【日経賞2023予想】本命馬3頭+ヒモ荒れにおすすめいしたい穴馬2頭を紹介!
日経賞2023のおすすめの注目馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
コースの特徴や競走馬の血統、追い切りや過去10年のデータから予想していきます!
日経賞2023の概要
日経賞は中山芝2,500mで開催される長距離レースです。
有馬記念と全く同じ舞台で開催される日経賞は、前年度に活躍した中・長距離馬が始動戦として利用することが多いです。
実際に出走するほとんどの馬が今年の初戦、もしくは1月に行われた金杯や日経新春杯・AJCCをはさんで日経賞に挑んでいました。
さて、日経賞を制した馬には天皇賞(春)への優先出走権が与えられます。
前週に行われた阪神大賞典と同じく天皇賞(春)のステップレースとなっているのです。
阪神大賞典が阪神で行われているのに対し、日経賞は中山で開催されているレースなので、関東馬の割合が多いですよ。
もっとも、阪神大賞典が芝3,000mの舞台で典型的なステイヤーが参戦するのに対し、日経賞は芝2,500mが舞台なので中距離馬でも出走しやすく、天皇賞(春)への結びつきはどちらかというと阪神大賞典組のほうが強かったりします。
それでも、大阪杯ではなく天皇賞(春)を目標にした中距離馬が参戦するということでメンバーリーディングの高いレースです。
今年は昨年の菊花賞馬であるアスクビクターモアと一昨年の菊花賞馬タイトルホルダーが激突するのでそれだけでも注目に値しますね。
ここを制して天皇賞(春)に駒を進めるのはどの馬か。
いまから楽しみです!
日経賞2023の開催内容
開催日 | 3月25日(土曜) 15:45発走 |
格付け | G2 |
開催競馬場 | 中山競馬場 中山11R |
コース | 芝2,500m |
性齢 | 4歳以上 |
斤量 | 別定 |
1着賞金 | 6700万円 |
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日経賞2023が開催される中山の芝2,500mの特徴
スタート地点 | 外回りコースの3コーナー手前 |
コース | 内回りの右回り |
1周の距離 | Aコース=1,667m Bコース=1,686m Cコース=1,705m |
直線距離 | 310m |
高低差 | 5.3m |
フルゲート | 16頭 |
日経賞が開催される中山芝2,500mのスタート地点は外回りコースの3コーナー手前です。
スタートから最初の4コーナーまでは約190mと短く、コーナーを超えたら1度目のスタンド前を走ります。
直線上には中山名物の急坂がありますが、1周目でペースも落ち着いているのでそこまで影響はありません。
急坂をのぼった後も1コーナーから2コーナーの間までは上り傾斜なので各馬ゆったりとしたペースで向こう正面を目指します。
向こう正面に差し掛かったあたりが残り1,000mです。
騎手や馬にもよりますが、早仕掛けをする場合はこの1,000m付近から徐々に進出を開始、もしくはペースを引き上げる傾向があります。
ロングスパートに定評のあるゴールドシップはいつもこのあたりから動き出していました。
それに釣られて各馬もペースアップするため徐々にレースが白熱するのです。
中山は最後の直線が短いことから、2周目の3,4コーナーでは各馬は一気に動き出します。
最後の直線は310mです。
直線入りの段階では各馬トップスピードでゴールを目指しますが、ゴール手前200m付近で中山名物の急な上り坂が再び立ちはだかります。
最後の追い比べでこの坂があるため、馬にとっては非常にタイトなコースです。
坂を上りきった先にゴールが待っています。
中山芝2,500mは菊花賞好走組が結果を残していることからも分かるように、長距離色の強い馬が有利となっています。
脚質的には最後の直線が短いこと、さらにはコーナーを6回回るコース形態からも逃げや先行といった前で競馬する馬が活躍しています。
差しや追い込み馬は早仕掛けが得意な馬でないと上位入選は厳しいですよ。
求められる要素は第一にスタミナ、第二に急坂を駆け上がるパワーです。
血統的にもスタミナやパワーに定評のある馬から馬券予想を行いたいですね。
中山の芝2,500mはここをチェック!
- 有馬記念が開催される舞台
- トリッキーな舞台
- スタミナとパワーが重要
- ルメール騎手が絶好調
- 外枠が不利
日経賞2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | コトブキテティス | 牝6 | 55.0 | 柴田善臣 |
2 | タイトルホルダー | 牡5 | 59.0 | 横山和生 |
3 | キングオブドラゴン | 牡6 | 57.0 | 松岡正海 |
4 | ライラック | 牝4 | 54.0 | M.デムーロ |
5 | ディアスティマ | 牡6 | 57.0 | 北村友一 |
6 | ボッケリーニ | 牡7 | 58.0 | 浜中俊 |
7 | アリストテレス | 牡6 | 57.0 | 菅原明良 |
8 | カントル | 牡7 | 57.0 | 石橋脩 |
9 | アスクビクターモア | 牡4 | 58.0 | 田辺裕信 |
10 | マイネルファンロン | 牡8 | 57.0 | 丹内祐次 |
11 | マカオンドール | 牡5 | 57.0 | 戸崎圭太 |
12 | ヒートオンビート | 牡6 | 57.0 | 池添謙一 |
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過去10年の日経賞のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2013 | 1 | 14 | フェノーメノ | 1 | ジャパンカップ(G1) | 5 |
良 | 2 | 1 | カポーティスター | 9 | 京都記念(G2) | 6 |
3 | 12 | ムスカテール | 7 | 日経新春杯(G2) | 2 | |
2014 | 1 | 10 | ウインバリアシオン | 1 | 有馬記念(G1) | 2 |
良 | 2 | 11 | ホッコーブレーヴ | 10 | ジャパンカップ(G1) | 12 |
3 | 2 | ラストインパクト | 3 | 小倉大賞典(G3) | 1 | |
2015 | 1 | 6 | アドマイヤデウス | 4 | 日経新春杯(G2) | 1 |
良 | 2 | 3 | ウインバリアシオン | 5 | 有馬記念(G1) | 12 |
3 | 4 | ホッコーブレーヴ | 6 | ステイヤーズS(G2) | 5 | |
2016 | 1 | 9 | ゴールドアクター | 2 | 有馬記念(G1) | 1 |
良 | 2 | 4 | サウンズオブアース | 1 | 有馬記念(G1) | 2 |
3 | 2 | マリアライト | 4 | 有馬記念(G1) | 4 | |
2017 | 1 | 13 | シャケトラ | 4 | 日経新春杯(G2) | 2 |
良 | 2 | 11 | ミライヘノツバサ | 7 | AJCC(G2) | 3 |
3 | 10 | アドマイヤデウス | 6 | 有馬記念(G1) | 11 | |
2018 | 1 | 12 | ガンコ | 3 | 松籟S(1,600万) | 1 |
良 | 2 | 3 | チェスナットコート | 7 | 早春S(1,600万) | 1 |
3 | 11 | サクラアンプルール | 6 | 中山記念(G2) | 4 | |
2019 | 1 | 1 | メイショウテッコン | 3 | 日経新春杯(G2) | 9 |
稍重 | 2 | 7 | エタリオウ | 1 | 菊花賞(G1) | 2 |
3 | 4 | サクラアンプルール | 4 | AJCC(G2) | 5 | |
2020 | 1 | 14 | ミッキースワロー | 1 | AJCC(G2) | 4 |
良 | 2 | 10 | モズベッロ | 2 | 日経新春杯(G2) | 1 |
3 | 12 | スティッフェリオ | 9 | AJCC(G2) | 8 | |
2021 | 1 | 4 | ウインマリリン | 4 | AJCC(G2) | 6 |
良 | 2 | 7 | カレンブーケドール | 1 | 有馬記念(G1) | 5 |
3 | 2 | ワールドプレミア | 2 | 有馬記念(G1) | 5 | |
2022 | 1 | 11 | タイトルホルダー | 1 | 有馬記念(G1) | 5 |
稍重 | 2 | 6 | ボッケリーニ | 4 | AJCC(G2) | 3 |
3 | 7 | ヒートオンビート | 2 | 中山金杯(G3) | 3 |
【血統】2大巨頭は優勝なし
血統(父系) | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
ハーツクライ | 【1-3-0-10】 | 7.1% | 28.6% | 28.6% |
ステイゴールド | 【1-1-1-14】 | 5.9% | 11.8% | 17.6% |
ドゥラメンテ | 【1-0-0-0】 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
ディープインパクト | 【0-1-3-12】 | 0.0% | 6.3% | 25.0% |
キングカメハメハ | 【0-1-3-2】 | 0.0% | 16.7% | 66.7% |
過去10年の日経賞で好走しているのは表にあげた5つの種牡馬です。
いずれの種牡馬も芝レースでリーディング上位の馬ばかりですね。
表で注目したいのはディープインパクト産駒とキングカメハメハ産駒の勝ち馬が過去10年1頭も出ていないことです。
どちらも2大種牡馬として一世風靡しましたが、意外にも日経賞において勝ち馬はいませんでした。
相手候補としては優秀ですが、アタマでは少し評価を下げてもよさそうです。
今年の出走登録馬で表に挙げた産駒をまとめました。
【上がり】上がり勝負になりやすい
上がり | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1位 | 【4-2-4-3】 | 30.8% | 46.2% | 76.9% |
2位 | 【1-4-2-3】 | 10.0% | 50.0% | 70.0% |
3位 | 【3-1-1-7】 | 25.0% | 33.3% | 41.7% |
4,5位 | 【2-1-3-14】 | 10.0% | 15.0% | 30.0% |
6位以下 | 【0-2-0-80】 | 0.0% | 2.4% | 2.4% |
過去10年の勝ち馬はいずれも上がり5位以上の末脚で勝利をつかみました。
また、馬券に絡んだ28頭が上がり5位以上の末脚を使っています。
上がり6位以下の馬は過去10年で82頭いましたが、馬券に絡んだのはわずか2頭のみでした。
日経賞は長距離戦なのでスタミナ勝負になりやすいですが、2周目の向こう正面以降からペースアップするため、レース後半で末脚を活かすことができる馬が活躍しています。
上がりの末脚に定評がある馬は評価をあげたいですね。
今年の出走登録馬で前走上がり3位以上の末脚を使った馬は2頭いました。
【年齢】4歳馬が大活躍!
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 【6-5-1-15】 | 22.2% | 40.7% | 44.4% |
5歳 | 【2-2-4-26】 | 5.9% | 11.8% | 23.5% |
6歳 | 【2-2-2-31】 | 5.4% | 10.8% | 16.2% |
7歳以上 | 【0-1-3-35】 | 0.0% | 2.6% | 10.3% |
過去10年の日経賞で最も好走しているのは4歳馬でした。
6頭の勝ち馬をはじめ、12頭が馬券に絡み、単勝率・連対率・複勝率ともに年齢トップでした。
5,6歳馬も馬券に絡んでいますが、7歳以降になると極端に好走率が減少し、2019年のサクラアンプルールを最後、1頭も馬券に絡んでいませんでした。
日経賞では4歳馬を評価し、7歳以上の馬は評価を下げてもよさそうです。
今年の出走馬で4歳馬は2頭いました。
また、7歳以上の馬は3頭います。
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過去10年の日経賞の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【4-3-0-3】 | 40.0% | 70.0% | 70.0% |
2番人気 | 【1-1-2-6】 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
3番人気 | 【2-0-1-7】 | 20.0% | 20.0% | 30.0% |
4番人気 | 【3-1-2-4】 | 30.0% | 40.0% | 60.0% |
5,6番人気 | 【0-1-3-16】 | 0.0% | 5.0% | 20.0% |
7~9番人気 | 【0-3-2-25】 | 0.0% | 10.0% | 16.7% |
10番人気以下 | 【0-1-0-46】 | 0.0% | 2.1% | 2.1% |
勝ち馬は1~4番人気から
過去10年の日経賞の勝ち馬はいずれも1番人気から4番人気の馬でした。
特に、1番人気は勝率40%、複勝率70%とハイアベレージです。
日経賞で1着馬を予想する際は人気馬から選択してもよさそうです。
相手には中位人気馬もよく絡む
過去10年の日経賞で馬券に絡んだ10頭が5番人気以下の馬でした。
近2年こそ4番人気以内の馬同士で決着していますが、そこから過去8開催を見てみると、6開催で5番人気以下の馬が最低1頭は馬券に絡んでいます。
強い馬やG1馬が揃った年は堅い決着になりますが、それ以外の年は波乱も度々見られていますね。
今年は2頭の菊花賞馬が参戦していますが、それ以外の馬は非G1馬です。
もしかしたらヒモ荒れ決着もあり得るかもしれませんね。
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過去10年の日経賞の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-1-0-9】 | 9.1% | 18.2% | 18.2% |
2枠 | 【0-1-3-11】 | 0.0% | 6.7% | 26.7% |
3枠 | 【1-1-0-15】 | 5.9% | 11.8% | 11.8% |
4枠 | 【0-3-3-11】 | 0.0% | 17.6% | 35.3% |
5枠 | 【1-0-1-17】 | 5.3% | 5.3% | 10.5% |
6枠 | 【2-4-1-12】 | 10.5% | 31.6% | 36.8% |
7枠 | 【2-0-2-15】 | 10.5% | 10.5% | 21.1% |
8枠 | 【3-0-0-17】 | 15.0% | 15.0% | 15.0% |
6枠~8枠に妙味あり
過去10年の日経賞の好走馬を枠順別にまとめました。
勝ち馬の7頭が6枠から8枠の馬だったのです。
勝ち馬だけ見たら外枠が好走していました。
相手候補に差はない
過去10年の日経賞を複勝別に見ると、好走率が高いのは4枠と6枠でともに複勝率30%を超えていました。
複勝率が20%台は2枠と7枠で、それ以外はいずれも複勝率10%台でした。
単勝率だけみたら外枠有利に感じますが、複勝率は枠順を問いません。
アタマこそ外枠から選びたいところですが相手候補はそこまで枠の影響を意識しなくてもよさそうですね。
過去10年の日経賞の前走レース別成績
前走 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
有馬記念(G1) | 【3-3-3-8】 | 17.6% | 35.3% | 52.9% |
日経新春杯(G2) | 【3-1-1-8】 | 23.1% | 30.8% | 38.5% |
AJCC(G2) | 【2-2-2-16】 | 9.1% | 18.2% | 27.3% |
菊花賞(G1) | 【0-1-0-1】 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
京都記念(G2) | 【0-1-0-8】 | 0.0% | 11.1% | 11.1% |
有馬記念、AJCC、日経新春杯組が中心
過去10年の日経賞好走馬の19頭が前走有馬記念・AJCC・日経新春杯でした。
特に前走有馬記念組は【3-3-3-8】で複勝率は5割を超えています。
また、絶対数こそ少ないですが前走菊花賞組も過去10年で2頭が出走し、1頭が馬券に絡みました。
日経賞では前走が有馬記念かAJCC、日経新春杯に菊花賞だった馬を評価してよさそうです。
今年の出走馬で該当する馬は4頭いました。
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日経賞2023の注目馬3頭
天皇賞(春)のステップレースである日経賞は中・長距離馬が多数参戦します。
今年も有力馬が多数揃いました。
今年の出走馬で注目したい3頭の馬をまとめました。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
タイトルホルダー
昨年の春G1路線で大活躍したタイトルホルダーが昨年同様日経賞から始動します。
一昨年の菊花賞は緩急をつけた逃げで完勝し、昨年の天皇賞(春)においてもステイヤーの素質をフルに活かした競馬で圧勝しています。
現役最強のステイヤーであるタイトルホルダーは当初大阪杯を予定していましたが、天皇賞までの感覚を考慮して日経賞を向かいます。
前走の有馬記念は9着とはいえ、酷馬場だった凱旋門賞帰りを考えたら致し方ない部分もありました。
昨年は8割くらいの出来でこの舞台を制しているように万全の状態じゃなくてもポテンシャルの高さで太刀打ちできるでしょう。
今年は後輩菊花賞馬のアスクビクターモアが強敵となりますが、凱旋門賞の後遺症さえなければここでも勝ち負けは十分できるでしょう。
新旧菊花賞馬の戦いに注目ですね。
アスクビクターモア
昨年の菊花賞では好位から抜け出してボルドグフーシュとの競り合いを制し、クラシック最後の一冠を手にしました。
このとき2着のボルドグフーシュがのちに有馬記念で2着に、そして3着のジャスティンパレスが前週行われた阪神大賞典を制していることからも、強い相手に勝ち切れたのは評価したいです。
もともとは有馬記念の参戦も検討されていましたが、大事をとって翌年以降のレースに回されました。
日経賞の舞台である中山は【3-1-0-1】と相性抜群です。
昨年の弥生賞では叩きの1戦とはいえのちのダービー馬であるドウデュースにも先着しました。
ここは先輩菊花賞馬のタイトルホルダーが強敵になりますが、タイトルホルダーが凱旋門の疲れが残っているようであればアスクビクターモアにもチャンスはあるでしょう。
菊花賞馬の意地をここで証明したいですね。
ボッケリーニ
ボッケリーニは昨年の日経賞でタイトルホルダーのクビ差2着に入選しました。
このときのタイトルホルダーが8分の出来だったそうなので、万全の状態ならもっと大差をつけられていましたが、それでもクビ差まで詰め寄れたのは評価したいです。
近2戦は二けた着順に敗れていますが、一流馬が揃う有馬記念とジャパンカップだったことを考えたらそこまで悲観しなくてもいいでしょう。
データと相性の悪い7歳馬ですが、ヒモ候補としては十分あり得るでしょう。
日経賞2023の穴馬2頭
日経賞は勝ち馬こそ人気馬ばかりですが、2,3着には人気落ちの馬も馬券に絡んでいます。
今年の日経賞登録馬で配当妙味のありそうな馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ライラック
4歳馬のライラックが長距離の日経賞に挑みます。
牝馬がこの舞台を走るケースはほとんどありませんが、過去にはマリアライトやウインマリリン、カレンブーケドールがこの舞台で好走しました。
この3頭のうち、マリアライトとウインマリリンはエリザベス女王杯で連対し、カレンブーケドールはジャパンカップや秋華賞、天皇賞(春)で馬券に絡んでいました。
ビッグレースで勝ち切っているからこそ日経賞でも好走したのですが、ライラックも前走のエリザベス女王杯で2着に連対し、先輩牝馬相手に太刀打ちしたのです。
ここは有力牡馬が多数そろいました。
父オルフェーヴルから譲りうけたスタミナとパワーで好走に期待したいです。
ヒートオンビート
ヒートオンビートは昨年の日経賞で3着に入選しています。
この時の勝ち馬タイトルホルダーとのタイム差はわずか0.1秒でした。
タイトルホルダーが8分の出来だったとしても立ち回りがよく、2着のボッケリーニにもクビ差なのでかみ合えば勝ち負けもあり得たのです。
近走を見ても大崩れはないですし、まだまだ安定した走りを見せています。
ここは菊花賞馬の2頭に注目が集まっていますが、馬券に絡む可能性は大いにあるでしょう。
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日経賞2023予想の最終買い目
日経賞予想(雨降良馬場想定)
日経賞が開催される土曜日の中山競馬場は日中雨の予報が出ていました。
また、前日の金曜日においても昼以降から雨が降り始め、それが土曜日の日中まで続くようです。
実質1日雨が降り続くので最悪不良馬場も視野に入れています。
うましるでは雨の不良馬場、時計のかかる馬場を想定しながら予想をまとめました。
◎本命 3 キングオブドラゴン
父 | ハーツクライ |
母 | ベガスナイト |
母父 | コロナドズクエスト |
主な勝ち鞍 | 湾岸S(3勝クラス) 2022年 |
前走 | 京都記念(G2) 4着 |
本命はキングオブドラゴンにします。
近2戦の内容がよいです。
特に今年の日経新春杯はタフな馬場でも逃げ粘りの2着入選でした。
続く京都記念は打って変わって高速馬場となりましたが、そこでは3番手の位置で競馬しながら4着に入選しています。
前で競馬すればしぶとく脚を使えるのがキングオブドラゴンの強みです。
枠も内枠を引けたのでタイトルホルダーの前後で競馬するでしょう。
距離と不良馬場は気になりますが、今年は上がり調子ですし、天皇賞(春)に向かうのであればここは権利を手にしたいです。
調教も非常に良かったですし、ここは本命にします。
〇対抗 4 ライラック
父 | オルフェーヴル |
母 | ヴィーヴァブーケ |
母父 | キングカメハメハ |
主な勝ち鞍 | フェアリーS(G3) 2022年 |
前走 | エリザベス女王杯(G1) 2着 |
対抗は牝馬のライラックにします。
血統的にもパワータイプのオルフェーヴルなので雨で馬場が重くなればなるほど好走に期待できるでしょう。
特に前走のエリザベス女王杯は時計が重たくなった馬場でも末脚を伸ばして2着に入選しています。
追い込み馬はタフな馬場だと好走しづらいですが、ライラックに関してはタフになっても末脚を活かせているのでチャンスはありそうです。
同期のアスクビクターモアと比較するとこちらは賞金を稼ぎたい立場なので苦しい展開になっても勝ち負けに持ってくるでしょう。
牝馬ですがデータと相性のいい4歳馬ですし、狙うことにしました。
▲単穴 12 ヒートオンビート
父 | キングカメハメハ |
母 | マルセリーナ |
母父 | ディープインパクト |
主な勝ち鞍 | 美濃S(3勝クラス) 2021年 |
前走 | アルゼンチン共和国杯(G2) 3着 |
単穴はヒートオンビートにしました。
近走ほとんど大崩れしていませんし、天皇賞(春)でも4着に入選している実力馬です。
タフな馬場で行われる点は正直評価しづらいですが、近走の安定感はさすがです。
昨年は良馬場開催で勝ち馬のタイトルホルダーが8割がたの出来だったのですが、それでもコンマ1秒差の3着入選で実力を証明しました。
展開次第では勝利もあり得たのです。
2頭の菊花賞馬は強敵ですが、どちらもタフ馬場を考慮して無理しないのであればかえってヒートオンビートにチャンスはあるでしょう。
△連下 11 マカオンドール
父 | ゴールドシップ |
母 | ミリオンウィッシーズ |
母父 | Darshaan |
主な勝ち鞍 | 万葉S(OP) 2022年 |
前走 | 目黒記念(G2) 14着 |
昨年の万葉ステークスの勝ち馬であるマカオンドールは連下にしました。
血統的にもステイゴールド系統のゴールドシップ産駒なので不良馬場もこなしてくれるでしょう。
ただし、マカオンドールは昨年経靭帯炎を患って長期休養をはさみました。
休養明け初戦の不良馬場はさすがに酷でしょう。
調教では動けているので一発あるかもしれませんが怪我明けを考慮し相手にとどめます。
△連下 9 アスクビクターモア
父 | ディープインパクト |
母 | カルティカ |
母父 | Rainbow Quest |
主な勝ち鞍 | 菊花賞(G1) 2022年 |
前走 | 菊花賞(G1) 1着 |
昨年の菊花賞馬アスクビクターモアは連下にしました。
典型的な中山巧者ですし菊花賞でも終始先行からの横綱相撲で完勝しています。
今年の4歳牡馬勢は古馬になってからも勝ち負けしている馬が多くて強い馬が多数います。
その強い同期相手に菊花賞やダービーは善戦しているのでそれだけでもアスクビクターモアの評価が上がりました。
しかし、今年の日経賞は雨で不良馬場開催も十分考えらえます。
脚質的には良馬場のほうがいいのは言うまでもないですし、この雨はアスクビクターモアにとって余計です。
ここで全力を尽くして勝ったとしても続く天皇賞(春)では疲れが残る可能性があります。
そのため、無理しないかもしれないです。
それでも強い4歳世代の菊花賞馬ということで、相手に抑えることにしました。
消し 2 タイトルホルダー
父 | ドゥラメンテ |
母 | メーヴェ |
母父 | Motivator |
主な勝ち鞍 | 宝塚記念(G1) 2022年 |
前走 | 有馬記念(G1) 9着 |
タイトルホルダーは消します。
これまでのパフォーマンスを見ても、ここは本命候補でしたが週末の雨があまりにも蛇足すぎます。
タイトルホルダーは昨年凱旋門賞に出走しましたが欧州特有のパワー芝にくわえて重馬場に泣かされて凡走してしまいました。
今年の日経賞は雨の影響を思いっきり受けそうですし、ここで全力を尽くしてしまえばいくらスタミナ自慢のタイトルホルダーでも次に続かないでしょう。
タイトルホルダーにとって目標は先ですし、タフな馬場でのレースを考慮するのであればここは叩きの一戦に切り替えるかもしれません。
良馬場であれば本命候補でしたが…。
ここは消すことにします。
単勝
3 キングオブドラゴン
馬連ボックス
3、4、9、11、12
三連複ボックス
3、4、9、11、12
以上になります。
日経賞の予想の参考にしてみてください!