【マイルCS南部杯2024予想】本命馬3頭+人気落ちで狙いたい穴馬2頭はこちら!
マイルチャンピオンシップ南部杯2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
マイルチャンピオンシップ南部杯2024の予想ポイント
- 中央勢【10-9-9-39】が圧倒的に強く地方馬の好走はG1級でないと厳しい
- 馬券の中心は5~6歳馬、7歳以上は苦戦
- 1番人気【7-1-1-1】の複勝率は90%
- 人気落ちの中央馬に警戒したい
- 外枠有利、特に7枠は当たり枠
- 前走OP以下&地方重賞だった馬は評価を下げたい
マイルチャンピオンシップ南部杯2024予想の最終買い目
マイルチャンピオンシップ南部杯は岩手県の盛岡競馬場で開催されます。
レースが行われる月曜日の盛岡競馬場界隈の天気を見てみると、一日晴れで気温は最大21度、降水確率はほぼ0%で秋らしい天気となりそうです。
前日日曜日の盛岡も1~9R終了時点ですべて良馬場でした。
馬場傾向を見てみると、9R終了時点で勝ち馬の時計は平均以上でしたが、それ以外の走破時計は平均よりも遅めです。
月曜日も雨は降らないようなので日曜日と同じくらいの条件を想定したいと思います。
うましるでは晴れの良馬場、標準~やや時計のかかる馬場を想定しながらレース予想をまとめました。
府中牝馬ステークス(G2)と次回菊花賞(G1)の当たる無料予想なら絶対にココ!!
◎本命 1 レモンポップ
父 | Lemon Drop Kid |
母 | Unreachable |
母父 | Giant’s Causeway |
主な勝ち鞍 | マイルCS南部杯(Jpn1) 2023年 |
前走 | さきたま杯(Jpn1) 1着 |
本命はレモンポップにします。
昨年の最優秀ダートホースで、昨年はフェブラリーステークスとチャンピオンズカップを制覇、さらにマイルチャンピオンシップ南部杯では2着のイグナイターに大差勝ちで楽勝でした。
イグナイターはその後JBCスプリントを勝利し、今年のさきたま杯でも2着入りしている実力馬なので、強い相手に楽勝したのはストロングポイントです。
今年は死に枠といえる最内1枠を引きましたが、昨年マイルチャンピオンシップ南部杯やチャンピオンズカップの内容を見る限り、世代でも最上位のダート馬だと思うので、枠の不利を覆す走りで連覇を成し遂げてほしいです。
〇対抗 4 タガノビューティー
父 | ヘニーヒューズ |
母 | スペシャルディナー |
母父 | スペシャルウィーク |
主な勝ち鞍 | コーラルステークス(L) 2023年 |
前走 | さきたま杯(Jpn1) 4着 |
対抗はタガノビューティーにしました。
重賞馬ではないものの、これまでかしわ記念で2年連続2着、それ以外にもさきたま杯やフェブラリーステークス、昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯でも4着と、短~マイルの舞台では年齢以上にやれています。
今回は昨年の覇者であるレモンポップを除けば上位人気勢も何らかの不安要素があるため、馬券内も十分狙えそうです。
データと相性の悪い7歳馬ですが、近3戦はいずれもG1(Jpn1)の大舞台で人気以上にやれているのでここでも上位争いに期待したいです。
▲単穴 14 ペプチドナイル
父 | キングカメハメハ |
母 | クイーンオリーブ |
母父 | マンハッタンカフェ |
主な勝ち鞍 | フェブラリーステークス(G1) 2024年 |
前走 | かしわ記念(Jpn1) 3着 |
ペプチドナイルは単穴にしました。
もともと北海道の中距離ダートで結果を残していた馬ですが、前走のフェブラリーステークスは11番人気の低評価を覆す激走で勝利しました。
このフェブラリーステークスは芝レースに匹敵するほど前半のペースが早かったのですが、先行しながら最後の最後まで粘り強くゴールし、着順以上の強い競馬です。
中距離時代に培ったスタミナが活きた可能性もありますが、前走かしわ記念でも3着入りしており、マイルの適性も決して低くないでしょう。
今回はキャリア初の盛岡競馬ですが、盛岡は3~4コーナーが下りで最後の直線が上りなので距離以上のスタミナが求められやすく、中距離時代の実績を活かせるかもしれません。
世代最強候補のレモンポップに太刀打ちできるか難しいですが、それでも馬券内は狙えるだけの力を秘めていることでしょう。
△連下 10 ダイシンピスケス
父 | マジェスティックウォリアー |
母 | ダイシンキャンディ |
母父 | アグネスタキオン |
主な勝ち鞍 | 仁川ステークス(L) 2024年 |
前走 | 白山大賞典(Jpn3) 2着 |
ダイシンピスケスも抑えることにしました。
前々走の仁川ステークスは前年のJBCレディスクラシックを制したアイコンテーラー相手に真っ向から先行競馬で立ち向かって勝利しています。
ダイシンピスケスが55キロでアイコンテーラーが牝馬ながら57キロ(牡馬換算で59キロ)だったので斤量に恵まれたのは事実ですが、それでも強い相手に先着することができました。
また、前走白山大賞典も勝ち馬ディクテオンには完敗したものの、2着に入線してオープンクラスでも実績を証明することができています。
今回はレモンポップやタガノビューティー、ペプチドナイルが強敵ですが、この3頭を除けば意外と実績上位です。
マイルの勝利はこれまでないものの、盛岡は早めの下り坂の関係で距離以上のスタミナが求められますし、先に紹介したペプチドナイル同様スタミナが活かされる展開になればチャンスはあるかもしれません。
単勝
1 レモンポップ
馬連流し
軸馬:1
相手:4、8、10、14
三連複フォーメーション
1頭目:1
2頭目:4、8、10、14
3頭目:4、8、10、14
マイルチャンピオンシップ南部杯2024の有力馬3頭
盛岡競馬場でもっともグレードの高いマイルチャンピオンシップ南部杯が今年も開催され、各路線からダートマイラーが多数集結しました。
今年の出走登録馬の中から実績上位の注目馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
レモンポップ
- チャンピオンズC (G1) 2023年
- フェブラリーS (G1) 2023年
- マイルCS南部杯 (Jpn1) 2023年
- さきたま杯 (Jpn1) 2024年
- 根岸ステークス (G3) 2023年
G1(Jpn1)タイトルを4つ手にし、昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯でも圧勝したレモンポップが今年も出走します。
もともと条件戦時代から高いレベルで安定しており、国内のレースでは一度も連対を外していません。
その実力はオープン入りしてからも発揮しており、昨年のフェブラリーステークスは初重賞にも関わらず1番人気に支持され優勝、マイルチャンピオンシップ南部杯は2着のイグナイターに大差勝ちで優勝、チャンピオンズカップも初のダート1,800m、しかも不利といわれた大外8枠から果敢にハナに立ってそのまま押し切りました。
どんな距離でも危なげのない逃げで勝ち切っていることからついに昨年はJRA最優秀ダートホースの座を手にしたのです。
今年の緒戦に選択したサウジアラビアのサウジカップは12着に沈みましたが、前走さきたま杯は帰国初戦にもかかわらず、いつもの逃げで優勝し、まったく衰えを見せていません。
今回は4カ月ぶりのレースとなりますが、休み明けも問題ないタイプですし、昨年制した舞台ということでコース適性も問題ないです。
また、今年はそこまで有力候補がいないのでまともなら連覇も容易に狙えるでしょう。
ペプチドナイル
- フェブラリーS (G1) 2024年
11番人気ながら今年のフェブラリーステークスを勝ち切ったペプチドナイルも上位人気の一角となるでしょう。
昨年まではローカル北海道のダートオープン競走で結果を残していた馬でしたが、初めてのマイル戦となった今年のフェブラリーステークスでは芝レースに近いハイペースラップで進行したものの、先行しながら最後まで脚を引き上げて押し切っています。
タイトな流れでしたが、中距離時代に培ったスタミナを活かした走りで最後まで突き抜け、着差以上の走りを見せました。
前走かしわ記念も3着に入線し、フェブラリーステークスの走りがフロックでないことが証明されています。
ただ、かしわ記念は3着とはいえ勝ち馬シャマルに0.7秒離されているので、生粋のマイラーという感じはしません。
そのため、今回出走するレモンポップ比較でみると少しいお取りするのも実情です。
ただ、マイルチャンピオンシップ南部杯の舞台である盛岡は高低差が大きくてタイトなので中距離で結果を残していたペプチドナイルなら最後まで脚色を活かせるかもしれません。
また、今年はレモンポップを除けば有力な馬もそこまで多くないので、ポテンシャルで上位争いに加われる可能性もあります。
ここは試金石の一戦となりますが、G1馬としての威光を示すことができるか注目したいです。
タガノビューティー
- コーラルS (L) 2023年
非重賞馬ながらも短~マイル路線で活躍しているタガノビューティーも初タイトルを狙います。
脚質的には差し~追込競馬を得意としている馬ですが、前走さきたま杯や3走前のフェブラリーステークスでは4着、前走かしわ記念は2着と、大舞台でも安定して上位争いに加わっているのが特徴的です。
また、昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯でも4着入りしていることからコース適性にも期待できるでしょう。
近走は安定して上位争いしているのでここでも人気すると思われます。
ただ、今年の3戦はフェブラリーステークスを除けば勝ち馬とは0.5秒以上着差がありました。
健闘しているものの勝ち馬とは程遠い結果となっているので、頭固定よりも相手候補のほうが狙いやすいかもしれません。
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マイルチャンピオンシップ南部杯2024の穴馬2頭
マイルチャンピオンシップ南部杯は上位人気馬が強い交流重賞ですが、直近4開催は人気落ちの馬の台頭も目立ちます。
ヒモ荒れしやすくなっているので穴馬の台頭にも注目したいですね!
今年の出走登録馬の中から配当に期待できそうな馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
アラジンバローズ
- サマーチャンピオン (Jpn3) 2024年
アラジンバローズは兵庫競馬所属の馬で、前走サマーチャンピオンを優勝しました。
サマーチャンピオンはこれまで実績が乏しいことから中央馬や同郷のタイガーインディより評価が低い8番人気でした。
ところが道中は中段で脚を溜めつつ早めに動いて先行に加わり、上がり最速37秒2の末脚を以て先に抜け出したラプタスを捕らえて優勝、悲願の交流重賞制覇を成し遂げたのでした。
今回のマイルチャンピオンシップ南部杯はJpn1競走ということでアラジンバローズにとっては相手関係が強化される形となります。
しかしながら、盛岡は3~4コーナーがすべて下りなので早めにペースアップしやすく、サマーチャンピオンで見せたまくりは決めやすいかもしれません。
前走サマーチャンピオンだけみたら短距離型に感じますが、もともと中距離で結果を残していた馬なのでマイルで体力が尽きることはないと思いますし、勢いもあるので善戦に期待したいです。
ミックファイア
- ジャパンダートダービー (Jpn1) 2023年
昨年の南関三冠馬であるミックファイアもマイルチャンピオンシップ南部杯の出馬を表明しました。
昨年までは地方ダート三冠という名称はありませんでしたが、羽田盃と東京ダービーを楽勝し、キャリア初となった中央所属馬混合戦のジャパンダートダービーでも2着のキリンジや3着のミトノオーなどを差し置いて勝利し、無敗の南関三冠馬となりました。
その後も盛岡で開催されたダービーグランプリを優勝し、地方馬のホープになりそうでしたが近3戦はいずれも馬券外に沈んでいます。
無敗の南関三冠馬でも、中央馬との壁は厚いのかもしれません。
今回は近2戦に引き続き、マイルダートを選択しました。
マイル実績はデビュー戦とデビュー2戦目で適性を証明していますが、相手関係は引き続き強力です。
ただ、近2戦は出負けもしくは二の足が遅れて後手となっており、出し切れていない可能性もあります。
得意の逃げもしくは先行競馬ができれば、巻き返せるかもしれないです。
データと相性のいい外枠からうまくゲートを飛び出すことができれば、無敗の三冠馬の底力が見られるかもしれませんよ。
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ここからはマイルチャンピオンシップ南部杯の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
マイルチャンピオンシップ南部杯2024の概要
マイルチャンピオンシップ南部杯は盛岡競馬場で開催されるダートの1,600m競走です。
レース名が示しているように、世代のマイル王を決める一戦ですが、中央競馬のマイルチャンピオンシップと被ることから、かつて岩手の盛岡藩を統治していた南部氏の名称をレース名に付けることで差別化を図っています。
持ち回りのJBCを除き、唯一南関競馬場以外で行われるJpn1のマイルチャンピオンシップ南部杯は、下半期のダートマイル王を決める一戦です。
上半期は中央競馬のフェブラリーステークスと5月に開催されるかしわ記念がありますが、下半期はマイルチャンピオンシップ南部杯を除けば2歳馬しか出走できない全日本2歳優駿しかありません。
そのため、ダートのマイル王を決めるべく、中央・地方問わず有力マイラーが多数参戦しますよ。
もっとも、中央競馬における安田記念やマイルチャンピオンシップとは異なり、他階級の馬が参戦することは多くありません。
なぜなら、翌月にJBCデーが控えていることから、短距離ダート馬はJBCスプリントに、中距離馬はJBCクラシックに出走するからです。
そのため、純粋なマイラー同士の対決が見られる舞台となっています。
下半期の最強マイル王を決める一戦。
果たして、どの馬が最強マイラーの称号を手にするでしょうか?!
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マイルチャンピオンシップ南部杯2024の開催内容
開催日 | 10月14日(月曜・祝) 18:15発走 |
格付け | Jpn1 |
開催競馬場 | 盛岡競馬場 12R |
コース | ダート1,600m |
性齢 | 3歳以上 |
斤量 | 定量 |
1着賞金 | 7500万円 |
マイルチャンピオンシップ南部杯2024が開催される盛岡のダート1,600mの特徴
マイルチャンピオンシップ南部杯のタイム | |
(過去10年) | 平均タイム1:37.1 |
レコードタイム | 1:32.7 (2020年 アルクトス) |
盛岡競馬のダートマイルは非常に異質なコースとなっています。
その原因はスタート地点です。
ワンターンの左回りコースでスタート地点は2コーナーの奥ポケットというと聞こえはよいですが、ポケットの奥行きが非常に深いのです。
どれくらい深いかというと、スタート地点から本コースまでが400mもあるのです。
しかも、盛岡は向こう正面だけでも500m近くあるため、スタートから最初の3コーナーまで実質900m近くカーブのない道のりを駆け抜けます。
この間、スタートから3コーナーまでは緩い上り坂となっていてペースは落ち着きます。
坂のてっぺんは3コーナーにあり、高低差はスタートから見て約2.5mあります。
3.4コーナーは非常に大きなカーブが描かれていて、スピードを落とす必要はありません。
また、3コーナーのてっぺんから今度は急な下り坂になっていることからも、ペースアップしやすいです。
下り傾斜は4コーナーの終わりまで続き、その高低差は4.4mもあるのです。
最後の直線は約300mです。
直線に入ると今度は再び高低差1.5mほどの上り坂を駆け上がります。
上り坂を上った先にゴールがあります。
盛岡のダートマイルはスローからの上がり・瞬発力勝負になりやすいです。
なぜなら、前半が900mもの緩い上り坂を駆け上がるためペースが問われないからです。
しかし、3.4コーナーが下り坂で大きなカーブ、さらには残り距離から見ても絶妙にスパートをかけやすいためペースが必然的に上がりやすいです。
そのため、スピード色の強い舞台となっていますが、最後の直線で再び上り坂を駆け上がらなければいけないのでスタミナやパワーも求められます。
1,600mのコースながらも中山に匹敵する高低差があるので、ただのスピード一辺倒の馬ではなく、スタミナやパワーな、総合力を兼ねそろえた馬が好走しやすい舞台となっています。
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マイルチャンピオンシップ南部杯2024の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | レモンポップ | 牡6 | 57.0 | 坂井瑠星 |
2 | ミックファイア | 牡4 | 57.0 | 吉原寛人 |
3 | ウラヤ | 牡5 | 57.0 | 山本聡哉 |
4 | タガノビューティー | 牡7 | 57.0 | 石橋脩 |
5 | ヒロシクン | セ5 | 57.0 | 高松亮 |
6 | キタノリューオー | 牡6 | 57.0 | 服部茂史 |
7 | サヨノネイチヤ | 牡5 | 57.0 | 西啓太 |
8 | アラジンバローズ | セ7 | 57.0 | 下原理 |
9 | ゲンパチプライド | 牡5 | 57.0 | 阿部英俊 |
10 | ダイシンピスケス | 牡6 | 57.0 | 村上忍 |
11 | キタノヴィジョン | 牡7 | 57.0 | 石川倭 |
12 | ゼットセントラル | セ8 | 57.0 | 陶文峰 |
13 | マイネルアストリア | 牡7 | 57.0 | 関本玲花 |
14 | ペプチドナイル | 牡6 | 57.0 | 藤岡佑介 |
15 | ボウトロイ | 牡6 | 57.0 | 岩本怜 |
マイルチャンピオンシップ南部杯の過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2023 稍重 | 1 | 3 | レモンポップ | 1 | ドバイゴールデンシャヒーン(Jpn1) | 10 |
2 | 12 | イグナイター | 4 | 園田チャレンジカップ(G) | 1 | |
3 | 6 | レディバグ | 7 | サマーチャンピオン(Jpn3) | 3 | |
2022 不良 | 1 | 4 | カフェファラオ | 1 | 安田記念(G1) | 10 |
2 | 8 | ヘリオス | 6 | さきたま杯(Jpn2) | 1 | |
3 | 15 | シャマル | 3 | オーバルスプリント(Jpn3) | 1 | |
2021 不良 | 1 | 16 | アルクトス | 1 | さきたま杯(Jpn2) | 1 |
2 | 14 | ヒロシゲゴールド | 7 | クラスターカップ(Jpn3) | 3 | |
3 | 15 | ソリストサンダー | 2 | エルムステークス(G3) | 10 | |
2020 稍重 | 1 | 14 | アルクトス | 6 | エルムステークス(G3) | 6 |
2 | 5 | モズアスコット | 2 | かしわ記念(Jpn1) | 6 | |
3 | 2 | モジアナフレイバー | 7 | 千葉ダートマイル(OP) | 1 | |
2019 良 | 1 | 3 | サンライズノヴァ | 4 | プロキオンステークス(G3) | 4 |
2 | 4 | アルクトス | 2 | プロキオンステークス(G3) | 1 | |
3 | 13 | ゴールドドリーム | 1 | かしわ記念(Jpn1) | 1 | |
2018 良 | 1 | 12 | ルヴァンスレーヴ | 2 | ジャパンダートダービー(Jpn1) | 1 |
2 | 7 | ゴールドドリーム | 1 | 帝王賞(Jpn1) | 1 | |
3 | 3 | メイショウウタゲ | 5 | エニフステークス(OP) | 1 | |
2017 稍重 | 1 | 11 | コパノリッキー | 1 | かしわ記念(Jpn1) | 1 |
2 | 3 | ノボバカラ | 7 | キーンランドカップ(G3) | 10 | |
3 | 9 | キングズガード | 5 | プロキオンステークス(G3) | 1 | |
2016 稍重 | 1 | 12 | コパノリッキー | 1 | 帝王賞(Jpn1) | 1 |
2 | 13 | ベストウォーリア | 2 | さきたま杯(Jpn2) | 2 | |
3 | 10 | ホッコータルマエ | 4 | 帝王賞(Jpn1) | 4 | |
2015 稍重 | 1 | 12 | ベストウォーリア | 1 | プロキオンステークス(G3) | 1 |
2 | 1 | タガノトレール | 4 | オーバルスプリント(Jpn3) | 3 | |
3 | 14 | ワンダーアキュート | 2 | 帝王賞(Jpn1) | 8 | |
2014 良 | 1 | 10 | ベストウォーリア | 1 | プロキオンステークス(G3) | 1 |
2 | 9 | ボアゾンブラック | 2 | エニフステークス(OP) | 1 | |
3 | 5 | アドマイヤロイヤル | 4 | プロキオンステークス(G3) | 14 |
【所属】中央馬優勢・地方馬は実績がないとキツい
所属 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
中央 | 【10-9-9-39】 | 14.9% | 28.4% | 41.8% |
兵庫 | 【0-1-0-1】 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
南関東 | 【0-0-1-6】 | 0.0% | 0.0% | 14.3% |
岩手 | 【0-0-0-46】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
その他 | 【0-0-0-29】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年のマイルチャンピオンシップ南部杯の勝ち馬はいずれも中央所属の馬でした。
また、2~3着馬18頭も中央馬です。
地方馬はこれまで84頭が出走しましたが馬券に絡んだのは2頭のみでした。
このうち、2023年2着のイグナイターは交流重賞を3勝しており、2020年の3着馬モジアナフレイバーは前年のマイルチャンピオンシップで4着、同年東京大賞典で3着入りした実力馬でした。
交流重賞の勝ち馬かJpn1(G1)クラスのレースで好走するレベルでないと、地方馬の台頭は難しいです。
馬券予想の際は中央馬を優先して評価するのが良いでしょう。
今年の出走馬の中で中央所属馬は6頭、地方交流重賞もしくはJpn1(G1)レースで好走していた地方馬は2頭いました。
【年齢】5~6歳馬の活躍が目立つ。7歳以上は近年苦戦
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 【1-1-1-16】 | 5.3% | 10.5% | 15.8% |
5歳 | 【5-5-2-27】 | 12.8% | 25.6% | 30.8% |
6歳 | 【2-4-3-30】 | 5.1% | 15.4% | 23.1% |
7歳以上 | 【1-0-4-46】 | 2.0% | 2.0% | 9.8% |
過去10年のマイルチャンピオンシップ南部杯の好走馬を年齢別に見てみると、もっとも活躍していたのは5歳馬でした。
5歳馬は最多5勝を挙げており、勝率13%。連対率26%、複勝率31%とすべての数値がもっとも高いです。
その次に活躍していたのは6歳馬で、単勝率、連対率、複勝率は5歳馬の次に高いです。
対して、7歳以上になると【1-0-4-46】で好走率は全年齢のなかでももっとも低い水準でした。
馬券予想の際は5~6歳馬を評価したいです。
今年の出走馬を年齢別にまとめました。
【コーナー通過順位】最終コーナーを2番手以内で通過した馬が連対しやすい
位置取り | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
先頭 | 【4-6-1-4】 | 26.7% | 66.7% | 73.3% |
2番手 | 【5-1-0-1】 | 71.4% | 85.7% | 85.7% |
3番手以内 | 【1-3-9-116】 | 0.8% | 3.1% | 10.1% |
過去10年のマイルチャンピオンシップ南部杯の勝ち馬9頭が最終コーナーを1~2番手で通過していました。
また、1~2番手で通過した馬7頭が2着に入線しています。
連対した20頭のうちの16頭が最終コーナーを2番手以内で通過した馬だったことから前有利のレースといえるでしょう。
ただし、2番手以内で通過した馬の中で3着に入線した馬は1頭しかいませんでした。
3着馬は最終コーナーを3番手以降で通過した馬が入線する傾向が強いため、上位2頭を逃げ~先行馬、3着馬を差しや追込馬で予想してみても良いかもしれません。
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マイルチャンピオンシップ南部杯の過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【7-1-1-1】 | 70.0% | 80.0% | 90.0% |
2番人気 | 【1-4-2-3】 | 10.0% | 50.0% | 70.0% |
3番人気 | 【0-0-1-9】 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
4番人気 | 【1-2-2-5】 | 10.0% | 30.0% | 50.0% |
5番人気 | 【0-0-2-8】 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
6番人気以下 | 【1-3-2-95】 | 1.0% | 4.0% | 5.9% |
1番人気は盤石
過去10年のマイルチャンピオンシップ南部杯で1番人気は【7-1-1-1】です。
これまで7頭が勝利しているだけではなく、3着内にも9頭が入線していることから成績は非常に安定していました。
唯一着外に敗れた2020年のサンライズノヴァも4着入線しているように、1番人気は崩れておらず、馬券にはぜひ抑えたいです。
2番人気は相手に有力
過去10年のマイルチャンピオンシップ南部杯で2番人気は【1-4-2-3】でした。
勝ち馬こそ2018年のルヴァンスレーヴを最後、出ていませんが、7頭の馬が馬券に絡んでおり複勝率は70%と安定しています。
2番人気はアタマでは狙いづらいものの、2~3着にたびたび入線していることから相手候補に有力でしょう。
人気落ちの中央馬に警戒したい
直近4開催のマイルチャンピオンシップ南部杯で馬券に絡んだ12頭のうちの5頭が6番人気以下の馬でした。
この5頭は毎年馬券に絡んでいます。
また、人気落ちで馬券に絡んだ5頭のうちの4頭は中央の馬で、このうち3頭が近2開催の中央重賞もしくは地方交流重賞で連対しています。
人気を落としている中央馬でも近2戦の成績次第では激走に期待できるでしょう。
今年の出走馬の中で中央馬且つ近2戦の中央重賞もしくは地方交流重賞で連対していた馬は4頭いました。
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マイルチャンピオンシップ南部杯の過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【0-1-1-13】 | 0.0% | 6.7% | 13.3% |
2枠 | 【2-2-0-13】 | 11.8% | 23.5% | 23.5% |
3枠 | 【1-1-2-15】 | 5.3% | 10.5% | 21.1% |
4枠 | 【0-1-1-18】 | 0.0% | 5.0% | 10.0% |
5枠 | 【0-2-1-17】 | 0.0% | 10.0% | 15.0% |
6枠 | 【2-0-1-17】 | 10.0% | 10.0% | 15.0% |
7枠 | 【4-2-1-13】 | 20.0% | 30.0% | 35.0% |
8枠 | 【1-1-3-15】 | 5.0% | 10.0% | 25.0% |
外枠の好走事例が目立つ
過去10年のマイルチャンピオンシップ南部杯の勝ち馬6頭は7~8枠の馬でした。
このうちもっとも好走率が高かったのは7枠で、勝ち馬はなんと4頭も出ており、勝率、連対率、複勝率いずれの数値も一番高いです。
8枠は勝ち馬が1頭しか出ていないものの、5頭が馬券に絡んでおり、複勝率25%は2番目に高い数値でした。
以上のことから、マイルチャンピオンシップ南部杯は外枠優勢のレースといえるでしょう。
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マイルチャンピオンシップ南部杯の過去10年の前走クラス別成績
前走クラス | 成績 |
G1&Jpn1 | 【5-2-3】 |
G2&Jpn2 | 【1-2-0】 |
G3&Jpn3 | 【4-4-5】 |
オープン | 【0-1-2】 |
地方重賞 | 【0-1-0】 |
前走非重賞&地方重賞だった馬の好走は乏しい
過去10年のマイルチャンピオンシップ南部杯の勝ち馬全頭、2~3着馬16頭が前走レースで中央競馬の重賞もしくは地方の交流重賞を使っていました。
対して、前走がオープン競走もしくは地方馬限定の重賞だった馬は4頭しか馬券に絡めていません。
マイルチャンピオンシップ南部杯はJpn1競走です。
そのため、過去に中央重賞や地方交流重賞で強い相手としのぎを削った馬のほうが活躍していました。
今年の出走馬の中で前走がオープン以下もしくは地方馬限定重賞だった馬は8頭いました。
マイルチャンピオンシップ南部杯2024全頭考察
世代最強ダートマイラーを決めるマイルチャンピオンシップ南部杯は毎年有力馬が参戦します。
ここからは冒頭で紹介しきれなかった残りの出走登録馬を全頭解説します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
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グランコージー ※取消
- シアンモア記念 (G) 2024年
- 赤松杯 (G) 2024年
- ダイヤモンドカップ (G) 2020年
- 寒菊賞 (G) 2019年
- 若駒賞 (G) 2019年
岩手競馬の生え抜きであるグランコージーは岩手の重賞レースを6勝しています。
2~3歳時には3つのタイトルを手にしていましたが、その後しばらく重賞タイトルから遠ざかっていました。
しかし、今年の赤松賞やシアンモア記念を逃げて勝利し、7歳馬でも頭角を露わにしています。
年を重ねてからも結果を残しているのは素晴らしいことですが、ただ、近2戦、特に前走の青藍賞は4着とはいえ勝ち馬ヒロシクンに1.4秒着差がありました。
盛岡で行われた今年のマーキュリーカップでも最下位に沈んでいることから、交流重賞クラスのレースはポテンシャル的に厳しいものがあるかもしれません。
サヨノネイチャ
- 大井記念 (G) 2024年
- ブリリアントカップ (G) 2024年
- 勝島王冠 (G) 2023年
大井所属のサヨノネイチヤは大井でもトップクラスの実力馬です。
昨年の勝島王冠は初めて挑んだ重賞でしたが後方から差し脚を伸ばして先に抜け出していたライトウォーリアを捕らえて優勝しました。
このライトウォーリアは今年の川崎記念(Jpn1)を逃げて勝利したG1馬です。
また、ブリリアントカップでは羽田盃と東京ダービーで2着のヒーローコールに先着、続く大井記念は元中央所属で交流重賞を2勝しているバーデンヴァイラーに勝利と、強い相手に勝利し続けていました。
前走帝王賞は5着でしたが初めてのJpn1戦を考えたら十分すぎるほど健闘しています。
今回も注目候補ですが、これまで大井しか経験していないので、初めての長距離輸送をクリアできるかが最大の焦点となりそうです。
また、輸送が問題なかったとしても大井とはまるで異なる高低差が大きな盛岡で出し切れるのかも分かりません。
かみ合えばチャンスはありそうですが、適性や輸送面など、課題も多くあるので現時点では軽い印までで検討したいです。
ゼットセントラル
- 東京カップけやき賞 (A) 2024年
ゼットセントラルは岩手競馬所属の8歳馬で、これまで盛岡もしくは水沢でレースを繰り返していました。
近走は年齢的な衰えもあるのか、勝ち星に恵まれていませんでしたが、3走前の東京カップけやき賞は11頭立ての10番人気ながらも差し切りの競馬で1番人気のブジンを捕らえて優勝し、単勝万馬券の立会者となっています。
その後も前走の青藍賞で2着入りしているように、年齢以上に健闘していました。
ただ、青藍賞は2着とはいえ勝ち馬ヒロシクンには5馬身差の完敗ですし、脚質的にも差し馬はマイルチャンピオンシップ南部杯で苦戦気味です。
年齢以上に結果は残しているものの、調子のよかったころに挑んだ一昨年のマイルチャンピオンシップも13着に崩れていますし、現在のゼットセントラルが上位争いできるかというとかなり厳しいものがあるでしょう。
ダイシンピスケス
- 仁川ステークス (L) 2024年
今年の仁川ステークスを勝利し、前走白山大賞典でも2着入りしたダイシンピスケスは中央所属の馬です。
脚質的には逃げ~先行競馬を得意としており、オープン緒戦のレースだった2走前の仁川ステークスでは外枠から果敢に先行集団に加わりつつ、早めに動いてウェルカムニュースやアイコンテーラーの追撃を退けて優勝しました。
アイコンテーラーが前年のJBCレディスクラシックを制したG1馬だったことを考えれば強い相手に勝ち負けできています。
ただ、アイコンテーラーはG1馬ということもあって牝馬ながら57キロが課せられました。
対して、ダイシンピスケスはクラス戦上がりということで55キロだったので斤量に恵まれた点は否定できないでしょう。
もっとも、前走白山大賞典は休み明けにも関わらず2着入りしているように、オープン級の力を秘めているのは間違いないです。
近走の実績だけ見たらここでも好走に期待できそうですが、マイル自体は【0-4-1-3】と勝ち星がなく、しかも2勝クラスを最後、経験していません。
今回は久々のマイル戦となりますが、近走中距離ダートで結果を残していただけに、距離短縮がどう出るか未知数です。
仮にかみ合ったとしてもレモンポップやペプチドナイル、タガノビューティーといった強敵と比較するとどうしても見劣りします。
マイルチャンピオンシップ南部杯の舞台である盛岡ダート1,600mはポテンシャル戦になりやすいため、狙うとしても抑えまでにすると思います。
ヒロシクン
- 青藍賞 (G) 2024年
- 一條記念みちのく大賞典 (G) 2024年
岩手競馬所属のヒロシクンは今年の春まで中央競馬に所属していた馬でした。
岩手に移籍してからこれまで6戦使われましたが、成績は【5-0-0-1】で元中央馬としての能力の高さを思う存分発揮しています。
脚質的には逃げの競馬で好走していることが多く、盛岡と水沢、まったく異なるコースでやれていることから器用さも見られました。
ただし、交流重賞戦のマーキュリーカップは序盤に先頭に立ったものの、3~4コーナーで早くも苦しくなって13着に沈んでいました。
いくら岩手で無双していたとしても、中央所属時代は未勝利止まりだったことから、強い中央馬相手には厳しいものがあったのです。
そういった意味では今回のマイルチャンピオンシップ南部杯はJpn1ということでさらに相手は強いです。
岩手に移籍して調子を上げているとはいえ、さすがに一流馬相手に現在のヒロシクンが勝ち負けするのは至難といわざるを得ません。
ファルコンウィング ※取消
- アイオライトオープン (A1) 2023年
名古屋競馬所属のファルコンウィングは主に名古屋競馬と隣県にある笠松競馬場でレースを行っています。
かつては南関に所属しており、羽田盃で3着など、一定の活躍を見せていましたが、ここ数年、愛知に移籍してからは目立った活躍を見せていません。
前走の白山大賞典も見せ場なく沈んでいました。
今回はキャリア初のJpn1挑戦となりますが、Jpn3クラスの交流重賞で結果を残せなかった馬がいきなりの大舞台でやれるとは思えません。
マイル実績は意外と悪くありませんが、それでも超一流馬相手に現状のファルコンウィングが善戦するのは至難ではないでしょうか。
フォーヴィスム ※取消
- スパーキングサマーC (G) 2024年
昨年まで中央に所属し、現在は川崎競馬の競走馬として活躍しているフォーヴィスムも繰り上げで出走が可能になりました。
中央時代は自力でオープン入りしていることから、ほかの元中央馬と比較するとポテンシャルの高さに期待できそうです。
近2戦も川崎マイルで連勝していますが、盛岡も左回りなので初めての盛岡競馬でもある程度パフォーマンスは発揮できるかもしれません。
ただ、川崎は平坦ですがコーナーが鋭角に対し、盛岡は向こう正面半ばから3~4コーナーを過ぎて直線入り口まで長い下り傾斜を走り、最後に上り坂を駆けあがるコースレイアウトとなっているので、求められる要素はまるで異なります。
アップダウンの激しい舞台は中央では中京競馬が該当しますが、過去に経験したことがないので、果たして盛岡のコースがフォーヴィスムに合うか、分からないです。
左回り自体は良いものの、コース適性が未知数なので、ここは狙いづらい1頭といえるでしょう。
ヘリオス ※取消
- グリーンチャンネルC (L) 2021年
- ペルセウスS (OP) 2023年
- 霜月ステークス (OP) 2021年
- 霜月ステークス (OP) 2020年
重賞タイトルこそ手にしていませんが、2年前のマイルチャンピオンシップ南部杯で2着入りしたヘリオスが再び参戦します。
これまで交流重賞で何度も馬券に絡んでおり、実績は豊富です。
ただ、近走は着外に沈むことも増えてきました。
今年8歳ということもあって年齢的に衰えがあるかもしれず、特に前走東京盃はC.ルメール騎手が騎乗したものの9着に敗れています。
確かな実績はあるものの、近走の結果を見てみると、パフォーマンスを落としているのは明白なので正直重い印は狙いづらいです。
ただ、今回データに取り上げませんでしたがマイルチャンピオンシップ南部杯は前年以前の好走馬が再度激走しやすいです。
今年これに該当する馬はレモンポップとヘリオスの2頭だけでした。
データ的にはかみ合う可能性があるので、資金に余裕があれば抑えてみてもいいかもしれません。
ボウトロイ
- 桂樹杯 (OP) 2024年
直近3連勝で勢いがありそうなボウトロイは岩手競馬所属の6歳馬です。
昨年は勝ち星から遠ざかる日々が多かったものの、暮れのファイナル特別競走を勝利したことでにわかに調子を引き上げました。
特に近2戦は得意の逃げ~先行競馬で好走していますし、盛岡ダートコースの場数も豊富です。
ただし、前走の長月特別は勝利したとはいえ2着のノーブルサターンとはハナ差でした。
昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯も14頭立ての14着、最下位に沈んでいることから、強敵相手に善戦するのはポテンシャル的に難しいものがあるかもしれません。
マニバトラ ※取消
- 安達太良S (OP) 2024年
今年の安達太良ステークスで後続を振り切ったのがマニバトラです。
今年オープンに上がったばかりの馬でしたが昇級初戦のレースだった松風月ステークスは逃げの競馬で2着入りしています。
このときの勝ち馬ジレトールにはとらえられましたがその差はハナ差でしたし、惜しい競馬でした。
そして、前走の安達太良ステークスでは前にいながら最後も上がり35秒1の末脚で突き抜けて優勝、今回出走登録しているメタマックスに2馬身差で視覚的にも強い競馬でした。
その後も前走藤森ステークスで3着入りしているように、オープンクラスのポテンシャルは秘めています。
ただ、今回はJpn1競走ということでこれまで重賞を経験したことがないマニバトラにとって敷居は高いです。
また、マイルが未経験というのも課題で、舞台となる盛岡ダート1,600mはどちらかというと中距離色が求められやすいため、距離が持つかどうかも怪しいです。
オープンクラスではやれているものの、初の重賞、それもJpn1という舞台で健闘するのはよっぽど潜在能力がなければ厳しいでしょう。
メタマックス ※取消
- NST賞 (OP) 2024年
メタマックスは前走のNST賞を制した馬で、昨年の重賞カペラステークスでも3着入りしています。
脚質的には差しの競馬を得意としていますが、昨年銀嶺ステークスは逃げて勝利し、そのまえの岩室温泉特別は先行競馬で勝ち切っていることから、脚質の幅は広いです。
オープン昇格後はなかなか勝利に届きませんでしたが、カペラステークスは3着、そして前走NST賞では安達太良ステークスで先着を許したマニバトラに勝利し、リベンジを果たすことができました。
実績は悪くないですが、今回はJpn1競走ということで必然的に相手は強くなります。
また、メタマックスはマイル実績がほとんどなく、今回出走登録しているマニバトラ同様距離延長でどこまでやれるかが最大の焦点となるでしょう。
距離さえ持てば自慢の末脚を披露できそうですが、如何せんマイルは実績がないので、どこまでやれるか分かりません。
よっぽど枠に恵まれない限り、印は打たないつもりでいます。
以上になります。
マイルチャンピオンシップ南部杯の予想の参考にしてみてください!