
【インターナショナルステークス2025予想】本命におすすめの3頭+穴馬2頭はこちら!

インターナショナルステークス2025のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
枠順確定後にインターナショナルステークス2025予想の最終買い目を発表します!
インターナショナルステークス2025の予想ポイント
- 勝ち馬はG1馬から予想したい
- イギリス&アイルランド馬が強い
- 馬券の中心は1~3人気の馬、特に1人気【5-4-1-0】は連対率90%・複勝率100%
- 単勝率は5~6ゲートが高く、複勝率は7~8ゲートが高い、9ゲートから外は不利
- 前走がイギリスのレースだった馬が好走している
インターナショナルステークス2025予想の最終買い目
枠順確定後、レース前日までにインターナショナルステークス2025予想の最終買い目を発表します。
インターナショナルステークス2025の有力馬3頭
インターナショナルステークスは世界中のG1競走の中でも特に実績のある馬が集結するレースです。
どの馬も花がありますが、その中から今年の有力候補を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ダノンデサイル
- 日本ダービー (G1) 2024年
- ドバイSC (G1) 2025年
- AJCC (G2) 2025年
- 京成杯 (G3) 2024年
昨年の日本ダービー馬であるダノンデサイルが世界最高峰のレースに挑みます。
皐月賞を回避して挑んだ日本ダービーは9番人気の低評価でしたが、超スロー展開の中で先行し、最後まで押し切って下馬評を覆す走りを見せました。
続く菊花賞はぶっつけや包まれながらの競馬で6着でしたが、苦しい展開でも最後は伸びていることから、能力の片鱗が伺えます。
そして、有馬記念は最内1枠から得意のスロー展開に持ち込んで3着に入線すると、アメリカジョッキークラブは差し脚を伸ばして優勝し、前走のドバイシーマクラシックは5番手の位置で脚を溜めながら、直線では一気に差し脚を引き出して早めに先頭に立ち、人気のカランダガンの追撃を退けて優勝しています。
このカランダガンは当時G1馬ではありませんが、今年のサンクルー大賞やキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスなどのG1を勝利しています。
のちに大成したカランダガン相手に1馬身以上の差をつけての勝利は立派でしょう。
ダービーや有馬記念を見てみると、スローからのロングスプリント性能が非常に高いイメージがありますが、AJCCやドバイシーマクラシックのように、差し馬としても一級の末脚を持っています。
左回りのダービーやドバイシーマクラシックを勝利しているので、同じく左回りコースのヨーク競馬場ともかみ合う可能性は高いでしょう。
戸崎騎手とのコンビ相性も良いですし、距離も問題ありません。
初めての欧州遠征や馬場が脚とかみ合うようでしたら、史上初となる日本馬におけるインターナショナルステークスを達成できるかもしれませんよ。
ドラクロワ
- エクリプスステークス (G1) 2025年
- 愛ダービートライアルS (G3) 2025年
- バリーサックスS (G3) 2025年
- オータムステークス (G3) 2024年
今年のエクリプスステークスの勝ち馬であるドラクロワも有力候補です。
母はアメリカ調教馬ながら、最終的に芝のG1を6勝し、欧州のG1でも優勝実績があるテピンです。
母の活躍のように、ドラクロワもデビュー戦から安定して連対し、マイルから芝2,000mにおいて活躍していました。
今年のイギリスダービーは1番人気に支持されながらも9着でしたが、陣営曰く距離が長かったようです。
距離短縮となった前走のエクリプスステークスは6頭立てながらもオンブズマンやルーリングコートなど、ドラクロワ以外の馬はすべてG1馬でしたが、その中で後ろで脚を溜め、直線で鋭く差し脚を引き出して優勝し、G1タイトルを手にすることができました。
今回は仕切り直しの一戦となりますが、過去の戦績を見てみると、芝2,000mまでなら安定しているので、2,050mのインターナショナルステークスでも出し切れそうです。
前走エクリプスステークスを見る限り、末脚にも定評があるので直線の長いヨーク競馬場ともかみ合いそうですし、少頭数で出し切れるようでしたら、G1の連勝も夢ではないでしょう。
オンブズマン
- プリンスオブウェールズS (G1) 2025年
- プランスドランジュ賞 (G3) 2024年
古馬の中心はオンブズマンでしょう。
デビューは3歳6か月と遅咲きながらも、これまでは7戦使って5勝、2着が2回で連対率100%の安定感を残しています。
前々走のプリンスオブウェールズステークスは包まれながらも末脚を伸ばして抜け出し、そのまま押し切りました。
前走のエクリプスステークスは今回有力候補のドラグロワに敗れましたが、その差はクビ差でした。
ドラグロワが56.5キロに対してオンブズマンは61キロだったので斤量を考えたら実質勝利とってもいいでしょう。
今回は世界最高峰のレースに挑みますが、これまでのレース内容を見ても実績は最上位です。
また、ペースメーカー役のバーキャッスルも併せて参戦するので、より一層勝利に力を入れています。
距離適性も問題ないですし、初めてのヨーク競馬場の舞台がかみ合うようでしたら、世界リーディングタイの実力をいかんなく発揮できるかもしれません。
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インターナショナルステークス2025の穴馬2頭
インターナショナルステークスは堅く決まる傾向が強いレースですが、過去には単勝50倍以上のアラビアンクイーンが優勝しているように、伏兵の激走も見られます。
今年の出走登録馬の中から配当妙味がありそうな穴馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ワール
- ナッソーステークス (G1) 2025年
- プリティポリーステークス (G1) 2025年
- ミュージドラステークス (G3) 2025年
- スタッフォーズタウンスタッドS (G3) 2024年
今年のイギリスオークスで2着入りし、その後はG1を2勝と勢いに乗っているワールは逃げの競馬が得意です。
近3戦はすべて逃げの競馬を行い、オークスは惜しくも2着でしたが勝ち馬ミニーホークとはクビ差で、3着以下は着差を離していました。
その後は牝馬限定G1に駒を進め、2走前のプリティポリーステークスではG1馬のカルパナに先着し、ナッソーステークスも2着に5馬身差で、新興勢力として着実に実績を重ねています。
今回は牡馬混合G1に駒を進めましたが、今年の出走馬を見る限り、前に行きそうなのはダービー馬のランボーンくらいです。
そのランボーンも別レースに出走する可能性が高くなったので、今回は得意の逃げが決まりそうです。
ただ、好走したレースの多くは稍重以下のもので、勝利したプリティポリーステークスは良馬場だったとはいえ、走破時計2分4秒はそこまで抜けていません。
3歳牝馬ということで、56キロの斤量で挑めるのも大きいですが、パワー型なので、当日の天気を見ながら稍重以下の馬場でタフになるようでしたら重い印も考えたいです。
シーザファイア
- ミドルトンフィリーズS (G2) 2025年
- ストレンソールS (G3) 2024年
通算成績【3-2-4-5】のシーザファイアはこれまでふたつの重賞を制していますが、G1の勝ち鞍はありません。
ただ、血統的には父シーザスターズも母アラビアンクイーンも過去にインターナショナルすーてくすを勝利しています。
特にアラビアンクイーンは単勝51倍の低評価を覆す勝利でした。
3走前のミドルトンフィリーズステークスは今回と同じヨーク芝2,050mでしたが、はじめは後方にいたものの、終盤で早めに先頭に立つとそのまま独走態勢に入って2着馬に2.0秒差の圧勝でした。
これまでヨーク競馬のレースは2戦2勝と相性が良く、両親から引き継いだ舞台適性はこの大舞台でも活かせそうです。
相手は強力ですが、牝馬なので斤量も牡馬に比べたら軽いですし、適性を活かした走りができれば善戦可能でしょう。
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ここからはインターナショナルステークスの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
インターナショナルステークス2025の概要
インターナショナルステークスはイギリスのヨーク競馬場で開催される3歳以上の中距離G1です。
創設は1972年で、競馬発祥の地であるイギリスのレースの中では比較的歴史が浅い競走ですが、IFHA(国際競馬統括機構連盟)が発表している【世界の100G1競走】では5回も首位にランクインしており、現在ではイギリスのみならず、世界のG1の中でも豪華なメンバーが揃うことで注目を集めています。
ちなみに、世界の100G1競走のランキングは上位馬のリーディングで決まります。
昨年もインターナショナルステークスは1位でしたが、この年の日本のジャパンカップは5位で安田記念は16位、有馬記念が20位、天皇賞(秋)が25位だったので、日本のG1と比較するとよりインターナショナルステークスの層の厚さが感じられます。
また、インターナショナルステークスは出走条件が3歳以上なので、クラシックで結果を残したばかりの3歳馬がはじめて牡馬とぶつかる様相も見られます。
世界を代表する世代トップホースが集結し、毎年のように好メンバーが揃うのが本競走の魅力でしょう。
今年は日本からダービー馬のダノンデサイルが参戦するため、日本でも馬券が発売されることが決まりました。
これまで日本の調教馬は3頭が参戦しましたが、最高着順は2005年ゼンノロブロイの2着です。
その後は2019年のシュヴァルグランと2024年のドゥレッツァが参戦しましたが、シュヴァルグランは8着、ドゥレッツァは5着に敗れており、現時点で日本馬の勝利はありません。
夏に開催されるイギリスの重要レース。
実績揃いの欧州勢相手に、日本のダノンデサイルがどこまで通用するのか注目したいです!
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インターナショナルステークス2025の開催内容
開催日 | 日本時間 8月20日(水曜) |
発走時刻 | 日本時間 23時35分 |
開催競馬場 | ヨーク競馬場 (イギリス) |
格付け | G1 |
コース | 2,050m |
性齢 | 3歳以上 |
斤量 | 定量 |
1着賞金 | 708,875ポンド (約1億3823万円) |
インターナショナルステークス2025の馬券の買い方は?
昨年に引き続き、今年もインターナショナルステークスの馬券を購入できます。
購入方法はインターネット投票のみです。
UMACAでの投票はできないので気を付けましょう。
また、インターネット投票には即パットとA-PATが存在しますが、インターナショナルステークスは即PATのみ発売しており、A-PATやJRAダイレクトでは発売されません。
即パットが使える環境でしたら8月20日(水)の午前7時からレース発走予定時刻の2分前(日本時間の8月20日23時33分)まで購入可能です。
発売時刻は各事業所の馬券発売開始時刻から営業終了時間となっています。
即PATの登録方法や使い方はこちらで分かりやすく説明しています。

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インターナショナルステークス2025をリアルタイムで視聴する方法は?
インターナショナルステークスの視聴方法は主に2つあります。
ひとつめはテレビで視聴する方法です。
有料放送のグリーンチャンネルがレース当日の23時から24時30分の1時間半、「2025インターナショナルステークス中継」という番組を無料で放送します。
BSグリーンチャンネルが映る環境であればだれでもインターナショナルステークスを視聴できますよ。
ラジオの場合はラジオNIKKEI第1で聴取可能です。
放送時間帯は23時から24時の2時間で、「2025インターナショナルステークス実況中継」という番組が放送されます。
ラジオアプリの「radiko」や「radikker」を利用すれば全国どこでも無料で中継を楽しめますよ。
インターナショナルステークス2025が開催されるヨークの芝2,050mの特徴
インターナショナルステークスの勝ち馬のタイム | |
(過去10年) | 平均タイム2:07.70 |
レコードタイム | 2:04.32 (2024年 シティオブトロイ) |
ヨーク競馬場は角が取れた正三角形のような競馬場で、左回りのコースとなっています。
全長はなんと3,200mもあります。東京競馬場の全長が約2083m、日本で最も大きな新潟競馬場外回りコースでも2,223mなので、桁違いのスケールを誇る競馬場といえるでしょう。
スタート地点は向こう正面からスタートで最初のコーナーまでの距離は長くありませんが、コーナー自体が鈍角なのでスピードを維持しながらコーナーを回ることができます。
しかしながら、基本的にはロスなく立ち回ったほうが有利なので内ゲート有利の傾向となっています。
そして、その後は550mほど回った後、ヨーク競馬場でもっとも鋭角なコーナーを回り、最後の本線に入ります。
最後の直線は約900mと長く、直線では長く脚を活かすことができますが、コーナーから本線に入って仕掛けてもゴールまで脚を維持するのは至難なので、馬の能力に合わせて直線上の適切な位置から仕掛ける必要があり、騎手の力量が問われやすいです。
なお、ヨーク競馬場はイギリスの競馬場の中でも起伏は少なく、実力が反映されやすいコースなので過去の実績から実力のある馬を中心に予想を行うのが良いでしょう。
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インターナショナルステークス2025の出走馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教国 |
ダノンデサイル | 牡4 | 61.0 | 戸崎圭太 | 日本 |
アンマート | セ7 | 61.0 | 未定 | イギリス |
オンブズマン | 牡4 | 61.0 | 未定 | イギリス |
シーザファイア | 牝4 | 59.5 | 未定 | イギリス |
ダリズ | 牡3 | 57.5 | 未定 | フランス |
ドラクロワ | 牡3 | 57.5 | 未定 | アイルランド |
ランボーン | 牡3 | 57.5 | 未定 | アイルランド |
ワール | 牝3 | 56.0 | 未定 | フランス |
バーキャッスル | セ5 | 61.0 | 未定 | フランス |
インターナショナルステークスの過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | ゲート | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2024 良 | 1 | 5 | シティオブトロイ | 1 | エクリプスステークス(G1) | 1 |
2 | 7 | カランダガン | 3 | キングエドワード7世S(G2) | 1 | |
3 | 13 | ゴーストライター | 9 | エクリプスステークス(G1) | 3 | |
2023 良 | 1 | 3 | モスターダフ | 2 | プリンスオブウェールズS(G1) | 1 |
2 | 4 | ナシュワ | 3 | ナッソーステークス(G2) | 3 | |
3 | 2 | パディントン | 1 | サセックスステークス(G1) | 1 | |
2022 良 | 1 | 6 | バーイード | 1 | サセックスステークス(G1) | 1 |
2 | 5 | ミシュリフ | 2 | キングジョージ6世&QES(G1) | 3 | |
3 | 1 | サーバスカー | 6 | ヨークステークス(G2) | 1 | |
2021 良 | 1 | 6 | ミシュリフ | 1 | キングジョージ6世&QES(G1) | 2 |
2 | 7 | アレンカー | 5 | パリ大賞(G1) | 3 | |
3 | 2 | ラブ | 2 | キングジョージ6世&QES(G1) | 3 | |
2020 良 | 1 | 2 | ガイヤース | 1 | エクリプスステークス(G1) | 1 |
2 | 1 | マジカル | 2 | タタソールズゴールドC(G1) | 1 | |
3 | 4 | ロードノース | 3 | プリンスオブウェールズS(G1) | 1 | |
2019 良 | 1 | 7 | ジャパン | 3 | パリ大賞(G1) | 1 |
2 | 4 | クリスタルオーシャン | 1 | キングジョージ6世&QES(G1) | 2 | |
3 | 2 | エラーカム | 4 | ヨークステークス(G2) | 1 | |
2018 良 | 1 | 4 | ロアリングライオン | 2 | エクリプスステークス(G1) | 1 |
2 | 6 | ポエッツワード | 1 | キングジョージ6世&QES(G1) | 1 | |
3 | 7 | サンダリングブルー | 8 | ヨークステークス(G2) | 1 | |
2017 稍重 | 1 | 3 | ユリシーズ | 3 | キングジョージ6世&QES(G1) | 2 |
2 | 5 | チャーチル | 1 | セントジェームズパレスS(G1) | 4 | |
3 | 7 | バーニーロイ | 2 | エクリプスステークス(G1) | 2 | |
2016 良 | 1 | 6 | ポストボンド | 1 | コロネーションカップ(G1) | 1 |
2 | 3 | ハイランドリール | 2 | キングジョージ6世&QES(G1) | 1 | |
3 | 8 | ムタケイエフ | 4 | サマーマイルステークス(G2) | 1 | |
2015 稍重 | 1 | 5 | アラビアンクイーン | 5 | ナッソーステークス(G1) | 3 |
2 | 7 | ゴールデンホーン | 1 | エクリプスステークス(G1) | 1 | |
3 | 8 | ザグレーギャツビー | 3 | エクリプスステークス(G1) | 2 |
【G1実績】勝ち馬9頭がG1馬
年度 | 勝ち馬 | 主なG1勝ち鞍 |
2024 | シティオブトロイ | イギリスダービー |
2023 | モスターダフ | プリンスオブウェールズS |
2022 | バーイード | サセックスステークス |
2021 | ミシュリフ | フランスダービー |
2020 | ガイヤース | エクリプスステークス |
2019 | ジャパン | パリ大賞 |
2018 | ロアリングライオン | エクリプスステークス |
2017 | ユリシーズ | エクリプスステークス |
22016 | ポストボンド | ドバイシーマクラシック |
2015 | アラビアンクイーン | なし |
過去10年のインターナショナルステークスの勝ち馬9頭がG1馬でした。
唯一該当しなかったのは2015年のアラビアンクイーンなので、9年連続でG1馬が優勝していることになります。
インターナショナルステークスは欧州のG1競走の中でも特に実績のある馬が集結するため、過去のG1実績が問われやすいです。
今年の出走登録馬の中でG1馬は6頭いました。(かっこは主なG1勝ち鞍)
【調教国】英&愛組が強い
調教国 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
イギリス | 【8-6-8-32】 | 14.8% | 25.9% | 40.7% |
アイルランド | 【2-3-2-9】 | 12.5% | 31.3% | 43.8% |
フランス | 【0-1-0-2】 | 0% | 33.3% | 33.3% |
日本 | 【0-0-0-2】 | 0% | 0% | 0% |
過去10年のインターナショナルステークスの好走馬を調教国別に見てみると、馬券に絡んだ22頭がイギリス調教馬でした。
インターナショナルステークスもイギリスで開催されるので、母国の馬の活躍が目立ちます。
ただ、好走率を見てみると、隣国のアイルランド調教馬も優秀で、連対率は30%、複勝率は44%でイギリス調教馬に勝っていました。
アイルランド調教馬も出走した多くが好走していることから有力です。
対して、フランス調教馬はこれまで3頭が出走しましたが、好走したのは昨年のカランダガンの1頭のみです。
日本馬は過去10年内にシュヴァルグランとドゥレッツァが参戦しましたが、どちらも着外に敗れてしまいました。
フランス調教馬も日本調教馬も母数が少ないので巻き返しがあってもおかしくありませんが、総合的には地の利が利いたイギリス&アイルランド組が優勢傾向にあります。
今年の出走馬を調教国別にまとめました。
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インターナショナルステークスの過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【5-4-1-0】 | 50.0% | 90.0% | 100.0% |
2番人気 | 【2-3-2-4】 | 18.2% | 45.5% | 63.6% |
3番人気 | 【2-2-2-3】 | 22.2% | 44.4% | 66.7% |
4~6番人気 | 【1-1-3-22】 | 3.7% | 7.4% | 18.5% |
7~9番人気 | 【0-0-2-13】 | 0.0% | 0.0% | 13.3% |
10番人気以下 | 【0-0-0-7】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
1番人気は勝率100%!
過去10年のインターナショナルステークスで1番人気は【5-4-1-0】でした。
全ての年で馬券に絡んでおり、特に連対率は驚異の90%です。
中央競馬においても1番人気が活躍するレースはいくつかありますが、連対率90%、複勝率100%の水準のレースは思いつかないほどです。
インターナショナルステークスは1番人気の好走が目立つので該当馬は抑えておきたいです。
馬券に絡んだ23頭が1~3番人気
過去10年のインターナショナルステークスで馬券に絡んだ23頭が1~3番人気に支持されていました。
インターナショナルステークスは出走頭数が少ないことから、もともと上位人気の好走が目立ちます。
特に、過去10年すべての年で1~3番人気は2頭以上必ず馬券に絡んでいることから、上位人気が人気通りの活躍を見せるレースといえるでしょう。
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インターナショナルステークスの過去10年のゲート番別成績
ゲート番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1.2 | 【1-1-4-12】 | 5.6% | 11.1% | 33.3% |
3.4 | 【3-3-1-12】 | 15.8% | 31.6% | 36.8% |
5.6 | 【5-3-0-10】 | 27.8% | 44.4% | 44.4% |
7.8 | 【1-3-4-4】 | 8.3% | 33.3% | 66.7% |
9.10 | 【0-0-1-10】 | 0.0% | 0.0% | 9.1% |
極端な外ゲートを除けばどこからでもチャンスはある
過去10年のインターナショナルステークスの好走馬をゲート別に見てみると、9ゲートより外を除けば、いずれも複勝率は30%以上ありました。
さらに細かくみると、3~6ゲートの単勝率が高めですが、複勝率に関しては7~8ゲートの67%がもっとも高いです。
最内1~2ゲートも複勝率は33%と安定しており、馬券に絡む確率は高いです。
今年のインターナショナルステークスは16日の土曜日の段階で出走登録は9頭なので、9ゲートを引いた馬を除けばどの馬にも好走のチャンスはあるでしょう。
インターナショナルステークスは極端なゲートの有利不利はありません。
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インターナショナルステークスの過去10年の前走クラス別成績
前走クラス | 成績 |
G1 | 【10-8-6】 |
G2 | 【0-2-4】 |
G3以下 | 【0-0-0】 |
勝ち馬全頭、2着馬8頭が前走G1
過去10年のインターナショナルステークスで馬券に絡んだ24頭が前走G1レースを走っていました。
このうち、連対した18頭が前走G1だったので、上位に入線している馬ほど前走レースの格も高いです。
インターナショナルステークスの予想の際は、前走クラスにも注目したいです。
今年の出走馬の中で前走がG1だった馬は7頭いました。
インターナショナルステークスの過去10年の前走出走国別成績
前走出走国 | 成績 |
イギリス | 【9-8-10】 |
アイルランド | 【0-1-0】 |
フランス | 【1-1-0】 |
その他 | 【0-0-0】 |
前走でイギリスのレースを走った馬が好走していた
過去10年のインターナショナルステークスの好走馬を前走出走国別に見てみると、馬券に絡んだ27頭が前走イギリスのレースを走っていました。
インターナショナルステークスもイギリスのヨーク競馬場で開催されるレースなので、同国内で連戦する馬に分があるようです。
馬券予想の際は前走レースが開催された国もチェックしたいです。
今年の出走登録馬の中で前走がイギリスのレースだった馬は5頭いました。
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インターナショナルステークス2025全頭考察
今年のインターナショナルステークスも例年同様少頭数ですが、いずれの馬も実力ぞろいで誰が優勝してもおかしくありません。
ここからは冒頭で紹介しきれなかった残りの出走登録馬について解説します。
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アンマート
- イギリスチャンピオンS (G1) 2024年
- イスパーン賞 (G1) 2023年
- ドラール賞 (G2) 2022年
- ローズオブランカスターS (G3) 2024年
- ローズオブランカスターS (G3) 2022年
これまで【9-5-1-1】でほとんど崩れていないアンマートは昨年のイギリスチャンピオンステークスを制した馬です。
脚質的に差しの競馬を得意としており、今年のタタソールズゴールドカップや前走プリンスオブウェールズステークスも2着に入線し、力のある競馬を見せています。
特にタタソールズゴールドカップは先行していたロスアンゼルスを一度捕らえましたが、再度差し返されての2着なので相手次第で勝利もあったでしょう。
前走のプリンスオブウェールズステークスもオンブズマンには2馬身差の完敗でしたが、タタソールズゴールドカップで先着を許したロスアンゼルスや、今年のインターナショナルステークスにも出走登録しているシーザファイアには先着しており、相手関係を見る限り健闘しています。
近走崩れていませんし、戦った相手関係をみても実力は通用するでしょう。
ただ、陣営が硬い馬場を好んでいないらしく、当日の馬場次第で直前回避も考えているようです。(※欧州競馬において、当日の天候や馬場における直前回避はよくあることです。)
個人的には隔年制覇したローズオブランカスターステークスや、2着入線した直近2戦がどちらも強敵相手に2着なので、出走してほしいところですが、こればかりはどうすることもできません。
もしも出走するようでしたら勝ち負けできると判断しているはずなので、出走する際は抑えたい1頭です。
ダリズ
- ウジェーヌアダン賞 (G2) 2025年
今年デビューしたダリズはこれまで4戦4勝の無敗馬です。
血統背景を見ても、母のダリヤカナが2009年のG1香港ヴァーズを勝利し、その母ダルヤバはG1のフランスオークス馬、半兄ダリヤンはG1ガネー賞を勝利しており、両親、兄弟にG1馬がズラリといる超良血馬です。
豪華な血統背景に応えるべく、ダリズも4戦4勝でいまのところは順風満帆です。
ただ、前走のウジェーヌアダム賞は道中掛かり気味で何とかなだめながら、最後は2着馬に0.1秒差の勝利で、初重賞にしては辛勝でした。
それ以前のレースを見ても、デビュー戦やクラス戦も突き抜けておらず、現時点ではそこまで良血馬らしい走りはできていません。
今回は初めてのG1挑戦ですが、相手は世界最強クラスの中距離馬ばかりです。
これまで抜けた競馬ではない中で、いきなり強豪相手に善戦はさすがの良血馬であるダリズにとっても厳しいのではないでしょうか。
ランボーン
- イギリスダービー (G1) 2025年
- アイルランドダービー (G1) 2025年
- チェスターヴァーズ (G3) 2025年
ランボーンは今年のイギリス&アイルランドダービーを制した馬で、父オーストラリアと祖父ガリレオと併せて親子3代英&愛ダービー制覇を達成しました。
それまでは主な勝ち鞍がG3のチェスターヴァーズ止まりということで、イギリスダービーは3番人気でしたが、ゲートを決めて先頭に立つと、そのまま3馬身以上の差をつけて逃げ切りました。
続くアイルランドダービーは序盤こそ3番手の位置に控えましたが、ラスト2Fあたりで先頭に立ってそのままスタミナを活かして押し切っています。
この2戦だけ見ても強い内容だったので、初めての古馬戦が注目されましたが、15日の情報によると、インターナショナルステークスではなくG2のグレートヴォルティジュールステークスに出走する可能性が出ました。
ランボーンは今回出走予定のドラクロワやワールと同じオブライエン厩舎で、なおかつ主戦が3頭ともムーア騎手なので、日本でも一部の陣営で見られる使い分けだと思います。
現状、回避の話が出ていますが、ダービーの内容を見ても能力は高そうなので、出走するようでしたらどのような競馬を見せてくれるのか、楽しみです。
バーキャッスル
- ノール大賞 (L) 2023年
- ペレアス賞 (L) 2023年
バーキャッスルはこれまでG1どころかG2やG3の勝利もありません。
今年の出走登録馬の中では明らかに能力下位の馬ですが、今回有力候補のオンブズマンと同じゴスデン厩舎の馬ということで、ラビットで参戦するようです。
※ラビット:本命視される馬や厩舎のエースのために、ペースメーカー(先導役)として出走する馬、特にヨーロッパ競馬ではよく見られる戦術
そのため、この馬に関しては勝ち負けはこだわっていません。
仮に勝利を狙うとしても、これまでの実績を見る限りここは相手が強すぎますし、どのような走りでオンブズマンをサポートするのか、そちらに注目したいです。
以上になります。
インターナショナルステークスの予想の参考にしてみてください!