新潟競馬場芝1000m【直】の特徴と攻略情報まとめ｜初心者向けにわかりやすく解説！

2023年7月25日

sakaida

この記事では、新潟競馬場芝1.000m【直】のコースの特徴を競馬初心者向けに独自に解説しています。

「これから競馬を始める！」「競馬場について知識がほとんどない……」という方に少しでもお役に立てれば嬉しいです。

ぜひ予想の参考にしてみてくださいね。

新潟の芝1,000m【直】はここをチェック！

中央競馬で唯一カーブがない一直線コース
外枠が圧倒有利
逃げと先行馬の勝率が高い
短距離色の強い種牡馬が好成績
母父はサンデーサイレンス系が独占

目次（読みたい項目をタップ）

新潟芝1,000m【直】で開催される主なレース

アイビスサマーダッシュ(G3)
ルミエールオータムダッシュ(L)
韋駄天ステークス(OP)

新潟芝1,000m【直】の特徴・攻略情報

スタート地点	4コーナーポケット奥
コース	ホームストレッチのみ使用
直線距離	1,000m
高低差	約1.0m
フルゲート	Aコース 18頭 Bコース 16頭

新潟の芝1,000m【直】は日本で唯一、直線を舞台にしたコースで、千直と表記することが多いです。

スタート地点はホームストレッチの4コーナー奥のポケットです。

新潟の千直は一見平らに見えますが、実は起伏が存在します。

スタートして1Fほどは1mほどある緩やかな上り坂を駆け上がります。

坂を駆け上がったら今度は1Fほど下り坂を駆け下ります。

下り坂のあとは小さなアップダウンを超え、ラスト300mほどが平らになっています。

千直という極めて特異なコース上、2点ほど特徴があります。

ひとつめはゲートを飛び出したほとんどの馬が外ラチ沿いに殺到することです。

コーナーのあるコースの場合はよほど馬場があれていない限りはコースロスを極力抑えるために、内ラチ沿いで競馬するのが定石です。

しかし、千直の場合はカーブが存在しないので、馬場が傷みやすい内ラチよりも、芝の良好な外ラチで競馬するほうがスピードを発揮しやすいです。

そのため、外枠に入った馬のほうが好走率が高いです。

もうひとつは新潟はすべての競馬場の中で唯一野芝100%で開催される競馬場ということです。

競馬に使われている芝には野芝と洋芝があります。

札幌や函館は寒さに強い洋芝が100%敷かれていて、新潟の除く競馬場は野芝と洋芝がブレンドされています。

しかし、新潟は通年を通して野芝100%で開催されるのです。

野芝は洋芝と比較するとスピードが出やすいです。

そのため、スピード勝負になりやすく、コーナーが存在しない千直ではより速い時計で決着がつく傾向にあります。

枠番別成績

枠番	着回数	勝率	連対率	複勝率
1枠	2-7-5-207/221	0.9%	4.1%	6.3%
2枠	6-8-8-205/227	2.6%	6.2%	9.7%
3枠	7-9-9-204/229	3.1%	7.0%	10.9%
4枠	6-15-4-206/231	2.6%	9.1%	10.8%
5枠	12-4-6-213/235	5.1%	6.8%	9.4%
6枠	19-12-18-185/234	8.1%	13.2%	20.9%
7枠	25-28-33-209/295	8.5%	18.0%	29.2%
8枠	41-36-34-191/302	13.6%	25.5%	36.8%

2018年～2022年の近5年の集計です。

脚質別成績

脚質	着回数	勝率	連対率	複勝率
逃げ	25-20-14-185/244	10.2%	18.4%	24.2%
先行	59-56-55-612/782	7.5%	14.7%	21.7%
差し	4-1-3-22/30	13.3%	16.7%	26.7%
追い込み	0-0-0-1/1	0.0%	0.0%	0.0%

2018年～2022年の近5年の集計です。

騎手別成績トップ10

順位	騎手	着回数	勝率	連対率	複勝率
1	藤田菜七子	7-3-3-71/84	8.3%	11.9%	15.5%
2	津村明秀	7-9-6-33/55	12.7%	29.1%	40.0%
3	嶋田純次	6-6-5-53/70	8.6%	17.1%	24.3%
4	杉原誠人	6-8-4-51/69	8.7%	20.3%	26.1%
5	菊沢一樹	6-2-4-45/57	10.5%	14.0%	21.1%
6	鮫島克駿	6-7-4-14/31	19.4%	41.9%	54.8%
7	西田雄一郎	5-2-7-38/52	9.6%	13.5%	26.9%
8	菅原明良	4-4-4-36/48	8.3%	16.7%	25.0%
9	丹内祐次	4-5-5-33/47	8.5%	19.1%	29.8%
10	菱田裕二	4-3-1-22/30	13.3%	23.3%	26.7%

2018年～2022年の近5年の集計です。

調教師別成績トップ10

順位	調教師	着回数	勝率	連対率	複勝率
1	石毛善彦	6-5-6-88/105	5.7%	10.5%	16.2%
2	手塚貴久	6-2-4-30/42	14.3%	19.0%	28.6%
3	牧浦充徳	5-2-6-29/42	11.9%	16.7%	31.0%
4	和田正一郎	4-3-2-16/25	16.0%	28.0%	36.0%
5	菊沢隆徳	4-1-1-5/11	36.4%	45.5%	54.5%
6	加藤和宏	3-6-2-31/42	7.1%	21.4%	26.2%
7	田中剛	3-4-3-20/30	10.0%	23.3%	33.3%
8	竹内正洋	3-4-2-10/19	15.8%	36.8%	47.4%
9	森秀行	3-1-0-13/17	17.6%	23.5%	23.5%
10	高橋亮	3-1-2-9/15	20.0%	26.7%	40.0%

2018年～2022年の近5年の集計です。

血統(種牡馬)別成績トップ10

順位	種牡馬	着回数	勝率	連対率	複勝率
1	ロードカナロア	12-8-9-75/104	11.5%	19.2%	27.9%
2	ダイワメジャー	8-5-8-66/87	9.2%	14.9%	24.1%
3	ジャスタウェイ	4-3-0-14/21	19.0%	33.3%	33.3%
4	バトルプラン	4-3-0-7/14	28.6%	50.0%	50.0%
5	スウェプトオーヴァーボード	3-4-2-46/55	5.5%	12.7%	16.4%
6	アドマイヤムーン	3-6-4-30/43	7.0%	20.9%	30.2%
7	ショウナンカンプ	3-2-4-28/37	8.1%	13.5%	24.3%
8	スクリーンヒーロー	3-1-3-30/37	8.1%	10.8%	18.9%
9	キングズベスト	3-1-2-23/29	10.3%	13.8%	20.7%
10	アイルハヴアナザー	3-4-0-20/27	11.1%	25.9%	25.9%

2018年～2022年の近5年の集計です。

血統(母父)別成績トップ10

順位	母父	着回数	勝率	連対率	複勝率
1	ネオユニヴァース	7-2-2-33/44	15.9%	20.5%	25.0%
2	フジキセキ	6-6-4-46/62	9.7%	19.4%	25.8%
3	スペシャルウィーク	6-0-6-38/50	12.0%	12.0%	24.0%
4	キングカメハメハ	5-6-4-32/47	10.6%	23.4%	31.9%
5	ステイゴールド	5-3-0-19/27	18.5%	29.6%	29.6%
6	サンデーサイレンス	4-3-1-32/40	10.0%	17.5%	20.0%
7	ディープインパクト	4-1-2-23/30	13.3%	16.7%	23.3%
8	アドマイヤムーン	4-4-1-12/21	19.0%	38.1%	42.9%
9	サクラバクシンオー	3-4-4-61/72	4.2%	9.7%	15.3%
10	ブライアンズタイム	3-3-2-34/42	7.1%	14.3%	19.0%

2018年～2022年の近5年の集計です。

大系統別成績

大系統	着回数	勝率	連対率	複勝率
サンデーサイレンス系	32-31-43-546/652	4.9%	9.7%	16.3%
ノーザンダンサー系	22-22-14-240/298	7.4%	14.8%	19.5%
ミスタープロスペクター系	47-43-35-468/593	7.9%	15.2%	21.1%
ロベルト系	3-1-6-82/92	3.3%	4.3%	10.9%
ナスルーラ系	8-7-8-118/141	5.7%	10.6%	16.3%
ヘイロー系	3-8-7-125/143	2.1%	7.7%	12.6%
エクリプス系	0-1-0-9/10	0.0%	10.0%	10.0%