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【中日新聞杯2025追い切り評価/全頭診断】中穴人気の〝アノ馬〟にトップ評価「S」

中日新聞杯2025追い切り評価記事のアイキャッチ画像

中日新聞杯2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では中日新聞杯の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

12月10日の馬場状態

美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路の1番時計はエナジーショットが記録した4F51秒3です。時計は出ています。
ウッドの1番時計はバルボアパークが記録した6F78秒6です。こちらはいつも通りの高速馬場でした。

栗東
この日の栗東も坂路、ウッドどちらも良馬場でした。
ピエマンソンの4F50秒3でした。標準くらいの馬場です。
ウッドの1番時計はタイセイカレントが記録した6F77秒8です。ほかにも時計を出している馬は多く、全体的に時計が出ています。

目次(読みたい項目をタップ)

中日新聞杯2025追い切り評価/全頭診断コメント

中日新聞杯2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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ウインエーデル

ウインエーデル 12月9日(木) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)⑦98.266.051.236.111.4強め
前走最終栗東CW(良)⑦97.164.849.935.311.2強め

ウインエーデルは9日の火曜日に栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の外目から強めに追い、7F98秒2-6F81秒3-上がり1F11秒4の時計で駆け抜けています。

中間追い切りは坂路が7本、ウッドで6本行っていました。

このうち、映像はありませんが1週前の5日にも栗東ウッドで単走を行っており、ここでは西塚騎手が騎乗(レース当日の鞍上は未定)し、馬場の外目から一杯に追って7F95秒2-6F79秒1-上がり1F12秒0の自己2番目に速い時計を記録していますが、終いは2F11秒4-1F12秒0で減速していました。

最終追い切りも強めの調教で、2週続けて負荷を掛けていますがJRAレーシングビュアーに追い切り映像が上がっておらず、動きや馬体の確認は取れませんでした。

時計に関しても、前走最終時と比較すると全体時計と終い時計はでていません。

動きや馬体が確認できず、あくまでも時計だけで判断していますが、前走のアンドロメダステークス(L)が12着に沈んでいることから、前走よりも時計が出していない状態で前走以上の仕上がりは期待できなさそうです。

オニャンコポン

追い切り映像確認後に更新します。

カネフラ

カネフラ 12月10日(水) 評価E(測定不能)
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.738.512.3馬なり
前走最終栗東坂路(良)  55.839.412.4馬なり

今年の京橋ステークス(3勝クラス)を制したカネフラは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計54秒7-上がり1F12秒3の時計で登坂しています。

中間追い切りは11月下旬ごろから再開し、坂路で14本、ウッドで2本の時計が確認できました。

このうち、2週前の28日は坂路で末強めの単走を行い、全体時計55秒2-上がり1F12秒0の時計で登坂しています。

最終追い切りについては、JRAレーシングビュアーに追い切り映像が上がっておらず、馬体や動きの確認が取れませんでした。

時計に関しても、中間、最終追い切りともに軽めの調教で意図して出しておらず、時計だけで仕上がり具合を判断することもできません。

判断材料が乏しいため、ここはE評価(測定不能)とします。

グーデンドラーク

グーデンドラーク 12月10日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.538.112.3一杯
前走最終栗東坂路(良)  54.338.812.7馬なり

今年の上賀茂ステークス(3勝クラス)を制したグーデンドラークは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して一杯に追い、全体時計52秒5-上がり1F12秒3の時計で登坂しています。

今回は約2か月半ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは11月の下旬ごろから再開し、坂路で9本、ウッドで4本行いました。

このうち、映像はありませんが1週前の4日は栗東ウッドで単走し、レースで騎乗する亀田騎手が騎乗して馬場の真ん中から直線一杯に追い、6F81秒1-上がり1F11秒5の時計でしっかりと追われています。

最終追い切りも坂路で一杯に追われていますが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像が上がっておらず、動きや馬体の確認が取れませんでした。

時計に関しても、全体時計52秒5は一杯に追われた割にはまずまずといったところでしょうか。

1週前のウッドにおける中間追い切りでも直線一杯に追われて6F81秒1の時計を出していますが、いい時期はもう少し時計が出ているので、その時と比較すると最良の仕上がりという感じはしません。

情報量が乏しいので判断しがたいですが、時計だけ見たらまずまずといったところでしょうか。

もっとも、2週続けて負荷を掛けているのでレースまでの良化には期待できます。

当日予想できる方はパドックや返し馬で仕上がり具合をチェックしてみてください。

シェイクユアハート

シェイクユアハート 12月10日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.039.612.3馬なり
前走最終栗東坂路(良)  54.839.812.2馬なり

今年の小倉記念(G3)で2着のシェイクユアハートは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計54秒0-上がり1F12秒3の時計で軽く登坂しています。

中間追い切りは坂路が3本、ウッドでキャンターを10本行っています。

このうち、映像はありませんが1週前の3日は栗東坂路で単走し、ここは一杯に追われて全体時計53秒3-上がり1F12秒5の時計で負荷を掛けていました。

1週前に一杯に追ったため、最終追い切りは軽めの調教でした。

少し頭を低くしながらの登坂でしたが、少しハミ受けは悪く、前脚幅も少し広いです。
※ハミ受け:競走馬がジョッキーの手綱からの支持を受け入れてくれる状態のこと

もっとも、これはいつものシェイクユアハートの追い切りなので気にしなくていいでしょう。

その中で馬なりでも踏み込みはしっかりしており、道中力強い脚色で登坂していました。

ただ、脚取りに関しては好走した小倉記念のときほど軽快ではなく、少し重たい感じがしました。

時計に関しては1週前・最終追い切りともに目立ちませんが、好走した小倉記念の最終追い切りが単走の馬なりで全体時計53秒9-上がり1F11秒8なので、その時よりも今回は全体時計、終い時計ともに劣っています。

シェイクユアハートはそこまで坂路で時計を出すタイプではないので時計が出ていなくても問題ないですが、小倉記念のときほど仕上がっていないように感じました。

まずまずです。

ジューンテイク

ジューンテイク 12月10日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良) 67.451.937.812.0末強め
前走最終栗東CW(良)⑦97.365.951.337.511.9馬なり

かつてのパフォーマンスを取り戻したいジューンテイクは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の外目から末強めに追い、5F67秒4-上がり1F12秒0の時計でまとめています。

今回は約2か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは坂路で7本、ウッドで4本の時計が確認できました。

このうち、映像はありませんが1週前の3日には坂路でベイラム(牡3、1勝クラス)と併せており、僚馬を6馬身半追走する形で強めに追い、4F56秒7-上がり1F12秒6の時計で登坂していますが、僚馬に1馬身遅れています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと

最終追い切りはウッドコースで単走でした。

多少頭は高いものの、四肢をスムーズに動かしながら立ち回っています。

直線でも手前変えもスムーズでしたが、終盤に再度手前を変えていました。

また、末強めの割には終い2F12秒1-1F12秒0でそこまで目立たないのも気になります。

無駄のない動きではあるものの、いい時期はもっと時計を出していたので、怪我前の状態を取り戻しているには至らないような感じがしました。

中京コースは【2-1-0-0】と崩れていませんが、追い切りを見たところ、そこまで良化は感じられませんでした。

ショウナンアデイブ

ショウナンアデイブ 12月10日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  56.340.412.7馬なり
前走最終栗東坂路(良)  54.439.412.5馬なり

今年の小倉大賞典(G3)で2着入線したショウナンアデイブは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計56秒3-上がり1F12秒7の時計で軽くまとめています。

中間追い切りは坂路で13本、ウッドでキャンターを4本行っていました。

このうち、映像はありませんが1週前の3日は坂路で単走し、一杯に追われて全体時計54秒0-上がり1F12秒1の時計で負荷を掛けています。

最終追い切りは軽めの調教でしたが、少し視線を落としながらも体幹の安定した走りで淡々と登坂していました。

中盤以降になると少し目線が右方向に向いていたものの、踏み込みはしっかりしており、力強い脚色で登坂しています。

時計はそこまで目立たなかったものの、1週前に一杯に追われた影響もあるのか、前向きな走りを見せているのは良かったです。

近走凡走が続いていますし、時計も目立ちませんが安定した走りで前向きな動きだったので、個人的には時計以上に仕上がっているように感じました。

シンハナーダ

シンハナーダ 12月10日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦W(良) 66.250.937.212.1G前仕掛け
前走最終美浦W(稍重)81.965.150.336.711.8強め

前走の魚沼ステークス(3勝クラス)を制したシンハナーダは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の3分どころからゴール前にて仕掛けられ、5F66秒2-上がり1F12秒1の時計で長く脚を引き出しています。

中間追い切りは11月下旬ごろから再開し、ウッドに特化した追い切りを6本行っていました。

このうち、映像はありませんが1週前の3日も美浦ウッドで追い切りを行っており、ここはアグアフレスカ(牝2、新馬)と併せています。

助手が騎乗して馬場の内目から僚馬を8馬身半追走する形でゴール前にて仕掛けられ、5F64秒7-上がり1F11秒5の時計で僚馬に2馬身先着していました。

最終追い切りもゴール前仕掛けなので2週続けて強く追われていますが、序盤からきびきびとリズムよくコーナーを周回していました。

直線に入ってからは少し左前脚の動きが固いようにも見えますが、終盤にペースアップして終い3F12秒9-2F12秒2-1F12秒1で持久力のある走りでまとめています。

1週前追い切りより時計は出ていませんが、1週前は最終追い切りより馬場の内目を回っていましたし、併せ馬がいたので時計が出やすい状況でした。

そういう意味では1週前と時計は比較しなくてもよいでしょう。

中京は初めてとなりますが、左回りのコースでは【3-1-0-2】と崩れていないので、現状の仕上がりでもかみ合えば力を引き出せそうです。

ダンディズム

ダンディズム 12月10日(水) 評価E(測定不能)
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.738.912.5馬なり
前走最終栗東坂路(良)  53.438.412.1馬なり

中央所属馬でただ1頭のマンハッタンカフェ産駒であるダンディズムは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計53秒7-上がり1F12秒5の時計で登坂しています。

中間追い切りは坂路で8本、ウッドで1本の時計が確認できました。軽めの調教ですが、中2週にしては乗り込んでいます。

最終追い切りも軽めの調教でしたがJRAレーシングビュアーに追い切り映像が上がっておらず、動きや馬体の確認がとれませんでした。

時計に関しても馬なりのものなので意図して出しておらず、現状どこまで仕上がっているのか分かりません。

判断材料がほとんどないため、ここはE評価(測定不能)とします。

ピースワンデュック

ピースワンデュック 12月10日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦W(良)84.969.054.038.812.2馬なり
前走最終美浦W(稍重)83.768.153.037.611.8馬なり

今年の秋風ステークス(3勝クラス)を勝利したピースワンデュックは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

主戦の柴田善臣騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで6F84秒9-上がり1F12秒2の時計で走破しています。

中間追い切りは坂路で11本、ウッドで2本の追い切りを行っていました。いずれも軽めの調教でしたが1週前にはウッドコースで併せ馬を置いて馬場の外目から馬なりで6F81秒2の時計を記録しています。

最終追い切りもウッドコースで馬なりの調整でしたが、少し頭を低くしながらもリズムよくコーナーを周回しています。

ただ、頭の動きは大きくて、少し脚の動きも固い感じがしました。

いつも通りのピースワンデュックらしいフォームで追えていますが、もう少しシャープにまとめることができればなお良かったです。

ここは及第点までとします。

ファミリータイム

ファミリータイム 12月10日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.639.112.4強め
前走最終栗東坂路(良)  54.739.412.2末強め

条件戦を連勝してオープン入りしたファミリータイムは栗東坂路でユメハハテシナク(牡5、2勝クラス)と併せました。

近3戦でコンビを組んでいる松山騎手が追い切りに騎乗し、僚馬より3馬身先行する形で強めに追い、全体時計53秒6-上がり1F12秒4の時計で僚馬と併入しています。

今回は約3か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは先月半ばごろから再開し、坂路で17本、ウッドで2本の追い切りを行っていました。

このうち、映像はありませんが1週前の3日は栗東坂路でイチトゼロノアイダ(牝3、1勝クラス)と併せています。

この時は助手が騎乗して僚馬を4馬身追走する形で一杯に追い、全体時計53秒1-上がり1F12秒7の時計で負荷を掛けていますが、僚馬に半馬身届きませんでした。

最終追い切りも坂路で強めの調教なので2週続けて負荷を掛けています。

ここは僚馬よりも先行する形で追われましたが、少し頭の位置は安定していないものの、右手前で長く脚を使って最後まで登坂していました。

終始右手前でしたが、終いは2F12秒9-1F12秒4で最後まで加速ラップでまとめています。

全体時計53秒6はそこまで目立つものではありませんが、ファミリータイムはもともと坂路で時計を出すタイプではないので問題ないでしょう。

もう少しシャープにまとまっていればなお良かったものの、持久力のある脚質でまとめているのは好感触です。

中京適性も【3-2-0-1】と高いので、現状の仕上がりでもベストは尽くせるのではないでしょうか。

ホウオウプロサンゲ

ホウオウプロサンゲ 12月10日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  55.040.612.8馬なり
前走最終栗東坂路(良)  54.939.812.5馬なり

二桁着順が続いているホウオウプロサンゲは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計55秒0-上がり1F12秒8の時計で登坂しています。

前走のキャピタルステークス(L)から中1週の参戦となるため、中間は9日に坂路でキャンターを1本のみ行っていました。

最終追い切りも坂路で馬なりの調整でしたが、多少頭は高いもののラチに近いところから左手前で軽い脚取りで淡々と登坂しています。

ただ、終盤以降になると少しハミ受けの悪さも見られました。

全体的にバランスの良い走りでまとめていますが、大きな上積みもなさそうでした。

近走安定していれば現在の走りでも問題なさそうでしたが、ホウオウプロサンゲに関しては凡走が続いているため、できれば大きな上積みが欲しかったです。

マイネルケレリウス

マイネルケレリウス 12月10日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦W(良) 70.854.238.712.2馬なり
1週前美浦W(良) 65.650.537.212.0馬なり
前走最終美浦W(良) 70.354.839.111.6G前仕掛け

前走のアンドロメダステークス(L)で3着入線したマイネルケレリウスは美浦のウッドチップコースでホウオウノーサイド(牡6、オープン)と並走しました。

助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬より6馬身先行し、5F70秒8-上がり1F12秒2の時計で併入しています。

1週前の3日も美浦ウッドで追い切りし、ここではジャケットポケット(牡2、未勝利)と併せています。

この時も助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで僚馬を6馬身半追走し、5F65秒6-上がり1F12秒0の時計で僚馬に1馬身半先着しています。

僚馬の内側からの追い切りでしたが、少し頭を低くしながら風の抵抗なく、するすると僚馬に接近しています。

直線に入ってからも無駄のないフォームで僚馬の先に立ち、直線では強めの追われた僚馬に身体を合わせるように迫ってきましたが、鞭が入ると脚を伸ばして僚馬との差を開けて先着しています。

全体的に重心低めに安定した走りを見せており、終いも3F12秒9-2F12秒3-1F12秒0の加速ラップでまとめていました。

促されてからの反応も良いですし、総合的にいい内容で駆け抜けているのは好感が持てます。

最終追い切りも美浦ウッドで軽めの調整をしました。

ここは僚馬の外目から立ち回りましたが、1週前と比較すると四肢の踏み込みが力強く、馬なりながらも気合の乗った走りができています。

全体時計70秒8は目立ちませんが、終いは1F12秒2なので終い重視で調整しており、それに応えるように直線では長く脚を伸ばして先を行くホウオウノーサイドに追いついて併入しています。

陣営の思い通りの動きができていたと感じますし、低い姿勢で最後までしっかり追えているのも良かったです。

いい仕上がりでした。

マイネルメモリー

マイネルメモリー 12月10日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.439.613.0末強め
前走最終栗東坂路(良)  54.639.812.6一杯

今年の函館記念(G3)で3着入線したマイネルメモリーは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して末強めに追い、全体時計54秒4-上がり1F13秒0の時計を記録しましたが、終いは2F12秒7-1F13秒0の減速ラップです。

前走から中3週となりますが、中間追い切りは坂路で1本、ウッドでキャンターを5本行っています。

最終追い切りは末強めで販路を駆け上がっていますが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像が上がっておらず、動きや馬体の確認が取れませんでした。

時計に関しては、末強めで追われたものの、前述したように終いは2F12秒7-1F13秒0の減速ラップです。

全体時計54秒4も特に目立たない中で、終いの使える脚が限られているのはマイナス材料でした。

いい時期は4F51秒~52秒台で登坂していたときもあるので、末強めに追われて今回54秒4、しかも減速ラップは評価しがたいです。

判断材料がほとんどないですが、時計に関しては物足りなさが感じられました。

マイネルモーント

マイネルモーント 12月10日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦W(良)83.266.451.637.812.5強め
1週前美浦W(良)86.069.254.138.712.1馬なり
前走最終美浦W(良)82.466.352.238.512.0一杯

今年の中山金杯(G3)で2着入りしたマイネルモーントは美浦のウッドチップコースでニタモノドウシ(牡3、2勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬を3馬身追走する形で強めに追い、6F83秒2-上がり1F12秒5の時計で僚馬と併入しています。

1週前の3日も美浦ウッドで追い切りを行い、ここでは先週のステイヤーズステークス(G2)に出走したワープスピード(牡6、オープン)と併せています。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで僚馬を半馬身追走し、6F86秒0-上がり1F12秒1の時計で併入しました。

僚馬の内側からの追い切りでしたが、四肢の使い方は軟らかく、コーナーワークでもきびきびとした脚取りで直線入りしました。

直線に入ってからは少し脚どりが寄ったりとしたものに変わりましたが、その分歩様を大きくしながら走破しています。

終いは2F12秒6-1F12秒1の加速ラップですし、楽な姿勢でオープンクラスの僚馬と併入は悪くないでしょう。

最終追い切りはウッドコースで強めに追われました。

ここも僚馬の内側からの追い切りでしたが、序盤から力のある歩様でコーナーを周回しています。

ただ、直線に入って助手の手が動いてからは意外と伸びておらず、終いは3F12秒9-2F12秒4-1F12秒5で使える脚は限られていました。

全体時計83秒2はこの馬からしたらまずまずですが、これまで加速ラップでまとめることが多かったことを考えると、今回使える脚が限られていたのは気になるところです。

及第点までとしておきます。

メリオーレム

メリオーレム 12月10日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.938.912.3馬なり
前走最終栗東坂路(良)  53.038.212.1馬なり

今年のむらさき賞(3勝クラス)を勝利したメリオーレムは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計53秒9-上がり1F12秒3の時計で軽めに仕上げています。

今回は約2か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは11月中旬ごろから再開し、坂路で12本、ウッドで7本の時計が確認できました。

このうち、映像はありませんが1週前の5日には栗東坂路で一杯に追われ、全体時計52秒7-上がり1F12秒4の自己2番目に速い時計で強く負荷を掛けています。

1週前に強く追ったので最終追い切りは軽めの単走でしたが、ラチに近いところから左手前で楽に登坂していました。

体幹の整った安定した走りでしたし、終始左手前ながらも最後は終い2F12秒6から1F12秒3でまとめているのも良いでしょう。

久々ですが1週前に一杯に追って好時計を記録した影響もあるのか、身体も引き締まっていますし、最後まで加速ラップで登坂しているのも好感触です。

今年の小倉記念は人気を裏切る結果となりましたが、その時より安定した走りだったので、この仕上がりならレースでも力を引き出せそうです。

リフレーミング

リフレーミング 12月10日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)85.168.753.338.411.7馬なり
前走最終栗東CW(良)82.766.651.636.611.3強め

中央競馬でただ1頭のキングヘイロー産駒であるリフレーミングは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

レースで騎乗するM.デムーロ騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで6F85秒1-上がり1F11秒7の時計で鋭く伸びています。

中間追い切りは坂路で軽めの調教を3本、ウッドで4本の追い切りが確認できました。

このうち、映像はありませんが1週前の6日も栗東ウッドで単走し、ここは馬場の外目から強めに追って6F82秒4-上がり1F12秒2の時計で走破しています。

最終追い切りは馬なりの調教でしたが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像が上がっていないため馬体や動きの確認が取れませんでした。

時計に関しても馬なりでしたが、終いは2F12秒2-1F11秒7で加速しています。

もっとも、全体時計が85秒1なので終い時計が出やすかったのも事実で、これだけでは判断しがたいです。

1週前のウッド追いを見てみると、全体時計82秒4から終いは2F11秒6-1F12秒2の減速ラップだったので、こちらは少し課題が残る走りでした。

全体時計82秒4はこれまでのウッド追いで4番目に速い時計ですが、前走福島記念(G3)の1週前追い切りでは併せ馬を置いていたとはいえ、馬場の真ん中から一杯に追って6F80秒8-終いは2F11秒9から1F11秒8なのでこのときのほうが好感色だったように感じます。

今回は終い重視の追い切りという面では悪くないものの、1週前追い切り内容に関しては福島記念の時の方がよく見えました。

追い切り映像がないので断片的な情報でしか判断していませんが、時計を見る限りは福島記念の時の方が仕上がり良好だったように感じます。

レッドバリエンテ

レッドバリエンテ 12月10日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)85.369.354.138.411.5馬なり
前走最終栗東CW(良)83.867.852.837.611.3馬なり

レッドバリエンテは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

中井騎手が騎乗(レース当日は西村淳也騎手が騎乗)し、馬場の外目から馬なりで6F85秒3-上がり1F11秒5の時計で走破しています。

中間追い切りは坂路で11本、ウッドで3本の時計が確認できました。目立った時計はありません。

最終追い切りは馬なりで軽めの調整でしたが、全体時85秒3から終い1F11秒5なので、終い重視の内容です。

道中は軽快な立ち回りで追えていますが、少し前脚の動きは固い感じがしました。

直線に入ってからは少し脚の回転を引き上げてまとめていますが、馬なりということもあってそこまでスピード感はありません。

また、脚取りを見ても少し踏み込みは浅い感じがします。

現在の中京コースは開催2週目なので芝コンディションは良く、時計が出る可能性は高いですが、前走アンドロメダステークス(L)の最終追い切りと比較すると、全体時計、終い時計ともに今回の方が見劣りしました。

一回レースを使って良化の可能性にも期待したいところでしたが、追い切りを見る限りはそこまで変化はなさそうでした。

ただ、中京コースは【3-1-0-1】と相性がいいので、現状の仕上がりでも力を発揮できるかもしれません。

ヴィンセンシオ

ヴィンセンシオ 12月10日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦坂路(良)  53.039.112.8G前仕掛け
前走最終美浦坂路(良)  52.838.212.3馬なり

今年の弥生賞ディープインパクト記念(G2)で2着入線したヴィンセンシオは美浦坂路でカペラステークス(G3)に出走登録しているガビーズシスター(牝4、オープン)と併せました。

今回初コンビを組む杉原騎手が追い切りに騎乗し、僚馬より1馬身半先行する形でゴール前にて仕掛けられ、全体時計53秒0-上がり1F12秒8の時計で同時併入しています。

今回は約4か月ぶりの実戦となりますが、中間追い切りは坂路で10本、ウッドで1本追い切りを行っています。

このうち、映像はありませんが1週前の4日は美浦ウッドでガビーズシスターと併せ、僚馬より1馬身半先行する形で一杯に追い、5F66秒7-上がり1F11秒7の時計を記録していますが、僚馬に2馬身の遅れを取りました。

最終追い切りもゴール前仕掛けで強く追っています。

僚馬の右側から登坂していますが、少し頭は外ラチ沿いの方に向いていて集中できているかというと微妙です。

久々も影響しているのか、左前脚も少し固い感じがしました。

もっとも、馬体に関しては久々でもまとまっていますし、全体時計53秒0もこれまでの坂路時計の中で2番目に速いものでした。

併せたガビーズシスターもカペラステークスの有力候補ですが、強い相手に引けを取らずまとめているのも悪くないでしょう。

久々にしてはまずまず仕上がっていました。

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中日新聞杯2025追い切り評価ランキング

評価馬名
マイネルケレリウス
ショウナンアデイブ
メリオーレム
グーデンドラーク
シェイクユアハート
シンハナーダ
ピースワンデュック
ファミリータイム
マイネルモーント
リフレーミング
ヴィンセンシオ
ウインエーデル
ジューンテイク
ホウオウプロサンゲ
マイネルメモリー
レッドバリエンテ
 
E(測定不能)カネフラ
ダンディズム
同評価内は50音順になります。

中日新聞杯2025追い切り映像

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YouTubeの動画で見たいという方は「JRA公式チャンネル」で12月12日(金曜)の17時に公開されるのでチェックしてみましょう。

中日新聞杯2025の最終予想

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