【安田記念2025予想】騎手で買いたい〝トップ３〟はこちら！
当記事では安田記念2025の過去10年の騎手データをまとめています。
競馬の勝ち負けは【馬の力7割：騎手の力3割】と言われています。
馬の力だけではなく騎手の腕もレースの勝敗を左右しており、騎手は競馬において欠かせない存在なのです。
安田記念の過去10年のデータから、好走騎手と好走馬を導き出し、安田記念2025で買いたい騎手予想トップ3を公開しています。
目次（読みたい項目をタップ）
安田記念2025で買いたい騎手予想トップ3
1位 ジャンタルマンタル×川田将雅騎手
過去10年の安田記念で川田騎手は今年の出走騎手の中で最多の3勝を挙げています。
この中には7～8番人気のダノンキングリーやサトノアラジンもいるので人気落ちを勝利に導いている点も評価できるでしょう。
ジャンタルマンタルとのコンビ相性も【2-1-1-1】ですし、勝ち負けに期待できる騎手です。
川田将雅騎手のおすすめポイント
- 過去10年で最多の3勝
- 穴馬を2度勝利に導いた
- ジャンタルマンタルとのコンビ相性も良い【2-1-1-1】
2位 シックスペンス×C.ルメール騎手
シックスペンスとのコンビ成績は4戦4勝の負けなしです。
過去10年の安田記念でルメール騎手は【1-3-2-3】と、勝利は1回ですが、9回のうちの6回馬券に絡み、複勝率は驚異の67%でした。
高確率で馬券に絡んでいるので複勝向けの騎手といえるでしょう。
C.ルメール騎手のおすすめポイント
- シックスペンスと4戦4勝
- 過去10年でルメール騎手は【1-3-2-3】、複勝率67%
3位 サクラトゥジュール×D.レーン騎手
レーン騎手はこれまで【0-1-1-2】で、複勝率は50%と高いです。
馬券に絡んだサリオスは8番人気でしたが3着に持ってきており、穴馬でも好走していました。
今回騎乗するサクラトゥジュールとの成績も【2-1-0-0】と、何気にパーフェクト連対しているのでコンビ相性も問題ありません。
D.レーン騎手のおすすめポイント
- レーン騎手は過去の安田記念で【0-1-1-2】
- サクラトゥジュールとのコンビ相性は【2-1-0-0】
- 2022年の安田記念では8番人気のサリオスを3着に導いた
安田記念2025の出走馬と騎手
| 馬名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 |
| ウインマーベル | 牡6 | 58.0 | 松山弘平 |
| ウォーターリヒト | 牡4 | 58.0 | 菅原明良 |
| エコロヴァルツ | 牡4 | 58.0 | M.デムーロ |
| オニャンコポン | セ6 | 58.0 | 未定 |
| ガイアフォース | 牡6 | 58.0 | 吉村誠之助 |
| グラティアス | 牡7 | 58.0 | 未定 |
| サクラトゥジュール | セ8 | 58.0 | D.レーン |
| シックスペンス | 牡4 | 58.0 | C.ルメール |
| シャンパンカラー | 牡5 | 58.0 | 内田博幸 |
| ジャンタルマンタル | 牡4 | 58.0 | 川田将雅 |
| ジュンブロッサム | 牡6 | 58.0 | 武豊 |
| ソウルラッシュ | 牡7 | 58.0 | 浜中俊 |
| ダディーズビビッド | 牡7 | 58.0 | 池添謙一 |
| トロヴァトーレ | 牡4 | 58.0 | 横山武史 |
| ブレイディヴェーグ | 牝5 | 56.0 | 戸崎圭太 |
| ホウオウリアリティ | 牡7 | 58.0 | 丹内祐次 |
| マッドクール | 牡6 | 58.0 | 坂井瑠星 |
| レッドモンレーヴ | 牡6 | 58.0 | D.ディー |
| ロングラン | セ7 | 58.0 | 岩田康成 |
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安田記念の過去10年の騎手データ
| 騎手 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 川田将雅 | 【3-0-0-7】 | 30.0% | 30.0% | 30.0% |
| 池添謙一 | 【2-0-0-5】 | 28.6% | 28.6% | 28.6% |
| C.ルメール | 【1-3-2-3】 | 11.1% | 44.4% | 66.7% |
| 戸崎圭太 | 【1-2-0-6】 | 11.1% | 33.3% | 33.3% |
| D.レーン | 【0-1-1-2】 | 0.0% | 25.0% | 50.0% |
| 武豊 | 【0-1-0-8】 | 0.0% | 11.1% | 11.1% |
| M.デムーロ | 【0-0-2-6】 | 0.0% | 0.0% | 25.0% |
| 内田博幸 | 【0-0-1-4】 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
| 横山武史 | 【0-0-1-2】 | 0.0% | 0.0% | 33.3% |
| 岩田康誠 | 【0-0-0-8】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 坂井瑠星 | 【0-0-0-4】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 松山弘平 | 【0-0-0-3】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 浜中俊 | 【0-0-0-3】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 菅原明良 | 【0-0-0-2】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
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過去10年で3勝の川田将雅騎手
| 過去10の川田将雅騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2024 | セリフォス | 3 | 5 |
| 2023 | ソダシ | 2 | 7 |
| 2022 | ダノンザキッド | 7 | 6 |
| 2021 | ダノンキングリー | 8 | 1 |
| 2020 | アドマイヤマーズ | 6 | 6 |
| 2019 | ダノンプレミアム | 2 | 16 |
| 2018 | ペルシアンナイト | 2 | 6 |
| 2017 | サトノアラジン | 7 | 1 |
| 2016 | サトノアラジン | 3 | 4 |
| 2015 | モーリス | 1 | 1 |
過去10年の安田記念で川田将雅はすべての年で騎乗し、3回勝利しました。
好走した馬を見てみると、7番人気のサトノアラジンや8番人気のダノンキングリーでも勝利実績があるように、人気落ちでも激走に期待できます。
ただし、2番人気のダノンプレミアムやソダシ、3番人気のセリフォスのように、人気馬でも着外に沈んでいるので、人気馬に騎乗していても過大評価は禁物です。
また、これまで勝つか飛ぶかだったので、狙うとしたら単勝馬券や1着馬券が良さそうです。
今年は主戦のジャンタルマンタルとのコンビで挑みます。
人気馬と相性がいい池添謙一騎手
| 過去10年の池添謙一騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2023 | メイケイエール | 12 | 15 |
| 2022 | ソングライン | 4 | 1 |
| 2021 | ダノンプレミアム | 6 | 7 |
| 2020 | グランアレグリア | 3 | 1 |
| 2019 | スマートオーディン | 12 | 13 |
| 2017 | サンライズメジャー | 17 | 12 |
| 2015 | サンライズメジャー | 10 | 11 |
過去10年の安田記念で池添謙一騎手は7回騎乗し、2回優勝していました。
優勝した時に騎乗していた馬はグランアレグリアとソングラインで、どちらも名マイラーです。
それ以外の馬では5回着外でしたが、内4頭は二桁人気で、残りのダノンプレミアムも今振り返ると安田記念向きではなかったことから、敗因は馬質も影響していることでしょう。
有力馬騎乗時は好走に期待できそうですが、ただ、今回騎乗するダディーズビビッドもそこまで有力候補ではないので好走は難しいかもしれません。
なお、過去10年以前まで遡ると、通算成績は【2-2-0-8】で、2002年と2005年にダンツフレームとスイープトウショウで2着に入線していました。
C.ルメール騎手の複勝率は67%
| 過去10年のC.ルメール騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2024 | パラレルヴィジョン | 6 | 13 |
| 2023 | シュネルマイスター | 1 | 3 |
| 2022 | シュネルマイスター | 2 | 2 |
| 2021 | グランアレグリア | 1 | 2 |
| 2020 | アーモンドアイ | 1 | 2 |
| 2019 | アーモンドアイ | 1 | 3 |
| 2018 | モズアスコット | 9 | 1 |
| 2017 | イスラボニータ | 1 | 8 |
| 2015 | ブレイズアトレイル | 17 | 6 |
過去10年の安田記念でC.ルメール騎手は【1-3-2-3】でした。
勝利こそ2018年のモズアスコットのものだけですが、9頭中6頭で馬券に絡んでおり、複勝率は67%と非常に高いです。
勝利したモズアスコットも連闘の参戦で9番人気ながらも優勝に導いているのはルメール騎手の手腕があってこそでしょう。
高確率で馬券に絡んでいることから、馬券に抑えたい騎手です。
今年は主戦のシックスペンスとのコンビでレースに挑みます。
戸崎騎手の連対率は33%
| 過去10年の戸崎圭太騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2024 | ダノンスコーピオン | 11 | 15 |
| 2023 | ソングライン | 4 | 1 |
| 2022 | カテドラル | 18 | 18 |
| 2021 | トーラスジェミニ | 13 | 5 |
| 2020 | ダノンキングリー | 5 | 7 |
| 2019 | アエロリット | 3 | 2 |
| 2018 | アエロリット | 5 | 2 |
| 2017 | ステファノス | 4 | 7 |
| 2015 | フィエロ | 2 | 4 |
過去10年の安田記念で戸崎圭太騎手は9回騎乗し、3回連対しました。
通算成績は【1-2-0-6】で、優勝したのは2023年のソングライン、2着の2回はアエロリットのものでした。
ソングラインで制したときは、鬼門と言われていたヴィクトリアマイルからの連勝を果たしています。
着外も少なくありませんが、有力馬に騎乗した際は好走に期待しても良さそうです。
今年は紅一点のブレイディヴェーグに騎乗します。
複勝率50%のD.レーン騎手
| 過去10年のD.レーン騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2023 | セリフォス | 3 | 2 |
| 2022 | サリオス | 8 | 3 |
| 2020 | ダノンプレミアム | 4 | 13 |
| 2019 | ステルヴィオ | 5 | 8 |
過去10年の安田記念でD.レーン騎手は【0-1-1-2】でした。
勝利はないものの、4回中2回馬券に絡んでおり、複勝率は50%と高水準です。
着外の2頭を見てみると、ステルヴィオはこのころから調子を落としており、ダノンプレミアムは誰が騎乗しても着外だったので安田記念の舞台と合わなかったのでしょう。
コース適性の高い馬に騎乗した際は激走に期待できそうです。
今年はメンバー最年長のサクラトゥジュールに騎乗します。
昨年久々に2着入線した武豊騎手
| 過去10年の武豊騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2024 | ナミュール | 4 | 2 |
| 2023 | ジャックドール | 5 | 5 |
| 2022 | ファインルージュ | 3 | 5 |
| 2021 | カデナ | 14 | 6 |
| 2019 | ロジクライ | 11 | 9 |
| 2018 | リスグラシュー | 6 | 8 |
| 2017 | エアスピネル | 2 | 5 |
| 2016 | ディサイファ | 7 | 6 |
| 2015 | カレンブラックヒル | 9 | 7 |
過去10年の安田記念で武豊は9回騎乗し、2着に1回入線しています。
好走したのはナミュールとのコンビで挑んだ昨年のもので、2009年のウオッカ以来、15年ぶりに馬券に絡みました。
ここ数年は好走がありませんでしたが、実力のある馬に騎乗した際は、激走に期待できそうです。
今年は前走のマイラーズカップで2着入線したジュンブロッサムに騎乗します。
3着が2回のM.デムーロ騎手
| 過去10年のM.デムーロ騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2023 | ダノンスコーピオン | 14 | 13 |
| 2022 | ロータスランド | 11 | 10 |
| 2021 | ラウダシオン | 7 | 14 |
| 2019 | ペルシアンナイト | 8 | 10 |
| 2018 | スワーヴリチャード | 1 | 3 |
| 2017 | レッドファルクス | 3 | 3 |
| 2016 | ロサギガンティア | 5 | 9 |
| 2015 | ダイワマッジョーレ | 8 | 16 |
過去10年の安田記念でM.デムーロ騎手は8回騎乗し、3着に2回入線しました。
好走したのは1番人気のスワーヴリチャードと3番人気のレッドファルクスのもので、前者は大阪杯を、後者はスプリンターズステークスを勝利したG1馬でした。
G1馬に騎乗した際は好走に期待できそうです。
今回騎乗するエコロヴァルツはG1馬ではありませんが、ジャンタルマンタルが優勝したアサヒは日FSで2着なので、この点をどのように評価するかがポイントとなりそうです。
内田博幸騎手の好走はマイル巧者のフィエロのもの
| 過去10年の内田博幸騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2023 | シャンパンカラー | 11 | 14 |
| 2020 | セイウンコウセイ | 14 | 12 |
| 2017 | ロジチャリス | 13 | 14 |
| 2016 | フィエロ | 6 | 3 |
| 2015 | リアルインパクト | 6 | 12 |
過去10年の安田記念で内田博幸騎手は5回騎乗し、3着に1回入線しています。
好走したのは2016年のフィエロでした。
フィエロは重賞未勝利馬でしたが、過去のマイルチャンピオンシップで2年連続2着に入線している馬なので、マイルが得意な馬でした。
コース適性の高い馬に騎乗した際は力を発揮できそうです。
今年は主戦のシャンパンカラーと挑みますが、同コースで行われたNHKマイルカップは優勝しているものの、2年前の安田記念で14着なので、評価が難しいところです。
横山武史騎手はシュネルマイスターで3着に好走
| 過去10年の横山武史騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2023 | ナミュール | 9 | 16 |
| 2022 | レシステンシア | 9 | 11 |
| 2021 | シュネルマイスター | 4 | 3 |
過去10年の安田記念で横山武史騎手は3回騎乗し、1回3着に入線しました。
好走したのは2021年のシュネルマイスターで、当時は現役屈指のマイラーでした。
着外の2頭もG1馬のレシステンシアとのちにG1馬になるナミュールのものですが、レシステンシアの年は果敢に先行に加わろうとしたものの、外枠発走で番手になり敗れ、ナミュールは直線の不利がありました。
枠や展開次第ではもう少しやれたかもしれません。
今年は久々にトロヴァトーレとコンビを組みますが、力を付けたトロヴァトーレでどこまでやれるのか、注目したいです。
8回全滅の岩田康成騎手
| 過去10年の岩田康誠騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2024 | コレペティトール | 17 | 12 |
| 2022 | ダイアトニック | 17 | 14 |
| 2021 | ケイデンスコール | 5 | 10 |
| 2019 | サングレーザー | 6 | 5 |
| 2018 | リアルスティール | 4 | 15 |
| 2017 | クラレント | 14 | 9 |
| 2016 | ダノンシャーク | 11 | 7 |
| 2015 | ダノンシャーク | 5 | 10 |
過去10年の安田記念で岩田康成騎手は8回騎乗したもののすべて着外に沈んでいました。
騎手相性は良くありません。
もっとも、騎乗した馬は最上位人気している馬はおらず、もっとも人気の高かった2018年のリアルスティールもマイル実績のない馬だったので過剰評価していました。
人気馬に騎乗すれば巻き返しもあるかもしれませんが、今回騎乗するロングランは近2戦で調子を上げているものの、人気最上位になることはなさそうなので、激走は期待しづらいです。
なお、過去10年以前では2008年のウオッカと2013年のロードカナロアで優勝しています。
坂井瑠星騎手は4回すべて着外
| 過去10年の坂井瑠星騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2024 | フィアスプライド | 13 | 7 |
| 2023 | ドルチェモア | 17 | 18 |
| 2022 | ホウオウアマゾン | 15 | 12 |
| 2019 | モズアスコット | 7 | 6 |
過去10年の安田記念で坂井瑠星騎手は4回騎乗しましたが、すべて着外でした。
最高着順は2019年のモズアスコットのものです、それ以降も結果を残していません。
ただ、直近3開催はいずれも二桁人気の馬だったので、凡走は馬質も影響しているでしょう。
今年は高松宮記念を勝利したマッドクールに騎乗しますが、新馬戦以来のマイルがかみ合うようでしたらワンチャンスあるかもしれません。
3回騎乗ですべて着外の松山弘平・浜中俊騎手
| 過去10年の松山弘平騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2023 | ソウルラッシュ | 6 | 9 |
| 2021 | サリオス | 3 | 8 |
| 2017 | ブラックスピネル | 10 | 18 |
| 過去10年の浜中俊騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2023 | カフェファラオ | 18 | 12 |
| 2022 | ソウルラッシュ | 6 | 13 |
| 2015 | ミッキーアイル | 4 | 15 |
過去10年の安田記念で3回騎乗してすべて着外だった騎手は下記の2名です。(かっこは今回の騎乗馬)
・松山弘平騎手(ウインマーベル)
・浜中俊騎手(ソウルラッシュ)
松岡騎手が騎乗したサリオスとソウルラッシュは翌年以降に激走しているので、馬が本格化した可能性は否めませんが、それでも素質のある馬で凡走していました。
浜中騎手のソウルラッシュも同様です。
両騎手とも今年は実力のある馬に騎乗しますが、サリオスもソウルラッシュものちに短期免許騎手が騎乗して結果を残しているので、外人騎手が騎乗したほうが良かったかもしれません。
2回騎乗で着外の菅原明良騎手
| 過去10年の菅原明良騎手騎乗馬の成績 | |||
| 年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
| 2022 | カラテ | 14 | 16 |
| 2021 | カラテ | 10 | 13 |
過去10年の安田記念で菅原昭騎手はカラテとのコンビで挑みましたが、どちらも二桁着順でした。
どちらも人気通りの着順でしたが、単純に相手が強力すぎた可能性は高いです。
今回は東京新聞杯を勝利したウォーターリヒトに騎乗しますが、近走の内容が良いので、心機一転、新たなパートナーとのコンビで好走に期待したいです。
初騎乗は3名
過去10年の安田記念で一度も騎乗がなかった騎手は下記の3名です。(かっこは今回の騎乗馬)
・吉村誠之助騎手(ガイアフォース)
・丹内祐次騎手(ホウオウリアリティ)
・M.ディー騎手(レッドモンレーヴ)
いずれの騎手もこれまで一度も騎乗がなく、今回が初めての参戦となります。
このうち、ガイアフォースとレッドモンレーヴは東京コースの実績もあるので油断できない騎手と言えそうです。
安田記念2025の出走人馬のコンビ成績と評価
| 馬名 | 騎手 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| ウインマーベル | 松山弘平 | 【4-4-1-7】 | 25.0% | 50.0% | 56.3% |
| ウォーターリヒト | 菅原明良 | 【1-0-0-1】 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
| エコロヴァルツ | M.デムーロ | 【1-1-0-1】 | 33.3% | 66.7% | 66.7% |
| オニャンコポン | 未定 | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
| ガイアフォース | 吉村誠之助 | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
| グラティアス | 未定 | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
| サクラトゥジュール | D.レーン | 【2-1-0-0】 | 66.7% | 100.0% | 100.0% |
| シックスペンス | C.ルメール | 【4-0-0-0】 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
| シャンパンカラー | 内田博幸 | 【1-0-1-4】 | 16.7% | 16.7% | 33.3% |
| ジャンタルマンタル | 川田将雅 | 【2-1-1-1】 | 40.0% | 60.0% | 80.0% |
| ジュンブロッサム | 武豊 | 【1-2-0-1】 | 25.0% | 75.0% | 75.0% |
| ソウルラッシュ | 浜中俊 | 【4-0-0-1】 | 80.0% | 80.0% | 80.0% |
| ダディーズビビッド | 池添謙一 | 【1-0-0-0】 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
| トロヴァトーレ | 横山武史 | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| ブレイディヴェーグ | 戸崎圭太 | 【1-0-0-0】 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
| ホウオウリアリティ | 丹内祐次 | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
| マッドクール | 坂井瑠星 | 【4-2-1-4】 | 36.4% | 54.5% | 63.6% |
| レッドモンレーヴ | N.ディー | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| ロングラン | 岩田康成 | 【1-0-0-1】 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
ウインマーベル×松山弘平騎手 評価Ａ
コンビ相性は【4-4-1-7】で着外も目立ちますが、これは一時調子を落としていたウインマーベルのものです。
調子を引き上げてからは重賞でもコンスタントに好走していますし、昨年の京王杯スプリングカップはレッドモンレーヴの急襲を差し返して勝利しているように、馬の底力も引き出しています。
前走1351ターフスプリントも意表の逃げで2着でしたし、ウインマーベルの強い走りができました。
いいコンビです。
ウォーターリヒト×菅原明良騎手 評価Ｂ
コンビ相性は【1-0-0-1】で、昨年の東京新聞杯を制しています。
もともと末脚に定評がある馬でしたが、前走東京新聞杯はスタートを決めたものの、控えて最後ははるか前方の馬をごぼう抜きし、優勝を手にしました。
直線での前との位置は絶望的でしたが、それでも長くいい脚を使って勝ち切れたのはウォーターリヒトの非凡な才能があったからです。
今回は相手が強化されますし、前走ほど甘くないと思いますが、その中でどこまでパフォーマンスを引き出せるのか、試金石といえるでしょう。
エコロヴァルツ×M.デムーロ騎手 評価Ａ
今年の中山記念は新馬戦以来の騎乗でしたが、2枠から発走し、馬場の内目からスムーズに立ち回って惜しい2着でした。
前走大阪杯は8枠発走ということで中団の競馬でしたが、直線ではイチかバチかのイン突きがはまって惜しい3着でした。
中山記念も器用な立ち回りでしたし、大阪杯はかつて朝日杯FSで見せた差し脚を活かすことができ、デムーロ騎手が上手くエコロヴァルツの末脚を引き出しています。
近2戦は負けて強しですし、引き続きベストを尽くしてほしです。
サクラトゥジュール×D.レーン騎手 評価Ｓ
サクラトゥジュールといったキング騎手のイメージが強いですが、じつは過去にレーン騎手も3回騎乗し、【2-1-0-0】でした。
何気に連対率100%と相性は良いです。
勝利した2年前のメイステークスは1枠からスタートを決め、5番手くらいの位置でインから脚を溜めつつ、直線では抜けだしたマテンロウスカイをじりじり捕らえて勝利しました。
経験の少ない日本競馬でも、完璧な立ち回りは見事でしたし、翌年東京新聞杯を彷彿させるような競馬は見事でした。
久々騎乗となりますが、サクラトゥジュールも年齢以上にやれているのでハマれば面白そうです。
シックスペンス×C.ルメール騎手 評価Ｓ
これまで4戦すべてで勝利しており、コンビ相性は非常に良いです。
展開に恵まれたとはいえ、毎日王冠や中山記念も好騎乗でしたし、人馬の相性は最良です。
シャンパンカラー×内田博幸騎手 評価Ｂ
一昨年のNHKマイルカップで大金星を掴みましたが、NHKマイルカップは雨の稍重で馬場にも恵まれた可能性はあります。
その後は苦戦が目立っていますし、だれが乗っても凡走が続いているのでシャンパンカラーがスランプだと思います。
デビュー時くらい調子を取り戻してくれないと、現状何とも言い難いです。
ジャンタルマンタル×川田将雅騎手 評価Ｓ
コンビ相性は【2-1-1-1】で、昨年の皐月賞は距離不安がささやかれながらも川田騎手の完璧な立ち回りで3着入りし、最良の競馬で馬券内に入線しました。
勝利したNHKマイルカップも得意の先行策で番手に控えつつ、直線で抜け出して勝利しているように、川田騎手のエスコートは見事です。
前走の香港マイルの13着は状態面だと思いますし、人馬の相性はとても良いです。
ジュンブロッサム×武豊騎手 評価Ａ
前走のマイラーズカップは出負けして後ろからの競馬となり、直線では大外に回してじりじり末脚を伸ばして好走しました。
出負けして後ろからだったのでその時点でできることは限られていましたが、シンプルな外差し一気でジュンブロッサムの力を引き出せたのは良かったです。
2歳のころも武豊騎手とのコンビで初勝利を掴んでいるので、騎手相性は良いでしょう。
ソウルラッシュ×浜中俊騎手 評価Ｂ
コンビ相性は【4-0-0-1】で、クラス戦から初重賞を制したマイラーズカップまで4連勝しました。
3年前の安田記念の敗退を最後、乗り替わりとなりましたが、確かに安田記念は直線で馬群が空かずに沈んだので、位置取りが良ければ脚を伸ばせた可能性は高く、乗り替わりは止むを得ないかもしれません。
ただ、現在のソウルラッシュがいるのはクラス戦の時にコンビを組んだ浜中騎手の影響もあるので、3年ぶりの騎乗で再び激走に注目したいです。
ダディーズビビッド×池添謙一騎手 評価Ａ
前走の六甲ステークスで初騎乗し、6枠から発走を決めたものの、前の馬を見るように外目に回しながら中団やや後ろで脚を溜め、直線では馬群の外目からじりじり脚を伸ばし、残り200mの標識で加速して混戦を制しました。
僅差でしたがトップハンデ59キロを背負いながら勝利できたのは大きいですし、序盤に外目に持ち出して末脚に懸けた騎乗も好感触でした。
ハマった可能性はあるものの、池添騎手の功績も大きかったので、コンビ相性は良いでしょう。
トロヴァトーレ×横山武史騎手 評価Ｂ
昨年の青葉賞でコンビを組んでいます。
大外17番からの発走で積極的に前を狙い、直線でも脚を引き伸ばしましたが、残り200mの標識辺りで馬群に飲まれているので芝2,400mはこの馬にとって長かったかもしれません。
位置取り自体は逃げたパワーホールを追わずに控える形で脚を溜めていたので、距離が合えば結果は変わっていた可能性はあります。
青葉賞の走りは悪くありませんでしたので、得意のマイルに戻る今回、どのような競馬を見せてくるのか、注目したいです。
ブレイディヴェーグ×戸崎圭太騎手 評価Ａ
戸崎騎手が最後にブレイディヴェーグに騎乗したのはデビュー3戦目の1勝クラスでした。
東京芝2,000mの舞台で出遅れながらも向こう正面では中団6番手くらいの位置を確保し、脚を溜めつつ、直線入り口で外に持ち出してからは長く脚を使って勝利しました。
直線残り200mあたりでは独走態勢に入って楽勝でしたが、余計なことをせずにブレイディヴェーグの良さを引き出せたと思います。
相手が楽だったのも事実ですが、走破時計1分57秒9も優秀でしたし、強い走りができたのは好印象でした。
いいコンビです。
マッドクール×坂井瑠星騎手 評価Ａ
コンビ相性は【4-2-1-4】で、勝利した昨年の高松宮記念は1枠発走を活かして最内でロスなく立ち回って優勝しました。
昨年の阪神カップも積極競馬で3番手の位置を追走し、ちょうどいい場所から脚を伸ばして2着で位置取りも良かったです。
新馬戦以来のマイルがかみ合うか分かりませんが、コンビ相性自体は良いでしょう。
レッドモンレーヴ×M.ディー騎手 評価Ｂ
前走の京王杯スプリングカップで初めてコンビを組みましたが、最後方からの直線一気はいつものレッドモンレーヴの走りなので、問題ありません。
追込一気で4着まででしたが、短距離にも関わらずスローペースでレコード決着という超絶高速馬場でした。
ディー騎手は今回初来日だったので、この時点では海外では考えられない日本の時計馬場に対応するのは難しかったと思います。
レッドモンレーヴらしい競馬はできていたので、まだまだ見限れません。
ロングラン×岩田康成騎手 評価Ａ
これまで2回騎乗し、前走マイラーズカップを勝利しています。
マイラーズカップは中団内目で脚を溜めつつ、直線では馬群の間から岩田騎手らしい差しの競馬で勝利しました。
直線では馬群をかいくぐりながら内ラチ沿いを目指して斜めにスライドしつつ勝ち切っており、力あるパフォーマンスを披露しています。
初騎乗だったアンドロメダステークスは凡走しましたが、マイラーズカップは岩田騎手らしい競馬で見栄えしました。良いでしょう。
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安田記念の過去10年の乗り替わりデータ
| 前走から | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 継続騎乗 | 【7-8-5-75】 | 7.4% | 15.8% | 21.1% |
| 乗り替わり | 【3-2-5-56】 | 4.5% | 7.6% | 15.2% |
| 乗り替わりで馬券に絡んだ馬と騎手 | |||
| 年度 | 着順 | 馬名 | 騎乗騎手 |
| 2024 | 3 | ソウルラッシュ | J.モレイラ |
| 2022 | 3 | サリオス | D.レーン |
| 2021 | 1 | ダノンキングリー | 川田将雅 |
| 3 | シュネルマイスター | 横山武史 | |
| 2019 | 2 | アエロリット | 戸崎圭太 |
| 2018 | 1 | モズアスコット | C.ルメール |
| 2016 | 2 | モーリス | T.ベリー |
| 3 | フィエロ | 内田博幸 | |
| 2015 | 1 | モーリス | 川田将雅 |
| 3 | クラレント | 田辺裕信 | |
| 今回の乗り替わり騎手と馬 | ||
| 馬名 | 今回騎乗騎手 | 前回騎乗騎手 |
| ガイアフォース | 吉村誠之助 | 川田将雅 |
| サクラトゥジュール | D.レーン | R.キング |
| シックスペンス | C.ルメール | 横山武史 |
| ソウルラッシュ | 浜中俊 | C.デムーロ |
| トロヴァトーレ | 横山武史 | J.モレイラ |
| ブレイディヴェーグ | 戸崎圭太 | C.ルメール |
| ホウオウリアリティ | 丹内祐次 | 団野大成 |
継続騎乗組の方が優勢
過去10年の安田記念の勝ち馬7頭、2～3着馬13頭が前走からの継続騎乗でした。
単勝率、連対率、複勝率、いずれの数値も乗り替わり騎手より高い水準です。
安田記念は前走からの継続組を評価したいです。
安田記念の過去10年のテン乗りデータ
| 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 【1-1-1-28】 | 3.2% | 6.5% | 9.7% |
| テン乗りで馬券に絡んだ馬と騎手 | |||
| 年度 | 着順 | 馬名 | 騎乗騎手 |
| 2021 | 1 | ダノンキングリー | 川田将雅 |
| 2016 | 2 | モーリス | T.ベリー |
| 2016 | 3 | フィエロ | 内田博幸 |
| 今回のテン乗り騎手と馬 | ||
| 馬名 | 今回騎乗騎手 | 前回騎乗騎手 |
| ガイアフォース | 吉村誠之助 | 川田将雅 |
| ホウオウリアリティ | 丹内祐次 | 団野大成 |
テン乗り騎手の好走は多くない
過去10年の安田記念で乗り替わり騎手騎乗馬は10頭馬券に絡みましたが、このうちテン乗り騎手騎乗馬は3頭しか入線していませんでした。
安田記念は乗り替わり組が苦戦していますが、テン乗り騎手はそれ以上に凡走しています。
安田記念において、テン乗りの一発にはあまり期待しないほうが良さそうです。
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安田記念2025追い切り評価
金曜日に更新予定になります。
安田記念2025の最終予想
安田記念2025の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。
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