
【チャンピオンズカップ2025予想】本命馬3頭+三連系で狙いたい穴馬2頭はこちら!

チャンピオンズカップ2025のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭、AI予想を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
枠順確定後にチャンピオンズカップ2025予想の最終買い目を発表します!
チャンピオンズカップ2025の予想ポイント
- G1(Jpn1)馬がこのレースで勝ち切りやすい
- 関東馬の方が好走率が高い
- ミスタープロスペクター系の馬が活躍している
- 1人気【4-3-0-3】の連対率は70%、6人気以下も度々馬券に絡む
- 8枠【1-0-0-18】は苦戦、馬番1~9番が有利
- 前走マイルCS南部杯&JBC組が活躍している
チャンピオンズカップ2025予想の最終買い目
枠順確定後、レース前日までにチャンピオンズカップ2025予想の最終買い目を発表します。
チャンピオンズカップ2025の有力馬3頭
下半期最強ダートホースを決めるチャンピオンズカップに今年はフルゲートを大きく上回る実績馬が出走登録しています。
まさしく、チャンピオンを決めるにふさわしいレースに期待できるでしょう。
今年の出走登録馬の中から実績上位の有力馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ナルカミ
- JDクラシック (Jpn1) 2025年
- 不来方賞 (Jpn2) 2025年
3歳馬で前走ジャパンダートクラシックを勝利したナルカミが中心となりそうです。
逃げの競馬を得意としており、前走ジャパンダートクラシックは3枠5番からスタートして先頭に立ち、4コーナーカーブで有力馬のナチュラルライズが迫るものの、直線に入ってからは一定の距離を維持しながらナチュラルライズの追撃をかわして勝利しました。
ナチュラルライズとは3馬身差、3着のルクソールカフェは今年の武蔵野ステークスで強い競馬を見せましたが、その馬相手に12馬身差なので同世代の中では非常に高いパフォーマンスで勝利しています。
その前の不来方賞は大外12番からの発走でしたが果敢に先頭に立つと、3~4コーナーで他馬が仕掛けましたが直線では再び突き放して勝利しました。
近2戦はどちらもコーナーで他馬が迫りましたがそれでも直線で引き離しているように、勝負根性に期待できそうです。
ただ、デビュー2戦目の1勝クラスが今回と同じ中京ダート1,800mの舞台で7着でした。
ここも逃げて最後まで粘りを図りましたが残り200mあたりで他馬に交わされています。
ペースを見てもジャパンダートクラシックほどテンは速くありませんでした。
本格化する前だったか、状態面か敗因は特定しかねませんが、仮に中京が苦手だとしたら少し気になるところです。
それでも近3戦は安定して勝っていますし勝負根性も高いです。
今年のチャンピオンズカップは同型も何頭かいるので、できるだけ内目の枠を引きたいです。
ウィルソンテソーロ
- マイルCS南部杯 (Jpn1) 2025年
- JBCクラシック (Jpn1) 2024年
- 白山大賞典 (Jpn3) 2023年
- マーキュリーC (Jpn3) 2023年
- かきつばた記念 (Jpn3) 2023年
昨年のJBCクラシックを勝利し、今年のマイルチャンピオンシップ南部杯も優勝したウィルソンテソーロが今年もチャンピオンズカップに出走します。
一昨年のチャンピオンズカップで追込一気を仕掛けて2着入りしてからはダートG1級レースの中心で活躍し、これまでにG1級レースで2度優勝、2着が5回と安定した走りを見せていました。
今年に入ってからは馬券外に敗れるレースも見られますが、前々走のマイルチャンピオンシップ南部杯は6枠からスタートを決めて6番手くらいを付けると、コーナーで手が動くと直線では早めに好位を付けて残り200mで一気に加速し勝利しています。
非常に強い競馬でしたし、勝ち時計1分34秒3も良馬場を考えたら優秀でした。
ただ、前走のJBCクラシックは好位を付けながら仕掛けようとしたものの、いつものようなパワフルな走りは見られずに5着でした。
掲示板入りしているものの、勝ち馬ミッキーファイトからは2.2秒差、最後の最後には大外一気を仕掛けたキングズソードにも差されています。
JBCクラシックは物足りず、もしかしたら年齢的な衰えがあってもおかしくありません。
それでも、マイルチャンピオンシップ南部杯は強い競馬でしたし、過去の傾向を見ると左回りの大箱なら安定しています。
ウィルソンテソーロ自身も2年連続チャンピオンズカップで好走していますし、マイルチャンピオンシップ南部杯のような競馬ができれば今年も上位争いに期待できるのではないでしょうか。
ダブルハートボンド
- みやこS (G3) 2025年
牝馬のダブルハートボンドもG1の舞台に上がってきました。
通産成績は7戦6勝で今年オープンに上がった馬ですが、条件戦時代は得意の逃げで他馬を圧倒していました。
その実力はオープン以降も健在で、三宮ステークスは2着のヴァンヤールにはクビ差でしたが3着以下は5馬身以上差を付けています。
ブリーダーズゴールドカップは伏兵ライオットガールに差されたものの2着は確保し、前走のみやこステークスは逃げたレヴォントゥレットをマークするように2番手を付け、3コーナー入り口で先頭に立ってからはそのまま直線で先頭に立ち、伏兵サイモンザナドゥが迫るものの追撃をかわして優勝しました。
このみやこステークスは雨の不良馬場で高速ダートでしたが、レコードで勝利していますし、3着のロードクロンヌに3馬身差で高いパフォーマンスを見せています。
今回は初めてのG1挑戦となりますが、ダート1,800mはこれまで6戦6勝、そのうち中京ダート1,800mは3戦3勝なのでコース適性や距離は全く問題ありません。
鞍上の坂井騎手も過去10年のチャンピオンズカップで【2-0-1-0】、3着の1回は14番人気のアナザートゥルースのもので数値以上に活躍していました。
相手は強力ですが、これまでのレースを見るとダブルハートボンドもかなりのポテンシャルを秘めているので、サンビスタ以来となる牝馬の活躍に期待したいです。
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チャンピオンズカップ2025の穴馬2頭
チャンピオンズカップはたびたび伏兵も台頭しているので穴馬予想も積極的に行いたいです。
今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな穴馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
メイショウハリオ
- 川崎記念 (Jpn1) 2025年
- 帝王賞 (Jpn1) 2023年
- 帝王賞 (Jpn1) 2022年
- かしわ記念 (Jpn1) 2023年
- マーチS (G3) 2022年
- みやこS (G3) 2021年
Jpn1競走を4勝しているメイショウハリオは今年8歳で今年の出走登録馬の中でもヘリオスに次いで高齢です。
ただ、年齢以上の走りは今なお健在で、今年の川崎記念は早い位置から仕掛けて最後まで脚色を落とすことなく勝利しました。
帝王賞は輸送中の食道閉塞のため、除外となりましたが前走船橋ダート1,800mで開催されたJBCクラシックでは中団やや後ろで脚を溜めながら、川崎記念同様向こう正面で押し上げ、最後まで脚を伸ばしてミッキーファイトの2着に入線しています。
ミッキーファイトには3馬身差ありましたが、向こう正面から進出しながら、最後まで脚を伸ばしてミッキーファイトに迫っています。
また、3着のサントノーレには5馬身差先着していることから、持久力の高い競馬に期待できるでしょう。
今回は2年ぶりのチャンピオンズカップ参戦となります。
これまで2度出走してどちらも着外なので適性が合うかは難しいですが、スタミナ自体はあるので中京コースとかみ合ってもおかしくないです。
主戦の浜中騎手が怪我のため、武豊騎手が代打騎乗しますが鞍上弱化ではないですし、調子を維持しているメイショウハリオとのコンビでどこまで通用するのか楽しみです。
アウトレンジ
- 浦和記念 (Jpn2) 2024年
- 平安S (G3) 2025年
アウトレンジは重賞レースを2勝している馬です。
昨年オープン入りした馬で、みやこステークスは11番人気でしたが積極的な競馬で2着入りすると、続く浦和記念は先行3番手を付けると、2週目の向こう正面で仕掛けて3コーナーで先頭に立つと、直線で後続を突き放してそのまま独走しました。
今年に入ってからも平安ステークスを先行策で勝利し、帝王賞でも先行しながら最期の直線でじりじり脚を伸ばして勝ち馬ミッキーファイトにクビ差まで詰め寄っています。
G1級のレースで強敵相手に強い競馬でしたし、かみ合った時のパフォーマンスは大舞台でも通用することが証明されました。
前走のみやこステークスは人気を裏切る7着でしたが、5枠9番からスタートを決めたものの他馬の方が早くて中団となります。
中団外目で競馬し、3コーナー辺りで促しましたが届きませんでした。
最後はジリっぽく伸びているようにも見えますが、この日のみやこステークスは雨の不良馬場、レコード決着を見ても分かるようにスピードトラックだったのでスピード能力の高い他馬のほうが適性はマッチしたように感じます。
本質的にはじりじり脚を伸ばして勝ち切るスタイルが得意なので、できることなら良馬場の方が出し切れるでしょう。
今回はキャリア初の中京競馬参戦となりますが、中京はスタミナやパワーが問われるので脚質的に合いそうです。
帝王賞が強い競馬だったのでこの時のようなパフォーマンスができれば前走の巻き返しも狙えるかもしれません。
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ここからはチャンピオンズカップの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
チャンピオンズカップ2025の概要
チャンピオンズカップは中京競馬場で開催されるダートの中距離G1です。
前身であるジャパンカップダートが創設されたのは2000年と、G1の中では比較的歴史は浅めです。
ジャパンカップダートのレース名が示すように、前週開催されたジャパンカップ同様、世界の有力馬の参戦を目的としており、日本初のダート国際競走として創設されました。
また、90年代に地方競馬でダートグレード競走が導入されると、実力のある地方馬の参戦も見られるようになり、中央・地方・海外など、所属の垣根を超えて頂点を目指す位置づけがされていました。
ただし、ジャパンカップダートの名称が使用されたのは2013年までです。
2014年以降は、かつての国際競走ではなく下半期最強ダート馬を決める一戦に方向性を切り替えたことで、ジャパンカップダートの名称からチャンピオンズカップへ変更しました。
それに併せて開催地も中京ダート1,800mへ切り替え、大幅なリニューアルがされています。
今年も各路線から実力のある馬が多数参戦しました。
12月の中京で開催されるダートのG1競走。
チャンピオンの座を手にするのはどの馬でしょうか?!
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チャンピオンズカップ2025の開催内容
| 開催日 | 12月7日(日曜) 15:40発走 |
| 開催競馬場 | 中京競馬場 11R |
| 格付け | G1 |
| コース | ダート1,800m |
| 性齢 | 3歳以上 |
| 斤量 | 定量 |
| 1着賞金 | 1億2000万円 |

チャンピオンズカップ2025が開催される中京のダート1,800mの特徴

| チャンピオンズカップのタイム | |
| 平均タイム (過去10年) | 1:51.2 |
| レコードタイム | 1:48.5 (2019年 クリソベリル) |
スタート地点はスタンド前の坂の手前で、スタート直後にいきなり上り傾斜を駆け上がります。
スタートから最初の1コーナーまでの距離も長いうえ、最初の1,000mは終始上り坂を駆け上がる構造上ペースは落ち着きやすいです。
1,000mを過ぎると今度は長く下り傾斜を駆け降ります。
3~4コーナーも終始下り傾斜となっています。
また、3~4コーナーのちょうど中間地点がラスト3ハロンの標識となっているためこのあたりから各馬はペースを引き上げます。
最後の直線は約410mです。
直線に入っていきなりスタート直後に駆け上がった上り坂があります。
この急坂を乗り越えた後も長々と上りは続き、坂の途中にゴールはあります。
中京のダート1,800mは突き止めると上り坂と下り坂しかありません。
しかも、スタンド前にある急坂を2回も駆け上がるコースとなっているのでとにかくタフです。
スピード能力よりもスタミナやパワーが問われやすく、距離以上に中距離実績が問われやすい舞台となっているのです。

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チャンピオンズカップ2025の出走馬
| 馬名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 |
| アウトレンジ | 牡5 | 58.0 | 松山弘平 |
| ウィリアムバローズ | 牡7 | 58.0 | 岩田望来 |
| ウィルソンテソーロ | 牡6 | 58.0 | 川田将雅 |
| オメガギネス | 牡5 | 58.0 | 岩田康成 |
| サントノーレ | 牡4 | 58.0 | 横山典弘 |
| サンライズジパング | 牡4 | 58.0 | 池添謙一 |
| シックスペンス | 牡4 | 58.0 | C.ルメール |
| セラフィックコール | 牡5 | 58.0 | 未定 |
| ダブルハートボンド | 牝4 | 56.0 | 坂井瑠星 |
| テーオードレフォン | 牡6 | 58.0 | 丸山元気 |
| テーオーパスワード | 牡4 | 58.0 | 未定 |
| テンカジョウ | 牝4 | 56.0 | 国分優作 |
| ナルカミ | 牡3 | 57.0 | 戸崎圭太 |
| ハギノアレグリアス | 牡8 | 58.0 | 未定 |
| ハピ | 牡6 | 58.0 | 未定 |
| ブライアンセンス | 牡5 | 58.0 | 未定 |
| ヘリオス | セ9 | 58.0 | 原優介 |
| ペプチドナイル | 牡7 | 58.0 | 藤岡佑介 |
| ペリエール | 牡5 | 58.0 | 佐々木大輔 |
| ポッドロゴ | 牡4 | 58.0 | 長岡禎仁 |
| メイショウハリオ | 牡8 | 58.0 | 武豊 |
| メルト | 牡6 | 58.0 | 丸野勝虎 |
| ラムジェット | 牡4 | 58.0 | 三浦皇成 |
| ルクソールカフェ | 牡3 | 57.0 | F.ジェルー |
チャンピオンズカップの過去10年のデータと傾向
| 年 馬場 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
| 2024 良 | 1 | 2 | レモンポップ | 1 | マイルCS南部杯(Jpn1) | 1 |
| 2 | 8 | ウィルソンテソーロ | 2 | JBCクラシック(Jpn1) | 1 | |
| 3 | 6 | ドゥラエレーデ | 9 | みやこステークス(G3) | 11 | |
| 2023 良 | 1 | 15 | レモンポップ | 1 | マイルCS南部杯(Jpn1) | 1 |
| 2 | 7 | ウィルソンテソーロ | 12 | JBCクラシック(Jpn1) | 5 | |
| 3 | 5 | ドゥラエレーデ | 9 | セントライト記念(G2) | 8 | |
| 2022 良 | 1 | 5 | ジュンライトボルト | 3 | シリウスステークス(G3) | 1 |
| 2 | 10 | クラウンプライド | 4 | JBCクラシック(Jpn1) | 2 | |
| 3 | 3 | ハピ | 6 | みやこステークス(G3) | 4 | |
| 2021 良 | 1 | 6 | テーオーケインズ | 1 | JBCクラシック(Jpn1) | 4 |
| 2 | 13 | チュウワウィザード | 3 | JBCクラシック(Jpn1) | 3 | |
| 3 | 11 | アナザートゥルース | 14 | みやこステークス(G3) | 3 | |
| 2020 良 | 1 | 11 | チュウワウィザード | 4 | JBCクラシック(Jpn1) | 3 |
| 2 | 2 | ゴールドドリーム | 3 | マイルCS南部杯(Jpn1) | 6 | |
| 3 | 13 | インティ | 10 | マイルCS南部杯(Jpn1) | 9 | |
| 2019 良 | 1 | 5 | クリソベリル | 2 | 日本テレビ盃(Jpn2) | 1 |
| 2 | 11 | ゴールドドリーム | 1 | マイルCS南部杯(Jpn1) | 3 | |
| 3 | 4 | インティ | 3 | みやこステークス(G3) | 15 | |
| 2018 良 | 1 | 2 | ルヴァンスレーヴ | 1 | マイルCS南部杯(Jpn1) | 1 |
| 2 | 12 | ウェスタールンド | 8 | 武蔵野ステークス(G3) | 7 | |
| 3 | 9 | サンライズソア | 3 | JBCクラシック(Jpn1) | 3 | |
| 2017 良 | 1 | 9 | ゴールドドリーム | 8 | マイルCS南部杯(Jpn1) | 5 |
| 2 | 13 | テイエムジンソク | 1 | みやこステークス(G3) | 1 | |
| 3 | 1 | コパノリッキー | 9 | JBCクラシック(Jpn1) | 2 | |
| 2016 良 | 1 | 8 | サウンドトゥルー | 6 | JBCクラシック(Jpn1) | 3 |
| 2 | 2 | アウォーディー | 1 | JBCクラシック(Jpn1) | 1 | |
| 3 | 4 | アスカノロマン | 10 | みやこステークス(G3) | 14 | |
| 2015 良 | 1 | 4 | サンビスタ | 12 | JBCレディスクラシック(Jpn1) | 2 |
| 2 | 1 | ノンコノユメ | 3 | 武蔵野ステークス(G3) | 1 | |
| 3 | 2 | サウンドトゥルー | 5 | JBCクラシック(Jpn1) | 2 |
【G1馬】勝ち馬9頭がG1級レースを勝利している
| 勝ち馬 | 勝ち馬 | ダートG1(Jpn1) 勝利数※ | 主なダートG1(Jpn1)勝ち鞍※ |
| 2024 | レモンポップ | 5 | チャンピオンズカップ |
| 2023 | レモンポップ | 2 | フェブラリーステークス |
| 2022 | ジュンライトボルト | 0 | なし |
| 2021 | テーオーケインズ | 1 | 帝王賞 |
| 2020 | チュウワウィザード | 2 | 川崎記念 |
| 2019 | クリソベリル | 1 | ジャパンダートダービー |
| 2018 | ルヴァンスレーヴ | 2 | ジャパンダートダービー |
| 2017 | ゴールドドリーム | 1 | フェブラリーステークス |
| 2016 | サウンドトゥルー | 1 | 東京大賞典 |
| 2015 | サンビスタ | 1 | JBCレディスクラシック |
過去10年のチャンピオンズカップの勝ち馬9頭がこれまでにG1もしくはJpn1レースを勝利していました。
唯一該当しなかったのは2022年のジュンライトボルトですが、ジュンライトボルトはこのチャンピオンズカップがキャリア初のダートG1です。
基本的にはG1級レースの勝ち馬が優勝する傾向が強いため、過去のG1級レースの実績にも注目したいです。
今年の出走登録馬の中でG1級レースの勝ち馬は5頭いました。(かっこは主なG1級レースの勝ち鞍)
【所属】関東馬の方が好走率は高い
| 所属 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 美浦(関東) | 【4-3-2-22】 | 12.9% | 22.6% | 29.0% |
| 栗東(関西) | 【6-7-8-100】 | 5.0% | 10.7% | 17.4% |
| 地方 | 【0-0-0-2】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年のチャンピオンズカップの好走馬を所属別に見てみると、馬券に絡んだ21頭が関西馬です。
舞台となる中京競馬場は西日本に区分されるので、関西馬の方が好走数は多いです。
対して、関東馬の好走は9頭のみです。
ただし、関東馬は母数が少ないことから好走率に関しては関西馬よりも高い水準にありました。
特に直近2開催においては関東馬のレモンポップとウィルソンテソーロが2年連続ワンツーで入線し、関東馬の好走率を高く引き上げています。
近2年の傾向が続くようでしたら今年も関東馬に警戒したいです。
今年の出走登録馬の中で関東馬は6頭いました。
【血統】6年連続好走のミスプロ系
| 系統 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| ミスタープロスペクター系 | 【4-2-6-34】 | 8.7% | 13.0% | 26.1% |
| サンデーサイレンス系 | 【3-6-2-52】 | 4.8% | 14.3% | 17.5% |
| ノーザンダンサー系 | 【1-1-1-19】 | 4.5% | 9.1% | 13.6% |
| ナスルーラ系 | 【1-1-0-18】 | 5.0% | 10.0% | 10.0% |
過去10年のチャンピオンズカップの好走馬を血統別に見てみると、もっとも好走数が多かったのは12頭が馬券に絡んだミスタープロスペクター系の馬でした。
好走率に関してもミスタープロスペクター系の馬は単勝率と複勝率がもっとも高いです。
また、直近6開催では毎年1頭以上ミスタープロスペクター系の馬が馬券に絡んでいました。
馬券予想の際は血統にも注目したいです。
今年の出走登録馬の中でミスタープロスペクター系の馬は3頭いました。(かっこは父名)
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チャンピオンズカップの過去10年の人気別成績
| 人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 1番人気 | 【4-3-0-3】 | 40.0% | 70.0% | 70.0% |
| 2番人気 | 【1-1-0-8】 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
| 3番人気 | 【1-3-2-4】 | 10.0% | 40.0% | 60.0% |
| 4番人気 | 【1-1-0-8】 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
| 5番人気 | 【0-0-1-9】 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
| 6~9番人気 | 【2-1-4-33】 | 5.0% | 7.5% | 17.5% |
| 10番人気以下 | 【1-1-3-61】 | 1.5% | 3.0% | 7.6% |
上位人気の中では1番人気がもっとも信頼できる
過去10年のチャンピオンズカップで1番人気は【4-3-0-3】でした。
勝率40%、連対率70%は安定しています。
2016年以降の直近9開催に関しては着外でも4着だったので、1番人気馬は数値以上に信頼しやすいです。
毎年伏兵が馬券に絡んでいる
過去10年のチャンピオンズカップのうち、上位3頭で決着した2019年を除いた9開催には以下の共通点がありました。
・1~3番人気馬が1頭以上馬券に絡む
・6番人気以下の馬が1頭以上馬券に絡む
高い確率で6番人気以下の馬が1頭以上入線していることから、穴馬の台頭も想定したいです。
特に2015年のサンビスタや2017年のゴールドドリームのように、穴馬が勝利するケースも複数見られたので、伏兵の一発にも警戒したいです。
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チャンピオンズカップの過去10年の枠番別成績
| 枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 1枠 | 【1-2-2-12】 | 5.9% | 17.6% | 29.4% |
| 2枠 | 【2-1-2-15】 | 10.0% | 15.0% | 25.0% |
| 3枠 | 【3-0-3-14】 | 15.0% | 15.0% | 30.0% |
| 4枠 | 【0-2-0-18】 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
| 5枠 | 【2-1-1-16】 | 10.0% | 15.0% | 20.0% |
| 6枠 | 【1-1-1-17】 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
| 7枠 | 【0-3-1-16】 | 0.0% | 15.0% | 20.0% |
| 8枠 | 【1-0-0-18】 | 5.3% | 5.3% | 5.3% |
依然として苦戦している8枠
過去10年のチャンピオンズカップの好走馬を枠順別に見ていると、もっとも苦戦していたのは8枠でした。
8枠はこれまで19頭が出走しましたが、勝利したのは2023年のレモンポップのみです。
この年は死に枠8枠を引きながらも鞍上坂井騎手の強気のポジション取りが成功し、勝利につながりました。
ただ、8枠は基本的に苦戦しており、単勝1.4倍に支持された2020年のクリソベリルも8枠発走が影響したのか4着に敗れています。
一流馬でも凡走しているのでチャンピオンズカップにおける8枠は大きく評価を下げたいです。
好走馬の多くが馬番1~9番
| 馬番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 1~9番 | 【8-5-8-69】 | 8.9% | 14.4% | 23.3% |
| 10~16番 | 【2-5-2-57】 | 3.0% | 10.6% | 13.6% |
過去10年のチャンピオンズカップで馬券に絡んだ21頭が馬番1~9番でした。
チャンピオンズカップは基本的に内枠有利の外枠不利ですが、馬番にもその傾向が出ています。
特に馬番14番から16番の馬は【1-0-0-25】で2023年のレモンポップしか好走事例がないのでこの番号を引いた馬は割引したいです。
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チャンピオンズカップの過去10年の前走レース別成績
| 前走レース | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| マイルCS南部杯(Jpn1) | 【4-2-1-9】 | 25.0% | 37.5% | 43.8% |
| JBCクラシック(Jpn1) | 【3-5-2-27】 | 8.1% | 21.6% | 27.0% |
| シリウスS(G3) | 【1-0-0-8】 | 11.1% | 11.1% | 11.1% |
| JBCレディスC(Jpn1) | 【1-0-0-3】 | 25.0% | 25.0% | 25.0% |
| 武蔵野S(G3) | 【0-2-0-23】 | 0.0% | 8.0% | 8.0% |
| みやこS(G3) | 【0-1-5-28】 | 0.0% | 2.9% | 17.6% |
| 福島民友C(L) | 【0-0-0-3】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| エルムS(G3) | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
前走マイルCS南部杯&JBC組が馬券全体の半数以上を占める
過去10年のチャンピオンズカップで馬券に絡んだ18頭が前走以下のレースでした。
・マイルチャンピオンシップ南部杯
・JBCクラシック
・JBCレディスクラシック
いずれも秋に開催される地方競馬のJpn1競走です。
チャンピオンズカップはG1ということで能力の高い馬が多数参戦しますが、前走レースにおいても強い相手と戦った馬が活躍傾向にあるようです。
今年の出走登録馬の中で前走が上記3競走だった馬は5頭いました。
ステップレース組は相手まで
過去10年のチャンピオンズカップで前走がみやこステークスだった馬は【0-1-5-28】、前走武蔵野ステークスは【0-2-0-23】でした。
どちらも勝ち馬にはチャンピオンズカップの優先出走権が付与されるレースですが、いずれも勝ち馬は出ていないことから1着軸には不向きといえるでしょう。
今年の出走登録馬の中で前走がみやこステークスだった馬は5頭、武蔵野ステークスだった馬は3頭いました。(かっこは前走着順)
チャンピオンズカップ2025全頭考察
今年のチャンピオンズカップも重賞実績のある馬が多数参戦し、G1にふさわしいメンバーが揃いました。
ここからは冒頭で紹介しきれなかった残りの出走登録馬について解説します。
なお、以下の馬は週明けの段階で競走除外候補なので、出走馬が確定した馬のみ、木曜日以降に追記します。
・オメガギネス
・サントノーレ
・テーオードレフォン
・テーオーパスワード
・ハピ
・ブライアンセンス
・ポッドロゴ
・メルト
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
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ウィリアムバローズ
- 東海S (G2) 2024年
- 日本テレビ盃 (Jpn2) 2024年
前目競馬を得意としているウィリアムバローズは逃げ~先行策を得意としている馬です。
勝利した東海ステークスと日本テレビ盃はどちらもG2級レースでしたが逃げ~先行競馬で押し切りました。
特に日本テレビ盃は最後の直線でドバイワールドカップの勝ち馬であるウシュバテソーロが迫りましたが、あらかじめセーフティリードをキープしていたこともあって1馬身差で勝利しました。
かしわ記念は3枠3番からの発走でここも逃げの手を打ち、最後まで粘ってシャマルの2着です。
前走のエルムステークスは大外発走+トップハンデ59キロを背負いながらも果敢にハナを奪って先頭に立ち、流れる条件下で4着です。
直線では苦しくなってもおかしくありませんでしたが、最内から粘っての4着は悪くないですし、斤量や枠が少しでもましなら馬券内もあり得たでしょう。
今回は何気に初めての中京ダート戦ですが、近走を見ても年齢以上の走りができているのは良いです。
同型が何頭かいますが、ゲートも安定していますし、二の足も早いのでレースを引っ張る可能性は高いです。
休み明けとなりますが、状態次第で粘りの競馬に期待できるかもしれません。
サンライズジパング
- 名古屋GP (Jpn2) 2025年
- 不来方賞 (Jpn2) 2024年
- みやこS (G3) 2024年
重賞を3勝し、今年のフェブラリーステークスでも強い走りで2着入りしたサンライズジパングが参戦します。
これまで芝・ダートで活躍していましたが、現在はダートに集中してレースプランが組まれています。
脚質的には先行も差しも可能で、フェブラリーステークスでは内ラチに近いところから上がり最速35秒2の末脚を使ってコスタノヴァ2着に入線しました。
3走前の名古屋グランプリでは先行策を打ちながら早めに先頭に立って押し切っており、スタミナを使った走りができています。
ただ、近2戦はどちらもJpn1の舞台で着外でした。
マイルチャンピオンシップ南部杯は大外発走で好位を確保できず、他馬よりも脚を使ったのも原因だと思いますが、JBCクラシックは中盤から早めに手を動かして促しているものの、直線に入ってからも手ごたえはありませんでした。
少し負けすぎている感じがしますし、これまでのパフォーマンスを見てももう少し通用してほしかったです。
今回は秋3戦目となりますが、昨年のチャンピオンズカップが外を回りながらの競馬で6着でした。
外を回りながらの6着なので悪くありませんが、他の中京適性がある馬と比較するとその中で上位争いできるか少し悩ましいです。
前走も思った以上に目立ちませんし、状態次第で印を考えたいです。
シックスペンス
- 中山記念 (G2) 2025年
- 毎日王冠 (G2) 2024年
- スプリングS (G2) 2024年
前走マイルチャンピオンシップ南部杯が初ダートながらも2着に奮闘したシックスペンスが引き続きダートを選択しました。
もともと芝時代はスローからの瞬発力の競馬で結果を残しており、今年の中山記念は器用に立ち回ってレコード勝利を手にしています。
時計勝負で活躍していましたが、前走マイルチャンピオンシップ南部杯は初ダートにも関わらず2着入りしました。
7枠14番からの発走で道中各馬の外目4番手を付け、3コーナー辺りで進出を開始し、直線でもじりじり脚を伸ばして2着です。
シックスペンスよりさらに外から動いたウィルソンテソーロには4馬身差の完敗でしたが、前で競馬していたペプチドナイルに4馬身先着していることから、ダートでも成果を残せました。
今回は引き続きダート戦に挑みますが、芝時代のものとはいえ1,800mは3戦3勝、いずれもG2のものなので単純な距離適性は問題ないでしょう。
ただ、中京ダート1,800mはスタミナやパワーが問われるので、そのあたりをクリアできるかが焦点となりそうです。
仮にかみ合ったとしても前走マイルチャンピオンシップ南部杯で敗れたウィルソンテソーロが引き続き参戦することを考えたら抑えるとしても現状相手までで考えたいです。
セラフィックコール
- ダイオライト記念 (Jpn2) 2025年
- ダイオライト記念 (Jpn2) 2024年
- みやこステークス (G3) 2023年
デビュー戦から破竹の5連勝で次期ダート界の中心になりそうだったセラフィックコールが今年もチャンピオンズカップに参戦します。
3歳時は後ろから長く脚を使う走りで頭角を表しましたが、チャンピオンズカップは現時点で2年連続二桁着順に沈んでいます。
どちらも後方で各馬の外目から脚を溜めて一気を仕掛けましたが届きませんでした。
近2戦においても名古屋グランプリは2週目の3~4コーナーで馬場の内目から仕掛けましたが直線では全く手ごたえがなく、前走マーキュリーカップは8枠10番から発走して中団6番手くらいの位置を付け、残り800mの標識辺りで仕掛けてコーナーは3番手でしたが直線残り200mの標識手前で手応えがなくなり5着です。
近2戦はこれまでより相手が楽だったにもかかわらず、かつてほど長く脚を活かせずに崩れていることから衰えがあるかもしれません。
今回はぶっつけ参戦となりますが、チャンピオンズカップは2年連続二桁に沈んでいることから、適性が合わない感じがしますし、ここは見送りたいです。
テンカジョウ
- エンプレス杯 (Jpn2) 2025年
- 兵庫女王盃 (Jpn3) 2025年
- マリーンC (Jpn3) 2024年
牝馬の重賞で安定して結果を残しているのがテンカジョウです。
これまで一度も馬券を外したことがない馬で、前々走のレディスプレリュードはスタートで大きく遅れて最後方になりながらもダッシュを付けて何とか馬群に食らいつき、向こう正面で前の集団に食らいつき、直線では馬場の内目を切り替えてしぶとく脚を使い、2着でした。
外のビヨンドザヴァレーには交わされましたが、最悪のスタートを切りながらもクビ差まで粘ったのは負けて強しです。
前走JBCレディスクラシックは2枠からやや出負けして中団内目となりましたが、残り1,000mの標識辺りで少しペースアップし、3~4コーナーは大外一気の競馬でじりじり脚を伸ばし、逃げたアンモシエラの2着に入線しています。
早めに動きながらも最後まで脚を伸ばしてアンモシエラに接近していますし、スタミナを活かした持続力に期待できそうです。
ゲートは大きな課題ですが、ポテンシャルは高いですし、これまでのレース内容を見てもスタミナがあるのでタフな中京とも合いそうです。
今回はかつての主戦である国分優作騎手が手綱を握りますが、操縦性もある馬なので人気を落とすようでしたら伏兵として激走に期待できそうです。
ハギノアレグリアス
- シリウスS (G3) 2024年
- シリウスS (G3) 2024年
- 名古屋大賞典 (Jpn3) 2023年
昨年4着入りしたハギノアレグリアスは今回が3年連続のチャンピオンズカップ参戦です。
もともと重賞の舞台で堅実な走りを見せており、中京で代替開催された昨年のシリウスステークスは5番人気でしたが、最内1番からロスのない先行競馬で立ち回り、直線でもじりじり脚を伸ばし、残り200mでペースアップし先を行くオメガギネスを交わして勝利しました。
最後までしぶとく脚を使っていましたし、トップハンデ59.5キロを背負いながら勝ち切っており、力強いパフォーマンスを見せています。
昨年のチャンピオンズカップは2枠3番から中団で脚を溜め、直線でもジリっぽく脚を伸ばして4着でした。
上位3頭には届きませんでしたが、それでも先を行くペプチドナイルを交わしていますし、中京で高いパフォーマンスを残しています。
昨年の内容を見れば今回もチャンスはありそうですが、ただ、近2戦は年齢的な影響もあるのか崩れていました。
前走の名古屋グランプリも5着とはいえ勝ち馬サンライズジパングから1.7秒差ですし、休み明けでぶっつけもマイナスです。
チャンピオンズカップも健闘しているとはいえ馬券には絡めていませんし、今年は近2年より衰えもありそうなので、好枠を引けない限りは様子を見たいです。
ヘリオス
- グリーンチャンネルC (L) 2021年
最年長のヘリオスはもともと中央所属の馬でしたが、今年から地方に移籍しました。
現在は岩手競馬所属馬として活躍しており、地方重賞のあすなろ賞やすずらん賞を勝利しています。
もともと短距離で結果を残していましたが、現在は中距離で活躍しているので現在のヘリオスにとって距離は長い方が良いでしょう。
ただ、あくまでも地方岩手勢の中で好走しており、さきたま杯やマイルチャンピオンシップ南部杯は二桁着順なので中央勢相手に善戦は容易ではありません。
年齢的にも最年長の9歳ということで伸び代は期待できないですし、さすがにここでの上位争いは至難と言わざるを得ません。
ペプチドナイル
- フェブラリーS (G1) 2024年
昨年のフェブラリーステークスにおいて11番人気ながら先行競馬で押し切ったのがペプチドナイルです。
フェブラリーステークスは超ハイペースで差し馬優勢条件でしたが、その中で唯一先行しながら押し切っており、非常にパワーのある走りができました。
その後もマイルチャンピオンシップ南部杯では当時最強ダートマイラーのレモンポップを徹底マークしながら2着入りしています。
昨年チャンピオンズカップは5着でしたが、3着のドゥラエレーデとの差は0.1秒差ですし、展開次第で馬券内もあったかもしれません。
昨年までは大舞台でも充実していましたが、ただ、7歳も影響しているのか、今年は少しパフォーマンスを落としているように感じます。
特に前走の武蔵野ステークスはスタートを切って3番手を付けましたが、直線好位置からじりじり脚を伸ばしたものの、残り200mの標識手前で外差し勢に飲まれて9着でした。
連覇を掛けて挑んだマイルチャンピオンシップ南部杯も3着とはいえ勝ち馬ウィルソンテソーロには1.3秒差、初ダートのシックスペンスにも4馬身差は物足りません。
武蔵野ステークスはいいレース運びでしたが、フェブラリーステークスのように超ハイペースの中ラスト200mでさらに伸びていたことを考えると、あのときほどのパフォーマンスには期待しづらいです。
今回は2年連続の参戦となりますが、少し調子を落としているようにも見えるので抑えるとしても相手までで考えたいです。
ペリエール
- エルムS (G3) 2025年
- ユニコーンS (G3) 2023年
ペリエールはマイルを中心に使っていましたが、今年の夏にダート1,700mの大沼ステークスとエルムステークスを勝利し、中距離の適性も見せています。
ただ、前走のみやこステークスは8枠14番からスタートを決めたものの、大外発走も影響し、中団外目となりました。
前を見ながら脚を溜めましたが、3~4コーナーで手応えが怪しくなり、直線でも伸びを欠いて10着でした。
もう少し内枠発走であれば先行集団に加われたかもしれませんが、それでも休み明けが影響したのか、早い位置で手応えが悪くなっているのは気になるところです。
チャンピオンズカップは例年タイトな舞台なので、前走みやこステークス以上にタフになる舞台で上位争いできるかというと、少し厳しいように感じます。
ダート1,800m以上の成績も【0-0-0-2】ですし、G1ということで相手も強力なのでここでの上位争いは厳しいのではないでしょうか。
ラムジェット
- 東京ダービー (Jpn1) 2024年
- ユニコーンS (G3) 2024年
ラムジェットは昨年の東京ダービーの勝ち馬です。
京都ダート1,900mでリニューアルした昨年のユニコーンステークスではコーナーで早めに動いて勝利し、続く東京ダービーも先行策で2着のサトノエピック相手に6馬身差の圧勝でした。
その後は勝ち星から遠ざかっていますが、東京大賞典も勝ち馬フォーエバーヤングから0.3秒差の3着と悪くないです。
今年は5戦使って馬券に絡んだのが2走前のコリアカップだけですが、着外の3戦はサウジカップ・ドバイワールドカップ・帝王賞とハイレベルでした。
前走のみやこステークスも4着でしたが、3枠4番から出遅れて後ろから2番手の位置となったものの、残り800mの標識手前で外目から進出を開始し、直線では大外ぶん回しの競馬で4着まで来ました。
伸び始めの時点で相当厳しい展開でしたが、最後は上がり35秒3の脚で伸びていますし、もう少しゲートがマシなら馬券内もあったように感じます。
ただ、前走みやこステークスはレコード決着しているように高速ダートでした。
チャンピオンズカップは例年タフになるのでラムジェットの脚色に合うかというと少し難しいかもしれません。
前走みやこステークスは負けて強しでしたが、チャンピオンズカップの舞台がラムジェットに適しているかというと、悩ましいところです。
枠や追い切り次第ですが、週明けの時点では見送る予定です。
ルクソールカフェ
- 武蔵野S (G3) 2025年
前走の武蔵野ステークスで古馬を圧倒したのがルクソールカフェです。
現3歳の若駒で、今年の春は4連勝でキャリアを重ね、アメリカ最高峰のケンタッキーダービーにも出走しました。
帰国初戦に選択したジャパンダートクラシックは海外帰り+休み明けでしたが、7枠から長く脚を使って6番手くらいの位置を付け、3~4コーナーで仕掛けましたが、前2頭に届かず3着でした。
ここは上位2頭が強すぎましたが、それでも3着は確保しており、休み明けを考えたら充実した内容でした。
ルクソールカフェの競馬が弾けたのが前走の武蔵野ステークスで、大外16番から先行集団に加わり、外目を立ち回りながら楽な手応えで前の集団に迫り、残り200mの標識手前で一気に加速して後続に3馬身半差の圧勝でした。
非常に強い立ち回りですし、終いも3F11秒9-2F11秒8-1F11秒8で最後まで脚色を落とさずに突き抜けました。
強い競馬でしたし、東京ダートに適したパフォーマンスを見せました。
ただ、今回の中京ダート1,800mは東京ダート1,600mと異なる能力が求められます。
特に、過去のレースを見ても時計勝負に強いのでタフ馬場でどこまでやれるかというと意外と難しいかもしれません。
左回りはケンタッキーダービーしか崩れていないので安定していますが、前走内容で人気するようでしたら見送ることも考えたいです。
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チャンピオンズカップ2025予想AI
更新後にチャンピオンズカップ2025のAI予想を追記いたします。
チャンピオンズカップ2025の騎手予想
更新後に追記いたします。
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チャンピオンズカップ2025追い切り評価
金曜日に更新予定になります。
以上になります。
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