【新潟記念2024予想】本命におすすめの3頭+穴党におすすめしたい2頭はこちら!
新潟記念2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
新潟記念2024の予想ポイント
- 差しや追込馬が好走している
- 牝馬は大苦戦【0-0-1-15】
- 斤量56キロの馬の好走率がもっとも高い
- 1人気【2-2-0-6】より2人気【4-0-1-5】の方が安定している
- 3枠と8枠に入った馬は評価を上げたい
- 前走G1&前走G3組が活躍
新潟記念2024予想の最終買い目
新潟記念が開催される日曜日の新潟競馬場界隈の天気は曇りのち晴れです。
気温も34度近く上昇するようで、暑い中行われるでしょう。
馬場傾向に関しては、前日土曜日は7R終了時点で芝コースは良馬場でした。
ところが、土曜日の昼過ぎから雨が降り始めたようで、9R以降は稍重に悪化しています。
芝のトラックバイアスを見てみると、いずれも時計がかかっていました。
さすがに開催最終週ということもあって馬場は重たそうで、雨の影響もあって消耗戦に近い内容です。
日曜日は晴れるので土曜日より傾向はマシになるかもしれません。
うましるで曇りの良~稍重馬場、標準~やや時計のかかる馬場を想定しながら予想をまとめました。
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◎本命 10 バラジ
父 | ヴァンセンヌ |
母 | シーダーアラジ |
母父 | アラジ |
主な勝ち鞍 | 湾岸ステークス(3勝クラス) 2023年 |
前走 | 目黒記念(G2) 8着 |
本命はバラジにしました。
騎手目線で見ると、騎乗する菅原騎手が過去10年の新潟記念で【1-0-1-1】と相性が良く、着外の1頭も2021年のヤシャマルの4着でした。
しかも、勝利した2022年のカラテは10番人気で勝利、3着だった2023年のインプレスも10番人気と、穴馬を何度も上位に持ってきているのは素晴らしいです。
バラジに関しては近走凡走が目立っているので狙いづらいところはありますが、新潟自体は【2-2-0-1】と相性が良く、着外の1戦は昨年の新潟記念の5着でした。
バラジの新潟適性が意外と高いこと、そして、菅原騎手の新潟記念の成績を評価し、ここは思い切って本命にしました。
〇対抗 9 キングズパレス
父 | キングカメハメハ |
母 | ドバウィハイツ |
母父 | Dubawi |
主な勝ち鞍 | 美浦ステークス(3勝クラス) 2024年 |
前走 | 七夕賞(G3) 2着 |
対抗はキングズパレスにしました。
昇級昇格後に挑んだ今年の新潟大賞典と七夕賞はどちらも2着入線しています。
特に、今回の新潟記念と同じコースで行われた新潟大賞典は勝ち馬ヤマニンサルバムにハナ差で惜しい競馬です。
新潟大賞典と新潟記念は開催時期の関係から、トラックバイアスが異なりますが、過去のレースを見てみると、稍重以下で行われた比叡ステークスや六社ステークスでも2着入りしていることからタフ馬場も対応できるでしょう。
追い切りも良かったですし、血統的にも新潟記念と相性がいいキングカメハメハ産駒なので、ここは対抗評価にしました。
▲単穴 12 レッドラディエンス
父 | ディープインパクト |
母 | ペルフォルマーダ |
母父 | Jump Start |
主な勝ち鞍 | 七夕賞(G3) 2024年 |
前走 | 七夕賞(G3) 1着 |
レッドラディエンスは単穴にします。
前走の七夕賞ではこれまであまり経験がなかった超ハイペースでしたが、後ろ有利の展開も味方し、差しきり競馬で勝利をつかみました。
有力候補だったキングズパレスに2馬身差を付けて完勝でしたし、直線の短い福島でも鋭く脚を活かせています。
今回は七夕賞と違って直線の長い新潟が舞台となりますが、差しや追込馬が活躍しやすい舞台なのでレッドラディエンスの脚色とも合うでしょう。
新潟コースは昨年の日本海ステークスで1回だけ経験しており2着でした。
このときの勝ち馬がのちの菊花賞馬ドゥレッツァだったことを考えると、強い相手に善戦できたのも良いです。
タフな馬場より高速馬場のほうが合いそうですが、日曜は晴れで土曜日ほど重たくならないでしょう。
データと相性のいい外枠を引けましたし、サマーチャンピオンを目指すうえでも上位争いに加わりたいです。
△連下 2 ライトバック
父 | キズナ |
母 | インザスポットライト |
母父 | Exceed And Excel |
主な勝ち鞍 | エルフィンステークス(L) 2024年 |
前走 | オークス(G3) 3着 |
今年の桜花賞とオークスで3着入りしたライトバックは相手にしました。
桜花賞とオークスはどちらも追込競馬で上位争いしています。
どちらも直線の長い外回り阪神と東京コースが舞台でしたが、しっかり脚を引き上げ、特に桜花賞では勝ち馬ステレンボッシュからコンマ1秒差の3着と、キレッキレの末脚で好走できたのが印象的です。
直線の長い舞台で結果を残しているので新潟コースとも合いそうですし、斤量も52キロと軽いことから、好走に期待できそうです。
ただ、新潟記念は牝馬の好走事例が乏しく、軽い馬が意外と苦戦しています。
また、ライトバックにとって内枠も末脚を活かす分にはやや不向きでした。
もう少し外なら評価を上げていましたが、データ的に不利な要素が意外と合ったため、ここは抑えまでにします。
△連下 7 セレシオン
父 | ハーツクライ |
母 | クルソラ |
母父 | Candy Stripes |
主な勝ち鞍 | 弥彦ステークス(3勝クラス) 2024年 |
前走 | 関越ステークス(OP) 3着 |
セレシオンも連下までにします。
2走前の弥彦ステークスではスローから上がり3F勝負で上がり最速33秒4の末脚を使って勝利しました。
2着のスミに2馬身差の完勝でしたし、末脚勝負で見事勝ち切れています。
前走関越ステークスは3着でしたが勝ち馬クルゼイロドスルとはタイム差0.1秒でした。
クルゼイロドスルがレコードタイムで勝ち切っているので時計だけ見たらセレシオンも素晴らしいものを発揮しており、負けて強しといえるでしょう。
過去の新潟実績は【2-1-1-0】と相性が良いのでコース適性にも期待できます。
ただ、近走は時計の出る馬場でやれているイメージがあるので、開催最終週の新潟よりも時計の出る条件のほうが良かったともいます。
トラックバイアスを考えて相手までにしました。
△連下 11 エーデルブルーメ
父 | ハービンジャー |
母 | アーデルハイト |
母父 | アグネスタキオン |
主な勝ち鞍 | ダイワスカーレットC(3勝クラス) 2024年 |
前走 | マーメイドステークス(G3) 2着 |
エーデルブルーメも抑えることにしました。
前走のマーメイドステークスは中盤まで後ろの位置で競馬していましたが、途中でまくりを開始し、最後の直線では豪脚を以て勝ち馬アリスヴェリテを捉えにかかっています。
上がりタイムは34秒6ですが、早めに動いてのものでしたし、最後まで長く脚を使えているので直線の長い新潟でも脚を引き出すことは可能でしょう。
データと相性の悪い牝馬ですし、本質的には時計の出る馬場のほうが合いそうですが、前走マーメイドステークスの持続性のある走りは評価したいです。
リーディング上位の川田騎手が新潟に騎乗するのも面白いですし、前走のような末脚に期待したいです。
単勝
10 バラジ
馬連流し
軸馬:10
相手:2、7、9、11、12
三連複フォーメーション
1頭目:10
2頭目:2、7、9、11、12
3頭目:2、7、9、11、12
新潟記念2024の有力馬3頭
夏競馬最終週に行われる新潟記念は例年骨のあるメンバーが参戦します。
今年も例年通りバラエティ豊かな面子がそろいました。
この中から上位人気に支持されそうな有力馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ライトバック
- エルフィンS (L) 2024年
今年の桜花賞とオークスで3着入りした3歳牝馬のライトバックがまさかの新潟記念参戦を発表しました。
近年新潟記念で活躍している3歳馬は増加傾向にありますが、牝馬の参戦は1996年のシャルムダンサー以来、実に28年ぶりとなります。
驚きの参戦でしたが、陣営曰く「直線の長いコース」は合うとコメントされていました。
確かに、外回り阪神で行われた桜花賞や、直線の長い東京で行われたオークスでは思う存分末脚を発揮して3着入りしています。
ステップレースのローズステークスも直線の長い中京で開催※されますが、中京は直線上に上り傾斜があるため、新潟を選んだのは悪い選択ではないでしょう。
※例年は阪神開催ですが、今年は阪神競馬でリフレッシュ工事を行っているため今年は中京で行われます。
同世代の牝馬より一足早く古馬と対戦することになりますが、夏競馬最終週にどのような走りを見せてくれるか、楽しみです。
キングズパレス
- 美浦S (3勝クラス) 2024年
今年の新潟大賞典と七夕賞で2着入りしたキングズパレスも面白い存在となるでしょう。
今年の春にオープン入りしたばかりの馬でしたが、今回と同コースで行われる新潟大賞典では勝ち馬ヤマニンサルバムのハナ差2着でした。
そして、前走七夕賞も直線の短い福島で上がり最速の末脚を使って2着入りしています。
この2戦はどちらも異なるコースでしたがどちらも自慢の末脚を使って結果を残しており、幅広い脚質を武器としています。
しかしながら、過去の戦績を見てみると芝2,000mは【2-5-0-0】の無敗なので距離適性も合っているのでしょう。
今回は好走した新潟大賞典と全く同じコースなので適性はいうまでもないですし、主戦の松岡騎手が再び騎乗するのも良いです。
また、今回見出しで取り上げていませんが、キングカメハメハ産駒は【2-2-0-7】と好走しているのも良いですね。
今年のキングカメハメハ産駒はキングズパレスのみなので、血統妙味も追い風です。
初重賞制覇を成し遂げられるか、注目したいです。
レッドラディエンス
- 七夕賞 (G3) 2024年
前走の七夕賞で痛烈な末脚を使って重賞初制覇を成し遂げたレッドラディエンスがサマー2000シリーズチャンピオンを目指します。
これまで12戦使って着外に敗れたのは新馬戦のみと、常に安定した走りでここまで上り詰めました。
昇級緒戦のレースも危なげなく走れていましたし、キャリア初重賞だった前走七夕賞でも力のある競馬で他馬に先着、勝ち時計1分57秒9の好時計で重賞初制覇を成し遂げています。
この七夕賞は前がハイペースで競馬したことで後ろ有利になりましたが、それでも小回り福島でしっかり脚を引き出せたのは良かったです。
脚質的には先行や差しを得意としていますが、どのようなポジションでもやれる点も強みです。
サマー2000シリーズを単独優勝するには新潟記念の勝利が必須となります。
新潟適性もあるので、引き続きコンビを組む戸崎騎手の乾坤一擲の騎乗に期待したいです。
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新潟記念2024の穴馬2頭
新潟記念は毎年伏兵が台頭し、特に直近3開催は二桁人気の馬が激走して高配当が飛び出ていました。
穴党向けのレースでもあるので、人気落ちの馬も積極的に予想したいです。
今年の出走登録馬の中から配当に期待できそうな馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ラーグルフ ※取消
- 中山金杯 (G3) 2023年
昨年の中山金杯を制したラーグルフも新潟記念に参戦します。
昨年は中山金杯勝利後、G1やG2のレースを中心に使い、この時期は新潟記念ではなく札幌記念を選択していました。
しかし、得意の中山コースで苦戦したこともあって、今回はグレードを落としてなおかつ左回りの新潟を選択しています。
これまで中山金杯や中山記念で好走していたので右回り+小回りのほうがあいそうです。
しかし、過去のデータを見てみると、意外にも新潟は【2-0-0-1】と相性がよく、2022年には2勝クラスの月岡温泉特別も制していました。
今回は久々の新潟ですが、脚質的には差し馬なので新潟のほうが合う可能性も高いです。
近走と比較しても相手は楽ですし、久々の新潟で思う存分末脚を発揮してほしいです。
バラジ
- 湾岸S (3勝クラス) 2023年
オープンクラスに昇格してからなかなか勝利をつかめていないバラジは騎手目線で面白そうです。
今回騎乗する菅原騎手は3走前の金鯱賞以来のコンビとなりますが、過去10年の新潟記念で菅原騎手は【1-0-1-1】でした。
10番人気だった2022年のカラテを勝利に導いただけではなく、昨年は10番人気のインプレスを3着に持ってきています。
また、着外の1戦も8番人気だった2021年のヤシャマルのもので、4着まで持ってきていました。
これまで新潟記念で騎乗した馬はすべて穴馬でしたが人気以上に持ってきており、新潟記念における騎手妙味が非常に強いです。
新潟記念といったらM.デムーロ騎手も好調でしたが今年は不在なので、騎手妙味ナンバーワンといえるでしょう。
バラジは近走馬券に絡めていませんが、新潟コースは【2-2-0-1】、着外の1戦も昨年の新潟記念5着のものです。
近走の成績からここは人気を落とすと思いますが、人馬ともに相性の良いレースなので台風の目となる可能性に期待したいです。
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ここからは新潟記念の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
新潟記念2024の概要
新潟記念は新潟競馬場で開催される芝2,000mの中距離重賞です。
サマー2000シリーズの最終戦に指定されている新潟記念は、これまでのサマーシリーズとは打って変わって左回りのワンターン、しかも直線の長い舞台でレースが行われます。
しかも、ハンデ重賞に指定されていることから、サマー2000対象の重賞競走を制した馬は斤量が課せられる傾向があります。
サマー2000のチャンピオンを目指す馬にとっては、これまでよりも重い斤量、しかも幅広い立ち回りができる馬でないと好走は厳しく、最終戦にふさわしい最後の砦となっています。
なお、近年はサマー2000には目もくれず、新潟記念をステップに秋の大舞台を目指す馬も現れました。
特に3歳馬にその傾向が見られ、2018年に当時3歳のブラストワンピースが勝利してからは、フェーングロッテンやノッキングポイントといった3歳馬もこのレースをステップに、大舞台へ飛越しています。
今年は桜花賞とオークスで3着入りしたライトバックの出走が発表されました。
サマー2000チャンピオンを目指す馬が制するか、新興勢力が制するか、それとも古馬のG1を目指す馬が勝つのか―――。
夏競馬最終週も盛り上がりを見せるでしょう!
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新潟記念2024の開催内容
開催日 | 9月1日(日曜) 15:45発走 |
格付け | G3 |
開催競馬場 | 新潟競馬場 11R |
コース | 芝2,000m |
性齢 | 3歳以上 |
斤量 | ハンデ |
1着賞金 | 4300万円 |
新潟記念2024が開催される新潟の芝2,000m(外)の特徴
スタート地点 | 2コーナーの奥ポケット |
コース | 左回りの外回り Aコース使用 |
1周の距離 | 2,223m |
直線距離 | 658.7m |
高低差 | 2.2m |
フルゲート | 18頭 |
(過去5年) | 平均タイム2:02.5 |
コースレコード | 1:56.4 (2001年 NiLS21S ツジノワンダー) |
新潟記念のタイム | |
(過去10年) | 平均タイム1:59.2 |
レコードタイム | 1:57.0 (2001年 サンプレイス) |
新潟の芝2,000mは春に行われた新潟大賞典でも使用されているコースです。
また、新潟芝2,000mには内回りと外回りコースが存在しますが、3勝クラス以上のレースは外回りを使用することになっているため、新潟記念は外回りの芝2,000mを使用します。
スタート地点は2コーナーの奥にあるポケットで、最初のコーナーまでの距離はなんと950mもあります。
道中ゆるやかな勾配ですが、全体的には上り傾斜が多いため、ペースはゆったりとします。
3コーナーに入ったあたりが坂のてっぺんとなっており、そこからは下り傾斜の割合が多くなります。
3~4コーナーはスパイラルカーブが導入されており、最後の直線が近づくにつれペースが引きあがります。
最後の直線は約659mで、日本一長い直線です。
細かいアップダウンの道の先、残り300mはフラットな地形がゴールまで続いているのです。
新潟は芝2,000mで唯一のワンターンコースです。
とにかく直線が長いことが特徴で、トップスピードを長く生かすことが可能です。
しかしながら、道中はアップダウンの道のりがコンスタントにあるため、意外とペース配分は容易ではなく、そこでしくじると最後の直線で息が上がってしまいます。
最後の直線はとにかく最高速度をどれだけ長く保てるかがカギとなります。
加速力や瞬発性に長けた馬や、トップスピードを維持できる力が試されるコースとなっています。
新潟の芝2,000m(外)はここをチェック!
- 芝2,000mでは国内唯一のワンターンコース
- 全面野芝
- 直線がとにかく長い
- 芝の主流血統が強い
- 福永騎手の好走率が高い
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新潟記念2024の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | ゴールドプリンセス | 牝4 | 53.0 | 菊沢一樹 |
2 | ライトバック | 牝3 | 52.0 | 坂井瑠星 |
3 | ジューンアヲニヨシ | 牡4 | 55.0 | 池添謙一 |
4 | シンリョクカ | 牝4 | 54.0 | 木幡初也 |
5 | ファユエン | 牝6 | 53.0 | 北村宏司 |
6 | アスクワイルドモア | 牡5 | 56.0 | 小沢大仁 |
7 | セレシオン | 牡5 | 56.0 | 荻野極 |
8 | アリスヴェリテ | 牝4 | 53.0 | 柴田裕一郎 |
9 | キングズパレス | 牡5 | 57.0 | 松岡正海 |
10 | バラジ | セ5 | 56.0 | 菅原明良 |
11 | エーデルブルーメ | 牝5 | 54.0 | 川田将雅 |
12 | レッドラディエンス | 牡5 | 58.5 | 戸崎圭太 |
新潟記念の過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2023 良 | 1 | 3 | ノッキングポイント | 2 | 日本ダービー(G1) | 5 |
2 | 9 | ユーキャンスマイル | 7 | 目黒記念(G2) | 7 | |
3 | 8 | インプレス | 10 | 鳴尾記念(G3) | 13 | |
2022 良 | 1 | 6 | カラテ | 10 | 安田記念(G1) | 16 |
2 | 17 | ユーキャンスマイル | 9 | 天皇賞(春)(G1) | 13 | |
3 | 18 | フェーングロッテン | 3 | ラジオNIKKEI賞(G3) | 1 | |
2021 良 | 1 | 16 | マイネルファンロン | 12 | 函館記念(G3) | 14 |
2 | 17 | トーセンスーリヤ | 3 | 函館記念(G3) | 1 | |
3 | 13 | クラヴェル | 2 | 中京記念(G3) | 3 | |
2020 良 | 1 | 17 | ブラヴァス | 2 | 七夕賞(G3) | 2 |
2 | 5 | ジナンボー | 3 | 七夕賞(G3) | 9 | |
3 | 16 | サンレイポケット | 5 | ジューンステークス(3勝) | 1 | |
2019 良 | 1 | 7 | ユーキャンスマイル | 2 | 天皇賞(春)(G1) | 5 |
2 | 5 | ジナンボー | 6 | ジューンステークス(3勝) | 1 | |
3 | 6 | カデナ | 8 | 小倉記念(G3) | 2 | |
2018 良 | 1 | 1 | ブラストワンピース | 1 | 日本ダービー(G1) | 5 |
2 | 5 | メートルダール | 6 | 大阪杯(G1) | 10 | |
3 | 4 | ショウナンバッハ | 13 | 福島TVオープン(OP) | 7 | |
2017 良 | 1 | 1 | タツゴウゲキ | 6 | 小倉記念(G3) | 1 |
2 | 11 | アストラエンブレム | 1 | エプソムカップ(G3) | 2 | |
3 | 7 | カフジプリンス | 12 | 小倉記念(G3) | 5 | |
2016 良 | 1 | 17 | アデイインザライフ | 2 | 常総ステークス(1600万) | 1 |
2 | 14 | アルバートドック | 1 | 七夕賞(G3) | 1 | |
3 | 12 | ロンギングダンサー | 9 | 新潟大賞典(G3) | 6 | |
2015 稍重 | 1 | 3 | パッションダンス | 6 | 小倉記念(G3) | 6 |
2 | 6 | マイネルミラノ | 9 | 函館記念(G3) | 8 | |
3 | 4 | ファントムライト | 13 | モンゴル大統領賞(OP) | 16 | |
2014 良 | 1 | 13 | マーティンボロ | 1 | 小倉記念(G3) | 2 |
2 | 16 | クランモンタナ | 5 | マレーシアカップ(1600万) | 1 | |
3 | 15 | ラストインパクト | 3 | 小倉記念(G3) | 6 |
【脚質】新潟のレースらしく、差しや追込馬の好走が目立つ
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【0-1-0-9】 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
先行 | 【2-3-2-30】 | 5.4% | 13.5% | 18.9% |
差し | 【5-2-2-65】 | 6.8% | 9.5% | 12.2% |
追込 | 【3-4-6-35】 | 6.3% | 14.6% | 27.1% |
過去10年の新潟記念の好走馬を脚質別に見てみると、もっとも勝利数が多かったのは5勝している差し馬でした。
差し馬は勝率7%と高いレベルです。
対して、連対率と複勝率は追込馬がもっとも高かったです。
差しも追込も後ろから脚を溜めて競馬する馬ですが、開催最終週で直線が日本一長い新潟コースが合致しやすいようです。
馬券予想の際は各馬の脚質にも注目したいです。
【性別】牝馬にとって厳しいレース
性別 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
牡・セン馬 | 【10-10-9-124】 | 6.5% | 13.1% | 19.0% |
牝馬 | 【0-0-1-15】 | 0.0% | 0.0% | 6.3% |
過去10年の新潟記念で牝馬は16頭出走しましたが、馬券に絡んだのは2021年のクラヴェルのみとなっています。
クラヴェルは前走中京記念やその前のマーメイドステークスで馬券に絡んだ馬ですが、この時点で2勝クラス止まりということもあり52キロの恩恵を受けていました。
それ以外の馬はすべて着外に沈んでおり、昨年は1番人気に支持されたサリエラも7着に敗れています。
今年の新潟記念は出走登録の段階で6頭の牝馬が登録していますが、過去の新潟記念のデータを見るとマイナスとなりそうです。
今年出走する6頭の牝馬は下記の通りです。
【斤量】56キロ以上の馬の好走が目立つ
斤量 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
53キロ以下 | 【0-0-4-30】 | 0.0% | 0.0% | 11.8% |
54キロ台 | 【2-2-2-25】 | 6.5% | 12.9% | 19.4% |
55キロ台 | 【3-0-1-29】 | 9.1% | 9.1% | 12.1% |
56キロ台 | 【3-3-1-21】 | 10.7% | 21.4% | 25.0% |
57キロ以上 | 【2-5-2-32】 | 4.9% | 17.1% | 22.0% |
過去10年の新潟記念の好走馬を斤量別にまとめました。
好走率がもっとも高かったのが斤量56キロ台の馬で、勝率、連対率、複勝率いずれの数値も一番高いです。
斤量57キロ以上の馬も連対率と複勝率は2番目に高かったです。
対して、斤量53キロ以下の馬は【0-0-3-40】で3着までとなっています。
新潟記念は実力が見込まれて重ハンデを背負った馬のほうが好走していました。
今年の出走馬の中で斤量56キロの馬は3頭いました。
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新潟記念の過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【2-2-0-6】 | 20.0% | 40.0% | 40.0% |
2番人気 | 【4-0-1-5】 | 40.0% | 40.0% | 50.0% |
3番人気 | 【0-2-2-6】 | 0.0% | 20.0% | 40.0% |
4~6番人気 | 【2-3-1-24】 | 6.7% | 16.7% | 20.0% |
7~9番人気 | 【0-3-2-25】 | 0.0% | 10.0% | 16.7% |
10番人気以下 | 【2-0-4-73】 | 2.5% | 2.5% | 7.6% |
1番人気より安定している2番人気
過去10年の新潟記念で1番人気は【2-2-0-6】、2番人気は【4-0-1-5】でした。
1番人気よりも2番人気のほうが勝ち馬は多く、複勝率も高いです。
また、1番人気は直近5開催すべての年で馬券外に沈んでおり、対して2番人気は直近5開催で【3-1-0-1】でした。
近年は1番人気の馬が苦戦し、2番人気馬が好走していることから、当日も人気もチェックしながら予想を考えたいです。
二桁人気の馬は重賞実績にも注目したい
年度 | 着順 | 馬名 | 人気 | 主な重賞実績 |
2023 | 3 | インプレス | 10 | なし |
2022 | 1 | カラテ | 10 | 東京新聞杯2021(G3)/1着 |
2021 | 1 | マイネルファンロン | 12 | 函館記念2019(G3)/2着 |
2018 | 3 | ショウナンバッハ | 13 | AJCC2016(G2)/3着 |
2017 | 3 | カフジプリンス | 12 | ダイヤモンドS2017(G3)/3着 |
2015 | 3 | ファントムライト | 13 | なし |
過去10年の新潟記念で10番人気以下の馬は6頭馬券に絡んでいました。
この6頭のうちの4頭は過去に重賞レースで馬券に絡んだ実績があります。
新潟記念は近年凡走している馬が参戦する傾向が強いレースですが、過去に重賞実績がある馬が激走する場合もあるので、実績のある馬は人気していなかったとしても警戒したいです。
今年の出走馬の中で過去に重賞レースで馬券に絡んだことがある馬は7頭いました。(かっこ内は主な実績)
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新潟記念の過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【2-0-0-16】 | 11.1% | 11.1% | 11.1% |
2枠 | 【1-0-1-16】 | 5.6% | 5.6% | 11.1% |
3枠 | 【2-3-1-13】 | 10.5% | 26.3% | 31.6% |
4枠 | 【1-1-2-16】 | 5.0% | 10.0% | 20.0% |
5枠 | 【0-0-1-19】 | 0.0% | 0.0% | 5.0% |
6枠 | 【0-2-1-17】 | 0.0% | 10.0% | 15.0% |
7枠 | 【1-1-2-22】 | 3.8% | 7.7% | 15.4% |
8枠 | 【3-3-2-20】 | 10.7% | 21.4% | 28.6% |
3枠と8枠の好走率が高かった
過去10年の新潟記念の好走馬を枠順別にまとめました。
単勝率が10%を超えていたのは1,3,8枠です。
内と外から好走馬が出ていましたが、1枠は2~3着に入線した馬がおらず、複勝率は11%と最低水準でした。
対して、3枠は複勝率32%、8枠も29%と高いレベルで安定しています。
特に、3枠からは近2開催の勝ち馬が出ており、8枠は2020年から2022年の3開催で毎年2頭が入線していることから好走に期待できるでしょう。
新潟記念で3枠と8枠に入った馬は評価を上げたいです。
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新潟記念の過去10年の前走クラス別成績
前走クラス | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
G1 | 【4-2-0-16】 | 18.2% | 27.3% | 27.3% |
G2 | 【0-1-0-10】 | 0.0% | 9.1% | 9.1% |
G3 | 【5-5-7-77】 | 5.3% | 10.6% | 18.1% |
OP | 【0-0-2-12】 | 0.0% | 0.0% | 14.3% |
前走G1◎、前走G3〇
過去10年の新潟記念の好走馬を前走クラス別にまとめました。
もっとも好走していたのが前走G1から挑んだ馬で、単勝率18%、連対率と複勝率は27%もありました。
次いで好走していたのが前走G3の馬で、通算成績は【5-5-7-77】、半数以上が馬券に絡んでいます。
前走G3組はG1組について好走していることから、決して悪い水準ではありません。
新潟記念では前走G1組やG3組を評価したいですね。
今年の出走馬の中で前走G1だった馬は2頭、G3の馬は頭いました。
新潟記念2024追い切り評価
新潟記念2024追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。
以上になります。
新潟記念の予想の参考にしてみてください!