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【日経新春杯2025追い切り評価/全頭診断】実力上位の〝アノ馬〟に最高評価「S」

日経新春杯2025追い切り評価記事のサムネイル画像

日経新春杯2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では日経新春杯の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

1月15日の馬場状態

美浦
この日の美浦ウッドは良馬場でした。
ウッドの1番時計はレッドアトラーニとマスクオールウィン、ヒートオンビートが記録した6F81秒1です。そこまで時計は出ていませんでした。

栗東
この日の栗東は坂路、ウッドが良馬場、芝コースは稍重でした。
坂路の1番時計はジャスパーゴールドとタカサンフェイスが記録した4F50秒8です。全体的に標準蔵の時計です。
ウッドの1番時計はロードベイリーフが記録した6F77秒3です。美浦ウッドより時計は出ています。
芝コースは統計が少ないので判断しがたいですが、ホールネスの時計を見る限り稍重のわりに時計は出ているように見えました。

目次(読みたい項目をタップ)

日経新春杯2025追い切り評価/全頭診断コメント

日経新春杯2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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キングズパレス

キングズパレス 1月16日(木) 評価E(測定不能)
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)84.067.653.338.912.1馬なり
前走最終美浦南W(良)84.067.352.337.911.5馬なり

重賞路線で善戦しているキングズパレスは16日に美浦のウッドチップコースでコレクテイニア(牡5、1勝クラス)と併せ馬を行いました。

松岡騎手が追い切りに騎乗(レース当日はM.デムーロ騎手が騎乗)し、馬場の外目から馬なりで僚馬を4馬身追走し、6F84秒0-上がり1F12秒1の時計で同時併入しています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと

中間追い切りは12月下旬から再開しており、坂路で15本、ウッドで7本の時計を記録しました。

なお、映像はありませんが1週前の9日にも美浦ウッドで追い切りを行い、このときはエールトゥヘヴン(牡6、1勝クラス)と併せています。

ここでも松岡騎手が追い切りに騎乗して馬場の真ん中から僚馬を3馬身半追走する形で直線強めに追われて5F66秒0-上がり1F12秒0の時計で僚馬に2馬身先着しました。

最終追い切りは馬なりで軽めに行われましたが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像が公開されていなかったので動きは分かりません。

時計に関しても馬なりということで出していませんし、判断しがたいので今回はE評価(測定不能)とします。

なお、2週続けて追い切りに騎乗した松岡騎手は最終追い切り後に「少し右にもたれるものの体調はいい」とコメントされていました。

ケイアイサンデラ

ケイアイサンデラ 1月16日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.838.012.5馬なり
前走最終栗東坂路(良)  54.239.912.6馬なり

ケイアイサンデラは16日に栗東坂路で単走を行いました。

主戦の藤懸騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F52秒8-上がり1F12秒5の時計で軽くまとめています。

前走京都大賞典(G2)から約3か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは昨年末ごろから再開し、坂路が12本、ウッドで2本の時計を記録しています。

なお、映像はありませんが1週前の9日には栗東ウッドでサイモンザナドゥ(牡5、3勝クラス)と併せていました。

ここでも藤懸騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を5馬身追走する形でゴール前一杯に追われて7F97秒5-6F82秒5上がり1F11秒5の時計で僚馬に1馬身先着していました。

最終追い切りは坂路で軽めの調整でしたが、1週前に負荷を掛けた影響もあって気合の乗った動きができています。

脚取りも軽快ですし、後ろ脚のキックバックも強くてしっかりと追えていました。

時計自体は目立ちませんが、1週前に負荷を掛けたことで良化の気配が感じられます。

サトノグランツ

サトノグランツ 1月15日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.238.612.4馬なり
1週前栗東CW(良)82.866.852.036.611.3馬なり
前走最終栗東CW(良)84.769.354.038.111.2馬なり

昨年の日経新春杯で3着入線したサトノグランツは栗東坂路で単走を行っています。

助手が騎乗して馬なりで4F53秒2-上がり1F12秒4の時計で軽くまとめました。

前走から3カ月以上間隔が開いてしまいましたが中間追い切りは12月下旬から再開し、坂路で8本、ウッドで12本の時計を記録しています。

このうち9日には栗東ウッドでフレミングフープ(牝4、2勝クラス)と併せていました。

今回初コンビを組む松山騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を2馬身追走し、6F82秒8-上がり1F11秒3の時計で僚馬に1馬身先着しています。

久々ですがサトノグランツらしく流れるような脚さばきリズムよく立ち回ることができています。

直線に入って手前返してからは少し前脚の使い方が控えめな感じもしましたが、勝利した2年前の神戸新聞杯(G2)と比較しても差はなさそうです。

最後は一杯に追われたフレミングフープが詰め寄りましたが馬なりながらも終い2F11秒5-11F11秒3の時計で退けているように、久々でもセンスある動きができているのは良かったです。

最終追い切りは坂路で軽い追い切りでしたが、ここでも左手前でリズムよく動けています。

時計は出ていませんが太さもありませんし、手前を替えてからも一定のリズムでまとめることができました。

派手さはありませんが久々でも締まっていますし、それでいてサトノグランツらしい動きができているのでタフな中京がかみ合うようでしたら実力を発揮できるのではないでしょうか。

サリエラ

サリエラ 1月15日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 66.851.537.111.7馬なり
1週前美浦南W(良)82.366.752.938.212.2強め
前走最終美浦坂路(稍重)  51.837.312.6強め

良血馬のサリエラは美浦のウッドチップコースで同じく良血馬のアロンズロッド(牡3、未勝利)と併せています。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで僚馬より3馬身先行し、5F66秒8-上がり1F11秒7の時計で同時併入しました。

1週前の9日にも美浦ウッドで追い切りを行い、このときはエリカヴィータ(牝6、オープン)と併せています。

ここでも助手が騎乗し、馬場の真ん中から強めに追われて6F82秒3-上がり1F12秒2の時計を記録しましたが僚馬に1馬身遅れてしまいました。

コーナーワークの時点では強めに追われたこともあってきびきびとした動きができており、直線に入ってからももたれなく立ち回っています。

ただ、併せたエリカヴィータがサリエラより外から追い切りを行っており、しかも馬なりでした。

エリカヴィータ比較でみると直線に入って楽に交わされ、そのまま為すすべなく先着を許しているのは気になるところです。

時計面で見てももともと時計を出すタイプではないとはいえ強めでこの時計は物足りず、もう少し出し切れればなお良かったです。

強く追ったことで最終追い切りまでに良化していることに期待したいです。

最終追い切りも引き続きウッドコースで併せ馬を置いて調教を行いましたが、少し頭を引きながらも活気ある動きを見せているように元気いっぱいです。

最後も脚色を引き上げて先に抜け出したアロンズロッドにじりじり詰めていることから、1週前に強く追ったことでやや良化しているように見えました。

大きな上積みは感じられませんし、現在のサリエラのポテンシャルで有力馬相手にどこまでやれるか難しいところですが、この馬なりに良くなっています。

サンライズアース

サンライズアース 1月16日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.738.412.2一杯
前走最終栗東CW(良)⑦99.468.353.438.311.8稍一杯

昨年の日本ダービー(G1)で4着入線したサンライズアースは16日に栗東坂路でルージュシェノン(牝6、2勝クラス)と併せました。

ダービーに引き続きコンビを組む池添騎手が追い切りに騎乗し、僚馬を1馬身追走する形で一杯に追い、4F53秒7-上がり1F12秒2の自己ベストで僚馬に1馬身先着しました。

ダービーから8か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは昨年末から再開し、坂路で12本、ウッドで4本の時計を記録しています。

なお、映像はありませんが1週前の9日には栗東ウッドでユメハハテシナク(牡5、2勝クラス)と併せました。

このときも池添騎手が追い切りに騎乗して、馬場の真ん中から僚馬を4馬身追走する形で一杯に追い、7F96秒6-6F80.9-上がり1F11秒4の時計で僚馬に5馬身先着しています。

最終追い切りも引き続き一杯に追いましたが久々のレースということもあって少し前脚幅は大きく、バランスも決して安定しているわけではありません。

ただし、促されてからの反応は良く、終いも2F12秒3-1F12秒2でジワリと加速しながらまとめることができたのは良さそうです。

一杯に追われた割に時計は目立ちませんが、サンライズアースはもともと坂路で時計を出すタイプではありません。

しかも、今回は8か月ぶりのレースという中で自己ベストを出せたのは悪くないでしょう。

気持ちも乗っていますし久々にしては悪くない追い切りでした。

ショウナンラプンタ

ショウナンラプンタ 1月15日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  55.140.011.8馬なり
1週前栗東坂路(良)  56.039.911.9馬なり
前走最終栗東坂路(良)  55.039.112.1馬なり

昨年の菊花賞(G1)で4着だったショウナンラプンタは栗東坂路で単走を行いました。

主戦の鮫島克駿騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで全体時計55秒1-上がり1F11秒8の時計でまとめています。

中間追い切りは11月末から再開しており、坂路で32本、ウッドでキャンターを13本行っています。坂路は1日に2本の時計を計測する日も確認できました。

このうち、1週前の9日にも坂路で単走を行い、ここでも鮫島騎手が騎乗し、馬なりで全体時計56秒0-上がり1F11秒9の時計を記録していました。

外ラチ沿いから追っていましたが道中頭を大きく右に向けていて掛かり気味です。

ただし、中段以降は頭を前方に向けて力強く登坂することができました。

道中の掛かりっぷりはマイナスですが、中間で入念に調整されたこともあって脚取りは確かですし、スイッチが入ればしっかり動けているのは好感触です。

最終追い切りも1週前追い切り同様坂路で単走でしたが、ここは少し頭を右に向けながらの追い切りで集中力に欠いているものの、脚取りはしっかりしていますし、脚取りも軽快です。

入念な調整を行ったことで最後まで力強くまとめることができました。

今回2週続けて追い切りを確認しましたが、道中の掛かりは改善されていません。

しかしながら、昨年の神戸新聞杯(G2)や菊花賞(G1)においても追い切りで気性の悪さを見せながらレースでは結果を残すことができました。

ショウナンラプンタは追い切り内容以上に本番に強いタイプなので現状でも問題ない仕上がりです。

タッチウッド

タッチウッド 1月16日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.838.212.7馬なり
前走最終栗東坂路(良)  53.338.512.3馬なり

キャリア4戦の5歳馬タッチウッドは16日に栗東坂路でシンドリームシン(牡4、1勝クラス)と併せました。

武幸四郎調教師自ら追い切りに騎乗して馬なりで僚馬を2馬身追走し、4F53秒8-上がり1F12秒7の時計で僚馬に1馬身半先着しています。

前走から2か月ぶりのレースとなりますが中間追い切りは12月下旬から再開し、坂路に特化した追い切りを16本行いました。

最終追い切りは併せ馬を置いて坂路で軽めに調整されましたが、バランスのいい脚取りで登坂できているのは良いです。

前走最終時と比較すると全体時計、終い時計ともに劣っていますが今回の最終追い切りでは僚馬を交わしてからは意図してペースダウンさせているように見えますし、無理させなかったという意味ではそこまで気にしなくても良いかもしれません。

1戦使って馬体も良化していましたし、順調に仕上がりつつありました。

バトルボーン

バトルボーン 1月15日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 69.253.638.411.5一杯
1週前美浦南W(良) 68.853.538.411.5一杯
前走最終美浦南W(重) 67.852.036.811.5馬なり

昨年のメトロポリタンステークス(L)を制したバトルボーンは美浦のウッドチップコースでアスコルティアーモ(牝5、オープン)ともう1頭の馬と3頭併せを行いました。

未勝利戦以来の騎乗となる横山武史騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目からアスコルティアーモより3馬身先行する形で一杯に追われ、5F69秒2-上がり1F11秒5の時計を記録しましたがアスコルティアーモに半馬身遅れてしまいました。

1週前の9日にも美浦ウッドで追い切りを行っており、このときはアスコルティアーモともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行っています。

ここでも横山騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目からアスコルティアーモを2馬身半追走する形で一杯に追い、5F68秒8-上がり1F11秒5の時計を記録しましたがアスコルティアーモに1馬身の遅れでした。

3頭併せの真ん中から立ち回り、前脚を前に出しながら気持ちの乗った動きを見せています。

ただ、直線に入って横山武史騎手が一杯に手を動かしたものの反応が悪く、外から追い切りを行ったアスコルティアーモにあっさり交わされてしまいました。

アスコルティアーモが馬なりでバトルボーンが一杯に追われていたことを考えたら先着を許してしまったのはマイナスです。

一杯に追ったことで最終追い切りまでの良化に期待したいです。

その最終追い切りも美浦ウッドで3頭併せの真ん中から追われています。

相変わらず全体を通して元気な動きを見せており、直線で手が動いてからは1週前より反応は良く見えましたが、それでも馬なりでのアスコルティアーモのほうが反応よく伸びているのは気になるところです。

時計に関してもいい時期ほど終いは伸びていませんし、9か月ぶりのレースということで身体がなまっているかもしれません。

2週続けて一杯に追ったのでレース本番までに仕上がる可能性も否めませんが、最終追い切り終了時点ではあまり良い仕上がりに見えませんでした。

プラチナトレジャー

プラチナトレジャー 1月15日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)84.567.652.938.412.0馬なり
前走最終美浦南W(良) 64.450.136.712.2馬なり

7歳のプラチナトレジャーは美浦のウッドチップコースでガルダイア(牡3、1勝クラス)と併せ馬を行いました。

助手が騎乗して馬場の2分どころから馬なりで僚馬より2馬身半先行し、6F84秒5-上がり1F12秒0の時計を記録しましたが僚馬に半馬身の遅れをとってしまいました。

中間追い切りは今年に入ってから再開しており、坂路でキャンターを3本、ウッドは2本で軽めの調整を行っています。

最終追い切りは2頭併せで調整されましたが、時計自体は馬場の2分どころを回ったものなので目立ちません。

また、直線ではプラチナトレジャーの外から仕掛けたガルダイアがいい伸びを見せてあっさり交わされました。

ガルダイアの末脚は良かったものの、このときのガルダイアの追い切り時計は馬なりで6F83秒9-終い2F12秒7-1F11秒8なのでそこまで突出しているわけではありません。

格下且つ馬なりで追われたガルダイアにあっさり交わされたのはマイナスでした。

近走凡走が目立っているので一変に期待したいところでしたが前走最終追い切りと比較しても時計は目立ちませんし、強敵が揃った今回、好走は容易ではなさそうです。

ホールネス

ホールネス 1月15日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東芝(稍重) 66.551.538.211.7馬なり
前走最終栗東芝(稍重) 73.456.540.612.0馬なり

昨年のエリザベス女王杯(G1)で3着入線したホールネスは栗東の芝コースで単走を行いました。

小牧加矢太騎手が追い切りに騎乗(レース当日は坂井瑠星騎手が騎乗)し、馬場の真ん中から馬なりで5F66秒5-上がり1F11秒7の時計でまとめています。

今回は約2か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは12月下旬から再開しており、坂路で17本、ウッドで4本の時計を記録していました。

最終追い切りは稍重馬場の芝コースで調整されましたが、中間で入念な調整を行った効果もあって前走エリザベス女王杯と変わらない馬体です。

道中も流れるような脚さばきで立ち回ることができていますし、久々でも前向きさが伝わりました。

今回は久々の牡馬混合重賞となりますが、中京コースは相性が良いですし、善戦にも期待できそうです。

マイネルエンペラー

マイネルエンペラー 1月15日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)81.666.551.436.311.5G前一杯
前走最終栗東CW(良)81.666.151.437.011.3馬なり

昨年のオリオンステークス(3勝クラス)の勝ち馬マイネルエンペラーは栗東ウッドチップコースで重賞馬のコンクシェル(牝5、オープン)ともう1頭の馬と3頭併せを行いました。

今回初コンビを組む幸騎手が追い切りに騎乗し、外ラチ沿いからコンクシェルを半馬身追走する形でゴール前一杯に追われ、6F81秒9-上がり1F11秒5の時計で僚馬に1馬身先着しています。

中間追い切りは今年に入ってから再開しており、坂路で3本、ウッドで4本の時計を記録しました。

最終追い切りは併せ馬を置いて強く追っていますが、スイッチが入るまでにやや時間がかかったものの、一度加速してからはじりじりと長く脚を伸ばして2頭の併せ馬に先着することができました。

ただ、反応は良くありませんでしたし、終いの伸びも2F11秒2から1F11秒5で減速しています。

マイネルエンペラーはもともとウッドで時計を出すタイプの馬ですが、馬なりで追われた前走最終追い切りと比較しても時計に差がないことから、前走時のほうが出し切れていました。

強く追ったことでレースまでに良化する可能性はありますが、時計を見る限り前走オリオンステークスの時のほうが良い状態だったように感じます。

マイネルメモリー

マイネルメモリー 1月15日(水) 評価E(測定不能)
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  51.938.112.5一杯
前走最終栗東坂路(良)  57.040.012.6馬なり

マイネルメモリーは栗東坂路でオーシンエス(牡3、未勝利)と併せました。

助手が騎乗して僚馬を3馬身追走する形で一杯に追い、4F51秒9-上がり1F12秒5の時計で僚馬に半馬身先着しています。

前走中日新聞杯(G3)から約1か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは坂路で6本、ウッドで9本の時計を記録していました。

最終追い切りは坂路で併せ馬を置いて一杯に追いましたが、最終追い切り映像がJRAレーシングビュアーに上がっていませんでした。

全体時計4F51秒9は自己2番目に速いものの、近走の最終追い切りは坂路で馬なりを行うことが多かったので比較しづらいです。

それでも好時計を出しているのは悪くないものの、判断材料が乏しいため今回はE評価(測定不能)とさせていただきます。

メイショウタバル

メイショウタバル 1月15日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)⑦97.166.251.937.011.0馬なり
前走最終栗東CW(良)80.964.350.336.211.3馬なり

昨年の神戸新聞杯(G2)と毎日杯(G3)で強い競馬を見せたメイショウタバルは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追い、7F97秒1-6F80秒3-上がり1F11秒0の時計で走破しています。

中間追い切りは11月中旬から再開しており、坂路でキャンターを26本、ウッドで21本と乗り込み量は豊富です。

最終追い切りはウッドコースで行われました。

道中頭は高いものの、終盤になるとペースを引き上げて馬なりながら2F11秒8-1F11秒0の好時計でまとめており、終いの伸びは素晴らしいです。

頭の高さは気になりますが、勝利した神戸新聞杯や毎日杯でも追い切りでは頭が高かったのでメイショウタバルらしい動きといえます。

その中で最後はしっかり加速してまとめることができたのは良いですし、しかも馬なりで好時計を記録できたのは良いでしょう。

現在のタフな中京コースともかみ合う可能性は高いですし、勝利に向けて万全な仕上がりといえるでしょう。

ロードデルレイ

ロードデルレイ 1月16日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  51.737.312.4馬なり
1週前栗東CW(良)83.767.452.437.511.4強め
前走最終栗東坂路(良)  52.937.912.2馬なり

安定したパフォーマンスで結果を残しているロードデルレイは16日に栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F51秒7-上がり1F12秒4の好時計で登坂しています。

1週前の9日は栗東ウッドで強めに追われ、助手騎乗の元馬場の外目から強めに追われて6F83秒7-上がり1F11秒4の時計で負荷を掛けました。

馬場の外目から立ち回りましたが、コーナーワークは淡々とした動きを見せ、直線で手前を替えてからもスムーズな脚取りで動けています。

表面上はそこまで派手な動きではありませんが、それでも終いはじわりと加速して終い2F11秒7から1F11秒4の加速ラップで最後まで走破できたのは良いでしょう。

これまでも終い2F追いを行っていましたが1週前追い切りでもいつものロードデルレイらしい動きができていたのは良いです。

最終追い切りは坂路で軽めの追い切りでしたが、1週前に負荷を掛けた影響もあって脚取りはきびきびしていましたし、左手前でピッチを利かせながら最後まで一定のリズムで登坂できました。

終盤は減速しているものの、いつも通りの安定した動きを見せていますし、全体時計51秒7はこれまでの坂路追いの中で2番目に速い時計です。

最後は少し減速してしまいましたが、その点を除けば問題ない動きを見せていました。

芝2,200mの距離と現在のタフな中京の馬場がかみ合うようでしたら引き続き好走に期待できるのではないでしょうか。

ヴェルトライゼンデ

ヴェルトライゼンデ 1月16日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.437.611.8末一杯
前走最終栗東坂路(良)  52.338.212.5一杯

最年長で一昨年の日経新春杯を勝利したヴェルトライゼンデは16日に栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して末一杯に追われて4F52秒4-上がり1F11秒8の時計で強く負荷を掛けています。

今回は約8か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは12月上旬から再開しており、坂路に特化した追い切りを42本行いました。

なお、映像はありませんが1週前の10日も栗東坂路で一杯に追われ、このときはオールデュスヴラン(牡4、1勝クラス)と併せて4F52秒1-上がり1F12秒2の時計で僚馬に半馬身先着しました。

最終追い切りも引き続き末一杯に追って負荷を掛けていますが一杯に追われた影響もあって気合のこもった動きができています。

終いも末一杯ということで終い2F12秒4から1F11秒8で加速できています。

全体時計52秒4は全盛期と比較すると少し見劣りしますが、それでも指示どおりの動きができており、年齢以上の動きができていました。

ヴェローチェエラ

ヴェローチェエラ 1月15日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)80.665.251.236.711.4強め
1週前栗東CW(良)84.068.853.738.611.3強め
前走最終栗東CW(良)83.567.753.137.811.6馬なり

条件戦を3連勝したヴェローチェエラは栗東のウッドチップコースでリアライズオーラム(牡3、1勝クラス)と併せました。

酒井騎手が追い切りに騎乗(レース当日は川田騎手が騎乗)し、馬場の真ん中から僚馬を6~7馬身追走する形で強めに追われて6F80秒6-上がり1F11秒4の時計で同時併入しました。

1週前の9日は栗東ウッドで単走を行い、このときは主戦の川田騎手が騎乗して馬場の外目から強めに追われて6F84秒0-上がり1F11秒3の時計で負荷を掛けています。

道中少し頭を低くしながらの追い切りでしたが、久々のレースということもあって若干走法は不安定です。

ただ、前駆もトモも筋肉量は昨年京都新聞杯の追い切りと比較しても豊富でした。

強めに追われた割に時計は目立ちませんが、昨年春と比較しても成長性が伺えます。

最終追い切りはウッドコースで併せ馬を置いて引き続き強く追われていますが、1週前同様少し首を前に出しながらの追い切りです。

動き自体は1週前と遜色ありませんが、併せ馬を置いていたこともあって全体時計80秒6-上がり1F11秒4でまとめることができ、1週前よりも全体時計は良くなっています。

派手な動きではありませんし大きな上積みも見られませんが、古馬になってから大きく成長した姿を見せました。

馬体を見る限り現在のタフな中京ともかみ合う可能性は高そうですし、強敵相手にどこまで善戦できるか注目したいです。

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日経新春杯2025追い切り評価ランキング

評価馬名
メイショウタバル
ホールネス
ケイアイサンデラ
サトノグランツ
サリエラ
サンライズアース
ショウナンラプンタ
タッチウッド
ヴェルトライゼンデ
ヴェローチェエラ
ロードデルレイ
バトルボーン
プラチナトレジャー
マイネルエンペラー
 
E(測定不能)キングズパレス
マイネルメモリー
同評価内は50音順になります。

日経新春杯2025追い切り映像

日経新春杯2025の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。

【調教動画】2025年 日経新春杯|JRA公式
【注目馬 関係者インタビュー】2025年 日経新春杯|JRA公式

日経新春杯2025の最終予想

日経新春杯2025の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。

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