
【スワンS2025追い切り評価/全頭診断】上位人気の〝この2頭〟にトップ評価「S」

スワンステークス2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではスワンステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
10月9日の馬場状態
美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路の1番時計はアサカラキングが記録した4F51秒0です。時計は標準くらいです。
ウッドの1番時計はシャンパンカラーが記録した6F79秒2です。6F79~80秒でまとめた馬は5頭のみで、やや時計が出ているといった感じです。
栗東
この日の栗東は坂路、ウッドどちらも良馬場でした。
坂路の1番時計はイダテンシャチョウが記録した4F49秒9です。時計は平均以上に出ています。
ウッドの1番時計はケーヴァラが記録した6F78秒5です。栗東ウッドはいつも通り時計が出ています。
スワンステークス2025追い切り評価/全頭診断コメント
スワンステークス2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アサカラキング
アサカラキング 10月9日(木) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦坂路(良) | 51.0 | 38.1 | 12.6 | 馬なり | ||
1週前 | 美浦坂路(重) | 53.1 | 39.0 | 12.5 | 馬なり | ||
前走最終 | 美浦坂路(良) | 52.6 | 38.5 | 12.0 | 馬なり |
阪急杯(G3)で2年連続2着入線しているアサカラキングは美浦の坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計51秒0-上がり1F12秒6の時計でまとめ、この日の美浦坂路における1番時計を記録しました。
1週前の1日も美浦坂路で追い切りを行い、このときはフルオール(牡6、3勝クラス)と併せています。
この時も助手が騎乗し、馬なりで僚馬より半馬身先行し、4F53秒1-上がり1F12秒5の時計で僚馬と同時併入しています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと
僚馬の左側からの追い切りでしたが、前走の京王杯スプリングカップ(G2)以来、約5か月半ぶりのレースということも影響しているのか、少し掛かり気味でした。
少し身体が固い感じもしますが、直線に入ってからは前足を器用に動かし、余力残しで併入しています。
フルオールが一杯に対してアサカラキングは馬なりだったので、強めに追っていれば先着もあり得たでしょう。
気性難は少し気になるものの、久々でも力強く追えているのは印象的でした。
最終追い切りは坂路で軽めの単走でしたが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像が上がっていなかったので動きや馬体の確認が取れませんでした。
ただ、時計に関しては馬なりで全体時計51秒0は前述したようにこの日の美浦坂路で最速です。
序盤から飛ばしていましたが、最後まで脚色を維持しながらまとめているのは好感触でした。
もともとアサカラキングは今年の阪急杯の追い切りでも好時計を記録しているように、坂路で異様に好タイムを出すタイプの馬ですが、今回も馬なりで時計を出せたのは良いでしょう。
馬体や動きの詳細は分かりませんが、時計だけ見たら調子を上げているように感じます。
アドマイヤズーム
アドマイヤズーム 10月9日(木) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.1 | 38.4 | 11.8 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(良) | 51.4 | 37.4 | 12.2 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(重) | 52.9 | 37.8 | 12.0 | 馬なり |
昨年の朝日杯FS(G1)を制したアドマイヤズームは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計54秒1-上がり1F11秒8の時計でまとめています。
1週前の2日も栗東坂路で単走を行い、このときは一杯に追って全体時計51秒4-上がり1F12秒2の自己ベストで力強く駆け抜けました。
前走のNHKマイルカップ(G1)以来のレースとなりますが、一杯に追った影響もあって序盤から気合の乗った動きができています。
馬場の真ん中からパワフルな動きでしたが、体幹も安定していますし、この時期の3歳馬にしてはすでにフォームも完成されていて無駄のない動きでした。
序盤から力強い脚色を最後まで維持していますし、馬体も引き締まっていて休み明けでも充実した追い切りを見せています。
1週前に強く追ったため、最終追い切りは坂路で軽い調整でした。
馬なりということで1週前ほど四肢の動きは機敏ではないですが、それでもウッドの蹴上量を見ても分かるようにパワフルな踏み込みで登坂しています。
時計は出していないものの、パワフルな走りは印象的ですし、久々でもG1馬らしい走りができたのは高く評価したいです。
これまでマイルしか経験していないので芝1,400mがかみ合うかはやってみないと分かりませんが、2週続けて心身ともに充実した追い切りでした。
良い仕上がりでレースに挑めるでしょう。
アルテヴェローチェ
アルテヴェローチェ 10月9日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 51.7 | 37.4 | 12.0 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(重) | 56.0 | 39.2 | 12.2 | 馬なり |
昨年のサウジアラビアロイヤルカップ(G3)を制したアルテヴェローチェは栗東坂路で本競走に出走登録していたスカイロケット(牡5、オープン)と併せました。
助手が騎乗して馬なりで僚馬を2馬身追走し、全体時計51秒7-上がり1F12秒0の時計で僚馬に半馬身先着しています。
今回は前走NHKマイルカップ(G1)から約5か月ぶりの実戦となりますが、中間追い切りは9月中旬ごろから再開し、坂路に特化した追い切りを18本行っていました。
このうち、映像はありませんが1週前の1日にも坂路でスカイロケットと併せ、僚馬より1馬身半先行する形で末強めに追い、全体時計52秒1-上がり1F12秒2の時計で僚馬に2馬身先着しています。
最終追い切りも2頭併せで馬なりの調整でしたが、大きな歩様でステップを淡々と追えています。
僚馬を追走しつつ交わして差し切る内容でしたが、久々でも脚取りは軽快でした。
多少右往左往する場面はあるものの、軽い脚取りは高速馬場傾向にある現在の京都芝コースでも合いそうです。
先に取り上げたアドマイヤズーム同様、距離が合うようでしたら力を引き出せるのではないでしょうか。
ウインマーベル
ウインマーベル 10月9日(木) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 84.1 | 67.7 | 52.7 | 37.9 | 11.6 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 84.7 | 67.9 | 52.7 | 37.9 | 11.7 | 馬なり |
スプリントからマイルまで幅広い舞台で活躍しているウインマーベルは美浦のウッドチップコースでエルオレンス(牡3、1勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬を6馬身追走し、6F84秒1-上がり1F11秒6の時計で僚馬と同時併入しています。
中間追い切りは8月末から再開し、坂路で12本、ウッドで8本の追い切りを行いました。
このうち、映像はありませんが1週前の3日も美浦ウッドで追い切りを行い、この時はスズノテレサ(牝6、3勝クラス)と併せています。
主戦の松山騎手が美浦で追い切りに跨り、馬場の外目から僚馬を5馬身追走する形で強めに追い、6F82秒6-上がり1F11秒3の時計で僚馬に3馬身先着しています。
最終追い切りは僚馬と美浦ウッドで軽めの調教でしたが、僚馬の内側から推進力のある動きを見せており、確かな脚取りでコーナーを周回していました。
直線に入ってからも頭をやや低くしながら前方に集中しつつ、じりじりと脚を伸ばして併入しており、安定したフォームで走破しています。
前走の安田記念(G1)以来、約4か月ぶりのレースとなりますが、馬体もまとまっていますし、動きや走法もいい時期と変わりませんでした。
最終追い切り時計は目立ちませんが、強めに追われた1週前は加速ラップでまとめていますし、追えば時計を出せるでしょう。
関西圏のレースでも結果を残していますし、距離も問題ないのでこの仕上がりなら更なる重賞制覇にも期待できるのではないでしょうか。
オフトレイル
オフトレイル 10月9日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.6 | 38.3 | 12.0 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.2 | 37.3 | 12.1 | 末強め |
昨年のスワンステークスで2着入線したオフトレイルは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して末強めに追い、全体時計53秒6-上がり1F12秒0の時計で負荷を掛けています。
中間追い切りは先月中旬ごろから再開し、坂路で14本、ウッドで1本の追い切りを行っています。
このうち、映像はありませんが1週前の1日は栗東ウッドで単走を行い、馬場の外目から一杯に追われて6F80秒1-上がり1F11秒6の自己2番目に速い時計で負荷を掛けました。
1週前に強く追いましたが、最終追い切りも末強めに追って負荷を掛けています。
外ラチに近いところからの追い切りで、少し舌を出しながら登坂しています。
集中力は少し足りない感じはするものの、四肢の使い方は機敏ですし、1週前に強く追ったこともあって前向きな走りができていました。
末強めに追って全体時計53秒6はいい時期ほど目立ちませんが、それでもいい脚さばきでまとめているのは好感が持てます。
久々でも力を発揮できるでしょう。
グレイイングリーン
グレイイングリーン 10月9日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 55.0 | 39.0 | 12.1 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.6 | 37.7 | 12.0 | 末強め |
朱鷺ステークス(L)を制したグレイイングリーンは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
高杉騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで追って4F55秒0-上がり1F12秒1の時計で軽くまとめています。
中間追い切りは9月下旬ごろから再開し、坂路で8本、ウッドで2本の追い切りを行っています。
このうち、映像はありませんが1週前の1日は栗東ウッドで馬場の外目から一杯に追い、6F80秒8-上がり1F11秒8の時計で負荷を掛けています。
最終追い切りは馬なりで軽めでしたが、多少掛かっている感じはします。
踏み込みも全体的に浅い感じはしますし、手前変えの際は頭が上がる場面もありましたが、楽な走りで最後までまとめているので状態は良さそうです。
馬体もまとまっていますし、軽い脚取りで最後まで駆け抜けているので現在の高速馬場傾向にある京都コースと合いそうです。
特別大きな上積みは感じられませんでしたが、状態は良さそうですし、ベストは尽くせるでしょう。
シュタールヴィント
シュタールヴィント 10月9日(木) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.3 | 38.1 | 11.9 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.1 | 38.6 | 11.9 | 馬なり |
前走の道頓堀ステークス(3勝クラス)を制したシュタールヴィントは栗東坂路で単走を行いました。
初コンビを組む小崎騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで全体時計53秒3-上がり1F11秒9の時計でまとめています。
今回は中1周の参戦ということですが、中間追い切りは坂路で軽めの追い切りを7本行い、前走の状態を維持していました。
最終追い切りは馬なりの単走でしたが、間隔を詰めている影響もあるのか、中盤まではそこまで目立ちませんでした。
少し頭も前に出ていますし、キレイなフォームとは言い難いです。また、道中少し頭を上げる素振りも見せており、安定感も欠いています。
終盤になってからは終い2F12秒5-1F11秒9の加速ラップでまとめており、差し脚を伸ばしてからの動きは悪くありませんでしたが、それまでの走りはあまり目立ちませんでした。
今年のスワンステークスは仕上がっている馬が多数いますが、その中ではあまりパッとしませんでした。
ショウナンザナドゥ
ショウナンザナドゥ 10月9日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.3 | 39.0 | 12.1 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.0 | 40.2 | 12.8 | 馬なり |
今年のフィリーズレビュー(G2)を制したショウナンザナドゥは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計54秒3-上がり1F12秒1の時計でまとめています。
前走のセントウルステークス(G2)からちょうど1か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは先月下旬ごろから再開し、坂路に特化した追い切りを11本行っていました。
なお、映像はありませんが1週前の1日は栗東坂路で単走を行い、一杯に追って全体時計53秒2-上がり1F12秒4の時計で負荷を掛けています。
最終追い切りは坂路で軽めの単走でしたが、馬場の真ん中から左手前で淡々と追い、手前変えの際は少しバランスを崩したものの、すぐに立て直して脚色を引き上げてまとめていました。
手前変えの際は少しバランスを崩していますが、それ以外は安定感のある走りを見せています。
終いも2F12秒8から1F12秒1で脚色を伸ばしながらまとめているのも良いでしょう。
前走のセントウルステークスの最終追い切りと比較しても、全体時計と終い時計は今回の方が良いですし、一回レースを使って状態も良くなっているように感じます。
もう少しシャープにまとめていればなお良かったものの、前走セントウルステークスよりは良くなっていました。
ソーダズリング
ソーダズリング 10月9日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.2 | 37.3 | 11.9 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.9 | 39.3 | 12.5 | 馬なり |
今年の阪急杯(G3)で3着入線したソーダズリングは栗東坂路でサムデイ(牝4、1勝クラス)と併せました。
今回初めてコンビを組む菱田騎手が追い切りに騎乗し、僚馬を2馬身追走する形で末強めに追い、全体時計52秒2-上がり1F11秒9の時計で同時併入しています。
前走のヴィクトリアマイル(G1)から約5か月ぶりのレースとなる今回、中間追い切りは9月上旬から再開し、坂路で22本、ウッドで2本の追い切りを行っています。
このうち、映像はありませんが1週前の1日は栗東ウッドでマイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1)に出走予定のサンライズジパング(牡4、オープン)と併せ、僚馬を1馬身追走する形で強めに追い、全体時計52秒4-上がり1F12秒2の時計で僚馬に半馬身先着しています。
最終追い切りはサムデイと併せて末強めに追いましたが、僚馬の後ろで脚を溜めつつ、中盤以降に交わして追い切る内容です。
僚馬と馬体が重なっていて分かりにくいですが、序盤から中盤にかけて、僚馬の真後ろで脚を溜めているときは機敏な脚さばきを見せている感じがします。
その後、僚馬の左から交わしましたが、終い2F12秒9から1F11秒9の加速ラップを見せたものの、そこまで瞬発力は感じられませんでした。
ただ、ソーダズリングは過去の坂路時計を見ても分かるように、もともと伸びのある走りを見せないタイプの馬です。
今回は併入まででしたが最後は舌を出していたものの、動きそのものははきはきしていましたし、折り合いも問題ありませんでした。
大きな上積みはなさそうですが、調子は良さそうです。
タイムトゥヘヴン
タイムトゥヘヴン 10月9日(木) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 84.7 | 67.8 | 52.1 | 37.3 | 11.8 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(稍重) | 80.6 | 65.1 | 51.1 | 37.1 | 11.7 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 83.0 | 66.6 | 51.2 | 37.2 | 11.5 | 馬なり |
激走する場面が限定的すぎるタイムトゥヘヴンは美浦のウッドチップコースでウェイトゥザドーン(セ4、未勝利)と併せました。
主戦の柴田善臣騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を3馬身半追走し、6F84秒7-上がり1F11秒8の時計で同時併入しています。
1週前の2日も美浦ウッドで追い切りを行い、このときは全弟のエールトゥヘヴン(牡6、2勝クラス)と併せています。
ここでも柴田善臣騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を4馬身半追走する形で6F80秒6-上がり1F11秒7の自己2番目に速い時計で兄弟同時併入でした。
僚馬の内側から追い切りを行いましたが、前走京成杯オータムハンデ(G3)を使った影響もあるのか、道中の脚さばきはスムーズです。
直線での手前変えもスムーズですし、最後も終い2F12秒1から1F11秒7の加速ラップでまとめることができました。
直線入りの時点ではエールトゥヘヴンより前に立ち、最後は差し返されるような格好で併入でしたがエールトゥヘヴンが強めに追われていたのに対し、タイムトゥヘヴンは馬なりだったので脚質次第で押し切れたかもしれません。
馬なりながら自己2番目に速い6F80秒6の時計を記録できたのも良いですし、年齢以上にいい走りを見せていました。
最終追い切りは美浦ウッドでウェイトゥザドーンと併せました。
コーナーでは一瞬首を上げる場面もありましたが、全体的に前方に集中しています。
直線に入ってからも四肢をコンパクトに動かしながら1週前と変わらぬ走りで併入でした。
1週前と比較すると全体時計は目立ちませんが、走法は安定していますし、追えばいつでも動けそうです。
2週続けて柴田善臣騎手が追い切りに騎乗している点も好感が持てますし、タイムトゥヘヴンの走りも2週続けて安定していました。
展開次第で激走する場面もあれば、あっさり崩れるときもあるのでつかみどころの難しい馬ですが、追い切り自体は良かったです。
ダンツエラン
ダンツエラン 10月9日(木) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 85.3 | 68.9 | 53.1 | 37.0 | 11.4 | 馬なり |
1週前 | 栗東CW(良) | 84.6 | 68.5 | 53.3 | 37.3 | 11.2 | 馬なり |
前走最終 | 栗東CW(良) | 79.3 | 64.6 | 50.8 | 36.8 | 11.7 | 内モタれ |
昨年のファンタジーステークス(G3)を最後、勝ち星から遠ざかっているダンツエランは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
前々走のしらさぎステークス(G3)以来の騎乗である松若騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで6F85秒3-上がり1F11秒4の時計でまとめています。
1週前の1日も栗東ウッドで馬なりの単走を行い、この時も馬場の真ん中から追って6F84秒6-上がり1F11秒2の時計でまとめていました。
軽めの追い切りでしたが、全体を通して頭が左方向を向いており、集中できているかというと微妙です。
終いは2F11秒6-1F11秒2で伸びていますし、脚取りも軽快ですが、少し集中力は欠いている印象を持ちました。
最終追い切りでは少しでも自身の走りに集中してほしいです。
最終追い切りも1週前同様ウッドで馬場の真ん中から馬なりです。
1週前と比較すると前方に集中しているように感じますが、それでもコーナーから直線に掛けては少し視線が外を向いています。
前脚の動きも少し固いように見えますし、馬体も少し細いように見えました。
直線に入ってからは大きな歩様で跳ぶような走りを見せていますが、もう少し良化があっても良さそうです。
バルサムノート
バルサムノート 10月9日(木) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.5 | 39.1 | 11.9 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.8 | 40.1 | 12.5 | 馬なり |
昨年の朱鷺ステークス(L)の勝ち馬であるバルサムノートは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計54秒5-上がり1F11秒9の時計で軽くまとめています。
中間追い切りは9月20日から再開し、坂路で19本、ウッドでキャンターを5本行っています。
このうち、映像はありませんが1週前の2日は栗東坂路で末強めの単走を行い、全体時計57秒7-上がり1F11秒9で終い重視の追い切りを行っていました。
最終追い切りはラチに近いところから馬なりで調整を行いましたが、頭が高くていまいちなフォームです。
ピッチの利いた走りできびきび動けていますし、終盤になると頭の位置を正しつつ追えていますが、それまでの折り合いは気になるところです。
脚取りは悪くありませんが、もう少し良化が欲しいところです。
ムイ
ムイ 10月9日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.5 | 38.0 | 12.2 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.0 | 40.2 | 12.6 | 馬なり |
今年の橘ステークス(L)を制したムイは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計52秒5-上がり1F12秒2の時計でまとめています。
今回は約4か月半ぶりの実戦となりますが、中間追い切りは9月に入ってから再開し、坂路で17本、ウッドで6本の追い切りを行いました。
いずれも軽めの調整で、本数を重ねて調整しています。
最終追い切りも馬なりで追い切りを行いましたが、馬場の真ん中から勢いよく直線に入り、直線に入ってからも回転の早い脚さばきで淡々と登坂しています。
序盤から勢いよく駆け抜けた影響もあるのか、終いは2F12秒0-1F12秒2の減速ラップでしたが、中間追い切りで入念に調整した影響もあり、久々でも前向きな動きができているのは悪くないです。
もう少し持続力ある走りができていればもっと良かったのですが、現状でもこの馬なりに状態は良さそうでした。
ランスオブカオス
ランスオブカオス 10月9日(木) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 83.8 | 67.6 | 52.3 | 36.3 | 11.1 | 馬なり |
1週前 | 栗東CW(良) | 70.3 | 54.4 | 38.3 | 11.2 | 馬なり | |
前走最終 | 栗東CW(重) | 82.8 | 65.9 | 50.6 | 36.0 | 11.2 | 馬なり |
今年のチャーチルダウンズカップ(G3)を制したランスオブカオスは栗東のウッドチップコースでジョヴィアン(牡5、2勝クラス)と併せました。
障害騎手の小坂騎手が追い切りに騎乗(レース当日は吉村騎手が騎乗)し、馬場の外目から馬なりでジョヴィアンを3馬身追走し、6F83秒8-上がり1F11秒1の時計を記録しましたが、僚馬にクビ差遅れました。
1週前の2日にも栗東ウッドでジャルディニエ(牝3、2勝クラス)と追い切りを行いました。
このときも小坂騎手が追い切りに跨り、外ラチ沿いから馬なりで僚馬より2馬身先行し、5F70秒3-上がり1F11秒2の時計で僚馬にクビ差先着しています。
馬場の外目から先行する形で追い切りを行いましたが、久々でもステップの利いた走りを見せていて脚取りは軽めです。
直線に入ってからは少し頭の動作が大きいものの、じわりと脚を引き上げました。
首から肩にかけてのボリュームも春時期同様豊富で立派です。
終いも2F11秒8-1F11秒2で加速ラップを刻めていますし、ランスオブカオスらしい走りは健在でした。
最終追い切りもウッドコースで2頭併せを行っています。
この時は僚馬の内側から追い切りを行いましたが、跳びのある走りでコーナーを周回しつつ、直線に入ってからも一定のリズムを維持しながら集中力の高い走りができていました。
最後はジョヴィアンに交わされてクビ差遅れましたが、馬なりでも終い2F11秒2-1F11秒1は優秀ですし、脚取りを見ても高速馬場に合いそうです。
今回有力候補であるアドマイヤズームと同期ですが、アドマイヤズームと違って芝1,400mの適性も証明していますし、現状の仕上がりでも善戦可能でしょう。
全体時計が目立たないのはもともとですし、現状でも力を発揮できそうです。
レッドモンレーヴ
レッドモンレーヴ 10月9日(木) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 85.2 | 68.2 | 52.6 | 38.1 | 12.0 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 83.9 | 68.5 | 53.6 | 39.0 | 11.9 | 馬なり |
京王杯スプリングカップ(G2)のイメージが強いレッドモンレーヴは美浦のウッドチップコースでエラン(牡4、2勝クラス)と併せました。
障害騎手の大江原騎手が追い切りに騎乗(レース当日は酒井騎手が騎乗)し、馬場の外目から馬なりで僚馬を1馬身半追走し、6F85秒3-上がり1F12秒0の時計で同時併入しています。
今回は前走の安田記念(G1)から約4か月ぶりの参戦となりますが、中間追い切りは9月中旬から再開し、坂路で軽い追い切りを20本、ウッドで7本の調教を行っています。
最終追い切りは馬なりで軽めの調整でしたが、僚馬の内側から淡々とコーナーを回りました。
久々の実戦ですが、身体も軟らかいですし器用に脚を使っています。
ただ、腹回りはこれまでと比べると少し太い感じがします。
この辺りはもしかしたら休み明けの影響が出ているかもしれません。
レッドモンレーヴは馬なりでもウッドで好時計を出すタイプですが、今回の最終追い切り時計はいまいち目立ちませんし、いい時期ほどの好仕上がりではなかったです。
ロジリオン
ロジリオン 10月9日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 82.7 | 66.9 | 52.1 | 37.2 | 11.8 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 83.7 | 67.0 | 51.6 | 37.2 | 11.9 | 馬なり |
古馬になってからも堅実に馬券に絡んでいるロジリオンは美浦のウッドチップコースでファイナルヒート(牡5、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
北村宏司騎手が追い切りに騎乗(レースでは団野騎手が騎乗)し、馬場の外目から馬なりで僚馬を7馬身半追走し、6F82秒7-上がり1F11秒8の時計を記録しましたが、ファイナルヒートに1馬身の遅れを取りました。
今回は約5か月半ぶりの実戦となりますが、中間追い切りは9月中旬ごろから再開し、坂路で14本、ウッドで6本の追い切りを行っています。
最終追い切りは美浦ウッドで3頭併せの最内から立ち回りましたが、久々でも大きな馬体を駆使して器用な立ち回りを見せていますし、直線でも終い2F12秒1から1F11秒8の時計で長く脚を使いました。
全体を通して動きも軟らかさが感じられますし、軽快だったので時計勝負に対応できそうです。
僚馬に届きませんでしたが7馬身後方からの追い切りだったことを考えればそこまで悲観しなくても良いですし、久々でも軽快に立ち回れていたことを評価したいです。
久々でもいい動きだったので善戦可能でしょう。
ワールズエンド
ワールズエンド 10月9日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.7 | 37.8 | 11.8 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.2 | 40.3 | 12.1 | 馬なり |
前走に新潟日報賞(3勝クラス)を制したワールズエンドは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して末強めに追い、全体時計52秒7-上がり1F11秒8の時計で強く追っています。
中間追い切りは9月中旬から再開し、坂路で10本、ウッドで4本の追い切りを行いました。
このうち、映像はありませんが1週前の1日は栗東ウッドで強めの単走を行い、馬場の外目から強めに追って6F86秒8-上がり1F11秒3の時計で終いが伸びています。
最終追い切りは坂路で末強めに追いましたが、道中ピッチ走法できびきびとした動きを見せており、馬体のモタれもなく、まっすぐ集中した走りを見せていました。
中盤以降は少し手応えが怪しくなりましたが、手前を変えてからは再び伸びており、最後まで前進できています。
もう少し早い位置で手前を変えていればもう少し時計を記録できたようにも見えますが、センスのある走りができているのは良いですし、順調な良化を見せていました。
ワイドラトゥール
ワイドラトゥール 10月9日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.5 | 38.7 | 12.6 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東芝(良) | 80.6 | 62.9 | 47.7 | 34.2 | 11.0 | 馬なり |
今年の愛知杯(G3)を制したワイドラトゥールは栗東坂路で単走を行いました。
西塚騎手が追い切りに騎乗(レースでは北村友一騎手が騎乗)し、馬なりで全体時計52秒5-上がり1F12秒6の時計で登坂しています。
中間追い切りは9月20日ごろから再開し、坂路で8本、ウッドで4本行っていました。
いずれも軽めの追い切りです。
最終追い切りは馬なりで行いましたが、多少前脚は固い感じはするものの、器用に手前を変えつつ一定のリズムで淡々とまとめています。
終いは2F12秒7-1F12秒6なのでいい時期ほど終いは伸びていませんが、もともと坂路で時計を出すタイプではないのでそこまで気にしなくて良いでしょう。
全体時計52秒5はワイドラトゥールの坂路時計の中では良い方ですし、動きも決して悪くないのでこの馬なりに整ったといえます。
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スワンステークス2025追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | アドマイヤズーム ウインマーベル |
A | アサカラキング タイムトゥヘヴン ランスオブカオス |
B | アルテヴェローチェ オフトレイル グレイイングリーン ショウナンザナドゥ ソーダズリング ムイ ロジリオン ワールズエンド ワイドラトゥール |
C | シュタールヴィント ダンツエラン バルサムノート レッドモンレーヴ |
D | |
E(測定不能) |
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スワンステークス2025の最終予想
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