフトは今年のペット365マイルで3着入り、前走のクインシー賞も2着入りしていました。

重賞でも善戦していますが、最後の勝利から約1年以上が立っているものの、G2以下で勝ち切れておらず、物足りなさが感じます。

出走するようでしたら前走クインシー賞から連闘の参戦となりますし、相手関係を見ても苦しい戦いになるでしょう。

★評価点
・ありません

▼課題
・相手が強力

アルカントール

主な勝ち鞍
  • エドモンブラン賞 (G3) 2025年
  • パース賞     (G3) 2024年
  • トマブリヨン賞  (G3) 2023年

昨年のフランス2000ギニーで3着入線したアルカントールは重賞3勝馬で脚質としては逃げの競馬を得意としています。

勝利したパース賞を見ても逃げて後続を圧倒していました。

また、パリロンシャンの芝1,600mも2回使って3着2回と悪くありません。

これまで手にした5つの勝利はすべて稍重以下のものであることから、力のいるムーランドロンシャン賞の舞台とかみ合う可能性は高いです。

G2以上では勝ち切れていませんが、勝ち負けは難しいかもしれませんが、ヒモとして十分選択肢に入るでしょう。

★評価点
・パリロンシャンマイルは安定している【0-0-2-0】
・タフな馬場で強い

▼課題
・時計が出る馬場は苦手
・相手が強力

ネヴァーソーブレイヴ

主な勝ち鞍
  • シティオブヨークS (G1) 2025年

前走のシティオブヨークステークスを勝利したネヴァーソーブレイヴも参戦します。

前走シティオブヨークステークスは初めてのG1挑戦で10頭立ての5番人気でしたが、道中後方の位置で脚を溜めながら、コーナーで中団グループに巻き返し、直線では残り2F標識辺りでペースを引き上げ、残り1Fあたりで先頭に立ち、混戦を制しました。

G1馬のロザリオンやオーストラリアのゴールデンイーグルを勝利したレイクフォレスト相手に先着していますし、早い位置から長く脚を使って勝利したのが印象深いです。

前走内容を見る限り能力は高いですし、今回は初めてのマイルで距離延長となりますが、シティオブヨークステークスが早めの進出で勝利していることから、マイルまでなら持つような感じもします。

マイルの最高峰でどこまでやれるのか、注目したいです。

★評価点
・前走シティオブヨークステークスが好内容
・スタミナもありそう
・良馬場で力を発揮

▼課題
・タフな馬場でどこまでやれるか

ファクトゥールシュヴァル

主な勝ち鞍
  • ドバイターフ (G1) 2024年
  • パース賞   (G3) 2022年

ファクトゥールシュヴァルは昨年のドバイターフにおいて日本のナミュールとの叩き合いを制した馬なので、海外競馬好きの日本の競馬ファンからしたらある意味宿命の馬かもしれません。

ドバイターフを勝利したことで無事にG1タイトルを手にしましたが、その後は善戦するものの勝ち星からは遠ざかっています。

もっとも、これまでの成績を見るとタフな馬場におけるパフォーマンスが高く、稍重馬場で開催された一昨年のムーランドロンシャン賞においても3着入りしているように、舞台適性は高いものを持ち合わせていました。

近4戦は少し物足りなさも感じますし、年齢的に衰えがあるようにも見えますが、タフ馬場もレース相性も良いので、かつてのドバイターフのように穴馬からの差し切りが見られるかもしれません。

★評価点
・昨年のドバイターフの勝ち馬
・差しの競馬が得意
・タフ馬場で好走実績が多数ある
・一昨年のムーランドロンシャン賞でも3着入りしている

▼課題
・好走率の低い6歳馬
・近走勝ち馬との差が大きい

レイクフォレスト

主な勝ち鞍
  • ジムクラシックS  (G2) 2023年
  • ゴールデンイーグル (OP) 2024年

レイクフォレストは昨年のゴールデンイーグルの勝ち馬です。

脚質的には差しの競馬を得意としており、前走のシティオブヨークステークスも後方からの一気でネヴァーソーブレイヴと0.1秒差でした。

G1の勝ち鞍はありませんが、シティオブヨークステークスは前が壁になる不利がありながらも外に回して巻き返しているので、スムーズなら勝ち負けもあったかもしれません。

今回は初めてのマイルなので距離が課題ですが、シティオブヨークステークスは負けて強しでしたし、かみ合えば能力を発揮できるでしょう。

★評価点
・シティオブヨークステークスは負けて強し
・差し~追込が得意
・良馬場で力を発揮

▼課題
・重馬場以下は未経験
・初めてのマイル戦

リダリ

主な勝ち鞍
  • フォンテーヌプロー賞 (G3) 2025年

今年のフォンテーヌプロー賞を制したリダリは3歳のフランス調教馬です。

脚色的には差しを得意としており、フランス2000ギニーは5着とはいえ直線一気の競馬で勝ち馬アンリマティに0.2秒差でした。

ただ、近4戦は上位勢と比較すると一枚物足りない部分があり、前走のジャックルマロワ賞も8着で見せ場はありません。

他の有力馬と比較するとポテンシャル面で足りない感じがするので、今後の成長に期待したいです。

★評価点
・パリロンシャンマイルの勝利がある
・データと相性のいい前走ジャックルマロワ賞組
・差しが得意

▼課題
・他の有力馬と比較すると目立たない

チビッティ

主な勝ち鞍
  • ハンデ戦 2025年

チビッティは2走前のハンデ戦を勝利した馬です。

ハンデ戦は2着馬に0.7秒差の圧倒でしたが、前走ダフニス賞は逆に勝ち馬に完敗でした。

前々走のハンデ戦以前のレースも目立ちませんし、重賞実績もない今回、さすがに敷居が高すぎます。

★評価点
・ありません

▼課題
・相手が強力

オペラバッロ

主な勝ち鞍
  • サーヘンリーセシルS (L) 2025年
  • ヘロンステークス   (L) 2025年

オペラバッロはデビューから5戦すべてマイルを走り、近2戦のリステッド競走を連勝しています。

距離適性に関しては全く問題ないですし、この2戦は2着以下を圧倒しています。

ただ、時計自体は良馬場にしては目立ちませんし、グレードを見ても楽な舞台だったと思います。

今回はG1で一気に格が上がりますし、3走前のG3競走が目立たないことから、相手が強いといわざるを得ません。

★評価点
・マイルが得意

▼課題
・相手が強い
・近2戦の走破時計は目立たない

スペクタキュラービュー

主な勝ち鞍
  • 条件戦 2024年

スペクタキュラービューはポリトラックで行われた昨年の条件戦の勝ち馬です。

これまで5戦すべて5着以内と言ったら聞こえはいいですが、勝利したポリトラックのレースも僅差ですし、近3戦は条件戦やクラス戦で勝ち切れていません。

前走のセシルステークスも一つ上で取り上げたオペラバッロに完敗ですし、そのオペラバッロもここは相手が強いことを考えたら、オペラバッロに完敗したスペクタキュラービューに出番はないでしょう。

★評価点
・ありません

▼課題
・芝の勝利がない
・相手が強い

ジョンキル

主な勝ち鞍
  • セレブレイションマイル (G2) 2025年
  • グリーナムステークス  (G3) 2025年

重賞レースを2勝し、今年のフランス2000ギニーでも2着入線したジョンキルも出走登録しています。

フランス2000ギニーは16頭立てのレースで、道中5番手の位置で競馬をしつつ、直線で仕掛けます。

後ろで脚を溜めていたアンリマティスが一気に仕掛けて先頭に立ちましたが、しぶとく追い上げたものの、届きませんでした。

それでも、アタマ差でしたし3着のカミーユピサロを1馬身引き離して入線していることから、力のある競馬ができています。

その後の2戦は凡走しましたが、セレブレイションマイルで勝利しているところを見る限り、マイルが合うタイプでしょう。

今回は相手が手ごわいですが、フランス2000ギニーは有力馬のアンリマティスと惜しい競馬でしたし、ハマれば一発あるかもしれません。

★評価点
・フランス2000ギニーがアンリマティスと接戦
・コース適性もある
・マイルが合う

▼課題
・稍重以下は未経験

ザライオンインウィンター

主な勝ち鞍
  • エイコムS (G3) 2024年

ザライオンインウィンターは前走のジャックルマロワ賞で2番人気に支持された馬です。

これまで芝1,400mで結果を残していた上、前々走のジャンプラ賞が勝ち馬ウッドショーと0.1秒差、しかもジャンプラ賞とジャックルマロワ賞は同じドーヴィルのレースということで適性にも期待されました。

しかしながら、この馬にとってマイルは少し長かったようで、序盤に外ラチ沿いを確保して先頭に立って推し進めるものの、残り400mあたりで苦しくなってそのまま最下位に沈んでしまいました。

早い位置で苦しくなっていることから状態面も気になるところで、もう少し奮闘してほしかったです。

今回は引き続きマイルの参戦となりますが、前走ジャックルマロワ賞が余りにも早く一杯になっているので間隔もない中でどこまで立て直しているかが課題となるでしょう。

もっとも、状態が良くてもマイルは長い感じもしますし、本質的には芝1,400mがベストだと思うのでここは手を出さない予定で考えています。

★評価点
・芝1,400mのプロフェッショナル
・時計の出る馬場で出し切れる
・データと相性のいい前走ジャックルマロワ賞組

▼課題
・ジャックルマロワ賞は早い位置で崩れた
・マイルは長いかもしれない
・立て直せるかどうか

オフィサー

主な勝ち鞍
  • テトラークS (L) 2025年

オフィサーは今年のテトラ―ステークスを勝利した馬です。

脚色としては先行から差しまで幅広く対応していますが、近2戦を見てみると、アイルランド2000ギニーは9頭立ての7着、前走セントジェームズパレスステークスが5着です。

どちらも上位勢とは1秒以上離されていることから、G1クラスの実力があるかというと微妙なところです。

今回は初めての古馬戦で相手も強力ですし、この馬を選択するなら他の有力3歳馬を選択したいです。

★評価点
・現状ありません

▼課題
・G1では苦戦している

ホタツェル

主な勝ち鞍
  • フューチュリティT (G1) 2024年
  • ベレスフォードS  (G2) 2024年
  • タイロスステークス (G3) 2024年

昨年のフューチュリティトロフィーをはじめ、通算で重賞を3勝しているのがホタツェルです。

勝利したフューチュリティトロフィーは直線マイルのG1競走でしたが3番手の位置で競馬しつつ、残り3Fあたりからさらに前で競馬していたドラクロワとマッチレースとなり、最後の最後にドラクロワを捉えて優勝しました。

このドラクロワは超良血馬として知られ、今年のエクリプスステークスで古馬相手に優勝している実力馬です。

強敵相手にしぶとく脚を伸ばして勝利できたのは高く評価したいです。

その後もアイルランド2000ギニーで3着入りしていますが、ここは勝ち馬との差が大きいです。

近2戦も4・5着までですが、前走サラトガダービーは勝ち馬と0.2秒差なので悪くないです。

評価の難しい馬ですが、フューチュリティトロフィーのようにタフ馬場でしぶとく脚を伸ばすことができれば力を発揮できるかもしれません。

★評価点
・フューチュリティトロフィーでドラクロワに勝利
・タフ馬場でしぶとく脚を使える
・前走も悪くない

▼課題
・勝ち負けまでは厳しいか

セレンゲティ

主な勝ち鞍
  • 未勝利戦 2024年

アイルランドの調教馬であるセレンゲティは昨年の未勝利戦しか勝利がありません。

今年のフランス2000ギニーや前走サセックスステークスのように、G1にも出走していますがどちらも最下位でした。

前々走のクラス戦も27着という不名誉ですし、この舞台でも上位争いは厳しいでしょう。

★評価点
・ありません

▼課題
・相手が強力

マンダナバ

主な勝ち鞍
  • ヴァントー賞 (G3) 2025年

マンダバナは今年のヴァントー賞の勝ち馬です。

先行競馬を得意としている馬ですが、ヴァントー賞はハナで脚を溜めながらそのまま押し切りました。

続くフランス1000ギニーも2番人気に支持され、道中3番手で競馬を行いながら3着です。

実績豊富なザリガナには敗れていますが、それでも見せ場のある競馬ができました。

ただ、前走ロートシルト賞は初めての古馬戦も影響したのか、早めに厳しくなって沈んでいます。

今回は牡馬混合ということでさらに相手は手ごわいですし、タフな馬場の実績もないので上位争いできるかというと少し厳しいものがあるかもしれません。

★評価点
・前目競馬が得意
・フランス1000ギニーで3着入線
・パリロンシャンマイルで3着入りしている

▼課題
・前走は物足りない
・前走以上に相手が強化
・タフ馬場実績もない

ザリガナ

主な勝ち鞍
  • 仏1000ギニー (G1) 2025年
  • グロット賞    (G3) 2025年
  • オマール賞    (G3) 2024年

今年のフランス1000ギニーの勝ち馬であるザリガナが牝馬の中では面白そうです。

デビューから6戦すべてのレースで連対し、このうちパリロンシャンの芝1,600mは【3-1-0-0】と適性も高いです。

勝利したフランス1000ギニーは2着入線でしたが、先頭でゴールしたシーズパーフェクトが進路妨害が判明し、繰り上げ優勝となりました。

思わぬ形のクラシック制覇でしたが、続くコロネーションステークスにおいても2着に入線しているように、同世代の牝馬の中ではトップクラスの実力を秘めています。

今回は初めての牡馬&古馬戦ということで相手は手ごわくなりますが、負担重量は近2戦よりも軽い54.5キロで挑める点は良いでしょう。

パリロンシャンマイルの実績も豊富ですし、力を発揮できる条件は整いました。

タフ馬場実績はそこまでありませんが、斤量と適性の高さを活かすことができれば、初めての古馬混合戦でも善戦できるかもしれません。

★評価点
・デビューから6戦すべてで連対
・パリロンシャンマイルの適性が高い
・力のいるコースでも結果を残している

▼課題
・初めての牡馬&古馬戦

イグザクトリー

主な勝ち鞍
  • キラヴランS (G3) 2024年

イグザクトリーは昨年のキラヴランステークスの勝ち馬で、その前もG1で3着が2海翼安定しています。

ただ、近3戦はいずれも馬券外に沈んでおり、コロネーションステークスやシティオブヨークステークスも勝ち馬と差がありました。

今回はこれまで先着を許したザリガナやネヴァーソーブレイヴが一挙参戦するので、相手関係を見るとポテンシャルで見劣りします。

良い馬ですが、ここは少しレベルが高いでしょう。

★評価点
・昨年は堅実に上位争いしていた
・先行~差しまで幅広い

▼課題
・これまでのレースで敗れた相手が複数参戦する

ジャニュアリー

主な勝ち鞍
  • チャーチルS (L) 2024年

主な勝ち鞍はリステッド止まりですが、G1では3度も馬券に絡んでいるのがジャニュアリーです。

脚質的には差しの競馬を得意としており、近2戦はどちらも勝ち馬と差のない2着でした。

展開次第でG1馬になり得た可能性もあります。

過去の戦績を見ても、崩れたのは昨年のイギリス1000ギニーだけですし、安定した走りは評価できるでしょう。

パリロンシャンは初めてですし、重馬場以下の舞台は走ったことがないため適性が合うかは未知数ですが、ハマれば相手として有力になれるのではないでしょうか。

★評価点
・大崩れがない
・近2戦は惜しい競馬

▼課題
・重馬場の経験は内
・パリロンシャンで力を発揮できるか

サーラン

主な勝ち鞍
  • ダフニス賞 (G3) 2025年

サーランは今年のダフニス賞の勝ち馬です。

差しの競馬を得意としており、前走ダフニス賞も後ろで脚を溜めましたが、直線に入ってからは上がり34秒5の末脚でごぼう抜きし、先着を果たしています。

末脚に定評がある馬ですが、3走前のフランス2000ギニーは今回と同じコースで9着まででした。

終盤まで15番手の位置で競馬したことを考えれば、勝ち馬と0.6秒差の9着は悪くないものの、G1を勝つにはもう少し工夫が必要にも感じます。

良い末脚を持ち合わせていますが、2走前の聖パトリック賞も特に目立つ内容ではありませんでしたし、ここは少し様子を見たいです。

★評価点
・末脚に定評がある
・マイル実績もそれなり

▼課題
・相手が手ごわい

以上になります。
ムーランドロンシャン賞の予想の参考にしてみてください!

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