【プロキオンステークス2025追い切り評価/全頭診断】上位人気の〝アノ馬〟に最高評価「S」
プロキオンステークス2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではプロキオンステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
1月22日の馬場状態
美浦
この日の美浦ウッドは良馬場でした。
ウッドの1番時計はミッキーマドンナの6F79秒2です。
ミッキーマドンナ以外の馬はすべて80秒台以降の時計でしたが平均以上に時計は出ていました。
栗東
この日の栗東は坂路、ウッド、ポリトラックともに良馬場でした。
坂路の1番時計はレイピアの4F50秒1で平均以上の時計です。ウッドの1番時計はサンライズジパングが記録した6F78秒7で美浦ウッドよりも時計は出ていました。
ポリトラックは統計が少ないもののいつも通りの高速馬場だと思います。
プロキオンステークス2025追い切り評価/全頭診断コメント
プロキオンステークス2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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オメガギネス
オメガギネス 1月23日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 68.2 | 52.8 | 37.8 | 11.4 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(重) | 83.0 | 67.8 | 53.9 | 39.1 | 11.5 | 馬なり |
重賞路線で善戦しているオメガギネスは23日に美浦のウッドチップコースでオメガキャプテン(牡5、3勝クラス)と併せ馬を行いました。
杉原騎手が追い切りに騎乗(レース当日は松山騎手が騎乗)し、馬場の外目から馬なりで僚馬を2馬身追走し、5F68秒2-上がり1F11秒4の時計で同時併入しています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと
中間追い切りは今月に入ってから再開しており、坂路で9本、ウッドで3本の時計を記録しました。
なお、映像はありませんが1週前の16日にも美浦ウッドでオメガキャプテンと併せています。
このときは馬場の外目から僚馬を2馬身追走する形でゴール前にて仕掛けられ、5F68秒7-上がり1F11秒6の時計で僚馬に2馬身先着していました。
最終追い切りは馬なりでしたが少し首を下げながらの追走で、気持ちの前向きさはあまり感じられません。
しかしながら、道中歩様の大きな動きを見せているように、休み明けでも動けています。
直線に入ってからもじわりと加速して終い2F12秒3-上がり1F11秒4の加速ラップを刻むことができました。
併せたオメガキャプテンが直線一杯に追われていたのに対してオメガギネスは馬なりだったことを考えると併入でもやれたほうではないでしょうか。
時計はいい時期ほど目立ちませんが、この馬なりに状態は良好に見えました。
カズペトシーン
カズペトシーン 1月22日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.5 | 40.1 | 12.7 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.8 | 39.8 | 12.7 | 馬なり |
昨年の武蔵野ステークス(G3)で2着入線したカズペトシーンは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで4F54秒5-上がり1F12秒7の時計で軽めにまとめています。
前走から約2か月ぶりとなりますが、中間追い切りは12月末ごろから再開し、坂路で9本、ウッドで7本の時計を記録していました。
なお、映像はありませんが1週前の16日は坂路で単走、一杯に追われて4F51秒3-上がり1F12秒1の自己ベストを記録しています。
1週前に負荷を掛けたので最終追い切りは軽めの調整でしたが、馬場の真ん中から淡々とした動きでまとめています。
久々のレースですが大きなもたれもありませんし、最後まで脚を引き出せたのは良かったでしょう。
軽めの調整ということで時計はそこまで目立っていませんが、1週前に自己ベストを記録しているように状態面は良さそうです。
久々でも身体はまとまっていますし、好状態でレースに挑めそうでした。
サトノエピック
サトノエピック 1月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 66.0 | 51.2 | 36.9 | 11.5 | 強め | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 80.2 | 65.2 | 51.7 | 37.2 | 11.4 | 馬なり |
昨年の東京ダービー(Jpn1)で2着入線したサトノエピックは美浦のウッドチップコースでショウナンラピダス(牡4、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中からショウナンラピダスを4馬身追走する形で強めに追い、5F66秒0-上がり1F11秒5の時計で同時併入しています。
中間追い切りは11月から再開しており、坂路で34本、ウッドで7本の時計を記録していました。
なお、映像はありませんが1週前の16日は美浦坂路でノットファウンド(牝5、2勝クラス)と併せており、強めに追われて4F52秒8-上がり1F12秒0の時計を記録していました。
最終追い切りは美浦ウッドで3頭併せの最内から追い切りを行いましたが、中間追い切りでびっしり追った影響もあって脚色は力強さが見られます。
ただ、前脚の使い方が少し固いように見えますし、終いも伸びてはいますが僚馬ショウナンラプンタに捕らえられているようにそこまでキレ味はありません。
コーナーの動きも少し不格好な感じがしましたし、一長一短な追い切りだったように思います。
全体としてはまずまずな仕上がりでした。
サンデーファンデー
サンデーファンデー 1月22日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.4 | 38.0 | 13.1 | 稍一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.4 | 38.2 | 13.1 | 一杯 |
前走のベテルギウスステークス(L)を勝利したサンデーファンデーは栗東坂路でアメリカジョッキークラブカップ(G2)に出走予定のカラテ(牡9、オープン)と併せています。
松若騎手が追い切りに騎乗(レース当日は鮫島克駿騎手が騎乗)し、カラテより2馬身半先行する形で稍一杯に追い、4F52秒4-上がり1F13秒1の時計を記録しましたがカラテに4馬身の遅れでした。
中間追い切りはいつものように坂路に特化した追い切りを17本行っています。
なお、1週前の16日も坂路でミッキースピナッチ(牡5、1勝クラス)と併せて一杯に追い、4F52秒6-上がり1F12秒5の時計で負荷を掛けていました。
最終追い切りも坂路で併せ馬を置いて調整されましたが、外ラチ付近からリズムよく登坂できています。
ただ、併せたカラテのほうが手応え良く伸びており、対してサンデーファンデーは終盤に集中力がプツンと切れたようにペースダウンし、ペースダウンして遅れてしまいました。
終いの伸びが明らか分かるほど落ちてしまったのは大きなマイナスでしたが、前走最終時も一杯に追われながら終い1Fは減速していました。
その状態で挑んだ前走ベテルギウスステークスでは先行しながら粘り強い競馬で勝利していたので、追い切りの出来がそこまで良くなくても本番で出し切れるタイプかもしれません。
ほかの馬で今回のサンデーファンデーの動きだったらC評価でしたが、この馬に限れば現状でも力を引き出せるかもしれません。
サンマルパトロール
サンマルパトロール 1月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 83.7 | 68.3 | 52.9 | 37.4 | 11.6 | 馬なり |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 57.8 | 42.3 | 13.2 | 馬なり |
昨年の白山大賞典(Jpn3)で3着入線したサンマルパトロールは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
今回レースで騎乗する田口騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで追われて6F83秒7-上がり1F11秒6の時計で軽くまとめています。
中間追い切りは前走終了翌週から再開しており、坂路で20本、ウッドで2本の時計を記録しています。
なお、映像はありませんが1週前の16日は栗東ウッドでリアルスター(牡3、未勝利)と併せていました。
このときも田口騎手が騎乗し、馬場の外目から僚馬を半馬身追走する形で一杯に追い、7F98秒6-6F82秒3-上がり1F11秒3の末脚で僚馬に5馬身先着しています。
最終追い切りは単走で軽めの調整でしたが、道中の足取りは軽く、脚取りも軽めです。
1週前に負荷を掛けた割にはそこまで気持ちは乗っていませんでしたが、それでもソフトな動きができていたので追えば好時計にも期待できるかもしれません。
大きな上積みは感じられませんでしたが、この馬なりに良化しているのではないでしょうか。
サンライズジパング
サンライズジパング 1月22日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | ⑦95.1 | 64.5 | 50.8 | 36.5 | 11.5 | 強め |
1週前 | 栗東坂路(良) | 51.5 | 37.4 | 12.1 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(重) | 51.4 | 37.6 | 12.1 | 強め |
昨年の不来方賞(Jpn2)とみやこステークス(G3)の勝ち馬サンライズジパングは栗東のウッドチップコースで佐賀記念(Jpn3)に出走予定のノットゥルノ(牡6、オープン)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
今回レースで騎乗する坂井騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中からノットゥルノを3馬身半追走する形で強めに追い、7F95秒1-6F78秒7-上がり1F11秒5の自己ベストでノットゥルノにクビ差先着しています。
1週前の16日は栗東坂路でストリンジェンド(牡5、2勝クラス)と併せました。
このときは松若騎手が追い切りに騎乗して一杯に追い、4F51秒5-上がり1F12秒1の時計で4馬身先着しています。
僚馬の左側から追い切りを行いましたが、道中は四肢の使い方も器用ですし淡々とした動きを見せています。
ただ、坂路の全体時計51秒5はサンライズジパングからしたらまずまずといったところなので、最良の時期と比較するとそこまで時計は出ていませんでした。
もしかしたら休み明けの影響も残っているかもしれませんが、負荷はかかったはずなので最終追い切りの良化に期待したいです。
その最終追い切りは栗東ウッドで3頭併せの真ん中からノットゥルノを追走する形で行いました。
道中少し忙しい素振りを見せながらもコーナーワークは器用に回っていますし、直線に入ってからも2頭の併せ馬の間を割るようにして先頭に立ち、一杯に追われて仕掛けてきたノットゥルノの追撃を退けて先着できました。
動きはそこまで良化している感じはありませんでしたが、7F95秒1と6F78秒7はサンライズジパングの自己ベスト、6F78秒8の時計に至ってはこの日の栗東ウッドの最速です。
併せ馬を置いての調教だったとはいえ全体時計は非常に優秀でした。
優秀な時計でまとめることができたのも良いですし、ダートG1を制しているノットゥルノに先着できたのも好内容で、古馬になってからもポテンシャルの高さに期待できるでしょう。
タマモロック
タマモロック 1月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 83.7 | 66.9 | 51.8 | 37.2 | 11.6 | 強め |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 83.5 | 67.0 | 52.5 | 38.0 | 12.1 | 馬なり |
昨年のグリーンチャンネルカップ(L)で惜しい2着だったタマモロックは美浦のウッドチップコースでアルジェンタージョ(牝4、2勝クラス)と併せました。
草野騎手が追い切りに騎乗(レース当日は幸騎手が騎乗)し、馬場の3分どころから僚馬より2馬身先行する形で強めに追われて6F83秒7-上がり1F11秒6の時計で同時併入しています。
前走から約2か月半ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは12月末から再開しており、坂路でキャンターを16本、ウッドで12本の時計を記録していました。
なお、映像はありませんが1週前の17日にも美浦ウッドでアルジェンタージョと併せており、馬場の真ん中から一杯に追って5F67秒1-上がり1F12秒1の時計で負荷を掛けています。
最終追い切りも美浦ウッドで併せ馬を置いて強めに追われていますが、首を少し低めに下げながらも集中力のある動きができています。
前駆の筋肉量も豊富ですし、直線では先に抜け出したアルジェンタージョにじりじり詰め寄って先着しており、持続力のある脚質に期待できそうでした。
強めに追われた割に時計は目立ちませんが、タマモロックはウッドで時計を出すイプではないので現状でも問題ないでしょう。
この馬なりに力を引き出せるのではないでしょうか。
ディープリボーン
ディープリボーン 1月22日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 69.2 | 53.4 | 37.2 | 12.1 | G前一杯 | |
前走最終 | 栗東CW(良) | 86.7 | 70.4 | 54.3 | 38.4 | 11.3 | G前一杯 |
昨年の白川郷ステークス(3勝クラス)の勝ち馬であるディープリボーンは栗東のウッドチップコースでインテグレイト(牡4、2勝クラス)と併せ馬を行いました。
引き続きコンビを組む古川吉洋騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬より2馬身半先行する形でゴール前一杯に追われて5F69秒2-上がり1F12秒1の時計で同時併入しています。
中間追い切りは12月末ごろから再開し、坂路でキャンターを11本、ウッドで7本の時計を記録していました。
なお、映像はありませんが1週前の16日にも栗東ウッドで併せ馬を置いて追い切りを行っています。
このときも古川騎手が追い切りに騎乗して馬場の真ん中からゼンノインヴォーク(セ6、1勝クラス)を4馬身追走する形で一杯に追い、6F84秒4-上がり1F11秒4の時計で同時併入していました。
最終追い切りもゴール前で負荷を掛けて一杯に追いました。
僚馬の外から追い切りを行い、コーナーワークの時点では積極的な姿勢を見せています。
ただ、直線に僚馬と馬体を合わせてからはいまいち伸びを欠いており、鞭が入ってからも反応はありません。
追い切り時計を見ても一杯に追われた割に目立ちませんでしたし、気持ちが乗っているかというと微妙なところです。
勝利した昨年の白川郷ステークスの時も最終追い切りはウッドで併せ馬を置き、馬場の真ん中から一杯に追われていました。
このときの時計が5F67秒1-上がり1F11秒5だったので本来伸びるはずでしたが伸びなかったのは引っ掛かります。
馬体はダート馬らしくまとまっていますし、コーナーワークの動きは良かったものの、追ってからの反応がなかったのはマイナスでした。
ドゥラエレーデ
ドゥラエレーデ 1月22日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.1 | 38.9 | 12.2 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 82.1 | 66.7 | 51.7 | 37.0 | 11.9 | 末強め |
前走最終 | 栗東坂路(重) | 56.2 | 39.8 | 12.2 | 馬なり |
チャンピオンズカップ(G1)で2年連続2着入線しているドゥラエレーデは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで4F54秒1-上がり1F12秒2の時計で軽くまとめています。
1週前の16日は栗東ウッドで単走を行いました。
今回初コンビを組む川田騎手が追い切りに騎乗し、外ラチ沿いから末強めに追われて6F82秒1-上がり1F11秒9の時計で負荷を掛けています。
今回は前走チャンピオンズカップから1か月ぶりのレースとなりますが、道中少し首を大きく動かしながらも一定のリズムで動けていました。
直線に入って促されてからはそこまで反応よく動けていませんが、それでも長く脚を伸ばしてまとめているようにこの馬なりに鞍上に指示に応えています。
時計に関しては終い2F11秒4-1F11秒9とそこまで目立ちませんが、ドゥラエレーデはこれまでの追い切りを見ても減速ラップでまとめるケースが多々あるのでそこまで気にしなくても良いでしょう。
最終追い切りは坂路で軽く稽古を付けましたが、道中モタれなく登坂していますし、1週前に負荷を掛けた影響もあるのか、四肢の踏み込みも強くて馬なりでも気持ちは乗っています。
少し首の動作が大きい感じもしますが、かつて追い切りでは気性の荒さを見せていたころと比較すると相当よくなっていました。
年齢を重ねたことで精神的に落ち着きを身に着けているのかもしれません。
時計はそこまで目立ちませんが身体も良いですし、馬なりでも前向きな動きができたのは好感触です。
年齢を重ねて大人になっているようにも見えましたし、得意の中京コースなら現状でも力を引き出せそうでした。
初重賞制覇に期待したいです。
ニューモニュメント
ニューモニュメント 1月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.4 | 38.7 | 12.8 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.9 | 39.9 | 12.8 | 一杯 |
ニューモニュメントは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して一杯に追われて全体時計52秒4-上がり1F12秒8の時計でまとめています。
中間追い切りは前走レース終了翌週から再開しており、坂路に特化した追い切りを25本行いました。
映像はありませんが1週前の17日は坂路で一杯に追って全体時計52秒8-上がり1F12秒8、その2週前の4日は坂路で併せ馬を置いて一杯に追って全体時計52秒5-上がり1F12秒6でとにかく負荷を掛けています。
最終追い切りも引き続き坂路で一杯に追われましたが、中間追い切りで入念に追われている影響もあって脚取りはしっかりしていますし、最後まで気合の乗った動きができています。
ただし、終いは2F12秒7-1F12秒8で減速していました。
前走最終追い切り時よりは全体時計は出ているものの、中間追い切りで入念に負荷を掛けた割には年齢的なものもあるのか、大きな上積みはありませんでした。
まずまずといったところでしょうか。
ビヨンドザファザー
ビヨンドザファザー 1月22日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 69.0 | 53.5 | 38.1 | 12.0 | 一杯 | |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.3 | 40.2 | 13.0 | 強め |
昨年のマーキュリーカップ(Jpn3)で2着入線したビヨンドザファザーは栗東のウッドチップコースでエバーグルーヴ(牝3、新馬)と併せました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬を3馬身追走する形で一杯に追い、5F69秒0-上がり1F12秒0の時計を記録しましたが僚馬に半馬身の遅れです。
中間追い切りは今年に入ってから再開しており、坂路で9本記録しています。
なお、映像はありませんが1週前の16日は栗東坂路でソルナシエンテ(牡3、1勝クラス)と併せており、僚馬を半馬身追走する形で一杯に追って4F53秒8-上がり1F13秒0の時計を記録しましたが僚馬にアタマ差遅れていました。
最終追い切りはウッドコースで併せ馬を置いて一杯に追われましたが道中どこかフワリとした動きでそこまで集中しているかというと難しいです。
腹回りも少し太いような感じがしますし、直線で僚馬より先に立って気合を入れられたもののそこまで反応は良くありませんでした。
最後は外から仕掛けた新馬のエバーグループに交わされています。
エバーグルーヴが馬なりだったのに対してビヨンドザファザーは一杯だったので、軽めに追われた格下相手に遅れたのもいただけません。
久々のレースも影響しているのか、そこまでの良化ではありませんでした。
フタイテンロック
フタイテンロック 1月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 82.6 | 65.9 | 51.2 | 37.0 | 11.7 | 一杯 |
前走最終 | 美浦南W(良) | 84.4 | 67.5 | 52.4 | 37.8 | 12.3 | 一杯 |
繰り上げ出走となったフタイテンロックは美浦のウッドチップコースでヘラクレスノット(セ5、1勝クラス)と併せ馬を行いました。
助手が騎乗して馬場の3分どころから僚馬より3馬身半先行する形で一杯に追い、6F82秒6-上がり1F11秒7の時計で同時併入しています。
中間追い切りは1月に入ってから再開しており、坂路でキャンターを12本、ウッドで1本の時計を記録していました。
なお、映像はありませんが1週前の16日は美浦ウッドでトキメキジニア(牝3、未勝利)と併せており、馬場の2分どころから一杯に追って6F84秒6-上がり1F12秒6の時計を記録しましたが僚馬に半馬身の遅れを取っています。
最終追い切りは併せ馬の外目から立ち回りましたが、一杯に追われた影響もあって序盤から活気ある動きで追えています。
直線に入ってからも助手が大きく手を動かし、それに応えるように上がり2F12秒2-1F11秒7の時計で併入まで持ち込むことができました。
全体時計82秒6はほかの馬からしたらそこまで目立つものではありませんが、1週前と比較しても時計は良くなっていますし、この一追いでさらなる良化もあり得るかもしれません。
最終追い切り終了時点ではまずまずの出来でしたが、本番で一変する可能性もあるので余裕がありましたらパドックや返し馬を見ながら最終判断したい1頭です。
ペプチドソレイユ
ペプチドソレイユ 1月22日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 85.8 | 69.6 | 53.3 | 37.5 | 11.7 | 強め |
前走最終 | 栗東芝(重) | 66.5 | 51.0 | 37.6 | 12.7 | 一杯 |
ペプチドソレイユは栗東のウッドチップコースでホークフィールド(牡4、2勝クラス)と併せました。
今回初コンビを組む菱田騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を4馬身追走する形で強めに追い、6F85秒8-上がり1F11秒7の時計を記録しましたが僚馬に1馬身の遅れを取っています。
中間追い切りは昨年末から再開し、坂路で5本、ウッドで11本の時計を記録しました。
なお、映像はありませんが先週18日には栗東坂路でカフジテトラゴン(牝6、3勝クラス)と併せており、一杯に追われて全体時計51秒1-上がり1F12秒6の時計で負荷を掛けています。
最終追い切りはウッドコースで併せ馬を置いて強めに調教されましたが、コーナーワークでは少し首を引きながらも集中しながら立ち回っています。
ただ、直線に入って手前を替えてからは一瞬ペースアップしましたが、外から馬なりで迫ってきたホークフィールドにあっさり交わされてしまいました。
全体時計が85秒8でゆったりしながら終盤に備えて終い2F-1Fともに11秒7で長く脚を使えたものの、いい時期はもう少し終いの時計がいいのでそのときほどの伸びは感じられません。
また、馬なりで格下の併せ馬にあっさり交わされてしまったのも気になるところでしたし、勝負強さが見られなかったのも気になります。
動きや馬体は悪くありませんが、あまり目立たない追い切りでした。
ホウオウルーレット
ホウオウルーレット 1月22日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 84.9 | 68.3 | 53.2 | 38.4 | 11.9 | 馬なり |
前走最終 | 美浦坂路(良) | 53.0 | 38.8 | 12.4 | 馬なり |
昨年のカノープスステークス(OP)の勝ち馬であるホウオウルーレットは美浦のウッドチップコースでインテルメディオ(牡4、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりでインテルメディオを3馬身追走し、6F84秒9-上がり1F11秒9の時計を記録しましたが僚馬に1馬身遅れています。
中間追い切りは今年に入ってから再開しており、坂路で15本、ウッドで2本の時計を記録していました。
なお、映像はありませんが1週前の16日には美浦ウッドでケイマノキコウシ(牡3、未勝利)と併せています。
このときも助手が騎乗して馬場の外目から僚馬を6馬身追走する形で強めに追って5F66秒8-上がり1F12秒5の時計を記録しましたが僚馬に2馬身の遅れでした。
最終追い切りは3頭併せの最内から馬なりで追い切りを行いましたが、間隔を詰めて使われている影響もあって馬体は引き締まっています。
少し細すぎるくらいかもしれませんが、それでも気持ちの乗った動きができていました。
ただ、直線に入ってからも終始左手前でしたし、直線で3頭横並びになった際は少し斜行する場面もあって走りに集中できているかといわれると難しいところです。
馬体はいいものの、直線の伸びは案外でしたし見た目以上に良化とは程遠い内容だったように感じました。
ミッキーヌチバナ
ミッキーヌチバナ 1月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東PT(良) | 82.1 | 64.8 | 50.2 | 37.0 | 11.5 | 馬なり |
前走最終 | 栗東PT(良) | 83.7 | 65.9 | 51.1 | 37.6 | 11.4 | 馬なり |
昨年のアンタレスステークス(G3)を勝利したミッキーヌチバナは栗東のポリトラックコースでトーレ(牡4、1勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬より2馬身半先行し、6F82秒1-上がり1F11秒5の時計で同時併入しています。
前走から約3か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは12月末から再開し、ウッドでキャンターが12本確認できました。
このほかには19日は栗東のBコース(ダート)で馬なりの調整を、16日は栗東ポリトラックで単走、馬場の外目から一杯に追って6F80秒8-上がり1F11秒3の時計を記録していました。
最終追い切りもポリトラックコースで調整されていますが、道中推進力ある動きで立ち回れています。
直線で早めに手前を替えてからは少しエンジンのかかりに時間はかかったものの、最後は長く脚を引き出して僚馬と併入できました。
時計自体は馬なりということもあってそこまで目立ちませんし、終いの加速にも時間がかかりましたが、軽めの追い切りとしてはいい内容です。
1週前の16日ポリトラックで好時計を記録していることからも分かるように、追えば時計を出しています。
勝利した昨年アンタレスステークスのように、1週前ポリで一杯⇒最終追い切りはポリで軽めのローテーションをクリアしていることから臨戦態勢に入ってそうでした。
この馬なりに仕上がりつつあるでしょう。
メイショウフンジン ※取消
メイショウフンジン 1月22日(水) 評価E(測定不能) | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.7 | 39.2 | 13.2 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.8 | 39.6 | 13.6 | 叩き一杯 |
昨年の浦和記念(Jpn2)で2着入りしたメイショウフンジンは栗東坂路で単走を行いました。
主戦の酒井騎手が追い切りに騎乗し、一杯に追われて4F53秒7-上がり1F13秒2の時計で登坂しています。
中間追い切りは12月20日ごろから再開し、坂路で13本、ウッドでキャンターを9本行っていました。
なお、映像はありませんが1週前の16日も坂路で単走を行い、このときも酒井騎手が騎乗して一杯に追い、4F53秒6-上がり1F13秒2の時計で負荷を掛けています。
最終追い切りも1週前同様単走で一杯に追いましたがJRAレーシングビュアーに追い切り映像が公開されていませんでした。
そのため、どのような動きだったのか分かりません。
時計面に関しては一杯に割れた割に目立ちませんが、メイショウフンジンは坂路で強く追われても時計を出すタイプではありません。
それでも、昨年のブリリアントステークス(L)は最終追い切りが坂路で一杯に追って4D56秒1と目立たない中で逃げ切っていることから、メイショウフンジンは追い切り時計が悪くてもレースで結果を残すタイプといえるでしょう。
今回は判断材料が少ないため、E評価(測定不能)としますが、レース当日のパドックや馬体重、返し馬次第では激走にも期待できるかもしれませんよ。
ロコポルティ
ロコポルティ 1月22日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.7 | 38.5 | 12.2 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(不良) | 52.2 | 37.4 | 12.4 | 強め |
昨年の平城京ステークス(OP)を勝利したロコポルティは栗東坂路でタテボレアス(牡6、3勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して馬なりで4F53秒7-上がり1F12秒2を記録し、僚馬と同時併入しています。
中間追い切りは12月末から再開しており、坂路でキャンターを15本、ウッドで10本時計を残していました。
なお、映像はありませんが今月10日と16日はウッドコースで併せ馬を置いて一杯に追っています。
このうち、10日が馬場の外目から立ち回って6F80秒9、16日は馬場の真ん中から一杯に追って6F81秒0の時計を記録し、2週続けて負荷を掛けていました。
最終追い切りは坂路でソフトな調整でしたが、外ラチ近くからきびきびとした動きを見せています。
首の使い方もほとんど無駄がないですし、終始集中しながら登坂しています。
時計は目立ちませんが10日と16日のウッド追いで好時計をマークしていますし、追えばいつでも動けそうです。
時計以上に好状態を維持できているのではないでしょうか。
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プロキオンステークス2025追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | サンライズジパング |
A | カズペトシーン ドゥラエレーデ ロコポルティ |
B | オメガギネス サトノエピック サンマルパトロール タマモロック ニューモニュメント フタイテンロック ミッキーヌチバナ |
C | サンデーファンデー ディープリボーン ビヨンドザファザー ペプチドソレイユ ホウオウルーレット |
D | |
E(測定不能) | メイショウフンジン ※取消 |
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