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【シンザン記念2024追い切り評価/全頭診断】エコロブルームを上回る最高評価「S」はアノ馬!

シンザン記念2024追い切り評価記事のサムネイル画像

シンザン記念2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではシンザン記念の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

1月4日の馬場状態

美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに稍重馬場でした。
坂路は52秒台が主流で前日同様かかっています。
ウッドチップは前日よりも重くなっており、時計もかかっています。

栗東
この日の栗東は坂路、ウッドは稍重でポリトラックは良馬場でした。
坂路は馬場表記ほど悪化しておらず、前日3日と同じくらいのややかかっている感じです。
ウッドチップは前日より重くなっているものの、美浦のウッドほどかかっておらず、標準くらいの馬場でした。
ポリトラックはいつも通り時計が出ています。

目次(読みたい項目をタップ)

シンザン記念2024追い切り評価/全頭診断コメント

シンザン記念2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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アルトゥーム

アルトゥーム 1月4日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(稍重) 67.252.036.811.4G前仕掛け
前走最終栗東CW(良) 67.652.037.011.4一杯

新馬戦から挑むアルトゥームは栗東のウッドチップコースにて、モズロックンロール(牡4、3勝)ともう一頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

レース当日も手綱を握る藤岡佑介騎手が騎乗し、モズロックンロールを2~3馬身追走する形で馬場の内からゴール前仕掛けで追われ、5ハロン67秒2-上がり1ハロン11秒4で追走しましたが半馬身遅れました。

中間は坂路重点で追われています。

ほとんど馬なりで稽古を付けていますが27日は全体時計53秒8-上がりハロン12秒3でまとめました。

最終追い切りはウッドで負荷をかけています。

身体全体を活かしてきびきびと動けていますが、前脚をはじめ、全体的に少し身体は堅い感じがします。

ただ、直線では足を伸ばしていて2ハロン11秒6-1ハロン11秒4でまとめあげているので末脚は幾分か良化しています。

距離不安など課題は少なくありませんが、ある程度は仕上がっているでしょう。

ウォーターリヒト

ウォーターリヒト 1月4日(木) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  54.639.612.4強め
前走最終栗東坂路(良)  52.538.312.5一杯

未勝利戦上がりのウォーターリヒトは栗東坂路でメイショウコボケ(牝4、1勝)と2頭併せを行いました。

助手が騎乗して僚馬を3馬身追走する形で強めに追い、全体時計54秒6-上がり1ハロン12秒4の時計で同時併入しています。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)

中2週ですが、中間は坂路を10本取り入れており、念入りに調整されています。

最終追い切り映像がJRAレーシングビュアーに掲載されていなかったので限られた情報からまとめますが、追い切り時計自体は前走最終時より見劣っています。

終いの末脚はある程度伸びがありましたが、特別目立つものではありません。

ある程度負荷をかけられましたが、本音を言うともう少し時計を出していてもよかったように感じました。

エコロブルーム

エコロブルーム 1月4日(木) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(稍重)85.868.953.738.412.4馬なり
前走最終美浦南W(良)85.468.853.838.312.3馬なり

半兄に重賞馬のラーゴムがいるエコロブルームは美浦のウッドチップコースでアンダープロット(セ6、3勝)と2頭併せを行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬を3馬身追走する形で馬なり追いを行い、6ハロン85秒8-上がり1ハロン12秒4の時計で同時併入しています。

中間はウッドチップをメインに調整されました。

先月の28日は美浦ウッドでエコロブレード(牡3、新馬)と併せており、一杯に追われて5ハロン66秒0-上がり1ハロン11秒4の自己ベストを記録しました。

1週前に一杯に追って負荷をかけたため、最終追い切りは軽めです。

コーナーから勢いのある動きを見せていましたし積極的な姿勢見せています。

直線で手前を替えてからは先に抜け出した僚馬との差を少しずつ縮めて同時併入まで持ち込んでいるように馬なりながらも勝負強さが感じられます。

時計は出していませんが、レースを前に精神的に力強い追い切りができたのは好感が持てますし、いい追い切りでした。

ケーブパール

ケーブパール 1月4日(木) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(稍重)84.669.353.838.011.6一杯
前走最終栗東坂路(良)  50.737.612.7一杯

ケーブパールは栗東のウッドチップコースにおいて、重賞馬のサトノグランツ(牡4、オープン)と2頭併せを行いました。

レース当日も騎乗する藤岡康太騎手が手綱を握り、僚馬を2~3馬身追走する形で馬場の外側から強めに追い、6ハロン84秒6-上がり1ハロン11秒6の末脚で一杯に追いましたが半馬身遅れました。

中間はウッドチップをメインに調整されており、27日には6ハロン82秒3の自己ベストを記録しています。

序盤は少し体高が高い感じもしましたが直線に近づくにすれ追込の態勢に入ります。

直線に入ってからは外から並びかけたサトノグランツと終始合わせており、しぶとい走りができました。

残り1ハロンでサトノグランツに先を越されましたが、あちらが去年の京都新聞杯(G2)や神戸新聞杯(G2)といった重賞タイトルを制している実力馬なのでそこまで悲観しなくても良いでしょう。

ラスト2ハロン23秒2-1ハロン11秒6は長く脚を使えていますし、直線一気の競馬になるようでしたら最終追い切りで見せたように末脚を活かせそうです。

シトラール

シトラール 1月3日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 65.950.736.911.5一杯
前走最終美浦南W(良)86.569.554.639.112.0馬なり

ポタジェやルージュバックといった重賞馬を兄姉に持つシトラールは美浦のウッドチップコースでサトノレギオン(牡5、1勝)と2頭併せを行いました。

助手が騎乗して僚馬を半馬身追走する形で一杯に追い、5ハロン65秒9-上がり1ハロン11秒5の末脚で4馬身先着しています。

2カ月近く空きましたが、中間の追い切りは10月下旬に坂路で3本、そして12月30日にウッドで入れた1本のみで物足りません。

最終追い切りは一杯に負荷をかけています。

序盤から力強い走りができていて、特に前脚で馬場を掻き込むような走りは見栄えがします。

後ろ脚の踏み込みもよいでしょう。

直線に入ってからは併せたサトノレギオンを瞬く間に突き放して余裕の先着でした。

中間の本数は足りなかったものの、最終追い切り1本で一気に本調子を取り戻しているのは良血馬だからこそ成せる業でしょうか。

中間は足りませんでしたが最終追い切りだけ見たら本番に向けて仕上がっているように見えますし、この状態でレース本番を迎えたいです。

ショーマンフリート

ショーマンフリート 1月4日(木) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(稍重)85.769.053.037.911.3馬なり
前走最終美浦南W(良) 68.952.937.211.8馬なり

新馬戦から挑むショーマンフリートは美浦のウッドチップでフォルラニーニ(牡3、1勝)と併せました。

レース当日もコンビを組む戸崎騎手が手綱を握り、僚馬を3馬身追走する形で馬なり追いを行い、全体時計85秒7-上がり1ハロン11秒3の時計で同時併入しました。

今回4か月ぶりのレースとなりますが、12月から坂路やウッドを併用しつつ数をこなしており、乗り込みは十分です。

最終追い切りは美浦ウッドで折り合い重視の調整を行いました。

少し頭は高い感じがするものの、馬体はどっしりとしており序盤から力強い走りができています。

直線に入ってからも前脚は長く伸ばしていて後ろ脚もしっかり踏み込んでいるので調子は非常に良さそうです。

時計は前走新馬戦の時ほど出ていませんが、この日の美浦ウッドは稍重で時計もかかりがちだったことを考慮すればそこまで気にしなくてよいでしょう。

迫力のある動きは古馬を彷彿させるものがありましたし、いい内容でした。

ゼルトザーム

ゼルトザーム 1月4日(木) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(稍重)85.068.854.338.811.5馬なり
前走最終栗東CW(良)82.166.351.436.511.6一杯

函館2歳ステークス(G3)を制したゼルトザームは栗東ウッドチップでラストボーン(セ3、1勝)と2頭併せを行いました。

今回初コンビを組む北村友一騎手が手綱を執り、僚馬より半馬身先行する形で馬場の外から馬なりで追われています。

時計は6ハロン85秒0-上がり1ハロン11秒5でクビ差先着しました。

中間は坂路とウッドチップで入念に行われており、特に坂路は毎日追っており13本の時計が残っています。

最終追い切りはウッドチップで行われましたが、少し頭が高くて気持ちは乗っていません。

直線に入ってからはある程度加速しましたが、前向きさは感じられません。

時計はそこそこ出しているものの、一杯に追われた前走最終時のほうが時計はもとよりいい内容だったと思います。

今回は気持ちが乗っていないように見えました。

現在の仕上がりで揉まれた時に出し切れるかというと、少し難しい気もします。

タイキヴァンクール

タイキヴァンクール 1月4日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(稍重)83.968.554.038.812.1馬なり
前走最終栗東CW(良)83.469.054.038.111.6直強め

朝日杯FS(G1)で9着に敗れたタイキヴァンクールは栗東ウッドチップでジョウショーパワー(牡4、1勝クラス)と2頭併せを行いました。

レース当日も騎乗する浜中騎手を背に、僚馬を2馬身追走する形で馬場の外から馬なりにて追い切りを開始し、6ハロン83秒9-上がり1ハロン12秒1で同時併入しました。

中間は坂路で9本時計が上がっています。

31日は全体時計55秒1を出していますが、それ以外は完全に馬なりで時計は目立っていません。

今回の最終追い切りは前走同様ウッドチップで行われました。

この馬らしいきびきびとした動きは健在でしたが前走最終追い切りの時ほど気持ちは乗っていない感じがします。

ただ、直線で僚馬が詰めかけてからは先頭を譲らずゴールしているので完全に気持ちが抜けているわけでもありません。

前走からの良化は見られないものの悪い動きでもありませんでしたし、現状維持ができているといったところでしょう。

タイセイレスポンス

タイセイレスポンス 1月4日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(稍重)  51.436.511.9強め
前走最終栗東CW(良)83.067.352.437.711.7強め

秋明菊賞(1勝クラス)で2着のタイセイレスポンスは栗東のウッドチップコースでカエルム(牡3、1勝)ともう一頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

横山和生騎手が栗東で騎乗(レース当日はM.デムーロ騎手騎乗)し、馬場の真ん中から僚馬を5馬身ほど追走する形で強めに追われ、4ハロン51秒4-上がり1ハロン11秒9で半馬身先着しています。

中間はウッドチップと坂路を併用して追い切りを行っています。

12月22日は坂路で自己ベストとなる51秒7を記録しました。

最終追い切りはJRAレーシングビュアーに映像が公開されていません。そのため、限られた情報から評価します。

全体時計51秒4はこの馬の自己ベストです。

また、道中は長く追走する形となったようですがじわじわと脚を使って先着したらしく、調子は悪くなさそうです。

4ハロン追いで自己ベストも更新しましたが、終い11秒9は平凡なので末脚勝負よりは粘りの競馬のほうが合っているかもしれません。

テイエムリステット

テイエムリステット 1月4日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  53.038.312.0馬なり
前走最終栗東坂路(良)  51.337.412.0一杯

ダートの未勝利戦を制したテイエムリステットは栗東坂路でテイエムタリスマ(牡3、未勝利)と2頭併せを行いました。

レース当日も騎乗する酒井騎手を背に、僚馬を3馬身追走する形で馬なり追いを行い、全体時計53秒0-上がり1ハロン12秒0の時計で1馬身半ほど先着しています。

中間は坂路をメインに行われ、12月7日から1月3日まで22本の時計が記録され、実にびっしりと追い切りを行いました。

最終追い切り映像はJRAレーシングビュアーに公開されていなかったので限られた情報でまとめます。

今回は毎日のルーティンといってもいいほど坂路で調整されました。

その影響もあってか、道中は力のある走りを見せたようです。

前走ほど時計を出していませんが、今回は感触を確かめながらの追いを行ったようなのでそこまで心配はいらないでしょう。

芝レースでどこまで出し切れるか未知数ですが、順調に良化しつつあります。

デルシエロ

デルシエロ 1月3日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  55.540.413.1馬なり
前走最終栗東坂路(良)  56.140.112.3馬なり

万両賞(1勝クラス)3着から中1週で挑むデルシエロは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗し、馬場の外目から馬なりで追われて全体時計55秒5-上がり1ハロン13秒1でサッと流しました。

中1週ですが中間は3本行われています。

今回の最終追い切りは間隔を詰めていることもあってほとんど慣らし追い切りです。

時計はまるででていませんが、実戦で負荷をかけているので気にしなくても良いでしょう。

ただ、間隔を詰めてレースに挑んでいることもあって馬にやる気が感じられません。

今年のシンザン記念は多頭数開催になるため勝負根性が求められる場面に出くわしたときに、うまく立ち回れるか難しいです。

デビューから1か月スパンで使われており、常に上位争いしている馬ですが一度息を入れてパフォーマンスを回復させたほうがよいかもしれません。

ナイトスラッガー

ナイトスラッガー 1月4日(木) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東PT(良)81.265.349.836.711.2一杯
前走最終栗東PT(良)84.168.352.638.711.3馬なり

前走の未勝利戦を快勝したナイトスラッガーは栗東のポリトラックでジョウエン(牝3、未勝利)とユメカウツツカ(牝3、新馬)と3頭併せを行いました。

レース当日も騎乗するモリス騎手が騎乗し、馬場の外目からジョウエンを2馬身追走する形で一杯に追っています

時計は6ハロン81秒2-上がり1ハロン11秒2でジョウエンに3馬身先着しました。

ちなみに1週前もポリトラックで馬なりにて追い切りを行っており、このときは5ハロン70秒1-上がり1ハロン11秒9で走破しています。

最終追い切りは時計が目立っているものの、ポリトラックはもともと高速馬場なのでアテにしなくてもよいです。

しかしながら、道中は立派な馬体からしっかり追い上げることができていましたし、踏み込みも強そうです。

直線に入ってからは瞬く間に抜け出して風を切るような競馬を見せていました。

今回騎乗したモリス騎手も「鞍上のいうことを聞いてくれた」とコメントしているように手ごたえは十分あったようです。

前走未勝利戦で力のある競馬を見せましたが、追い切りを見た限りは前走と同じくらいに仕上がっていると思うので、レース本番でも力ある競馬を見せてほしいです。

ノボリショウリュウ

ノボリショウリュウ 1月4日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  53.439.213.0馬なり
前走最終栗東坂路(良)  55.039.712.3一杯

新馬戦から挑むノボリショウリュウは栗東坂路で単走を行いました。

レース当日も手綱を握る角田大河騎手が騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで追われて全体時計53秒4-上がり1ハロン13秒0で駆け抜けました。

中間は坂路を軸に、時々ウッドチップを使われています。

先月の27日は栗東ウッドチップでメイショウソラフネ(牡5、オープン)と併せて6ハロン83秒6-1ハロン11秒9でした。

最終追い切りは坂路で単走を行いました。

時計は出していないものの頭を低めにしっかりと追われていて、中間で調整された成果が出ているように思います。

終い1ハロンは13秒0で少し甘くなりましたが、全体として悪くなさそうです。

また、全体時計だけ見たら一杯に追われた前走最終時よりも時計は出しています。

気持ちの面では特別前向きという感じはしませんが、前走同様の状態は維持できているように見えました。

ノーブルロジャー

ノーブルロジャー 1月4日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  53.839.412.3馬なり
前走最終栗東坂路(稍重)  52.138.412.5馬なり

新馬戦を勝利したノーブルロジャーは栗東坂路で単走を行いました。

レース当日も騎乗する川田騎手を背に、馬場の外目から馬なりで追い、全体時計53秒8-上がり1ハロン12秒3でゴールしています。

中間は坂路をメインに行いましたが、1週前の31日はウッドチップでウィズユアドリーム(牡4、3勝クラス)と併せ馬を行っています。

このときは僚馬を5馬身ほど追走する形で一杯に追い、外ラチ沿いから6ハロン85秒5-上がり1ハロン11秒7の時計で詰め寄りましたがクビ差遅れました。

1週前に負荷をかけたため、最終追い切りは軽めに調整でしたが川田騎手が折り合いを確かめるように調整がされています。

道中はクビをうまく使いながらはきはきとした動きができていて前向きな動きができています。

派手な動きはないですし、力強さもありませんが折り合いの面では問題なさそうですし、レース本番でも力は発揮できそうです。

バレルターン

バレルターン 1月3日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.239.812.7馬なり
前走最終栗東坂路(良)  55.339.612.6馬なり

バレルターンは栗東坂路で単走を行いました。

レース当日も手綱を握る西村騎手を背に、馬場の真ん中から馬なりで追われて4ハロン53秒2-上がり1ハロン12秒7で駆け上がりました。

約3か月ぶりの実践ですが、先月の13日から坂路で重点的に追っており、本数は重ねています。

最終追い切りは他馬の後ろで我慢を覚えさせる形で追い切りを行ったようです。

その影響もあって他馬の背後に見事隠れてしまったため、終い1ハロンの動きしか確認できませんでした。

限られた映像から評価すると、ラスト1ハロンは力強く走ることができていますが、少しクビが高い感じがしましたしなんとなくかかっている風にも見えました。

それでも、我慢を覚えさせるという目的は達成できたと思いますし、やりたいことはできたでしょう。

この稽古がレースでどのような形で反映されるか、注目したいです。

フェリーニ

フェリーニ 1月5日(金) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.838.612.4馬なり
前走最終栗東坂路(良)  52.438.213.1馬なり

フェリーニは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで追われ、全体時計53秒8-上がり1ハロン12秒4でまとめています。

中間は坂路とウッド双方でびっしり追われています。

12月だけでもウッドチップは13本、坂路は12本も時計が確認できており、入念に調整されていたのが分かります。

ちなみに、12月20日のウッドチップ追いでも6ハロン80秒4の自己ベストを更新しました。

最終追い切りは他馬よりも1日後ろ倒しで5日に追い切りを行いました。

JRAレーシングビュアーに映像は公開されていませんが、管理する橋口調教師は「集中しており、行く気配が出てきた」とコメントされています。

時計は出していませんが、54秒台の時計でまとめることを目標にしていたためそこまで気にしなくていいでしょう。

中間はしっかり調整されていましたし、最終追い切りでも思い通りの走りができていたように感じました。

メイショウサチダケ

メイショウサチダケ 1月4日(木) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  54.139.612.7末強め
前走最終栗東坂路(稍重)  53.738.212.7強め

デイリー杯2歳ステークス(G2)5着から巻き返しを図るメイショウサチダケは栗東坂路でベイパーコーン(セ5、2勝)と2頭併せを行いました。

助手が騎乗し、僚馬より2馬身先行する形で馬場の外目から末強めに追われて、4ハロン54秒1-上がり1ハロン12秒7で同時併入しました。

中間は坂路をメインにコンスタントに使われており、乗り込み数は十分あります。

最終追い切りでは格上の馬と2頭併せを行いましたが、序盤から力強い踏み込み、そして回転の速い脚さばきで坂路を駆けあがっており、動きは文句ありません。

ただ、逃げ馬の宿命というべきか、今回末強めに追いましたが終いの1ハロンは12秒7で抜けた時計ではありません。

前走はもう少し粘り切れれば勝ち切れもありました。

そのため今回は末脚重視の追い切りを行なったと思いますが、前走最終時と同じ12秒7なので終いの脚だけ見たら良化は見られません。

もっともそれまでの動きはよかったですし、前走と同じくらいの仕上がりだと思います。

ラーンザロープス

ラーンザロープス 1月4日(木) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  54.539.312.8一杯
前走最終栗東CW(良)  57.240.412.4馬なり

ラーンザロープスは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗し、馬場の外目から一杯に追われて全体時計54秒5-上がり1ハロン12秒8でゴールしています。

中間は12月の17日から坂路時計が10本ほど記録されており、いずれも馬なりでしたがコンスタントに坂路掛けが行われていました。

最終追い切りは一杯に追われて足取りはきびきびとしていましたが、ところどころかかっている場面もありました。

また、一杯に追われた割には終い1ハロン12秒8と目立っていません。

この時の追い切りは大柄な助手が騎乗していたので多少は時計が出なくても仕方ない感じはしますが、それでも全体としていい仕上がりとは言い難いです。

もともとフェアリーステークスと両にらみで牡馬混合のシンザン記念を選択しましたが、勝ち負けは容易ではないでしょう。

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シンザン記念2024追い切り評価ランキング

評価馬名
ナイトスラッガー
エコロブルーム
ケーブパール
シトラール
ショーマンフリート
メイショウサチダケ
アルトゥーム
タイキヴァンクール
タイセイレスポンス
テイエムリステット
ノボリショウリュウ
ノーブルロジャー
バレルターン
フェリーニ
ウォーターリヒト
ゼルトザーム
デルシエロ
ラーンザロープス
 
同評価内は50音順になります。

シンザン記念2024追い切り映像

シンザン記念2024の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。

【調教動画】2024年 シンザン記念|JRA公式
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