
【中日新聞杯2025予想】本命で狙いたい3頭+穴党におすすめしたい2頭はこちら!

中日新聞杯2025のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭、AI予想を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
枠順確定後に中日新聞杯2025予想の最終買い目を発表します!
中日新聞杯2025の予想ポイント
- 芝2,000mの勝利+芝2,000mの複勝率50%以上の馬がこのレースで勝ち切りやすい
- 3歳馬の好走率がもっとも高く、次いで4歳馬が活躍
- 斤量58キロ台の馬の好走率がもっとも高く、53キロ以下【1-0-1-19】は苦戦
- 上位人気馬の信頼度は高くない、馬券の半数近くが6人気以下
- 1枠は単勝率(21.1%)がもっと高く、5枠は複勝率(40.0%)がもっとも高い
- 前走G2組と前走リステッド(芝1,800mか2,000m)組が活躍している
中日新聞杯2025予想の最終買い目
枠順確定後、レース前日までに中日新聞杯2025予想の最終買い目を発表します。
中日新聞杯2025の有力馬3頭
今年の中日新聞杯も例年通り混戦模様を形成しています。
今年の出走登録馬の中から人気上位に支持されそうな有力馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ヴィンセンシオ
- 葉牡丹S (1勝クラス) 2024年
今年の弥生賞ディープインパクト記念で惜しい2着だったヴィンセンシオが中日新聞杯から始動します。
2歳時は2戦2勝で頭角を表し、中山芝2,000mで開催された葉牡丹賞ではのちに菊花賞で4着入線するゲルチュタール相手にハナ差で勝利しました。
この時の勝ち時計1分58秒8は従来の2歳レコードを更新する内容で、時計や相手関係を見ても充実しています。
始動戦となった今年の弥生賞ディープインパクト記念はまくりから粘り込みを見せたファウストラーゼンに敗れましたが、それでもタフな条件下で惜しい2着だったので馬場問わず活躍しているのも良いでしょう。
近2戦は結果を残せていませんが、皐月賞は外枠発走で後ろ&外目となったことで出し切れず、前走レパードステークスは初めてのダートだったので参考外です。
今回は始動戦となりますが、初めての中京でどこまでやれるかが課題です。
ただ、今年の中日新聞杯は昨年より相手は楽ですし、近2戦も相手関係や条件を考えたら敗北は止むを得ません。
葉牡丹賞を見ても時計の出やすい馬場ですし、芝2,000mでも安定しているので、久々で出し切れるようでしたら初重賞制覇にも期待できそうです。
シンハナーダ
- 魚沼S (3勝クラス) 2025年
今年の魚沼ステークスを勝利したシンハナーダも有力株です。
今回が初重賞となりますが、これまで【5-1-0-3】の成績を残しており、特に芝2,000mに限れば【4-0-0-1】で距離適性は問題ありません。
脚質的には先行から差し、追込まで幅広いですが、前走の魚沼ステークスは超スローからの末脚勝負で、上がり最速32秒7の末脚を使って勝利しました。
直線では大外から一気を仕掛けましたが、早い段階から1頭手応え良く突き抜けて最後は2着のヴィレムに1と3/4馬身差の圧勝でした。
時計が出やすい条件下でしっかりと脚を活かしていますし、展開がかみ合えばいい脚を引き出しています。
敗れた江の島ステークスや豊郷特別を見ると、時計のかかる馬場や直線の短い舞台は苦手としている可能性がありますが、中京は最後の直線がまずまず長いですし、開幕2週目で時計が出るようでしたらチャンスはあるでしょう。
距離実績も申し分ありませんし、かみ合えば初重賞制覇を狙えるかもしれません。
シェイクユアハート
- 垂水S (3勝クラス) 2025年
今年の小倉記念とアンドロメダステークスで2着入りしたシェイクユアハートも有力候補です。
3勝クラスを勝ち上がるのに時間がかかりましたが、昇級初戦の小倉記念では3枠6番から好スタートを切って中団に身構え、3~4コーナーで各馬の外目から仕掛けつつ、直線では先頭に立ったもののうちから伸びたイングランドアイズに交わされました。
イングランドアイズとは1と3/4馬身差の完敗でしたが、イングランドアイズが51キロに対してシェイクユアハートは55キロだったので斤量差がなければ巻き返しもあったかもしれません。
前走のアンドロメダステークスは5枠9番からスタートを決めて6番手くらいの位置を付け、小倉記念の時同様、3~4コーナーで下りの慣性を活かしてペースアップし、直線でも仕掛けましたが外から伸びたウエストナウに交わされてしまいました。
敗れはしたものの、小倉記念のような器用な競馬で好走できているのは評価したいですし、ウエストナウが57キロでシェイクユアハートが58キロを考えれば、大善戦といえるでしょう。
今回は久々の重賞戦ですが、中京芝2,000mは【1-1-1-1】と崩れていません。
小倉記念やアンドロメダステークスも勝ち馬との斤量を考えれば着順以上に健闘していますし、いつ重賞タイトルを手にしてもおかしくありません。
得意コースでかみ合えば、チャンスは十分あるでしょう。
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中日新聞杯2025の穴馬2頭
中日新聞杯は高確率で穴馬が激走するため、馬券予想の際は穴馬にも注目したいです。
今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな穴馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
リフレーミング
- 小倉記念 (G3) 2024年
中央競馬における最後のキングヘイロー産駒であるリフレーミングは昨年の小倉記念を制した馬です。
昨年の小倉記念は中京競馬で代替開催されましたが、開幕週も影響したのか、尋常ではないほどの高速馬場条件下で差し切り勝利をつかみました。
勝ち時計1分56秒5は従来のコースレコードを大きく更新し、時計馬場でしっかり脚を活かせたのが好印象です。
ただ、その後にじん帯の炎症が発覚し、年内休養を余儀なくされました。
今年復活しましたが、現在のところ5戦すべて着外に敗れています。
今年7歳なので年齢的に厳しいものがあるかもしれませんが、それでも前走の福島記念では上がり最速33秒6の末脚を使って8着に入線しています。
後ろからの競馬で直線一気でしたが、目立たないものの最後は上がり最速の末脚で伸びていますし、少しは調子を取り戻しているようにも感じます。
今回は中2週と間隔を詰めていますが、レコード記録を叩き出した小倉記念のような競馬ができれば、この面子相手ならワンチャンスあるかもしれません。
ジューンテイク
- 京都新聞杯 (G2) 2024年
4歳のジューンテイクは昨年の京都新聞杯を勝利し、神戸新聞杯でも2着入線した馬です。
勝利した京都新聞杯は8番人気の評価でしたが、最内1枠1番からロスなく先行し、スローの流れに身を置きながら、終いで加速してそのまま押し切りました。
展開や枠の利点はあったものの、配られた条件で最良の競馬を見せています。
2着の神戸新聞杯は中京芝2,200mの稍重条件下で開催されましたが、ここも最内1番からスタートを決めてインの3番手を付けます。
メイショウタバルが2番手を引き離すようにレースメイクを作りますが、3~4コーナーで2番手に上がり、最後は1頭だけ脚を伸ばして逃げるメイショウタバルに半馬身差まで迫っています。
逃げたメイショウタバルは力のいる馬場が得意で、後に稍重で開催された宝塚記念を勝利している実力馬ですが、メイショウタバルが出し切れる条件下で最後まで詰め寄れたのは負けて強しといえるでしょう。
ここまで順風満帆でしたが、ただ、レース翌月に左前脚の屈腱炎が判明しました。
幸いにも大事に至らず、現在はターフに戻っていますが、古馬になってからは4戦すべて二桁着順に敗れています。
このことから、怪我前の状態を戻すのに時間がかかってることでしょう。
神戸新聞杯は負けて強しだったのでまともならチャンスはありそうですが、まずはどこまで状態が回復しているか確かめたいです。
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ここからは中日新聞杯の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
中日新聞杯2025の概要
中日新聞杯は中京競馬場で開催される芝2,000mのハンデ重賞競走です。
レース名の【中日新聞】とは、愛知県に本社を置く大手新聞社のことで、中日新聞社から寄贈賞を受けています。
創設は1965年で当初は中日杯の名称で、当初は中京競馬場に芝コースがなかったため砂競走として開催されましたが、1970年に芝コースが新設されて芝1,800mとして行われ、2006年より現在の芝2,000mに距離延長しています。
また、開催時期も何度か変更がありましたが、2017年以降はこれまで12月に開催されていた金鯱賞と入れ替わる形で12月開催として定着しています。
12月中旬に開催される本競走はハンデのローカル重賞ということ、そして有馬記念や香港国際競走とレース開催時期が被ることから有力馬の参戦はほとんどありません。
ハンデを活かしてここで収得賞金を稼ぎ、来年以降の大舞台を目指す馬が多数参戦します。
昇級馬や重賞で苦戦している馬が多数参戦するため、ハンデ戦らしく混戦模様になるのが本競走の特徴です。
今年の出走馬を見てもこれといった有力馬が不在で例年通り癖のあるメンバーが揃いました。
このレースを通して、来年以降の収得賞金加算につなげたいです。
うましるでは3月に開催されていた2015~2016年度も含めた過去10開催の中日新聞杯のデータをまとめました。
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中日新聞杯2025の開催内容
| 開催日 | 12月13日(土曜) 15:45発走 |
| 開催競馬場 | 中京競馬場 11R |
| 格付け | G3 |
| コース | 芝2,000m |
| 性齢 | 3歳以上 |
| 斤量 | ハンデ |
| 1着賞金 | 4300万円 |

中日新聞杯2025が開催される中京の芝2,000mの特徴

| 中日新聞杯のタイム | |
| 平均タイム (過去10年) | 2:00.5 |
| レコードタイム | 1:57.4 (2009年 アーネストリー) |
スタート地点はスタンド前の上り坂手前です。
スタートしてから最初の1コーナーまでの距離が短いため、ポジション争いが起こりがちですが、上り坂スタートということで序盤はそこまでダッシュがつきません。
スタンド前の上り坂を駆け上がってからも向こう正面まで上り傾斜が続くため、結果的にはゆったりした流れになりやすいです。
向こう正面の半ばに来ると、長く続いた上り坂も終わり、今度は一転した下り傾斜になります。
この下り坂は3~4コーナーを超えてホームストレッチの入り口まで続きます。
そのため、後半はペースを引き上げやすいです。
最後の直線は約412.5mです。
直線に入ってすぐスタート直後に駆け上がった急な上り坂を駆け上がります。
この坂を乗り越えた先にも緩やかな上り坂は続き、坂の途中にゴールがあります。
中京競馬場はコースの大部分を坂道が占めており、平らな部分はほとんどありません。
上り⇒下り⇒上りというコース形態になっている上、スタンド前の急な上り坂を2度も駆け上がるため底力が試されます。
直線自体は長いため長く脚を活かしやすいですが、実際のところは距離以上にスタミナやパワーが求められる傾向が強いコースとなっています。

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中日新聞杯2025の出走馬
| 馬名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 |
| ウインエーデル | 牝5 | 未定 | 西塚洸二 |
| オニャンコポン | セ6 | 未定 | 菅原明良 |
| カネフラ | 牡5 | 未定 | 斎藤新 |
| グーデンドラーク | 牡6 | 未定 | 亀田温心 |
| シェイクユアハート | 牡5 | 未定 | 古川吉洋 |
| ショウナンアデイブ | 牡6 | 未定 | 池添謙一 |
| シンハナーダ | 牡4 | 未定 | 鮫島克駿 |
| ジューンテイク | 牡4 | 未定 | 藤岡佑介 |
| ダンディズム | セ9 | 未定 | 富田暁 |
| ピースワンデュック | 牡4 | 未定 | 柴田善臣 |
| ファミリータイム | 牡4 | 未定 | 松山弘平 |
| ホウオウプロサンゲ | 牡4 | 未定 | 未定 |
| マイネルケレリウス | 牡5 | 未定 | 未定 |
| マイネルメモリー | 牡5 | 未定 | 未定 |
| マイネルモーント | 牡5 | 未定 | 丹内祐次 |
| メリオーレム | 牡4 | 未定 | 武豊 |
| リフレーミング | 牡7 | 未定 | M.デムーロ |
| レッドバリエンテ | 牡6 | 未定 | 西村淳也 |
| ヴィンセンシオ | 牡3 | 未定 | 杉原誠人 |
中日新聞杯の過去10年のデータと傾向
| 年 馬場 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
| 2024 良 | 1 | 8 | デシエルト | 3 | アンドロメダステークス(L) | 1 |
| 2 | 10 | ロードデルレイ | 1 | アンドロメダステークス(L) | 2 | |
| 3 | 2 | マテンロウレオ | 6 | 天皇賞(春)(G1) | 13 | |
| 2023 良 | 1 | 7 | ヤマニンサルバム | 2 | オクトーバーステークス(L) | 1 |
| 2 | 11 | ハヤヤッコ | 13 | オールカマー(G2) | 10 | |
| 3 | 15 | ピンハイ | 4 | カシオペアステークス(L) | 2 | |
| 2022 良 | 1 | 1 | キラーアビリティ | 5 | アルゼンチン共和国杯(G2) | 8 |
| 2 | 16 | マテンロウレオ | 4 | アンドロメダステークス(L) | 1 | |
| 3 | 9 | アイコンテーラー | 10 | アンドロメダステークス(L) | 5 | |
| 2021 良 | 1 | 2 | ショウナンバルディ | 8 | ケフェウスステークス(OP) | 8 |
| 2 | 6 | アフリカンゴールド | 17 | オクトーバーステークス(L) | 8 | |
| 3 | 9 | シゲルピンクダイヤ | 10 | 府中牝馬ステークス(G2) | 10 | |
| 2020 良 | 1 | 2 | ボッケリーニ | 2 | カシオペアステークス(L) | 2 |
| 2 | 14 | シゲルピンクダイヤ | 9 | 府中牝馬ステークス(G2) | 7 | |
| 3 | 9 | ヴェロックス | 1 | 小倉大賞典(G3) | 9 | |
| 2019 良 | 1 | 4 | サトノガーネット | 8 | エリザベス女王杯(G1) | 9 |
| 2 | 9 | ラストドラフト | 3 | オクトーバーステークス(L) | 8 | |
| 3 | 7 | アイスストーム | 2 | アンドロメダステークス(L) | 5 | |
| 2018 良 | 1 | 7 | ギベオン | 1 | セントライト記念(G2) | 13 |
| 2 | 10 | ショウナンバッハ | 12 | アンドロメダステークス(OP) | 11 | |
| 3 | 12 | ストロングタイタン | 7 | 小倉記念(G3) | 12 | |
| 2017 良 | 1 | 13 | メートルダール | 2 | 関屋記念(G3) | 12 |
| 2 | 10 | ミッキーロケット | 1 | 天皇賞(秋)(G1) | 12 | |
| 3 | 12 | ロードヴァンドール | 5 | 天皇賞(秋)(G1) | 14 | |
| 2016 良 | 1 | 5 | サトノノブレス | 1 | 日経新春杯(G2) | 3 |
| 2 | 15 | ファントムライト | 9 | 白富士ステークス(OP) | 2 | |
| 3 | 13 | レコンダイト | 13 | アルゼンチン共和国杯(G2) | 10 | |
| 2015 良 | 1 | 1 | ディサイファ | 5 | AJCC(G2) | 5 |
| 2 | 10 | デウスウルト | 2 | 中山金杯(G3) | 3 | |
| 3 | 4 | マイネルミラノ | 6 | 小倉大賞典(G3) | 5 |
【距離実績】芝2,000mの勝ち鞍+複勝率50%以上の馬が優勝候補
| 年度 | 勝ち馬 | 芝2,000mの成績 | 芝2,000mの複勝率 |
| 2024 | デシエルト | 【1-0-0-1】 | 50.0% |
| 2023 | ヤマニンサルバム | 【3-0-1-4】 | 50.0% |
| 2022 | キラーアビリティ | 【2-0-0-1】 | 66.7% |
| 2021 | ショウナンバルディ | 【3-3-3-10】 | 47.4% |
| 2020 | ボッケリーニ | 【0-0-0-0】 | 0.0% |
| 2019 | サトノガーネット | 【1-0-0-1】 | 50.0% |
| 2018 | ギベオン | 【1-0-0-0】 | 100.0% |
| 2017 | メートルダール | 【3-0-2-0】 | 100.0% |
| 2016 | サトノノブレス | 【1-2-2-1】 | 83.3% |
| 2015 | ディサイファ | 【2-4-2-4】 | 66.7% |
過去10年の中日新聞杯の勝ち馬8頭には以下の共通点がありました。
・芝2,000mで1勝以上勝利がある
・これまでに芝2,000mにおける複勝率が50%以上ある
中日新聞杯は荒れる中距離重賞ですが、舞台である芝2,000mで安定した実績がある馬が優勢です。
該当しなかった2020年のボッケリーニは本競走が初めての芝2,000m戦でした。
今年の3月で引退しましたが、最終的な芝2,000mの成績は【2-3-0-2】なので、芝2,000mの適性が高かったことが分かります。
もう1頭のショウナンバルディは【3-3-3-10】でわずかに複勝率は50%を下回っていますが、それでも47%と安定していました。
上記2つの項目に該当する馬が優勝しやすいので、芝2,000mの実績にも注目したいです。
今年の出走登録馬の中で取り上げた2つの項目に該当している馬は8頭いました。(かっこは芝2,000mの実績)
【年齢】3歳馬◎、4歳馬〇
| 年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 3歳 | 【2-2-0-8】 | 16.7% | 33.3% | 33.3% |
| 4歳 | 【4-3-5-39】 | 7.8% | 13.7% | 23.5% |
| 5歳 | 【2-0-4-43】 | 4.1% | 4.1% | 12.2% |
| 6歳 | 【2-1-1-29】 | 6.1% | 9.1% | 12.1% |
| 7歳 | 【0-4-0-16】 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
| 9歳 | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の中日新聞杯の好走馬を年齢別にまとめました。
もっとも活躍していたのは3歳馬で、通算成績は【2-2-0-8】です。
出走頭数は他の年齢と比較すると少ないですが、それでも12頭中4頭が好走しており、好走率は全年齢でもっとも高かったです。
次いで活躍していたのは4歳馬の【4-3-5-49】でした。
3歳馬には及ばないものの、5歳以上の馬と比較すると好走率は高い傾向にあります。
中日新聞杯は荒れるハンデ重賞競走として有名ですが、全体的に若い馬の好走率が高い傾向にありました。
今年の出走登録馬の中で3~4歳馬は合計7頭いました。
【ハンデ】53キロ以下は苦戦、重ハンデは58キロ台の馬が狙い目
| 斤量 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 53キロ以下 | 【1-0-1-19】 | 4.8% | 4.8% | 9.5% |
| 54キロ | 【0-3-3-29】 | 0.0% | 8.6% | 17.1% |
| 55キロ台 | 【3-3-2-30】 | 7.9% | 15.8% | 21.1% |
| 56キロ台 | 【2-1-1-34】 | 5.3% | 7.9% | 10.5% |
| 57キロ台 | 【2-2-2-26】 | 6.3% | 12.5% | 18.8% |
| 58キロ台 | 【2-1-1-3】 | 28.6% | 42.9% | 57.1% |
| 59キロ | 【0-0-0-2】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の中日新聞杯の好走馬を斤量別に見てみると、53キロ以下の馬は【1-0-1-19】と苦戦傾向にありました。
それ以外の斤量で見てみると、54キロから58キロまで幅広く結果を残していますが、このうち、58キロ台の馬は【2-1-1-3】で複勝率は57%と突出して安定しています。
好走した馬を見てみると、2023年の13番人気馬ハヤヤッコや2024年の6番人気だったマテンロウレオのように、人気のない馬が穴馬として台頭するケースも目立ちます。
中日新聞杯は他のレースと比較しても斤量の影響は大きくないですが、53キロは苦戦しており、58キロ台の馬は好走率が高い点は覚えておきたいです。
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中日新聞杯の過去10年の人気別成績
| 人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 1番人気 | 【2-2-1-5】 | 20.0% | 40.0% | 50.0% |
| 2番人気 | 【3-1-1-5】 | 30.0% | 40.0% | 50.0% |
| 3番人気 | 【1-1-0-8】 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
| 4番人気 | 【0-1-1-8】 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
| 5番人気 | 【2-0-1-7】 | 20.0% | 20.0% | 30.0% |
| 6~9番人気 | 【2-2-3-33】 | 5.0% | 10.0% | 17.5% |
| 10番人気以下 | 【0-3-3-77】 | 0.0% | 3.6% | 7.2% |
上位人気馬の信頼度は高くない
過去10年の中日新聞杯で1番人気は【2-2-1-5】、2番人気は【3-1-1-5】でした。
どちらも連対率は40%、複勝率は50%です。
ハンデ重賞競走らしく、上位人気馬の好走率は決して高くないので人気はあまり参考にしないほうが良いでしょう。
1~2番人気がどちらも馬券に絡んだ年は2回のみ
過去10年の中日新聞杯のうち、1番人気と2番人気がそろって馬券内に入線した年は2開催しかありませんでした。
それ以外の年はどちらか1頭、もしくは2頭とも着外に敗れているケースが目立ちます。
中日新聞杯は上位人気馬の信頼度が高くありませんが、1~2番人気がどちらも入線するケースはあまり見られないので組み合わせを予想する際は注意したいです。
順当で決まるケースはほとんどない
過去10年の中日新聞杯で馬券に絡んだ13頭が6番人気以下の馬でした。
ハンデ重賞らしく、穴馬の台頭が目立っています。
特に1~5番人気で決着した2017年を除いた9開催で必ず6番人気以下の馬が馬券に絡んでいるので、馬券予想の際は穴馬にも目を配りたいです。
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中日新聞杯の過去10年の枠番別成績
| 枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 1枠 | 【4-0-1-14】 | 21.1% | 21.1% | 26.3% |
| 2枠 | 【1-0-1-17】 | 5.3% | 5.3% | 10.5% |
| 3枠 | 【1-1-0-18】 | 5.0% | 10.0% | 10.0% |
| 4枠 | 【2-0-1-17】 | 10.0% | 10.0% | 15.0% |
| 5枠 | 【1-4-3-12】 | 5.0% | 25.0% | 40.0% |
| 6枠 | 【0-2-1-17】 | 0.0% | 10.0% | 15.0% |
| 7枠 | 【1-2-2-22】 | 3.7% | 11.1% | 18.5% |
| 8枠 | 【0-1-1-26】 | 0.0% | 3.6% | 7.1% |
好成績の1枠
過去10年の中日新聞杯の好走馬を枠順別に見てみると、もっとも活躍していたのは【4-0-1-14】の1枠でした。
これまで4頭も勝ち馬が出ており、勝率21%、複勝率26%と安定しています。
もともと勝つか飛ぶかのどちらかの傾向が強かったのですが、昨年は1枠から発走したマテンロウレオが3着入りしていることから、今後は2~3着の候補としても期待できそうです。
中日新聞杯において1枠は当たりなので該当馬は評価したいです。
複勝率がもっとも高いのは5枠
過去10年の中日新聞杯でもっとも複勝率が高かったのは5枠でした。
5枠は【1-4-3-12】で、勝ち馬こそ2017年のメートルダールしかいませんが、2~3着には7頭が入線しており、複勝率は40%と安定しています。
好走した5枠を見てみると、2022年のアイコンテーラー(10番人気)や、2021年のシゲルピンクダイヤ(10番人気)のように、穴馬も好走していることから、人気落ちでも警戒したいです。
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中日新聞杯の過去10年の前走クラス別成績
| 前走クラス | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| G2 | 【4-2-2-28】 | 11.1% | 16.7% | 22.2% |
| G3 | 【1-1-3-44】 | 2.0% | 4.1% | 10.2% |
| L | 【3-4-3-25】 | 8.6% | 20.0% | 28.6% |
| 3勝クラス | 【0-0-0-11】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
安定している前走G2組
過去10年の中日新聞杯で馬券に絡んだ8頭が前走G2レースを走っていました。
前走G2組は【4-2-2-28】で、勝率、連対率、複勝率はいずれも安定しています。また、馬券に絡んだ8頭のうちの7頭が前走で馬券外に敗れているので着順問わず信頼できるでしょう。
今年の出走登録馬を見てみると、前走クラスは4つのパターンに分けられますが、その中でもG2組が一番安定していたので該当している馬は評価したいです。
今年の出走登録馬の中で、前走がG2だった馬は3頭いました。
前走リステッド競走から挑む馬は前走芝1,800mか2,000mの馬のみ狙える
過去10年の中日新聞杯で前走がリステッド競走だった馬の通算成績は【3-4-3-25】でした。
好走率はもっとも多い上、連対率と複勝率は前走G2組よりも高い水準にあります。
なお、馬券に絡んだ11頭はいずれも前走芝1,800mか2,000mだったので、前走リステッド組を評価する場合は距離もチェックしたいです。
今年の出走登録馬の中で、前走が芝1,800m&芝2,000mのリステッド競走だった馬は8頭いました。
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