
【さきたま杯2025予想】本命におすすめの3頭+人気落ちで狙いたい穴馬2頭はこちら!

さきたま杯2025のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
枠順確定後にさきたま杯2025予想の最終買い目を発表します!
さきたま杯2025の予想ポイント
- 勝ち馬は重賞馬から予想したい
- 中央所属馬(関東馬)の好走率がもっとも高い、地方馬もそこそこ健闘している
- 若い馬~高齢馬まで幅広く活躍している
- 1~2人気の信頼度は高い、Jpn1に昇格した昨年は1~3人気で決着している
- 6~8枠は好走率が下がる
- 前走ダ1,600m組が好走、次いでダ1,400m組が活躍している
さきたま杯2025予想の最終買い目
枠順確定後、レース前日までにさきたま杯2025予想の最終買い目を発表します。
さきたま杯2025の有力馬3頭
さきたま杯は昨年Jpn1に昇格したことで、上半期最強の短距離ダート馬を決める一戦として定着しつつあります。
今年の出走登録馬の中から実績最上位の有力馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
コスタノヴァ
- フェブラリーS (G1) 2025年
- 根岸ステークス (G3) 2025年
今年のフェブラリーステークスを勝利したコスタノヴァが中心となりそうです。
これまで1,400mからマイルを中心に安定した走りを見せており、前々走のフェブラリーステークスはやや出負けしながらもすぐにリカバーして先行集団に食らいつき、直線では残り400m付近でペースアップしてそのまま押し切りました。
出負けもすぐにカバーして好位置を確保し、直線でもしぶとく脚を使って好走できたのが印象深いです。
前走のかしわ記念は人気を裏切る3着でしたが、出遅れが痛恨でした。
それでもフェブラリーステークス同様先行集団に食らいつき、最後は前の2頭を追うように長く脚を使って勝ち馬シャマルと0.1秒差まで詰め寄りました。
これまであまり経験のなかったツーターンコースということで不安要素がありましたが、その中でも出遅れながら最後まで詰め寄っていたのはさすがG1馬です。
今回は初めての浦和参戦ですが、前走のかしわ記念は経験の少ないツーターンコースで着順以上に強い競馬だったのでチャンスはあるでしょう。
ダート1,400mも2戦2勝ですし、関東馬は過去10年で2頭に1頭は連対しているのでデータ面でも面白いです。
前走で少しでも人気を落とすようでしたら積極的に狙いたいです。
シャマル
- かしわ記念 (Jpn1) 2025年
- かしわ記念 (Jpn1) 2024年
- 黒船賞 (Jpn3) 2025年
- 黒船賞 (Jpn3) 2024年
- 黒船賞 (Jpn3) 2023年
- オーバルスプリント (Jpn3) 2022年
- サマーチャンピオン (Jpn3) 2022年
- 東京スプリント (Jpn3) 2022年
かしわ記念を連覇したシャマルも参戦します。
これまで8つの交流重賞タイトルを手にしており、一時は調子を落とす時期もありましたが、現在は完全復活を果たしました。
前々走の黒船賞は得意コースというのもありましたが、内枠から好発を切って主導権を握ると、残り600mの標識手前で突き放す態勢に入り、トップハンデ59キロをものともしない走りで2着のアラジンバローズに4馬身差の完勝でした。
前走のかしわ記念は連覇を懸けた一戦でしたが、ここもダッシュを決めて2番手の位置を確保し、直線では逃げたウィリアムバローズを交わし、外から伸びたコスタノヴァの追撃も退けて優勝しました。
コスタノヴァがスムーズにゲートを出ていたら差されていたかもしれませんが、それでも最後までじりじり脚を伸ばして押し切り、年齢以上の走りをみせています。
今回は4年連続さきたま杯の参戦となります。
さきたま杯はこれまで3着が2回、1回は競走中止でしたが、過去のレース内容を見る限り上位争いに期待できるでしょう。
勝ち切れていないので1着軸は悩ましいところですが、近2戦は年齢以上にやれていますし、衰えも感じません。
川須騎手が引き続き騎乗するのも心強いですし、4度目の挑戦で悲願を達成できるのか、注目したいです。
エンペラーワケア
- 武蔵野S (G3) 2024年
ダートに転向してから常に安定した走りで昨年の武蔵野ステークスを勝利したエンペラーワケアも参戦します。
昨年の武蔵野ステークスは直線で前が壁になって減速するという最悪の展開でしたが、そこから再びペースを上げて差し切っており、エンペラーワケアのポテンシャルの高さを垣間見ることができました。
前走の黒船賞はこれまで以上に相手が楽だったこともあって断然1番人気でしたが、スタートでつまずきつつも立て直して押し上げ、4~5番手くらいの位置を確保、しかしながら、3コーナーではやめに動いたシャマルには届かず、最後は内から粘りこみを図りましたが、最後はアラジンバローズにも捕らえられて3着まででした。
4着のニクソンテソーロも大外から一気に伸びてエンペラーワケアにクビ差まで詰め寄っているので、外有利の内不利傾向だったことを考えると、外に持ち出していたら結果は変わっていた可能性はあります。
しかし、それ以上にこれまで左回りをメインに使っていたので右回りが合わなかった可能性もあります。
そういう意味では今回のさきたま杯の舞台である浦和競馬は左回りなのでかみ合う可能性は高いでしょう。
ただ、好走したレースはいずれもワンターンのものだったので、再びツーターンで開催される今回、出し切れるか分かりません。
左回りに変わる点は良いものの、ツーターンがかみ合うかどうかが好走の最大の焦点ではないでしょうか。
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さきたま杯2025の穴馬2頭
Jpn2で開催された2023年以前のさきたま杯は伏兵もたびたび入線しており、高配当が飛び出す傾向が強かったです。
Jpn1に昨年は固い決着でしたが、もしかしたらJpn2時代のような伏兵の台頭に期待できるかもしれません。
今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
タガノビューティー
- JBCスプリント (Jpn1) 2024年
昨年のJBCスプリントで悲願のG1級レースを勝利したタガノビューティーも参戦します。
短距離からマイルまでの距離であればG1級のレースでも善戦していましたが、G1級レースどころか重賞タイトルも届いていませんでした。
しかし、昨年のJBCスプリントは騎乗面こそ荒かったものの、早めに促して最後まで脚を伸ばし、チカッパとの接戦を制して優勝しました。
距離さえ選べば高いパフォーマンスを発揮できたのが印象的です。
ただ、今年8歳馬ということもあって、前々走のフェブラリーステークスも前走かしわ記念も直線では思った以上に伸びておらず、さすがに衰えがあるかもしれません。
それでも、さきたま杯の舞台は昨年4着で適性はあります。
近2戦が少し物足りないものの、かつてのパフォーマンスを引き出すことができれば善戦可能ではないでしょうか。
アウストロ
- 梅見月杯 (G) 2025年
- ゴールドC (G) 2024年
アウストロは地元浦和競馬所属の馬です。
これまで南関東や東海地方のレースに遠征し、近年は地方重賞でも堅実に結果を残していました。
前走のオグリキャップ記念は惜しくも2着でしたが、3着以下には着差を付けて先着していますし、地方馬相手なら上位の実績を残しています。
今回は初めての交流重賞挑戦ということで、中央勢が強敵となりますが、浦和の成績は【8-2-2-1】とほとんど崩れていません。
浦和適性の高さは中央馬と比較してもトップクラスのものを持ち合わせているでしょう。
今年のさきたま杯は浦和から参戦する馬が3頭いますが、その中でも特に実績豊富ですし、地の利を生かした競馬ができれば、上位争いに割って入れるかもしれないです。
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ここからはさきたま杯の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
さきたま杯2025の概要
さきたま杯は浦和競馬場で開催されるダートの短距離Jpn1競走です。
レース名の【さきたま】とは浦和競馬場がある埼玉県の県名の由来となっており、浦和競馬らしいレース名となっています。
創設は1997年で当時は南関東G2競走として開催され、のちにJpn2レースに昇格しました。
近年競馬に触れていた人からしたらJpn2のイメージが強いレースですが、2024年度よりダート競馬番組の大幅アップデートが行われました。
これにより、さきたま杯はJpn1に昇格し、秋のJBCスプリントと並んで、数少ない短距離ダートのJpn1競走が誕生したのです。
これまで短距離ダート馬がG1級レースを制覇するにはJBCスプリントかドバイで開催されるドバイゴールデンシャヒーンしか選択肢はありませんでした。
しかしながら、さきたま杯がJpn1に昇格したことで新たな選択肢が増えた点は短距離ダート馬にとって朗報といえるでしょう。
今年も実績のある短距離ダート馬が浦和に集結します。
本格的な夏の前に、熱い戦いが砂の上で開催されます―――。
うましるではJpn2開催されていた2015~2023年度も含めた過去10開催からデータをまとめました。
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さきたま杯2025の開催内容
開催日 | 6月25日(水曜) 18:50発走 |
格付け | Jpn1 |
開催競馬場 | 浦和競馬場 |
コース | ダート1,400m |
性齢 | 3歳以上 |
斤量 | 定量 |
1着賞金 | 8000万円 |
さきたま杯2025が開催される浦和のダート1,400mの特徴

さきたま杯のタイム | |
(過去10年) | 平均タイム1:27.6 |
レコードタイム | 1:23.8 (1999年 セタノキング) |
浦和競馬場は左回りで全長が1,200mです。
神奈川県にある川崎競馬場と全長は同じですが、カーブが大きく最後の直線は80mほど短いです。
そのため、川崎よりもコーナーが緩くて立ち回りやすい特徴があります。
スタート地点はスタンド前の直線やや左でスタートから最初の1コーナーまでは約300mです。
一見短く感じますが、京都競馬のダート1,800mとそこまで差はなく、地方競馬場のコースにしては極端に短いわけではありません。
1.2コーナーを過ぎて向こう正面の途中にラスト3ハロンの標識が立っています。
差しや追い込み馬はこのあたりから進出しないとゴールまでの間に届かない可能性があります。
最後の直線は約200mです。
わずか1ハロンしかないため直線一気で勝ち切るのはほぼ不可能です。
後続が不発しやすいため間接的に逃げや先行馬が好走しやすい舞台となっています。
道中勾配はそこまでないのでスピードに長けた馬が結果を残しやすいですよ。
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さきたま杯2025の出走馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 |
アウストロ | 牡5 | 57.0 | 秋元耕成 |
エンペラーワケア | 牡5 | 57.0 | 川田将雅 |
オメガレインボー | 牡9 | 57.0 | 野畑凌 |
コスタノヴァ | 牡5 | 57.0 | C.ルメール |
サヨノグローリー | 牡7 | 57.0 | 澤田龍哉 |
シャマル | 牡7 | 57.0 | 川須栄彦 |
タガノビューティー | 牡8 | 57.0 | 石橋脩 |
チカッパ | 牡4 | 57.0 | 武豊 |
ティントレット | 牡4 | 57.0 | 矢野貴之 |
ヘリオス | セ9 | 57.0 | 吉原寛人 |
マーブルマカロン | 牝5 | 55.0 | 笹川翼 |
ライラボンド | 牡7 | 57.0 | 張田昂 |
さきたま杯の過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2024 重 | 1 | 7 | レモンポップ | 1 | サウジカップ(G1) | 12 |
2 | 5 | イグナイター | 3 | ドバイゴールデンシャヒーン(G1) | 5 | |
3 | 2 | シャマル | 2 | かしわ記念(Jpn1) | 1 | |
2023 重 | 1 | 3 | イグナイター | 7 | かしわ記念(Jpn1) | 7 |
2 | 4 | スマイルウィ | 5 | かしわ記念(Jpn1) | 除外 | |
3 | 9 | バスラットレオン | 3 | ゴドルフィンマイル(G2) | 4 | |
2022 良 | 1 | 10 | サルサディオーネ | 5 | マリーンカップ(Jpn3) | 2 |
2 | 5 | ティーズダンク | 3 | プリムローズ賞(OP) | 1 | |
3 | 6 | シャマル | 2 | 東京スプリント(Jpn3) | 1 | |
2021 良 | 1 | 1 | アルクトス | 1 | フェブラリーステークス(G1) | 2 |
2 | 2 | エアスピネル | 2 | マイラーズカップ(G2) | 4 | |
3 | 4 | ワイドファラオ | 3 | かしわ記念(Jpn1) | 7 | |
2020 良 | 1 | 5 | ノボバカラ | 7 | かきつばた記念(Jpn3) | 3 |
2 | 9 | ブルドッグボス | 2 | 東京スプリント(Jpn3) | 4 | |
3 | 4 | ノブワイルド | 6 | 神田川オープン(OP) | 2 | |
2019 良 | 1 | 9 | ウインムート | 4 | かきつばた記念(Jpn3) | 3 |
2 | 3 | サクセスエナジー | 1 | 黒船賞(Jpn3) | 1 | |
3 | 1 | キタサンミカヅキ | 2 | かしわ記念(Jpn1) | 6 | |
2018 良 | 1 | 2 | サクセスエナジー | 1 | かきつばた記念(Jpn3) | 2 |
2 | 1 | キタサンミカヅキ | 5 | 東京スプリント(Jpn3) | 4 | |
3 | 3 | アンサンブルライフ | 9 | スポーツ報知賞(OP) | 2 | |
2017 良 | 1 | 6 | ホワイトフーガ | 3 | マリーンカップ(Jpn3) | 2 |
2 | 2 | モーニン | 2 | かしわ記念(Jpn1) | 3 | |
3 | 8 | ベストウォーリア | 1 | かしわ記念(Jpn1) | 1 | |
2016 良 | 1 | 4 | ソルテ | 2 | かしわ記念(Jpn1) | 6 |
2 | 7 | ベストウォーリア | 1 | かしわ記念(Jpn1) | 5 | |
3 | 8 | ドリームバレンチノ | 5 | 黒船賞(Jpn3) | 4 | |
2015 良 | 1 | 10 | ノーザンリバー | 1 | 東京スプリント(Jpn3) | 3 |
2 | 5 | トロワポヌール | 4 | マリーンカップ(Jpn3) | 2 | |
3 | 2 | リアライズリンクス | 2 | プリムローズ賞(OP) | 1 |
【重賞実績】勝ち馬9頭が中央重賞か交流重賞を制していた
年度 | 勝ち馬 | 主な中央重賞or交流重賞の勝ち鞍 |
2024 | レモンポップ | フェブラリーS2023(G1) |
2023 | イグナイター | かきつばた記念2022(Jpn3) |
2022 | サルサディオーネ | 日本テレビ盃2021(Jpn2) |
2021 | アルクトス | マイルCS南部杯2020(Jpn1) |
2020 | ノボバカラ | カペラステークス2016(G3) |
2019 | ウインムート | 兵庫ゴールドT2018(Jpn3) |
2018 | サクセスエナジー | かきつばた記念2018(Jpn3) |
2017 | ホワイトフーガ | JBCレディスクラシック2015(Jpn1) |
2016 | ソルテ | なし |
2015 | ノーザンリバー | さきたま杯2014(Jpn2) |
過去10年のさきたま杯の勝ち馬9頭がこれまでに中央競馬の重賞レース、もしくは地方交流重賞を制していました。
Jpn2で開催された2023年以前においても、重賞実績がある馬が勝ち切る傾向が強かったです。
唯一2016年のソルテだけは該当しませんでしたが、ソルテは前走のかしわ記念で2着入りしており、地方馬のみの重賞レースを8勝している実力馬でした。
これまでの勝ち馬はいずれも実績のある馬だったので、過去の戦績を見ながら予想を行いたいです。
今年の出走登録馬の中で中央重賞もしくは地方交流重賞を制した馬は頭いました。(かっこは主な重賞勝ち鞍)
【所属】中央所属の関東馬の好走率が高い
所属 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
関西(栗東) | 【4-4-6-19】 | 12.1% | 24.2% | 42.4% |
関東(美浦) | 【3-1-0-4】 | 37.5% | 50.0% | 50.0% |
南関東 | 【2-4-4-42】 | 3.8% | 11.5% | 19.2% |
その他地方 | 【1-1-0-20】 | 4.5% | 9.1% | 9.1% |
過去10年のさきたま杯の勝ち馬7頭、2~3着馬11頭が中央所属の馬でした。
全体の半数以上を占めており、中でも関東馬は【3-1-0-4】で連対率50%と安定しています。
ただ、地方所属馬も健闘しており、これまでに12頭が馬券に絡んでいました。
Jpn1に昇格してレベルの上がった昨年においても、2着に兵庫競馬所属のイグナイターが入線しているように、昇級後も地方勢は健闘しています。
さきたま杯は中央馬優勢ですが、地方馬も侮れないレースと言えるでしょう。
今年の出走登録馬を所属別にまとめました。
【年齢】どの年齢にもチャンスがある
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 【1-0-1-8】 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
5歳 | 【2-4-4-9】 | 10.5% | 31.6% | 52.6% |
6歳 | 【4-3-1-18】 | 15.4% | 26.9% | 30.8% |
7歳 | 【1-0-1-17】 | 5.3% | 5.3% | 10.5% |
8歳 | 【2-3-1-18】 | 8.3% | 20.8% | 25.0% |
9歳以上 | 【0-0-2-15】 | 0.0% | 0.0% | 11.8% |
過去10年のさきたま杯の好走馬を年齢別に見てみると、もっとも勝率が高かったのは4頭の勝ち馬を出していた6歳馬でした。
ただし、連対率と複勝率は5歳馬がもっとも高く、特に複勝率は53%と高水準です。
全体的に6歳未満の活躍が目立っていますが、4歳馬は【1-0-1-8】と案外でした。
また、7歳以上も3頭が勝利していますし、9歳馬も2頭が3着入りしていることから、高齢馬の活躍も目立ちます。
さきたま杯は年齢問わずどの馬にもチャンスがあるレースです。
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さきたま杯の過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【4-2-1-3】 | 40.0% | 60.0% | 70.0% |
2番人気 | 【1-3-4-2】 | 10.0% | 40.0% | 80.0% |
3番人気 | 【1-2-2-5】 | 10.0% | 30.0% | 50.0% |
4番人気 | 【1-1-0-8】 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
5番人気 | 【1-2-1-6】 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
6番人気以下 | 【2-0-2-61】 | 3.1% | 3.1% | 6.2% |
単勝率の高い1番人気、複勝率の高い2番人気
過去10年のさきたま杯で1番人気は【4-2-1-3】、2番人気は【1-3-4-2】でした。
1番人気は単勝率40%、連対率60%と安定していますが、複勝率に関しては2番人気の80%に劣ります。
2番人気は複勝率こそ高い水準でしたが、勝ち馬は2016年のソルテを最後、出ていないことから勝ち切るのは難しいといえるでしょう。
以上のことから、アタマは1番人気、相手候補は2番人気で考えてみても良いかもしれません。
Jpn1昇格元年の昨年は上位3頭で決まった
Jpn1に昇格した昨年のさきたま杯は1~3番人気が馬券内を独占しました。
これまでは伏兵の台頭も目立っており、地方交流重賞にしては配当妙味の高いレースでした。
しかし、昨年は有力馬が集結した影響もあるのか、上位3頭で決まったことで三連単の配当は900円でした。
Jpn1昇格後は定量戦になったことで実力が反映されやすくなったのでしょう。
今後は順当で決まるかもしれません。
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さきたま杯の過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-1-1-6】 | 11.1% | 22.2% | 33.3% |
2枠 | 【1-2-2-5】 | 10.0% | 30.0% | 50.0% |
3枠 | 【1-1-1-7】 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
4枠 | 【1-1-2-6】 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
5枠 | 【2-3-0-12】 | 11.8% | 29.4% | 29.4% |
6枠 | 【1-1-3-14】 | 5.3% | 10.5% | 26.3% |
7枠 | 【1-1-0-17】 | 5.3% | 10.5% | 10.5% |
8枠 | 【2-0-1-17】 | 10.0% | 10.0% | 15.0% |
外枠ほど好走率が下がる
過去10年のさきたま杯の好走馬を枠順別に見てみると、勝ち馬はすべての枠から1~2頭ずつ出ていました。
どの枠にも勝ち負けできるチャンスがあるといえるでしょう。
ただし、6枠より外だった馬の連対率は10%前後で、そのうち7~8枠に関しては複勝率が20%を下回っていました。
内~中枠と比較しても外枠の馬の連対率と複勝率は低い傾向にあるため、さきたま杯は外枠不利のレースと言えます。
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さきたま杯の過去10年の前走距離別成績
前走距離(ダート) | 成績 |
1,200m | 【1-3-2】 |
1,400m | 【3-2-5】 |
1,600m | 【5-4-5】 |
1,800m | 【1-0-0】 |
前走ダート1,600m組>1,400m組
過去10年のさきたま杯で馬券に絡んだ14頭が前走ダート1,600mを使い、10頭が前走ダート1,400mを走っていました。
この距離から挑んだ馬が馬券全体の大半を占めているので、基本的にこの二つの距離から挑む馬に注目したいです。
特に前走ダート1,600m組は過去10開催のうちの8開催で馬券に絡んでいるので、上位争いにも期待できるでしょう。
今年の出走登録馬の中で前走ダート1,600mだった馬は3頭、ダート1,400mだった馬は5頭いました。
さきたま杯2025全頭考察
今年のさきたま杯も中央・地方問わず実績のある馬が多数集結しました。
ここからは、冒頭で紹介しきれなかった残りの出走馬について解説します。
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オメガレインボー
- アハルケテS (OP) 2021年
オメガレインボーはもともと中央競馬出身の馬で、中央時代はエルムステークスや武蔵野ステークスなど、たびたび馬券に絡んでいたので知っている方も多いでしょう。
昨年浦和に移籍してもうすぐ1年半が経ちますが、勝利したのは移籍初戦の梅花賞のみで、その後は時折善戦するものの、勝ち切れていません。
9歳になった今年は前走のゆりかもめオープンこそ2着に入線しましたが、それ以前は馬券内から漏れることも増えてきました。
年齢を考えるとさすがにピークは過ぎているように感じます。
昨年のさきたま杯も8着で目立ちませんでしたし、昨年以上に結果を残せていない現在のタガノビューティーが激走するのは至難でしょう。
サヨノグローリー
- プラチナC (G) 2023年
南関東で長く活躍しているサヨノグローリーも参戦します。
これまで南関競馬における短距離重賞の常連でしたが、手にした重賞タイトルは2年前のプラチナカップのみです。
戦績のわりに実績は豊富ではありませんが、昨年のさきたま杯は12頭立ての11番人気だったものの、後ろから早めに押し上げて大外ぶん回しで5着に浮上しました。
上位4頭には完敗でしたが、それでもロスがありながらも掲示板入りできたのは悪くありませんでした。
近走も目立たないので昨年に引き続き、上位争いは容易ではありませんが、それでも昨年のさきたま杯の走りは一定の評価をしたいところです。
もしも、展開が向いてロスのない競馬ができるようでしたら台風の目になれるかもしれません。
大穴党向けの馬だと思います。
チカッパ
- 東京盃 (Jpn2) 2024年
- 北海道スプリントC (Jpn3) 2024年
チカッパは4歳の馬で、昨年の東京盃と北海道スプリントカップを勝利しています。
東京盃は好メンバーが揃った中で上がり最速の末脚を使って優勝し、続くJBCスプリントは古豪タガノビューティーに敗れたものの、ハナ差の2着で惜しい競馬でした。
当時3歳ということで今後の短距離界の中心になりそうでしたが、近2戦はどちらも掲示板外に沈んでいます。
もっとも、前々走のカペラステークスは敗れたとはいえ勝ち馬と0.2秒差の6着でした。
前走のリヤドダートスプリントも後ろから脚を伸ばそうとしたものの目立ちませんでしたが、初めての海外輸送も影響したのではないでしょうか。
今回は仕切り直しの一戦となりますが、ダート1,400mは【1-5-0-1】なので相性は良いです。
ツーターンコースも昨年のJBCスプリントで経験しているので問題ないと思います。
後は状態面でしょうか。
海外帰り初戦になるため、しっかり態勢が整えられるかが焦点となりそうです。
万全に仕上がっていればチャンスはあるでしょう。
ティントレット
- プラチナカップ (G) 2025年
- 優駿スプリント競走 (G) 2024年
ティントレットは今年の出走馬では最年少の馬で、地方馬ながらも昨年の北海道スプリントカップで3着入りしています。
交流重賞における実績はこれしかありませんが、近2戦はどちらも連勝しており、地方馬の実力馬としての頭角を露わにしつつあります。
特に前走のプラチナカップは今回と同じ浦和のダート1,400mの舞台で先行しつつ、向こう正面で押し上げてコーナーで先頭に立ち、後続の追撃を退けて2着馬に1馬身半差の完勝でした。
初めての舞台でも結果を残していますし、立ち回りも良かったです。
今回はJpn1レースということで相手は非常に手ごわいですが、前走プラチナカップは器用に立ち回っていたので適性には期待できます。
コース実績を活かした走りで、中央勢にどこまで太刀打ちできるのか注目したいです。
ヘリオス
- あすなろ賞 (G) 2025年
ヘリオスは昨年まで中央競馬に所属していた馬で、中央時代は何度も交流重賞で馬券に絡みましたが、重賞勝ち鞍はつかめずに抹消し、現在は岩手競馬に所属しています。
岩手に移ってからは元中央馬として堅実な走りを見せていますが、それでも栗駒賞やシアンモア記念は人気を裏切る4着でした。
善戦こそしていますが、さすがに9歳馬ということもあっていい時期ほどのパフォーマンスは発揮できていません。
今回騎乗する吉原騎手が2016年のソルテで勝利しているので、騎手目線では不気味ですが、3年前のさきたま杯も人気を裏切る5着だったことを考えると、適性にも疑問が残りますし、ここは見送りたいです。
マーブルマカロン
- 五月特別 (A2) 2025年
紅一点のマーブルマカロンは元中央所属馬で、中央時代は3勝クラスまで上がりましたが、その後頭打ちとなって大井に移籍することが決まりました。
大井ではいまのところ馬券外に漏れたことがないので元中央馬としてのパフォーマンスを発揮しています。
ただ、昨年の東京シンデレラマイルは人気以上の走りで2着入りしたものの、勝ち馬のフェブランシェには5馬身差の完敗でした。
A2競走の前走五月特別も勝利したものの2着のモズリッキーとの差は大きくなかったので、一流の中央馬が集結する今回、上位争いは容易ではないでしょう。
コース適性に関しても、他に魅力的な馬が多数いるのでここはポテンシャルを考慮して見送りたいです。
ムエックス
- オグリキャップ記念 (G) 2025年
- 川崎マイラーズ (G) 2025年
メンバー唯一船橋から参戦するムエックスは元中央馬で、中央時代は3連勝で3勝クラスまで上り詰めましたが、そこから勝ち切れずに地方に移籍することが決まりました。
地方に移籍してからは元中央馬としての素質を存分に発揮し、一時は7連勝のパフォーマンスを残すまでに至ります。
現在は地方重賞の第一線で活躍しており、前々走のブリリアントカップを除けばすべて連対していました。
地方重賞でも善戦しており、船橋の顔として活躍しています。
前走のオグリキャップ記念で実績のない短距離ダート競走でしたが、底で勝ち切れたため今回さきたま杯の出馬を表明したのでしょう。
一流ホースが集結する舞台なので善戦は容易ではありませんが、前走のオグリキャップ記念は3着以下に差をつけて勝利していることから、地方馬の中では上位の実力を秘めています。
浦和は初めてですが、左回りの船橋で結果を残しているのでハマる可能性も高いですし、中央所属のエリート相手にどこまでやれるのか注目したいです。
以上になります。
さきたま杯の予想の参考にしてみてください!