【エルフィンステークス2024予想】本命馬3頭+穴馬で買いたい2頭はこちら!
エルフィンステークス2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
エルフィンステークス2024の予想ポイント
- 新馬戦を勝利した馬がこのレースで勝ち切りやすい
- 父方サンデーサイレンスの馬が活躍
- 1月生まれは連対率0%【0-0-2-8】
- 馬券の中心は1人気~番人気、9人気以下の台頭は滅多にない
- 外枠優勢、特に8枠の好走率が高い
エルフィンステークス2024予想の最終買い目
エルフィンステークスの予想(晴れの良馬場想定)
エルフィンステークスが開催される土曜日の京都競馬場界隈の天気を見てみますと、晴れの予報が出ていました。
日中の降水確率は10~20%となっており、雨は降らないとみてよいでしょう。
気温も7~9度とこの時期らしい気温となっています。
馬場傾向に関しまして前日の金曜日午前10時時点の芝含水率は8.6~9.9%です。
東京より水分量は少なめでした。
しかし、今冬の京都は開幕前半から時計がかかりがちで、前週のレースを見ても、内ラチ沿いは芝の痛みが表れつつありました。
今週からCコースを使用するためある程度カバーされたと思いますが、完全にカバーしきれていません。
うましるでは晴れの良馬場、時計のかかりがちな馬場を想定しながらレース予想をまとめました。
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◎本命 11 チルカーノ
父 | ハービンジャー |
母 | アロマティコ |
母父 | キングカメハメハ |
主な勝ち鞍 | 2歳新馬 2023年 |
前走 | 2歳新馬 1着 |
本命はチルカーノにしました。
データと相性のいい外枠を引けたことで評価を上げています。
また、血統的にも半兄に皐月賞馬のジオグリフがいる良血馬です。
ジオグリフは時計のかかる札幌2歳ステークスの勝ち馬で、時計のかかる馬場で結果を残しているパワー型の馬です。
ジオグリフと違ってチルカーノは父がハービンジャーですが、ハービンジャー産駒もパワー型なので現在の馬場とフィットするでしょう。
また、ハービンジャー産駒はディアドラやモズカッチャン、ペルシアンナイトの活躍を見ても分かるように京都巧者が多いです。
ルメートル騎手も今回の短期免許取得騎手の中ではやれていますし、ここでの上位争いにも期待したいです。
〇対抗 5 スウィープフィート
父 | スワーヴリチャード |
母 | ビジュートウショウ |
母父 | ディープスカイ |
主な勝ち鞍 | 2歳未勝利 2023年 |
前走 | 阪神JF(G1) 7着 |
対抗はスウィープフィートにしました。
2走前の白菊賞は今回と同じ京都が舞台でしたが、コーナーで速めにまくって2着入りしています。
勝ち馬プシプシーナとの差はクビ差でしたが、仕掛けどころを考慮すればスウィープフィートのほうが強い競馬ができていたと思います。
前走の阪神JFは致命的な出遅れで少し慌てた感じがしましたが、それでも力は発揮できていました。
馬場に関しては少し時計がかかりがちなので末脚を活かしきれるか難しいところはありますが、外有利なので大外ブン回しでも外目から仕掛ければいいところいくかもしれません。
永島騎手は昨年秋から力をつけ始めていますし、クラシックへ進むためにはここは勝利したいところです。
ここで負けたら乗り替わるくらいの覚悟をもってレースに挑んでほしいです。
▲単穴 2 ライトバック
父 | キズナ |
母 | インザスポットライト |
母父 | Exceed And Excel |
主な勝ち鞍 | 2歳新馬 2023年 |
前走 | アルテミスステークス(G3) 4着 |
単穴はライトバックにします。
新馬戦はスローからの上がり勝負で楽々勝利を掴みました。
展開や相手関係が楽だったのは事実ですが、それでも末脚を引き出して上がりの速い時計で勝利しているように、力を出し切れています。
そして、前走のアルテミスステークスは4着に敗れてしまいましたが、抜け出しに苦労した結果4着でした。
もしもスムーズに競馬できていたら結果は変わっていたことでしょう。
今回の舞台である京都芝1,600m(外)は4コーナーが鋭角なので横に広がりやすいです。
壁ができにくい舞台なので近2戦と違って力を発揮できるのではないでしょうか。
キズナの仔はパワー型の馬が多いのでいまの京都とも合いそうですし、前走の巻き返しにも期待できるでしょう。
△連下 4 ギヴイットアゴー
父 | リアルスティール |
母 | エールドクラージュ |
母父 | シンボリクリスエス |
主な勝ち鞍 | 新馬 2023年 |
前走 | 萩ステークス(L) 3着 |
ギヴイットアゴーは連下にしました。
半姉に重賞4勝馬のミスパンテールがいる良血馬で、お姉さんの活躍を見る限りはマイルでも対応できそうです。
新馬戦が洋芝でパワーを有する札幌で勝利していることから力もあると思いますし、今の京都ともかみ合いそうです。
また、ギヴイットアゴーは今回うましるで取り上げた好走データがいくつもかみ合いました。
データ的にも面白い馬だと思いますし、あまり人気していないので抑えておきます。
△連下 7 ブルーアイドガール
父 | キタサンブラック |
母 | カトマンブルー |
母父 | Bluegrass Cat |
主な勝ち鞍 | 2歳新馬 2023年 |
前走 | 2歳新馬 1着 |
ブルーアイドガールも抑えます。
前走の未勝利戦が京都の芝1,600mで、コーナーでじわりと脚を伸ばしながら、直線では馬場の外目から動いて勝利を掴みました。
内を走った他馬よりも長く距離を走りつつ勝利しているので着順以上に抜けたレースだったのです。
現在の京都は内ラチ沿いが荒れ気味なのでできれば避けて通りたいです。
新馬戦のような競馬でスムーズに馬場の良いところを確保できれば、ここでの好走にも期待できるでしょう。
単勝
11 チルカーノ
馬連流し
軸馬:11
相手:2、3、4、5、7
三連複フォーメーション
1頭目:11
2頭目:2、3、4、5、7
3頭目:2、3、4、5、7
エルフィンステークス2024の有力馬3頭
エルフィンステークスは上位人気馬が好走する傾向が強いレースです。
今年の出走馬の中から人気を集めそうな馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ライトバック
- 2歳新馬 2023年
新馬戦で上がり最速32秒8の末脚で勝利したライトバックが人気の中心となるでしょう。
新馬戦は新潟の芝1,800mでした。
ここでは12頭立てでほぼ最後方からの競馬となり、直線一気の競馬だけで勝利しています。
上りのスピードは非常に速いですが、最後方から前の壁を抜けるのに苦労していたものの、残り300mあたりで進路を確保して一気に抜け出しています。
着差以上に強い競馬ができており、スムーズに抜け出していたらもっと差は広がっていたのは間違いありません。
前走のアルテミスステークスは4着に敗れてしまいましたが、ここは前が壁になって抜け出すのに相当苦労した結果、着外に敗れています。
この2戦はいずれも馬群をかわすのに苦労している印象がありました。
今回もおそらく後方競馬になると思いますが、いかにかわして長く脚を活かせるかがポイントとなりそうです。
ブルーアイドガール
- 2歳新馬 2023年
新馬戦を危なげない勝利で初陣を飾ったブルーアイドガールも人気の一角でしょう。
新馬戦は今回と同じ距離の京都芝1,600m(※内回り)で、中団よりも後ろから競馬を行います。
3~4コーナー辺りで先行集団の外目から脚を活かしつつ、徐々に進出、直線では馬場のいい外目から上がり最速34秒9の末脚を使って勝利しました。
このとき2着のオフトレイルも外から伸びていたので外差し有利だったのは間違いありませんが、他馬よりも距離を長く走りながら勝ち切っているように非凡な能力が垣間見られました。
今回も同じ芝1,600mの舞台ですが、京都は長く脚を活かせる馬が活躍するのでブルーアイドガールの脚色に合うでしょう。
相手関係も極端に強くなるわけではないので、ここでの上位争いも十分狙えるはずです。
スウィープフィート
- 2歳未勝利 2023年
祖母にG1馬のスイープトウショウがいる良血馬のスウィープフィートは追い込み競馬が得意です。
2走前の白菊賞では、最後方からの競馬となりながら早めに動き、長く脚を活かして2着入りしています。
勝ち馬プシプシーナとの着差はありませんし、着順以上に強い競馬でした。
前走の阪神JFは主戦を務める永島騎手にとって初のG1で、注目度の高い一戦でしたがスタート直後に出遅れてしまったことが影響して7着までとなっています。
出遅れがなければ結果も変わっていたでしょう。
今回は誰が騎乗するか分かりませんが、永島騎手が騎乗するとしても前走ほどのプレッシャーはないと思います。
また、京都マイル自体は相性のいい馬なので、白菊賞のような競馬ができればチャンスはあると思います。
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エルフィンステークス2024の穴馬2頭
エルフィンステークスは基本的に下位人気馬の台頭は目立ちませんが、昨年は6番人気のユリーシャが勝利しているように、6~8番人気の中穴は意外と馬券に絡んでいます。
今年の出走馬の内、配当妙味に期待できそうな馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ギヴイットアゴー
- 2歳新馬 2023年
前走萩ステークスで3着のギヴイットアゴーが巻き返しを図ります。
近2戦は特別派手さのない競馬でしたが安定して馬券に絡んでいます。
前走の萩ステークスも6頭立ての5番人気を考えれば3着は十分健闘したほうだといえます。
そして、ギヴイットアゴーは今回取り上げたデータとかみ合う要素が多い馬です。
近2戦は目立つ競馬ではなかったものの、データ的には好走要素がいくつもあります。
月曜日の時点で誰が騎乗するか分かりませんが、前走人気落ちながらも3着に導いた横山典弘騎手が手綱を握るのであればなおさら面白い存在となりそうです。
チルカーノ
- 2歳新馬 2023年
新馬戦で最後方から直線一気を決めたチルカーノは血統的に面白い存在です。
今回見出しで取り上げませんでしたが、母父キングカメハメハは過去10年で3頭が出走し、【1-2-0-0】で連対率100%でした。
この3頭のうち、デアリングタクトは牝馬三冠を完全制覇し、ソダシの全妹であるママコチャは翌年のスプリンターズステークスを勝利しました。
もう一頭のコナコーストはのちに桜花賞で2着入りしており、母父キングカメハメハ産駒はこのレースにおいても、その後のレースにおいても大活躍していたのです。
ちなみに今年出走登録している母父キングカメハメハ産駒はチルカーノただ1頭でした。
新馬戦でも直線一気の競馬で強い走りを見せていたので素質は高そうですし、ここでも一発あるかもしれません。
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ここからはエルフィンステークスの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
エルフィンステークス2024の概要
エルフィンステークスは京都競馬場で開催される3歳限定のリステッド競走です。
レース名の【エルフィン】とは、英名で【小さな妖精】を指す言葉で、この時期の3歳牝馬を比喩しています。
レース名の如く、3歳牝馬しか出走できないレースでリステッド競走に指定されています。
そのため、重賞でも好走できる可能性のある馬は前後に行われるフェアリーステークスやクイーンカップに出走します。
しかし、この2つの重賞はどちらも中山と東京、関東圏の競馬場で開催されます。
それに対して、エルフィンステークスは京都で行われるため、この時期に状態が整った関西馬が出走馬の多くを占めています。
リステッド競走なのでそこまでの有力馬は輩出していませんが、過去をさかのぼると、牝馬ながらダービー馬となったウオッカや史上初となる無敗の牝馬三冠を成し遂げたデアリングタクトはここを勝利したのち、クラシック競走に駒を進めました。
非重賞競走なので出世レースとは言い難いものの、思わぬ大物が出るかもしれませんよ。
今年は例年通り骨のあるメンバーがそろいましたが、ここから大成する馬が表れることに期待したいです。
なお、うましるでは中京で代替開催された2021年~2023年度も含めた過去10年からデータをまとめました。
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エルフィンステークス2024の開催内容
開催日 | 2月3日(土曜) 15:00発走 |
格付け | リステッド(L) |
開催競馬場 | 京都競馬場 10R |
コース | 芝1,600m |
性齢 | 3歳牝馬 |
斤量 | 別定 |
1着賞金 | 2000万円 |
エルフィンステークス2024が開催される京都の芝1,600m(外)の特徴
スタート地点 | 2コーナー奥に設けられたポケット |
コース | 右回りの外回りコース使用 |
1周の距離 | Aコース 1,894.3m Bコース 1,913.6m Cコース 1,932.4m Dコース 1,951.3m |
直線距離 | Aコース 403.7m Bコース 398.7m Cコース 398.7m Dコース 398.7m |
高低差 | 4.3m |
フルゲート | Aコース 18頭 Bコース 18頭 Cコース 18頭 Dコース 18頭 |
(過去5年) | 平均タイム1.35.0 |
コースレコード | 1.31.5 (2023年 マイラーズC【G2】シュネルマイスター) |
京都芝1,600mで開催された14~20年のエルフィンステークスのタイム | |
(過去7年) | 平均タイム1.37.0 |
レコードタイム | 1.33.7 (2007年 ウオッカ) |
中京芝1,600mで開催された21~23年のエルフィンステークスのタイム | |
平均タイム ( 過去3年) | 1.35.5 |
レコードタイム | 1.34.0 (2022年 アルーリングウェイ) |
京都芝1,600mは内回りと外回りコースが存在しますが、エルフィンステークスでは外回りを使用します。
スタート地点は2コーナーの奥にあるポケットで、最初の1コーナーまでは約712mもあります。
スタートからしばらくは平らな道のりですが、向こう正面半ばあたりから3コーナーの頂上にかけて緩やかな上り傾斜になります。
この上りは3コーナーに頂上があり、そこを過ぎると4コーナー手前までの間にこれまで駆け上がった分の坂を駆け降ります。
坂を下ったところが残り3ハロンとなっており、そこからゴールまではほぼ平らです。
最後の直線は約404mとなっています。
京都の芝1,600mは3コーナーにある丘のような勾配がポイントです。
この丘のような勾配は【淀の坂】と呼ばれるもので、ラスト4ハロンの標識あたりに下り坂が存在しています。
競走馬が全力を出せる距離は3ハロンといわれていますが、ほとんどの騎手は4コーナーの下りで生じる慣性を活かしてそのままスパートを仕掛けます。
そのため、早仕掛けになることが多く、ばてずに長く脚を活かせる馬が活躍しやすいです。
それ以外には、京都は直線上に上り傾斜が存在しないため、トップスピードを活かしやすく、スピードに長けた馬も活躍しています。
京都の芝1,600m(外)はここをチェック!
- スピードを活かしやすいコース
- 最後の直線上に上り坂がない
- 追い込み馬は凡走しがち
- 関西騎手が圧倒
- サンデーサイレンス系産駒が好走している
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エルフィンステークス2024の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | チークタイム | 牝3 | 55.0 | 和田竜二 |
2 | ライトバック | 牝3 | 55.0 | 坂井瑠星 |
3 | エリカエスティーム | 牝3 | 55.0 | 武豊 |
4 | ギヴイットアゴー | 牝3 | 55.0 | 横山典弘 |
5 | スウィープフィート | 牝3 | 55.0 | 永島まなみ |
6 | ナムラエデン | 牝3 | 55.0 | 団野大成 |
7 | ブルーアイドガール | 牝3 | 55.0 | 松山弘平 |
8 | マーシーラン | 牝3 | 55.0 | 河原田菜々 |
9 | ニシノコマチムスメ | 牝3 | 55.0 | 幸英明 |
10 | モモンウールー | 牝3 | 55.0 | 菱田裕二 |
11 | チルカーノ | 牝3 | 55.0 | A.ルメートル |
エルフィンステークスの過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2023 良 | 1 | 5 | ユリーシャ | 6 | つわぶき賞(1勝) | 5 |
2 | 11 | コナコースト | 4 | 新馬 | 1 | |
3 | 8 | シングザットソング | 5 | 白菊賞(1勝) | 5 | |
2022 良 | 1 | 6 | アルーリングウェイ | 4 | 万両賞(1勝) | 2 |
2 | 2 | ママコチャ | 3 | ファンタジーステークス(G3) | 3 | |
3 | 9 | ルージュラテール | 1 | 白菊賞(1勝) | 1 | |
2021 良 | 1 | 9 | サルファーコスモス | 5 | 未勝利 | 1 |
2 | 1 | スンリ | 12 | 紅梅ステークス(L) | 10 | |
3 | 5 | クァンタムレルム | 8 | 未勝利 | 1 | |
2020 良 | 1 | 8 | デアリングタクト | 3 | 新馬 | 1 |
2 | 2 | ライティア | 2 | デイリー杯2歳ステークス(G2) | 5 | |
3 | 7 | スマートリアン | 4 | 白梅賞(1勝) | 2 | |
2019 良 | 1 | 1 | アクアミラビリス | 1 | フェアリーステークス(G3) | 5 |
2 | 6 | ブランノワール | 4 | 未勝利 | 1 | |
3 | 4 | ノーブルスコア | 2 | 紅梅ステークス(L) | 3 | |
2018 良 | 1 | 10 | レッドサクヤ | 2 | 500万 | 2 |
2 | 12 | ノーブルカリナン | 3 | 未勝利 | 1 | |
3 | 7 | レッドランディーニ | 5 | 白菊賞(500万) | 7 | |
2017 良 | 1 | 9 | サロニカ | 3 | 白梅賞(500万) | 3 |
2 | 10 | アドマイヤローザ | 2 | 未勝利 | 1 | |
3 | 5 | ミリッサ | 1 | 新馬 | 1 | |
2016 良 | 1 | 11 | レッドアヴァンセ | 1 | 未勝利 | 1 |
2 | 3 | ダイアナヘイロー | 7 | 新馬 | 1 | |
3 | 9 | ワントゥワン | 3 | 紅梅ステークス(OP) | 2 | |
2015 良 | 1 | 2 | クルミナル | 1 | 新馬 | 1 |
2 | 4 | ナガラフラワー | 7 | 新馬 | 1 | |
3 | 5 | ジルダ | 5 | 紅梅ステークス(OP) | 7 | |
2014 重 | 1 | 12 | シャイニーガール | 8 | 紅梅ステークス(OP) | 3 |
2 | 3 | ショウナンパンドラ | 1 | 未勝利 | 1 | |
3 | 9 | チョコレートバイン | 2 | 新馬 | 1 |
【新馬戦実績】新馬戦を勝利している馬が7勝していた
年度 | 勝ち馬 | 新馬戦の着順 |
2023 | ユリーシャ | 2着 |
2022 | アルーリングウェイ | 1着 |
2021 | サルファーコスモス | 3着 |
2020 | デアリングタクト | 1着 |
2019 | アクアミラビリス | 1着 |
2018 | レッドサクヤ | 1着 |
2017 | サロニカ | 1着 |
2016 | レッドアヴァンセ | 2着 |
2015 | クルミナル | 1着 |
2014 | シャイニーガール | 1着 |
過去10年のエルフィンステークスの勝ち馬7頭が新馬戦を勝利していました。
また、該当しなかった3頭はいずれも新馬戦で2~3着に入線しています。
この時期の3歳馬は出走馬間の能力の差が大きいため、デビュー戦を勝利した馬がそのまま勝ち切る傾向が強いことから、新馬戦の着順にも目を配りたいです。
今年の出走馬のうち、新馬戦を勝利した馬は7頭、2~3着だった馬は1頭、4着以下の馬は3頭いました。
【血統】父方サンデーサイレンスの馬が活躍
年度 | 勝ち馬 | 父 | 父系統 |
2023 | ユリーシャ | グレーターロンドン | サンデーサイレンス |
2022 | アルーリングウェイ | ジャスタウェイ | サンデーサイレンス |
2021 | サルファーコスモス | キングカメハメハ | ミスタープロスペクター |
2020 | デアリングタクト | エピファネイア | ロベルト |
2019 | アクアミラビリス | ヴィクトワールピサ | サンデーサイレンス |
2018 | レッドサクヤ | ディープインパクト | サンデーサイレンス |
2017 | サロニカ | ディープインパクト | サンデーサイレンス |
2016 | レッドアヴァンセ | ディープインパクト | サンデーサイレンス |
2015 | クルミナル | ディープインパクト | サンデーサイレンス |
2014 | シャイニーガール | ブラックタイド | サンデーサイレンス |
過去10年のエルフィンステークスの勝ち馬8頭が父方サンデーサイレンスでした。
もともとディープインパクト産駒が強いレースでしたがディープインパクトのラストクロップ(最後の産駒)は昨年で途切れています。
そのため、種牡馬別に見たら傾向が分散していますが、父系統まで遡ればサンデーサイレンス系の馬が活躍していることが分かりました。
今年の出走馬の内、父方サンデーサイレンスの馬は6頭いました。(かっこ内は父名)
【生年月】1月生まれは連対率0%
生年月 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1月 | 【0-0-2-8】 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
2月 | 【2-3-2-13】 | 10.0% | 25.0% | 35.0% |
3月 | 【3-3-2-25】 | 9.1% | 18.2% | 24.2% |
4月 | 【4-3-3-28】 | 10.5% | 18.4% | 26.3% |
5月 | 【1-1-1-8】 | 9.1% | 18.2% | 27.3% |
過去10年のエルフィンステークスの勝ち馬はいずれも2月から5月生まれでした。
1月生まれの馬はこれまで10頭が出走しましたが、馬券に絡んだのは2頭のみでいずれも3着がやっとです。
1月生まれには2023年のレッドヒルシューズ(2番人気)や2021年のエリザベスタワー(1番人気)などの人気馬もいましたが掲示板外に敗れていました。
馬券予想の際は、1月生まれの馬は評価を下げてもよいかもしれません。
今年の出走馬を生年月別にまとめてみました。
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エルフィンステークスの過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【3-1-2-4】 | 30.0% | 40.0% | 60.0% |
2番人気 | 【1-2-2-5】 | 10.0% | 30.0% | 50.0% |
3番人気 | 【2-2-1-5】 | 20.0% | 40.0% | 50.0% |
4番人気 | 【1-2-1-6】 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
5番人気 | 【1-0-3-6】 | 10.0% | 10.0% | 40.0% |
6~8番人気 | 【2-2-1-25】 | 6.7% | 13.3% | 16.7% |
9番人気以下 | 【0-1-0-31】 | 0.0% | 3.1% | 3.1% |
上位人気は広く好走している
過去10年のエルフィンステークスの勝ち馬を人気別にまとめました。
もっとも好走していたのは1番人気ですが、単勝率30%、複勝率は60%なので飛びぬけて好走しているわけではありません。
そして、1~5番人気に共通しているのが単勝率10~30%で複勝率は40~60%でした。
極端に好走率が高いわけではありませんが、6番人気以下になるとより好走率が落ちています。
過去10開催の内の9開催で1~5番人気に支持された馬が2頭以上馬券に絡んでいることからも分かるように、エルフィンステークスは特定の人気の馬が好走しているわけではないものの、基本的には1~5番人気に支持された馬が馬券の中心となるレースです。
9番人気以下の台頭は滅多にない
過去10年のエルフィンステークスで9番人気以下の馬は31頭出走しましたが、馬券に絡んだのは2021年のスンリ(12番人気)のみでした。
スンリが連対した年は中京で代替開催されたときのものです。
京都開催時のエルフィンステークスに限ってみると、なんと2010年のエーシンリターンズ(11番人気)まで遡らなければ9番人気の好走は見られませんでした。
もともとエルフィンステークスは下位人気の台頭が少ないですが、今年から京都開催に戻るため、より一層下位人気の台頭は難しいかもしれません。
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エルフィンステークスの過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-1-0-8】 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
2枠 | 【1-2-0-7】 | 10.0% | 30.0% | 30.0% |
3枠 | 【0-2-0-8】 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
4枠 | 【0-1-2-8】 | 0.0% | 9.1% | 27.3% |
5枠 | 【1-0-2-12】 | 6.7% | 6.7% | 20.0% |
6枠 | 【2-1-2-11】 | 12.5% | 18.8% | 31.3% |
7枠 | 【2-0-3-15】 | 10.0% | 10.0% | 25.0% |
8枠 | 【3-3-1-13】 | 15.0% | 30.0% | 35.0% |
京都開催時の14~20年における枠番別成績 | ||||
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-0-0-6】 | 14.3% | 14.3% | 14.3% |
2枠 | 【1-1-0-5】 | 14.3% | 28.6% | 28.6% |
3枠 | 【0-2-0-5】 | 0.0% | 28.6% | 28.6% |
4枠 | 【0-1-2-5】 | 0.0% | 12.5% | 37.5% |
5枠 | 【0-0-1-10】 | 0.0% | 0.0% | 9.1% |
6枠 | 【1-1-2-7】 | 9.1% | 18.2% | 36.4% |
7枠 | 【1-0-2-11】 | 7.1% | 7.1% | 21.4% |
8枠 | 【3-2-0-9】 | 21.4% | 35.7% | 35.7% |
外枠優勢
過去10年のエルフィンステークスの勝ち馬7頭が6枠よりも外の馬でした。
京都で開催された2014年~2020年の7開催に絞ってみても、勝ち馬の5頭が6枠よりも外です。
複勝率を見ても、内より外の馬のほうが全体的に高い水準でした。
エルフィンステークスは今年から京都開催に戻りますが、京都、中京時代問わず外枠有利の傾向があります。
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エルフィンステークスの過去10年の前走競馬場別成績
前走競馬場 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
東京 | 【0-0-0-3】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
中山 | 【1-0-0-10】 | 9.1% | 9.1% | 9.1% |
中京 | 【1-1-1-14】 | 5.9% | 11.8% | 17.6% |
京都 | 【6-4-7-24】 | 14.6% | 24.4% | 41.5% |
阪神 | 【2-4-2-18】 | 7.7% | 23.1% | 30.8% |
前走京都組の好走率が高い
過去10年のエルフィンステークスの勝ち馬6頭が前走京都競馬場のレースを走っていました。
また、2~3着に入線した11頭も前走京都です。
2021年~2023年が京都競馬場改修工事のため、京都から挑む馬の割合が少なかったことを考えれば、数値以上に好走傾向が強かったです。
前走が京都の馬は評価を上げたいです。
今年の出走馬で前走が京都だった馬は3頭いました。
以上になります。
エルフィンステークスの予想の参考にしてみてください!