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【安田記念2025追い切り評価/全頭診断】ソウルラッシュに並ぶ最高評価「S」はこの2頭!

安田記念2025追い切り評価記事のアイキャッチ画像

安田記念2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では安田記念の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

6月4日の馬場状態

美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに稍重でした。
坂路の1番時計は安田記念に出走するシャンパンカラーの4F51秒3です。馬場表記のわりに時計は出ています。
ウッドの1番時計はアルデコンティの6F79秒0です。こちらも時計は出ています。

栗東
この日の坂路も坂路、ウッドともに稍重でした。
坂路の1番時計はインプロバイザーが記録した4F49秒6です。美浦坂路同様、馬場表記のわりに時計は出ていました。
ウッドの1番時計は宝塚記念(G1)に出走登録しているロードデルレイが記録した6F76秒3でした。いつも以上の高速馬場です。

目次(読みたい項目をタップ)

安田記念2025追い切り評価/全頭診断コメント

安田記念2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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ウインマーベル

ウインマーベル 6月4日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(稍重)84.767.952.737.911.7馬なり
1週前美浦南W(重) 67.251.837.111.3一杯
前走最終海外出走

昨年のマイルチャンピオンシップ(G1)で3着入線したウインマーベルは美浦のウッドチップコースでエリュテイア(牝3、未勝利)と併せました。

助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬を3馬身追走し、6F84秒7-上がり1F11秒7の時計で僚馬に2馬身先着しました。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと

1週前の28日も美浦ウッドで追い切りを行い、このときはマイネルトラオム(牡3、未勝利)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行っています。

助手が騎乗し、馬場の外目から僚馬を14馬身追走する形で一杯に追い、5F66秒1-上がり1F11秒4の時計で負荷を掛けています。

今回は海外帰り緒戦となりますが、短距離で培った力強い脚さばきでウッドを掻き込むような動きで好感触です。

直線で手前を替えてからはさらに跳びのある動きを見せながらダイナミックな動きができました。

海外帰りでも力強く動けていましたし、一杯に追ったことで更なる良化に期待したいです。

最終追い切りはウッドで馬なりでしたが、僚馬の内目から推進力のある動きでコーナーを周回していますし、引き続き前脚を掻き込む動きは好感触です。

直線に入ってからも強めに追われた僚馬を引き離すようにペースアップしていまとめており、申し分ない動きでした。

久々の国内競馬となりますが、マイル実績は昨年のマイルチャンピオンシップでも証明済みですし、出し切れるのではないでしょうか。

ウォーターリヒト

ウォーターリヒト 6月4日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  53.839.412.4末強め
1週前栗東CW(良)83.066.351.837.111.2一杯
前走最終栗東坂路(良)  54.939.511.7強め

追込競馬で頭角を表しているウォーターリヒトは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して末強めに追い、全体時計53秒8-上がり1F12秒4の時計で負荷を掛けています。

1週前の29日は栗東ウッドで重賞2勝馬のメイショウタバル(牡4、オープン)と2頭併せを行いました。

このときも助手が騎乗し、馬場の真ん中から僚馬より2馬身先行する形で一杯に追い、6F83秒0-上がり1F11秒2の時計で同時併入しています。

1週前はメイショウタバルとの併せ馬でしたが、コーナーから直線にかけてはそこまで追わずに淡々と、直線に入ってからは徐々にペースを引き上げて併入する形となっています。

全体としてはそこまで派手な動きではないものの、直線で助手が身構えてからはウォーターリヒトも少しずつ脚色に力を入れて追えていますし、スムーズに追えています。

3歳時のウォーターリヒトは走りに若さが見られましたが、キャリアを重ねてずいぶんと走法は安定しましたし、直線での助手との折り合いも良かったです。

追込馬らしく、終いも2F12秒1から1F11秒2でスムーズに加速できていましたし、併せたメイショウタバル比較でみても遜色のない仕上がりでした。

最終追い切りは坂路で末強めの調整でしたが、道中2度ほど手前を替えながらも集中力の高い動きを見せていますし、四肢の使い方も機敏で良いですね。

終いに関しては、強めに追われた前走最終追い切りほどは目立ちませんが、全体時計は今回の方が1秒以上出ているので、その影響もあるでしょう。

多少斜行する箇所もありましたが、それでも久々にしては馬体も締まっていますし、動きも良かったので順調な仕上がりとみて良さそうです。

エコロヴァルツ

エコロヴァルツ 6月4日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  53.739.212.7馬なり
1週前栗東CW(良)⑦96.865.751.136.311.1稍一杯
前走最終栗東坂路(良)  54.740.312.4馬なり

古馬になってから安定した結果を残しているエコロヴァルツは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計53秒7-上がり 1F12秒7の時計でまとめました。

1週前の28日は栗東ウッドで単走の追い切りを行い、このときは主戦のデムーロ騎手が騎乗し、馬場の真ん中から稍一杯に追われて7F96秒8-6F80秒4-上がり1F11秒1の時計で終い重視に追いました。

久々のレースということもあって道中は少し頭を前に出しながらの追い切りで、フォームはあまり綺麗ではありません。

しかしながら、直線に入ってからは四肢を大きく伸ばしながら終い2F11秒5-1F11秒1の加速ラップでまとめています。

それでも、全体的に少し脚取りが重めだった点は久々も影響しているかもしれません。

好走した近2戦の中間追い切りもウッドではどこかもっさりした動きでしたが、この2戦の中間は馬なりだったのに対し、今回は一杯に追われたものの、機敏な動きからは遠かったので、この一追いで最終追い切りまでにどこまで良化しているのか期待したいです。

最終追い切りは坂路で馬なりの単走でしたが、右手前で跳びのある動きでまとめています。

馬なり時のエコロヴァルツらしい動きでしたが、1週前に強く追って良化しているかというと、少し難しいところです。

ただ、エコロヴァルツはもともと追い切りで映えるタイプではないので、自身の動きができていた点は悪くないです。

まずまずの仕上がりでした。

オニャンコポン ※取消

オニャンコポン 6月4日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(稍重)84.368.753.639.112.0馬なり
前走最終美浦南W(良)81.866.652.037.511.6馬なり

久々のG1挑戦となるオニャンコポンは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

小島調教師自ら追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで6F84秒3-上がり1F12秒0の時計でまとめています。

前走から中1週と間隔を詰めており、中間追い切りは坂路、ウッドともに確認が取れませんでした。

最終追い切りはウッドで軽く行われましたが、少し頭を低めにしながらも頭と前脚はリズムよく動かせています。

ただ、直線に入ってからも俯き加減は変わらずで、あまり前向きさがのない動きでした。

後ろ脚の踏み込みも甘く見えますし、セン馬になったことで精神的な前向きさが無くなっているのかもしれません。

前走の都大路ステークス(L)における中間追い切りでは自己ベストを記録しながらも、直線では伸びを欠いて13着だったことから、前走以上に動き、時計が目立たない今回、良化には期待できなさそうです。

ガイアフォース

ガイアフォース 6月4日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  51.937.111.5末強め
前走最終海外出走

安田記念で2年連続4着のガイアフォースは栗東坂路で単走を行いました。

新たにコンビを組む吉村誠之助騎手が追い切りに騎乗し、末強めに追われて全体時計51秒9-上がり1F11秒5の時計で登坂しています。

香港競馬からの帰国初戦となる今回、10日競馬で参戦するため、中間追い切りは5月末から再開し、坂路で4本、ウッドで1本、いずれも軽い調整でした。

最終追い切りは末強めに追って負荷を掛けていますが、全体時計51秒9は直近2年の安田記念の最終坂路追いと比較するともっとも速いです。

ただ、道中は2回ほど手前を替えていましたし、前脚も固く、頭を振っているのでこの点は海外帰り緒戦や10日競馬の影響も出てそうです。

近2回開催の安田記念の最終追い切りもそこまで目立つものではありませんでしたが、動きに関しては今回が一番良くないように見えました。

時計自体は出していますが、近2戦はどちらも馬なりで今回は末強めだったので脚色の効果もあるでしょう。

時計以上に身体が付いてきていない感じがしたので、従来のローテーションで調整できていたら良かったかもしれません。

グラティアス

グラティアス 6月4日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  52.438.312.5馬なり
1週前栗東坂路(良)  53.439.012.7馬なり
前走最終栗東坂路(稍重)  55.640.212.8馬なり

オニャンコポンの回避で繰り上げ出走が決まったグラティアスは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計52秒4-上がり1F12秒5の時計でまとめています。

1週前の28日も栗東坂路で単走の馬なり追いを行い、全体時計53秒4-上がり1F12秒7の時計で軽く流しました。

馬なりということで軽めの調整ですが、多少頭は安定しないものの、左手前で四肢をうまく使って登坂しています。

踏み込みも力強さが見られますし、コンスタントにレースを使っていることでレース感覚は健在でした。

最終追い切りも馬なりでしたが、ここは1週前よりも頭はやや低く、序盤は頭を振る場面もありましたが、しばらくすると楽な態勢で淡々と動けています。

馬なりということで目立つ動きではないものの、時計に関しては前走マイラーズカップ(G2)よりも出ているので、使い詰めて良くなりつつあるのではないでしょうか。

まずまずの仕上がりです。

サクラトゥジュール

サクラトゥジュール 6月4日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(稍重)81.365.851.036.711.9馬なり
1週前美浦南W(良) 64.549.735.711.4馬なり
前走最終美浦南W(良)83.367.552.837.712.1馬なり

晩成型のサクラトゥジュールは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追われ、6F81秒3-上がり1F11秒9の時計でまとめました。

1週前の29日も美浦のウッドチップコースで追い切りを行い、このときはテイデ(セ7、2勝クラス)と2頭併せを行っています。

久々にコンビを組むレーン騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を1馬身半追走し、5F64秒5-上がり1F11秒4の時計で僚馬に半馬身先着しました。

僚馬の外目からの追い切りでしたが、若干頭は高いようにも見えましたが、馬なりにしては活気のある動きで動けています。

久々でも馬体はまとまっていますし、直線に入ってからも8歳馬と思えないほど大きく歩様を伸ばしながら、終い2F12秒0-1F11秒4の加速ラップで僚馬に先着できました。

レーン騎手との折り合いも良かったですし、スピード感ある動きは好感触です。

最終追い切りはウッドコースで軽めの単走でしたが、ここでも序盤からスピーディな動きで気合が乗っています。

直線では少し息を整えながらも再加速しており、馬なりながらも迫力のある追い切りができました。

2週続けて年齢以上の動きができており、上々の仕上がりでした。

シックスペンス

シックスペンス 6月4日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(稍重)81.264.850.736.711.0馬なり
1週前美浦南W(良) 68.352.837.911.1G前仕掛け
前走最終美浦南W(不良) 65.650.636.611.4馬なり

G2競走を3勝しているシックスペンスは美浦のウッドチップコースでサトノエピック(牡4、オープン)と2頭併せを行いました。

助手が騎乗して馬場の2分どころから馬なりで僚馬を4馬身半追走し、6F81秒2-上がり1F11秒0の時計で僚馬と併入しています。

1週前の28日は美浦ウッドで単走を行いました。

このときはルメール騎手が騎乗し、馬場の真ん中からゴール前で仕掛けられ、5F68秒3-上がり1F11秒1の時計でキレ良く駆け抜けています。

前走の大阪杯(G1)以来、2か月ぶりのレースですが、コーナーから直線にかけては少し首を討つ向きにしながらの動きであまり覇気は感じられません。

ただ、直線での手前替えはスムーズでしたし、ゴール前で仕掛けられた影響もありますが、それでも終い2F12秒6から1F11秒1の時計で鋭く伸びを見せたのは流石です。

瞬間的な加速力ある脚色を披露でき、いつものシックスペンスらしい動きは健在でした。

最終追い切りはウッドコースでサトノエピックと併せましたが、身体全体を沈めながらの追い切りです。

コーナーから直線にかけてはそこまで目立ちませんでしたが、手前を替えてからはペースを引き上げ、最後は終い2F12秒2から1F11秒0でここも鋭く伸びています。

併せたサトノエピックと併入でしたが、サトノエピックは昨年の東京ダービー(Jpn1)で2着に入った実力馬なので、強い相手と併入は悪くありません。

前半の動きはそこまで目立たないものの、2週続けて加速力のある脚を使えたので、状態は良いでしょう。

ジャンタルマンタル

ジャンタルマンタル 6月4日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  53.638.711.7馬なり
1週前栗東坂路(良)  50.136.212.2一杯
前走最終海外出走

マイルG1を2勝しているジャンタルマンタルは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計53秒6-上がり1F11秒7の時計でまとめています。

1週前の28日も坂路で単走を行い、ここは主戦の川田騎手が騎乗して一杯に追い、全体時計50秒1-上がり1F12秒2の自己ベストで力強く駆け抜けました。

今回は昨年の香港マイル(G1)以来、実に半年ぶりのレースとなりますが、最終追い切りは一杯に追われていたこともあって、本線に入るころから力強い脚質と、鋭い脚さばきで登坂しています。

四肢の踏み込みも力強いですし、ウッドを蹴り上げながらの登坂でしっかりと負荷を掛けていました。

終いは3F12秒4-2F11秒6-1F12秒2の減速ラップでしたが、終い3F目から時計は出していたものなので、そこまで気にしなくても良さそうです。

その中で、これまでの自己ベスト52秒4を2秒以上更新する50秒1でまとめられたのは良かったですし、この一追いでどこまで良化するか楽しみです。

1週前に負荷を掛けたため、最終追い切りは坂路で軽めの調整でした。

軽めということで時計は出していませんが、後ろ脚の踏み込みの力強さを見てみると、1週目に一杯に追ったことで良化の気配が感じられます。

道中も終始左手前で体幹のしっかりした動きを見せていますし、気持ちも前向きになったのではないでしょう。

個人的にジャンタルマンタルは使い詰めて良くなるタイプだと思うので、海外帰り+半年ぶりの実践はあまり評価しがたいものがありましたが、追い切りでは久々を感じさせない動きができているのは良かったです。

半年ぶりの実践となりますが、勝利したNHKマイルカップ(G1)と同じコースでどこまでやれるのか、楽しみです。

シャンパンカラー

シャンパンカラー 6月4日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦坂路(稍重)  51.337.712.1一杯
1週前美浦南W(良)80.364.650.135.710.9直強め
前走最終美浦南W(不良)82.265.750.837.111.9馬なり

一昨年のNHKマイルカップ(G1)を勝利したシャンパンカラーは美浦坂路で単走を行いました。

田中剛調教師が追い切りに騎乗して一杯に追い、全体時計51秒3-上がり1F12秒1の時計で負荷を掛けています。

1週前の28日は美浦ウッドでウラルト(牡3、未勝利)と併せています。

このときは主戦の内田騎手が追い切りに騎乗し、馬場の3分どころから僚馬を3馬身半追走する形で直線強めに追われ、6F80秒3-上がり1F10秒9の時計で鋭く伸び、僚馬に3馬身先着しています。

僚馬の内側からの追い切りでしたが、直線入り口で少し頭が上がる面はあったものの、全体を通して軽快に立ち回れています。

直線に入って内田騎手の指示が入ると、それに応えるようにペースを引き上げ、最後は終い3F12秒7-2F12秒1-1F10秒9の好時計で長く脚を活かすことができました。

もともとウッドで時計を出すタイプの馬でしたが、それでも長く素早く動けていましたし、道中も軽快に立ち回ることができていたのは高く評価したいです。

最終追い切りは坂路で一杯に追われましたが、ここでも前駆をうまく使いながらスムーズな脚取りを見せています。

少し首元に発汗がありましたが、それでも促されてからはペースを引き上げ、力強くまとめました。

一杯に追われたとはいえ、走破時計51秒3はこの日の美浦坂路で最速ですし、シャンパンカラーの自己ベストが51秒2なので、それに匹敵する時計を出すことができたのは良かったです。

今回は2週続けて強く追い切りを行いましたが、どちらも好感触の動きでしたし、一時の不調は脱却できているかもしれません。

現状のシャンパンカラーがどれだけパフォーマンスを引き出せられるのか、注目したいです。

ジュンブロッサム

ジュンブロッサム 6月4日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  56.040.212.0馬なり
1週前栗東CW(良) 68.852.837.110.9末一杯
前走最終栗東坂路(稍重)  54.639.112.2馬なり

昨年の富士ステークス(G2)を勝利したジュンブロッサムは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計56秒0-上がり1F12秒0の時計でまとめています。

1週前の28日はウッドコースで単走を行い、馬場の外目から末強めに追われて5F68秒8-上がり1F10秒9の時計で末脚重視の調教を行っています。

末一杯ということで序盤は軽めでしたが、直線で手前を替えてからは少し頭がかくかくする場面はあったものの、徐々にペースを引き上げ、ラスト1Fは長い脚を大きく伸ばして2F11秒7-1F10秒9で走破しています。

前走マイラーズカップ(G2)の1週前追い切りでも1週前はウッドで強めに追われて終い2F11秒1から1F10秒7でしたが、今回も1F10秒台でまとめることができました。

前走1週前と比較すると脚色を考えたら今回の方が時計は出てほしかったところですが、全体時計を見ると前走1週前が6F89秒3で最後まで脚を溜めていたのに対し、今回は6F87秒7だったので、時計を見る限りそこまで気にしなくても良さそうです。

最終追い切りは坂路で軽めの追い切りでした。

外ラチ沿いからの追い切りでしたが、少し首を引きながらの追い切りでやや安定はしません。

走法自体はまっすぐ安定していますが、気合乗りは目立ちませんでした。

全体時計56秒0も前走最終追い切り時計54秒6と比較すると見劣りしますし、1週前に強く追われた割に大きな上積みはなさそうです。

友道厩舎管理馬なので、現状でも出し切れる可能性はありますが、いい時期はもっと時計を出しているので、その時と比較するとやや物足りない感じがしました。

ソウルラッシュ

ソウルラッシュ 6月4日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  52.338.311.8末強め
1週前栗東CW(良)81.565.750.735.210.5馬なり
前走最終海外出走

昨年のマイルチャンピオンシップ(G1)を勝利し、前走ドバイターフ(G1)にでは香港最強馬のロマンチックウォリアーに勝利したソウルラッシュは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して末強めに追い、全体時計52秒3-上がり1F11秒8の時計で登坂しています。

1週前の29日は栗東ウッドでスペクトログラム(牡6、2勝クラス)と2頭併せを行いました。

久々にコンビを組む浜中騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を5馬身半追走し、6F81秒5-上がり1F10秒5の時計で僚馬に3馬身半先着しました。

僚馬の内側からの追い切りでしたが、久々でも無駄のない動きで立ち回れています。

秀逸なのが直線時計で、先行していたスペクトログラムを楽に交わしてからは一気にペースを引き上げ、終い1F10秒5の時計でまとめています。

うましるでは追い切り考察をはじめて、ちょうど3年目になろうとしていますが、記憶が確かであれば、これまで終い1Fを10秒5でまとめた馬は見たことがありません。

しかも、馬なりでこの時計ですし、併せ馬を置いていたとはいえ全体時計81秒5も優秀です。

馬体もいつものソウルラッシュでしたし、時計を見る限り7歳馬でもまだまだ伸び代が感じられました。

最終追い切りは坂路で単走の末強めでしたが、序盤から気合の乗った脚さばきで登坂しています。

終始左手前でしたが、頭を上手く使いながらリズムよくまとめていますし、胸部の筋肉量も豊富で、いまなお充実しています。

馬体、時計、動き、いずれをとっても素晴らしい動きでした。

4度目の挑戦で安田記念制覇を成し遂げられるか、注目したいです。

ダディーズビビッド

ダディーズビビッド 6月4日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(稍重)83.468.052.937.811.5強め
1週前栗東CW(良)83.668.453.738.511.5末強め
前走最終栗東CW(良) 70.054.138.311.7馬なり

前走の六甲ステークス(L)で大金星を手にしたダディーズビビッドは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗し、馬場の外目から強めに追われて6F83秒4-上がり1F11秒5の時計で負荷を掛けています。

1週前の28日も栗東ウッドで単走を行い、このときは外ラチ沿いから末強めに追われて6F83秒6-上がり1F11秒5の時計を記録しました。

道中は少しハミ受けの悪い動きで、直線に入るまでどこかよそよそしいです。
※ハミ受け:競走馬がジョッキーの手綱からの支持を受け入れてくれる状態のこと

直線に入ってからは脚を大きく伸ばしながらストライドの利いた走りでまとめているように、前向きさは感じられましたが、序盤の動きが気になるところで、もう少し落ち着きがあってほしかったです。

ただ、1週前に負荷を掛けた影響もあるのか、最終追い切りは全体を通して前方に集中した動きを見せていました。

1週前の気になる動きも全くありませんでしたし、全体を通して長く脚を使ってまとめることができています。

時計に関しては2週続けて6F83秒台なので、いい時期ほど時計は出していませんが、それでも前走の六甲ステークスの最終追い切りが終い5F70秒0だったことを考えると、強めに追っていたとはいえ時計は出していますし、1週前と比べると最終追い切りは大きな欠点がなかったのは好感触でした。

動きも良かったですし、安田記念に対する意欲も感じられ、好仕上がりです。

トロヴァトーレ

トロヴァトーレ 6月4日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(稍重)84.968.853.638.311.3馬なり
1週前美浦南W(良)84.868.252.737.411.4強め
前走最終美浦南W(不良)82.567.152.137.411.7馬なり

前走のダービー卿チャレンジトロフィー(G3)を勝利したトロヴァトーレは美浦のウッドチップコースでピックデムッシュ(牡3、2勝クラス)と2頭併せを行いました。

久々にコンビを組む横山武史騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりでピックデムッシュを4馬身追走し、6F84秒9-上がり1F11秒3の時計で併入しました。

1週前の28日はウッドで単走を行い、ここでも横山武史騎手が騎乗し、馬場の外目から強めに追われて6F84秒8-上がり1F11秒4の時計で駆け抜けています。

約2か月ぶりのレースとなりますが、道中は少し頭が高いものの、全体を通してはつらつとした動きを見せています。

直線に入ってからの脚さばきも無駄がありませんし、終い2F12秒3-1F11秒6の時計でスムーズに加速できています。

久々でも問題ない動きでしたが、全体時計は目立たないので、この一追いでさらなる良化に期待したいです。

最終追い切りはウッドコースで僚馬の内側から追い切りを行いましたが、全体を通して流れるような脚さばきでコーナーを周回していましたし、直線に入ってからも一定の動きで最後まで追えていました。

強めに追われた僚馬も最後は食い下がって併入という形でしたが、馬なりでも欠点のない動きができたのは良かったです。

もう少し全体時計を縮めることができれば、なお良かったものの、現状でも仕上がっていましたし、出し切れる態勢は整ったのではないでしょうか。

ブレイディヴェーグ

ブレイディヴェーグ 6月4日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(稍重)82.566.351.136.411.0馬なり
1週前美浦南W(良) 68.253.238.011.0G前仕掛け
前走最終海外出走

紅一点のブレイディヴェーグは美浦のウッドチップコースでキアニーナ(牝3、1勝クラス)と併せました。

久々にコンビを組む戸崎騎手が追い切りに騎乗し、馬場の2分どころから馬なりで僚馬を2馬身半追走し、6F82秒5-上がり1F11秒0の時計で併入しています。

1週前の28日は美浦ウッドで単走を行い、ここでも戸崎騎手が騎乗し、馬場の外目からゴール前で仕掛けられて5F68秒2-上がり1F11秒0の時計で最後まで脚色を引き出しています。

前走ドバイターフ(G1)以来となりますが、久々でも躍動感のある走りで身体も軽いです。

直線に入ってからは長い後ろ脚を使って、同じタイミングで追い切りを行っていた他の馬を楽に交わして先着できていますし、追われてしっかり加速できたのも良いでしょう。

久々でも太くありませんでしたし、好調をキープできています。

最終追い切りは美浦ウッドで併せ馬を置いて調整しましたが、1週前と比較すると頭を低めにしながらも、スピーディな動きでコーナーを周回しました。

手前を替えてからも器用にステップを踏みながら動けていますし、終いも1F11秒0でまとめており、ゴール前仕掛けで追われた1週前と同じ時計を馬なりで刻めたのも良かったです。

今回は海外帰り+久々というわけでぶっつけ挑戦となりますが、久々でも動きは良かったですし、自慢の末脚も健在でした。

マイル実績がないので距離は短いようにも見えますが、状態自体は良かったので、テンハッピーローズのように初めてのマイルの勝利がG1であることを願いたいです。

ホウオウリアリティ

ホウオウリアリティ 6月4日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  54.338.312.3馬なり
1週前栗東CW(良)83.868.453.238.311.8一杯
前走最終栗東CW(稍重)⑦99.367.452.337.211.4一杯

大舞台へ挑戦を表明したホウオウリアリティは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計54秒3-上がり1F12秒3の時計でまとめています。

1週前の28日は栗東ウッドでウォーターハウス(セ5、2勝クラス)と併せました。

ここでも助手が騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を5馬身追走する形で一杯に追われ、6F83秒8-上がり1F11秒8の時計で僚馬に1馬身先着しています。

僚馬の内側から追い切りを行いましたが、直線入りの時点で頭を上げる部分があり、折り合いは少し難しそうです。

直線に入ってからは一杯に追われて四肢の動きは問題ありませんでしたが、一瞬頭を上げる部分があったので、精神的に前向きかというと少し難しいところです。

映像はありませんが、6月1日にもウッドでゴール前仕掛けが行われているように、短期間で一杯に追っているので、これで最終追い切りまでにどこまで良化しているのか注目したいです。

最終追い切りは坂路で単走でしたが、短期的に強く追った影響もあり、折り合い面は大分良くなりました。

馬なりでしたが、力強く登坂できていますし、大きなモタれもなく、きびきびと動けています。

全体時計54秒3は目立つものではありませんが、馬なりのものなので気にしなくて良いですし、その中でバランスの良い動きができていたことから、状態は良好といえるでしょう。

マッドクール

マッドクール 6月4日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  53.538.411.9馬なり
1週前栗東CW(良)79.763.949.434.811.1一杯
前走最終栗東坂路(良)  55.038.811.7馬なり

昨年の高松宮記念(G1)を勝利したマッドクールは栗東坂路で単走を行いました。

主戦の坂井騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで全体時計53秒5-上がり1F11秒9の時計で追っています。

1週前の28日は栗東ウッドで単走を行い、ここでも坂井騎手が騎乗し、馬場の外目から一杯に追って6F79秒7-上がり1F11秒1の時計で駆け抜けました

道中はきびきびとした立ち回りを見せており、直線に入ってからは今まで以上に頭を低くしながらも、前脚を大きく使ってまとめました。

全体時計79秒7も優秀ですし、終いも減速ラップとはいえ2F10秒6から1F11秒1なので十分すぎるほどの動きです。

久々でも好時計を記録できていますし、動きもスプリンターらしくダイナミックでした。

最終追い切りは坂路で軽めの調整でしたが、引き続き頭を上手く使いながら力強い脚色で登坂できています。

馬体を見る限りはスプリント~1,400mがあってそうな感じもしますが、久々でも2週続けて気持ちの乗った動きができていたのは良かったです。

レッドモンレーヴ

レッドモンレーヴ 6月4日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(稍重)83.968.553.639.011.9馬なり
1週前美浦南W(良)80.366.051.437.311.3馬なり
前走最終美浦南W(良)84.868.653.738.511.6馬なり

末脚に定評があるレッドモンレーヴは美浦のウッドチップコースでエラン(牡4、2勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで僚馬より1馬身先行し、6F83秒9-上がり1F11秒9の時計で併入しています。

1週前の28日も美浦ウッドで追い切りを行い、ここではサンドオブエテル(牡4、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

前走に引き続きコンビを組むディー騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりでサンドオブエテルを4馬身追走し、6F80秒3-上がり1F11秒3の自己ベストを記録しましたが、サンドオブエテルに半馬身遅れを喫しました。

3頭併せの真ん中からの追い切りでしたが、長い四肢を上手に使ってコーナーを立ち回っています。

直線に入ってからも段階的にペースを引き上げ、最後は大きなストライドで先に抜け出したサンドオブエテルを捉えにかかりました。

惜しくも半馬身届きませんでしたが、それでも全体時計80秒3は自己ベストですし、終いも2F12秒2から1F11秒3で伸びているので、レッドモンレーヴらしい追込競馬は健在です。

最終追い切りは美浦ウッドで2頭併せを行っています。

ここは軽めということで1週前よりも時計は出していませんが、相変わらず流れるような脚さばきでコーナーを周回していますし、直線で手前を替えてからもスムーズに加速して僚馬と並びかけてやや優勢の併入でした。

マイルよりも1,400mがベストかもしれませんが、要所の加速も見事でしたし、状態は良いです。

ロングラン

ロングラン 6月4日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(稍重)82.566.751.937.411.4馬なり
1週前美浦南W(良) 70.153.738.211.1強め
前走最終美浦南W(稍重)84.168.452.838.311.5馬なり

重賞2連勝で勢いに乗るロングランは美浦のウッドチップコースでサハラヴァンクール(牡7、2勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで僚馬を6馬身追走し、6F82秒5-上がり1F11秒4の時計で僚馬に2馬身先着しています。

1週前の28日は美浦ウッドで単走を行い、ここでは引き続きコンビを組む岩田康成騎手が美浦まで駆けつけて騎乗し、馬場の外目から強めに追われて5F70秒1-上がり1F11秒1で鋭く伸びを見せています。

コーナーワークでは少し抑えながらコントロールしつつ、直線で促しましたが、手前替えはやや遅れたものの、そこからは前脚を大きく伸ばして一気に抜け出して走破しました。

現状でも気合の乗ったパワフルな動きができていましたが、最後まで岩田騎手の手が動いていることから、より一層気合も注入されたように感じます。

美浦ウッド最終追い切りの良化に期待したいです。

最終追い切りは美浦ウッドで併せ馬と調整を行いました。

僚馬の内側から立ち回りましたが、1週前に気合付された影響もあり、序盤からはきはきとした動きでコーナリングしています。

直線に入ってからもじりじりと脚を伸ばし、先行していた僚馬を交わす際は一気に抜け出して先着していました。

馬なりでも迫力のある動きができていましたし、好仕上がりです。

7歳馬ということで衰えがあってもおかしくありませんが、近2戦が重賞で勝利しており、特に前走のマイラーズカップ(G2)は強い競馬でした。

同世代のソウルラッシュと並んで、7歳にして大器晩成しているように感じました。いい仕上がりです。

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ジュンブロッサム
 
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