
【安田記念2025予想】本命におすすめの3頭+人気落ちで狙いたい穴馬2頭はこちら!

安田記念2025のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
枠順確定後に安田記念2025予想の最終買い目を発表します!
安田記念2025の予想ポイント
- マイルG1馬がこのレースで連対しやすい
- 末脚勝負になりやすく、上がり最速馬が強い
- 4歳馬の好走率がもっとも高い、マイルのG1実績がない7歳以上の馬は割引
- 1人気【2-3-3-2】の複勝率は80%、特に単勝2.9倍未満が好走している
- 人気落ちでも前走4人気以内に支持された馬は狙い目
- 7枠の好走率がもっとも高い
- 前走G1組が安定している
安田記念2025予想の最終買い目
枠順確定後、レース前日までに安田記念2025予想の最終買い目を発表します。
安田記念2025の有力馬3頭
今年の安田記念も最強マイラーの称号を掴もうと、有力馬が多数参戦し、G1にふさわしいメンツが集結しています。
今年の出走登録馬の中から実績のある有力馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ソウルラッシュ
- マイルCS (G1) 2024年
- ドバイターフ (G1) 2025年
- マイラーズC (G2) 2024年
- マイラーズC (G2) 2022年
- 京成杯AH (G3) 2023年
昨年のマイルチャンピオンシップを勝利し、今年のドバイターフでは香港最強馬のロマンチックウォリアーを差し切ったソウルラッシュが参戦します。
条件戦からオープン入りを果たし、これまで重賞で善戦していましたが、昨年のマイルチャンピオンシップでは他馬を圧倒するパフォーマンスで完勝し、6歳にして自身初となるG1タイトルを手にしました。
今年7歳になりましたが、その勢いはとどまることを知らず、始動戦の中山記念は叩きでトップハンデ59キロを背負いながらも3着入りを果たすと、前走ドバイターフは香港最強馬のロマンチックウォリアーをぎりぎり交わして優勝しました。
道中内ゲートからスタートを決め、直線残り300mあたりからじりじりペースを引き上げ、最後まで脚色を落とさず差し切れたのが印象的です。
今年7歳になりましたが、いまがもっとも充実していますし、年齢以上の走りがあってもおかしくありません。
昨年の安田記念も勝ち馬ロマンチックウォリアーと差のない3着と健闘しています。
今年で4度目の安田記念の挑戦となりますが、今のソウルラッシュなら優勝にも手が届くでしょう。
シックスペンス
- 中山記念 (G2) 2025年
- 毎日王冠 (G2) 2024年
- スプリングS (G2) 2024年
G2レースで3勝しているシックスペンスも参戦します。
新馬戦で瞬発性の高い走りを見せていた馬で、昨年の毎日王冠もスローからの決め手勝負で優勝し、今年の中山記念もレコード勝利ですが、最内からの発走でロスなく立ち回りながらの勝利でした。
2着のエコロヴァルツとはハナ差ですし、パフォーマンスとしてはエコロヴァルツの方が好印象です。
大阪杯も好位からの競馬で出し切れてもおかしくありませんでしたが、ハイペースも影響したのか、残り200mの標識を過ぎたあたりで沈んでいるので、人気ほど能力が高いかというと微妙なところです。
ただ、鞍上のルメール騎手は過去10年の安田記念で【1-3-2-3】、1勝止まりですが複勝率は67%と非常に安定しています。
人馬の相性も4戦4勝と相性が良いですし、ルメール騎手の手綱さばき次第では一発あってもおかしくなさそうです。
ジャンタルマンタル
- NHKマイルC (G1) 2024年
- 朝日杯FS (G1) 2023年
- デイリー杯2歳S (G2) 2023年
朝日杯FSとNHKマイルカップを勝利したジャンタルマンタルが古馬初戦に安田記念を選択しました。
一昨年は無敗で朝日杯FSを勝利し、3歳になってからは皐月賞で完璧な立ち回りを見せて3着入りしました。
ただ、芝2,000mは長いということでその後はNHKマイルカップに照準を定めてアスコリピチェーノを下して優勝しました。
ここも勝ちっぷりは見事でしたし、力のある競馬を見せています。
ただ、その後は熱発の影響もあって昨年下半期は香港マイルしか使っていません。
この香港マイルは得意の先行競馬に持ち込んだものの、久々や他馬との接触も影響したのか、直線で出し切れずに13着でした。
昨年上半期までのパフォーマンスを見る限り、使い詰めたほうが出し切れている可能性があります。
そういった意味では、今回の安田記念もぶっつけになってしまうのはジャンタルマンタルにとってマイナスでしょう。
鞍上の川田騎手は過去10年の安田記念で3勝なので、騎手相性は良いですが、理想としてはどこかで前哨戦を使いたかったです。
それでも、出し切れれば実力上位の馬なので、追い切りを見ながら最終評価を下したいです。
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安田記念2025の穴馬2頭
安田記念はたびたび中穴が馬券に絡み、配当にも期待できるレースです。
今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな穴馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ブレイディヴェーグ
- エリザベス女王杯 (G1) 2023年
- 府中牝馬S (G2) 2024年
紅一点のブレイディヴェーグは一昨年のエリザベス女王杯の勝ち馬です。
エリザベス女王杯の勝ちっぷりを見る限り、その後は中距離路線に進むかと思われましたが、昨年のマイルチャンピオンシップで初めてマイルを選択し、現在に至るまでマイル路線を中心に使われています。
初めてのマイルチャンピオンシップは人気を裏切る4着でしたが、走破時計1分32秒4は2着に入線したエルトンバローズと同タイムなので、初めてにしては健闘しています。
ただ、前々走の東京新聞杯も4着なので、生粋のマイラーという感じはせず、もう少し距離が長い方がブレイディヴェーグに合っているかもしれません。
そういった意味では翌週の宝塚記念に進んでもらいたかった気持ちもありますが、ただ、データ面では過去10年牝馬は【3-5-1-12】で複勝率は43%と高水準です。
今年の出走登録馬の中で牝馬はブレイディヴェーグのみなので、データ面では面白いものがあるでしょう。
久々にコンビを組む戸崎騎手も【1-2-0-6】と相性が良いので、近3戦の内容で人気を落とすようでしたら配当妙味の高い穴馬になれるかもしれません。
ガイアフォース
- セントライト記念 (G2) 2022年
マイルであれば芝・ダート問わず好走しているガイアフォースも参戦します。
もともと中距離で結果を残していた馬で、かつては菊花賞でも1番人気に支持されていました。
しかしながら、その後はマイル路線に変更すると、安田記念では2年連続4着入りしているように、適性の高さを見せています。
昨年のフェブラリーステークスのように、マイルであれば芝ではなくダートでもやれているのも魅力です。
近走は目立ちませんが、チャンピオンズカップはツーターンのダート戦で出し切れず、前走チャンピオンズマイルも外ゲートから押して先行しましたが、残り300mくらいで苦しくなりました。
前者はツーターンのダート、後者は初めての海外&洋芝を考えたら苦しかったかもしれませんが、かつてほど勢いがあるかというと少し頭を悩ませてしまいます。
それでも、安田記念で2年連続4着は立派ですし、高速馬場傾向が続くようでしたら巻き返しもあり得るでしょう。
状態や枠、馬場傾向などがハマれば、人気以上の活躍にも期待できそうです。
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ここからは安田記念の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
安田記念2025の概要
安田記念は東京競馬場で開催される上半期最強マイラーを決めるG1レースです。
レース名の由来である【安田】とは、明治生まれの安田伊左衛門氏の名字から来ており、旧競馬法の設立、日本ダービーの創設、クラシックレースの原型を作りました。
1958年、安田氏が死去した年に、それまで開催されていた安田賞の名前を安田記念に改名し、現在に至ります。
創設当初から東京競馬場で開催されているレースで、開催時期、開催目的は現在と変わりません。
そして、上半期最強マイラーを決める一戦ということで、一流マイラーを中心に、実力馬が多数参戦します。
この時期は宝塚記念と開催時期が近いものの、中距離で頭打ちになりつつある馬や、梅雨時期の宝塚記念を回避する中距離馬が安田記念を選択する傾向もあることから、意外と層が厚くなりやすいのもポイントです。
今年も実力のある馬が多数参戦しましたが、今年は一部の馬を除けばマイル色の強い馬が多いため、マイル最強馬を決めるというレース目的は果たせそうです。
長きにわたって開催された東京競馬のG1ウィークのトリを飾る一戦。
上半期最強マイラーの座を手にするのは、どの馬でしょうか?!
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安田記念2025の開催内容
開催日 | 6月8日(日曜) 15:40発走 |
格付け | G1 |
開催競馬場 | 東京競馬場 11R |
コース | 芝1,600m |
性齢 | 3歳以上 |
斤量 | 定量 |
1着賞金 | 1億8000万円 |

安田記念2025が開催される東京の芝1,600mの特徴

安田記念のタイム | |
(過去10年) | 平均タイム1:32.5 |
レコードタイム | 1:30.9 (2019年 インディチャンプ) |
東京芝1,600mはNHKマイルカップやヴィクトリアマイルなどのG1レースでも使用されるコースで、この春もっとも使用頻度の高いG1コースです。
スタートは2コーナーの出口付近で最初の3コーナーまでの距離は約550mもあります。
最初のコーナーまでの距離は長いため、隊列は落ち着きそうですが、前半250mが緩やかな下り坂になっていることとマイルコースで最初からペースアップしやすく始めからペースは速くなりやすいです。
そして、250mほどの下り坂を下ったら一瞬ですが上り坂があり、坂を超えたら再び下り傾斜となって3コーナーに入ります。
3.4コーナーは非常に大きなカーブを描いていてそこまでペースダウンしなくてもロスなく立ち回れます。
また、4コーナーの終盤が残り3ハロンのポイントとなっていて各馬は最後の直線に近づくにつれてペースを引き上げます。
最後の直線は約525mです。
新潟競馬場に次いで直線が長くいため、各馬はトップスピードを維持しながらスパートを仕掛けられます。
直線上には高低差2.1mほどの坂が立ちはだかりますが、180mほどの間隔で設けられているので阪神や中山の坂ほど急傾斜ではありません。
坂を駆け上がったら残り300mは平らな道のりでその先にゴールが立っています。
東京の芝1,600mはマイル戦ですが、向こう正面にあるわずかな上り坂が意外と曲者です。
なぜなら、息を入れたいタイミングがずれやすいからです。
特に逃げや先行馬は息を入れるタイミングがシビアで、最後に苦しくなる傾向が多々見られます。
対して、差しや追い込み馬はスタートから自分のペースに集中できるので上り傾斜が合っても息を入れやすいです。
また、最後の直線が長いことでトップスピードを存分に発揮できることから、差しや追い込み馬が台頭しやすいです。
求められる要素はスピードや長く脚を使える力です。

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安田記念2025の出走馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 |
ウインマーベル | 牡6 | 58.0 | 松山弘平 |
ウォーターリヒト | 牡4 | 58.0 | 菅原明良 |
エコロヴァルツ | 牡4 | 58.0 | M.デムーロ |
オニャンコポン | セ6 | 58.0 | 未定 |
ガイアフォース | 牡6 | 58.0 | 吉村誠之助 |
グラティアス | 牡7 | 58.0 | 未定 |
サクラトゥジュール | セ8 | 58.0 | D.レーン |
シックスペンス | 牡4 | 58.0 | C.ルメール |
シャンパンカラー | 牡5 | 58.0 | 内田博幸 |
ジャンタルマンタル | 牡4 | 58.0 | 川田将雅 |
ジュンブロッサム | 牡6 | 58.0 | 武豊 |
ソウルラッシュ | 牡7 | 58.0 | 浜中俊 |
ダディーズビビッド | 牡7 | 58.0 | 池添謙一 |
トロヴァトーレ | 牡4 | 58.0 | 横山武史 |
ブレイディヴェーグ | 牝5 | 56.0 | 戸崎圭太 |
ホウオウリアリティ | 牡7 | 58.0 | 丹内祐次 |
マッドクール | 牡6 | 58.0 | 坂井瑠星 |
レッドモンレーヴ | 牡6 | 58.0 | D.ディー |
ロングラン | セ7 | 58.0 | 岩田康成 |
安田記念の過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2024 稍重 | 1 | 7 | ロマンチックウォリアー | 1 | クイーンエリザベス2世C(G1) | 1 |
2 | 5 | ナミュール | 4 | ヴィクトリアマイル(G1) | 8 | |
3 | 10 | ソウルラッシュ | 2 | マイラーズカップ(G2) | 1 | |
2023 良 | 1 | 18 | ソングライン | 4 | ヴィクトリアマイル(G1) | 1 |
2 | 4 | セリフォス | 3 | ドバイターフ(G1) | 5 | |
3 | 14 | シュネルマイスター | 1 | マイラーズカップ(G2) | 1 | |
2022 良 | 1 | 13 | ソングライン | 4 | ヴィクトリアマイル(G1) | 5 |
2 | 9 | シュネルマイスター | 2 | ドバイターフ(G1) | 8 | |
3 | 17 | サリオス | 8 | 高松宮記念(G1) | 15 | |
2021 良 | 1 | 11 | ダノンキングリー | 8 | 天皇賞(秋)(G1) | 12 |
2 | 5 | グランアレグリア | 1 | ヴィクトリアマイル(G1) | 1 | |
3 | 13 | シュネルマイスター | 4 | NHKマイルカップ(G1) | 1 | |
2020 稍重 | 1 | 11 | グランアレグリア | 3 | 高松宮記念(G1) | 2 |
2 | 5 | アーモンドアイ | 1 | ヴィクトリアマイル(G1) | 1 | |
3 | 6 | インディチャンプ | 2 | マイラーズカップ(G2) | 1 | |
2019 良 | 1 | 5 | インディチャンプ | 4 | マイラーズカップ(G2) | 4 |
2 | 2 | アエロリット | 3 | ヴィクトリアマイル(G1) | 5 | |
3 | 14 | アーモンドアイ | 1 | ドバイターフ(G1) | 1 | |
2018 良 | 1 | 10 | モズアスコット | 9 | 安土城ステークス(OP) | 2 |
2 | 4 | アエロリット | 5 | ヴィクトリアマイル(G1) | 4 | |
3 | 1 | スワーヴリチャード | 1 | 大阪杯(G1) | 1 | |
2017 良 | 1 | 14 | サトノアラジン | 7 | 京王杯スプリングカップ(G2) | 9 |
2 | 16 | ロゴタイプ | 8 | 中山記念(G2) | 3 | |
3 | 6 | レッドファルクス | 3 | 京王杯スプリングカップ(G2) | 1 | |
2016 良 | 1 | 6 | ロゴタイプ | 8 | ダービー卿CT(G3) | 2 |
2 | 8 | モーリス | 1 | 香港チャンピオンズマイル(G1) | 1 | |
3 | 10 | フィエロ | 6 | マイラーズカップ(G2) | 4 | |
2015 良 | 1 | 6 | モーリス | 1 | ダービー卿CT(G3) | 1 |
2 | 13 | ヴァンセンヌ | 3 | 京王杯スプリングカップ(G2) | 2 | |
3 | 12 | クラレント | 12 | マイラーズカップ(G2) | 10 |
【マイルG1馬】過去9開催でマイルG1馬が連対している
年度 | 着順 | 馬名 | 主なマイルG1勝ち鞍 |
2024 | 1 | ロマンチックウォリアー | なし |
2 | ナミュール | マイルCS | |
2023 | 1 | ソングライン | 安田記念 |
2 | セリフォス | マイルCS | |
2022 | 1 | ソングライン | なし |
2 | シュネルマイスター | NHKマイルC | |
2021 | 1 | ダノンキングリー | なし |
2 | グランアレグリア | 安田記念 | |
2020 | 1 | グランアレグリア | 桜花賞 |
2 | アーモンドアイ | 桜花賞 | |
2019 | 1 | インディチャンプ | なし |
2 | アエロリット | NHKマイルC | |
2018 | 1 | モズアスコット | なし |
2 | アエロリット | NHKマイルC | |
2017 | 1 | サトノアラジン | なし |
2 | ロゴタイプ | 安田記念 | |
2016 | 1 | ロゴタイプ | 朝日杯FS |
2 | モーリス | 安田記念 | |
2015 | 1 | モーリス | なし |
2 | ヴァンセンヌ | なし |
過去10年の安田記念で連対した20頭を見てみると、2015年を除いた9開催でマイルG1馬が1頭以上連対圏に入線していました。
安田記念は上半期最強マイラーを決める一戦なので、能力だけではなく、マイル実績も問われやすいです。
出走馬の中にマイルG1馬がいるようでしたら、連対圏内にも期待できそうです。
今年の出走馬の中でマイルG1馬は3頭いました。(かっこは主なマイルG1勝ち鞍)
【脚質】上がり最速馬の好走が目立つ舞台
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【1-2-0-7】 | 10.0% | 30.0% | 30.0% |
先行 | 【1-2-1-31】 | 2.9% | 8.6% | 11.4% |
差し | 【6-3-6-52】 | 9.0% | 13.4% | 22.4% |
追込 | 【2-3-3-41】 | 4.1% | 10.2% | 16.3% |
上がり3F | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1位 | 【3-3-3-3】 | 25.0% | 50.0% | 75.0% |
2位 | 【2-0-0-6】 | 25.0% | 25.0% | 25.0% |
3位 | 【0-1-2-11】 | 0.0% | 7.1% | 21.4% |
4~5位 | 【3-1-3-15】 | 13.6% | 18.2% | 31.8% |
6位以下 | 【2-5-2-96】 | 1.9% | 6.7% | 8.6% |
過去10年の安田記念の勝ち馬8頭、2~3着馬15頭が差し~追込馬でした。
舞台となる東京競馬は直線が長い上、この時期は開催後期で馬場の痛みも目立ち始めていることから、外差し優勢傾向にあります。
好走率だけ見たら逃げ馬がもっとも高いですが、逃げて好走した3頭のうちの2頭はロゴタイプのものなので、そこまで過大評価しなくても良いでしょう。
決め手を見ても上がり最速馬が【3-3-3-3】で勝率25%、複勝率75%と高水準であることから、安田記念は決め手が重要な舞台です。
【年齢】マイルG1実績のない7歳以上の馬は割引
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 【5-3-2-30】 | 12.5% | 20.0% | 25.0% |
5歳 | 【2-5-3-39】 | 4.1% | 14.3% | 20.4% |
6歳 | 【3-1-3-35】 | 7.1% | 9.5% | 16.7% |
7歳以上 | 【0-1-1-24】 | 0.0% | 3.8% | 7.7% |
過去10年の安田記念の好走馬を年齢別に見てみると、勝ち馬はいずれも4~6歳馬でした。
このなかでは4歳馬がもっと好走率が高いことから、若い馬の活躍が目立ちます。
対して、7歳以上の馬は26頭が出走しましたが、勝利はなく、2~3着もそれぞれ1頭ずつしか入線していません。
複勝率も8%を下回っていることから、高齢馬には厳しい舞台といえるでしょう。
なお、7歳以上で好走した2017年のロゴタイプは前年の安田記念の覇者で、2016年のフィエロは重賞未勝利ながらも過去にマイルチャンピオンシップで2年連続2着入りしています。
マイルG1で連対している馬に限れば、7歳以上でも好走に期待できるでしょう。
今年の出走登録馬の中で、マイルG1実績がない7歳以上の馬は5頭いました。
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安田記念の過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【2-3-3-2】 | 20.0% | 50.0% | 80.0% |
2番人気 | 【0-1-2-7】 | 0.0% | 10.0% | 30.0% |
3番人気 | 【1-3-1-5】 | 10.0% | 40.0% | 50.0% |
4番人気 | 【3-1-1-5】 | 30.0% | 40.0% | 50.0% |
5番人気 | 【0-1-0-9】 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
6~9番人気 | 【4-1-2-33】 | 10.0% | 12.5% | 17.5% |
10番人気以下 | 【0-0-1-70】 | 0.0% | 0.0% | 1.4% |
1番人気はオッズ2.9倍未満が狙い目
過去10年の安田記念で1番人気は【2-3-3-2】でした。
勝率こそ20%ですが、複勝率は80%なので3着以内に来る確率は高いです。
なお、好走した8頭の1番人気馬のうち、単勝オッズ2.9倍未満の馬は5頭いましたが、すべて馬券に絡んでいました。
単勝オッズ3~4倍台の馬は【2-0-1-2】と悪くありませんが、2倍台未満に支持されている馬のほうが好走しています。
1番人気は単勝オッズにも注目したいです。
中穴は前走4番人気以内なら狙い目
過去10年の安田記念で好走した7頭が6~9番人気に支持されていました。
このうち4頭が優勝していることから、中穴は単勝妙味も強いです。
なお、6~9番人気馬の前走人気を見てみると、前走で1~4番人気に支持された馬は【4-0-2-17】、前走5番人気以下は【0-1-0-10】でした。(前走海外レース組は除外しています。)
穴馬の多くが前走レースで凡走していたので、前走着順は不問です。
ただ、前走人気は好走に大きな影響を及ぼしているので、穴馬を選択する際は前走の人気にも注目したいです。
今年の出走登録馬の中で前走が国内のレースで4番人気以内に支持されていた馬は7頭いました。
二桁人気の好走はクラレントのみ
過去10年の安田記念で10番人気以下の馬は71頭が出走しましたが、馬券に絡んだのは2015年のクラレントのみでした。
安田記念は毎年多頭数開催になる傾向が強い上、中穴の好走もしばしばみられますが、10番人気以下の大穴になると途端に凡走が目立ちます。
特に近年は掲示板外も目立っているので、二桁人気の馬は評価を落としてしまっても良いかもしれません。
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安田記念の過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【0-1-1-15】 | 0.0% | 5.9% | 11.8% |
2枠 | 【0-2-0-15】 | 0.0% | 11.8% | 11.8% |
3枠 | 【2-1-1-15】 | 10.5% | 15.8% | 21.1% |
4枠 | 【1-2-1-15】 | 5.3% | 15.8% | 21.1% |
5枠 | 【2-1-1-16】 | 10.0% | 15.0% | 20.0% |
6枠 | 【0-1-1-18】 | 0.0% | 5.0% | 10.0% |
7枠 | 【4-1-3-16】 | 16.7% | 20.8% | 33.3% |
8枠 | 【1-1-2-21】 | 4.0% | 8.0% | 16.0% |
7枠はラッキーセブン
過去10年の安田記念の好走馬を枠順別に見てみると、もっとも好走していたのは7枠でした。
7枠は【4-1-3-16】で単勝率、連対率、複勝率は全て高水準です。
8番人気で勝利した2021年のダノンキングリーや7番人気で勝利した2017年のサトノアラジンも7枠からの発走でした。
両隣の6枠や8枠は結果を残していないので、一概に外枠有利というわけではありませんが、安田記念において7枠はラッキーセブンといえるでしょう。
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安田記念の過去10年の前走クラス別成績
前走クラス | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
G1 | 【5-8-4-52】 | 7.2% | 18.8% | 24.6% |
G2 | 【2-2-6-64】 | 2.7% | 5.4% | 13.5% |
G3 | 【2-0-0-11】 | 15.4% | 15.4% | 15.4% |
L | 【1-0-0-3】 | 25.0% | 25.0% | 25.0% |
安定感のある前走G1組
過去10年の安田記念の好走馬をクラス別に見てみると、もっとも安定していたのは17頭が馬券に絡んだG1組です。
前走G1組は着順、国内外問わずコンスタントに好走しており、好走率を見ても安定していることから、強い相手としのぎを削った馬の活躍が目立ちました。
今年の出走登録馬の中で前走がG1だった馬は7頭います。
前走G2組は相手なら悪くない
過去10年の安田記念で前走がG2だった馬は【2-2-6-64】です。
好走数は多いものの、母数が多きため、単勝率は3%、連対率は6%にも満たないです。
前走G2組の多くはステップレースに指定されているマイラーズカップと京王杯スプリングカップが中心ですが、マイラーズカップ組は【1-0-5-33】、京王杯スプリングカップ組も【1-1-1-22】と成績はいまいちでした。
前走G2組は3着に6頭が入線しているので悪くはありませんが、好走率は高くないので過大評価はしないほうが良いかもしれません。
今年の出走登録馬の中で前走がG2だった馬は6頭いました。
前走G3組の好走はダービー卿CT連対馬のみ
過去10年の安田記念で前走がG3だった馬は【2-0-0-11】でした。
13頭のうちの2頭が勝利しているので、侮れません。
ただし、勝利した2頭はいずれも前走のダービー卿チャレンジトロフィーで連対している馬でした。
これに該当しない前走G3組は評価を落としても良いかもしれません。
今年の出走登録馬の中で前走がG3だった馬は4頭いました。
安田記念2025全頭考察
今年の安田記念も実績のある馬が多数集結しました。
ここからは、冒頭で紹介しきれなかった残りの出走登録馬を解説します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
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ウインマーベル
- 阪神カップ (G2) 2023年
- 京王杯SC (G2) 2024年
- 阪急杯 (G3) 2024年
- 葵ステークス (G3) 2022年
重賞レースを4勝しているウインマーベルも参戦します。
これまで強敵相手に結果を残している馬で、G1勝ち鞍こそないものの、2022年のスプリンターズステークスで2着、昨年のマイルチャンピオンシップも3着入線しました。
特に昨年のマイルチャンピオンシップは短距離を主戦場にしているウインマーベルにとっては初めてのマイル戦でしたが、7枠から好発を切って4番手くらいの位置を確保し、コーナーでは外目から早めに動いてそのまま粘り強く3着でした。
初めてのマイル戦でも長く脚を使って好走しているので、マイルどころか中距離でも対応できそうな競馬を見せています。
脚質も自在性があり、前走サウジアラビアで開催された1351ターフスプリントは初めての逃げでアスコリピチェーノと僅差の2着でした。
アスコリピチェーノが先月開催されたヴィクトリアマイルで強い競馬を見せていたので、相手関係を見ても健闘できています。
今回は昨年のマイルチャンピオンシップ以来のマイル戦ですが、実績や相手関係を見てもポテンシャルは高いです。
今年のメンバー構成を見る限り、これといった逃げ馬がいないので、前走1351ターフスプリントを見る限り、逃げても面白そうです。
どのような立ち位置でもやれていますし、昨年のマイルチャンピオンシップの内容を見る限り、ここでも通用するだけの力を秘めているでしょう。
ウォーターリヒト
- 東京新聞杯 (G3) 2025年
ウォーターリヒトは今年の東京新聞杯の勝ち馬です。
昨年1月に開催されたシンザン記念で17番人気の評価を覆す3着、続ききさらぎ賞でも10番人気でしたが2着と、このころから穴馬として頭角を表していましたが、本格化したのは昨年の秋です。
近4戦はすべて上がり最速の競馬で善戦していますし、前走の東京新聞杯は最後方からの追込一気だけでごぼう抜きの勝利を果たしました。
直線入りの段階で前との差が大きく、届くか懐疑的でしたが、G3とは思えないほど豪華なメンバー相手に勝ち切れたのは高く評価したいです。
昨年のキャピタルステークスも1分32秒3の好時計で差し切っていますし、東京マイルも高速馬場も得意です。
現在の東京コースは雨が降ってもすぐに高速馬場になるので、安田記念の週まで馬場造園師が頑張ってくれれば、ウォーターリヒトにとって有利な条件となるでしょう。
エコロヴァルツ
- ディセンバーS (L) 2024年
古馬になってから調子を上げているエコロヴァルツも安田記念に参戦します。
中距離のイメージが強い馬ですが、2歳のころに挑んだ朝日杯FSでは出遅れて最後方競馬になりながらも、これまで見せたことがない追込競馬で2着入りしており、距離適性&追込適性を発揮しました。
その後は中距離をメインに使い、クラシックでは結果を残せませんでしたが、ディセンバーステークス以降の内容を見ると、充実した結果を残しています。
特に、前々走の中山記念は内枠から経済コースを回りながら、シックスペンスと同じレコードタイムの2着ですし、前走大阪杯も8枠からうまく内に潜って上位と差のない4着でした。
この2戦は走破時計も優秀ですし、現在の時計の出る東京馬場とも合いそうです。
ただ、東京コース自体は昨年の共同通信杯とダービーでどちらも着外でした。
この2戦は相手も強力だったので一概には言えませんが、現状、東京よりも阪神や中山競馬の方が合っているようにも感じます。
朝日杯FSの内容を見る限り、ここでの善戦もあり得そうですが、個人的には翌週の宝塚記念で見たかった馬です。
オニャンコポン
- 京成杯 (G3) 2022年
3年前の京成杯を勝利したオニャンコポンも参戦します。
もともと中距離で活躍していた馬で、皐月賞や日本ダービーといったクラシック競走にも出走していました。
ただ、京成杯の勝利を最後、3年以上勝利から遠ざかっていますし、古馬になってからは短距離からマイルまで試していますが、勝ち切れていません。
古馬になって好走した2年前の六甲ステークスが雨の重馬場、昨年2着のメイステークスは1,800mなので、本質的にはスタミナを活かせる中距離コースの方が合いそうですし、高速馬場のマイルは少し距離が短いようにも感じます。
しかし、今年挑んだ東風ステークスと都大路ステークスはどちらも稍重~重馬場で二桁着順でした。
今年に入って去勢しているので、状態面も良くなかったのかもしれませんが、それでもかつての走りが見られなかったので、ピークは過ぎている可能性があります。
今回は久々のG1挑戦となりますが、さすがに相手は強力ですし、舞台適性も合わなさそうなので、見送りたいです。
サクラトゥジュール
- 京都金杯 (G3) 2025年
- 東京新聞杯 (G3) 2024年
昨年の東京新聞杯を勝利し、今年の京都金杯も制したサクラトゥジュールも参戦します。
最年長の8歳馬となりますが、古馬になってからも安定した走りを見せていた馬で、昨年の東京新聞杯は強敵相手に馬場の内側から脚を伸ばして優勝しました。
今年の京都金杯もやや出負けしたことで、控える競馬を選択し、直線では他馬を押しのける走りで勝利をつかみ、強い競馬を見せています。
東京新聞杯も京都金杯も強い競馬でしたが、前走の東京新聞杯は思った以上に弾けず、15着でした。
道中掛かり気味で出し切れず、金杯で下したウォーターリヒトが勝利しているところを見ると、もう少しやれてもおかしくありませんでしたが、大きく崩れてしまいました。
サクラトゥジュールは出し切れれば高いパフォーマンスで好走できる反面、前走の東京新聞杯のように、かみ合わなければ崩れる脆さもあります。
8歳馬にしては強敵相手にやれていますが、展開や精神面がはまらないと難しいという意味では、重い印は打ちづらいです。
レーン騎手が騎乗する点は不気味ですが、今回は初めてのG1ということで相手も強力なので、抑えるとしても相手までで考えています。
シャンパンカラー
- NHKマイルC (G1) 2023年
一昨年のNHKマイルカップを勝利したシャンパンカラーも参戦します。
勝利したNHKマイルカップは9番人気の低評価を覆す勝利でしたが、その後は結果を残せていません。
ただ、前走のダービー卿チャレンジトロフィーは外枠発走ということで、後ろからの競馬となりましたが、外目を回りながらも勝ち馬と0.3秒差の6着でした。
ハンデ戦のG1馬ということでトップハンデ58.5キロを背負っていたことを考えたら、着順以上にやれています。
それでも、前々走の東京新聞杯は内枠発走で中団のポジションで脚を溜めながら、直線でもじりじり脚を伸ばしましたが、キレのある脚は出せずに7着まででした。
安田記念はどうしてもキレ勝負になり勝ちなので、瞬発性を持ち合わせていないシャンパンカラーからしたら厳しいものがありそうです。
ダービー卿チャレンジトロフィーは悪くありませんでしたが、今回は相手も強力なので好走は厳しいと考えています。
ジュンブロッサム
- 富士S (G2) 2024年
ジュンブロッサムは昨年の富士ステークスを勝利した馬です。
クラス戦で力を付けた馬で、昨年の関屋記念は超スロー競馬の中、最後方から上がり最速32秒5の末脚を使って3着に浮上しました。
1番人気の期待には応えられませんでしたが、勝ち馬トゥードジボンが逃げて優勝、2着のディオも先行競馬で2着なので、ペースや相手関係を考えたら健闘しています。
そして、続く富士ステークスでは8枠発走から中団で脚を溜めつつ、直線では外目から促して最後まで脚を伸ばし、優勝しました。
残り400mくらいからペースを引き上げ、200mではさらに加速して長く脚を使えていますし、下した相手が叩きだった可能性はあるとはいえ、ソウルラッシュやセリフォス、ロジリオンだったことを考えると強敵相手に勝ち切れたのも評価したいです。
前走のマイラーズカップは例年よりも低調なメンバー構成の中で2着と、着順だけ見たら物足りないですし、その前の東京新聞杯も好位は付けていたものの伸びませんでした。
それでも、富士ステークスの内容は良かったですし、マイラーズカップを叩いて調子を引き上げているようでしたら善戦もあり得るでしょう。
ダディーズビビッド
- 六甲ステークス (L) 2025年
- 信越ステークス (L) 2022年
- 橘ステークス (L) 2021年
前走の六甲ステークスで2年半ぶりに勝利を手にしたダディーズビビッドはリステッド競走を3勝している馬です。
2022年の信越ステークスを最後、2年以上勝利がありませんでしたが、前走の六甲ステークスは外目で控えながらも最後の直線ではじりじり脚を伸ばして最先着しました。
混戦を差し切った形になりますが、人気以上の走りを見せていましたし、トップハンデ59キロを背負っての差し切りだったので、着差以上に健闘したといえるでしょう。
また、2着のシリウスコルトが後に新潟大賞典を勝利していることからも、強い相手に勝ち切れたのも評価したいです。
前走を見る限り調子は取り戻しているように見えますが、ただ、今回はG1ということで相手は強いです。
重賞でも善戦していますが、それでも勝ち鞍は届いていない馬ですし、ここは流石に相手が強い問わざるを得ません。
トロヴァトーレ
- ダービー卿CT (G3) 2025年
トロヴァトーレは前走ダービー卿チャレンジトロフィーを勝利した馬です。
もともと中距離で結果を残していた馬でしたが、弥生賞ディープインパクト記念と青葉賞で凡走したことを気に、マイルに路線を変更しました。
昨年のキャピタルステークスでは中団から差し脚を伸ばして勝ち馬ウォーターリヒトと差のない2着です。
今年の東京新聞杯で強い走りを見せているウォーターリヒト相手に差のない2着は高く評価したいですし、そん色はないと思います。
今年のダービー卿チャレンジトロフィーは2枠からの発走で経済コースを立ち回りながら、最内から脚鵜を伸ばして優勝しました。
モレイラ騎手の完璧な立ち回りや枠の利はありましたが、それでも最後の1Fで脚を伸ばして好走しているように、条件を最大限生かして勝ち切れたのは大きいです。
ただ、最後はコントラポストに詰め寄られているので、枠や騎乗にも恵まれた印象でした。
それでも、昨年のキャピタルステークスが強い競馬だったので東京コースで持続力ある末脚を使えているように、侮れません。
時計勝負にも強いですし、かみ合えば善戦可能な1頭です。
ホウオウリアリティ
- 魚沼S (3勝クラス) 2023年
ホウオウリアリティは中距離で結果を残していた馬です。
一昨年の魚沼ステークスを勝利してオープン入りしましたが、オープン昇級後は結果を残せず、前々走の六甲ステークスからマイルに距離短縮しています。
初めてのマイル戦だった前々走の六甲ステークスは内から脚を伸ばして5着、前走のマイラーズカップも内から脚を伸ばして6着です。
六甲ステークスは勝ち馬と0.2秒差の2着だったので、これだけ見るとマイルでもやれそうですが、ただ、キレのある脚は持っていませんし、前走マイラーズカップは勝ち馬ロングランから0.6秒差なので物足りないです。
安田記念は時計勝負になりやすいので脚色的にも合わない可能性がありますし、重賞どころかオープンクラスでも結果を残していないのでさすがにここは相手が強すぎるでしょう。
マッドクール
- 高松宮記念 (G1) 2024年
マッドクールは昨年の高松宮記念を優勝したスプリンターです。
もともと条件戦を4連勝したことで短距離路線では注目を集めていましたが、昨年の高松宮記念は重馬場条件下で最内からしぶとく脚を伸ばし、追い込んだナムラクレアを退けて優勝しました。
力のいる馬場でしぶとい脚を使えているのでパワーに長けた走りが印象的でした。
ただ、今年の高松宮記念は良馬場開催+外差し勢の台頭の中、最内からの競馬で7着までだったので、瞬発力勝負は分が悪そうです。
東京コースも今回が初めてですし、マイルも新馬戦の3着以来で距離は長い可能性があります。
前々走の阪神カップは強い2着ですし、レース展開を握る存在になるかもしれませんが、それでもマイルでどこまでやれるのか分からないので、ここは様子を見たいです。
レッドモンレーヴ
- 京王杯SC (G2) 2023年
レッドモンレーヴは追込競馬を得意とする馬です。
昨年の京王杯スプリングカップはウインマーベルに差し返されて2着に敗れましたが、上がり最速32秒2という豪脚で入線しており、瞬発力に限れば現役屈指かもしれません。
今年の2戦は着外に沈んでいますが、どちらも上がり最速32秒台前半の時計で健闘していることから、末脚は健在です。
前走の京王杯スプリングカップは4着でしたが、異常な高速馬場で前が止まらない舞台、連対した2頭もスプリンターズステークスで連対したトウシンマカオとママコチャなので、相手関係も強かったです。
前が止まらないスーパーレコードの舞台だとあの位置からの追込は物理的に届かないですし、その中で4着はむしろ健闘していました。
今回は3年連続安田記念の挑戦となりますが、東京コースや高速馬場自体は合っています。
ただ、昨年のキャピタルステークスを見る限り、最内から上手く脚を伸ばしまたものの、トロヴァトーレやウォーターリヒトに差されているので、本質的には1,400mくらいがちょうどいいかもしれません。
自慢のキレ脚は安田記念の舞台で求められる要素ですが、一流マイラー相手にどこまでやれるかというと難しいところなので、抑えるとしても相手までで考えたいです。
ロングラン
- マイラーズC (G2) 2025年
- 小倉大賞典 (G3) 2025年
7歳になって本格化の兆しを見せているのがロングランです。
もともとダートで初勝利を挙げた馬で、その後は芝の中距離を使いましたが、前々走の小倉大賞典は後ろからの競馬で残り400mの標識あたりから大外ぶん回しの競馬で長く脚を使って完勝しました。
昨年の小倉大賞典でも2着なのでコース適性が合致した可能性もありますが、それでも終いの伸びは見事でしたし、大外に回しながらも勝ち切れているので着差以上にやれています。
前走のマイラーズカップは大外発走でしたが、内に潜り込ませながら脚を溜め、直線は内目から脚を伸ばし、残り300mくらいで手応えよく抜け出して、外から伸びたジュンブロッサムの追撃を退けて優勝しました。
直線に入ってからの手応えは抜群でしたし、初めてのマイルにも順応して好走できたのは評価したいです。
このマーラーズカップは開幕週の京都ということで時計も出ましたが、それでも1分31秒7は優秀でしたし、相手は楽だったとはいえ強い競馬です。
今回は初めての芝G1挑戦となりますが、昨年までとは別馬のように調子を引き上げているのは不気味です。
ただ、左回りはこれまで【0-0-0-3】なので、本質的には右回りの方が相性は良いでしょう。
東京コースでどこまでやれるか未知数ですが、馬自体は本格化しているので、現状のロングランが強敵相手にどこまでやれるのか、注目したいです。
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金曜日に更新予定になります。
以上になります。
安田記念の予想の参考にしてみてください!