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【シンザン記念2024予想】本命におすすめの3頭+激走に期待できる穴馬2頭はこちら!

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シンザン記念2024予想の最終買い目を更新しました!

シンザン記念2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!

シンザン記念2024の予想ポイント

  • 浜中騎手が好調、ルメール騎手と川田騎手は苦戦
  • 上がり勝負になりやすい
  • 1番人気の好走率は低い、直近5年は全頭着外
  • 1~3枠の単勝率は高く、複勝率は6~8枠も健闘、4~5枠は苦戦
  • 前走マイル組が強く、それ以外の馬は評価を下げたい
目次(読みたい項目をタップ)

シンザン記念2024予想の最終買い目

シンザン記念の予想(晴れの良馬場想定)

シンザン記念が開催される京都競馬場界隈の天気を見てみると、晴れの予報が出ています。

ただし、気温は前日よりガクッと下がり、最高気温は6度、最低気温は1度と一気に冷え込みます。

JRAでは降雪の可能性も考慮して前日の馬券発売はとりやめていますが、おそらく発売はされると思います。

なお、馬場傾向に関して見てみると、京都金杯は高速馬場を想定していましたが、6日は思ったよりも時計が出ておらず、前日7日の芝レースに関しては全体的に時計が重かったです。

明日は気温が下がることでよりかかる可能性もありますし、うましるでは晴れの良馬場、時計のかかる馬場を想定しながらレース予想をまとめました。

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◎本命 17 ナイトスラッガー

ルーラーシップ
トーホウアマポーラ
母父フジキセキ
主な勝ち鞍2歳未勝利 2023年
前走2歳未勝利 1着

本命はナイトスラッガーにしました。

前走中京で行われたマイルの未勝利戦ではスロー展開ながらも上がり最速33秒7の末脚で勝利を掴みました。

このレースでは上がり2位の時計が34秒4なので1頭だけ別格の末脚を使ったことになります。

また、追い切りでも全頭中もっとも素晴らしい動きを見せていました。

もともと朝日杯FSにも登録されていたほどの馬で、素質の高さは折り紙付きです。

血統的にも母が重賞馬のトーホウアマポーラでポテンシャルは高いと思いますし、ここでの勝ち負けにも期待したいです。

〇対抗 11 シトラール

スワーヴリチャード
ジンジャーパンチ
母父wesome Again
主な勝ち鞍2歳未勝利 2023年
前走2歳未勝利 1着

対抗はシトラールにしました。

初勝利まで3戦かかりましたが、前走の未勝利戦では距離短縮が功を奏したのか初勝利を掴みました。

道中の反応も良かったですし、立ち回りは器用だと思います。

また、今回騎乗するルメートル騎手は今年初めて日本に来日しましたが、京都金杯でアヴェラーレを4着に持ってきて、7日の1~4レースも人気穴馬問わず馬券内に持ってきています。

早くも日本競馬に順応している感じがしましたし、特に穴馬を上位に持ってきているのは高く評価したいです。

ここはメンバーが揃いましたが、馬自身のポテンシャルも高いと思いますし、人馬ともに初重賞タイトルを狙ってほしいです。

▲単穴  8 ゼルトザーム

ヘニーヒューズ
ロザリウム
母父キングカメハメハ
主な勝ち鞍函館2歳S(G3) 2023年
前走全日本2歳優駿(Jpn1) 8着

単穴はゼルトザームにしました。

新馬戦が函館のダート1,000mで勝利、続く函館2歳ステークスも時計のかかる馬場でパフォーマンスをフルに発揮しました。

ゼルトザームは得意不得意がはっきりしている馬で、ズバリ、時計のかかる馬場が得意です。

6~7日の京都の馬場を見てみると、意外と時計はかかりがちだったので脚色に合いそうです。

マイルがかみ合うかは正直分かりませんが、有力馬がそろって時計勝負を持ち味にしているので、上位勢が凡走するようでしたら相対的な対等にも期待できると思います。

△連下  3 タイセイレスポンス

ミッキーアイル
チャイマックス
母父Congrats
主な勝ち鞍2歳未勝利 2023年
前走秋明菊賞(1勝クラス) 2着

タイセイレスポンスは連下にします。

馬場適性を評価しており、初勝利となった8月後半の札幌は時計のかかる洋芝に加えて当日は稍重で時計がよりかかっていました。

その中で勝ち切っているのでタフな馬場で出し切れるタイプです。

また、このとき2着に下したキャプテンシーが6日のジュニアカップを勝利しているように、強い相手に勝利できたのは大きな収穫です。

今回はデータと相性のいい内枠を引くこともできましたし、馬場が脚色にフィットするようでしたら上位争いにも期待できるでしょう。

△連下 13 エコロブルーム

ダイワメジャー
シュガーショック
母父Candy Ride
主な勝ち鞍2歳未勝利 2023年
前走2歳未勝利 1着

エコロブルームは抑えます。

血統的にダイワメジャー産駒はマイルで好走しているのでその点だけでも評価したいですが、前走の未勝利戦は力ある競馬を見せており、上がりの速い時計で他馬に圧倒しました。

スローからの上がり勝負となれば今回のメンバーの中でもっともチャンスはあるでしょう。

ただし、現在の京都は意外と時計がかかっています。

そのため、自慢の末脚を活かしづらいように思いました。

また、騎乗するルメール騎手が意外とシンザン記念と相性がよくないのも気になるところです。

ポテンシャルは高い馬なので、抑えておきますが不安要素も少なくないため相手までにしました。

単勝

17 ナイトスラッガー

馬連流し

軸馬:17
相手:3、8、9、11、13

三連複フォーメーション

1頭目:17
2頭目:3、8、9、11、13
3頭目:3、8、9、11、13

シンザン記念2024の有力馬3頭

近年は2歳G1の整備やぶっつけG1がトレンドになっていることから、有力馬の参戦が少なくなっていました。

ところが、今年のシンザン記念は21頭もの出走登録があり、久々にフルゲート開催にも期待できそうです。

今年の出走登録馬の中から上位人気に支持されそうな馬を3頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

エコロブルーム

主な勝ち鞍
  • 2歳未勝利 2023年

未勝利戦を快勝したエコロブルームが中心となりそうです。

前走の未勝利戦は東京マイルで行われ、3番手の位置で競馬を行いながら、残り400mでグイと加速し、上がり最速33秒2の末脚でぶっちぎりました。

上り時計も優秀ですし、2着馬に4馬身差突き放しての快勝は圧巻の一言に尽きます。

その前の新馬戦も東京芝1,600mでしたが重馬場や直線の進路どりも影響し、思うように脚を活かせず3着に敗れています。

末脚に定評のある馬なので、開幕週の京都とはフィットしそうですし、ラスト2ハロンのキレ味は外回りの京都でも思う存分活かせられるでしょう。

シンザン記念とルメール騎手の相性は意外とよくありませんが、未勝利戦のような力を発揮できればここは勝ち負けも十分狙えるはずです。

★評価点
・末脚に定評がある
・上がりの競馬が得意
・データと相性のいい前走芝1,600m組&前走勝ち馬

▼課題
・タフな馬場になると少し苦しい
・ルメール騎手とシンザン記念の相性はそこまでよくない

ノーブルロジャー

主な勝ち鞍
  • 2歳新馬 2023年

キャリア1戦で挑むノーブルロジャーも人気の一角です。

前走の新馬戦は東京のマイルでした。

このレースでは逃げたジーゲルが600mを38秒1という超スローで通過し、前有利の展開です。

ノーブルロジャーも2番手で控えながら競馬を行い、最後の直線ではジーゲルとのマッチレースとなりましたが、早めに抜け出して勝利を掴んでいます。

展開だけ見たら残り3ハロンのヨーイドンの競馬となっているので適性は正直読みづらいですが、終い3ハロンを33秒3でまとめあげており、1頭だけ突き抜けたのは印象深いです。

ただ、相手関係に恵まれていたのも事実だと思いますし、展開も楽でした。

上がりの末脚は定評があるものの、前走ほどスローになることはないでしょう。

今回騎乗する川田騎手は意外とシンザン記念で結果を残し切れていませんが、どのような競馬を行うか注目したいです。

★評価点
・末脚に定評がある
・データと相性のいい前走芝1,600m組&勝ち馬

▼課題
・川田騎手とシンザン記念の相性はあまりよくない
・前走は相手にも恵まれた可能性がある

ナイトスラッガー

主な勝ち鞍
  • 2歳未勝利 2023年

中京の芝1,600mで行われた前走の未勝利戦では先行集団で競馬しながら直線で早めに進路を確保し、残り1ハロンで1頭だけ別格の末脚で勝利を掴みました。

この1戦だけ見てもキレのある脚には定評がありますし、特に加速力に長けているのは評価したいです。

また、その前の未勝利戦は2着に敗れてしまいましたが、4番手くらいの位置で競馬を行いながらも最後の直線において馬場の外目から一気に加速し勝ち馬シヴァースのクビ差2着です。

近2戦は先行しながら差し切りのような競馬を見せています。

特に、トップギアに入ってからの加速力は評価できるでしょう。

ナイトスラッガーは母が2014年のCBC賞を制したトーホウアマポーラなので加速力に定評があるのかもしれません。

近2戦は見せ場のある競馬でしたし、ここでも楽しみな1頭です。

★評価点
・加速力に長けている
・先行しながら脚を伸ばせる
・母が重賞馬
・データと相性のいい前走芝1,600m組&前走上がり最速馬

▼課題
・トップスピード持続力はなさそう

シンザン記念2024の穴馬2頭

直近5開催のシンザン記念は1番人気が馬券に絡んでいません。

言い換えれば穴馬にもチャンスがあるといえるでしょう。

今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな馬を2頭取り上げました。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ゼルトザーム

主な勝ち鞍
  • 函館2歳ステークス (G3) 2023年

メンバー唯一の重賞馬であるゼルトザームがふたつめの重賞制覇を狙います。

血統背景を見ても分かるようにもともとは短距離ダートでデビューした馬でした。

しかし、デビュー2戦目で挑んだ函館2歳ステークスはキャリア初の芝レースでしたが、当日も重馬場や開催最終週のタフな舞台が脚色にマッチし、見事勝利を収めています。

近走は芝とダートを使い分けていますが、2走前の兵庫ジュニアグランプリで3着に入線していることや、高速芝だった京王杯2歳ステークスで凡走しているので本質的にはダート向きでしょう。

シンザン記念の舞台となる京都は開幕週なので時計の出る可能性は高いですが、初冬ということで極端な高速馬場ではないでしょう。

もしも、時計がかかるようでしたら激走にも期待できるかもしれません。

★評価点
・メンバー唯一の重賞馬
・時計のかかる馬場が得意

▼課題
・浜中騎手は降りる予定
・時計の出る芝は苦手
・マイルは長い可能性がある
・データと相性の悪い前走掲示板外に敗れた馬&前走ダート組

バレルターン

主な勝ち鞍
  • 2歳未勝利 2023年

キャリア3戦目で初重賞チャレンジとなるバレルターンはこれまで京都阪神のマイルコースを使用しました。

新馬戦は阪神マイルで、このときは2着に敗れてしまいましたが、勝ち馬デルシエロとの差はハナ差で惜しい競馬でした。

デルシエロは今回シンザン記念に出走登録していますが、新馬戦だけ見たら差はないように感じます。

そして、前走の未勝利戦では先行しながらコーナーで馬群の外目から進出を開始しています。

最後の直線では早めに先頭に立って全力疾走しました。

最後の最後リチャードバローズに詰められるもの、セーフティリードを保っていたため3/4馬身で勝利しています。

コーナーワークでは先行集団の外から競馬していたため、内の馬よりも走った距離は長いものの、しっかりと勝ち切れたのは評価したいです。

今回のシンザン記念は外回りのコースとなるため、前走ほどタイトなコーナーではなくより動きやすいでしょう。

スタミナ量も豊富なので早めにペースアップしても問題なさそうです。

ただ、トップスピードはそこまで維持できなさそうなので仕掛けどころはポイントとなりそうです。

★評価点
・近2戦マイルで善戦
・前走の未勝利戦は着順以上に他馬を圧倒している

▼課題
・瞬間的な加速力はそこまで速くない
・トップスピード持続力も長けていない

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ここからはシンザン記念の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!

シンザン記念2024の概要

シンザン記念は1月上旬に京都競馬場で開催される3歳限定重賞です。

レース名の【シンザン】とはかつて日本に存在していた競走馬の名前を指し、1964年に戦後初となるクラシック三冠を成し遂げました。

そればかりではなく有馬記念や天皇賞(秋)も制したことで史上初の五冠馬となり、当時牡馬が出走できるすべての獲得G1を手にした名馬です。

ちなみに、シンザンはデビューから引退までの19レースすべてで連対していますが、19レース連続連対という記録は2023年が終了した段階でも打ち破られていません。

シンザンの半生は日本競馬界に多大な影響をもたらしました。

その功績をたたえ、シンザン記念の舞台となる京都競馬場にはシンザンの像が飾られています。

さて、シンザン記念はこの時期に行われる3歳限定競走ということで、クラシックのステップレースに指定されているわけではありません。

また、近年はホープフルステークスのG1昇格や、ぶっつけG1がトレンドになっていることからもメンバー層は小粒になりつつあります。

しかしながら、このレースを制した馬には名馬が多いです。

例えば、2014年のミッキーアイルと2021年のピクシーナイトはのちに短~マイルG1を制しました。

また、2012年のジェンティルドンナと2018年のアーモンドアイはどちらも牝馬でしたが牡馬混合の同レースを制したのち、3歳牝馬G1をすべて制したことで三冠牝馬として歴史に名を刻んでいます。

このように、有力馬の出走が少ない中でも多くのG1馬を輩出しているのです。

今年は例年と違って21頭の特別登録がされているので久々のフルゲート開催に期待できるでしょう。

ここを制し、大舞台に名乗りを上げるのはどの馬か、注目したいです。

うましるでは、中京競馬場で代替開催された2021~2023年度も含めた過去10年からデータをまとめました。

2023年 シンザン記念(GⅢ) | ライトクオンタム | JRA公式

シンザン記念2024の開催内容

開催日1月8日(月曜・祝) 15:35発走
格付けG3
開催競馬場京都競馬場 11R
コース芝1,600m
性齢3歳
斤量馬齢
1着賞金4100万円

シンザン記念2024が開催される京都の芝1,600m(外)の特徴

京都競馬場 芝1600m(外)のコースで特徴を解説
スタート地点2コーナー奥に設けられたポケット
コース右回りの外回りコース
Aコース使用
1周の距離1,894.3m
直線距離403.7m
高低差4.3m
フルゲート18頭

京都の芝1,600mは内回りと外回りコースが存在しますが、シンザン記念は外回りコースを使用します。

スタート地点は2コーナーにある奥ポケットで、スタートから最初の3コーナーまでは700m以上あります。

向こう正面は半ばまで平坦ですが、そこを過ぎると少しずつ上り傾斜を駆け上がります。

この上り坂は3コーナーに入るあたりがてっぺんとなっており、そこを超えたら4コーナーに入るまでにこれまで駆け上がった分だけ坂を駆け降ります。

この3コーナーに設けられた小さな丘のような坂道が有名な【淀の坂】と呼ばれるものです。

淀の坂の下りに切り替わるあたりに残り4ハロン標識が立っています。

この下り坂のため、各馬は速い位置からペースアップすることになります。

坂を駆け降りたら残り3ハロン標識がありますが、ここからゴールまではほぼフラットです。

また、外回りコースは最後の直線が約404mあるのでトップスピードを維持しやすくなっています。

一般的に競走馬は上がり3ハロンが全力を発揮できる限界といわれています。

しかし、京都は前述したように4ハロンあたりに下り傾斜があるため、仕掛けが速くなりがちです。

スタミナのない馬だとゴールまでに一杯になる可能性もあるため、好走するうえでは早仕掛けに対応できるだけの体力が必要です。

また、京都は全競馬場の中でもスピードを維持しやすいため、スピード能力に長けていることも好走するうえで重要になります。

京都の芝1,600m(外)はここをチェック!

  • スピードを活かしやすいコース
  • 最後の直線上に上り坂がない
  • 追い込み馬は凡走しがち
  • 関西騎手が圧倒
  • サンデーサイレンス系産駒が好走している

シンザン記念2024の出走馬

【参考レース】2024年 シンザン記念|JRA公式
馬番馬名性齢斤量騎手
1テイエムリステット牡357.0酒井学
2ノボリショウリュウ牡357.0角田大河
3タイセイレスポンス牡357.0M.デムーロ
4デルシエロ牡357.0坂井瑠星
5ノーブルロジャー牡357.0川田将雅
6ラーンザロープス牝355.0横山典弘
7タイキヴァンクール牡357.0浜中俊
8ゼルトザーム牡357.0北村友一
9アルトゥーム牡357.0藤岡佑介
10バレルターン牡357.0西村淳也
11シトラール牡357.0A.ルメートル
12ケーブパール牝355.0藤岡康太
13エコロブルーム牡357.0C.ルメール
14ウォーターリヒト牡357.0幸英明
15フェリーニ牡357.0松山弘平
16ショーマンフリート牡357.0戸崎圭太
17ナイトスラッガー牡357.0L.モリス
18メイショウサチダケ牡357.0和田竜二

シンザン記念の過去10年のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2023
12ライトクオンタム2新馬1
27ペースセッティング3万両賞(1勝)2
34トーホウガレオン4未勝利1
2022
110マテンロウオリオン4万両賞(1勝)1
23ソリタリオ2こうやまき賞(1勝)1
39レッドベルアーム3東スポ杯2歳S(G2)5
2021
112ピクシーナイト4秋明菊賞(1勝)3
23ルークズネスト8未勝利1
310バスラットレオン2朝日杯FS(G1)4
2020
11サンクテュエール2アルテミスS(G3)2
26プリンスリターン5朝日杯FS(G1)5
33コルテジア9デイリー杯2歳S(G2)8
2019
12ヴァルディゼール4新馬1
21マイネルフラップ10千両賞(500万)1
310ミッキーブリランテ2未勝利1
2018
稍重
13アーモンドアイ1未勝利1
27ツヅミモン7新馬1
311カシアス4朝日杯FS(G1)7
2017
19キョウヘイ8千両賞(500万)2
214タイセイスターリー4デイリー杯2歳S(G2)8
35ペルシアンナイト1こうやまき賞(500万)1
2016
16ロジクライ8千両賞(500万)4
27ジュエラー2新馬1
314シゲルノコギリザメ11500万1
2015
19グァンチャーレ2東スポ杯2歳S(G3)7
211ロードフェリーチェ9千両賞(500万)5
312ナヴィオン3朝日杯FS(G1)11
2014
112ミッキーアイル1ひいらぎ賞(500万)1
21ウインフルブルーム2朝日杯FS(G1)3
32タガノグランバ5ラジオNIKKEI賞2歳S(G3)5
※2021~2023年度は中京で代替開催

【騎手】浜中・戸崎・横山典・デムーロ〇、ルメール△、川田×

騎手成績単勝率連対率複勝率
浜中俊【2-0-1-5】25.0%25.0%37.5%
C.ルメール【1-0-0-4】20.0%20.0%20.0%
戸崎圭太【1-0-0-1】50.0%50.0%50.0%
横山典弘【1-0-0-0】100.0%100.0%100.0%
M.デムーロ【0-1-1-1】0.0%33.3%66.7%
和田竜二【0-1-0-8】0.0%11.1%11.1%
幸英明【0-1-0-6】0.0%14.3%14.3%
川田将雅【0-0-1-7】0.0%0.0%12.5%
松山弘平【0-0-1-7】0.0%0.0%12.5%
藤岡康太【0-0-0-4】0.0%0.0%0.0%
西村淳也【0-0-0-1】0.0%0.0%0.0%
酒井学【0-0-0-1】0.0%0.0%0.0%

過去10年のシンザン記念で2勝を挙げているのは浜中騎手です。

浜中騎手は2014年のミッキーアイルと2016年のロジクライに騎乗して勝利を掴んだだけではなく、2018年のカシアスでも3着入りを果たしていました。

それ以外の騎手を見てみると、戸崎騎手は2回騎乗で1回勝利、横山典弘騎手は1度しか騎乗していないものの、2022年のマテンロウオリオンで勝利を掴んでいます。

デムーロ騎手も騎乗3回の内の2回で馬券に絡んでいました。

ルメール騎手はこれまで5回騎乗で1回勝利なので一見悪い成績ではなさそうに見えます。

ところが、ルメール騎手は1~3番人気の馬に4回騎乗し、勝利が1回のみです。

残りはすべて馬券外に敗れていました。

(ちなみに、アーモンドアイはルメール騎手のお手馬ですが、シンザン記念では戸崎騎手が騎乗しています。)

そして、表の騎手の中でもっとも苦戦を強いられているのが川田騎手です。

川田騎手はこれまで8回騎乗して3着が1回のみです。

しかも、このうちの2回は1番人気の馬に騎乗しながら着外に敗れていました。

成績だけ見たら川田騎手と松山騎手は全く同じですが、松山騎手がいずれも人気落ちの馬に騎乗し、川田騎手が馬質に恵まれていることから、川田騎手はシンザン記念と相性が悪いといえるでしょう。

近年は常に上位リーディングのポジションにいるルメール騎手と川田騎手ですが、両騎手シンザン記念だけ見ればあまりいい結果を残せていません。

シンザン記念は騎手の相性も大きいレースなのです。

今年の出走馬と表の騎手をまとめました。

出走騎手騎乗馬
浜中俊タイキヴァンクール
C.ルメールエコロブルーム
戸崎圭太ショーマンフリート
横山典弘ラーンザロープス
M.デムーロタイセイレスポンス
和田竜二メイショウサチダケ
幸英明ウォーターリヒト
川田将雅ノーブルロジャー
松山弘平フェリーニ
藤岡康太ケーブパール
西村淳也バレルターン
酒井学テイエムリステット

【上がり】上がり勝負になりやすい

上がり3ハロン成績単勝率連対率複勝率
1位【4-2-2-2】40.0%60.0%80.0%
2位【1-5-1-6】7.7%46.2%53.8%
3位【1-1-2-7】9.1%18.2%36.4%
4~5位【3-1-3-10】17.6%23.5%41.2%
6位【1-1-2-73】1.3%2.6%5.2%
前走上がり3ハロン着別度数勝率連対率複勝率
1位【6-2-3-28】15.4%20.5%28.2%
2位【2-1-0-11】14.3%21.4%21.4%
3位【0-3-2-11】0.0%18.8%31.3%
4~5位【1-2-0-17】5.0%15.0%15.0%
6位【1-2-5-29】2.7%8.1%21.6%

過去10年のシンザン記念で上がり1位の末脚を使った馬は【4-2-2-2】です。

単勝率は40%、複勝率80%もありました。

また、前走上がり1位の馬は【6-2-3-28】で勝率15%、複勝率は28%あります。

シンザン記念は上がり勝負になりやすいレースです。

前走で上がりの速い末脚を使っている馬は評価を上げたいですね。

今年の出走馬の中で前走レースにおいて上がり最速のタイムを出した馬は8頭いました。(かっこ内は前走上がり3ハロンタイム)

アルトゥーム(33秒4)
エコロブルーム(33秒2)
シトラール(33秒5)
ショーマンフリート(34秒2)
テイエムリステット(37秒0)
ナイトスラッガー(33秒7)
ノーブルロジャー(33秒3)
ラーンザロープス(34秒8)

シンザン記念の過去10年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【2-0-1-7】20.0%20.0%30.0%
2番人気【3-3-2-2】30.0%60.0%80.0%
3番人気【0-1-2-7】0.0%10.0%30.0%
4番人気【3-1-2-4】30.0%40.0%60.0%
5番人気【0-1-1-8】0.0%10.0%20.0%
6~9番人気【2-3-1-32】5.3%13.2%15.8%
10番人気以下【0-1-1-38】0.0%2.5%5.0%

1番人気は苦戦気味

過去10年のシンザン記念で1番人気馬は【2-0-1-7】です。

また、直近5開催に絞ってみるとすべてのレースで着外に敗れていました。

シンザン記念は出世レースとしての傾向が強いですが、意外なことに1番人気に成績は良くありませんでした。

余談ですが、過去10年で勝利した1番人気馬の2頭は2014年のミッキーアイルと2018年のアーモンドアイでのちにG1タイトルを制しています。

もしも、1番人気に支持された馬が勝利した場合は将来性にも期待できるでしょう。

上位勢で好走しているのは2番人気の馬

過去10年のシンザン記念でもっとも活躍していたのは2番人気の馬です。

2番人気はこれまで【3-3-2-2】で勝率30%、連対率60%、複勝率80%と非常に高い成績を残していました。

また、直近5開催は毎年2番人気馬が馬券に絡んでいます。

1番人気馬が5年連続着外に敗れていることを考えると相対的に2番人気が台頭している風にも感じますね。

前後の1番人気と3番人気馬がいまいち成績がよくないことも影響して、2番人気は信頼しやすいです。

人気落ちの大半が馬番一桁だった

年度着順馬名人気馬番
20212ルークズネスト83番
20203コルテジア93番
20192マイネルフラップ101番
20182ツヅミモン77番
20171キョウヘイ89番
20161ロジクライ88番
3シゲルノコギリザメ1111番
20152ロードフェリーチェ911番

過去10年のシンザン記念で7番人気以下の馬は8頭が馬券に絡んでいます。

このうちの6頭が馬番1~9番でした。

人気落ちを予想する際は、馬番号にも注目したいです。

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シンザン記念の過去10年の枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【1-2-0-8】9.1%27.3%27.3%
2枠【2-2-1-9】14.3%28.6%35.7%
3枠【2-0-2-10】14.3%14.3%28.6%
4枠【0-1-1-13】0.0%6.7%13.3%
5枠【1-0-1-15】5.9%5.9%11.8%
6枠【1-2-1-14】5.6%16.7%22.2%
7枠【2-1-2-15】10.0%15.0%25.0%
8枠【1-2-2-14】5.3%15.8%26.3%

単勝率が高いのは内枠

過去10年のシンザン記念の勝ち馬5頭が1~3枠の馬でした。

このうち、2枠と3枠は単勝率が14%で全枠順の中でもっとも高かったです。

複勝率を見ても、1~3枠は27%以上の数値でトップ3位でした。

年始の京都は内有利といわれていますが、シンザン記念においてもその傾向はありそうです。

外枠も健闘

過去10年のシンザン記念で外枠の成績を見てみると、単勝率は7枠の10%がもっとも高かったです。

全枠順の中では高いものの、2~3枠よりは見劣りしました。

ただし、複勝率に関しては6~8枠いずれも22%~26%です。

1~3枠よりも劣っていますが、内有利の馬場に反して、外枠も健闘しているのが分かります。

シンザン記念は内枠がもっとも好走率が高いものの、外枠も決して成績が悪いわけではありませんでした。

中枠の好走率は低め

過去10年のシンザン記念でもっとも好走率が低かったのは4~5枠です。

4枠はこれまで勝ち馬なし、5枠も1頭のみでした。

また、複勝率も12~13%未満で全枠順の中でも好走率は低めとなっています。

特に5枠は2023年のクファシルや2019年のアントリューズ、2016年のピースマインド(いずれも1番人気)がいましたがすべて掲示板外に敗れていました。

シンザン記念で4~5枠を引いた馬は評価を下げてもよさそうです

シンザン記念の過去10年の前走距離別成績

前走距離成績単勝率連対率複勝率
芝2,000m【0-0-1-10】0.0%0.0%9.1%
芝1,600m【7-8-5-46】10.6%22.7%30.3%
芝1,400m【2-1-0-20】8.7%13.0%13.0%
ダート【0-0-0-8】0.0%0.0%0.0%

前走マイル組がよく、それ以外の馬は評価を下げたい

過去10年のシンザン記念の勝ち馬7頭、そして馬券に絡んだ20頭が前走芝の1,600mレースを使っていました。

また、前走芝1,600m組は単勝率や連対率、複勝率を見ても好走率は高めです。

対して、前走芝2,000mの馬は11頭が出走したものの、馬券に絡んだのは2014年のタガノグランパのみで、3着でした。

前走芝1,400m組は2頭の勝ち馬が出ているものの、好走率は低く、前走ダートだった馬も8頭全滅です。

シンザン記念では前走芝1,600m組が強く、それ以外の馬は好走率を落としていました。

今年の出走馬の中で、前走が芝1,600m以外の馬は7頭いました。

アルトゥーム(前走芝1,400m)
ウォーターリヒト(前走芝2,000m)
ゼルトザーム(前走ダート1,600m)
タイセイレスポンス(前走芝1,400m)
テイエムリステット(前走ダート1,400m)
デルシエロ(前走芝1,400m)
ノボリショウリュウ(前走芝1,400m)

シンザン記念の過去10年の前走着順別成績

前走着順成績単勝率連対率複勝率
前走1着【5-5-4-47】8.2%16.4%23.0%
前走2着【2-1-0-6】22.2%33.3%33.3%
前走3着【1-1-0-7】11.1%22.2%22.2%
前走4着【1-0-1-5】14.3%14.3%28.6%
前走5着【0-2-2-8】0.0%16.7%33.3%
前走6~9着【1-1-2-16】5.0%10.0%20.0%
前走10着以下【0-0-1-9】0.0%0.0%10.0%

前走6着以下の馬は割引

過去10年のシンザン記念の勝ち馬5頭、そして2~3着9頭が前走レースを勝利していました。

また、前走1~5着馬は【9-9-7-73】で実に25頭もの馬が馬券に絡んでいます。

対して、前走で6着以下に敗れた馬は30頭出走しましたが、馬券に絡んだのは5頭のみとなっており、好走率も低かったです。

シンザン記念を予想する際、前走レースで6着以下に敗れていた馬は評価を下げてもよいかしれません。

今年の出走馬の中で該当する馬は2頭いました。

ゼルトザーム
(前走全日本2歳優駿【Jpn1】/8着)

タイキヴァンクール
(前走朝日杯FS【G1】/9着)

シンザン記念2024追い切り評価

シンザン記念2024追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。

以上になります。
シンザン記念の予想の参考にしてみてください!

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