「競馬新聞の予想印の評価ってどういう順番?」
「それぞれの印はどういう意味?」
今回は、競馬新聞に書かれている「◎〇▲△☆注」などの印それぞれの意味と評価順、印を用いた初心者予想方法をご紹介します。
この予想印を覚えるだけで競馬初心者でも簡単に予想を始めることができます。サクッと覚えてしまいましょう!
競馬新聞の予想印(◎〇▲△注☆×)の一般的な意味と評価順を徹底解説!
一般的な評価順 | 印の種類 | 名称 | 意味 |
---|---|---|---|
1 | ◎ | 本命 | 最も1着になる可能性が高い、また最も3着以内に入る可能性が高い |
2 | 〇 | 対抗 | 2番目に好走する可能性が高い |
3 | ▲ | 単穴 | 3番目に好走する可能性が高い |
4 | △ | 連下 | ◎〇▲に比べ評価は低いが、2~3着にはくる可能性が高い |
そもそも、印の評価順は予想方法によって少し異なる部分はありますが、一般的にはこのような評価順で認識されています。
単勝の場合、◎は「最も1着になりそうな馬」ですが、複勝の場合は「最も3着以内に入りそうな馬」になります。本命は買い方によるってことですね!
これは、テレビで芸能人が発表している予想のほうがわかりやすいですね。人によって印の意味が異なっているはずです。こんなこともわかっていると、他人の予想を見るのがさらにおもしろくなりますよ!

さて、ここからはそれぞれの印をもう少し詳しく解説していきます。
◎(本命)とは?
「最も1着になる可能性が高い」「最も3着以内に入る可能性が高い」という意味を表します。いわゆる馬券の「軸」になる馬ですね。
先ほどお伝えした通り、買い方によって印の意味合いは異なりますので、逆に言えば、「◎を打つことで当たる確率が最も高くなる馬」と言うことができるでしょう。
〇(対抗)とは?
「2番目に好走する可能性が高い」という意味です。◎(本命)には少し劣るが、十分信頼がおける馬に〇を打ちます。
決して、「2着になる可能性が高い馬」ではありませんので、ご注意を!
▲(単穴)とは?
「3番目に好走する可能性が高い」という意味です。〇(対抗)には少し劣るが、十分信頼がおける馬に▲を打ちます。
展開次第では逆転も可能とされる馬に打つ印なので、穴馬好きの方は注目するとよいでしょう。
△(連下)とは?
◎〇▲に比べ評価は低いが、2~3着にはくる可能性があると予想させる馬に打つ印です。もちろん、順番としては4番手なので、評価が高い馬であることに間違いはありません。
注(注意)とは?
予想紙によっては使われることがあるのが「注」。印の定義はあいまいですが、一般的には「穴馬」に使用されることが多いです。
人気馬ではないけど、一発逆転あるから要注意という意味と捉えるのがよいでしょう。
☆(穴)とは?
ネット上の競馬予想などで使用されることがある印ですが、◎〇▲△以外の有力馬に打たれることが多いです。
×(穴)とは?
人気はないが、全くノーマークにはできないという馬に打たれる印です。こちらも意味は少しあいまいですが、いわゆる「THE 穴馬」ですね。
関東と関西、新聞紙による予想印の認識の違い
関東と関西だと印の認識が違う?
予想印の認識について、関東と関西では多少違いがあるようです。
おおむね関東圏では「◎→○→▲→△」、関西圏では「◎→○→▲→△→×」が評価順となっている。
引用:Wikipedia
違いはありつつも、◎→○→▲→△という評価順は全国共通ですね!
新聞紙(予想紙)による評価の差は?

日本には「競馬エイト」「優馬」「競馬ブック」「勝馬」「研究ニュース」などなど、様々な予想紙があります。
予想紙ごとに評価順や意味は異なるかもしれませんが、だいたいは変わりません。
プロの予想屋やトラックマンの予想はあくまでも参考材料ですので、各予想紙ごとの評価を細かく気にしすぎなくてOKです!
最後は自分を信じて購入しましょう。それが競馬を楽しむ上で忘れてはいけない最低限の心構えですよ!
予想印には俗称(通称)がたくさんある!

予想印には、様々な俗称があります。以下に代表的な例をまとめてみました。
- ◎・・・デンデンムシ・グリグリなど
- △・・・しろさんかく、複穴など
- ●・・・蛇の目、まるどんなど
- ★・・・爆弾など
全国には他にもたくさんの呼び方があるかもしれません。仲間内で共通の呼び方を決めて予想を楽しむのもありですね!
初心者必見!予想印を参考にした馬券の買い方
さて、今回は筆者が愛用している「優馬」を参考に実際に予想した例をご紹介しましょう!
今回は例として、2019年10月に行われた「ジャパンカップ」を使用します!
まずは、競馬新聞に書かれている実際の予想印を見てみましょう!以下の画像をご覧ください。
予想の前に触れておきたいのが、初心者が新聞を見て予想する場合は細かいことを気にしないでいいということ。「予想印」と「騎手」、「名前」を見れば十分ですよ!
さて、予想師を見てみると、◎(本命)と〇(対抗)の印が一番多い馬が1番の「アーモンドアイ」。そして鞍上は現役トップジョッキーのルメールさん。これは1着の可能性が高そうだ……。
⇒軸は1番の「アーモンドアイ」に決定!
次に評価が高そうなのが3番「サトノダイヤモンド」と11番「スワーヴリチャード」。判断がつかないから両方買ってみよう!
⇒「サトノダイヤモンド」と「スワーヴリチャード」も購入決定!
初心者とは言いつつ、ちょっと人気のない馬も買ってみたいなぁ……。他の馬を見てみると、8番「キセキ」と9番「シュヴァルグラン」に、穴馬の意味を表す「▲」と「注」の印が!!!よし、この2頭も買ってみよう!
⇒「キセキ」と「シュヴァルグラン」も購入決定!
買う馬が決まったら、最後に買い方とお金を決めます。今回は、1~3着にくる馬を当てる「三連複」で挑戦してみましょう。
私の本命は「アーモンドアイ」(軸)で、その他の4頭を含めて買います。1点100円(最小金額)として、計600円となります!

ということで、印を参考にした予想方法を解説してみました。初心者でも簡単だったのではないでしょうか?
ちなみに、このレースはもちろん本当にあったレースなのですが、1番の「アーモンドアイ」が歴代最速記録で圧勝しました。
歴代最強と呼び声の高い「アーモンドアイ」。今後の活躍に期待ですね!
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さぁ、これで予想印の意味や実際の買い方まで理解いただけたと思います。あとは実際に競馬場に行き、競馬を楽しむだけですね!スマホで気軽に競馬を楽しみたいという方はこちらの記事もご覧ください。
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ここまで読んで頂いた皆様、ありがとうございました。
それでは競馬場でお会いしましょう!