
【香港カップ2025予想】本命におすすめの3頭+激走に期待できる穴馬2頭はこちら!

香港カップ2025のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭、AI予想を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
枠順確定後に香港カップ2025予想の最終買い目を発表します!
香港カップ2025の予想ポイント
- 配当は比較的固く決まりやすいレース
- 日本馬の好走率がもっとも高く、次いで香港馬が好走、フランス馬【0-0-0-6】は全滅
- 4~5歳馬が中心、7歳以上【0-0-1-11】は相手まで
- 1人気【6-2-1-1】の複勝率は90%、次いで3人気【1-3-4-2】の複勝率80%、2人気【0-1-1-8】は不振
- 7~8ゲートが有利
- 前走香港ジョッキークラブCかG1組が活躍している
香港カップ2025予想の最終買い目
枠順確定後、レース前日までに香港カップ2025予想の最終買い目を発表します。
香港カップ2025の有力馬3頭
今年の香港カップは登録の段階で9頭と、少数ですが、3連覇中のロマンチックウォリアーを筆頭に、実力のある馬が多数集結しています。
今年の出走登録馬の中から有力候補を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ロマンチックウォリアー
- ジェベルハッタ (G1) 2025年
- 香港カップ (G1) 2024年
- 香港カップ (G1) 2023年
- 香港カップ (G1) 2022年
- 安田記念 (G1) 2024年
- QE2世カップ (G1) 2024年
- QE2世カップ (G1) 2023年
- QE2世カップ (G1) 2022年
- 香港ゴールドC (G1) 2024年
- コックスプレート (G1) 2023年
- ジョッキーCC (G2) 2025年
- ジョッキーCC (G2) 2024年
- ジョッキーCC (G2) 2022年
香港最強クラスのロマンチックウォリアーが空前の香港カップ4連勝を狙います。
これまでにG1レースを10勝している最強馬で、そのうち香港カップは3連勝、同コースで開催されたクイーンエリザベス2世カップも3連覇と、常に上位争いしています。
昨年は日本で開催された安田記念に参戦し、トップクラスの日本のマイラーを差し置いて勝利したのも記憶に新しいです。
今年7歳になりましたが、サウジカップでは初ダートにもかかわらず、日本最強ダート馬のフォーエバーヤングと差のない2着ですし、続くドバイターフもソウルラッシュに差されたものの、2着を死守しました。
ドバイターフ以降は脚の負傷が見つかり、しばらく休養していましたが、始動戦となった前走の香港ジョッキークラブカップも勝利し、相変わらず堅実な走りは健在です。
今年は史上初となる香港カップ4連覇を目指しますが、前走レースを見ても大きな不安要素はありません。
今年は日本馬や欧州勢もそこまで目立って強い馬はいませんし、リーディングを見ても1頭だけ明らかに抜けていることから、まともなら圧勝にも期待できそうです。
ベラジオオペラ
- 大阪杯 (G1) 2025年
- 大阪杯 (G1) 2024年
- スプリングS (G2) 2023年
- チャレンジC (G3) 2023年
大阪杯を連覇したベラジオオペラがキャリア初の海外遠征に挑みます。
脚質的には先行競馬を得意としており、連覇した大阪杯はどちらも先行しながら直線でも長く脚を使って優勝しました。
時計も優秀ですし、高速馬場に強いです。
ただ、稍重~重馬場で開催された宝塚記念でも馬券に絡んでいるように、ある程度時計がかかっても一定のパフォーマンスを残しています。
香港カップの舞台である沙田競馬場は洋芝なので日本の馬場ほど高速馬場ではありませんが、宝塚記念の内容を見る限りはそれなりに時計がかかっても出し切れる点も良いでしょう。
芝2,000mは【3-0-0-2】と崩れていませんし、今年の日本馬は3頭が出走登録していますが、その中ではもっとも安定した成績を残しているのも良いです。
今年の下半期はこの香港カップから始動となるため、ぶっつけとなりますが、過去のレースを見たところ、鉄砲も利くタイプなので異国の地がかみ合うようでしたら大阪杯のようなパフォーマンスにも期待できるのではないでしょうか。
キジサナ
- ジャンロマネ賞 (G1) 2025年
紅一点のキジサナは今年のジャンロマネ賞の勝ち馬です。
脚色としては先行競馬を得意としており、勝利したジャンロマネ賞は4ゲートから好スタートを決めて3~4番手の位置を付けると、直線では馬群の中からグンと脚を伸ばして先頭に立ち、そのまま後続を突き放して勝利しました。
最後までしっかり脚を伸ばして勝利していますが、勝ち時計は2分5秒7なので、タフな馬場向きの馬だといえます。
ただ、続く凱旋門賞は欧州らしい重馬場で、ここは距離も長かったのか、9着でした。
それでも前走のチャンピオンズフィリーズ&メアズステークスでは3着に浮上しているように、極端に距離が長くて馬場が重たくなければ善戦できています。
今回は洋芝の沙田が舞台ですが、極端な高速馬場でもタフ馬場にもなりにくい舞台なのでキジサナの脚質に合いそうです。
芝2,000mも【3-0-0-1】と崩れていないので一番的距離に感じますし、しぶとい先行競馬ができれば面白そうです。
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香港カップ2025の穴馬2頭
香港カップは比較的固く収まるレースですが、2022年のマネーキャッチャーのように、穴馬が入線したら一気に配当が跳ね上がるレースです。
そのため、高配当を狙って穴馬に目を向けるのも良いでしょう。
今年の出走登録馬の中から配当に期待できそうな穴馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ストレートアロン
- チェアマンズT (G2) 2025年
- ジョッキーCC (G2) 2023年
- クイーンマザーMC (G3) 2023年
重賞3勝馬のストレートアロンは香港中距離路線で堅実にキャリアを重ねている馬です。
ロマンチックウォリアーと同期の馬で、ロマンチックウォリアーと比較するとどうしても目立ちませんが、それでも昨年の香港カップで5着、その前は4着と、常に善戦しています。
前走の香港ジョッキークラブカップはロマンチックウォリアーには完敗でしたが、それでも3着のカーインジェネレーションとは差がなく、展開次第で馬券内もあり得たでしょう。
今年の香港カップはロマンチックウォリアー1強ムードが漂っており、日本馬も欧州馬も抜けた実力馬はいないので、地の利を活かした競馬ができれば馬券内を狙えるかもしれません。
ガレン
- アレッジドS (G3) 2025年
アイルランド調教馬のガレンは逃げ~先行競馬が得意な馬です。
今年のアレッジドステークスを逃げて勝利しており、内ゲートから幸先よく先頭に立ってそのまま押し切りました。
問題なく逃げ切っていますが、ほとんど単騎逃げで競馬しやすい展開でしたし、勝ち時計2分6秒7も正直目立ちません。
ただ、前走のバーレーンインターナショナルトロフィーは最後まで粘って惜しい2着です。
ここは最後にじりじり脚を伸ばしたロイヤルチャンピイオンに捉えられましたが、それでも2着は死守しており、ガレンらしい走りで馬券に絡めています。
今回は自身初となるG1競走なので相手は強力ですが、逃げそうな馬がそこまでいないので単騎逃げに持ち込める可能性は高いです。
出来るだけ経済コースを回りたいので、内ゲートを引くことができればベストを尽くせるかもしれません。
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ここからは香港カップの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
香港カップ2025の概要
香港カップは香港にある沙田(シャティン)競馬場で開催される芝2,000mの国際G1競走です。
創設は1988年で、当初は香港招待カップという名称、コースも芝1,800mで開催されていました。
その後香港国際カップに名称を変更しつつ、段階的に国際グレードが昇格しています。
そして、1999年に国際G1に昇級したことを機に、現在の香港カップに改称すると、併せて距離も現在の芝2,000mに延長して現在に至ります。
舞台となる沙田競馬場は全長が約1,899m、最後の直線は約430mと長い上、大きな高低差はありません。
中央競馬における最後の直線が長い札幌競馬場のようなコース形態なので、地元香港勢だけではなく輸送距離が短い日本馬や、欧州からも実績馬が参戦します。
どの国の馬にとっても力を発揮しやすいコースなので、G1にふさわしいメンバーが揃うのが本競走の特徴です。
今年は前人未踏(前馬未踏?)の香港カップ3連覇を達成したロマンチックウォリアーを中心とした香港勢をはじめ、日本やアイルランド・フランスの実績馬も参戦しています。
香港最強馬のロマンチックウォリアーが空前の4連覇を果たすのか、それとも他の馬がロマンチックウォリアーの記録を阻止するのか、注目したいです!
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香港カップ2025の開催内容
| 開催日 | 日本時間 12月14日(日曜) |
| 発走時刻 | 日本時間 17時40分 |
| 開催競馬場 | シャティン競馬場 8R (香港) |
| 格付け | G1 |
| コース | 芝2,000m |
| 性齢 | 3歳以上 |
| 斤量 | 定量 |
| 1着賞金 | 22,400,000香港ドル (約4億4800万円) |
香港カップ2025の馬券の買い方は?
今年も香港カップの馬券を購入できます。
購入方法は大きく分けて2つ。
いずれの方法でも事前登録が必要です。
インターネット投票には即パットとA-PATが存在しますが、即日利用できる即パットがおすすめです。
即パットが使える環境でしたら12月14日(日)の午前7時からレース発走予定時刻の2分前(日本時間の12月14日17時38分)まで購入可能です。
UMACA会員の方は競馬場や場外馬券売り場の専用券売機で購入可能です。
発売時刻は各事業所の馬券発売開始時刻から対象レースの発走予定時刻の2分前、もしくは営業終了時間となっています。
即PATの登録方法や使い方はこちらで分かりやすく説明しています。


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香港カップ2025をリアルタイムで視聴する方法は?
香港カップの視聴方法は主に2つあります。
ひとつめはテレビで視聴する方法です。
有料放送のグリーンチャンネルがレース当日の16時30分から19時の2時間半、「2025香港国際競走中継」という番組を無料で放送します。
BSグリーンチャンネルが映る環境であればだれでも香港カップを視聴できますよ。
なお、香港ヴァーズと香港スプリントは「中央競馬全レース中継」内で放送する予定です。
ラジオの場合はラジオNIKKEI第1で聴取可能です。
放送時間帯は16時45分から18時の間で、「香港国際競走実況中継」という番組が放送されます。
ラジオアプリの「radiko」や「radikker」を利用すれば全国どこでも無料で中継を楽しめますよ。
なお、香港ヴァーズと香港スプリントの中継は「中央競馬実況中継」内で紹介するようです。
香港カップ2025が開催されるシャティンの芝2,000mの特徴
| 香港カップの勝ちタイム | |
| 平均タイム (過去10年) | 2:00.95 |
| レコードタイム | 1:59.70 (2022年 ロマンチックウォリアー) |
シャティン競馬場の芝2,000mはスタンド前やや左がスタート地点でコースを1周強走ります。
右回りでフルゲートは14頭立てとなっています。
スタート地点はスタンド前で、観客が見守る中ゲートインします。
このとき、歓声が耳に入って神経をくすぶられる馬は入れ込みやすく、精神的な強さと脆さも反映されやすいです。
スタートから最初のコーナーまでは150mほどしかありません。
そのため、先行争いが激しくなりやすく、特に内枠の逃げ・先行馬はハナ争いに加わるべく必要以上にペースを上げがちです。
最初の1.2コーナーはやや鋭角なカーブで、向こう正面は700mほどあります。
そして、3.4コーナーも1.2コーナー同様鋭角ですが、外に向けて坂があるためそこまで減速しなくても立ち回れます。
最後の直線は約430mで、下り傾斜となっているためペースを引き上げやすいですよ。
シャティン競馬場の芝2,000mはスタートと最初のコーナーまでの位置取りが非常に重要です。
なぜなら、ゲートと最初のコーナーが150mしかないため、逃げや先行馬はどこで競馬するかが問われます。
そのため逃げや先行馬はできるだけ内ゲートを、包まれるリスクのある差しや追込馬は外ゲートを引いたほうが出し切りやすいです。
ゲートの並びがレース結果に左右しやすいのが沙田芝2,000mの特徴といえるでしょう。
なお、コース自体はスピードが出やすい造りとなっていてトップスピードで競馬できます。
ただし、シャティン競馬場では西洋芝という洋芝を導入していることから日本の超高速馬場になることはほぼなく、それなりにパワーも求められますよ。
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香港カップ2025の出走馬
| 馬名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教国 |
| ロマンチックウォリアー | セ7 | 57.0 | J.マクドナルド | 香港 |
| ベラジオオペラ | 牡5 | 57.0 | 横山和生 | 日本 |
| ローシャムパーク | 牡6 | 57.0 | C.ルメール | 日本 |
| ロードデルレイ | 牡5 | 57.0 | 未定 | 日本 |
| ガレン | セ4 | 57.0 | D.マクモナグル | アイルランド |
| ストレートアロン | セ7 | 57.0 | C.ウィリアムズ | 香港 |
| チェンチェングローリー | セ5 | 57.0 | M.ギュイヨン | 香港 |
| マッシヴソヴリン | セ5 | 57.0 | H.ボウマン | 香港 |
| キジサナ | 牝5 | 55.5 | C.スミヨン | フランス |
香港カップの過去10年のデータと傾向
| 年 馬場 | 着順 | ゲート | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
| 2024 良 | 1 | 1 | ロマンチックウォリアー | 1 | ジョッキークラブカップ(G2) | 1 |
| 2 | 5 | リバティアイランド | 2 | 天皇賞(秋)(G1) | 13 | |
| 3 | 7 | タスティエーラ | 3 | 天皇賞(秋)(G1) | 2 | |
| 2023 良 | 1 | 7 | ロマンチックウォリアー | 1 | コックスプレート(G1) | 1 |
| 2 | 10 | ルクセンブルク | 4 | 愛チャンピオンステークス(G1) | 2 | |
| 3 | 2 | ヒシイグアス | 6 | 天皇賞(秋)(G1) | 9 | |
| 2022 良 | 1 | 7 | ロマンチックウォリアー | 1 | ジョッキークラブカップ(G2) | 1 |
| 2 | 6 | ダノンザキッド | 6 | マイルチャンピオンシップ(G1) | 2 | |
| 3 | 4 | マネーキャッチャー | 10 | ジョッキークラブカップ(G2) | 5 | |
| 2021 良 | 1 | 4 | ラヴズオンリーユー | 1 | BC&メアターフ(G1) | 1 |
| 2 | 12 | ヒシイグアス | 3 | 天皇賞(秋)(G1) | 5 | |
| 3 | 10 | ロシアンエンペラー | 11 | ジョッキークラブカップ(G2) | 5 | |
| 2020 良 | 1 | 3 | ノームコア | 4 | エリザベス女王杯(G1) | 16 |
| 2 | 8 | ウインブライト | 3 | 天皇賞(秋)(G1) | 10 | |
| 3 | 1 | マジカル | 1 | BCターフ(G1) | 2 | |
| 2019 良 | 1 | 8 | ウインブライト | 1 | 天皇賞(秋)(G1) | 8 |
| 2 | 2 | マジックワンド | 3 | マッキノンステークス(G1) | 1 | |
| 3 | 3 | ライズハイ | 4 | ジョッキークラブカップ(G2) | 4 | |
| 2018 良 | 1 | 1 | グロリアスフォーエバー | 4 | ジョッキークラブカップ(G2) | 6 |
| 2 | 2 | ディアドラ | 1 | 府中牝馬ステークス(G2) | 1 | |
| 3 | 7 | タイムワープ | 3 | ジョッキークラブカップ(G2) | 9 | |
| 2017 良 | 1 | 5 | タイムワープ | 3 | ジョッキークラブカップ(G2) | 2 |
| 2 | 3 | ワーザー | 1 | ジョッキークラブカップ(G2) | 1 | |
| 3 | 1 | ネオリアリズム | 2 | 天皇賞(秋)(G1) | 13 | |
| 2016 良 | 1 | 8 | モーリス | 1 | 天皇賞(秋)(G1) | 1 |
| 2 | 3 | シークレットウエポン | 5 | ジョッキークラブカップ(G2) | 1 | |
| 3 | 7 | ステファノス | 3 | 天皇賞(秋)(G1) | 4 | |
| 2015 良 | 1 | 12 | エイシンヒカリ | 9 | 天皇賞(秋)(G1) | 9 |
| 2 | 3 | ヌーヴォレコルト | 6 | エリザベス女王杯(G1) | 2 | |
| 3 | 2 | ブレイジングスピード | 3 | ジョッキークラブカップ(G2) | 2 |
【配当】比較的固く決まる
| 年度 | 単勝 | 馬連 | 三連複 | 三連単 |
| 2024 | 120円 | 270円 | 410円 | 1,070円 |
| 2023 | 160円 | 570円 | 3,490円 | 10,450円 |
| 2022 | 280円 | 2,810円 | 55,530円 | 192,820円 |
| 2021 | 180円 | 490円 | 15,930円 | 46,170円 |
| 2020 | 690円 | 1,920円 | 1,790円 | 15,200円 |
| 2019 | 330円 | 610円 | 710円 | 3,130円 |
| 2018 | 920円 | 1,390円 | 1,950円 | 15,490円 |
| 2017 | 690円 | 720円 | 1,170円 | 7,790円 |
| 2016 | 160円 | 990円 | 1,970円 | 5,940円 |
| 2015 | 464円 | 1,276円 | 11,293円 | 40,934円 |
| 平均配当 | 399円 | 1,105円 | 9,424円 | 33,899円 |
日本で馬券が発売された2016年以降の過去9開催の香港カップの配当を見てみると、単勝の平均配当は399円でした。
単勝は過去9年で一度も1,000円を超えていないので勝ち馬は人気を集めた馬が中心となるでしょう。
その他の配当を見てみると、馬連の平均配当は1,105円なので妙味は小さいです。
そして、三連複が9,424円、三連単は3万3,899円でした。
三連複と三連単の平均配当は悪くありませんが、これは2023年に3着入線した10番人気のマネーキャッチャーが押し上げたもので、2023年度を除いた8開催の平均配当を見てみると、三連複が4,301円、三連単は1万6,242円でした。
香港カップは過去9開催のうちの4開催で三連単1万円を下回っているように、基本的には固く決まりやすいです。
【調教国】日本馬の好走率がもっとも高い
| 調教国 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 日本 | 【5-6-4-17】 | 15.6% | 34.4% | 46.9% |
| 香港 | 【5-2-5-37】 | 10.2% | 14.3% | 24.5% |
| アイルランド | 【0-2-1-8】 | 0.0% | 18.2% | 27.3% |
| フランス | 【0-0-0-6】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の香港カップの好走馬を調教国別に見ていると、馬券に絡んだ15頭が日本調教馬でした。
日本調教馬は地元香港勢と比較しても全体の出走数が少ない中で、半数を占めています。
好走率に関しては単勝率、連対率、複勝率は他の調教国より高い水準にありました。
馬券予想の際は調教国にも注目したいです。
今年の出走登録馬を調教国別にまとめました。
【年齢】若い馬ほど好走率は高い 7歳馬は相手まで
| 年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 4歳 | 【4-6-2-15】 | 14.8% | 37.0% | 44.4% |
| 5歳 | 【5-1-5-26】 | 13.5% | 16.2% | 29.7% |
| 6歳 | 【1-3-2-17】 | 4.3% | 17.4% | 26.1% |
| 7歳以上 | 【0-0-1-11】 | 0.0% | 0.0% | 8.3% |
過去10年の香港カップの好走馬を年齢別に見てみると、馬券に絡んだ12頭が4歳馬で11頭が5歳馬でした。
好走率は4歳馬の方が高く、特に連対率37%、複勝率44%は優秀です。
5歳馬は4歳馬ほど連対率と複勝率は高くありませんが、勝ち馬5頭が出ていて単勝率は13.5%と安定しています。
6歳馬に関しては単勝率こそ4%しかありませんが、連対率と複勝率は5歳馬と差がありませんでした。
対して、7歳以上に関しては、通算成績が【0-0-1-11】と苦戦しており、最有力候補のロマンチックウォリアーにとって厳しいデータとなっています。
今年の出走登録馬を年齢別にまとめました。
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香港カップの過去10年の人気別成績
| 人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 1番人気 | 【6-2-1-1】 | 60.0% | 80.0% | 90.0% |
| 2番人気 | 【0-1-1-8】 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
| 3番人気 | 【1-3-4-2】 | 10.0% | 40.0% | 80.0% |
| 4番人気 | 【2-1-1-6】 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
| 5番人気 | 【0-1-0-9】 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
| 6~9番人気 | 【1-1-2-34】 | 2.6% | 5.3% | 10.5% |
| 10番人気以下 | 【0-0-2-18】 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
総合的に安定している1番人気
過去10年の香港カップで1番人気は【6-2-1-1】でした。
勝率60%、複勝率90%は非常に安定しています。
唯一破れたのは2015年のデザインズオンロームで、この年までは地元のオッズが使用されていました。
中央競馬で馬券が発売された2016年以降はすべて1番人気が勝利しています。
直近4開催に関しては1番人気馬が4連勝していることからも、1番人気は香港カップで信頼できるでしょう。
相手に有力な3番人気
過去10年の香港カップで3番人気は【1-3-4-2】でした。
勝ち馬こそ2017年のタイムワープしかいませんでしたが、2~3着には合計7頭が入線しており、複勝率は80%と、1番人気に引けを取らない安定感を維持していました。
3番人気は相手候補に有力です。
2番人気は苦戦していた
過去10年の香港カップで2番人気は【0-1-1-8】でした。
これまで多くの有力馬が2番人気に支持されていましたが、どういうわけか好走率は非常に低いです。
前後の1番人気や3番人気は安定しているのに対し、2番人気は全く目立った成果を残していないので、過去データを鵜呑みにするのであれば該当馬は評価を落としても良さそうです。
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香港カップの過去10年のゲート番別成績
| ゲート番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 1.2 | 【2-2-4-12】 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
| 3.4 | 【2-3-2-13】 | 10.0% | 25.0% | 35.0% |
| 5.6 | 【1-2-0-17】 | 5.0% | 15.0% | 15.0% |
| 7.8 | 【4-1-3-12】 | 20.0% | 25.0% | 40.0% |
| 9.10 | 【0-1-1-13】 | 0.0% | 6.7% | 13.3% |
| 11.12.13 | 【1-1-0-11】 | 7.7% | 15.4% | 15.4% |
7~8ゲートの馬の好走率が高い
過去10年の香港カップの好走馬をゲート番号ごとに見てみると、もっとも安定していたのは7,8ゲートの馬でした。
勝率20%、連対率25%は他のゲートと比較しても高いレベルにあり、複勝率に関しても、1,2ゲートと同じ40%でした。
香港カップの舞台である沙田芝2,000mはスタートから最初のコーナーまでの距離が150mほどしかないため、これまでは1,2ゲートから発走する馬が活躍していました。
ところが、最近は7,8ゲートも調子を上げており、中ゲートでも決して悪くありません。
香港カップはゲートの優劣も大きいのでゲートの並びもチェックしたいです。
9ゲートよりも外は好走率が低い
過去10年の香港カップで9ゲートよりも外の馬の成績は【1-2-1-24】でした。
1~8ゲートと比較しても好走率はガクンと落ちています。
一つ上の見出しでも触れましたが、香港カップの舞台である沙田芝2,000mはスタートから最初のコーナーまでの距離が短く、外ゲートの馬はどうしても外を回されがちです。
そのため、外ゲートの馬は割り引きたいです。
もっとも、今年は週明けの段階で出走登録馬が9頭しか確認できなかったので、出走馬が増えない限りは外ゲートからの発走は行われないでしょう。
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香港カップの過去10年の前走レース別成績
| 前走レース | 成績 |
| 香港ジョッキークラブカップ | 【4-2-4】 |
| その他G2 | 【0-1-1】 |
| G1レース | 【6-7-5】 |
馬券に絡んだ28頭が前走香港JCCかG1レースだった
過去10年の香港カップで馬券に絡んだ28頭が前走香港ジョッキークラブカップかG1レースを走っていました。
香港カップは香港国際競走の中でも特に目玉のレースなので、これまでにG1レースで強敵と戦っている馬や、ステップレースの香港ジョッキークラブカップから挑む馬の好走が目立っています。
馬券予想の際は前走レースにも注目したいです。
今年の出走登録馬の中で前走が香港ジョッキークラブカップだった馬とG1レースだった馬は合わせて5頭いました。
香港カップ2025全頭考察
今年の香港カップは地元香港だけではなく、日本や欧州からも実績のある馬が多数参戦し、国際競走としての役割を果たしています。
ここからは、冒頭で紹介しきれなかった残りの出走登録馬について解説します。
出走馬確定前の内容になります。
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ロードデルレイ ※取消
- 日経新春杯 (G2) 2025年
芝2,000mで安定しているロードデルレイは12月8日に右前脚の繋靭帯炎が判明し、出走を回避することが発表されました。
ローシャムパーク
- オールカマー (G2) 2023年
- 函館記念 (G3) 2023年
ローシャムパークは一昨年のオールカマーと函館記念を制しています。
最後の勝利がこのオールカマーのものなので、2年以上勝ち鞍から遠ざかっていますが、昨年の大阪杯は早めの仕掛けで勝ち馬ベラジオオペラと差のない2着に入線しています。
同年アメリカのデルマー競馬場で開催されたブリーダーズカップターフにおいては出遅れながらも向こう正面で早めに動いて勝ち馬レベルスロマンスとクビ差でした。
この2戦はどちらも負けて強しという内容で、早めに動いてロングスプリントを活かした末脚が武器です。
ただ、その後年齢も影響しているのか少し目立たず、前走のアルゼンチン共和国杯も59.5キロも影響したかもしれませんが、直線でも使える脚は一瞬しかなく、最終的には12着でした。
それでも、トップハンデ59.5キロを背負いながら勝ち馬と0.4秒差なら着順以上にやれていますし、叩きの一戦だと考えれば悪くないでしょう。
強い競馬だった大阪杯やブリーダーズカップターフのような競馬ができれば、このメンバー相手なら馬券内は狙えそうなので、一回使ってどこまで良化しているかが課題となりそうです。
チェンチェングローリー
- センテナリーヴァーズ (G3) 2025年
チェンチェングローリーは地元香港の馬で、3走前のコリアカップは初めてのダートにもかかわらず2着入りしました。
過去の戦績を見てみると、マイルから1,800mをメインに使っていますが、今回と同じ沙田芝2,000mで開催された今年の香港ゴールドカップにおいても7ゲートからスタートを切って向こう正面では先頭に立ち、そこからしぶとい脚を使って3着入りしています。
最後の直線ではヴォイッジバブルに交わされ、最後はエンスードにも先着を許しましたが、しぶとく3着入りできたのは悪くないでしょう。
近走がマイルや1,800mで崩れているので実績のある芝2,000mに延長するのは悪くありません。
ただ、今年の香港カップはロマンチックウォリアーを除けばそこまで目立たないとはいえ、G1実績のある馬が多数参戦しています。
香港ゴールドカップの逃げ粘りは悪くありませんが、近走後ろからの競馬も増えています。
二の脚はそこまで速くないため、できることなら内ゲートを引きたいです。
マッシヴソヴリン
- 香港ダービー (L) 2024年
マッシヴソヴリンは昨年の香港ダービーの勝ち馬で、当時重賞に一度も出走したことがない馬が初めてのダービーを制したことで話題となりました。
ただ、その後は6戦すべて着外に敗れており、直近4戦はG3~リステッドの条件下でも馬券に絡めていません。
近走の内容を見ると、ダービーの勝利はフロックと言わざるを得ません。
今年の香港カップはロマンチックウォリアーを除けば抜けた一流馬はいませんが、近走内容を見る限り、マッシヴソヴリンの善戦は容易ではないでしょう。
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