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【東京大賞典2024予想】本命におすすめの3頭+人気落ちで狙いたい穴馬2頭はこちら!

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東京大賞典2024予想の最終買い目を更新しました!

東京大賞典2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!

東京大賞典2024の予想ポイント

  • 勝ち馬はダート2,000mで連対率50%を超えている馬から予想
  • 中央所属馬が圧倒的に強い
  • リピーター組が再度好走している
  • 1人気【4-3-2-1】の複勝率は90%、10人気以下は全頭馬券外
  • 1~2枠に入った馬は苦戦
  • 前走レースで1~6着以内の馬がこのレース勝ち切りやすい
目次(読みたい項目をタップ)

東京大賞典2024予想の最終買い目

東京大賞典が開催される日曜日の大井競馬場界隈は一日晴れの予報が出ていました。

前日と前々日も晴れだったので良馬場開催に期待できるでしょう。

前日土曜日はレースが行われていませんでしたがその前の金曜日は終日晴れの良馬場で時計はレースによってまちまちですが、極端に掛かっているわけでも高速馬場でもなさそうです。

評価の難しいところですが、うましるでは晴れの良馬場、標準くらいの馬場を想定しながらレース予想をまとめました。

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◎本命  4 フォーエバーヤング

リアルスティール
フォエヴァーダーリング
母父Congrats
主な勝ち鞍ジャパンダートクラシック(Jpn1) 2024年
前走ブリーダーズカップクラシック(G1) 1着

本命はフォーエバーヤングにしました。

これまで8戦すべてにおいて馬券に絡んでいる馬で、唯一破れたのがダートの本場アメリカにおけるケンタッキーダービーとブリーダーズカップクラシックでした。

このうちケンタッキーダービーは上位2頭と差はなく出遅れがなければ勝利もあり得たレースです。

ブリーダーズカップは同期の米国馬であるシエラレオーネやフィアースネスに敗れていますがそれでも最後は脚色を伸ばしていて見せ場はありました。

今回はWテソーロを筆頭に現役屈指のダートホースが参戦していますが、ウシュバテソーロは前走ブリーダーズカップクラシックで先着していますし、ウィルソンテソーロもこの追い切りを見る限り秋3戦目で蓄積疲労がありそうでした。

その中でフォーエバーヤングは大きな疲れもなさそうでしたし追い切りでも自己ベストを記録していることからむしろ調子を引き上げているような感じもします。

ここを勝つことができれば現時点で国内に敵なしといえるでしょう。

試金石の一戦としても注目したいですしどのような競馬を見せてくれるか楽しみです。

〇対抗  2 ウィルソンテソーロ

キタサンブラック
チェストケローズ
母父Uncle Mo
主な勝ち鞍JBCクラシック(Jpn1) 2024年
前走チャンピオンズカップ(G1) 2着

対抗はウィルソンテソーロにしました。

昨年から本格化した馬で脚質的には先行も差しも追込も可能で、昨年東京大賞典はまさかの逃げで2着入りしています。

今年に入ってからもほとんど崩れていませんし、前走JBCクラシックは速めに抜け出して完勝し、前走チャンピオンズカップも昨年のように脚色を長く使って2着入りしています。

どのような展開、位置取りでも出し切れるのがウィルソンテソーロの強みで出し切れれば世代最上位の実力を秘めていることからここでもチャンスはあるでしょう。

川田騎手が主戦のウシュバテソーロやグランブリッジではなくウィルソンテソーロに騎乗することからもこの馬の素質が感じられます。

ただ、追い切りを見る限り秋2戦使われている影響もあったのか、少しパフォーマンスを落としているようにも見えました。

追い切り次第では本命候補でしたが、ここは2番手にします。

▲単穴 10 ウシュバテソーロ

オルフェーヴル
ミルフィアタッチ
母父キングかめはめ波
主な勝ち鞍ドバイワールドカップ(G1) 2023年
前走ブリーダーズカップクラシック(G1) 10着

ウシュバテソーロは単穴にしました。

2年連続東京大賞典を勝利している馬でコース適性は全く問題ありません。

また、ドバイワールドカップでも2年連続連対していますし、実績はフォーエバーヤングやウィルソンテソーロ以上といえるでしょう。

前年の東京大賞典を好走した馬は再度活躍傾向にあるのでデータから見てもポイントは高いです。

ただ、前走ブリーダーズカップクラシックは思った以上に出し切れていませんし、川田騎手がウィルソンテソーロを選択したのも気になるところです。

7歳馬ということでもしかしたら衰えがあるかもしれません。

それでもドバイワールドカップやサウジカップの走りは圧巻でしたし、かみ合えばここでの好走にも期待できそうなので3番手評価にしました。

△連下  7 グランブリッジ

シニスターミニスター
ディレットリーチェ
母父ダイワメジャー
主な勝ち鞍レディスプレリュード(Jpn2) 2024年
前走JBCレディスクラシック(Jpn1) 2着

牝馬のグランブリッジも抑えることにしました。

これまで牝馬限定重賞で常に上位争いしていた馬で、牡馬混合の川崎記念や帝王賞でも上位争いしているように、勝ち切れないだけで堅実な走りを見せています。

未だG1タイトルは手にしていませんがポテンシャルはG1級といっても過言ではなく、枠順並びを見ても得意の先行競馬は行いやすそうです。

主戦の川田騎手がウィルソンテソーロを選択したのは気になりますが、松山騎手も先行馬と相性が良いですし、実績のある馬で金星奪還を目指してほしいです。

単勝

4 フォーエバーヤング

馬連流し

軸馬:4
相手:2、7、10

三連複フォーメーション

1頭目:4
2頭目:2、7、10
3頭目:2、7、10

東京大賞典2024の有力馬3頭

地方競馬の中でもっともグレードの高い東京大賞典には毎年中央と地方の精鋭が参戦し、一年最後の重賞を盛り上げてくれます。

今年もトップホースが集結し、G1にふさわしいメンバーが揃いました。

今年の出走登録馬の中から実績上位の有力馬を3頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

フォーエバーヤング

主な勝ち鞍
  • JDクラシック (Jpn1) 2024年
  • 全日本2歳優駿 (Jpn1) 2023年
  • UAEダービー  (G2) 2024年
  • サウジダービー  (G3) 2024年
  • JBC2歳優駿 (Jpn3) 2023年

今年の人気の中心はフォーエバーヤングでしょう。

3歳世代の最強候補でこれまで8戦6勝3着が2回で複勝率は驚異の100%です。

使ってきたレースもジャパンダートクラシックだけではなくアメリカ最強馬を決めるケンタッキーダービーやブリーダーズカップクラシックなど、ハイレベルな舞台に出走しながら3着でした。

特にケンタッキーダービーは3着とはいえ勝ち馬ミスティックダンとシエラレオーネとの差は僅差、4着以下に差を付けていることからハイレベルの一戦で上位争いできたのは高く評価できます。

このケンタッキーダービーはスタートで出遅れていた上、最後の直線ではシエラレオーネの鞍上ガファリオン騎手と接触がありながらの3着なので、スムーズなら勝ち負けもあったと思います。

仕切り直しの一戦となったジャパンダートクラシックでは1頭だけ強い競馬で勝利しましたし、前走ブリーダーズカップクラシックも最内から押し上げて2~4番手の位置を確保し、3コーナー辺りで手が入って直線でもじりじり脚を伸ばして3着でした。

上位2頭には完敗でしたが、最後は1頭伸びていることから十分すぎるほどの健闘といえるでしょう。

今回は一年の締めくくりである東京大賞典に出走しますが、国内馬にはこれまで1度も負けていません。

大井適性もジャパンダートクラシックで証明していますし、勝ち負けにも期待できるでしょう。

相手は強力ですが、斤量の恩恵もあるので新興勢力を代表するフォーエバーヤングがどのような走りを見せてくれるか楽しみです。

★評価点
・これまで8戦すべてで馬券に絡んでいる
・前の競馬が得意
・ケンタッキーダービーは惜しすぎる3着
・坂井騎手が引き続き騎乗
・日本馬相手に負けなし

▼課題
・特にありません

ウシュバテソーロ

主な勝ち鞍
  • ドバイワールドC  (G1) 2023年
  • 東京大賞典     (G1) 2023年
  • 東京大賞典     (G1) 2022年
  • 川崎記念     (Jpn1) 2023年
  • 日本テレビ盃   (Jpn2) 2023年

昨年のドバイワールドカップを勝利し、東京大賞典も2年連続勝利しているウシュバテソーロも参戦します。

一昨年の今頃はリステッドクラスの馬でしたが、ぶっつけで挑んだ東京大賞典を勝利すると、翌年川崎記念も勝ち切り、そしてなんと世界最高峰のダートレースといわれるドバイワールドカップも勝利しました。

ドバイワールドカップの勝利は過去にヴィクトワールピサが成し遂げていますが、ヴィクトワールピサの年は馬場がオールウェザーだったので、ダートにおけるドバイワールドカップの勝利はウシュバテソーロが初めてです。

今年7歳になりましたが、サウジカップでは伏兵セニョールパスカドールに差されてしまったものの差しの競馬でアタマ差の2着ですし、連覇を掛けたドバイワールドカップにおいても逃げたローレルリバーには8馬身差の完敗でしたが、最後方から脚を溜め、直線では豪脚を発揮し同じく追込を仕掛けたセニョールパスカドールには僅差で先着し、2着入りしているように年齢以上にやれています。

前走のブリーダーズカップクラシックは後方から脚を溜め、3~4コーナーで進出を開始して直線では馬場の内目から追い込みを決めましたが思ったより伸びきれず10着でした。

騎乗した川田騎手曰く「気持ちが乗っていなかった」ようで精神的に前向きじゃなかったようです。

今回は仕切り直しの一戦となりますが、今年のサウジカップやドバイワールドカップの走りを見せて衰えは感じられませんし自慢の差し脚も健在です。

データと相性のいいリピーターですし、古馬の総大将ともいえるウシュバテソーロがどのような走りを見せるか注目したいです。

★評価点
・東京大賞典を連覇している馬
・差しの競馬が得意
・年齢以上にやれている
・力のいる馬場で高いパフォーマンスを発揮
・データと相性のいいダート2,000mで連対率50%を超えている馬

▼課題
・主戦の川田騎手はウィルソンテソーロに騎乗
・今回騎乗するのはテン乗りの菅原騎手
・データと相性の悪い前走10着に敗れた馬
・やや気分屋な面もありそう

ウィルソンテソーロ

主な勝ち鞍
  • JBCクラシック  (Jpn1) 2024年
  • 白山大賞典     (Jpn3) 2023年
  • マーキュリーカップ (Jpn3) 2023年
  • かきつばた記念   (Jpn3) 2023年

前々走のJBCクラシックで悲願のJpn1制覇を成し遂げたのがウィルソンテソーロです。

昨年のチャンピオンズカップは前有利の展開で1頭だけ鋭く差し脚を伸ばして2着に入線し、昨年の東京大賞典はたまたまゲートを飛び出したため、逃げの競馬でウシュバテソーロに半馬身差の2着でした。

今年の入ってからも安定感ある走りは健在で、逃げも先行も追込でもやれています。

特に勝利したJBCクラシックは2週目の3コーナーあたりで早めに動き、後続を突き放して完勝し、悲願のG1制覇を達成しました。

前走チャンピオンズカップも中団で脚を溜めつつ直線で好位置から1頭伸びてきて逃げたレモンポップにハナ差まで詰め寄っており、自慢の末脚は健在です。

今回は2年連続東京大賞典への参戦となりますが、主戦の川田騎手がグランブリッジやウシュバテソーロではなくウィルソンテソーロに乗るのも面白いですし、使い詰めてもやれる丈夫さもあります。

昨年も惜しい競馬だったので引き続き好走に期待できるでしょう。

★評価点
・昨年の東京大賞典で2着
・脚質自在
・川田騎手が他のお手馬ではなくウィルソンテソーロに騎乗する
・スタミナが豊富で丈夫
・データと相性のいいダート2,000mで連対率50%を超えている馬

▼課題
・蓄積疲労だけが心配

東京大賞典2024の穴馬2頭

東京大賞典は基本的に荒れることが少ないレースです。

しかし、中穴人気の馬が意外と馬券に絡むことが多く、小荒れには期待できるかもしれません。

今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな穴馬を2頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

クラウンプライド

主な勝ち鞍
  • UAEダービー    (G2) 2022年
  • コリアカップ     (G3) 2024年
  • コリアカップ     (G3) 2023年
  • マーキュリーカップ (Jpn3) 2024年

これまでG1(Jpn1)競走で2着が3回のクラウンプライドも参戦します。

脚質的には逃げ~先行競馬を得意としており、今年のコリアカップでは外ゲートから好発を切って先頭に立ち、直線でも脚色を落とさず独走して勝利しました。

このレースでは今年の有力候補であるウィルソンテソーロも出走していますが、ウィルソンテソーロに5馬身差を付けて圧勝しているように自身の競馬に持っていくことができれば最後まで脚質を落とさず勝ち切れます。

また、3走前のマーキュリーカップも僅差とはいえ2番手の位置から早めに動いて先頭に立ち、しぶとく脚を使って優勝しました。

2着のビヨンドザファザーや3着ロードアヴニールには詰め寄られていますが、この2頭が54キロに対してクラウンプライドは57キロだったので着差以上にやれていました。

前走チャンピオンズカップは内ラチ沿いから先行しましたが直線に入って苦しくなっているのは気になりますが、淡々とした流れで息を入れるのが難しかったのかもしれません。

今回は仕切り直しの1戦となりますが、大井ダート2,000mは昨年の帝王賞で2着入りしている舞台ですし、適性は悪くないです。

かつてと比較すると少しパフォーマンスを落としている感じもするので、強豪相手にどこまでやれるか注目したいです。

★評価点
・前に立たせると強い
・大井ダート2,000mでも2着入りしている
・3戦2勝の横山武史騎手が引き続き騎乗
・データと相性のいいダート2,000mで連対率50%を超えている馬

▼課題
・今年は大舞台で少し調子を落としている

サヨノネイチヤ

主な勝ち鞍
  • 大井記念    (G) 2024年
  • ブリリアントC (G) 2024年
  • 勝島王冠    (G) 2023年

大井でもっとも結果を残しているサヨノネイチヤも東京大賞典に参戦します。

これまで17戦使って交流重賞以外ではパーフェクト連対している大井でトップクラスの実力馬です。

脚質的には先行~差しの競馬を得意としており、昨年の勝島王冠と今年のブリリアントカップ、そして大井記念を3連勝しました。

今年の帝王賞は5着に敗れてしまいましたが、得意の大井で長く脚を伸ばし、4着のグランブリッジのアタマ差なので地方馬としては健闘したといえるでしょう。

コース適性と大井の戦績はメンバーの中でもトップクラスにあるため出し切れる可能性は高いです。

ただ、交流重賞では帝王賞とマイルチャンピオンシップ南部杯、どちらも馬券外に沈みました。

はじめての他競馬場+マイルだったマイルチャンピオンシップ南部杯はもとより、帝王賞も健闘したとはいえ中央の上位勢には着差を付けられています。

そして、連覇のかかった前走勝島王冠も地方に移籍したばかりの元中央馬であるキングストンボーイに完敗でした。

キングストンボーイが55キロでサヨノネイチヤが58キロだったので斤量は影響しましたが、それでもダートで勝ち星のない馬に5馬身差の完敗は気になるところです。

中央勢との実力の差に開きがあるのが最大の課題といえるでしょう。

コース適性を活かして中央勢相手にどこまでやれるか、見ものです。

★評価点
・大井競馬の生え抜き
・地方のレースはすべて連対している
・先行~差しの競馬を得意としている
・主戦の西啓太騎手が引き続き騎乗
・データと相性のいいダート2,000mで連対率50%を超えている馬

▼課題
・交流重賞では馬券に絡めていない
・相手が強い

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ここからは東京大賞典の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!

東京大賞典2024の概要

東京大賞典は大井競馬場で開催される中距離ダートG1です。

中央競馬の一年の締めくくりがかつては有馬記念、現在はホープフルステークスだとしたら、ダートの締めくくりは昔から現在まで東京大賞典でした。

ダートは元より、地方競馬最後のG1で、なおかつ1着賞金1億円はすべての地方競馬のレースの中でももっとも高いです。

また、地方競馬の交流重賞の中では唯一Jpn1ではなくG1です。

国際的にも認められている競走ということで、一言で言うなら全地方競馬のレースの中でもっとも格が高いレースといえるでしょう。

一年の最後に開催されるレースであると同時にマグレが少ない大井ダート2,000mが舞台ということもあって、これまで実績を重ねた中距離ダート馬が中央・地方問わず参戦します。

芝レースの有馬記念に匹敵するほどの好メンバーが参戦するため、普段中央競馬の馬券しか買わない競馬ファンも東京大賞典には注目していますよ。

今年の東京大賞典も実力馬が多数参戦し、G1にふさわしい好メンバーが集結しました。

中でも新興勢力フォーエバーヤングと古馬の総大将ウシュバテソーロの激突には注目したいですね!

正真正銘今年ラストのG1競走。

最後に勝つのはどの馬でしょうか?!

2023年 東京大賞典GI|第69回|NAR公式

東京大賞典2024の開催内容

開催日12月29日(日曜) 15:40発走
格付けG1
開催競馬場大井競馬場 9R
コースダート2,000m
性齢3歳以上
斤量定量
1着賞金1億円

東京大賞典2024が開催される大井のダート2,000mの特徴

大井競馬場 ダート2000mのコースで特徴を解説
東京大賞典のタイム
平均タイム
(過去10年)
2:07.3
レコードタイム2:00.4
(2011年 スマートファルコン)

東京大賞典が開催される大井ダート2,000mは帝王賞やジャパンダートクラシックといったビッグレースの舞台にも指定されている主流コースです。

スタート地点は4コーナーの出口付近でそこから大回りコースをぐるりと1周強回ります。

スタートから最初の1コーナーまでの距離は500m近くあります。

これは、東京競馬場のダートコースの最後の直線と同じくらい距離があります。

十分すぎるほど距離があるためどの枠からでも自分の競馬を行うことができますが、内を見ながら立ち回ることができる外枠のほうがやや有利といわれています。

ややカーブのきつい1~2コーナーを過ぎると500m近く距離のある向こう正面に入ります。

そして、150mほどある3~4コーナーを立ち回ると最後の直線は約386m、長い直線の先にゴールがあります。

大井競馬場はスタンド前直線と向こう正面がコースの大部分を占めており、直線の長い舞台となっています。

しかしながら、向こう正面にある残り1,000mの標識を過ぎたあたりから各馬はペースアップすることが多いです。

ロングスパートの競馬になることが多く、トップスピードを維持するスタミナが重要視されます。

なお、大井競馬場は東京都品川区、東京湾の近くにあるので海風の影響も受けやすいです。

公式には風の情報は公開していませんが、風のファクターも受けやすいため当日のレース傾向を確認しながら予想することも大事といわれています。

東京大賞典2024の出走馬

馬番馬名性齢斤量騎手
1キングオブザナイル牡457.0室陽一朗
2ウィルソンテソーロ牡557.0川田将雅
3ラムジェット牡356.0三浦皇成
4フォーエバーヤング牡356.0坂井瑠星
5デルマソトガケ牡457.0C.ルメール
6サヨノネイチヤ牡557.0西啓太
7グランブリッジ牝555.0松山弘平
8グランデマーレ牡757.0本村直樹
9クラウンプライド牡557.0横山武史
10ウシュバテソーロ牡757.0菅原明良

東京大賞典の過去10年のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2023
15ウシュバテソーロ1BCクラシック(G1)5
29ウィルソンテソーロ6チャンピオンズカップ(G1)2
36ドゥラエレーデ4チャンピオンズカップ(G1)3
2022
16ウシュバテソーロ2カノープスステークス(OP)1
22ノットゥルノ4チャンピオンズカップ(G1)8
35メイショウハリオ1JBCクラシック(Jpn1)5
2021
19オメガパフューム1JBCクラシック(Jpn1)2
212クリンチャー3チャンピオンズカップ(G1)14
35ウェスタールンド7浦和記念(Jpn2)4
2020
17オメガパフューム1JBCクラシック(Jpn1)2
214カジノフォンテン9勝島王冠(G)1
39ウェスタールンド3浦和記念(Jpn2)3
2019
稍重
19オメガパフューム2チャンピオンズカップ(G1)6
210ノンコノユメ5勝島王冠(G)2
35モジアナフレイバー4勝島王冠(G)1
2018
15オメガパフューム3チャンピオンズカップ(G1)5
213ゴールドドリーム1マイルCS南部杯(Jpn1)2
32ケイティブレイブ2チャンピオンズカップ(G1)11
2017
113コパノリッキー3チャンピオンズカップ(G1)3
23サウンドトゥルー2チャンピオンズカップ(G1)11
312ケイティブレイブ1チャンピオンズカップ(G1)4
2016
111アポロケンタッキー5チャンピオンズカップ(G1)5
28アウォーディー1チャンピオンズカップ(G1)2
314サウンドトゥルー2チャンピオンズカップ(G1)1
2015
15サウンドトゥルー3チャンピオンズカップ(G1)3
213ホッコータルマエ1チャンピオンズカップ(G1)5
34ワンダーアキュート6チャンピオンズカップ(G1)6
2014
16ホッコータルマエ1チャンピオンズカップ(G1)1
27コパノリッキー2チャンピオンズカップ(G1)12
313サミットストーン8浦和記念(Jpn2)1

【距離適性】ダート2,000mで連対率50%を超えている馬が優勝している

年度勝ち馬ダート2,000m成績ダート2,000m連対率
2023ウシュバテソーロ【3-0-0-1】75.0%
2022ウシュバテソーロ【1-0-0-0】100.0%
2021オメガパフューム【5-4-0-1】90.0%
2020オメガパフューム【4-4-0-0】100.0%
2019オメガパフューム【3-2-0-0】100.0%
2018オメガパフューム【1-1-0-0】100.0%
2017コパノリッキー【3-2-0-2】71.4%
2016アポロケンタッキー【1-0-1-0】50.0%
2015サウンドトゥルー【0-1-0-0】100.0%
2014ホッコータルマエ【3-0-0-3】50.0%

過去10年の東京大賞典の勝ち馬はいずれもこれまでにダート2,000mのレースで連対率50%を超えている馬ばかりでした。

東京大賞典の舞台も大井ダート2,000mで開催されますが、距離適性の高い馬が好走傾向にあるようです。

馬券予想の際は距離適性にも注目したいですね。

今年の出走馬の中でダート2,000mの連対率が50%以上ある馬は6頭いました。

・ウィルソンテソーロ
【2-2-0-2】/連対率66.7%

・ウシュバテソーロ

【4-1-0-2】/連対率71.4%

・キングオブザナイル

【0-1-0-1】/連対率50.0%

・クラウンプライド

【1-2-0-2】/連対率60.0%

・サヨノネイチヤ

【3-0-0-1】/連対率75.0%

・ラムジェット

【1-0-0-1】/50.0%

【所属】ここでも強い中央所属馬

所属成績単勝率連対率複勝率
中央【10-8-8-41】14.9%26.9%38.8%
南関東【0-2-2-59】0.0%3.2%6.3%
その他地方【0-0-0-13】0.0%0.0%0.0%

過去10年の東京大賞典の勝ち馬10頭、2~3着馬16頭はすべて中央競馬所属の馬でした。

東京大賞典は中央、地方の精鋭が激突する舞台ですが交流重賞らしく中央馬のほうが健闘しています。

馬券予想の際は中央所属馬を中心に考えたいです。

今年の出走馬の中で中央所属馬は7頭、地方所属馬は3頭いました。

中央所属馬
・ウィルソンテソーロ
・ウシュバテソーロ
・クラウンプライド
・グランブリッジ
・デルマソトガケ
・フォーエバーヤング
・ラムジェット

地方所属馬
・キングオブザナイル
・グランデマーレ
・サヨノネイチヤ

【リピーター】過去の東京大賞典好走馬に注目したい

過去10年の東京大賞典で2回以上馬券に絡んだリピーター
馬名過去の東京大賞典の実績
ホッコータルマエ2013年~2014年1着
2015年2着
コパノリッキー2014年2着
2015年4着
2016年5着
2017年1着
サウンドトゥルー2015年1着
2016年3着
2017年2着
ケイティブレイブ2017~2018年3着
オメガパフューム2018~2021年1着
ウェスタールンド2020~2021年3着
ウシュバテソーロ2022~2023年1着

過去10年の東京大賞典で馬券に絡んだ17頭は前年以前の東京大賞典でも馬券に絡んでいたリピーターでした。

2018年~2021年に前馬未到の4連覇を果たしたオメガパフュームをはじめ、ウシュバテソーロやホッコータルマエなど、前年までの好走馬が再激走する可能性は非常に高いです。

また、過去10開催の東京大賞典の内、2022年を除いた9開催で前年の東京大賞典で馬券に絡んでいた馬が1頭以上入線していました。

唯一該当しなかった2022年の東京大賞典は前年馬券に絡んだ馬は不出走だったことを考えると実質的に前年好走馬が再激走する可能性は100%です。

東京大賞典はリピーターレースなのでこれまでの出走歴と着順にも注目したいです。

今年の出走馬の中で過去に東京大賞典で馬券に絡んだことがある馬は2頭いました。(かっこ内は過去の東京大賞典の着順)

・ウィルソンテソーロ(2023年2着)
・ウシュバテソーロ(2022・2023年1着)

なお、上記で上げた「ダート2,000mで連対率50%を超えている馬」「中央所属馬」「リピーター」の3つ全てに該当する馬2頭いました。

・ウィルソンテソーロ
・ウシュバテソーロ

東京大賞典の過去10年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【4-3-2-1】40.0%70.0%90.0%
2番人気【2-2-2-4】20.0%40.0%60.0%
3番人気【3-1-1-5】30.0%40.0%50.0%
4番人気【0-1-2-7】0.0%10.0%30.0%
5番人気【1-1-0-8】10.0%20.0%20.0%
6番人気以下【0-2-3-88】0.0%2.2%5.4%

1~2番人気馬が馬券全体の半数を占める

過去10年の東京大賞典で馬券に絡んだ15頭が1~2番人気の馬でした。

このうち1番人気は複勝率90%と非常に安定しており、高確率で馬券に絡んでいます。

1~2番人気がどちらも着外に沈んだ年は過去10年一度もないことから1~2番人気は信頼しやすいです。

当日の人気を見ながら予想するのも良さそうです。

10番人気以下の好走は皆無

過去10年の東京大賞典で6番人気以下の馬は5頭馬券に絡んでいましたが、いずれも6~9番人気の馬でした。

10番人気以下の馬はこれまで53頭が出走したもののすべて着外に沈んでいます。

東京大賞典は人気が結果に反映されやすいレースとなっており、10番人気以下の馬は全滅しているので度外視しても良いかもしれません。

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東京大賞典の過去10年の枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【0-0-1-13】0.0%0.0%7.1%
2枠【0-2-0-13】0.0%13.3%13.3%
3枠【2-0-2-14】11.1%11.1%22.2%
4枠【3-1-2-13】15.8%21.1%31.6%
5枠【2-1-1-15】10.5%15.8%21.1%
6枠【1-0-2-16】5.3%5.3%15.8%
7枠【2-4-1-12】10.5%31.6%36.8%
8枠【0-2-1-17】0.0%10.0%15.0%

1~2枠の好走事例は少ない

過去10年の東京大賞典で1~2枠の馬は29頭出走しましたが、馬券に絡んだのは3頭のみでした。

両枠とも勝利はないうえ、1枠に関しては1頭しか馬券に絡めていません。

東京大賞典の舞台である大井競馬場は地方競馬らしく内ラチ沿いの砂が深いため走るにはパワーが必要です。

同時にスタミナも消耗しやすいため内枠は苦戦傾向にありました。

馬券予想の際、1~2枠を引いた馬は評価を下げても良いかもしれないです。

今年の東京大賞典で1枠に入った馬はキングオブザナイル、2枠はウィルソンテソーロです。

東京大賞典の過去10年の前走着順別成績

前走着順成績単勝率連対率複勝率
1着【2-1-3-20】7.7%11.5%23.1%
2着【2-4-0-14】10.0%30.0%30.0%
3着【2-0-2-12】12.5%12.5%25.0%
4着【0-0-2-2】0.0%0.0%50.0%
5着【3-1-1-12】17.6%23.5%29.4%
6着【1-0-1-10】8.3%8.3%16.7%
7~9着【0-1-0-14】0.0%6.7%6.7%
10着以下【0-3-1-29】0.0%9.1%12.1%

勝ち馬はいずれも前走レースで1~6着だった

過去10年の東京大賞典の勝ち馬はいずれも前走レースで1~6着に入線しています。

その中でも前走1~3着馬と5着馬は2勝以上勝利を挙げており、4着の馬は勝利こそありませんでしたが複勝率は50%もありました。

勝ち馬を予想する際は前走着順にも注目したいです。

今年の出走馬の中で前走1~6着だった馬は6頭いました。

・ウィルソンテソーロ
(前走チャンピオンズカップ【G1】/2着)

・キングオブザナイル

(前走シクラメン特別【A2】/4着)

・グランブリッジ

(前走JBCレディスクラシック【Jpn1】/2着)

・サヨノネイチヤ

(前走勝島王冠【G】/2着)

・フォーエバーヤング

(前走ブリーダーズカップクラシック【G1】/3着)

・ラムジェット

(前走ジャパンダートクラシック【Jpn1】/4着)

前走7着以下で好走した5頭はいずれも前走がチャンピオンズカップだった

過去10年の東京大賞典で前走7着以下だった馬は5頭馬券に絡んでいました。

この5頭はいずれも前走がチャンピオンズカップです。

チャンピオンズカップ以外の舞台で7着以下に敗れていた馬は好走皆無だったので割引しても良いかもしれません。

今年の出走馬の中で前走チャンピオンズカップ以外のレースで7着以下に敗れていた馬は3頭いました。

・ウシュバテソーロ
(前走BCクラシック【G1】/10着)

・グランデマーレ

(前走ビオラ賞【OP】/11着)

・デルマソトガケ

(前走BCクラシック【G1】/13着)

東京大賞典2024全頭考察

今年の東京大賞典も例年通りダートの有力馬が多数参戦し、一年の総決算にふさわしいメンバーが多数そろっています。

ここからは、冒頭で紹介しきれなかった残りの出走馬全頭ついて紹介していきます。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

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カジノフォンテン ※取消

主な勝ち鞍
  • かしわ記念 (Jpn1) 2021年
  • 川崎記念  (Jpn1) 2021年

船橋の生え抜きであるカジノフォンテンは2018年にデビューした8歳馬です。

かつては地方の重賞路線で頭角を現していた馬で、2020年の東京大賞典では先行しながらオメガパフュームの2着に入線し、波乱の立会者となっています。

そして、2021年の川崎記念とかしわ記念では前目競馬が見事はまって優勝、中央の強豪を退けて優勝しました。

実績だけ見たら中央勢に引けを取りません。

ただ、近年は年齢的な衰えもあるのか、凡走が目立つようになりました。

特に今年は地方重賞のみならず、オープンクラスのレースでも結果を残せていません。

年齢的にも以前ほどのパフォーマンスには期待できなさそうです。

データと相性のいい過去に東京大賞典で好走した馬ですが、近走のパフォーマンスが悪いのでここは見送りたいです。

★評価点
・逃げ~先行競馬が得意
・過去に東京大賞典で2着入線しているリピーター
・データと相性のいいダート2,000mで連対率50%を超えている馬

▼課題
・近走負けが目立つ
・年齢的な衰えもありそう
・データと相性の悪い地方馬&前走8着に敗れた馬

キャッスルブレイヴ ※取消

主な勝ち鞍
  • スノーフレーク特別 (A2B1一) 2024年

船橋のキャッスルブレイヴは前走スノーフレーク特別を勝利した馬です。

スノーフレーク特別は13頭だけの9番人気でしたが、テン乗りで騎乗したM.ミシェルの好騎乗もあってコーナーで脚を伸ばして上がり最速の末脚で逃げたラブリービューを捕らえて優勝しました。

人気のない馬でしたが、しっかりと脚を使って勝ち切れたのは悪くありません。

しかしながら、前走スノーフレーク特別のクラスA2B1は中央競馬における2勝クラスとほぼ同一です。

2勝クラス上がりの馬がいきなりG1、それもトップホースが集う東京大賞典の健闘はさすがに無謀といわざるを得ません。

前走スノーフレーク賞も特別強い勝ちっぷりというわけではないのでここはさすがに実力不足でしょう。

★評価点
・前走の立ち回りは悪くない

▼課題
・相手が強すぎる
・クラス戦上がりでいきなりG1はさすがに厳しいといわざるを得ない

キングオブザナイル

主な勝ち鞍
  • ポインセチア特別 (A3) 2024年

キングオブザナイルはもともと中央所属の馬でしたが中央競馬では勝利を挙げることができずに地方に移籍、何度か地方を転々として現在は愛知競馬に落ち着いています。

前々走のポインセチア特別は今月半ばに開催されたレースでしたが、笠松ダート1,400mで後方の位置にいながら直線で上がり最速の末脚を使って勝利しました。

差し馬有利の一戦でしたがそれでも鋭く脚を伸ばせたのは良いでしょう。

前走シクラメン特別も人気以上に健闘しており、勝ち馬セブンカラーズの0.2秒差なのでこの2戦だけ見たらやれています。

ただ、今回はG1の舞台、それも中央の精鋭が集う東京大賞典ということでこれまでの実績を考えたらさすがにここで激走は厳しすぎます。

近走のパフォーマンスも目立ちませんし、ここは見送りたい1頭です。

★評価点
・データと相性のいいダート2,000mで連対率50%を超えている馬
・過去に大井で勝利実績がある

▼課題
・近走のパフォーマンスが目立たない
・相手が強すぎる

グランデマーレ

主な勝ち鞍
  • オーロカップ (L) 2023年

大井から参戦するグランデマーレは今年の秋まで中央で活躍していた馬で、主に芝のマイルレースを中心に活躍していました。

脚質的には先行競馬を得意としており、昨年のオーロカップでも4番手の位置から身構えつつ、勝利を手にしています。

ただ、ついこの間まで芝レースばかり使っていることもあって地方移籍緒戦となった前走ビオラ賞は11着でした。

中央時代も2023年のオアシスステークスでダートを経験していましたが、最下位に敗れているようにダートは本質的に合ってない可能性が高いです。

距離に関しても2,000mは5年前の葉牡丹賞以来となりますし、ダートの精鋭が揃う今回、上位争いは至難といわざるを得ません。

★評価点
・先行競馬が得意

▼課題
・ダートの実績は皆無
・データと相性の悪い地方馬&前走7着以下の馬

グランブリッジ

主な勝ち鞍
  • レディスプレリュード  (Jpn2) 2024年
  • エンプレス杯      (Jpn2) 2023年
  • 関東オークス      (Jpn2) 2022年
  • TCK女王盃      (Jpn3) 2023年
  • ブリーダーズゴールドC (Jpn3) 2022年

牝馬の交流重賞を5勝しているグランブリッジも東京大賞典の参戦を表明しました。

G1(Jpn1)勝利は未だにありませんが、これまでJpn1レースで【0-4-0-1】なのでポテンシャルはG1級といっても過言ではありません。

しかも、着外の1戦も牡馬混合の帝王賞における4着でした。

今年の川崎記念でも2着入りしていることから牡馬混合Jpn1でも結果を残しているのは評価したいです。

どうしても勝ち切れないのは陣営からしても心苦しいところはあると思いますが、帝王賞で競合相手に善戦していることからいつ上位争いできてもおかしくありません。

大井競馬場も【2-2-0-1】ですし舞台適性も良いでしょう。

ただ、ダート2,000mは【1-0-0-2】、着外の2戦はどちらも4着とはいえ少し物足りないのも事実です。

また、主戦の川田騎手はウィルソンテソーロに騎乗するためテン乗りの松山騎手が騎乗するのも鞍上弱化といわざるを得ません。

課題も少なくありませんが、それでも安定した成績は魅力的ですし、好メンバーが揃った中でどこまでやれるか注目したいです。

★評価点
・交流重賞を5勝している牝馬
・Jpn2でも2着が4回
・先行競馬が得意
・牡馬混合レースでも結果を残してきた
・大井適性が高い

▼課題
・牝馬は過去10年で5頭が出走したものの好走皆無
・主戦の川田騎手はウィルソンテソーロに騎乗
・今回騎乗するのはテン乗りの松山騎手

デルマソトガケ

主な勝ち鞍
  • 全日本2歳優駿 (Jpn1) 2022年
  • UAEダービー  (G2) 2023年

昨年のブリーダーズカップクラシックで2着入線したデルマソトガケも参戦します。

昨年は海外を拠点にレースを使われ、ケンタッキーダービーでも6着入りしていました。

そして、昨年ブリーダーズカップクラシックは7番人気の低評価でしたが最後の直線では手応え良く末脚を伸ばして勝ち馬ホワイトアバリオに1馬身差まで詰め寄り2着入線しています。

手応えも良かったですし、日本馬ではウシュバテソーロを差し置いて先着していることから負けて強しの内容でした。

ただし、今年はこれまで5戦すべて馬券外に敗れています。

特に前々走の日本テレビ盃は2番人気の期待に応えて先行しましたが、コーナーで鞭を振るうも早い位置から手ごたえが無くなり5着です。

そして前走ブリーダーズカップクラシックは昨年2着に入線した舞台でしたが、ここでは逃げの競馬を取りましたが3コーナーあたりで他馬に交わされると苦しくなって13着に沈みました。

ブリーダーズカップクラシックは慣れない逃げも敗北につながったと思いますが、それでも早めに崩れているのは気になるところです。

今回は仕切り直しの一戦となりますが、調子を落としている感じがするのでどこまで立て直せるかが最大のポイントとなるでしょう。

★評価点
・先行~差しの競馬が得意
・早めに動いて長く脚を活かせる
・昨年のブリーダーズカップクラシックで2着入線した

▼課題
・データと相性の悪い前走13着の馬
・近走崩れが目立つ
・状態面が気になるところ

パワーブローキング ※取消

主な勝ち鞍
  • 姫山菊花賞 2024年

今年の春まで中央に在籍していたパワーブローキングは中央所属時代に3勝クラスを勝利し、オープン入りを果たしています。

オープン昇格後は馬券に絡むことなく今年移籍しましたが、移籍緒戦のエベレスト特別では中央時代の実力を発揮して優勝し、その後も地方重賞で何度も馬券に絡んでいました。

ただ、前走勝島王冠競走も人気の一角でしたがここは3着までとなっています。

先行しながら勝機を伺いましたが、前にいたキングストンボーイやサヨノネイチヤほど脚色を引き出せずに3着で、2着のサヨノネイチヤとの差は2馬身ありました。

勝島王冠で先着を許したサヨノネイチヤが東京大賞典に出走していることから、勝ち負けできるか少し気にあるところです。

地方に移籍してから安定した戦績を残していますが、ここは相手が超強化されるのでさすがに実力で上位争いは厳しいかもしれません。

★評価点
・地方に移籍してから安定したパフォーマンスを残している
・差しの競馬が得意
・各地方競馬場で結果を残しており、立ち回りも上手

▼課題
・データと相性の悪い地方馬
・相手が強力

ラムジェット

主な勝ち鞍
  • 東京ダービー (Jpn1) 2024年
  • ユニコーンS  (G3) 2024年

今年の東京ダービーを制したラムジェットも東京大賞典に参戦します。

ラムジェットは今年のユニコーンステークスにおいて後方から早めのまくりを決めて勝利し、続く東京ダービーでは先行しながら後続を全く寄せ付けずに独走し、2着のサトノエピックに6馬身差の楽勝でした。

サトノエピックは近走目立ちませんが3着のアンモシエラが今年のJBCレディスクラシックにおいて一人旅で勝利し、4着のシンメデージーも名古屋大賞典で3着入りしていることから強い相手に圧勝は高く評価したいです。

前走ジャパンダートクラシックは3枠からやや出負けしたことで1~2コーナーの時点では7番手でしたが向こう正面半ばから早めにまくって先行集団の外目から仕掛けましたが、少し仕掛けが速かったのか、それとも大外に回して脚を削がれたのか4着まででした。

前走よりも馬体重が18キロ増加していたので状態面も万全ではなかったかもしれませんが、さらに外から仕掛けたミッキーファイトにも交わされていることから少し物足りない内容でした。

今回は仕切り直しの一戦となりますが、同コースで行われた東京ダービーを完勝していることからコース適性は問題ないでしょう。

あとは、相手関係でしょうか。

同期のフォーエバーヤングは当然の如く強敵ですし、古馬もWテソーロを筆頭に最強馬が揃いました。

強敵相手にどこまでやれるか分かりませんが、ユニコーンステークスで見せたスタミナを活かした競馬ができれば、善戦も狙えるかもしれません。

★評価点
・長く脚を使える馬
・東京ダービーが強い相手に楽勝
・主戦の三浦騎手が引き続き騎乗
・データと相性のいいダート2,000mで連対率50%を超えている馬

▼課題
・東京ダービーのころと同じくらいの状態に戻したい

東京大賞典2024追い切り評価

東京大賞典2024追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。

以上になります。
東京大賞典の予想の参考にしてみてください!

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