【シルクロードS2025追い切り評価／全頭診断】ソンシを上回る最高評価「Ｓ」はアノ馬！

シルクロードステークス2025追い切り評価／全頭診断になります。
当記事ではシルクロードステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

シルクロードステークス2025追い切り評価／全頭診断コメント

シルクロードステークス2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からＳ→Ａ→Ｂ→Ｃ→Ｄ→Ｅ(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

ウインカーネリアン

ウインカーネリアン　1月29日(水)　評価Ｓ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(良)	82.4	67.2	52.5	38.5	11.8	馬なり
1週前	美浦南W(良)	82.4	66.9	51.9	37.7	11.7	馬なり
前走最終	美浦南W(稍重)	84.0	67.7	53.2	38.8	11.3	馬なり

短距離路線でも堅実な走りを見せているウインカーネリアンは美浦のウッドチップコースでチギリ(牝3、1勝クラス)と併せました。

主戦の三浦騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を6～7馬身追走し、6F82秒4-上がり1F11秒8の時計で同時併入しています。
※僚馬(りょうば)：同じ厩舎に所属する馬のこと

1週前の22日も美浦ウッドで三浦騎手騎乗の元、コスモレオナルド(牡4、1勝クラス)と併せています。

このときも馬なりで馬場の外目から僚馬を8馬身追走し、6F82秒4-上がり1F11秒7の時計で1馬身先着していました。

僚馬の内目から立ち回りましたが年齢以上に筋肉量は豊富ですし、馬具の候かもあって集中力の高い走りを見せていました。

終いも2F12秒5から1F11秒7の加速ラップでスムーズにまとめることができています。

最終追い切りも1週前同様ウッドで併せ馬を置いて馬なりでしたが、1週前同様推進力ある動きでリズムよく立ち回れていました。

終いもじりじりと脚を伸ばして併入まで持ち込んでおり、1週前と差のない動きができています。

前走京阪杯(G3)のときと比較すると終いの伸びは遅れていますが全体時計は今回のほうが出ていたのでその影響もあるでしょう。

立ち回りもスムーズでしたし、年齢以上に馬体も仕上がっていたので好走にもできるのではないでしょうか。

今年の出走登録馬は特別抜けたパフォーマンスを見せた馬はいませんでしたが、その中ではウインカーネリアンが一番良い動きができていたと思います。

エイシンフェンサー

エイシンフェンサー　1月29日(水)　評価Ｅ(測定不能)
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			53.2	38.1	12.2	馬なり
前走最終	栗東坂路(良)			52.3	38.0	11.9	馬なり

今年のカーバンクルステークス(OP)を制したエイシンフェンサーは栗東坂路で単走を行いました。

主戦の川又騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで全体時計53秒2-上がり1F12秒2の時計で軽くまとめています。

前走カーバンクルステークスから中1週ということで中間追い切りは坂路でキャンターを3本のみでした。

最終追い切りは馬なりでしたが、JRAレーシングビュアーに時計が公開されていなかったので動きが分かりません。

馬なりで軽い調整だったので現状どれだけパフォーマンスを発揮できるか判断しがたいため、今回はE評価(測定不能)にしました。

なお、前走最終時と比較すると全体時計、終い時計ともに劣っていることから、前走の蓄積疲労があるかもしれません。

カピリナ

カピリナ　1月29日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦坂路(良)			56.4	40.3	12.8	馬なり
1週前	美浦坂路(良)			53.3	38.6	11.8	馬なり
前走最終	美浦坂路(重)			54.4	39.0	12.0	馬なり

前走の南総ステークス(3勝クラス)を勝利したカピリナは美浦坂路で単走を行いました。

レースで騎乗する戸崎騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F56秒4-上がり1F12秒8の時計で軽くまとめています。

1週前の22日も美浦坂路で追い切りを行っており、このときはフェンスブレイカー(牡3、未勝利))と併せています。

ここでも戸崎騎手が騎乗して馬なりで僚馬を4馬身追走し、4F53秒3-上がり1F11秒8の時計を記録しましたが僚馬に半馬身遅れています。

外ラチ沿いから僚馬を追いましたが、手前を替えてからの前脚の動きは少し開きがあるものの、踏み込みは力強さがありました。

僚馬に遅れていますが併せたフェンスブレイカーは4馬身先行しながら一杯に追われていたのでそこまで気にしなくても良いでしょう。

この一追いで最終追い切りの良化に期待したいです。

その最終追い切りは坂路で単走でした。

ここでも馬なりで追い切りを行いましたが、1週前と比較すると前脚の使い方が良くなっています。

ただ、軽めということもありますが時計は全く出ていません。

近走の最終追い切りは併せ馬が多かったのでその影響があるのかもしれませんが、坂路で時計を出すタイプなので、例え馬なりだったとはいえ時計が目立たなかったのは気になるところです。

馬体や動き自体は悪くなかったものの、時計があまり良くなかったので今回は間を取ってB評価にします。

クファシル

クファシル　1月29日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			51.5	37.4	12.3	馬なり
1週前	栗東CW(良)	83.0	67.4	52.8	37.7	11.7	馬なり
前走最終	栗東CW(不良)	83.9	68.9	53.5	38.3	12.0	一杯

前走醍醐ステークス(3勝クラス)を勝利したクファシルは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計51秒5-上がり1F12秒3の自己ベストで登坂しています。

1週前の22日は栗東ウッドで単走を行っています。

今回騎乗する松山騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで追われて6F83秒0-上がり1F11秒7の時計でまとめていました。

1週前追い切りは馬場の外目から馬なりで追われましたが、コーナーから直線に入ってしばらくは少し首の使い方がオーバーでした。

今回は約2か月ぶりのレースとなりますが、久々ということもあって少し身体はなまってそうです。

終盤は脚を大きく伸ばして走破できていますが、若干前脚も固そうに見えました。

もう少ししなやかな動きができていたら良かったです。

最終追い切りは坂路で単走、軽めに追い切りを行いましたが、1週前と比較すると下を向きながらも気合の乗った動きができています。

特に四肢は機敏に動かしていましたし、キックバックを見る限り力強さも見えられました。

馬なりで自己ベストを記録したのも良いですが、ただ、道中は右往左往しながらの追走で安定した走りかというと難しいところです。

1週前より動きは良くなりましたが、時計以上に課題も見受けられたので全体としてはまずまずといった仕上がりに見えました。

グランテスト

グランテスト　1月29日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			58.0	38.2	12.4	馬なり
前走最終	栗東坂路(良)			56.7	38.4	12.3	末強め

昨年のCBC賞(G3)で3着入線したグランテストは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計58秒0-上がり1F12秒4の時計で軽くまとめています。

前走の淀短距離ステークス(L)から中2週ということで中間追い切りは坂路が馬なりを1本だけ行っていました

最終追い切りも坂路で単走を行いましたが、前走からの間隔が短いことや比較的大柄な助手が騎乗したこともあって全体時計は出ていません。

それでも途中までは外ラチから気合の乗った動きができているのは悪くないでしょう。

ただ、終い2F11秒4から1F12秒4が示しているように、中盤以降になると失速していますし、舌もぺろりと出しているので少しバテ気味だったかもしれません。

ただ、グランテストは坂路で終い2Fが最速で1Fになると大きく減速するのがいつもの追い切りパターンです。

昨年のCBC賞や前走淀短距離ステークスのように、最終追い切りで減速ラップを踏みながらも好走したパターンは多々あるので追い切り以上にレースではやれていることを考えると、現状でも力は引き出せるかもしれませんよ。

ジャングロ

ジャングロ　1月29日(水)　評価Ｃ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			52.7	38.1	12.3	強め
前走最終	栗東坂路(良)			53.7	38.3	12.6	一杯

久しく勝利から遠ざかっているジャングロは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して強めに追われて全体時計52秒7-上がり1F12秒3の時計で登坂しています。

中間追い切りは昨年末から再開しており、坂路で17本の時計を記録し、変わらず坂路で入念に調整しています。

最終追い切りは坂路で強めに追い切りを行いましたが、馬場の真ん中から右手前、終盤は手前を替えつつ力強い脚色を見せています。

ただ、道中ヨレる箇所も少なくありませんでした。坂路で入念な調整を行っている割に操縦性は難がありそうです。

強めに追った割には時計もいい時期ほど目立ちませんでした。

3歳時はニュージーランドトロフィー(G2)を勝利したように素質に期待されていた馬でしたが、近走凡走が目立ちます。

好走するには大きな変化に期待したかったものの、最終追い切りを見る限りそこまで一変はなさそうでした。

好走には期待しづらいです。

シロン

シロン　1月29日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東CW(良)			54.1	38.9	12.4	馬なり
前走最終	栗東CW(良)			55.1	39.8	12.4	馬なり

シロンは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

レースでコンビを組む田口騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで追って4F54秒1-上がり1F12秒4の時計でまとめています。

中間追い切りは今月中旬から再開し、ウッドに特化した追い切りを8本行いました。

最終追い切りもウッドで前走同様4F追いを行っています。

直線に入ってからの映像しかありませんでしたが、かつてダートでも結果を重ねていただけあって前駆の筋肉量は豊富です。

道中は小刻みに脚を使って追えていましたし、見た目以上に身体もしなやかに感じました。

馬なりということで時計は出していませんが、機敏な動きができていたのは良かったです。

水曜日の時点で週末の京都競馬場界隈は雨マークが付いているので雨でタフな馬場になるようでしたら出し切れるかもしれません。

スリーアイランド

スリーアイランド　1月29日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			52.5	38.5	12.5	末強め
前走最終	栗東坂路(良)			50.9	37.0	12.2	一杯

スリーアイランドは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して末強めに追い、全体時計52秒5-上がり1F12秒5の時計でまとめていました。

前走から中2か月ぶりとなりますが、中間追い切りは今年に入ってから再開し、いつも通り坂路に特化した追い切りを10本行っています。

最終追い切りは坂路で末強めに追い切りを行いましたが、しっかりとした脚取りで追えていますし、手前替えもスムーズでした。

後ろ脚のキックバックを見る限りパワーも豊富ですし、力強さが感じられます。

時計はそこまで目立ちませんが、地味ながらも終い2F12秒7-1F12秒5で加速できているのも良いでしょう。

気合も乗ったと思いますし、順調に良化しているのではないでしょうか。

開幕の京都がかみ合うか難しいところですが、週末は雨マークがついていたので少しでも時計がかかるようでしたら力を発揮できるかもしれません。

セントメモリーズ

セントメモリーズ　1月29日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(良)	82.2	66.0	51.5	37.5	11.9	馬なり
1週前	美浦南W(良)	81.1	65.4	51.4	37.4	11.5	強め
前走最終	美浦南W(稍重)	82.7	66.2	51.4	36.9	11.6	馬なり

条件戦を3連勝してオープン入りを果たしたセントメモリーズは美浦のウッドチップコースでカヨウネンカ(牝6、3勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

デビューからすべてのレースで騎乗している石川騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりでカヨウネンカを2馬身追走し、6F82秒2-上がり1F11秒9の時計でカヨウネンカと同時併入しています。

1週前の22日は美浦ウッドでメタルスピード(牡5、2勝クラス)と併せていました。

このときも石川騎手が騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を3馬身追走する形で強めに追い、6F81秒1-上がり1F11秒5の時計で同時併入しています。

僚馬の内から追い切りを行いましたが、道中無駄なく動けており、いい動きを見せています。

手前替えは少し遅れたものの、馬体もまとまっていますし、終いも2F12秒3-1F11秒5の時計で加速することができました。

最後は併せたメタルスピードに併入まで持ち込まれていますが、メタルスピードも強めでしたし皐月賞(G1)で4着入線した馬なので強い相手に粘り強く好走できたのは良かったです。

最終追い切りは美浦ウッドで3頭併せを行っています。

3頭併せの真ん中から追い切りを行いましたが、少し頭は高かったもののコーナーでの立ち回りは器用でしたし、終いも2F12秒4から1F11秒9の加速ラップでまとめることができました。

1週前より時計は出していませんが馬なりだったので問題ないでしょうし、約3カ月ぶりの実戦でも脚取りは軽く、調子は良さそうです。

手前替えがスムーズならなお良かったものの、1週前には自己2番目に速い時計を記録していることから、いい仕上がりでレースに挑めそうでした。

ソンシ

ソンシ　1月29日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			53.1	38.1	11.9	馬なり
前走最終	栗東坂路(良)			53.7	38.0	11.6	馬なり

前走の淀短距離ステークス(L)の勝ち馬であるソンシは栗東坂路で単走を行いました。

西谷騎手が追い切りに騎乗(レース当日は川田騎手が騎乗)し、馬なりで4F53秒1-上がり1F11秒9の時計で登坂しています。

前走から中2週と間隔を詰めていますが、中間追い切りは坂路でキャンターを8本行っており、間隔のわりに本数は多めとなっています。

最終追い切りは馬なりで軽めに調整を行っていましたが、道中右手前をメインに登坂しています。

右手前で追っているときは少し左前脚が固く、頭も高いように見えましたが西谷騎手とのリズムよく折り合えています。

モタれもほとんどなくて体幹もしっかりしていましたし、淡々とリズムを刻みながらまとめることができました。

派手な動きではないですし、さらなる良化も可能だと思いますが、間隔を詰めてレースを使っている影響もあるのか、確かな脚取りでしたし、現状でもこの馬なりに力は引き出せそうです。

ダノンタッチダウン

ダノンタッチダウン　1月29日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(良)	82.1	66.9	52.2	37.5	11.8	一杯
1週前	美浦南W(良)	81.5	65.5	50.7	36.5	11.7	一杯
前走最終	栗東PT(良)		67.4	51.8	37.7	11.2	馬なり

約1年ぶりのレースとなるダノンタッチダウンは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から一杯に追い、6F82秒1-上がり1F11秒8の時計で強く負荷を掛けています。

1週前の23日にも美浦ウッドで追い切りを行い、このときはチザルピーノ(セ4、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行っていました。

このときも助手が騎乗し、馬場の真ん中からチザルピーノより1馬身先行する形で一杯に追われ、6F81秒5-上がり1F11秒7の時計を記録しましたがチザルピーノに1馬身遅れてしまいました。

3頭併せのもっとも外目から追い切りを行いましたが、道中歩様の大きな走りで立ち回っています。

手前替えもスムーズでし、直線で手が入ってからは少しずつ前進しましたが先に抜け出したチザルピーノには届いていません。

終いは2F11秒6-1F11秒7で持続力ある脚質を見せていましたが、一杯に追われていたとはいえ、1勝クラスのチザルピーノに届かなかったのは気になるところです。

ただ、全体時計や終いの伸びは悪くなかったので叩いて良化できれば良いでしょう。

最終追い切りはウッドで単走、ここでも一杯に追われましたが、1週前と違ってブリンカーを付けて追い切りを行いました。

道中は少し首を引き気味に追っていますが、キックバックは力強いです。

直線に入ってからもストライドの利いた大きな歩様で立ち回れているのも良いでしょう。

手前替えが遅れていますし、見方によってはフワッとした動きだったので判断が難しいところですが、個人的には休み明けにしては悪くない動きでした。

ダノンタッチダウンはかつて栗東の安田隆行厩舎の馬でしたが、安田調教師が定年退職したため、美浦の堀厩舎に転厩しています。

1年ぶりのレース、くわえて去勢緒戦のレースとなるためどこまでやれるか未知数ですが、実績だけ見たらかつて朝日杯FS(G1)で2着入りしているので、かつての輝きを取り戻せるか注目したいです。

ビッグシーザー　※取消

ビッグシーザー　1月29日(水)
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			53.3	37.5	12.1	馬なり
前走最終	栗東坂路(良)			52.6	37.5	12.1	馬なり

昨年の京阪杯(G3)の勝ち馬で有力候補だったビッグシーザーは重斤量を背負うことを考慮し、水曜日にレースの回避を決断しました。

今後は高松宮記念(G1)に直行するようです。

ピューロマジック

ピューロマジック　1月29日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			53.3	38.7	12.5	馬なり
1週前	栗東坂路(良)			51.3	37.5	12.1	強め
前走最終	栗東CW(良)			55.4	39.0	11.5	馬なり

昨年の北九州記念と葵ステークス(どちらもG3)を制したピューロマジックは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計53秒3-上がり1F12秒5の時計でまとめています。

1週前の22日にも坂路で単走を行い、このときは強めに追われて全体時計51秒3-上がり1F12秒1の自己ベストで最後まで脚色を伸ばしました。

道中は終始左手前で販路を駆け上がっていますが、約4か月ぶりのレースでも脚取りは軽く、何よりも自己ベストを記録できたのが良いでしょう。

若干身体は右にもたれつつありましたし、終いは脚の回転が落ちていましたが、それでも最後まで終い2F12秒3-1F12秒1で加速ラップを刻むことができましたし、久々でもこれだけ動けたら上等です。

最終追い切りも引き続き坂路で調整しました。

1週前に負荷を掛けたため馬なりで軽い調整でしたが、確かな脚取りで登坂できているのは悪くありません。

ただ、馬なりにしてはところどころ斜行しているので安定感があるといったら難しいところです。

1週前と比較すると少し物足りない内容でした。

今回初めて最終追い切りで坂路調整を行いましたが、1週前はなかなか希薄ある動きだったものの最終追い切りはそこまで目立ちません。

それでも、この馬なりにリラックスしてまとめていることから決して悪い内容ではなさそうですし、シルクロードステークスは勝利した葵ステークスと同じ舞台なので、週末の雨がどこかに行って開幕の高速馬場になるようでしたら三度(みたび)激走に期待できるかもしれないです。

プルパレイ

プルパレイ　1月29日(水)　評価Ｃ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			54.6	39.7	12.5	強め
前走最終	栗東坂路(良)			50.0	36.9	12.7	強め

プルパレイは栗東坂路で単走を行いました。

今回初コンビを組む高杉騎手が追い切りに騎乗し、強めに追われて4F54秒6-上がり1F12秒5の時計で登坂しています。

前走の淀短距離ステークス(L)から中2週と間隔を詰めていますが、中間追い切りは坂路追いを2本、ウッドでキャンターを5本行っています。

なお、映像はありませんが1週前の22日は坂路で単走を行い、一杯に追われて全体時計53秒5-上がり1F12秒1の時計で強く負荷を掛けました。

最終追い切りも強めに追って引き続き負荷を掛けていますが、強く追ったこともあって脚さばきはきびきびしています。

ただ、シャドーロールを付けている割に前方に集中できておらず、手前もころころ替えていました。

強めに追った割にいい時期ほど時計を出していないのもマイナス材料で、前走淀短距離ステークスの最終追い切り時と比較しても大きく減速しているのは気になるところです。

あまり好仕上がりではありませんでした。

ペアポルックス

ペアポルックス　1月29日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			52.8	38.4	12.6	馬なり
1週前	栗東坂路(良)			50.9	36.6	11.7	一杯
前走最終	栗東坂路(重)			54.4	38.8	12.6	馬なり

昨年のラピスラズリステークス(L)を制したペアポルックスは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F52秒8-上がり1F12秒6でサクッと流しています。

1週前の坂路で追い切りを行い、単走で一杯に追いました。

主戦の岩田康成騎手が追い切りに騎乗し、全体時計50秒9-上がり1F11秒7の自己ベストで登坂しています。

中盤以降の追い切りしか公開されていませんでしたが、強めに追ったこともあってきびきびとした動きを見せており、集中力の高い動きを見せています。

一杯に追われていたとはいえ自己ベストを記録できたのも良いですし、終いも2F11秒8-1F11秒7で持続性の高い走りを見せました。

今回は約2か月ぶりのレースということで多少寄れる箇所もありましたが、鞍上の指示にも応えるよう動きができていましたし、この一追いで良化に期待したいです。

最終追い切りは坂路で軽い調整でした。

ここは脚取りを確認するように少し頭を下方面に向けながら追い切りを行っていますが、丁寧な歩様でまとめることができています。

馬なりということもあって時計は出していませんが、大きなもたれもありませんし、スムーズな動きができていました。

1週前に強く追ったことで身体もまとまっていますし、追えば動けることでしょう。

時計以上にいい仕上がりに見えました。

マイヨアポア

マイヨアポア　1月29日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(良)		70.1	54.4	39.3	12.2	馬なり
1週前	美浦南W(良)	80.7	63.8	49.9	36.4	11.5	直強め
前走最終	美浦南W(良)		66.5	51.1	37.1	11.4	馬なり

前走ノルミエールオータムダッシュ(L)の勝ち馬であるマイヨアポアは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追い、5F70秒1-上がり1F12秒2の時計で軽い調整を行っています。

1週前の22日にも美浦ウッドで追い切りを行い、このときは助手騎乗の元、馬場の2分どころから直線強めに追われて6F80秒7-上がり1F11秒5の自己ベストで走破しています。

ここは直線強めに追い切りでしたが、約3か月ぶりのレースも影響しているのか、コーナーでは少し身体が重そうな動きでした。

ただ、直線に入って手前を替えてからは少し頭を低くしながら大きな歩様でまとめているように、気持ちは乗ってそうです。

馬場の内目を立ち回ったとはいえ従来の記録を1.3秒更新する自己ベストを記録できたのも悪くないですし、強く追ったことで最終追い切りまでに良化していることに期待したいです。

最終追い切りはウッドで馬なりの調整を行いましたが、1週前に強めに追われた影響もあって身体は少し身軽になったように見えます。

直線に入ってからは手前を替えることなく走破していますが、1週前よりは絞れた感じがしますし、少しずつですが良化の気配も感じられました。

大きな上積みはありませんでしたが、脚取りも軽くなっていましたし、この馬なりに上昇傾向にあるでしょう。

メイショウソラフネ

メイショウソラフネ　1月29日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			53.6	38.3	12.3	馬なり
前走最終	栗東坂路(良)			53.1	38.3	12.3	馬なり

昨年のタンザナイトステークス(OP)を制したメイショウソラフネは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F53秒6-上がり1F12秒3の時計でまとめています。

前走淀短距離ステークス(L)から中2週と間隔を詰めていますが、中間追い切りは坂路でキャンターを8本、ウッドでもキャンターを2本行っており、本数を重ねて現状維持に取り組んでいました。

最終追い切りも引き続き坂路で軽い調整でしたが、外ラチに近い場所から機敏な脚さばきで動けているように、気合は乗っています。

ただ、後ろ脚の幅が大きくて綺麗な走りといわれると少し難しいです。

ところどころもたれる箇所もあったので粗削りな部分もありそうです。

一長一短な追い切りだったので、及第点までとしておきます。

レッドアヴァンティ

レッドアヴァンティ　1月29日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(良)	83.0	66.2	51.5	37.3	11.8	強め
1週前	美浦南W(良)	83.0	66.1	50.8	36.6	11.8	強め
前走最終	美浦南W(良)	83.9	6.1	52.2	37.5	11.5	強め

前走のキビタキステークス(3勝クラス)を制したレッドアヴァンティは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の外目から強めに追い、6F83秒0-上がり1F11秒8の時計でまとめています。

1週前の23日にも美浦ウッドで助手騎乗の元、外ラチ沿いから単走を行い、強めに追われて6F83秒0-上がり1F11秒8の時計で負荷を掛けました。

今回は約2か月ぶりのレースでしたが、序盤から回転の速い脚さばきで動けており、気合の乗りも上々でした。

直線に入って手前を替えてからは少し頭が横に向く場面もありましたがすぐに前方に視線を戻し、終い3F12秒7-2F12秒1-1F11秒8で段階的に脚を伸ばしています。

全体時計はそこまで目立ちませんが、気合の乗った前向きな動きができていたのは好印象でした。

久々ということで少し太い感じもしましたが、しっかり追うことができたので最終追い切りでさらなる良化に期待したいです。

その最終追い切りも引き続きウッドコースで強めに追いましたが、コーナーでは始めは左手前で一度右手前に替え、直線に入ってから再び左手前に替えて走破しています。

序盤が左手前だった点は気になりますが、その点を除けば1カ月前同様気持ちの乗った動きを見せていましたし、終いも2F12秒0-1F11秒8の加速ラップでまとめ切ったのも良かったです。

ただ、後ろ姿を見る限り、まだ太さはありそうです。

もう少し絞ることができればなお良かったものの、精神的な前向きさは感じられた点は良いでしょう。

初めての重賞挑戦で相手関係は手ごわくなっていますが、どこまでやれるか注目したいです。

シルクロードステークス2025追い切り評価ランキング

評価	馬名
Ｓ	ウインカーネリアン
Ａ	セントメモリーズ ペアポルックス
Ｂ	カピリナ クファシル グランテスト シロン スリーアイランド ソンシ ダノンタッチダウン ピューロマジック マイヨアポア メイショウソラフネ レッドアヴァンティ
Ｃ	ジャングロ プルパレイ
Ｄ
Ｅ(測定不能)	エイシンフェンサー

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シルクロードステークス2025追い切り映像

シルクロードステークス2025の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。

YouTubeの動画で見たいという方は「JRA公式チャンネル」で1月31日(金曜)の17時に公開されるのでチェックしてみましょう。

シルクロードステークス2025の最終予想

シルクロードステークス2025の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。