【チューリップ賞2024予想】本命におすすめの3頭+穴で狙いたい2頭はこちら!
チューリップ賞2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
チューリップ賞2024の予想ポイント
- キャリア5戦で挑む馬は評価を下げたい
- このレースで勝利経験がある騎手が活躍
- 1人気の信頼度は高い【6-1-1-2】、8人気以下の好走は厳しい
- 1枠は安定している
- 前走が同距離(芝1,600m)以外から挑む馬は苦戦
チューリップ賞2024予想の最終買い目
チューリップ賞が開催される土曜日の阪神競馬場界隈の天気を見てみると、曇りの予報が出ていました。
この日は気温が7度ほどしか上がらず、レースが行われる15時台は曇りということで肌寒い中でレースが行われるでしょう。
前日金曜日は午前10時の時点で芝は重馬場、含水率も14%近くありました。
また、金曜日は最高気温が12度の曇り予報ということで雨こそ降りませんが乾くこともないでしょう。
うましるでは曇りの稍重~重馬場、時計のかかる馬場を想定しながらレース予想をまとめました。
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◎本命 16 タガノエルピーダ
父 | キズナ |
母 | タガノレヴェントン |
母父 | キングカメハメハ |
主な勝ち鞍 | 2歳新馬 2023年 |
前走 | 朝日杯FS(G1) 3着 |
本命はタガノエルピーダにしました。
前走の朝日杯FSは牡馬にもまれてのレースでしたが最後の直線で先行しながら押し切って勝利しました。
上位勢を見てみると差しや追込など、後方組が台頭していますがその中で先行しながら上位争いに加われたのは立派です。
チューリップ賞は前走の朝日杯FSと同じ舞台で行われることからコース適性にも期待できるでしょう。
当日の馬場はタフになる可能性がありますが、血統的に半兄がダート馬のタガノトネールということで力もありそうです。
桜花賞へ向かうためにはここで上位争いが必至なのでメイチで挑んでくると思いますし、この馬から攻めてみます。
〇対抗 2 ラーンザロープス
父 | キズナ |
母 | キャンディネバダ |
母父 | Pure Prize |
主な勝ち鞍 | 2歳未勝利 2023年 |
前走 | シンザン記念(G3) 4着 |
対抗はラーンザロープスにしました。
前走のシンザン記念が強い競馬で、10番人気の低評価ながらも先行して4着入りしました。
このシンザン記念は開幕週らしからぬ時計のかかる馬場で好走していることからタフな舞台が合いそうです。
土曜日の阪神も時計がかかると思いますが、シンザン記念のようなトラックバイアスであればここでもフィットする可能性は高いです。
また、シンザン記念で3着入りしたウォーターリヒトが続くきさらぎ賞でも2着に激走していることから強い相手に善戦できたと思います。
前日の時点で人気はありませんが、現在の阪神とかみ合いそうなので2番手評価にしました。
▲単穴 9 スティールブルー
父 | ルーラーシップ |
母 | レディバード |
母父 | スマートファルコン |
主な勝ち鞍 | 2歳新馬 2023年 |
前走 | フェアリーステークス(G3) 4着 |
スティールブルーは単穴にしました。
新馬戦が時計の出やすい新潟の舞台で上がり最速32秒9の時計を出しているように、キレのある競馬を得意としています。
4着に敗れたフェアリーステークスでも苦しい位置からしっかりと脚を伸ばしてスティールブルーのポテンシャルを垣間見ることができています。
また、追い切りでも素晴らしい動きを見せており、このレースに対する意欲も感じられました。
ただ、土曜日の阪神は前日までの雨の影響でおそらくタフになるのでこれまでとは違った競馬になるでしょう。
タフな馬場なら他に面白い馬が多数いるので少し評価を下げました。 ちなみに良馬場なら本命候補でした。
△連下 5 ミラビリスマジック
父 | キズナ |
母 | ソーマジック |
母父 | シンボリクリスエス |
主な勝ち鞍 | 菜の花賞(1勝クラス) 2024年 |
前走 | 菜の花賞(1勝クラス) 1着 |
ミラビリスマジックは連下にします。
近2戦はどちらも中山のマイルで連勝しています。
中山マイルは直線上に坂があるという点では阪神と共通するところがありますが、2戦とも勝ち切っていることから力の求められるコースで力を発揮できるタイプだと思います。
土曜日の阪神の馬場を見てみると、時計はかかると思うので馬場にフィットするようでしたらチャンスはあるでしょう。
今回は初の阪神ということで長距離輸送を行いますが、名門国枝厩舎の馬なので輸送も問題なくクリアしてくるでしょう。
中山で行われるアネモネステークスも桜花賞の権利が得られますが、あえてこちらを選択していることから桜花賞を目標にしているのは明らかですし、上位争いにも警戒したいです。
△連下 13 エラトー
父 | Saxon Warrior |
母 | エライヤ |
母父 | Siyouni |
主な勝ち鞍 | 3歳未勝利 2024年 |
前走 | 3歳未勝利 1着 |
エラトーも抑えます。
土曜日の阪神は開幕週らしからぬタフな馬場でレースが行われると思うので前残りにも期待できそうです。
エラトーは近2戦逃げの競馬で連対していることから今回もハナを狙ってくることでしょう。
また、今年のチューリップ賞で逃げそうな馬はエラトー以外にショウナンマヌエラくらいしかいないので余裕を持って逃げられると思います。
馬場がかみ合うかは分かりませんが、3走前の未勝利戦が稍重の馬場で馬券に絡んでいるのである程度は対応できるでしょう。
なお、同型のショウナンマヌエラも少し悩みましたが、騎手目線で見たら逃げの競馬はショウナンマヌエラ騎乗の石橋騎手よりも、エラトー騎乗のムルザバエフ騎手のほうが上手だと思うのでエラトーを選択しました。
△連下 10 ガルサブランカ
父 | キズナ |
母 | シャトーブランシュ |
母父 | キングヘイロー |
主な勝ち鞍 | 2歳新馬 2023年 |
前走 | ベゴニア賞(1勝クラス) 2着 |
ガルサブランカは相手にしました。
半兄がイクイノックスといったらポテンシャルの高さに期待できそうですが、新馬戦は展開に恵まれて楽な競馬です。
そして、前走のベゴニア賞では好位から追い込みを仕掛けましたが思った以上に脚が伸びずに2着でした。
ベゴニア賞があまり伸び切れていなかったことから、イクイノックスほどの才能は期待しないほうがよさそうです。
ただ、土曜日は雨の影響で馬場が重くなりそうです。
ガルサブランカはキレる脚はそこまでないものの血統的にパワーのある舞台ならワンチャンスあると思いました。
それでも、追い切りが案外だったので軽めに抑えますが、ここで激走するようでしたら今後も注目していきたいです。
単勝
16 タガノエルピーダ
馬連流し
軸馬:16
相手:2、5、9、10、13
三連複フォーメーション
1頭目:16
2頭目:2、5、9、10、13
3頭目:2、5、9、10、13
チューリップ賞2024の有力馬3頭
桜花賞トライアルに指定されているチューリップ賞は有力馬が多数参戦します。
今年も数多くの素質馬が揃いました。
この中から上位人気に支持されそうな馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ガルサブランカ
- 2歳新馬 2023年
今年の注目馬はガルサブランカです。
半兄には昨年まで現役で大活躍したイクイノックスがいる期待の素質馬です。
昨年夏に新潟でデビューしたときは、兄の影響もあって単勝1.4倍に支持されましたが、その期待に応える走りで2着に1馬身半差の圧勝でした。
時計は平凡でしたがスローから上がり3F32秒8という末脚で勝ち切っており、ポテンシャルの高さがうかがえます。
ところが、前走のベゴニア賞もスロー展開となって好位から脚を伸ばそうとしましたが思った以上に加速することなく2着までとなっています。
ベゴニア賞は少し残念な競馬となりましたが、ルメール騎手×木村調教師×シルクレーシングの組み合わせはまさにイクイノックスのそれなので立て直しにも期待できます。
舞台となる阪神芝1,600mはスローからの上がり勝負になりやすいので、末脚に磨きを駆ければチャンスはあるかもしれません。
スティールブルー
- 2歳新馬 2023年
スティールブルーはアルテミスステークスやフェアリーステークスにも出走していたので今年の出走馬の中では知名度の高い1頭です。
新馬戦は夏の新潟マイルでスローからの上がり勝負で楽勝しました。
2走前のアルテミスステークスもマイルという意味では新馬戦と同じでしたが、ここは3着、そして前走のフェアリーステークスも1番人気に支持されましたが4着でした。
もっとも、アルテミスステークスの勝ち馬チェルヴィニアは新馬戦から素質の高さを見せており、2着サフィラも戦績はともかく良血馬です。
そして、前走フェアリーステークスはゲートを飛び出したものの控える形となって直線一気で苦しい展開ながらも勝ち馬に0.1秒まで詰め寄りました。
フェアリーステークスの内容を見る限り加速力に長けている馬なので阪神でもうまくギアチェンジできれば力は発揮できると思います。
今回はテン乗りで川田騎手が騎乗しますが、川田騎手とチューリップ賞の相性は非常によいのでその点でもチャンスはあるでしょう。
タガノエルピーダ
- 2歳新馬 2023年
タガノエルピーダはもともと阪神JFに出走する予定でしたが競走除外となったため、牡馬が集う朝日杯FSに出走しました。
阪神JFよりも相手関係は強化されたはずですが、ここでは3番手の位置から競馬を行い、最後の直線では馬場の真ん中からじわりと脚を伸ばして3着入りしました。
この朝日杯FSは結果的にはハイペースとなりましたがテン4~5Fで1Fあたり12秒台の時計を刻んでいて中弛みがあります。
上がり最速がラスト2Fの11秒2ですが1Fは12秒3なので使える脚は長くありません。
珍しいラップ推移となっていますが、結果的には追込勢が上位争いしている中で先行しながら押し切れたのは立派ですし、牡馬相手に健闘したのも評価したいです。
最後の直線上に上り坂のある阪神で、淡々とした流れから最後の1Fで脚を活かせていたのでパワーのある馬だと思います。
新馬戦を見る限りは時計の出る馬場でもやれているので開幕2週目の阪神でも出し切れるでしょう。
ここは上位人気の一角ですが、朝日杯FSがフロックでないことを証明したいです。
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チューリップ賞2024の穴馬2頭
チューリップ賞では基本的に穴馬は凡走傾向にあります。
しかし、2022年には13番人気のピンハイが、そして昨年は7番人気と6番人気のワンツーで馬連6,890円の高配当が続きました。
もしかしたら3年続けて波乱もあるかもしれません。
今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな馬を2頭ピックアップします。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
スウィープフィート
- 2歳未勝利 2023年
スウィープフィートはこれまで永島騎手とのコンビで5戦使われました。
3走前の白菊賞では中団からロングスパートの競馬で勝ち馬と差のない2着で素質の高さが見られました。
ところが、阪神JFは大きく出遅れてしまいます。
最後の直線では見せ場を作りました。
そして、前走のエルフィンステークスは賞金を懸けた大事な一戦で、永島騎手も馬場の悪い内目からギャンブル色の強い追い込みを決めましたが1番人気のライトバックに交わされての2着でした。
桜花賞に出走するためにはここで何が何でも権利を得ないといけないことから、今回は名手武豊騎手が騎乗します。
永島騎手とのコンビも見たいところでしたが、スウィープフィートのキャリアを考えたらここでの降板は仕方ないかもしれません。
脚色的には追い込みを得意としており、同コースの阪神JFでも見せ場があるのでコース適性は問題ないでしょう。
あとは、権利を得られるかです。
素質は高いので名手の手腕で桜の切符を手にしたいところです。
ショウナンマヌエラ
- 2歳新馬 2023年
ショウナンマヌエラは2走前の新潟2歳ステークスで2着入りした馬です。
逃げの競馬を得意としており、新潟2歳ステークスでも先頭に立ちました。
前半600mが35秒3で終い3Fが34秒0のスロー展開に持ち込み、2着入りしています。
この新潟2歳ステークスは12頭立てでショウナンマヌエラは10番人気でしたが、伏兵の逃げが見事かみ合い波乱となりました。
また、この時の勝ち馬アスコリピチェーノがのちに阪神JFを勝利していることから、強い相手に善戦したと思います。
ただ、前走のアルテミスステークスは5着とはいえ勝ち馬チェルヴィニアに0.9秒差離されています。
休み明けに加えて、馬体重+12キロだったことから本調子ではなかったのかもしれません。
評価の難しいところですが、今年の出走登録馬の中で逃げそうな馬はエラトーくらいしかいないので引き続きハナに立てるチャンスはあるでしょう。
枠順次第ではありますが、馬券に抑えても面白いと思います。
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ここからはチューリップ賞の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
チューリップ賞2024の概要
チューリップ賞は阪神競馬場で開催される3歳牝馬のG2競走です。
創設されたのは1994年で、1998年に現在の阪神芝1,600mに定着してから現在まで全く同じ条件でレースが行われています。
春のクラシック第一線となる桜花賞のトライアルレースとして有名で、上位入選した3頭には無条件で桜花賞の優先出走権が与えられます。
また、トライアルレースにしては珍しく、G1レースと全く同じコースで行われることからクラシックの最有力競走として古くから注目されていました。
過去の勝ち馬は錚々たる顔ぶれがそろっており、エアグルーヴやスイープトウショウ、ウオッカといったウマ娘でも認知度のある名馬をはじめ、過去10年内の勝ち馬である、ハープスターやシンハライト、ラッキーライラックものちにG1タイトルを手にしました。
さらに、現在も活躍しているクセ馬メイケイエールやナミュールもかつてチューリップ賞を制しています。
このように、多数の名牝がチューリップ賞を経験していたことから、2018年にG2に昇格し、現在に至っています。
ただ、チューリップ賞を制したのち、桜花賞馬になった馬は2014年のハープスターを最後、現れていません。
近年はステップレースを挟まずにぶっつけでG1に挑むケースも増えていることで、チューリップ賞から桜花賞馬になる馬が減少しているのです。
それでも、桜花賞の切符を得たい馬にとっては重要なレースなので、決して価値が下がったわけではありません。
今年も有力馬が多数顔をそろえました。
桜の切符を獲得する馬はどの馬でしょうか?
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チューリップ賞2024の開催内容
開催日 | 3月2日(土曜) 15:35発走 |
格付け | G2 |
開催競馬場 | 阪神競馬場 11R |
コース | 芝1,600m |
性齢 | 3歳牝馬 |
斤量 | 馬齢 |
1着賞金 | 5200万円 |
チューリップ賞2024が開催される阪神の芝1,600mの特徴
スタート地点 | 向こう正面の真ん中やや左側 |
コース | 右回りの外回りコース Aコース使用 |
1周の距離 | 2,089m |
直線距離 | 473.6m |
高低差 | 2.4m |
フルゲート | 18頭 |
(過去5年) | 平均タイム1.35.5 |
コースレコード | 1.31.1 (2021年 桜花賞【G1】ソダシ) |
チューリップ賞のタイム | |
(過去10年) | 平均タイム1.35.0 |
レコードタイム | 1.32.8 (2016年 シンハライト) |
阪神芝1,600mのスタート地点は向こう正面やや左で、最初の3コーナーまでの距離は約444mです。
3コーナー手前にわずかな上り傾斜はあるものの、全体的になだらかな道のりとなっています。
3~4コーナーは半径が682mと大きいのでペースダウンしなくても立ち回りしやすいです。
また、ラスト3F標識あたりから下り傾斜となるため、スパートをかけやすいのも特徴です。
最後の直線は約474mと長いです。
直線に入ってからもしばらくは下りが続くため各馬はスピードアップしやすいです。
ただし、残り1F標識に入ると阪神名物の急な上り坂がたちはだかります。
この上り坂は高低差こそ1.8mですが120mの間に駆け上がるため急です。
坂を駆け上がった先にゴール板が立っています。
阪神の1,600mはスタートから最初のコーナーまでの距離が長いため、マイル戦にしてはスローペースになりやすいです。
また、末脚を活かしやすい造りとなっているので上がり3F勝負になることも珍しくありません。
ただし、ゆったりすることで前を行く馬に余力を与えるため、ペースが遅すぎると逃げや先行馬がそのまま押し切るケースもあります。
脚色よりも上がりの末脚が重要視される舞台といえるでしょう。
阪神の芝1,600mはここをチェック!
- 数多くの重賞が行われている
- ワンターンコース
- 上がり勝負になりやすい
- 8枠は若干好走率が低い
- 関西騎手が強い
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チューリップ賞2024の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | ブルーアイドガール | 牝3 | 55.0 | 松山弘平 |
2 | ラーンザロープス | 牝3 | 55.0 | 横山典弘 |
3 | エポックヴィーナス | 牝3 | 55.0 | 和田竜二 |
4 | ワイドラトゥール | 牝3 | 55.0 | 北村友一 |
5 | ミラビリスマジック | 牝3 | 55.0 | 田辺裕信 |
6 | スウィープフィート | 牝3 | 55.0 | 武豊 |
7 | フルレゾン | 牝3 | 55.0 | 鮫島克駿 |
8 | セキトバイースト | 牝3 | 55.0 | 藤岡佑介 |
9 | スティールブルー | 牝3 | 55.0 | 川田将雅 |
10 | ガルサブランカ | 牝3 | 55.0 | C.ルメール |
11 | ハワイアンティアレ | 牝3 | 55.0 | 西村淳也 |
12 | ショウナンマヌエラ | 牝3 | 55.0 | 石橋脩 |
13 | エラトー | 牝3 | 55.0 | B.ムルザバエフ |
14 | ラヴァンダ | 牝3 | 55.0 | 松若風馬 |
15 | イツモニコニコ | 牝3 | 55.0 | 田中健 |
16 | タガノエルピーダ | 牝3 | 55.0 | 団野大成 |
チューリップ賞の過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2023 良 | 1 | 9 | モズメイメイ | 7 | こぶし賞(1勝クラス) | 1 |
2 | 13 | コナコースト | 6 | エルフィンステークス(L) | 2 | |
3 | 17 | ペリファーニア | 2 | 新馬 | 1 | |
2022 良 | 1 | 6 | ナミュール | 1 | 阪神JF(G1) | 4 |
2 | 1 | ピンハイ | 13 | 新馬 | 1 | |
3 | 3 | サークルオブライフ | 2 | 阪神JF(G1) | 1 | |
2021 稍重 | 1 | 1 | メイケイエール | 1 | 阪神JF(G1) | 4 |
1 | 5 | エリザベスタワー | 3 | エルフィンステークス(L) | 9 | |
3 | 2 | ストゥーティ | 4 | 菜の花賞(1勝) | 3 | |
2020 良 | 1 | 13 | マルターズディオサ | 4 | 阪神JF(G1) | 2 |
2 | 1 | クラヴァシュドール | 2 | 阪神JF(G1) | 3 | |
3 | 4 | レシステンシア | 1 | 阪神JF(G1) | 1 | |
2019 良 | 1 | 1 | ダノンファンタジー | 1 | 阪神JF(G1) | 1 |
2 | 13 | シゲルピンクダイヤ | 4 | 未勝利 | 1 | |
3 | 7 | ノーブルスコア | 7 | エルフィンステークス(L) | 3 | |
2018 良 | 1 | 5 | ラッキーライラック | 1 | 阪神JF(G1) | 1 |
2 | 4 | マウレア | 3 | クイーンカップ(G3) | 5 | |
3 | 9 | リリーノーブル | 2 | 阪神JF(G1) | 2 | |
2017 良 | 1 | 10 | ソウルスターリング | 1 | 阪神JF(G1) | 1 |
2 | 7 | ミスパンテール | 7 | 新馬 | 1 | |
3 | 3 | リスグラシュー | 2 | 阪神JF(G1) | 2 | |
2016 良 | 1 | 11 | シンハライト | 2 | 紅梅ステークス(OP) | 1 |
2 | 9 | ジュエラー | 1 | シンザン記念(G3) | 2 | |
3 | 7 | ラベンダーヴァレイ | 10 | 赤松賞(500万) | 5 | |
2015 良重 | 1 | 14 | ココロノアイ | 5 | 阪神JF(G1) | 3 |
2 | 1 | アンドリエッテ | 7 | クイーンカップ(G3) | 4 | |
3 | 15 | レッツゴードンキ | 2 | 阪神JF(G1) | 2 | |
2014 良 | 1 | 3 | ハープスター | 1 | 阪神JF(G1) | 2 |
2 | 13 | ヌーヴォレコルト | 4 | こうやまき賞(500万) | 1 | |
3 | 12 | リラヴァティ | 6 | フェアリーステークス(G3) | 3 |
【キャリア】キャリア5戦の馬は割引
キャリア | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1戦 | 【0-2-1-6】 | 0.0% | 22.2% | 33.3% |
2戦 | 【2-3-1-18】 | 8.3% | 20.8% | 25.0% |
3戦 | 【5-3-2-21】 | 16.1% | 25.8% | 32.3% |
4戦 | 【4-1-5-31】 | 9.8% | 12.2% | 24.4% |
5戦 | 【0-0-1-18】 | 0.0% | 0.0% | 5.3% |
過去10年のチューリップ賞の好走馬をキャリア別にまとめました。
もっとも好走していたのはキャリア3戦から挑んだ馬で、のちの桜花賞馬ハープスターをはじめ、ラッキーライラックやナミュールといったG1馬はキャリア3戦でチューリップ賞を制しました。
単勝率は劣りますが、キャリア4戦で挑む馬も4頭が勝利していて悪くありません。
対して、キャリア5戦の馬はこれまで19頭いましたが、【0-0-1-18】で2014年のリラヴァティしか馬券に絡んでおらず、直近9開催はすべて着外に敗れていました。
馬券予想の際はキャリア2~4戦の馬が中心となるでしょう。
なお、もっとも複勝率が高いのはキャリア1戦で挑んだ馬ですが、今年の出走登録馬の中に該当する馬はいませんでした。
また、キャリア6戦以上の馬もいません。
今年の出走馬の内、キャリア5戦の馬は2頭いました。
【騎手】過去10年勝利騎手が活躍
騎手 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
川田将雅 | 【3-1-1-2】 | 42.9% | 57.1% | 71.4% |
武豊 | 【2-1-1-6】 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
石橋脩 | 【1-0-0-2】 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
横山典弘 | 【1-0-0-2】 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
C.ルメール | 【1-0-0-1】 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
田辺裕信 | 【1-0-0-0】 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
過去10年のチューリップ賞の勝利騎手の成績をまとめました。
もっとも活躍していたのが【3-1-1-2】の川田騎手で、7回騎乗し3勝、5回馬券に絡んでいます。
リーディング上位騎手として今年も活躍していますが、チューリップ賞では安定した活躍を見せていました。
その他の騎手を見てみると、武豊騎手も過去10年すべて騎乗して【2-1-1-6】で、昨年もモズメイメイで勝利しています。
外国人騎手を代表するルメール騎手も【1-0-0-1】と悪くありません。
今回は5年ぶりに騎乗しますが手腕に期待したいです。
美浦勢で見ると、田辺騎手は過去10年でマルターズディオサの1回しか騎乗していませんが勝利しました。
横山典弘騎手と石橋脩騎手は【1-0-0-2】でやや好走率は落としているものの、石橋騎手は2022年に8番人気のサウンドビバーチェを4着に、横山典弘騎手は2023年に14番人気のルカンを勝ち馬モズメイメイからタイム差0.1秒の5着に持ってきています。
チューリップ賞は過去10年内で勝利した騎手の活躍が目立つレースでした。
今年の出走馬の内、表に挙げた騎手騎乗馬は以下の通りとなります。
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チューリップ賞の過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【6-1-1-2】 | 60.0% | 70.0% | 80.0% |
2番人気 | 【1-1-5-3】 | 10.0% | 20.0% | 70.0% |
3番人気 | 【1-1-0-8】 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
4~7番人気 | 【3-5-3-29】 | 7.5% | 20.0% | 27.5% |
8番人気以下 | 【0-1-1-67】 | 0.0% | 1.4% | 2.9% |
1番人気の多くが前走G1を使っていた
過去10年のチューリップ賞で1番人気の馬は【6-1-1-2】でした。
6頭の勝ち馬をはじめ、8頭が馬券に絡んでおり、複勝率は80%もあります。
昨年こそ1番人気に支持されたドゥーラが15着に敗れたものの、依然1番人気は評価しやすいと思いたいです。
ただし、過去10年の1番人気馬8頭が前走阪神JF(G1)を走っており、勝ち馬6頭が阪神JFから挑んでいたのです。
今年の出走登録馬はなんと前走阪神JFの馬はいません。
そのことから、もしかしたら例年とは違った決着になる可能性もありそうです。
8番人気以下の好走は稀
過去10年のチューリップ賞で8番人気以下の馬は69頭が出走しましたが、馬券に絡んだのは2頭のみでした。
チューリップ賞は有力馬の参戦も多々見られることから実力が反映されやすいレースです。
極端に人気を落とした馬の好走はめったに見られないので、人気を見ながら取捨選択するのも良いでしょう。
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チューリップ賞の過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【2-3-0-8】 | 15.4% | 38.5% | 38.5% |
2枠 | 【0-0-2-12】 | 0.0% | 0.0% | 14.3% |
3枠 | 【1-0-2-12】 | 6.7% | 6.7% | 20.0% |
4枠 | 【1-1-1-14】 | 5.9% | 11.8% | 17.6% |
5枠 | 【3-1-1-14】 | 15.8% | 21.1% | 26.3% |
6枠 | 【1-1-0-17】 | 5.3% | 10.5% | 10.5% |
7枠 | 【2-1-0-17】 | 10.0% | 15.0% | 15.0% |
8枠 | 【1-2-4-15】 | 4.5% | 13.6% | 31.8% |
1枠は安定している
過去10年のチューリップ賞でもっとも好走傾向にあったのは1枠の馬です。
1枠は単勝率こそ5枠にわずか劣りましたがほとんど差はありません。
そして、連対率と複勝率は38.5%と全枠でもっとも高いです。
チューリップ賞が行われる阪神競馬場は開幕2週目で内もそこまで荒れていないことから、ロスなく立ち回れる内有利なのだと思います。
1枠に入った馬は評価を上げてもよさそうです。
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チューリップ賞の過去10年の前走距離別成績
前走距離(芝) | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1,400m | 【1-1-0-23】 | 4.0% | 8.0% | 8.0% |
1,600m | 【10-7-10-63】 | 11.1% | 18.9% | 30.0% |
1,800m | 【0-0-0-8】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
前走マイル組が圧倒!
過去10年のチューリップ賞で馬券に絡んだ27頭が前走芝1,600mから挑んでいました。
チューリップ賞も芝1,600mで行われることから、同距離から挑む馬の好走事例が目立っています。
対して、前走芝1,400mから挑んだ馬は25頭中2頭しか絡んでおらず、芝1,800mから挑んだ馬は8頭全滅でした。
予想の際は前走マイル以外の距離から挑んだ馬は評価を下げてよさそうです。
今年の出走馬の内、前走がマイル以外だった馬は5頭いました。
チューリップ賞の過去10年の前走着順別成績
前走着順 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1着 | 【5-4-3-37】 | 10.2% | 18.4% | 24.5% |
2着 | 【2-2-3-11】 | 11.1% | 22.2% | 38.9% |
3着 | 【1-1-3-13】 | 5.6% | 11.1% | 27.8% |
4着 | 【2-1-0-14】 | 11.8% | 17.6% | 17.6% |
5着以下 | 【1-1-1-34】 | 2.7% | 5.4% | 8.1% |
前走1~4着馬が中心
過去10年のチューリップ賞の好走馬を前走着順別にまとめました。
好走傾向にあったのは前走が1~4着馬です。
特に前走2着馬複勝率39%と安定しています。
前走3着馬は勝率や連対率はそこまで高くありませんが、3着に3頭が入線しており複勝率は高いです。
対して、前走が5着以下だった馬はこれまで37頭が出走しましたが馬券に絡んだのは3頭のみとなっていました。
馬券予想の際は前走5着以下だった馬は評価を下げてもよいかもしれません。
今年の出走馬の内、前走5着以下に敗れていた馬は5頭いました。
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チューリップ賞2024追い切り評価
チューリップ賞2024追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。
以上になります。
チューリップ賞の予想の参考にしてみてください!