【ホープフルS2024追い切り評価／全頭診断】好時計を叩き出した〝アノ馬〟に最高評価「Ｓ」

ホープフルステークス2024追い切り評価／全頭診断になります。
当記事ではホープフルステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

ホープフルステークス2024追い切り評価／全頭診断コメント

ホープフルステークス2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からＳ→Ａ→Ｂ→Ｃ→Ｄ→Ｅ(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

アスクシュタイン

アスクシュタイン　12月25日(水)　評価Ｃ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東芝(良)		65.3	50.5	37.4	11.9	馬なり
1週前	栗東CW(良)	⑦96.2	65.3	50.6	36.0	11.4	一杯
前走最終	札幌ダート(重)		73.0	57.2	41.8	12.9	馬なり

今年のコスモス賞(OP)を勝利したアスクシュタインは栗東の芝コースで単走を行いました。

小牧加矢太騎手が追い切りに騎乗(レース当日は横山武史騎手が騎乗し)、馬場の真ん中から馬なりで5F65秒3-上がり1F11秒9で軽くまとめています。

1週前の18日は栗東ウッドで横山武史騎手が追い切りに騎乗し、単走を行っていました。

このときは馬場の真ん中から一杯に追われて7F96秒2-6F80秒0-1F11秒4の時計で負荷を掛けました。

道中は歩様の大きな走りで動けており、4か月ぶりのレースでも立ち回りは悪くないでしょう。

終いも2F11秒3から1F11秒4で持続力ある脚色を使っていましたし、自己ベストを記録できたのも良いです。

ただ、全体を通してしなやかさはそこまでなさそうでした。

また、追われてからも俊敏な動きは見られなかったのでこのあたりは休み明けの影響が残っているかもしれません。

最終追い切りは芝コースで軽く行いましたがコーナーから直線に掛けてややかかる場面を見せていました。

直線に入って手前を変えてからは1週前同様跳びのある動きを見せていますが、ここでもそこまで俊敏さは見られません。

道中の掛かりも気になるところですしあまり本調子という感じはしませんでした。

アマヒキ

アマヒキ　12月25日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(良)	81.2	65.2	51.2	37.3	12.0	強め
1週前	美浦南W(良)	84.7	69.0	54.2	39.3	12.3	G前仕掛け
前走最終	美浦南W(良)	81.2	65.1	50.5	36.5	11.5	馬なり

良血馬のアマヒキは美浦のウッドチップコースで今年のダービー卿チャレンジトロフィー(G3)を勝利したパラレルヴィジョン(牡5、オープン)と2頭併せを行いました。

助手が騎乗して馬場の3分どころから強めに追われて僚馬より5馬身先行し、6F81秒2-上がり1F12秒0の自己ベストタイで同時併入しています。
※僚馬(りょうば)：同じ厩舎に所属する馬のこと

1週前の18日にも美浦ウッドでパラレルヴィジョンと併せていました。

このときは今回騎乗するルメール騎手が追い切りに騎乗し、馬場の2分どころから僚馬を1馬身半追走する形でゴール前にて仕掛けられ、6F84秒7-上がり1F12秒3の時計で半馬身先着しています。

1週前追い切りは僚馬の内目から追われましたが、コーナーワークでは頭をやや下方向に向けながらの追い切りでしたが前脚を掻き込む動きが良く、久々でも身体は柔らかいです。

ゴール前に仕掛けられてからは身体を大きく動かしながら推進力のある動きができたのも良いでしょう。

時計面はそこまで目立つものではありませんが動きは良かったです。

最終追い切りもパラレルヴィジョンとの2頭併せでここは強めに追われました。

今回は僚馬の外目から追い切りを行いましたが、1週前に負荷を掛けた影響もあって序盤からきびきびと動けています。

強めに追ったことで活気ある動きを見せていましたし、最後まで脚色を落とすことなくまとめることができました。

僚馬パラレルヴィジョンには届きませんでしたが、あちらは重賞馬なので相手関係を考えたら善戦できただけでも良いでしょう。

なかなかいい動きだったのでレース本番でも力を引き出せそうです。

アリオーンスマイル

アリオーンスマイル　12月25日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(良)	80.5	65.0	50.9	37.7	12.1	強め
1週前	美浦南W(良)	85.1	68.4	53.1	38.1	12.2	馬なり
前走最終	美浦南W(良)	84.9	67.9	53.0	38.6	11.7	強め

ニシノエージェントの回避で繰り上げ出走となったアリオーンスマイルはっ美浦のウッドチップコースでハクサンイーグル(牡3、1勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬場の外目から強めに追い、6F80秒5-上がり1F12秒1の自己ベストを記録しています。

1週前の19日にも美浦ウッドで追い切りが行われ、このときはサンマルストロング(牡2、未勝利)と2頭併せを行いました。

このときも助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで僚馬より1馬身半先行し、6F85秒1-上がり1F12秒2の時計で同時併入しています。

僚馬の外目から追い切りを行いましたが前走から中2週と間隔を詰めていることもあって、全体を通してきびきびとした動きができています。

併せたサンマルストロングと比較しても積極的な動きができていますし、前向きさが伝わりました。

時計は出ていませんが馬なりだったので特に影響はなさそうですし、悪くない内容です。

最終追い切りも美浦ウッドで僚馬を置き、ここは強めに追われました。

ここでも全体を通して前向きな動きができており、フォームも安定しています。

全体時計80秒5を記録したのも良いでしょう。

ただ、直線で促されてからの反応はいま一つだったので瞬発性が問われる舞台で出し切れるかというと少し悩ましいところです。

追い切り自体は悪くありませんが、現在の高速馬場傾向にある中山がかみ合うかというと、難しいところかもしれません。

追い切り自体は悪くありませんでした。

クラウディアイ

クラウディアイ　12月25日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東CW(良)	85.3	69.6	54.5	39.1	11.6	馬なり
1週前	栗東CW(良)	83.7	68.8	54.0	38.5	11.6	馬なり
前走最終	栗東坂路(良)			53.6	38.6	12.5	馬なり

京都2歳ステークス(G3)で3着のクラウディアイは栗東のウッドチップコースでダノンアトラス(牡3、1勝クラス)と併せました。

新馬戦からコンビを継続している西村騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を6～7馬身追走し、6F85秒3-上がり1F11秒6の時計で同時併入しました。

1週前の18日にも栗東ウッドでダノンアトラスと併せており、ここでも西村騎手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬を2～3馬身追走し、6F83秒7-上がり1F11秒6の時計で半馬身先着しています。

1週前は僚馬の内目から立ち回りましたが、道中首の動作が大きく、やや窮屈そうな動きです。ハミ受けも少し悪かったです。
※ハミ受け：競走馬がジョッキーの手綱からの支持を受け入れてくれる状態のこと

ただ、直線に入ってからは脚の回転を早くして僚馬に先着しているのでレースに対する意欲は感じられました。

最終追い切りも1週前とほとんど同じ内容でしたが、コーナーワークでは相変わらずハミ受けが悪く、あまり良い動きではないです。

ただ、直線に入ってからは先にいたダノンアトラスを捕らえにかかっているように末脚自体は悪くありませんでした。

終いの反応も良かったですし、展開がかみ合えば力は引き出せるかもしれません。

2週続けて一長一短ある追い切りでしたが全体としてはまずまずの仕上がりといったところです。

クロワデュノール

クロワデュノール　12月25日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東CW(良)	84.3	67.4	51.2	36.1	11.3	馬なり
1週前	栗東CW(良)		67.9	51.3	36.4	11.4	一杯
前走最終	栗東CW(良)	85.5	69.7	54.6	38.3	11.3	馬なり

東スポ杯2歳ステークス(G2)を制したクロワデュノールは栗東のウッドチップコースでルシフェル(牝3、3勝クラス)と併せました。

主戦の北村友一騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を2馬身半追走し、6F84秒3-上がり1F11秒3の時計で同時併入しています。

1週前の18日も栗東ウッドで追い切りを行い、このときはデュジャック(牡2、未勝利)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

ここでも北村騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目からデュジャックを6～7馬身追走する形で一杯に追い、6F67秒9-上がり1F11秒4の時計でデュジャックに1馬身先着しました。

3頭併せのもっとも後方から追い切りを行いましたが、馬体は充実していますし、はきはきとした動きができています。

直線に入ってからはすこし加速するのに時間がかかりましたが、しばらくしたら徐々に進出を開始して併せ馬2頭に先着することができました。

久々のレースとなりますが一杯に追われていたとはいえクロワデュノールらしい動きができていたのは良かったです。一杯に追ったので最終追い切りでさらなる良化に期待したいです。

最終追い切りは2頭併せで行われましたが1週前に強く追ったこともあって馬体は整ったのではないでしょうか。

視線を前方に向けながら最後まで追えていますし、終いの伸びも2F11秒2-1F11秒3で長く脚を伸ばせています。

1週前のウッド追いの終い時計が2F-1Fともに11秒4だったのでその時よりも全体時計、終い時計が出ているのは良化の証拠といえるでしょう。

好仕上がりでレースに挑めそうです。

ジェットマグナム

ジェットマグナム　12月25日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			52.7	37.8	12.8	一杯
1週前	栗東坂路(良)			54.0	38.7	12.6	一杯
前走最終	栗東坂路(良)			53.1	39.1	12.8	馬なり

芙蓉ステークス(OP)を制したジェットマグナムは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して一杯に追い、4F52秒7-上がり1F12秒8で自己ベストは記録しましたが終いは減速しています。

1週前も坂路で単走、一杯に追われて4F54秒0-上がり1F12秒6でした。

馬場の真ん中稍外目から右手前でと反していますが一杯に追われた影響もあって踏み込みは力強いです。

時計はそこまで目立つものではありませんがまっすぐ動けていますし、終いも2F12秒6-1F12秒6で目立たないなりに維持できていました。

時計を除けば動き自体は良かったように感じます。

最終追い切りも半里で一杯に追われていますが、ここも力強さがありながらバランスの良い動きを見せていました。

途中少しだけモタれる場所はありましたがそれでも力のある動きでまとめられたのは良かったです。

時計は目立たないですし終いも減速ラップでしたがジェットマグナムは坂路で時計を出すタイプではありません。

2週続けて一杯に追ったことでホープフルステークスに対する意欲も感じられましたし、芙蓉ステークスと同じ舞台でどのようなパフォーマンスを引き出せるか注目したいです。

ジュタ

ジュタ　12月25日(水)　評価Ｓ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			54.2	39.7	12.9	馬なり
1週前	栗東CW(良)	80.3	65.8	51.0	36.0	11.0	一杯
前走最終	栗東坂路(良)			54.3	38.5	12.1	強め

前走新馬戦を勝利したジュタは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計54秒2-上がり1F12秒9の時計で登坂しています。

1週前の18日は栗東ウッドでプリマドンナアスク(牝2、未勝利)ともう1頭の馬(名称不明)の馬と3頭併せを行いました。

このときは引き続きコンビを組む坂井騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中からプリマドンナアスクを14馬身追走する形で一杯に追われ、6F80秒3-上がり1F11秒0の好時計でプリマドンナアスクに4馬身半先着しています。

1週前は3頭併せの最内から立ち回りました。

コーナーから直線に掛けての動きは他馬に隠れて確認できませんでしたが、促されてからの反応は良く、一度加速してからは鋭い末脚で一気にペースを引き上げ、僚馬をあっさり交わして先着しました。

追ってからの伸びや動きは素晴らしく、一杯に追われていたとはいえ全体時計80秒2-終い2F11秒2-1F11秒0の好時計でまとめ上げたのは評価したいです。

動きも良かったですし価値のある追い切りでした。

最終追い切りは坂路で軽い調整でした。

1週前に負荷を掛けたので時計は出していませんが、馬なりでもきびきびとした動きを見せていますし、体幹も安定しています。

踏み込みにも力強さがありましたし、順調に良化しているように見えました。

終いは伸びていませんが馬なりでしたし1週前に好内容の追い切りができているので現状でも問題ないでしょう。

いい仕上がりだったのでレース本番でどのような競馬を見せてくれるか楽しみです。

ジュンアサヒソラ

ジュンアサヒソラ　12月25日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(良)	84.5	67.5	52.5	38.5	12.6	馬なり
1週前	美浦南W(良)	82.0	65.5	50.7	36.0	11.4	馬なり
前走最終	美浦坂路(良)			53.3	38.4	12.4	馬なり

ジュンアサヒソラは美浦ウッドでグッドヴァイブス(牡3、1勝クラス)と併せました。

今回初コンビを組む横山和生騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を3馬身追走し、6F84秒5-上がり1F12秒6の時計で僚馬に2馬身先着しました。

1週前の18日にも美浦ウッドで追い切りを行っており、このときはジャミラヌール(牝3、1勝クラス)と併せています。

ここでも横山和生騎手が追い切りに騎乗し、馬場の3分どころから馬なりで僚馬を4馬身追走し、6F82秒0-上がり1F11秒4の自己ベストで僚馬に2馬身先着しています。

道中は馬なりでしたが全体を通して前向きな動きができています。

馬なりでしたが直線に入ってからは自ら脚色を伸ばして僚馬を突き放しているように闘争心もありそうでした。

後ろ脚の幅が大きいのでまだ若さはありそうですが気持ちの乗った動きができているのは良いでしょう。

最終追い切りも美浦ウッドで僚馬を置いて調整していますが、コーナーワークの段階から気持ちの乗った動きができており、コーナーで僚馬に競り合おうとしていることからメンタルは強そうです。

直線に入ってからも大きな歩様で動きつつ、僚馬を寄せ付けずに先着しているので多頭数レースでも勝負根性を発揮できそうです。

直線では少しカクッとする場面や相変わらず後ろの脚幅が大きい場面もあったので走法が安定するのは来年以降となりそうですが、気持ちの前向きさは評価したいです。

ステップも軽快だったので時計の出やすい現在の中山と合いそうですし、ハマれば面白いかもしれません。

ショウナンマクベス

ショウナンマクベス　12月25日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(良)	82.2	66.5	52.1	38.0	12.0	馬なり
1週前	美浦南W(良)	81.6	65.8	51.7	37.5	12.0	一杯
前走最終	美浦南W(重)	84.6	68.8	54.2	39.3	12.2	馬なり

百日草特別(1勝クラス)を勝利したショウナンマクベスは美浦のウッドチップコースでアステロイドメア(牝4、1勝クラス)と併せました。

木幡初也騎手が追い切りに騎乗(レース当日は池添騎手が騎乗)し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を4～5馬身追走し、6F82秒2-上がり1F12秒0の時計で同時併入しています。

1週前の18日も美浦ウッドでアステロイドメアと併せています。

ここでも木幡騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を4～5馬身追走する形で一杯に追われて6F81秒6-上がり1F12秒0の時計で僚馬に半馬身先着しました。

僚馬の内から立ち回りましたが、コーナーでは器用な動きを見せています。

直線に入ってからも一杯に追われた影響もあって長く脚を伸ばして僚馬に先着することができました。

手前を変えてからは前脚の使い方にやや固さが見られたものの時計も良いですし負荷はしっかりかかってそうで、最終追い切りでさらなる良化に期待したいです。

最終追い切りはウッドコースで併せ馬を置いて軽めの調整でしたが、ここでも推進力ある動きができていました。

直線に入ってからは何度か手前を変えていますが1週前と比較すると馬なりでも迫力ある動きができており、一杯に追ったことで良化の気配が感じられます。

時計はそこまで目立つものではありませんし頭の動きを見る限り走法が完成するのは先になりそうですが、時計以上の動きを見せていたのは良く、この馬なりに良い状態でレースに挑むことができそうでした。

ジョバンニ

ジョバンニ　12月25日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			55.9	40.1	12.6	馬なり
1週前	栗東CW(良)	81.2	66.0	51.3	37.0	11.6	馬なり
前走最終	栗東CW(良)	84.8	68.6	53.2	38.1	11.6	馬なり

京都2歳ステークス(G3)で2着だったジョバンニは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計55秒9-上がり1F12秒6の時計で軽くまとめています。

1週前の18日は栗東ウッドでサンダーロード(牡2、1勝クラス)と併せていました。

このときは松山騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を2馬身半追走し、6F81秒2-上がり1F11秒6の時計で僚馬に2馬身先着しています。

僚馬の内から立ち回りましたが淡々とした動きを見せており、身体の固さは感じられません。

シャドーロールの影響もあって集中力の高い動きを見せていますし、最後まで安定したフォームで立ち回ることができました。

派手な動きではありませんでしたが、大きな欠点もない動きで安定感はありそうです。

最終追い切りは坂路で軽めに調整を行いました。

本線に入ってからは少し掛かる場面を見せており、道中も時折かかるところはありましたが、全体を通して大きくもたれることはなく淡々と登坂しています。

1週前同様体幹の安定した動きを見せていることから引き続き自身の走りはできそうです。

この馬なりに好状態でレースに挑めるのではないでしょうか。

デルアヴァー

デルアヴァー　12月25日(水)　評価Ｃ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東CW(良)	86.4	69.8	54.7	39.8	12.4	馬なり
1週前	栗東CW(良)	81.6	66.4	51.8	37.7	11.7	一杯
前走最終	栗東坂路(良)			53.9	39.2	12.6	末強め

東スポ杯2歳ステークス(G2)で5着に敗れたデルアヴァーは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで6F86秒4-上がり1F12秒4で軽めの調整となっています。

1週前の18日は栗東ウッドでルセルマンダムール(牡2、未勝利)と併せました。

主戦の三浦騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を6馬身追走する形で一杯に追われて6F81秒6-上がり1F11秒7の時計で僚馬に5馬身半先着しています。

1週前は直線の映像しかありませんでしたが、やや頭が高いです。

三浦騎手が思いっきり手を動かしてからは歩様の大きな脚取りでまとめることができているので四肢の使い方は良いです。

この一追いでさらなる良化に期待したいです。

最終追い切りは栗東ウッドで単走を行いましたが、馬なりとはいえ全体を通していまいち覇気の感じられない動きでした。

軽めの調整だったとしても頭が高くてフォームもパッとしません。

1週前は思いっきり一杯に追って負荷がかかったはずでしたが、最終追い切りを見る限り良化しているようには見えませんでした。

ここは少し評価を下げたいです。

ニシノエージェント　※取消

ニシノエージェント　12月25日(水)　評価Ｅ(測定不能)
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(良)		69.3	53.1	38.4	11.8	馬なり
前走最終	美浦南W(良)	85.5	68.7	53.6	38.4	11.5	馬なり

中2週でレースに挑むニシノエージェントは美浦のウッドチップコースで単走を行っています。

助手が騎乗して馬場の3分どころから馬なりで5F69秒3-上がり1F11秒8の時計でまとめていました。

中間追い切りは坂路が6本、ウッドが3本、いずれもキャンターで軽めの調整で現状維持を行っています。

最終追い切りはウッドコースで行われましたがJRAレーシングビュアーに追い切り映像が公開されておらず、動きの確認は取れませんでした。

軽めの追い切りということで時計も出しておらず、現状どれだけ力を引き出せるか分かりません。

判断材料が乏しいためここはE評価(測定不能)とさせていただきます。

ピコチャンブラック

ピコチャンブラック　12月25日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(良)		67.8	52.4	37.6	11.2	馬なり
1週前	美浦南W(良)	81.8	65.0	51.0	36.9	11.6	馬なり
前走最終	美浦南W(良)	82.6	65.8	51.0	36.4	11.0	馬なり

アイビーステークス(L)で2着のピコチャンブラックは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の3分どころから馬なりで追い切りを行い、5F67秒8-上がり1F11秒2の時計でまとめています。

1週前の18日は美浦ウッドでデフィニティーボ(牡3、2勝クラス)ともう1頭(名称不明)と3頭併せを行いました。

今回初コンビを組む川田騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりでデフィニティーボを3馬身追走し、6F81秒8-上がり1F11秒6の時計で同時併入しています。

3頭併せの真ん中から追い切りを行いましたが、少し首を引き気味にしながらも活気ある動きでまとめることができました。

特に最後の方になってからの加速は見事で、先に抜け出していた内の馬を瞬時に交わして併入していることから瞬発力に期待できそうです。

全体時計81秒8も自己2番目に速い時計ですし、引き続き高速馬場で力を引き出せそうな動きを見せていました。

最終追い切りはウッドコースで単走でしたが軽快なステップでコーナーを周回しつつ、手前を変えてからもぐいぐいペースを加速して最後は長く脚を伸ばして走破しています。

馬なりながらも終いは2F11秒8-1F11秒1で鋭く伸びていますし、追込のフォームも綺麗でした。

最終追い切りでは1週前以上に良化しているように見えましたし、はじめての中山コースがかみ合うようでしたらここでも力を引き出せそうな仕上がりでした。

ファウストラーゼン

ファウストラーゼン　12月25日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			54.5	39.5	12.5	馬なり
前走最終	栗東CW(不良)	⑦99.6	67.1	52.0	36.8	11.3	一杯

ファウストラーゼンは栗東坂路でヒルノローザンヌ(牝5、3勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して僚馬より2馬身先行する形で馬なりにて追われ、4F54秒5-上がり1F12秒5の時計で同時併入しています。

中間追い切りは11月上旬から再開し、坂路で2本、ウッドで21本なのでウッドを中心に調整が行われました。

なお、映像はありませんが1週前の20日には栗東ウッドで併せ馬を置いて馬場の外目から一杯に追われ、7F97秒4-6F80秒7-1F11秒6の時計を記録していました。

最終追い切りは併せ馬を置いて坂路で軽めの調整でしたが中間に入念な調整がされたこともあって馬なりながらも脚の回転は比較的速いです。

僚馬との距離は近かったものの気にする素振りを見せずに最後までまとめていることから集中した走りを見せていました。

大きな上積みはありませんが、この馬なりにいい状態を維持しているように見えます。

マジックサンズ

マジックサンズ　12月25日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東CW(良)	81.1	66.3	52.4	38.0	12.0	末強め
1週前	栗東CW(良)	⑦95.1	64.8	50.5	36.0	11.5	一杯
前走最終	札幌芝(重)		63.7	50.3	36.3	11.9	馬なり

前走の札幌2歳ステークス(G3)を制したマジックサンズは栗東のウッドチップコースにおいて同厩でホープフルステークスに出走するリアライズオーラム(牡2、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

酒井騎手が追い切りに騎乗(レース当日は佐々木騎手が騎乗)し、馬場の真ん中からリアライズオーラムより12馬身ほど先行する形で末強めに追い、6F81秒1-上がり1F12秒0の時計でリアライズオーラムに1馬身先着しています。

1週前の18日も栗東ウッドで追い切りを行い、このときはリアライズオーラムと2頭併せでした。

このときは主戦の佐々木騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を2馬身追走する形で一杯に追って、7F95秒1-6F79秒1-1F11秒5の自己ベストで僚馬に半馬身先着しています。

僚馬の外目から追い切りを行いましたが、コーナーではきびきびとした動きを見せ、直線でもじりじりと脚を伸ばして僚馬に先着することができました。

前走札幌2歳ステークスから4か月ぶりのレースとなりますが、筋肉量は相変わらず豊富ですし、久々にしてはコーナーの周回も良く、直線でも手前変えに少し時間はかかったものの、筋肉質な身体を駆使して伸びており、なかなかいい動きでした。

一杯だったとはいえ時計も自己ベストですし、最終追い切りでさらなる良化に期待したいです。

最終追い切りは3頭併せで2頭の僚馬の間から追い切りを行いました。

末強めの追い切りでしたが1週前とは違って少し頭を低くしながらの動きで、特にコーナーから直線に掛けての動きはあまり見栄えするものではありません。

直線に入って促されてからはじりじりと脚を伸ばして先着しているように、終いの動きは良かったものの、コーナーから直線のバランスの崩れた動きは気になるところでした。

終いの伸びは2週続けて好感が持てましたが、最終追い切りの直線入りまでの動きがパッとしなかったのは気になるところで、折り合いがうまくいくか課題となりそうです。

気持ちさえ乗れば高いパフォーマンスは発揮できそうなので佐々木騎手の手腕に期待したいです。

マスカレードボール

マスカレードボール　12月25日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(良)	84.7	68.9	53.0	38.1	11.7	馬なり
1週前	美浦南W(良)	85.0	69.8	54.2	38.8	11.9	馬なり
前走最終	美浦南W(良)	83.6	68.4	53.5	38.8	11.4	馬なり

アイビーステークス(L)の勝ち馬マスカレードボールは美浦のウッドチップコースでオーキッドロマンス(牡3、オープン)ともう1頭の馬(名称不明)と併せました。

嶋田騎手が追い切りに騎乗(レース当日は戸崎騎手が騎乗)し、馬場の外目から馬なりで僚馬より1馬身半先行し、6F84秒7-上がり1F11秒7の時計で同時併入しています。

1週前の18日は美浦ウッドでフロムナウオン(牡4、2勝クラス)と併せていました。

引き続きコンビを組む戸崎騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚を3馬身半追走し、6F85秒0-上がり1F11秒9の時計で同時併入しています。

1週前は僚馬の内から立ち回りましたがコーナーでは少し内に寄れる場面がありました。

しかし、直線に入って立て直してからは身体を伸ばして伸びていました。

馬なりということで時計は目立ちませんが、序盤は少しバランスを崩したものの推進力はありそうです。

直線で僚馬が迫ってきてからも脚を伸ばして奮闘しようとしていました。

ただ、時計自体は馬なりとはいえ目立つものではなかったですし僚馬に迫られてから並ばれるのも早かったので理想としてはもう少し粘り強い走りが見たかったです。

最終追い切りは3頭併せの真ん中から追い切りを行いましたが、コーナーワークの段階から大きな歩様で動けており、気持ちは前向きです。

ただ、コーナーで1回、直線に入ってからも余分に1回手前を変えているように、走法が安定しているかというと難しいところです。

前向きな動きはできていましたが集中できているかというと難しいところでしたし、現状まずまずといったところでした。

ヤマニンブークリエ

ヤマニンブークリエ　12月25日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東CW(良)	82.4	67.1	52.5	38.3	11.8	馬なり
1週前	栗東CW(良)	84.1	67.8	52.3	36.8	11.1	強め
前走最終	栗東CW(良)	83.3	67.9	53.5	38.1	11.5	強め

黄菊賞(1勝クラス)で2着だったヤマニンブークリエは栗東のウッドチップコースでオメガショータイム(牡2、未勝利)と併せました。

助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬を8～9馬身追走し、6F82秒4-上がり1F11秒8の時計でクビ差先着しています。

1週前の18日は栗東のウッドチップコースでドラゴン(牡2、新馬)と併せました。

ここでも助手が騎乗して馬場の外目から僚馬を4～5馬身追走する形で強めに追い、6F84秒1-上がり1F11秒1の時計で半馬身先着しています。

僚馬の内から頭を大きく動かしながらの追走でした。

頭の動きが少し大きくですが、直線では長く脚を使って伸びています。

馬体もシャープに整っていますし終いは動きも時計も良かったです。

頭がもう少しコンパクトな動きだったらなお良かったので最終追い切りでどこまで良化しているか見物です。

最終追い切りもウッドコースで2頭併せを行いましたが、1週前同様頭の使い方は大きいです。

終いは四肢を大きく使って僚馬を交わして前に立ちましたが、追われた僚馬に再度詰められてなんとかクビ差先着です。

合わせたオメガショータイムは一杯で、ヤマニンブークリエは馬なりなので着差はそこまで気にしなくても良さそうですが、頭の使い方は改善が見られませんでした。

終いの伸びは良いものの全体としてはまずまずの出来栄えです。

リアライズオーラム

リアライズオーラム　12月25日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東CW(良)	⑦95.9	64.9	51.4	37.7	12.0	一杯
1週前	栗東CW(良)	⑦95.6	65.1	50.8	36.3	11.6	一杯
前走最終	栗東CW(良)	82.9	67.2	52.0	37.1	11.4	強め

リアライズオーラムは栗東のウッドチップコースにおいて同厩でホープフルステークスに出走するマジックサンズ(牡2、オープン)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

田口騎手が追い切りに騎乗(レース当日は菅原明良騎手が騎乗)し、馬場の外目から僚馬を12馬身追走する形で一杯に追い、7F95秒9-6F78秒9-終い1F12秒0の時計を記録しましたが僚馬に1馬身遅れました。

1週前の18日は栗東ウッドでマジックサンズと2頭併せを行っています。

このときは酒井騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から僚馬より2馬身先行する形で一杯に追い、7F95秒6-6F79秒5-1F11秒6の自己ベストを記録しましたが僚馬に半馬身遅れていました。

僚馬の内から立ち回りましたが、コーナーワークでは何度か首が横に向く場面がありました。

馬具を付けて挑んでいましたが、集中力に欠いていたのは気になるところです。

ただ、時計自体は優秀でしたし直線に入ってからは脚を伸ばしてマジックサンズと僅差の併入でした。

終いは2F11秒3-1F11秒6で減速していますが全体時計が自己ベストなので悪くはないでしょう。

負荷を掛ける意味でも意味のある調教だったのではないでしょうか。

最終追い切りは3頭併せも外から動きましたが、コーナーに入って田口騎手が手を動かし、すぐには反応せずしばらくしてから脚を伸ばして追走しました。

要所の反応はあまり良くなさそうです。

ただ、一度加速してからは長く脚を使ってしっかりと追えているので仕掛けどころがかみ合えば力は引き出せそうでした。

この馬なりにいい状態といえそうです。

レーヴドロペラ

レーヴドロペラ　12月25日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(良)	88.0	71.0	55.2	40.7	12.9	馬なり
1週前	美浦南W(良)	83.5	66.5	51.1	36.8	12.0	強め
前走最終	美浦南W(良)		68.0	53.5	39.2	12.1	馬なり

紅一点のレーヴドロペラは美浦のウッドチップコースでカサビセンス(牝2、新馬)と併せました。

助手が騎乗して馬なりで僚馬を4馬身追走し、6F88秒0-上がり1F12秒9で半馬身先着しています。

1週前の18日も美浦ウッドで追い切りを行い、このときはシュガーハイ(牡2、未勝利)と併せていました。

助手が騎乗して馬場の3分どころから僚馬を4馬身半追走する形で強めに追い、6F83秒5-上がり1F12秒0の自己ベストで僚馬に1馬身半先着しています。

強めに追われたこともあって頭を少し低くしながら活気のある動きができていました。

直線で手前を変えてからは一瞬息を入れつつ、最加速して最後までスピード感ある動きができています。

コーナーから直線に掛けては綺麗なフォームでまとめることができており、直線で手前を変えてからは少し前脚の幅が大きいですが、それでも終い3F12秒7-2F12秒1-1F12秒0でトップスピードを維持しながら躍動感ある動きができました。

ただ、時計に関しては併せ馬を置いて馬場の3分どころから強めに追って6F83秒5はそこまで目立ちません。

レーヴドロペラはウッドで時計を出すタイプではないのでこの馬からしたら高水準でしたが他の馬はこれ以上の時計を出しているので時計面では少し物足りなさがありました。

動きは良かったので、1週前追い切りだけ見たらまずまずといったところです。

最終追い切りはウッドコースで併せ馬を置いて調整していますが、馬なりでもはきはきとした動きを見せています。

ただ、直線に入ってからは少し前脚の動きに固さが見られました。

最後まで追えているので気持ちは前向きですが、身体はまだ幼い感じです。

評価の難しいところですが、いい部分もあったのでここはB評価とします。

ホープフルステークス2024追い切り評価ランキング

評価	馬名
Ｓ	ジュタ
Ａ	アマヒキ クロワデュノール ジェットマグナム ジュンアサヒソラ ピコチャンブラック
Ｂ	アリオーンスマイル クラウディアイ ショウナンマクベス ジョバンニ ファウストラーゼン マジックサンズ マスカレードボール ヤマニンブークリエ リアライズオーラム レーヴドロペラ
Ｃ	アスクシュタイン デルアヴァー
Ｄ
Ｅ(測定不能)	ニシノエージェント　※取消

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ホープフルステークス2024追い切り映像

ホープフルステークス2024の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。

YouTubeの動画で見たいという方は「JRA公式チャンネル」で12月27日(金曜)の17時に公開されるのでチェックしてみましょう。

ホープフルステークス2024の騎手予想

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ホープフルステークス2024の最終予想

ホープフルステークス2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。