【アイビスサマーダッシュ2023予想】本命におすすめしたい3頭+穴馬2頭はこちら!
アイビスサマーダッシュ2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
アイビスサマーダッシュ2023の予想ポイント
- 千直実績のある馬は◎
- 父方サンデーサイレンス系の勝ち馬はゼロ
- 同年の韋駄天ステークス掲示板組が活躍
- 過去10年1人気は単勝率70%、連対率90%、複勝率90%
- 6枠~8枠に入った馬は評価を上げたい
アイビスサマーダッシュ2023の概要
アイビスサマーダッシュは新潟競馬場で開催される芝1,000mの直線レースです。
新潟競馬場の直線芝1,000mコースは「千直」と呼ばれ、新潟のみ存在するコースです。
各馬が馬場の良い外ラチ沿いを駆け抜け、眼前を走る姿は迫力が満点。
新潟競馬場の夏を盛り上げるレースなのです。
さて、千直で行われる重賞はこのアイビスサマーダッシュしか存在しません。
基本的には短距離馬の参戦傾向が強いレースですが、その中には千直巧者といって、新潟の1,000mで異様に好成績を残している馬も参戦します。
他の競馬場で実績を残した短距離馬だけではなく、千直巧者が頭角を現すのもアイビスサマーダッシュの特徴なのです。
夏の風物詩であるアイビスサマーダッシュ。
最速王者を決める戦いが幕を開けます。
アイビスサマーダッシュ2023の開催内容
開催日 | 7月30日(日曜) 15:45発走 |
格付け | G3 |
開催競馬場 | 新潟競馬場 新潟11R |
コース | 芝1,000m【直】 |
性齢 | 3歳以上 |
斤量 | 別定 |
1着賞金 | 4100万円 |
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アイビスサマーダッシュ2023が開催される新潟の芝1,000m【直】の特徴
スタート地点 | 4コーナーポケット奥 |
コース | ホームストレッチのみ使用 |
直線距離 | 1,000m |
高低差 | 約1.0m |
フルゲート | 18頭 |
新潟の千直は4コーナーのはるか奥ポケットがスタート地点になっています。
スタートから1ハロンほどは緩やかな上り坂を駆け上がり、そこを過ぎたら今度は1ハロンほど下り坂を駆け降ります。
その先はわずかなアップダウンこそありますが、残り300m地点あたりからはまっすぐな道となっています。
序盤が上りですが、千直という短期決戦の舞台なので各馬は始めから全力で走るため、ほぼ確実にハイペースになります。
また、千直というとまっすぐの道をひたすら走るイメージがありますが、このように、若干起伏があるのが新潟千直の特徴です。
もうひとつ、新潟の特徴を挙げるなら新潟は野芝100%を使用しています。
基本的に日本の競馬場は北海道にある札幌と函館を除いたら野芝と洋芝をブレンドしたオーバーシードを導入しています。
しかし、新潟だけは全面野芝です。
野芝は洋芝と比較すると馬場が固くて時計が出やすいので、高速馬場傾向になりやすいのです。
アイビスサマーダッシュは千直で各馬序盤から飛ばしますし、全面野芝なのでとにかくスピードに長けた馬が有利ですよ。
新潟の芝1,000m【直】はここをチェック!
- 中央競馬で唯一カーブがない一直線コース
- 外枠が圧倒有利
- 逃げと先行馬の勝率が高い
- 短距離色の強い種牡馬が好成績
- 母父はサンデーサイレンス系が独占
アイビスサマーダッシュ2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | スワーヴシャルル | 牡7 | 57.0 | 田辺裕信 |
2 | ロードベイリーフ | 牡6 | 57.0 | 西村淳也 |
3 | オールアットワンス | 牝5 | 55.0 | C.ホー |
4 | ロサロッサーナ | 牝4 | 55.0 | 津村明秀 |
5 | バンデルオーラ | 牡4 | 57.0 | 幸英明 |
6 | ジャングロ | 牡4 | 58.0 | 戸崎圭太 |
7 | チェアリングソング | 牡6 | 57.0 | 藤田菜七子 |
8 | ライオンボス | 牡8 | 57.0 | 大野拓弥 |
9 | サトノファビュラス | 牝6 | 55.0 | 丸田恭介 |
10 | トキメキ | 牝6 | 55.0 | 松岡正海 |
11 | メディーヴァル | 牡5 | 57.0 | 今村聖奈 |
12 | ヤマトコウセイ | 牝4 | 55.0 | 小林修斗 |
13 | ヴァガボンド | 牡5 | 57.0 | 岩田望来 |
14 | スティクス | 牝5 | 55.0 | 坂井瑠星 |
15 | マウンテンムスメ | 牝5 | 55.0 | 柴田善臣 |
16 | ファイアダンサー | 牝5 | 55.0 | 武藤雅 |
17 | シンシティ | 牝6 | 55.0 | 田中健 |
18 | レジェーロ | 牝6 | 55.0 | 団野大成 |
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アイビスサマーダッシュの過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2022 良 | 1 | 16 | ビリーバー | 7 | 韋駄天ステークス(OP) | 4 |
2 | 17 | シンシティ | 2 | 韋駄天ステークス(OP) | 3 | |
3 | 5 | ロードベイリーフ | 14 | CBC賞(G3) | 8 | |
2021 良 | 1 | 14 | オールアットワンス | 1 | 葵ステークス(重賞) | 3 |
2 | 12 | ライオンボス | 2 | 韋駄天ステークス(OP) | 9 | |
3 | 1 | バカラクイーン | 14 | さくらんぼ特別(2勝) | 7 | |
2020 良 | 1 | 9 | ジョーカナチャン | 2 | 韋駄天ステークス(OP) | 2 |
2 | 13 | ライオンボス | 1 | 韋駄天ステークス(OP) | 1 | |
3 | 12 | ビリーバー | 9 | TVh杯(3勝) | 1 | |
2019 良 | 1 | 11 | ライオンボス | 1 | 韋駄天ステークス(OP) | 1 |
2 | 3 | カッパツハッチ | 3 | 韋駄天ステークス(OP) | 2 | |
3 | 16 | オールポッシブル | 9 | バーデンバーデンC(OP) | 16 | |
2018 良 | 1 | 15 | ダイメイプリンセス | 1 | CBC賞(G3) | 9 |
2 | 8 | ラブカンプー | 2 | 葵ステークス(重賞) | 2 | |
3 | 12 | ナインテイルズ | 8 | 水無月ステークス(1,600万) | 1 | |
2017 良 | 1 | 15 | ラインミーティア | 8 | 韋駄天ステークス(OP) | 4 |
2 | 10 | フィドゥーシア | 1 | 韋駄天ステークス(OP) | 1 | |
3 | 14 | レジーナフォルテ | 4 | さくらんぼ特別(1,000万) | 1 | |
2016 良 | 1 | 4 | ベルカント | 1 | CBC賞(G3) | 3 |
2 | 13 | ネロ | 2 | 韋駄天ステークス(OP) | 2 | |
3 | 6 | プリンセスムーン | 3 | 韋駄天ステークス(OP) | 1 | |
2015 良 | 1 | 13 | ベルカント | 1 | CBC賞(G3) | 取消 |
2 | 9 | シンボリディスコ | 9 | テレビユー福島賞(1,600万) | 3 | |
3 | 12 | アースソニック | 4 | 函館SS(G3) | 2 | |
2014 良 | 1 | 2 | セイコーライコウ | 1 | 函館SS(G3) | 4 |
2 | 11 | フクノドリーム | 5 | バーデンバーデンC(OP) | 5 | |
3 | 10 | アースソニック | 3 | 函館SS(G3) | 6 | |
2013 良 | 1 | 13 | ハクサンムーン | 1 | CBC賞(G3) | 2 |
2 | 4 | フォーエバーマーク | 3 | 函館SS(G3) | 3 | |
3 | 14 | リトルゲルダ | 6 | 知多特別(1,000万) | 1 |
【コース実績】千直実績のある馬は◎
年度 | 勝ち馬 | 千直成績 |
2022 | ビリーバー | 【0-0-1-5】 |
2021 | オールアットワンス | 【0-0-0-0】 |
2020 | ジョーカナチャン | 【2-1-0-1】 |
2019 | ライオンボス | 【2-0-0-0】 |
2018 | ダイメイプリンセス | 【2-0-0-0】 |
2017 | ラインミーティア | 【1-1-0-9】 |
2016 | ベルカント | 【1-0-0-0】 |
2015 | ベルカント | 【0-0-0-0】 |
2014 | セイコーライコウ | 【1-0-0-0】 |
2013 | ハクサンムーン | 【0-0-0-1】 |
過去10年のアイビスサマーダッシュの勝ち馬6頭がこれまでに新潟の千直で勝利実績がありました。
該当しなかった2頭の内、2015年のベルカントと2021年のオールアットワンスはここが初めての千直レースでした。
アイビスサマーダッシュで勝ち馬を探す際は、千直実績のある馬を評価したいです。
今年の出走馬で千直における勝利実績があった馬は6頭いました。
【血統】父方サンデーサイレンスの勝ち馬はゼロ
過去10年のアイビスサマーダッシュで父方サンデーサイレンスの馬は1頭も勝利していませんでした。
それどころか、レースが設立された2001年まで遡っても勝ち馬はいません。
父方サンデーサイレンスの馬は評価を下げたほうがよいでしょう。
ちなみに、母の父がサンデーサイレンス系の馬は調子がよく、近5年は連続で勝利しています。
このうち、近4開催は父がミスタープロスペクター系の馬でした。
父ミスタープロスペクター系×母の父サンデーサイレンス系の馬は激走に期待できますよ。
今年の出走馬で父方がサンデーサイレンス系の馬は5頭いました。
【韋駄天ステークス組】掲示板入りしている馬が活躍している
同年韋駄天ステークスの着順 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1~5着 | 【6-5-5-19】 | 17.1% | 31.4% | 45.7% |
過去10年のアイビスサマーダッシュを前走別に見てみると、もっとも活躍していたのは前走韋駄天ステークスを使われていた馬で、11頭が馬券に絡んでいます。
この11頭の内の10頭は韋駄天ステークスで4着内に入線していました。
どちらも千直というつながりがあるので適性が結果に反映されやすいのです。
また、2014年のセイコーライコウや2018年のダイメイプリンセスのように、韋駄天ステークスとアイビスサマーダッシュの間に1戦以上挟んで好走した馬も少なくありません。
同年内の韋駄天ステークスで5着以内に入線した馬は【4-6-1-26】で単勝率17%、複勝率は46%で上位入選していれる馬ほどアイビスサマーダッシュでも好走していますよ。
今年の出走馬のなかで同年に開催された韋駄天ステークスに出走していた馬をまとめました。
なお、上記で上げた「新潟の千直で勝利実績ある馬」「父方がサンデーサイレンス系ではない馬」「韋駄天ステークスで5着以内の馬」の3つ全てに該当する馬は2頭いました。
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アイビスサマーダッシュの過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【7-2-0-1】 | 70.0% | 90.0% | 90.0% |
2番人気 | 【1-4-0-5】 | 10.0% | 50.0% | 50.0% |
3番人気 | 【0-2-2-6】 | 0.0% | 20.0% | 40.0% |
4~6番人気 | 【0-1-3-26】 | 0.0% | 3.3% | 13.3% |
7~9番人気 | 【2-1-3-24】 | 6.7% | 10.0% | 20.0% |
10番人気以下 | 【0-0-2-68】 | 0.0% | 0.0% | 2.9% |
1番人気の信頼度は全重賞でもトップクラス
過去10年のアイビスサマーダッシュで1番人気はこれまで7勝し、9頭が連対していました。
昨年1番人気に支持されたヴェントヴォーチェこそ着外に敗れてしまいましたが、それ以前は9年連続で1番人気の馬が連対していたのです。
アイビスサマーダッシュは1番人気の信頼度が非常に高いレースです。
近年は3着内に穴馬が台頭している
年度 | 3着馬 | 人気 |
2022 | ロードベイリーフ | 14番人気 |
2021 | バカラクイーン | 14番人気 |
2020 | ビリーバー | 9番人気 |
2019 | オールポッシブル | 9番人気 |
2018 | ナインテイルズ | 8番人気 |
過去5開催に絞ってアイビスサマーダッシュの好走馬を見てみると、3着に入線した馬はいずれも8番人気以下の馬でした。
特に近2年は14番人気の馬が3着に入線し、三連単の配当は20万円を超えています。
近年のアイビスサマーダッシュはヒモ荒れする可能性も高くなったのです。
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アイビスサマーダッシュの過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【0-0-1-16】 | 0.0% | 0.0% | 5.9% |
2枠 | 【1-2-0-14】 | 5.9% | 17.6% | 17.6% |
3枠 | 【0-0-1-17】 | 0.0% | 0.0% | 5.6% |
4枠 | 【1-1-0-18】 | 5.0% | 10.0% | 10.0% |
5枠 | 【1-1-1-17】 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
6枠 | 【1-2-2-15】 | 5.0% | 15.0% | 25.0% |
7枠 | 【2-2-4-16】 | 8.3% | 16.7% | 33.3% |
8枠 | 【4-2-1-17】 | 16.7% | 25.0% | 29.2% |
外枠が好走している
過去10年のアイビスサマーダッシュの勝ち馬7頭は6~8枠の馬でした。
また、馬券に絡んだ20頭も6枠より外の馬です。
アイビスサマーダッシュの舞台となる千直は、コーナーが一切ないため馬場の痛みが少ない外ラチ沿いのほうがスピードはでます。
そのため、各馬は外目に押し寄せるのですが、ロスなく外ラチに迎える外枠のほうが有利なのです。
外枠に入った馬は評価を上げたいです。
バカラクイーンの影響で内ラチを狙う馬も増えてきた
2021年のバカラクイーンは最内1番という、アイビスサマーダッシュにおける死に枠を引きながらも馬券に入線しました。
レース映像を見てみると、各馬が外に殺到するのを横目に、1頭だけ最内で競馬しています。
結果的にはオールアットワンスとライオンボスに差されましたが、3着に残って高配当の立会者となりました。
騎乗した菅原昭騎手は最内を引いた段階で、内ラチの競馬を決めたようです。
実は、アイビスサマーダッシュは開幕週に行われるレースなので内ラチの痛みもそこまでありません。
バカラクイーンの影響もあって、翌年のアイビスサマーダッシュは出走18頭のうちの4頭が内ラチの競馬を行いました。(内ラチ競馬で最先着したのは2枠のスティクスで5着でした。)
もしかしたら今後は内ラチを走って勝利をつかむ馬も現れるかもしれませんよ。
アイビスサマーダッシュの過去10年の前走距離別成績
前走距離(芝) | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1,000m | 【4-6-1-30】 | 9.8% | 24.4% | 26.8% |
1,200m | 【6-4-9-80】 | 6.1% | 10.1% | 19.2% |
1,400m | 【0-0-0-18】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
1,600m | 【0-0-0-2】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
前走芝1,000m&1,200m以外の馬は評価を下げたい
過去10年のアイビスサマーダッシュで馬券に絡んだ30頭はいずれも前走が芝1,000mもしくは1,200mでした。
それ以外の距離から挑んだ馬や前走ダートレースだった馬は全頭馬券外に敗れています。
前走の距離にも注目したいですね。
今年の出走馬で前走が芝の1,000mor1,200m以外を使った馬は4頭いました。
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アイビスサマーダッシュ2023の有力馬3頭
アイビスサマーダッシュは上位人気、特に1番人気の信頼度が高いレースです。
上位人気の馬はチェックしたいですね。
今年の出走登録馬で人気を集めそうな有力馬を3頭まとめました。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ジャングロ
・ニュージーランドT (G2) 2022年
・マーガレットS (L) 2022年
・報知杯中京2歳S (OP) 2021年
昨年のニュージーランドトロフィーの勝ち馬ジャングロがアイビスサマーダッシュで復帰します。
前走のNHKマイルカップは出遅れで後手の競馬になってしまい、全く出し切ることができませんでした。
そして、そのあとは捻挫を発症してしまい、休養を余儀なくされました。
今回は実は1年2か月ぶりのレースとなります。
当然のことながら、休み明けはポイントになります。
特に新潟の千直はゲートがすべてといっても過言ではないため、レース勘が鈍っていたら出遅れも十分あり得るでしょう。
しかしながら、過去には中京2歳ステークスをコースレコードで勝利しています。
また、このレースではのちにスプリンターズステークスで2着に入線するウインマーベルに3馬身半差をつけて圧勝しました。
怪我前の状態に戻っていれば勝ち負けも十分狙えると思いますが、いかんせん長期休み明けになるので追い切りやパドックの動きは確認したいです。
トキメキ
・駿風S (3勝クラス) 2022年
前走の韋駄天ステークスで3着に入線したトキメキも人気を集めるでしょう。
韋駄天ステークスではハナこそ奪えませんでしたが2番手の競馬で終盤、脚を伸ばして3着入りしています。
勝ち馬メディーヴァルとの差は0.1秒で負けて強しの内容でした。
実はアイビスサマーダッシュは過去に2回出走しています。
一昨年は4着でしたが昨年は11着と、好走にややムラがありました。
それでも今回は韋駄天ステークスで善戦したのちに挑む舞台なので臨戦態勢は整いました。
3度目のアイビスサマーダッシュで勝利をつかみたいです。
オールアットワンス
・アイビスサマーD (G3) 2021年
・カンナS (OP) 2022年
一昨年のアイビスサマーダッシュ勝ち馬オールアットワンスが再びこの舞台に返ってきました。
2021年度のアイビスサマーダッシュでは断然1番人気に支持されたライオンボスが人気の中心でしたが、前で競馬していたライオンボスをぎりぎりかわして優勝をつかんでいます。
この勢いのまま、短距離重賞に名乗りを上げましたが、それからは勝利どころか馬券に絡んでいません。
昨年のアイビスサマーダッシュも6着に敗れ、その後、前脚に腫れが見られて1年間の休養を余儀なくされました。
1年ぶりの休み明け初戦なので状態面は当然気になりますし、仮に快復していたとしても昨年の出来くらいであれば好走は厳しいでしょう。
一昨年は軽ハンデも味方して勝利を収めているので、斤量55キロを背負う今回はかんたんに勝ち負けできないはずです。
ホー騎手とコンビを組むのは面白いですが、危険な人気馬だと思います。
アイビスサマーダッシュ2023の穴馬2頭
近年のアイビスサマーダッシュはヒモ荒れすることもあります。
特に3着内には人気落ちが絡むことが多いので、穴馬にも目を配りたいですね。
今年の出走馬の中で激走に期待できる穴馬を2頭紹介しましょう。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
メディーヴァル
・韋駄天S (OP) 2023年
今年の韋駄天ステークスを制しメディーヴァルが連勝を目指します。
韋駄天ステークスでは馬群をこじ開けるように突っ切って勝利をつかみ、人馬ともに覚悟を持った競馬が印象的でした。
今回は韋駄天ステークスで騎乗していた西塚騎手ではなくテンの今村聖奈騎手が騎乗します。
昨年と比べると今年の今村騎手は調子を落としつつあるので、個人的には西塚騎手とのコンビで挑んでほしかったです。
また、韋駄天ステークスは時計のかかる馬場の好走だったので、開幕週で時計が出やすい馬場でどこまでやれるかは分かりません。
斤量も重たいですし、上位争いは簡単ではないですが、肝が据わっているのでタフな舞台になればチャンスはあるかもしれないです。
ライオンボス
・アイビスサマーD (G3) 2019年
・韋駄天S (OP) 2020年
・韋駄天S (OP) 2019年
現役屈指の千直の鬼であるライオンボスは2019年のアイビスサマーダッシュを制した馬です。
2020年と2021年のアイビスサマーダッシュにも出走して2着入りしているように、千直ではとことん結果を残していました。
ところが、その後は年齢的な衰えもあるのか、大敗が続きます。
昨年のアイビスサマーダッシュや今年の韋駄天ステークスといった得意コースでも見せ場なく敗れてしまいました。
メンバー最年長の8歳馬なので年齢における衰えはあるでしょう。
それでも、今年も引き続き出馬しました。
5度目の挑戦となる今回。
勝ち負けは厳しいかもしれませんが、今年は間違いなく人気を落とすと思うので、ノーマークで挑めます。
自身の競馬に集中し、ベストを尽くしてほしいです。
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アイビスサマーダッシュ2023追い切り評価
アイビスサマーダッシュ2023追い切り評価はこちらの記事でご確認ください。
アイビスサマーダッシュ2023予想の最終買い目
アイビスサマーダッシュ2023の予想(晴れの良馬場想定)
アイビスサマーダッシュが開催される日曜日の新潟競馬場は終日晴れの予報が発表されています。
気温も34度近くまで上昇するようですし、土曜日も一日良馬場だったので引き続き、晴れの良馬場でレースが行われるでしょう。
馬場状態を見てみると、土曜日のメインレースである関越ステークス(芝1,800mオープン)における勝ち馬ストーリアの時計が1分44秒4でした。上がりタイムも33秒1です。
また、12レースの1勝クラスのレースは新潟千直でしたが勝ち馬ダンシングニードルの時計は53秒9と、非常に速いです。
このことから、日曜日の新潟も晴れの良馬場、超高速馬場を想定しながらレース予想をまとめました。
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◎本命 18 レジェーロ
父 | キズナ |
母 | ロックフェアレディ |
母父 | ロックオブジブラルタル |
主な勝ち鞍 | カーバンクルS(OP) 2021年 |
前走 | 韋駄天S(OP) 6着 |
本命はレジェ―ロにしました。
もっとも高く評価したのは追い切りです。
週の初めの時点では全く考察していませんでしたが、追い切りでは淡々としながらも力強いピッチ走法で非常に動きが良かったです。
今年のアイビスサマーダッシュ組はどこかパッとしない追い切りを行った馬が多かったのですが、レジェ―ロだけは別格でした。
千直実績に関しても、昨年のアイビスサマーダッシュで4着入りしているように、これまで馬券に絡んでいないものの高いパフォーマンスを発揮しています。
団野大成騎手も積極的な競馬が得意ですし、大当たりともいえる外枠18番を引けた点もよいです。
データと相性の悪い父方サンデーサイレンス系の馬ですが、ここはこの馬から行くことにしました。
〇対抗 14 スティクス
父 | ロードカナロア |
母 | ペンテシレイア |
母父 | ネオユニヴァース |
主な勝ち鞍 | 知立S(3勝クラス) 2021年 |
前走 | 韋駄天S(OP) 7着 |
対抗はスティクスにしました。
昨年のアイビスサマーダッシュでは内枠を引いてしまったため、内ラチ沿いからの競馬を仕掛けて5着入りしています。
その後は目立った活躍を見せていませんが、前走の韋駄天ステークスでは7着とはいえ勝ち馬メディーヴァルとの差は0.3秒で着順ほど大敗はしておらず、千直がベスト舞台な感じがします。
昨年と違って今年は外枠を引けたので、より好走に期待できると思います。
▲単穴 17 シンシティ
父 | サウスヴィグラス |
母 | ジェネロシティー |
母父 | フジキセキ |
主な勝ち鞍 | 釜山S(3勝クラス) 2021年 |
前走 | 韋駄天S(OP) 11着 |
単穴はシンシティにしました。
今年のアイビスサマーダッシュは昨年と同じく高速馬場でレースが行われる可能性が高いです。
シンシティは時計の出る千直の舞台で力を発揮しており、昨年もビリーバーに敗れたとはいえ2着入りを果たしました。
近走は目立った活躍を見せていませんが、昨年と全く同じ8枠17番を引けたので昨年同様出し切りやすい条件はそろっています。
今年は富田暁騎手から田中健騎手に乗り替わりましたが、ここでチャンスをものにしたいですね。
△連下 6 ジャングロ
父 | More Than Ready |
母 | Goodbye Stranger |
母父 | Broad Brush |
主な勝ち鞍 | ニュージーランドT(G2) 2022年 |
前走 | NHKマイルC(G1) 7着 |
1頭目の連下候補はジャングロです。
最後にレースしたのがNHKマイルカップなのでマイラーのイメージがありますが、もともとは短距離で賞金加算した馬なので、初の千直でも出し切れるはずです。
ただし、1年3か月ぶりのレースというのは気になるところで、特に新潟千直は一瞬の判断が結果に反映されやすいです。
休み明け初戦はどうしてもレース勘が鈍っているので出し切るまでに敗れる可能性もあります。
デビュー時、スプリンター時代の状態まで立て直していたら可能性はありそうですが、強く狙うのはリスクが高いので相手候補までにしました。
△連下 4 ロサロッサーナ
父 | ザファクター |
母 | ペイルローズ |
母父 | フジキセキ |
主な勝ち鞍 | 4歳以上1勝クラス 2023年 |
前走 | 大日岳特別(2勝クラス) 15着 |
2頭目の連下はロサロッサーナです。
2走前の1勝クラスが強く、序盤でハナに立つとそのままするすると外ラチ沿いを確保し、中盤を過ぎた段階で後続を一気に突き放して勝利をつかみました。
視覚的にも強い競馬ができていたのです。
今回はデータと相性の悪い内枠を引いてしまいましたが騎乗する津村騎手は千直実績があります。
ロサロッサーナも追い切りで悪くない動きを見せていましたし、ここは思い切って内ラチから勝機を狙うかもしれないです。
△連下 16 ファイアダンサー
父 | パイロ |
母 | エンジェヌー |
母父 | コマンズ |
主な勝ち鞍 | さくらんぼ特別(2勝クラス) 2022年 |
前走 | 韋駄天S(OP) 2着 |
最後の連下候補はファイアダンサーです。
前日の段階で1番人気に支持されています。
確かに、前走の韋駄天ステークスは最内1番から2着入りしているように、着順以上に強い競馬ができていました。
今回は8枠を引けたのでよりコースロスなく競馬ができるでしょう。
好走条件も確かにありますが、前走時よりも斤量が+4キロも増加している点は気になります。
また、前走韋駄天ステークスは良馬場とは言えタイムは遅く、時計はかかっていました。
今回のアイビスサマーダッシュは高速馬場の可能性が高いので、いくつかの不安要素がある中で1番人気はすこし危険に感じました。
今回は相手までにとどめておきます。
単勝
18 レジェーロ
馬連流し
軸馬:18
相手:4、6、14、16、17
三連複フォーメーション
1頭目:18
2頭目:4、6、14、16、17
3頭目:4、6、14、16、17
以上になります。
アイビスサマーダッシュの予想の参考にしてみてください!