【日経新春杯2024追い切り評価/全頭診断】サトノグランツを上回る「S評価」はこの馬!
日経新春杯2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では日経新春杯の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
1月10日の馬場状態
美浦
この日の美浦は坂路が稍重、ウッドチップは良馬場でした。
坂路の1番時計はショウナンラスボスの4ハロン52秒4と遅めです。
ウッドチップの1番時計はブレットフライとシャドウルパンの6ハロン80秒4となっており、まずまず時計は出ています。
栗東
この日の栗東は坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路の1番時計はルクスノアとジョーローリットの4ハロン51秒1です。
これ以外にも51秒台を出している馬は複数いるのでそこそこ時計は出ています。
ウッドチップの1番時計はカルネアサーダの6ハロン79秒9ですが、81秒台を切ったのは5頭のみで数値ほど時計は出ておらず、標準くらいの馬場です。
日経新春杯2024追い切り評価/全頭診断コメント
日経新春杯2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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インプレス
インプレス 1月11日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 81.8 | 67.0 | 53.1 | 37.9 | 11.8 | 一杯 |
前走最終 | 栗東CW(良) | 84.2 | 67.9 | 51.8 | 36.7 | 11.5 | G前仕掛け |
昨年の新潟記念(G3)で3着に入線したインプレスは栗東のウッドチップでキリンジ(牡4、オープン)と併せ馬を行いました。
レース当日も騎乗する角田大河騎手が騎乗し、馬場の真ん中やや外目から僚馬を5馬身追走する形で一杯に追い、6ハロン81秒8-上がり1ハロン11秒8の時計で同時併入しています。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)
中間は一貫してウッドチップで調整され、12月22日から1月10日までの間に13本時計を出しています。
1週前もウッドチップでキリンジと一杯に追いました。
この時も角田騎手が騎乗して馬場の外目から一杯に追い、6ハロン84秒9-上がり1ハロン12秒0で1馬身先着しています。
1週前は一杯にしては目立つ時計を残していませんが、最終追い切りでは6ハロン81秒8の時計を出しました。
1週間で大きく良化した感じがします。
ただ、インプレスはウッドで好時計を出すタイプでよい時期は6ハロン78秒台の時計も出していたのでいい時期ほどの仕上がりではありません。
それでも、3着に入線した新潟記念の時の全体時計が馬場の真ん中から強めに追われて6ハロン83秒8なのでそのときよりは時計は出ており、この馬らしいクビを少し低くした走法も健在です。
2週続けて角田騎手が手綱を握ったのも好感が持てますし、まずまずいい仕上がりだと思いました。
カレンルシェルブル
カレンルシェルブル 1月10日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 86.0 | 70.3 | 54.7 | 38.9 | 11.8 | 強め |
前走最終 | 栗東CW(良) | 84.5 | 68.7 | 53.6 | 38.5 | 12.3 | 馬なり |
昨年の福島記念(G3)で3着に入線したカレンルシェルブルは栗東のウッドチップコースで京成杯に登録しているダノンデサイル(牡3、1勝クラス)と2頭併せを行いました。
安田調教師自ら手綱を握って、僚馬より4馬身先行する形で馬場の真ん中から強めに追い、6ハロン86秒0-上がり1ハロン11秒8の時計で同時併入しています。
前走中日新聞杯(G3)から中4週ですが、中間はウッドで7本、坂路で11本時計を出しており、しっかりと乗りこなしています。
なお、映像はありませんが1週前の5日にはウッドチップで併せ馬を行いました。
このときはエリカマルゲリータ(牝3、未勝利)と併せて7馬身ほど先行しながら一杯に追われて5ハロン69秒3-上がり1ハロン11秒9の時計を出しました。
ただし、最後の最後はエリカマルゲリータに2馬身遅れています。
映像がないので詳細は分かりませんが格下に後れを取ってしまったのは正直マイナスでした。
1週前に負荷をかけましたが、最終追い切りでも引き続き強めに追われています。
ハービンジャー産駒らしく力強い踏み込みでウッドを駆け抜けています。
スピードはそこまで出ていませんが、パワー型の馬らしい動きを見せていたので馬場次第でチャンスはあるかもしれません。
ただし、時計に関しては前走のほうが全体時計はよく、さらにここでも格下のダノンザテイルに同時併入まで持ち込まれている点はマイナスです。
1週前の京都は時計がかかりがちだったので適性はかみ合いそうですが、いい時期と比較すると衰えも出てきているような気がします。
サヴォーナ
サヴォーナ 1月11日(木) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 51.8 | 37.2 | 12.2 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(良) | 52.0 | 37.9 | 12.2 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 51.8 | 38.1 | 12.1 | 強め |
昨年の神戸新聞杯(G2)で2着に入線したサヴォーナは栗東の坂路で単走を行いました。
主戦の池添騎手が手綱を握り、馬場の真ん中から馬なりで追って全体時計51秒8-上がり1ハロン12秒2で走破しています。
中間は坂路とウッドを並行しながら行われ、1週前の3日にはノイヤーヘルト(牡3、未勝利)と坂路で併せました。
このときは僚馬を7馬身追走する形で一杯に負荷をかけ、全体時計52秒0-上がり1ハロン12秒2で走破しています。
このときは助手が力いっぱい追ったこともあり、序盤からはつらつとした動きを見せています。
中盤以降はさらに手が動いてサヴォーナもそれに応えるように僚馬を追い越し、力一杯負荷をかけていました。
最終追い切りは一転して軽めの調整でしたが全体時計51秒8はこの馬にとって2番目に速い時計です。
終盤は多少寄れる場面もありましたが、それまではまっすぐ前一点を見据えて走ることができていて、歩様もしっかりしていました。
馬なりにしては時計面も優秀で好内容です。
最終追い切りを見た限り、春のクラシック組であるサトノグランツやハーツコンチェルトよりも好仕上がりに見えましたし、今回の出走馬のなかでもっともいい動きができているように感じました。
サトノグランツ
サトノグランツ 1月10日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東PT(良) | 82.0 | 65.2 | 50.6 | 37.7 | 11.1 | 馬なり |
1週前 | 栗東CW(稍重) | 85.0 | 69.7 | 54.2 | 38.1 | 11.6 | 強め |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.7 | 38.4 | 12.3 | 馬なり |
昨年の京都新聞杯と神戸新聞杯(どちらもG2)を制したサトノグランツは栗東のポリトラックでカルデア(牡3、新馬)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬を4馬身追走する形で馬なりにて追い切りを行い、6ハロン82秒0-上がり1ハロン11秒1で同時併入しています。
中間追い切りは12月半ばごろから本格的に開始し、ウッドチップで11本、坂路で7本の時計を出していました。
また、1週前の4日にはレースで騎乗する川田騎手を背に栗東ウッドでケーブパール(3歳)とミスフィガロ(牝6、2勝クラス)と3併せ馬を行っています。
このときはミスフィガロより3馬身後方から、そしてケーブパールより2~3馬身先行する形で馬場の外目から強めに追って6ハロン85秒0-上がり1ハロン11秒6で、ミスフィガロに2~3馬身先着、ケーブパールには半馬身先着でした。
この日は朝の雨の影響もあって稍重でした。
その影響もあってか序盤は脚取りを確かめるような動きを見せています。
直線に入ってラスト1ハロンで徐々に加速し、先着している辺りは重賞馬という感じでしたがキレのある動きだったかといわれると微妙でした。
そして、最終追い切りはポリトラックで調整しています。
時計自体は出ていますがもともとポリトラックは時計が出やすいのであまり過大評価はしません。
肝心の動きに関しましても、1週前とは違って軽快な動きを見せていました。
サトノグランツは高速馬場巧者なので時計の出る馬場で自分の動きができたのは評価したいです。
ただし、新馬のカルデアより内を回ったにも関わらず、最終的に後ろから追走したカルデアに同時併入は気になります。
動きはハツラツとしていましたが休み明けなのでその影響が残っているかもしれません。
シンリョクカ
シンリョクカ 1月10日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 68.6 | 53.6 | 38.4 | 11.4 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 67.1 | 51.6 | 36.7 | 11.4 | 馬なり |
一昨年の阪神JF(G1)で2着に入線したシンリョクカは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
レースでも騎乗する木幡初也騎手が手綱を握って馬場の真ん中から馬なりで追い、5ハロン68秒6-上がり1ハロン11秒4でした。
中間は坂路で4本、ウッドで3本時計を残しています。
映像はありませんが、1週前の3日には木幡騎手騎乗の元、ウッドで一杯に追われています。
このときはイサチルシーサイド(牡3、1勝クラス)を10馬身ほど追走する形で一杯に追い、5ハロン65秒3-上がり1ハロン11秒2の時計を記録しました。
これまでのキャリアで2番目に速い時計を出していました。
1週前に負荷をかけた後なので最終追い切りは軽めでしたが、序盤から意気揚々とした動きができています。
直線で手前を替えてからも伸びのある動きを見せていて馬なりで終い1ハロン11秒4は良いでしょう。
レースで騎乗する木幡騎手が2週続けて追い切りに騎乗している点も好感が持てますし、近走の中でもいい出来栄えに見えました。
ディアスティマ
ディアスティマ 1月10日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.7 | 39.7 | 12.9 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(良) | 54.6 | 39.9 | 12.9 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.0 | 39.8 | 12.5 | 馬なり |
長距離重賞でコンスタントに活躍しているディアスティマは栗東の坂路で単走を行いました。
レース当日も騎乗する北村友一騎手を背に、馬場の外目から馬なりで追われて全体時計55秒7-上がり1ハロン12秒9で走破しています。
アルゼンチン共和国杯(G2)以来、中9週でのレースとなりますが12月8日から一日平均2本の坂路時計を出しており、中間の坂路時計はなんと37本!
乗り込み量は文句なしです。
今回JRAレーシンビュアーには最終追い切りと1週前の2つの動画が上がっていましたが、良くいえばまっすぐ力強い動きで、悪く言えば気持ちが表面に出ていない動きを見せています。
また、馬なりとは言え終い時計12秒9もこれまでの追い切りの中では遅いです。
もっとも、昨年の目黒記念や日経賞(どちらもG2)でも今回と似たような動きを見せながら馬券に絡んでいるので現在の状態でも出し切れると思います。
ナイママ
ナイママ 1月11日(木) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦坂路(良) | 54.4 | 40.0 | 12.7 | 馬なり | ||
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 69.2 | 53.7 | 38.2 | 11.6 | 強め |
8歳馬のナイママは美浦の坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで追われて全体時計54秒4-上がり1ハロン12秒7でまとめています。
中間は坂路が4本、ウッドが2本と少し少なめでした。
ナイママの最終追い切り映像はJRAレーシングビュアーに公開されていなかったので動きは分かりません。
限られた情報でまとめると、坂路の時計自体は平凡ですが、これまでのキャリアの中で8番目に速い時計で意外と上位でした。
もともとナイママは坂路で時計を出すタイプではないのでそのなかでは頑張っていたと思います。
ちなみにナイママの坂路における自己ベストは2022年9月14日の52秒5です。
もっとも、近走もそれほど目立つ時計を出していませんし、成績はいうまでもなく凡走が続いています。
時計を見た限り大幅に一変している感じはしませんので、残念ですが今回も激走は厳しいと思います。
ハーツイストワール
ハーツイストワール 1月10日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 82.8 | 66.1 | 51.3 | 37.1 | 11.5 | 馬なり |
1週前 | 美浦坂路(良) | 52.1 | 37.7 | 12.5 | 強め | ||
前走最終 | 美浦坂路(良) | 53.5 | 39.1 | 12.5 | 馬なり |
ハーツイストワールは美浦のウッドチップコースでパラレルヴィジョン(牡5、オープン)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬より2馬身先行し、6ハロン82秒8-上がり1ハロン11秒5で同時併入しました。
中間は坂路を中心に行っています。ちなみに28日は坂路で自己ベストとなる50秒8を記録しました。
1週前の3日は美浦の坂路でボーモンド(牡3、1勝クラス)と2頭併せで4ハロン52秒1-上がり1ハロン12秒5でした。
僚馬と終始並走しており、動きのほうも淡々としながらも力強い踏み込みで走り抜けています。
最終追い切りを見ても、馬なりながらもこの馬らしい前向きで綺麗なフォームで動けていました。
前走のアルゼンチン共和国杯(G2)は怪我のため11か月ぶりのレースでしたが、追い切りでは怪我を感じさせないほどの動きを見せていました。
それにくわえて、今回の1週前追い切りでは時計面でも出していることから前走を一回使ったことで良化を感じさせます。
8歳馬ですが晩成型のハーツクライ産駒らしい内容でまとめており、いい内容の追い切りでした。
ハーツコンチェルト
ハーツコンチェルト 1月10日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 83.3 | 66.7 | 51.9 | 37.3 | 11.6 | 強め |
前走最終 | 栗東CW(良) | 83.8 | 67.6 | 53.3 | 38.0 | 12.2 | 馬なり |
日本ダービー(G1)で3着のハーツコンチェルトは美浦のウッドチップコースで裏開催の京成杯(G3)に出走するアーバンシック(3歳オープン)と併せました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬より2馬身ほど先行する形で強めに追い、6ハロン83秒3-上がり1ハロン11秒6で同時併入しています。
菊花賞(G1)以来のレースとなりますが、12月半ばごろから美浦で調整を開始し、中間は坂路で15本、ウッドで4本時計を残しました。
映像はありませんが、1週前の3日には美浦のウッドで愛知杯(G3)に出走予定のアレグロモデラート(牝5、3勝クラス)と2頭併せを行っています。
このときは僚馬を4~5馬身追走する形で末一杯に追われて6ハロン82秒7-上がり1ハロン11秒8で同時併入しています。
日本ダービーのときよりも時計はでていないのでまだまだ休み明けの影響が残っている内容でした。
最終追い切りは1週前に負荷をかけたものの、強めで相変わらず追っています。
四肢の動きは機敏ですし力強さが感じられます。脚の回転もよくて新進気鋭な動きを見せていました。
ただ、身体の前半分がやや垂直でしたし、腹回りも少し太いように見えました。
もう少し絞ることができれば良化につながると思います。
ここを使って次走以降に良化しそうな気がします。
ヒンドゥタイムズ
ヒンドゥタイムズ 1月10日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 83.9 | 68.9 | 53.5 | 37.8 | 11.9 | 馬なり |
1週前 | 栗東CW(良) | 86.2 | 70.2 | 54.7 | 38.5 | 11.5 | 一杯 |
前走最終 | 栗東CW(良) | 84.8 | 69.4 | 53.9 | 38.3 | 11.7 | 直強め |
昨年の小倉大賞典(G3)の勝ち馬であるヒンドゥタイムズは栗東のウッドチップで同厩のリレーションシップ(牡7、オープン)ともう一頭(名称不明)と3頭併せました。
レース当日も騎乗するルメートル騎手が手綱を握り、僚馬を2~3馬身追走する形で馬場の外から馬なりで追い、6ハロン83秒9-上がり1ハロン11秒9の時計で1馬身半先着しています。
中間は坂路を10本、ウッドで7本記録を残していました。
1週前の3日はウッドチップでグロリアラウス(牡3、未勝利)と2頭併せを行っています。
このときは団野騎手が騎乗し、僚馬より4馬身先行しながら馬場の外目から一杯に追って6ハロン86秒2-上がり1ハロン11秒5で半馬身先着しています。
休み明けですが中間に本数を重ねた影響もあってか、道中はきびきびとした動きを見せています。
時計は出ていないものの、直線に入って手を動かすとそれに応えるように足を伸ばして終い1ハロン11秒5でまとめており、反応は悪くありませんし、負荷をかけるという面ではよい内容でした。
最終追い切りは馬なりで折り合い重視でしたが1週前に負荷をかけたため序盤からスピード感のある走りを見せています。
直線に入ってからも僚馬の先を行こうと馬自らペースアップしていますし良化の気配が感じられました。
勝利した小倉大賞典のときほど時計は出していませんが、それでも年齢以上の動きを見せていましたし力は発揮できそうです。
ブローザホーン
ブローザホーン 1月10日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 85.9 | 69.7 | 54.0 | 38.7 | 12.0 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(良) | 84.4 | 68.6 | 53.5 | 38.6 | 11.7 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 82.2 | 65.7 | 50.6 | 37.4 | 12.4 | 馬なり |
昨年の札幌日経オープン(L)を制したブローザホーンは美浦のウッドチップで単走を行いました。
レース当日も騎乗する菅原騎手を背に、馬場の外目から馬なりで追われて6ハロン85秒9-上がり1ハロン12秒0でゴールしています。
中間は12月上旬から調整を開始し、坂路時計が10本、ウッドが9本とふたつの条件をバランスよく乗りこなしていますが、ほとんどの場面で時計は出していません。
最終追い切りも引き続き馬なりで追いました。
アタマを低めに走る走法はいつものブローザホーンの走りですし、淡々とした動きを見せています。
ただし、時計面でみると京都大賞典(G2)や函館記念(G3)のときのほうがスピーディで気持ちも乗っていました。
前走の京都大賞典で心房細動のため競走中止した影響もあるのでしょう。
直近の追い切りで見せたほどの好内容とは言い難かったです。
今回の追い切りは前走のアクシデントを意識して、全体的に軽めの追い切りだと思います。
ここで一叩きすることで次走以降の良化に期待したいです。
リビアングラス
リビアングラス 1月11日(木) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 69.0 | 53.3 | 37.9 | 11.7 | 一杯 | |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.0 | 37.7 | 12.2 | 末強め |
菊花賞(G1)で4着のリビアングラスは栗東のウッドチップでミッキーストライク(牡3、新馬)と併せ馬を行いました。
助手が騎乗して僚馬を3~4馬身追走する形で馬場の3分どころから一杯に追われて5ハロン69秒0-上がり1ハロン11秒7でクビ差遅れでした。
中3周ということで中間は坂路が4本のみとなっています。
最終追い切りはこの馬らしい長く飛びのある走りで追われています。
ところが、時計面に関しては同じく栗東ウッドで一杯に追われた菊花賞時の1週前が7ハロン94秒8-5ハロン64秒5-1ハロン11秒8でそちらのほうが出ています。
菊花賞の時と比べるとやや迫力に欠ける動きでしたし、いい時期と比較すると見劣りする内容に感じました。
リレーションシップ
リレーションシップ 1月11日(木) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 84.7 | 69.6 | 54.3 | 38.5 | 12.1 | 馬なり |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.1 | 38.1 | 12.2 | 末強め |
短距離路線から一気に距離延長するリレーションシップは栗東のウッドチップコースで今回出走するヒンドゥタイムズ(セ8、オープン)ともう一頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
助手が騎乗して外ラチ沿いからヒンドゥタイムズより2~3馬身先行する形で馬なり追いを行い、6ハロン84秒7-上がり1ハロン12秒1の時計を出しましたがヒンドゥタイムズに1馬身半遅れています。
中間は12月上旬から始動し、坂路で11本、ウッドで5本の時計を記録しました。
ちなみに今月4日には障害試験場で追い切りを行っています。
4日の内容を見ても分かるように、リレーションシップはこれまで短距離をメインに使っており、長くてもマイルまでしか走ったことがありません。
そのなかでいきなり中距離、それも芝2,400mへの大幅な距離延長を行っています。
最終追い切りは3頭併せで馬なり追いを行いましたが、短距離馬らしい筋肉量の多い馬体はさすがに簡単に変わっていません。
動き自体は悪くありませんが、キャリア初の中距離はやはり少し長いような気もします。
追い切り自体は意外と悪くないですが馬なりとは言えいい時期ほど時計は出していませんし、距離適性を考慮しても現時点での上位争いは至難だと思います。
レッドバリエンテ
レッドバリエンテ 1月11日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東PT(良) | 83.6 | 67.5 | 51.8 | 38.1 | 11.6 | 馬なり |
前走最終 | 栗東CW(稍重) | 82.7 | 66.7 | 51.2 | 36.5 | 11.3 | 一杯 |
レッドバリエンテは栗東ポリトラックでクセノポン(牡3、新馬)と併せ馬を行いました。
レース当日も騎乗する西村騎手を背に、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を2~3馬身追走し、6ハロン83秒6-上がり1ハロン11秒6の時計で同時併入しています。
中間は12月半ばから開始し、坂路で13本、ウッドで6本時計を残しています。
1週前の4日にも西村騎手が騎乗し、スーリールダンジュ(牝5、2勝クラス)と併せました。
この時は馬場の外目から一杯に追われて6ハロン82秒7-上がり1ハロン11秒3で思いっきり負荷をかけました。
4日のウッドは稍重で全体的に時計がかかりがちでしたが、僚馬の内から終始併せ馬に特化し、ラスト1ハロンは11秒3の好時計で先着しており負荷の面でも時計面でもいい内容でした。
1週前に負荷をかけたため最終追い切りは馬なりで軽めでした。
ポリにしては時計が出ていませんが、軽快な動きを見せていましたし折り合いはうまくつけられたと思います。
2週続けて西村騎手が手綱を握ったのも評価したいですし、順調に仕上がっているように見えました。
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日経新春杯2024追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | サヴォーナ |
A | シンリョクカ ハーツイストワール |
B | インプレス サトノグランツ ディアスティマ ハーツコンチェルト ヒンドゥタイムズ ブローザホーン レッドバリエンテ |
C | カレンルシェルブル ナイママ リビアングラス リレーションシップ |
D |
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