【東京大賞典2024予想】本命におすすめの3頭+人気落ちで狙いたい穴馬2頭はこちら!
東京大賞典2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
枠順確定後に東京大賞典2024予想の最終買い目を発表します!
東京大賞典2024の予想ポイント
- 勝ち馬はダート2,000mで連対率50%を超えている馬から予想
- 中央所属馬が圧倒的に強い
- リピーター組が再度好走している
- 1人気【4-3-2-1】の複勝率は90%、10人気以下は全頭馬券外
- 1~2枠に入った馬は苦戦
- 前走レースで1~6着以内の馬がこのレース勝ち切りやすい
東京大賞典2024予想の最終買い目
枠順確定後、レース前日までに東京大賞典2024予想の最終買い目を発表します。
東京大賞典2024の有力馬3頭
地方競馬の中でもっともグレードの高い東京大賞典には毎年中央と地方の精鋭が参戦し、一年最後の重賞を盛り上げてくれます。
今年もトップホースが集結し、G1にふさわしいメンバーが揃いました。
今年の出走登録馬の中から実績上位の有力馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
フォーエバーヤング
- JDクラシック (Jpn1) 2024年
- 全日本2歳優駿 (Jpn1) 2023年
- UAEダービー (G2) 2024年
- サウジダービー (G3) 2024年
- JBC2歳優駿 (Jpn3) 2023年
今年の人気の中心はフォーエバーヤングでしょう。
3歳世代の最強候補でこれまで8戦6勝3着が2回で複勝率は驚異の100%です。
使ってきたレースもジャパンダートクラシックだけではなくアメリカ最強馬を決めるケンタッキーダービーやブリーダーズカップクラシックなど、ハイレベルな舞台に出走しながら3着でした。
特にケンタッキーダービーは3着とはいえ勝ち馬ミスティックダンとシエラレオーネとの差は僅差、4着以下に差を付けていることからハイレベルの一戦で上位争いできたのは高く評価できます。
このケンタッキーダービーはスタートで出遅れていた上、最後の直線ではシエラレオーネの鞍上ガファリオン騎手と接触がありながらの3着なので、スムーズなら勝ち負けもあったと思います。
仕切り直しの一戦となったジャパンダートクラシックでは1頭だけ強い競馬で勝利しましたし、前走ブリーダーズカップクラシックも最内から押し上げて2~4番手の位置を確保し、3コーナー辺りで手が入って直線でもじりじり脚を伸ばして3着でした。
上位2頭には完敗でしたが、最後は1頭伸びていることから十分すぎるほどの健闘といえるでしょう。
今回は一年の締めくくりである東京大賞典に出走しますが、国内馬にはこれまで1度も負けていません。
大井適性もジャパンダートクラシックで証明していますし、勝ち負けにも期待できるでしょう。
相手は強力ですが、斤量の恩恵もあるので新興勢力を代表するフォーエバーヤングがどのような走りを見せてくれるか楽しみです。
ウシュバテソーロ
- ドバイワールドC (G1) 2023年
- 東京大賞典 (G1) 2023年
- 東京大賞典 (G1) 2022年
- 川崎記念 (Jpn1) 2023年
- 日本テレビ盃 (Jpn2) 2023年
昨年のドバイワールドカップを勝利し、東京大賞典も2年連続勝利しているウシュバテソーロも参戦します。
一昨年の今頃はリステッドクラスの馬でしたが、ぶっつけで挑んだ東京大賞典を勝利すると、翌年川崎記念も勝ち切り、そしてなんと世界最高峰のダートレースといわれるドバイワールドカップも勝利しました。
ドバイワールドカップの勝利は過去にヴィクトワールピサが成し遂げていますが、ヴィクトワールピサの年は馬場がオールウェザーだったので、ダートにおけるドバイワールドカップの勝利はウシュバテソーロが初めてです。
今年7歳になりましたが、サウジカップでは伏兵セニョールパスカドールに差されてしまったものの差しの競馬でアタマ差の2着ですし、連覇を掛けたドバイワールドカップにおいても逃げたローレルリバーには8馬身差の完敗でしたが、最後方から脚を溜め、直線では豪脚を発揮し同じく追込を仕掛けたセニョールパスカドールには僅差で先着し、2着入りしているように年齢以上にやれています。
前走のブリーダーズカップクラシックは後方から脚を溜め、3~4コーナーで進出を開始して直線では馬場の内目から追い込みを決めましたが思ったより伸びきれず10着でした。
騎乗した川田騎手曰く「気持ちが乗っていなかった」ようで精神的に前向きじゃなかったようです。
今回は仕切り直しの一戦となりますが、今年のサウジカップやドバイワールドカップの走りを見せて衰えは感じられませんし自慢の差し脚も健在です。
データと相性のいいリピーターですし、古馬の総大将ともいえるウシュバテソーロがどのような走りを見せるか注目したいです。
ウィルソンテソーロ
- JBCクラシック (Jpn1) 2024年
- 白山大賞典 (Jpn3) 2023年
- マーキュリーカップ (Jpn3) 2023年
- かきつばた記念 (Jpn3) 2023年
前々走のJBCクラシックで悲願のJpn1制覇を成し遂げたのがウィルソンテソーロです。
昨年のチャンピオンズカップは前有利の展開で1頭だけ鋭く差し脚を伸ばして2着に入線し、昨年の東京大賞典はたまたまゲートを飛び出したため、逃げの競馬でウシュバテソーロに半馬身差の2着でした。
今年の入ってからも安定感ある走りは健在で、逃げも先行も追込でもやれています。
特に勝利したJBCクラシックは2週目の3コーナーあたりで早めに動き、後続を突き放して完勝し、悲願のG1制覇を達成しました。
前走チャンピオンズカップも中団で脚を溜めつつ直線で好位置から1頭伸びてきて逃げたレモンポップにハナ差まで詰め寄っており、自慢の末脚は健在です。
今回は2年連続東京大賞典への参戦となりますが、主戦の川田騎手がグランブリッジやウシュバテソーロではなくウィルソンテソーロに乗るのも面白いですし、使い詰めてもやれる丈夫さもあります。
昨年も惜しい競馬だったので引き続き好走に期待できるでしょう。
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東京大賞典2024の穴馬2頭
東京大賞典は基本的に荒れることが少ないレースです。
しかし、中穴人気の馬が意外と馬券に絡むことが多く、小荒れには期待できるかもしれません。
今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな穴馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
クラウンプライド
- UAEダービー (G2) 2022年
- コリアカップ (G3) 2024年
- コリアカップ (G3) 2023年
- マーキュリーカップ (Jpn3) 2024年
これまでG1(Jpn1)競走で2着が3回のクラウンプライドも参戦します。
脚質的には逃げ~先行競馬を得意としており、今年のコリアカップでは外ゲートから好発を切って先頭に立ち、直線でも脚色を落とさず独走して勝利しました。
このレースでは今年の有力候補であるウィルソンテソーロも出走していますが、ウィルソンテソーロに5馬身差を付けて圧勝しているように自身の競馬に持っていくことができれば最後まで脚質を落とさず勝ち切れます。
また、3走前のマーキュリーカップも僅差とはいえ2番手の位置から早めに動いて先頭に立ち、しぶとく脚を使って優勝しました。
2着のビヨンドザファザーや3着ロードアヴニールには詰め寄られていますが、この2頭が54キロに対してクラウンプライドは57キロだったので着差以上にやれていました。
前走チャンピオンズカップは内ラチ沿いから先行しましたが直線に入って苦しくなっているのは気になりますが、淡々とした流れで息を入れるのが難しかったのかもしれません。
今回は仕切り直しの1戦となりますが、大井ダート2,000mは昨年の帝王賞で2着入りしている舞台ですし、適性は悪くないです。
かつてと比較すると少しパフォーマンスを落としている感じもするので、強豪相手にどこまでやれるか注目したいです。
サヨノネイチヤ
- 大井記念 (G) 2024年
- ブリリアントC (G) 2024年
- 勝島王冠 (G) 2023年
大井でもっとも結果を残しているサヨノネイチヤも東京大賞典に参戦します。
これまで17戦使って交流重賞以外ではパーフェクト連対している大井でトップクラスの実力馬です。
脚質的には先行~差しの競馬を得意としており、昨年の勝島王冠と今年のブリリアントカップ、そして大井記念を3連勝しました。
今年の帝王賞は5着に敗れてしまいましたが、得意の大井で長く脚を伸ばし、4着のグランブリッジのアタマ差なので地方馬としては健闘したといえるでしょう。
コース適性と大井の戦績はメンバーの中でもトップクラスにあるため出し切れる可能性は高いです。
ただ、交流重賞では帝王賞とマイルチャンピオンシップ南部杯、どちらも馬券外に沈みました。
はじめての他競馬場+マイルだったマイルチャンピオンシップ南部杯はもとより、帝王賞も健闘したとはいえ中央の上位勢には着差を付けられています。
そして、連覇のかかった前走勝島王冠も地方に移籍したばかりの元中央馬であるキングストンボーイに完敗でした。
キングストンボーイが55キロでサヨノネイチヤが58キロだったので斤量は影響しましたが、それでもダートで勝ち星のない馬に5馬身差の完敗は気になるところです。
中央勢との実力の差に開きがあるのが最大の課題といえるでしょう。
コース適性を活かして中央勢相手にどこまでやれるか、見ものです。
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ここからは東京大賞典の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
東京大賞典2024の概要
東京大賞典は大井競馬場で開催される中距離ダートG1です。
中央競馬の一年の締めくくりがかつては有馬記念、現在はホープフルステークスだとしたら、ダートの締めくくりは昔から現在まで東京大賞典でした。
ダートは元より、地方競馬最後のG1で、なおかつ1着賞金1億円はすべての地方競馬のレースの中でももっとも高いです。
また、地方競馬の交流重賞の中では唯一Jpn1ではなくG1です。
国際的にも認められている競走ということで、一言で言うなら全地方競馬のレースの中でもっとも格が高いレースといえるでしょう。
一年の最後に開催されるレースであると同時にマグレが少ない大井ダート2,000mが舞台ということもあって、これまで実績を重ねた中距離ダート馬が中央・地方問わず参戦します。
芝レースの有馬記念に匹敵するほどの好メンバーが参戦するため、普段中央競馬の馬券しか買わない競馬ファンも東京大賞典には注目していますよ。
今年の東京大賞典も実力馬が多数参戦し、G1にふさわしい好メンバーが集結しました。
中でも新興勢力フォーエバーヤングと古馬の総大将ウシュバテソーロの激突には注目したいですね!
正真正銘今年ラストのG1競走。
最後に勝つのはどの馬でしょうか?!
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東京大賞典2024の開催内容
開催日 | 12月29日(日曜) 15:40発走 |
格付け | G1 |
開催競馬場 | 大井競馬場 |
コース | ダート2,000m |
性齢 | 3歳以上 |
斤量 | 定量 |
1着賞金 | 1億円 |
東京大賞典2024が開催される大井のダート2,000mの特徴
東京大賞典のタイム | |
(過去10年) | 平均タイム2:07.3 |
レコードタイム | 2:00.4 (2011年 スマートファルコン) |
東京大賞典が開催される大井ダート2,000mは帝王賞やジャパンダートクラシックといったビッグレースの舞台にも指定されている主流コースです。
スタート地点は4コーナーの出口付近でそこから大回りコースをぐるりと1周強回ります。
スタートから最初の1コーナーまでの距離は500m近くあります。
これは、東京競馬場のダートコースの最後の直線と同じくらい距離があります。
十分すぎるほど距離があるためどの枠からでも自分の競馬を行うことができますが、内を見ながら立ち回ることができる外枠のほうがやや有利といわれています。
ややカーブのきつい1~2コーナーを過ぎると500m近く距離のある向こう正面に入ります。
そして、150mほどある3~4コーナーを立ち回ると最後の直線は約386m、長い直線の先にゴールがあります。
大井競馬場はスタンド前直線と向こう正面がコースの大部分を占めており、直線の長い舞台となっています。
しかしながら、向こう正面にある残り1,000mの標識を過ぎたあたりから各馬はペースアップすることが多いです。
ロングスパートの競馬になることが多く、トップスピードを維持するスタミナが重要視されます。
なお、大井競馬場は東京都品川区、東京湾の近くにあるので海風の影響も受けやすいです。
公式には風の情報は公開していませんが、風のファクターも受けやすいため当日のレース傾向を確認しながら予想することも大事といわれています。
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東京大賞典2024の出走馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 |
ウィルソンテソーロ | 牡5 | 57.0 | 川田将雅 |
ウシュバテソーロ | 牡7 | 57.0 | 菅原明良 |
カジノフォンテン | 牡8 | 57.0 | 未定 |
キャッスルブレイヴ | 牡5 | 57.0 | 未定 |
キングオブザナイル | 牡4 | 57.0 | 室陽一朗 |
クラウンプライド | 牡5 | 57.0 | 横山武史 |
グランデマーレ | 牡7 | 57.0 | 本村直樹 |
グランブリッジ | 牝5 | 55.0 | 松山弘平 |
サヨノネイチヤ | 牡5 | 57.0 | 西啓太 |
デルマソトガケ | 牡4 | 57.0 | C.ルメール |
パワーブローキング | 牡5 | 57.0 | 未定 |
フォーエバーヤング | 牡3 | 56.0 | 坂井瑠星 |
ラムジェット | 牡3 | 56.0 | 三浦皇成 |
東京大賞典の過去10年のデータと傾向
年 馬場 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2023 良 | 1 | 5 | ウシュバテソーロ | 1 | BCクラシック(G1) | 5 |
2 | 9 | ウィルソンテソーロ | 6 | チャンピオンズカップ(G1) | 2 | |
3 | 6 | ドゥラエレーデ | 4 | チャンピオンズカップ(G1) | 3 | |
2022 良 | 1 | 6 | ウシュバテソーロ | 2 | カノープスステークス(OP) | 1 |
2 | 2 | ノットゥルノ | 4 | チャンピオンズカップ(G1) | 8 | |
3 | 5 | メイショウハリオ | 1 | JBCクラシック(Jpn1) | 5 | |
2021 良 | 1 | 9 | オメガパフューム | 1 | JBCクラシック(Jpn1) | 2 |
2 | 12 | クリンチャー | 3 | チャンピオンズカップ(G1) | 14 | |
3 | 5 | ウェスタールンド | 7 | 浦和記念(Jpn2) | 4 | |
2020 良 | 1 | 7 | オメガパフューム | 1 | JBCクラシック(Jpn1) | 2 |
2 | 14 | カジノフォンテン | 9 | 勝島王冠(G) | 1 | |
3 | 9 | ウェスタールンド | 3 | 浦和記念(Jpn2) | 3 | |
2019 稍重 | 1 | 9 | オメガパフューム | 2 | チャンピオンズカップ(G1) | 6 |
2 | 10 | ノンコノユメ | 5 | 勝島王冠(G) | 2 | |
3 | 5 | モジアナフレイバー | 4 | 勝島王冠(G) | 1 | |
2018 良 | 1 | 5 | オメガパフューム | 3 | チャンピオンズカップ(G1) | 5 |
2 | 13 | ゴールドドリーム | 1 | マイルCS南部杯(Jpn1) | 2 | |
3 | 2 | ケイティブレイブ | 2 | チャンピオンズカップ(G1) | 11 | |
2017 良 | 1 | 13 | コパノリッキー | 3 | チャンピオンズカップ(G1) | 3 |
2 | 3 | サウンドトゥルー | 2 | チャンピオンズカップ(G1) | 11 | |
3 | 12 | ケイティブレイブ | 1 | チャンピオンズカップ(G1) | 4 | |
2016 重 | 1 | 11 | アポロケンタッキー | 5 | チャンピオンズカップ(G1) | 5 |
2 | 8 | アウォーディー | 1 | チャンピオンズカップ(G1) | 2 | |
3 | 14 | サウンドトゥルー | 2 | チャンピオンズカップ(G1) | 1 | |
2015 良 | 1 | 5 | サウンドトゥルー | 3 | チャンピオンズカップ(G1) | 3 |
2 | 13 | ホッコータルマエ | 1 | チャンピオンズカップ(G1) | 5 | |
3 | 4 | ワンダーアキュート | 6 | チャンピオンズカップ(G1) | 6 | |
2014 良 | 1 | 6 | ホッコータルマエ | 1 | チャンピオンズカップ(G1) | 1 |
2 | 7 | コパノリッキー | 2 | チャンピオンズカップ(G1) | 12 | |
3 | 13 | サミットストーン | 8 | 浦和記念(Jpn2) | 1 |
【距離適性】ダート2,000mで連対率50%を超えている馬が優勝している
年度 | 勝ち馬 | ダート2,000m成績 | ダート2,000m連対率 |
2023 | ウシュバテソーロ | 【3-0-0-1】 | 75.0% |
2022 | ウシュバテソーロ | 【1-0-0-0】 | 100.0% |
2021 | オメガパフューム | 【5-4-0-1】 | 90.0% |
2020 | オメガパフューム | 【4-4-0-0】 | 100.0% |
2019 | オメガパフューム | 【3-2-0-0】 | 100.0% |
2018 | オメガパフューム | 【1-1-0-0】 | 100.0% |
2017 | コパノリッキー | 【3-2-0-2】 | 71.4% |
2016 | アポロケンタッキー | 【1-0-1-0】 | 50.0% |
2015 | サウンドトゥルー | 【0-1-0-0】 | 100.0% |
2014 | ホッコータルマエ | 【3-0-0-3】 | 50.0% |
過去10年の東京大賞典の勝ち馬はいずれもこれまでにダート2,000mのレースで連対率50%を超えている馬ばかりでした。
東京大賞典の舞台も大井ダート2,000mで開催されますが、距離適性の高い馬が好走傾向にあるようです。
馬券予想の際は距離適性にも注目したいですね。
今年の出走登録馬の中でダート2,000mの連対率が50%以上ある馬は7頭いました。
【所属】ここでも強い中央所属馬
所属 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
中央 | 【10-8-8-41】 | 14.9% | 26.9% | 38.8% |
南関東 | 【0-2-2-59】 | 0.0% | 3.2% | 6.3% |
その他地方 | 【0-0-0-13】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の東京大賞典の勝ち馬10頭、2~3着馬16頭はすべて中央競馬所属の馬でした。
東京大賞典は中央、地方の精鋭が激突する舞台ですが交流重賞らしく中央馬のほうが健闘しています。
馬券予想の際は中央所属馬を中心に考えたいです。
今年の出走登録馬の中で中央所属馬は7頭、地方所属馬は6頭いました。
【リピーター】過去の東京大賞典好走馬に注目したい
過去10年の東京大賞典で2回以上馬券に絡んだリピーター | |
馬名 | 過去の東京大賞典の実績 |
ホッコータルマエ | 2013年~2014年1着 2015年2着 |
コパノリッキー | 2014年2着 2015年4着 2016年5着 2017年1着 |
サウンドトゥルー | 2015年1着 2016年3着 2017年2着 |
ケイティブレイブ | 2017~2018年3着 |
オメガパフューム | 2018~2021年1着 |
ウェスタールンド | 2020~2021年3着 |
ウシュバテソーロ | 2022~2023年1着 |
過去10年の東京大賞典で馬券に絡んだ17頭は前年以前の東京大賞典でも馬券に絡んでいたリピーターでした。
2018年~2021年に前馬未到の4連覇を果たしたオメガパフュームをはじめ、ウシュバテソーロやホッコータルマエなど、前年までの好走馬が再激走する可能性は非常に高いです。
また、過去10開催の東京大賞典の内、2022年を除いた9開催で前年の東京大賞典で馬券に絡んでいた馬が1頭以上入線していました。
唯一該当しなかった2022年の東京大賞典は前年馬券に絡んだ馬は不出走だったことを考えると実質的に前年好走馬が再激走する可能性は100%です。
東京大賞典はリピーターレースなのでこれまでの出走歴と着順にも注目したいです。
今年の出走登録馬の中で過去に東京大賞典で馬券に絡んだことがある馬は3頭いました。(かっこ内は過去の東京大賞典の着順)
なお、上記で上げた「ダート2,000mで連対率50%を超えている馬」「中央所属馬」「リピーター」の3つ全てに該当する馬2頭いました。
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東京大賞典の過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【4-3-2-1】 | 40.0% | 70.0% | 90.0% |
2番人気 | 【2-2-2-4】 | 20.0% | 40.0% | 60.0% |
3番人気 | 【3-1-1-5】 | 30.0% | 40.0% | 50.0% |
4番人気 | 【0-1-2-7】 | 0.0% | 10.0% | 30.0% |
5番人気 | 【1-1-0-8】 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
6番人気以下 | 【0-2-3-88】 | 0.0% | 2.2% | 5.4% |
1~2番人気馬が馬券全体の半数を占める
過去10年の東京大賞典で馬券に絡んだ15頭が1~2番人気の馬でした。
このうち1番人気は複勝率90%と非常に安定しており、高確率で馬券に絡んでいます。
1~2番人気がどちらも着外に沈んだ年は過去10年一度もないことから1~2番人気は信頼しやすいです。
当日の人気を見ながら予想するのも良さそうです。
10番人気以下の好走は皆無
過去10年の東京大賞典で6番人気以下の馬は5頭馬券に絡んでいましたが、いずれも6~9番人気の馬でした。
10番人気以下の馬はこれまで53頭が出走したもののすべて着外に沈んでいます。
東京大賞典は人気が結果に反映されやすいレースとなっており、10番人気以下の馬は全滅しているので度外視しても良いかもしれません。
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東京大賞典の過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【0-0-1-13】 | 0.0% | 0.0% | 7.1% |
2枠 | 【0-2-0-13】 | 0.0% | 13.3% | 13.3% |
3枠 | 【2-0-2-14】 | 11.1% | 11.1% | 22.2% |
4枠 | 【3-1-2-13】 | 15.8% | 21.1% | 31.6% |
5枠 | 【2-1-1-15】 | 10.5% | 15.8% | 21.1% |
6枠 | 【1-0-2-16】 | 5.3% | 5.3% | 15.8% |
7枠 | 【2-4-1-12】 | 10.5% | 31.6% | 36.8% |
8枠 | 【0-2-1-17】 | 0.0% | 10.0% | 15.0% |
1~2枠の好走事例は少ない
過去10年の東京大賞典で1~2枠の馬は29頭出走しましたが、馬券に絡んだのは3頭のみでした。
両枠とも勝利はないうえ、1枠に関しては1頭しか馬券に絡めていません。
東京大賞典の舞台である大井競馬場は地方競馬らしく内ラチ沿いの砂が深いため走るにはパワーが必要です。
同時にスタミナも消耗しやすいため内枠は苦戦傾向にありました。
馬券予想の際、1~2枠を引いた馬は評価を下げても良いかもしれないです。
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東京大賞典の過去10年の前走着順別成績
前走着順 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1着 | 【2-1-3-20】 | 7.7% | 11.5% | 23.1% |
2着 | 【2-4-0-14】 | 10.0% | 30.0% | 30.0% |
3着 | 【2-0-2-12】 | 12.5% | 12.5% | 25.0% |
4着 | 【0-0-2-2】 | 0.0% | 0.0% | 50.0% |
5着 | 【3-1-1-12】 | 17.6% | 23.5% | 29.4% |
6着 | 【1-0-1-10】 | 8.3% | 8.3% | 16.7% |
7~9着 | 【0-1-0-14】 | 0.0% | 6.7% | 6.7% |
10着以下 | 【0-3-1-29】 | 0.0% | 9.1% | 12.1% |
勝ち馬はいずれも前走レースで1~6着だった
過去10年の東京大賞典の勝ち馬はいずれも前走レースで1~6着に入線しています。
その中でも前走1~3着馬と5着馬は2勝以上勝利を挙げており、4着の馬は勝利こそありませんでしたが複勝率は50%もありました。
勝ち馬を予想する際は前走着順にも注目したいです。
今年の出走登録馬の中で前走1~6着だった馬は8頭いました。
前走7着以下で好走した5頭はいずれも前走がチャンピオンズカップだった
過去10年の東京大賞典で前走7着以下だった馬は5頭馬券に絡んでいました。
この5頭はいずれも前走がチャンピオンズカップです。
チャンピオンズカップ以外の舞台で7着以下に敗れていた馬は好走皆無だったので割引しても良いかもしれません。
今年の出走登録馬のなかで前走チャンピオンズカップ以外のレースで7着以下に敗れていた馬は4頭いました。
東京大賞典2024全頭考察
更新後に追記いたします。
以上になります。
東京大賞典の予想の参考にしてみてください!