
【日本ダービー2025予想】本命におすすめしたい3頭+激走に期待できる穴馬2頭はこちら!

日本ダービー(東京優駿)2025のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
枠順確定後に日本ダービー2025予想の最終買い目を発表します!
日本ダービー2025の予想ポイント
- 勝ち馬はキャリア3~5戦の重賞馬から予想したい
- 先行馬が有利、逃げ切りや追込みは滅多に決まらない
- 連対馬の半数以上が1~5人気の馬、1人気【2-3-2-3】の複勝率は70%
- 直近5年は6人気以下の馬が3着に入選している
- 6枠の好走率がもっとも高いが近年は枠による優劣はほとんどない
- 皐月賞組(9着以内)が圧倒的に強く、次いで京都新聞杯&毎日杯組(各2着以内)が安定している
日本ダービー2025予想の最終買い目
枠順確定後、レース前日までに日本ダービー2025予想の最終買い目を発表します。
日本ダービー2025の有力馬3頭
世代最強馬を決める日本ダービーが今年も開催されます。
今年の出走登録馬の中から注目したい3頭の有力馬を紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ミュージアムマイル
- 皐月賞 (G1) 2025年
皐月賞馬ミュージアムマイルが中心となるでしょう。
朝日杯FSで2着に入線していることから早い時期から素質の高さを見せていたものの、弥生賞ディープインパクト記念は仕掛けも甘くて人気を裏切る4着でした。
しかしながら、前走皐月賞はテン乗りのモレイラ騎手が見事で、ペースが引きあがってからも中団で脚を溜めつつ、4コーナーで外目に持ち出し、底から突き抜けて勝利しました。
ジッと我慢しながら要所で鋭く脚を伸ばした競馬は見事でしたし、モレイラ騎手の好騎乗も冴えてつかんだ一戦といえるでしょう。
今回は二冠獲得に向けての一戦となりますが、近年のダービーはロングスプリント傾向になりやすいものの、黄菊賞で終い4F勝負を制していることから、持続力ある末脚を使えるのは長所です。
テン乗りレーン騎手も一昨年のタスティエーラで優勝しているので、騎手目線でも面白いでしょう。
前走の反動がなければ、ここでの二冠制覇にも期待できる1頭です。
クロワデュノール
- ホープフルS (G1) 2024年
- 東スポ杯2歳S (G2) 2024年
昨年のホープフルステークスを勝利したクロワデュノールも負けていません。
初重賞制覇だった東スポ杯2歳ステークスは、大幅に馬体重を増加し、状態も万全ではない状態でサトノシャイニングに勝利しました。
続くホープフルステークスも向こう正面でペースを引き上げ、直線でも脚色を落とすことなく完勝しています。
このとき下した相手を見てみると、ジョバンニやファウストラーゼン、マスカレードボールにピコチャンブラックなど、強敵もそろっていましたが、その中で完勝は見事でした。
前走の皐月賞は4番手の位置で脚を溜めつつ、残り600m手前で外目から進出を開始しましたが、外から脚を伸ばしたミュージアムマイルに差されてしまいました。
3着以下にも迫られましたが、向こう正面でファウストラーゼンやアロヒアリィが動いた中で、ペースを引き上げ、終い5F57秒7の流れる中、上位勢の中では唯一先行競馬で入線している点は評価したいです。
今回も引き続き上位人気の一角ですが、ホープフルステークスは強かったですし、皐月賞もマークされる中、差し有利の展開で先行しながら好走できたのはこの馬の強みといえるでしょう。
枠の並びにもよりますが、よっぽど状態が悪くない限り重い印を検討したいです。
マスカレードボール
- 共同通信杯 (G3) 2025年
皐月賞で3着のマスカレードボールも参戦します。
前々走の共同通信杯は内枠からスタートを決めて先行し、直線ではスローとはいえ終い33秒7の時計で勝利しました。
勝ち時計1分46秒0も優秀でしたし、強い内容です。
前走皐月賞はスタートでやや出負けした上、他馬と接触したことで後方からの競馬となりました。
しかも、最後の直線においても外に出し切れずに中団やや外目から追い上げ、最後はクロワデュノールに詰め寄っての2着です。
スムーズに外から一気が決まっていたらさらに脚を伸ばして2着もあり得たでしょう。
また、実績のない右回りの舞台でパフォーマンスを引き出せたのも良かったですし、負けて強しと言えます。
今回は、2勝を挙げている東京コースが舞台となるため、マスカレードボールにとっては追い風です。
皐月賞も不利があった中であれだけのパフォーマンスを引き出せたのは見事でしたし、引き続き激走に期待できる1頭です。
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日本ダービー2025の穴馬2頭
日本ダービーは意外とヒモ荒れしやすいレースで、特に直近5開催に限れば3着に人気のない馬が入線していました。
そのため、穴馬にも目を配りたいです。
今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな穴馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ファンダム
- 毎日杯 (G3) 2025年
別路線組からは前走毎日杯で鋭く差し脚を伸ばしたファンダムを取り上げたいです。
これまで3戦3勝の無敗馬で、前々走のジュニアカップも1分33秒5の時計で勝利していました。
前走毎日杯はスタートを決めたものの、控えて後ろから身構える競馬となりましたが、直線では残り300mくらいの位置から一気に加速し、上がり最速32秒5、勝ち時計1分45秒9の内容で逃げるガルダイアを指し切って優勝しました。
ガルダイアのスローペースということで差し馬にとって厳しい舞台でしたが、1頭だけ別格の上がりで勝ち切っており、明らかに一枚以上抜けたパフォーマンスを見せており、馬は非常に強い走りを見せていました。
今回はダービーということで毎日杯よりもさらに距離を3F延長しますが、終いの切れ味は世代でも屈指だと思います。
例年日本ダービーは皐月賞組の活躍が顕著ですが、距離延長がかみ合うようでしたら上位人気勢に割って入ることも可能ではないでしょうか。
ジョバンニ
- 若葉ステークス (L) 2025年
皐月賞で4着入りしたジョバンニも面白そうです。
前走皐月賞はスタートを決めて6番手くらいの位置を付けましたが、向こう正面で挟まれる不利があり、ポジションが下がりながらも、最後の直線ではマスカレードボールより外に出しつつ、上がりの競馬で4着に入線しました。
道中の不利がなければさらなる上位争いも可能だったと思いますし、敗れて強しの内容です。
その前の若葉ステークスは思った以上に圧倒できませんでしたが、昨年のホープフルステークスも末脚を伸ばして2着に入線していることから、中団で控えても出し切れるのは強みといえるでしょう。
皐月賞で4着入りした割に今回も人気を落としそうですが、初めての東京コースで出し切れるようでしたら伏兵として一発あるかもしれません。
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ここからは日本ダービーの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
日本ダービー2025の概要
日本ダービーは世代最強ホースを決める3歳馬限定の中距離競走です。
サラブレッドが生涯一度しか出走できないクラシック三冠競走の一つに指定されているレースですが、ダービーは知名度・名誉・賞金すべてにおいて頂点といえるレースです。
競馬に詳しくない人でもダービーという言葉は耳にしたことがあるように、日本ダービーは特別な存在として広く認知されているのです。
すべてのホースマンがダービーを勝つために日々鍛錬を重ねました。
その伝統は競馬発祥の地であるイギリスでも伝わり、現在世界中でダービーという名称のレースが開催、それも、各国の競馬の中心として開催されました。
日本ダービーに出走できる馬は最大18頭です。
数ある競走馬の中でも実績と賞金を積み重ねた選ばれし精鋭が集結します。
全頭全力で挑む最高峰の舞台。
2022年に生誕した7,950頭の中から、世代最強の座を手にするのはどの馬でしょうか?!
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日本ダービー2025の開催内容
開催日 | 6月1日(日曜) 15:40発走 |
格付け | G1 |
開催競馬場 | 東京競馬場 11R |
コース | 芝2,400m |
性齢 | 3歳 |
斤量 | 馬齢 |
1着賞金 | 3億円 |

日本ダービー2025が開催される東京の芝2,400mの特徴

日本ダービーのタイム | |
(過去10年) | 平均タイム2:25.0 |
レコードタイム | 2:21.9 (2021年 ドウデュース) |
東京芝2,400mはダービー以外にも前週開催されたオークスや秋に開催される国際競走ジャパンカップといった主要レースで使用されるコースです。
スタート地点はスタンド前の坂のてっぺんからで最初のコーナーまでは約350mです。
各馬は各々のポジションを確立しながら最初の1.2コーナーに入ります。
1.2コーナーは大回りのカーブでやや下り傾斜となっており、ペースを引き上げやすいですが、中距離レースでゴールはまだまだ先なのでゆったりしながらレースすることが多いです。
向こう正面は約450mで、前半は気持ち下り傾斜、後半に一瞬だけ上り坂を駆け上がりつつ3.4コーナーに向かいます。
3.4コーナーも1.2コーナー同様大回りのカーブです。
レースも後半に差し掛かっているので徐々にペースアップを図る馬が出てきます。
そして、4コーナーの途中にラスト3ハロン標識が立っているため、この辺りでほとんどの馬は動き出し、直線に入る前には各馬はスパートを仕掛けています。
東京競馬場の最後の直線は約525mです。
直線上には高低差2.1mの緩やかな上り坂があります。
この坂は阪神や中山ほど急な坂ではないので上り坂が得意ではない馬でも駆け上がりやすいです。
その坂を上ったらゴールまでの300mは平たんな道のりで、各馬は最高速度でゴールを目指すのです。
東京の芝2,400mは主要レースで使用される舞台ということもあり、実力が反映されやすいです。
基本的にはスローからの上がり勝負になりやすく、後傾ラップを刻みやすいです。
最後の直線が長いのでスピードをフルに活かしやすいですが、中距離を走り切るだけのスタミナ、緩いとはいえ上り坂を駆け上がるだけのパワーも必要です。
総合力に長けた馬が好走しやすい舞台となっています。

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日本ダービー2025の出走馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 |
エムズ | 牡3 | 57.0 | 戸崎圭太 |
エリキング | 牡3 | 57.0 | 川田将雅 |
カラマティアノス | 牡3 | 57.0 | 池添謙一 |
クロワデュノール | 牡3 | 57.0 | 北村友一 |
サトノシャイニング | 牡3 | 57.0 | 武豊 |
ショウヘイ | 牡3 | 57.0 | C.ルメール |
ジュンアサヒソラ | 牡3 | 57.0 | 未定 |
ジョバンニ | 牡3 | 57.0 | 松山弘平 |
トッピボーン | 牡3 | 57.0 | 岩田望来 |
ドラゴンブースト | 牡3 | 57.0 | 丹内祐次 |
ニシノエージェント | 牡3 | 57.0 | 津村明秀 |
ファイアンクランツ | 牡3 | 57.0 | 佐々木大輔 |
ファウストラーゼン | 牡3 | 57.0 | M.デムーロ |
ファンダム | 牡3 | 57.0 | 北村宏司 |
ホウオウアートマン | 牡3 | 57.0 | 田辺裕信 |
マイユニバース | 牡3 | 57.0 | A.シュタルケ |
マスカレードボール | 牡3 | 57.0 | 坂井瑠星 |
ミュージアムマイル | 牡3 | 57.0 | D.レーン |
リラエンブレム | 牡3 | 57.0 | 浜中俊 |
レディネス | 牡3 | 57.0 | 横山典弘 |
日本ダービーの過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2024 良 | 1 | 5 | ダノンデサイル | 9 | 皐月賞(G1) | 取消 |
2 | 15 | ジャスティンミラノ | 1 | 皐月賞(G1) | 1 | |
3 | 13 | シンエンペラー | 7 | 皐月賞(G1) | 5 | |
2023 良 | 1 | 12 | タスティエーラ | 4 | 皐月賞(G1) | 2 |
2 | 5 | ソールオリエンス | 1 | 皐月賞(G1) | 1 | |
3 | 11 | ハーツコンチェルト | 6 | 青葉賞(G2) | 2 | |
2022 良 | 1 | 13 | ドウデュース | 3 | 皐月賞(G1) | 3 |
2 | 18 | イクイノックス | 2 | 皐月賞(G1) | 2 | |
3 | 3 | アスクビクターモア | 7 | 皐月賞(G1) | 5 | |
2021 良 | 1 | 10 | シャフリヤール | 4 | 毎日杯(G3) | 1 |
2 | 1 | エフフォーリア | 1 | 皐月賞(G1) | 1 | |
3 | 11 | ステラヴェローチェ | 9 | 皐月賞(G1) | 3 | |
2020 良 | 1 | 5 | コントレイル | 1 | 皐月賞(G1) | 1 |
2 | 12 | サリオス | 2 | 皐月賞(G1) | 2 | |
3 | 6 | ヴェルトライゼンデ | 10 | 皐月賞(G1) | 8 | |
2019 良 | 1 | 1 | ロジャーバローズ | 12 | 京都新聞杯(G2) | 2 |
2 | 7 | ダノンキングリー | 3 | 皐月賞(G1) | 3 | |
3 | 13 | ヴェロックス | 2 | 皐月賞(G1) | 2 | |
2018 良 | 1 | 17 | ワグネリアン | 5 | 皐月賞(G1) | 7 |
2 | 12 | エポカドーロ | 4 | 皐月賞(G1) | 1 | |
3 | 1 | コズミックフォース | 16 | プリンシパルS(OP) | 1 | |
2017 良 | 1 | 12 | レイデオロ | 2 | 皐月賞(G1) | 5 |
2 | 4 | スワーヴリチャード | 3 | 皐月賞(G1) | 6 | |
3 | 18 | アドミラブル | 1 | 青葉賞(G2) | 1 | |
2016 良 | 1 | 3 | マカヒキ | 3 | 皐月賞(G1) | 2 |
2 | 8 | サトノダイヤモンド | 2 | 皐月賞(G1) | 3 | |
3 | 1 | ディーマジェスティ | 1 | 皐月賞(G1) | 1 | |
2015 良 | 1 | 14 | ドゥラメンテ | 1 | 皐月賞(G1) | 1 |
2 | 1 | サトノラーゼン | 5 | 京都新聞杯(G2) | 1 | |
3 | 11 | サトノクラウン | 3 | 皐月賞(G1) | 6 |
【実績】キャリア3~5戦の重賞馬が優勝候補
過去10年の日本ダービーの勝ち馬9頭には以下の共通点がありました。
・重賞馬
・キャリア3~5戦馬
日本ダービーは世代最強を決める一戦なので、これまでに重賞の舞台で強敵相手に勝ち切っている馬が活躍しています。
また、キャリアに関しても多すぎない馬がベストといえるでしょう。
今年の出走登録馬の中で上記二つの項目に該当する馬は8頭いました。(かっこは主な重賞勝ち鞍)
【脚質】先行馬優勢の舞台
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【0-1-0-9】 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
先行 | 【5-2-2-25】 | 14.7% | 20.6% | 26.5% |
差し | 【3-6-7-68】 | 3.6% | 10.7% | 19.0% |
追込 | 【1-1-1-42】 | 2.2% | 4.4% | 6.7% |
まくり | 【1-0-0-3】 | 25.0% | 25.0% | 25.0% |
過去10年の日本ダービーの勝ち馬5頭、2~3着馬2頭が先行馬でした。
好走数だけ見たら差し馬に劣りますが、母数を考えると先行馬がもっとも好走率は高い傾向にあります。
対して、逃げ馬はこれまで10頭が出走したものの、好走したのは2017年のエポカドーロのみでした。
追込馬に関しても45頭中3頭しか入線していません。
まくりは2017年のレイデオロが決めていますが、あの年の日本ダービーは超ドスロー競馬ということで早めに動いたことが功を奏しました。
最終コーナーを9番手以内で通過した馬が【9-8-6-77】であることからも、日本ダービーは位置取りが重要なレースです。
同時に、最後方からの追込一気は滅多に決まらない舞台といえるでしょう。
この辺りは同コースで開催されたオークスとは異なる傾向にあるため覚えておきたいです。
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日本ダービーの過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【2-3-2-3】 | 20.0% | 50.0% | 70.0% |
2番人気 | 【1-3-1-5】 | 10.0% | 40.0% | 50.0% |
3番人気 | 【2-2-1-5】 | 20.0% | 40.0% | 50.0% |
4番人気 | 【2-1-0-7】 | 20.0% | 30.0% | 30.0% |
5番人気 | 【1-1-0-8】 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
6~9番人気 | 【1-0-4-35】 | 2.5% | 2.5% | 12.5% |
10番人気以下 | 【1-0-2-85】 | 1.1% | 1.1% | 3.4% |
1番人気は複勝向け
過去10年の日本ダービーで1番人気は【2-3-2-3】でした。
これまで2頭しか勝ち馬が出ていないので、1番人気は意外と勝ち切れません。
ただし、3着以内に7頭が入線しており、複勝率は70%と高水準でした。
3着以内入線率は高いため、三連系馬券で予想する際は候補として浮上します。
連対馬18頭が1~5番人気
過去10年の日本ダービーで連対した18頭が1~5番人気の馬でした。
該当しなかったのは2019年の勝ち馬ロジャーバローズと昨年の勝ち馬ダノンデサイルの2頭で、それ以外の馬は1~5番人気が占めています。
日本ダービーは1番人気の馬の勝利が少ないことから上位人気の信頼度は高くないように見えますが、実際のところ、連対圏の大半を上位勢が占めているので、人気も予想の参考にしたいです。
6番人気以下の馬は相手向け
過去10年の日本ダービーで6番人気以下は【2-0-6-120】でした。
好走率は多くないものの、意外と相手候補に絡む傾向が強いです。
特に、2020年以降は5年連続で3着に6番人気以下の馬が入線していることから、近年はヒモ荒れにも期待できるでしょう。
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日本ダービーの過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-2-1-16】 | 5.0% | 15.0% | 20.0% |
2枠 | 【1-1-1-17】 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
3枠 | 【2-1-1-16】 | 10.0% | 15.0% | 20.0% |
4枠 | 【0-2-1-17】 | 0.0% | 10.0% | 15.0% |
5枠 | 【1-0-0-19】 | 5.0% | 5.0% | 5.0% |
6枠 | 【2-2-3-13】 | 10.0% | 20.0% | 35.0% |
7枠 | 【2-1-2-24】 | 6.9% | 10.3% | 17.2% |
8枠 | 【1-1-1-26】 | 3.4% | 6.9% | 10.3% |
近年は内も外も好走馬が出ている
過去10年の日本ダービーの好走馬を枠順別にまとめました。
単勝率が10%を超えているのは3枠と6枠で、複勝率20%を超えていたのは1,3,6枠でした。
日本ダービーはCコースに切り替わった初週に開催されることから、これまで内枠優勢でした。
しかしながら、近年は外枠からの好走馬が目立っており、かつてほど内枠優勢というわけではなくなりました。
かつてほど枠の影響は気にしなくても良さそうです。
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日本ダービーの過去10年の前走レース別成績
前走レース | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
皐月賞 | 【8-9-7-74】 | 8.2% | 17.3% | 24.5% |
京都新聞杯 | 【1-1-0-15】 | 5.9% | 11.8% | 11.8% |
毎日杯 | 【1-0-0-7】 | 12.5% | 12.5% | 12.5% |
青葉賞 | 【0-0-2-19】 | 0.0% | 0.0% | 9.5% |
プリンシパルS | 【0-0-1-8】 | 0.0% | 0.0% | 11.1% |
1勝クラス | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
皐月賞組が圧倒!
過去10年の日本ダービーの勝ち馬8頭、2~3着馬16頭が前走皐月賞を走っていました。
前走皐月賞組は過去10年で毎年2頭以上は入線していることから最重要ステップといえるでしょう。
ただし、前走の皐月賞で10着以下に敗れていた馬は【0-0-0-25】と全敗なので、大敗組は評価を下げたいです。
今年の出走登録馬の中で、前走皐月賞で9着以内に入線していた馬は5頭いました。(かっこは皐月賞の順位)
皐月賞以外だと京都新聞杯&毎日杯組が安定
過去10年の日本ダービーで前走京都新聞杯だった馬は2頭、毎日杯だった馬は1頭が連対しています。
皐月賞以外のステップレース組を見てみると、京都新聞杯組と毎日杯組の好走率が比較的高いです。
なお、好走した京都新聞杯&毎日杯組はいずれも前走で連対しているので、該当する馬は着順もチェックしたいです。
今年の出走登録馬の中で、前走が京都新聞杯もしくは毎日杯で連対している馬は3頭いました。
日本ダービーの過去10年の前走着順別成績
前走着順 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1着 | 【3-5-3-34】 | 6.7% | 17.8% | 24.4% |
2着 | 【3-2-2-26】 | 9.1% | 15.2% | 21.2% |
3着 | 【1-2-1-8】 | 8.3% | 25.0% | 33.3% |
4着 | 【0-0-0-11】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
5着 | 【1-0-2-7】 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
6~8着 | 【1-1-2-20】 | 4.2% | 8.3% | 16.7% |
9着以下 | 【0-0-0-41】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
前走4着&9着以下の馬は軽視したい
過去10年の日本ダービーで前走が4着だった馬と9着以下だった馬はすべて馬券外に沈んでいました。
前走9着以下は元より、前走4着だった馬も意外と好走事例はなく、2022年のダノンベルーガも1番人気に支持されていましたが4着に沈んでいました。
前走レースの着順も予想する上で注目したいです。
今年の出走登録馬の中で前走4着、もしくは9着以下に敗れていた馬は8頭いました。
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日本ダービー2025全頭考察
今年の日本ダービーも実力のあるメンバーが集結し、G1にふさわしいメンバー構成となっています。
ここからは、冒頭で紹介しきれなかった残りの出走登録馬について解説します。
なお、出走登録しているジュンアサヒソラは週の初めの時点で除外が濃厚なのでまとめておりません。
よろしくお願いします。
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エムズ
- 大寒桜賞 (1勝クラス) 2025年
今年の大寒桜賞を勝利したエムズは半姉に阪神JFを勝利したダノンファンタジーがいる良血馬です。
勝利した大寒桜賞は7頭立てのレースで道中2番手の位置を付けながら、直線では残り200m手前で逃げ馬を交わしてそのまま突き抜けました。
前走の京都新聞杯は3番人気に支持され、道中は4~5番手くらいの位置で最内から脚を溜めます。
1,000m通過が63秒3という超ドスローで残り800mから一気にペースが上がりましたが、内で我慢しつつ、直線ではじりじり脚を伸ばして2着入りしました。
勝ち馬ショウヘイには完敗でしたし、終い2F10秒9で速い加速ラップが求められる中、そこまで瞬発力は発揮できませんでしたが、経済コースを回ってなんとか2着は死守した内容です。
無事に収得賞金を加算してダービーの出走は叶いましたが、近2戦は加速力というよりは持久力のある競馬で好走しているので、瞬発力勝負になる中でどこまでやれるかというと、難しそうです。
スタミナとパワーはありそうなので、先週のオークスのように、馬場が悪くなれば評価したいところですが、高速馬場条件下ならここは見送りたいです。
エリキング
- 京都2歳S (G3) 2024年
エリキングは昨年の京都2歳ステークスの勝ち馬で、2歳時は3戦3勝の無敗で頭角を現しました。
ところが、昨年12月に骨折が判明したことで、12月のG1競走はパスします。
前走の皐月賞は骨折明けのG1ということもあって初めて11着に敗れてしまいました。ただ、レース内容を見てみると、1枠2番からの発走で中団内ラチ沿いから脚を溜め、直線でも脚を伸ばそうとしましたが、前が壁になって出し切りづらい中、最後までペースを上げています。
着順だけ見たら崩れているものの、休み明けと骨折明け、そしてキャリア初の多頭数開催という中で最後まで伸びているのは少し復活の気配も感じられました。
今回はダービーへコマを進めますが、1回使って良化していたら侮れませんし、2歳時は皐月賞で4着入線したジョバンニにも2勝しているので素質にも期待できるでしょう。
皐月賞を見る限り、使える脚も長く感じられたので、前走の大敗で人気を落とすようでしたら、面白い穴馬になれそうです。
カラマティアノス
- こうやまき賞 (1勝クラス)2024年
カラマティアノスは2走前の共同通信杯で2着入線した馬です。
共同通信杯は中団から最内を立ち回りながらの2着入りしています。
勝ち馬マスカレードボールが外目から脚を伸ばしているのに対し、カラマティアノスは最内から立ち回ったので、距離を考えたら着差以上に敗れていますが、それでも走破時計1分46秒1は優秀でした。
前走の皐月賞はスタートでやや出負けしましたがすぐリカバーして中団後方内目に入れ、底から虎視眈々とうかがいましたが、直線では外差し勢と比較しても伸びきれずに10着まででした。
最内から経済コースを立ち回りながらの競馬は悪くないものの、最後は伸びていなかったので距離が持たなかった可能性はあります。
そういう意味では今回の芝2,400mでどこまでスタミナが持つか微妙なところです。
ただ、好走したレースはいずれも左回りなので、東京コースへ切り替わる点は良いでしょう。
それでも、不安材料がいくつかあるので、現状手は出さないつもりでいます。
サトノシャイニング
- きさらぎ賞 (G3) 2025年
サトノシャイニングはきさらぎ賞で強い競馬を見せた馬です。
きさらぎ賞は稍重のハイペースラップの中、中団で控えながら最後の直線では外目から一気に突き抜け、2着のリンクスティップに3馬身差の圧勝でした。
リンクスティップが後に桜花賞で3着、3着ランスオブカオスはチャーチルダウンズカップ、4着ショウヘイは京都新聞杯を勝利しているので、相手関係を見ても強い内容でした。
その前の東スポ杯2歳ステークスも逃げの競馬でクロワデュノールと差のない2着、しかも落鉄しながら差のない競馬だったので素質も高い馬です。
今回と同舞台の東京コースで結果を残しているので、ダービーの舞台も歓迎したいです。
前走皐月賞は8枠からの発走で中団の競馬となりました。
中団で控えながら残り1,000mあたりでじわりと押し上げ、直線では外目から脚を伸ばして5着です。
きさらぎ賞がタフな馬場でやれているので少し馬場が早すぎる感じもしましたが、それでも5着に入線しているのは評価したいです。
ただ、直線ではサトノシャイニングよりも後ろから仕掛けたミュージアムマイルやマスカレードボール、ジョバンニにも捕らえられているのでキレ勝負になると少し分が悪いかもしれません。
それでも、どんな馬場、どんな位置取りでも出し切れるのは見事ですし、素質も非常に高いものを持っているので、前走の5着で人気を落とすようでしたら、配当的にも期待できるのではないでしょうか。
ショウヘイ
- 京都新聞杯 (G2) 2025年
京都新聞杯で強いパフォーマンスを見せたショウヘイも参戦します。
勝利した京都新聞杯は2番手の位置で脚を溜めつつ、残り4Fで瞬時に加速し、最後の直線では外目から楽な手ごたえで後続を突き放して楽勝でした。
超スローで先行したため、展開に恵まれましたが、それでも直線での鮮やかな突き抜けは見事でした。
きさらぎ賞は人気を裏切る競馬でしたが、表記以上に時計がかかる中のハイペースということで、苦しい内容だったと思います。
今年のダービーはこれといった逃げ馬がいないため、京都新聞杯のように先行競馬は行いやすいでしょう。
超スローでレースメイクを造れるようでしたら、終盤でも早めに動いて突き抜けられる可能性があります。
また、今回見出しで触れていませんが、友道厩舎は過去10年の日本ダービーで唯一3勝している厩舎であるのも魅力です。
ルメール騎手がテン乗り騎乗する点も面白いですし、レース展開をコントロールできれば、父サートゥルナーリアが果たせなかったダービー制覇を成し遂げられるかもしれません。
トッピボーン
- 3歳1勝クラス 2025年
1勝クラスで強いパフォーマンスを見せたトッピボーンも出馬登録しています。
勝利した1勝クラスは7頭立てのレースで最後方のポツンでしたが、残り1,000mの標識を過ぎたあたりでじりじり前の集団との差を詰め、残り600mの標識辺りで外目から促し、直線では外から軽く促しただけでぐいぐい加速し、楽勝でした。
勝ちタイム1分57秒9も非常に優秀ですし、強い競馬ができています。
ただ、前走の京都新聞杯も後ろからの競馬となりましたが、道中掛かり気味の競馬で折り合いがつきにくく、超スローの競馬も向かずに、直線で左鞭が入ってからはじりじり脚を伸ばしましたが、上位3頭には届かず4着でした。
道中抑えながらの競馬で思うように出し切れなかったと思いますし、展開も超スローで追込馬のトッピボーンにとって苦しい競馬でした。
今回は2/3の抽選対象馬ですが、京都新聞杯よりもさらに距離が伸びるので折り合いが課題となるでしょう。
1勝クラス戦のように出し切れれば面白いですが、テン乗りの岩田望来騎手が上手く操縦できるか難しいところですので、ここは様子を見たいです。
ドラゴンブースト
- 2歳未勝利 2024年
ドラゴンブーストは重賞勝ち鞍こそないものの、京成杯やデイリー杯2歳ステークスで2着入りしている馬で、相手次第で重賞馬に成り得た可能性もあります。
ただ、デイリー杯2歳ステークスは少頭数+相手が楽でしたし、京成杯も丹内騎手の好騎乗はあったものの、超ハイペースで差し有利の中で台頭できました。
前走の皐月賞がスローで騎乗もあまり目立たない中で、脆く崩れていることを考えると、ゆったりしがちなダービーの舞台は分が悪そうです。
今年はこれといった逃げ馬がいないので、京都新聞杯を勝利したショウヘイ辺りが超ドスローに落とす可能性もありますし、2,400mの距離も持つかどうか未知数なので、ここは見送りたいです。
ニシノエージェント
- 京成杯 (G3) 2025年
ニシノエージェントは今年の京成杯の勝ち馬です。
京成盃は出遅れで最後方からの競馬となりましたが、コーナーで押し上げつつ、直線一気の競馬できんぼしをつかみました。
器用な立ち回りは見事でしたし、強い競馬でしたが、前2頭が飛ばしてくれたため、ハイペースとなり、相対的に差し馬有利になったのも事実です。
前走の皐月賞がスローで位置取りも良かったものの、さすがに相手が強くて13着でした。
皐月賞はやるべきことはやりましたが、それでも力負けの印象が強いので、純粋にポテンシャル面でどこまでやれるかというと、上位争いは難しそうです。
過去の戦績を見ても、東京より中山の方が合ってそうですし、今後セントライト記念や来年の中山金杯辺りに出るようでしたら再注目したいです。
ファイアンクランツ
- 2歳新馬 2024年
ファイアンクランツは前走の青葉賞で2着入りした馬です。
脚色としては差しの競馬を得意としており、前走の青葉賞は直前に雨が降った中、大混戦の中2着入線しました。
ドゥラメンテ産駒らしい差しの競馬で好走できましたし、勝ち馬エネルジコが無敗の3勝馬立ったことを考えると、強敵相手に結果を残せたのも良いでしょう。
ただ、それよりも前のすみれステークスやゆりかもめ賞、東スポ杯2歳ステークスに札幌2歳ステークスを見る限り、善戦ははしているものの、勝ち負けには届いていません。
常に安定して上位争いしていますし、どのような舞台でもやれていますが勝ち負けに届いていない点は気になるところです。
東スポ杯2歳ステークスも札幌2歳ステークスも今振り返ると上位勢は強力ですが、今回はダービーということでさらに強豪が集結する中で、勝ち負けは流石に厳しい感じがします。
管理する堀厩舎はダービーで【2-1-1-5】と相性が良く、ファイアンクランツの父であるドゥラメンテもちょうど10年前にダービー制覇を成し遂げていますが、過去の戦績を見る限り、少し勝ち負けは厳しそうです。
抑えるとしても相手まででしょうか。
ファウストラーゼン
- 弥生賞ディープインパクト記念 (G2) 2025年
近3戦すべてまくりで見せ場を作ったのがファウストラーゼンです。
初めての奇襲だったホープフルステークスはスローを見計らったうえで早めに仕掛け、結果的に3着入りしました。
前走弥生賞ディープインパクト記念も同じようにまくりましたが、ここは直線で意外なほど粘り強さを発揮し、金星を掴んでいます。
前走皐月賞も同じように早めから動いて会場を沸かせましたが、ただ、この皐月賞は異常な高速馬場で終い5F11秒台を推移していることからも、さすがにスタミナが持ちませんでした。
弥生賞が好内容なので、少しでも馬場が重たくなれば粘りの競馬に持って行けそうですが、パンパンの良馬場はファウストラーゼンにとって苦しいかもしれません。
今回はこれといった逃げ馬がいないので、意外とまくりは決めやすいと思いますし、今回テン乗り騎乗するデムーロ騎手も昨年の弥生賞におけるコスモキュランダや、すみれステークスのサンライズアースを見る限り、まくりは相性が良いです。
ただ、先週のリンクスティップで仕掛けを誤っているように、安定感はそこまで高くないのも実情です。
まくるのであれば引き続き杉原騎手で良かったと思いますし、もしかしたら別の戦略を仕掛けてくるかもしれません。
ただ、現状ファウストラーゼンはまくってなんぼの風潮があるので、例えば差し切りに持ち出しても良さは出し切れないと思います。
好走する上では弥生賞のときのようなタフ馬場に期待したいところで、パンパンの良馬場なら見送る方向で考えたいです。
ホウオウアートマン
- 3歳1勝クラス 2025年
前走の1勝クラスを完勝したホウオウアートマンもダービーに登録しています。
勝利した前走1勝クラスはダービーと同じ東京芝2,400mの舞台でしたが、ロスなく動いて最後の直線でも持続力ある脚を披露し、圧勝でした。
強い競馬でしたし、田辺騎手もうまく競馬できています。
ただ、この1勝クラスは8頭立てでポジション取りは楽でしたし、超スローで先行競馬ということで展開も楽でした。
勝ち時計2分27秒9は雨の影響もあったので目立ちませんが、その前の青葉賞が6着、その前のすみれステークスも5着なので、オープンクラスになるとポテンシャルで一枚見劣りする印象があります。
中1週もタイトですし、ここは少し厳しいものがありそうです。
マイユニバース
- あずさ賞 (1勝クラス) 2025年
前走のあずさ賞を勝利したのがマイユニバースです。
あずさ賞は不良馬場条件下でやや出負けして後ろから3番手の位置となりましたが、残り600mで大外から仕掛け、直線でもしぶとく脚を伸ばして勝利しました。
タフな馬場で最後まで脚を伸ばせたのは評価したいですし、タフな馬場でも出し切ることができました。
その前のゆきやなぎ賞まずまずのスタートを決め、中団抑えながら立ち回りつつ、直線では内目からじりじり脚を伸ばし、残り200mを過ぎたあたりでもいい脚を使いましたが先に抜け出したゲルチュタールには届きませんでした。
敗れはしましたが、このときの勝ち馬ゲルチュタールがのちに青葉賞で差のない3着だったことを考えると、健闘していますし、終いも伸びています。
また、走破時計2分24秒7も過去のゆきやなぎ賞と比較すると速い時計でした。
ただ、今回は一気に相手が強化されますし、その中でどこまでやれるかというと難しいところです。
どのような馬場でも一定のパフォーマンスを引き出すことができますが、それだけで世代最強クラスの馬が集結する舞台で上位争いは難しいような感じがします。
何よりも他に魅力的な馬が多数いるので、よっぽど追い切り映えしない限り印は回らないです。
リラエンブレム
- シンザン記念 (G3) 2025年
シンザン記念で強いパフォーマンスを見せたリラエンブレムも参戦します。
今年のシンザン記念は例年の京都ではなく、中京で代替開催されましたが、中団で脚を溜めつつ、直線に入ってからは直線上に急坂がある中京でも1追うだけ抜けた走りで圧勝しました。
その前の京都芝1,600mで開催された新馬戦は中団で内の馬を見るように仕掛けを伺いつつ、残り600mの標識を過ぎたあたりで外から動き、直線でも1頭だけ手応え良く抜け出して楽勝でした。
新馬戦やシンザン記念を見る限り、力強さは感じられましたし、流れでも長く脚を引き出せるのも好材料です。
ただ、前走の毎日杯は好位から仕掛けたものの、直線で出し切れずに崩れてしまいました。
新馬戦からシンザン記念のリーテーションを見る限り、叩きも問題ないタイプなので、毎日杯は流石に崩れすぎと言わざるを得ません。
パワー型だと思うので、一雨降って時計がかかればチャンスはあるかもしれませんが、これまでマイルの実績しかないので2,400mで高速馬場の東京コースがかみ合うかというと難しいところです。
能力のある馬ですが、ここは適性舞台ではなさそうな感じがします。
レディネス
- プリンシパルS (L) 2025年
プリンシパルステークスを勝利して優先出走権を手にしたのがレディネスです。
勝利した前走のプリンシパルステークスは外枠発走でしたが、後ろの方から最内に入れ、直線でも詰まるリスクを想定した上で最内から脚を伸ばして勝利しました。
この日の東京コースは前日に京王杯スプリングカップでスローながらもコースレコードが飛び出るほど、超高速馬場でしたが、それでも1分59秒3、上がり最速33秒2の好時計を出しているので高速馬場に対応できているのは大きいです。
東京コースで2戦2勝していますし、時計の出る馬場なら出し切れるでしょう。
ただ、相手関係で見てみると、前走のプリンシパルステークスが最内から追って2着のジョイエッロと3/4馬身差で圧倒しているわけではありません。
超スローで1頭後ろからの追込で好走しているので着差以上にやれていますが、相手関係を見ると、今回さらに強化される中でどこまでやれるか、難しいところです。
適性は合いそうですが、相手関係を考えるとここは見送りたいです。
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