【京都新聞杯2022予想】川田騎手と浜中騎手が絶好調!ディープ産駒は◎
京都新聞杯2022の注目馬3頭、穴馬2頭を公開しています。
コースの特徴や競走馬の血統、過去10年のデータから予想していきます!
枠順確定後に最終買い目を発表します。
京都新聞杯2022の概要
京都新聞杯は、そのレース名の通り、本来であれば京都競馬場で開催されます。
ところが、一昨年から施工されている京都競馬場の改修工事のため、昨年に引き続き中京の芝2,200mで開催されることになりました。
京都新聞杯はダービートライアルではありませんが、よほどのことがない限りここで上位入選した馬は賞金を加算できるのでダービーへの出走が叶います。
過去にはスペシャルウィークやキズナ、ロジャーバローズといった馬が京都新聞杯をステップにダービーを勝利しました。
ダービーの前哨戦として、注目度の高いレースなのです。
京都新聞杯2022の開催内容
開催日 | 5月7日(土) |
格付け | G2 |
開催競馬場 | 中京競馬場 |
コース | 芝2,200m |
性齢 | 3歳 |
斤量 | 馬齢 |
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京都新聞杯2022が開催される中京の芝2,200mの特徴
中京の芝2,200mのスタート地点は4コーナー付近のポケットです。スタート直後、中京のホームストレッチの直線は約412mあります。長い直線の途中には中山に次いで傾斜のきつい上り坂があるため、テンはゆったりになりやすいです。
1コーナーから2コーナーにかけてもゆったりとした上り坂を駆け上がりますが、向こう正面からはしばらく下り坂が続きます。そのため、向こう正面から3.4コーナーにかけてペースが上がりやすく、まくりも度々発生します。
4コーナーを過ぎると再び400mを超える長い直線が待ち受けています。同時に、スタート直後に上った坂道も同じように立ちふさがります。
そのため、距離以上にスタミナ勝負になりやすいのが中京芝2,200mの特徴です。また、逃げや先行馬が崩れることも多々あるので差しや追い込みも決まることが多いです。
京都新聞杯2022の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | メイショウラナキラ | 牡3 | 56.0 | 秋山真一郎 |
2 | リカンカブール | 牡3 | 56.0 | 藤岡康太 |
3 | アスクワイルドモア | 牡3 | 56.0 | 岩田望来 |
4 | ストップザタイム | 牡3 | 56.0 | 古川吉洋 |
5 | ミスターホワイト | 牡3 | 56.0 | 吉田隼人 |
6 | アップデート | 牡3 | 56.0 | 浜中俊 |
7 | リアド | 牡3 | 56.0 | 川田将雅 |
8 | ショウナンアデイブ | 牡3 | 56.0 | 池添謙一 |
9 | ボルドグフージュ | 牡3 | 56.0 | 松田大作 |
10 | ブラックブロッサム | 牡3 | 56.0 | D.レーン |
11 | ヴェローナシチー | 牡3 | 56.0 | 酒井学 |
12 | ポッドボレット | 牡3 | 56.0 | 福永祐一 |
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過去10年の京都新聞杯のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2012 | 1 | 2 | トーセンホマレボシ | 5 | 大寒桜賞 | 1 |
良 | 2 | 10 | ベールドインパクト | 2 | 皐月賞(G1) | 7 |
3 | 6 | エキストラエンド | 1 | 弥生賞(G2) | 5 | |
2013 | 1 | 5 | キズナ | 1 | 毎日杯(G3) | 1 |
良 | 2 | 8 | ペプチドアマゾン | 9 | あずさ賞 | 1 |
3 | 12 | ジャイアントリーブ | 11 | 山桜賞 | 2 | |
2014 | 1 | 3 | ハギノハイブリッド | 3 | 新緑賞 | 1 |
良 | 2 | 11 | サウンズオブアース | 8 | はなみずき賞 | 1 |
3 | 5 | ガリバルディ | 5 | 500万 | 2 | |
2015 | 1 | 4 | サトノラーゼン | 2 | はなみずき賞 | 1 |
良 | 2 | 2 | ポルトドートウィユ | 1 | 若葉S(OP) | 4 |
3 | 15 | アルバートドック | 6 | 毎日杯(G3) | 4 | |
2016 | 1 | 2 | スマートオーディン | 1 | 毎日杯(G3) | 1 |
良 | 2 | 11 | アグネスフォルテ | 9 | はなみずき賞 | 6 |
3 | 9 | ロイカバード | 4 | きさらぎ賞(G3) | 3 | |
2017 | 1 | 11 | プラチナムバレット | 2 | はなみずき賞 | 1 |
良 | 2 | 3 | サトノクロニクル | 1 | 水仙賞 | 2 |
3 | 2 | ダノンディスタンス | 6 | すみれS(OP) | 5 | |
2018 | 1 | 13 | ステイフーリッシュ | 7 | 共同通信杯(G3) | 10 |
良 | 2 | 8 | アドマイヤアルバ | 11 | 500万 | 1 |
3 | 15 | シャルドネゴールド | 4 | 毎日杯(G3) | 7 | |
2019 | 1 | 12 | レッドジェニアル | 11 | アザレア賞 | 4 |
良 | 2 | 3 | ロジャーバローズ | 2 | スプリングS(G2) | 7 |
3 | 6 | サトノソロモン | 7 | 大寒桜賞 | 7 | |
2020 | 1 | 6 | ディープボンド | 4 | 皐月賞(G1) | 10 |
良 | 2 | 11 | マンオブスピリット | 3 | つばき賞 | 1 |
3 | 10 | ファルコニア | 2 | スプリングS(G2) | 4 | |
2021 | 1 | 10 | レッドジェネシス | 3 | ゆきやなぎ賞 | 1 |
良 | 2 | 4 | ルペルカーリア | 1 | 毎日杯(G3) | 4 |
3 | 8 | マカオンドール | 2 | 大寒桜賞 | 1 |
【血統】ディープは◎、キンカメは×
過去10開催でディープインパクト産駒は24頭が出走していて【4-3-6-11】の好成績を収めています。
それに対して、キングカメハメハ産駒は過去10開催で8頭が出走したものの、勝ち馬は2019年のレッドジェニアルのみで残る7頭は馬券外でした。
今年出走するディープインパクト産駒(もしくはディープインパクトの孫)は
・アスクワイルドモア(父キズナ)
・ショウナンアデイブ(父ディープインパクト)
・ゼンノインヴォーク(父シルバーステート)
・リアド(父ディープインパクト)
・リカンカブール(父シルバーステート)
上記の5頭がディープインパクト系の産駒です。
キングカメハメハ系の産駒はメイショウラナキラ(父ドゥラメンテ)の1頭のみ該当します。
【騎手】川田騎手と浜中騎手が絶好調
過去10開で好調なのが川田騎手と浜中騎手です。
川田騎手は過去に8回騎乗し【2-1-1-4】、浜中騎手は過去7回の騎乗で【1-2-1-3】と好調です。
昨年は中京で開催されましたがそのときも川田騎手は1着、浜中騎手は3着で入選していて開催場所が変わっても好調です。
今年は川田騎手はリアド、浜中騎手はアップデートに騎乗します。
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過去10年の京都新聞杯の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【2-3-1-4】 | 20.0% | 50.0% | 60.0% |
2番人気 | 【2-2-2-4】 | 20.0% | 40.0% | 60.0% |
3番人気 | 【2-1-0-7】 | 20.0% | 30.0% | 30.0% |
4~6番人気 | 【2-0-5-23】 | 6.7% | 6.7% | 23.3% |
7~9番人気 | 【1-3-1-25】 | 3.3% | 13.3% | 16.7% |
10番人気以下 | 【1-1-1-50】 | 1.9% | 3.8% | 5.7% |
1.2番人気は素直に評価
ほかの重賞レースと比較すると、人気馬の信頼度はそこまで高くありませんがそれでも1.2番人気の馬はともに複勝率6割をキープしています。
過去10開催のうちの8開催において、1.2番人気の馬は最低でもどちらかは馬券に絡んでいるので上位人気勢は信頼に置けるでしょう。
不人気馬の激走も多々起きる
過去10開催で馬券に絡んだ30頭のうちの8頭が7番人気以下の馬でした。
台頭した不人気馬の中にはサウンズオブアースやステイフーリッシュなど、古馬になってからも活躍した馬が多数います。
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過去10年の京都新聞杯の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【0-1-0-13】 | 0.0% | 7.1% | 7.1% |
2枠 | 【4-0-1-9】 | 28.6% | 28.6% | 35.7% |
3枠 | 【1-2-1-12】 | 6.3% | 18.8% | 25.0% |
4枠 | 【0-3-1-14】 | 0.0% | 16.7% | 22.2% |
5枠 | 【1-0-1-17】 | 5.3% | 5.3% | 10.5% |
6枠 | 【0-1-2-17】 | 0.0% | 5.0% | 15.0% |
7枠 | 【2-3-2-14】 | 9.5% | 23.8% | 33.3% |
8枠 | 【2-0-2-18】 | 9.1% | 9.1% | 18.2% |
2枠好調も昨年は馬券に絡めていない
枠における成績を見ると、2枠に入った馬が4勝していてダントツで成績がいいです。
しかしながら、2枠の馬が激走したのはいずれも京都開催によるものです。昨年は中京で行われましたが2枠の馬は馬券に絡めていないので今年に限り、枠のデータは重視しなくてもよさそうです。
過去10年の京都新聞杯の前走別成績
前走 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
G1 | 【1-1-0-10】 | 8.3% | 16.7% | 16.7% |
G2 | 【0-1-2-6】 | 0.0% | 11.1% | 33.3% |
G3 | 【3-1-3-7】 | 21.4% | 28.6% | 50.0% |
OP※1 | 【0-1-1-14】 | 0.0% | 6.3% | 12.5% |
1勝クラス | 【6-6-4-49】 | 9.2% | 18.5% | 24.6% |
未勝利 | 【0-0-0-27】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
前走は重賞もしくは1勝クラスの馬が調子がいい
過去10開催で馬券に絡んだ30頭のうちの12頭が前走が重賞で、16頭が前走が1勝クラスでした。
単勝率で見ると前走がG1、G3の馬、そして1勝クラスの馬が好調ですね。
今年の出走馬で前走がG3もしくは1勝クラスの馬は
・アスクワイルドモア
・アップデート
・ゼンノインヴォーク
・テーオードレフォン
・ブラックブロッサム
・ボルドグフージュ
・マイネルクリソーラ
・メイショウラナキラ
・リアド
上記の9頭が該当します。
前走が未勝利の馬は全滅
前走が未勝利だった馬は過去10年で27頭が出走しましたが、一頭も馬券に絡めていません。
前走が未勝利の馬は問答無用で馬券から外してもいいでしょう。
今年の出走馬で前走が未勝利の馬は
・ストップザタイム
・セイクリッド
・ミスターホワイト
・リカンカブール
上記の4頭が該当します。
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京都新聞杯2022の注目馬3頭
ここで結果を残した馬はダービーの切符を手にしたといっても過言ではありません。
今年の京都新聞杯の出走馬から注目したい馬を3頭紹介します。
ブラックブロッサム
現在2戦2勝と無敗で京都新聞杯に向かうブラックブロッサムが今年の中心となるでしょう。
前走の大寒桜賞では2着に入線したサンライズエースを8馬身差突き放して完勝しました。デビューから2戦とも中京を使われていて舞台適性も全く問題ありません。
鞍上も一昨年リスグラシューで大車輪の活躍を見せたD.レーン騎手が騎乗します。前走の青葉賞では結果を残せませんでしたが、一昨年のような活躍に期待したいですね。
ポッドボレット
前走のすみれステークスではのちに青葉賞で1番人気に支持されたレヴァンシル、そして若葉ステークスにて2着に入線したヴェローナシチー相手に勝利しています。
すみれステークスから皐月賞には向かわず、ダービーの前哨戦ともいえる京都新聞杯を選んだことで陣営はダービーへの調整を整えているはずです。
鞍上も今年好調な福永騎手が騎乗しますし、上位人気する一頭でしょう。
リアド
前走の毎日杯は2番人気に支持したものの、稍重馬場に泣かされて5着に敗れてしまいました。ポテンシャルは確かなものがありますしデビューから常に人気の馬でした。
兄弟にギルデッドミラーやストロングタイタン、ミラアイトーンといった馬がいるように良血一族でもあります。
良馬場では高いパフォーマンスを発揮できる馬なので、当日の馬場で買い目にいれるか判断したいところです。
京都新聞杯2022の穴馬2頭
京都新聞杯は伏兵も台頭しやすいレースです。 穴馬のなかから好走する可能性のある馬を2頭紹介します。
ヴェローナシチー
現時点で5番人気の馬でそこまで穴人気しているわけではありません。
この馬は若葉ステークスにて2着に入線したことで、皐月賞に出走できましたが中山向きではないということで、優先出走権の権利を放棄しダービーに照準を定めました。
長い直線を得意としているので中京でも力は発揮しやすいでしょうし、近走を見ても大崩れがないので馬券内も十分あり得ます。
アップデート
前走のアザレア賞では最高峰の位置から追い込みを仕掛けましたが、勝ち馬とはタイム差なしの3着に敗れてしまいました。
それでも痛烈な追い込みで3着に入線したことで、前々走の結果は完全にフロックではないことが証明されました。
テン乗りとはいえ京都新聞杯と相性がいい浜中騎手が騎乗する点もプラス評価したいですね。
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京都新聞杯2022の最終買い目
本命は7番リアド
父 | ディープインパクト |
母 | タイタンクイーン |
母父 | Tiznow |
主な勝ち鞍 | 2歳新馬 |
前走 | 毎日杯(G3) 5着 |
京都新聞杯と相性のいい川田騎手が騎乗する点を高く評価したいのと、リアドがもしダービーに出走するのであればここは何がなんでも勝利して賞金を加算しなくてはなりません。
川田騎手は仕事人で、リアドがダービーに出走するためには最善を尽くします。そもそもリアド自身前々走の若駒ステークスと新馬戦で高いパフォーマンスを発揮しているので期待値が高いです。
前走の毎日杯は5着に敗れていますが、稍重馬場を考慮すれば及第点。京都新聞杯が開催される土曜日の中京界隈は晴れるようなので乾いた馬場で末脚を伸ばしてほしいです。
対抗は12番ボッドボレット
父 | ジャスタウェイ |
母 | シーエスシルク |
母父 | Medaglia d’Oro |
主な勝ち鞍 | すみれS(L) |
前走 | すみれS(L) 1着 |
前走のすみれステークスではのちに青葉賞で1番人気に支持されるレヴァンシル、そしてヴェローナシチーといった強敵を真っ向からねじ伏せ勝利しました。
ここは相手関係を見てもこの馬がポテンシャル上位であることは間違いないです。
出し切れればあっさり勝ち切ってもおかしくありません。
単穴には10番ブラックブロッサム
父 | キタサンブラック |
母 | ポーレン |
母父 | Orpen |
主な勝ち鞍 | 大寒桜賞 |
前走 | 大寒桜賞 1着 |
現時点で断然1番人気に支持されているブラックブロッサムは前走の大寒桜賞にて、2着馬以降を8馬身差突き放して完勝しました。
デビューから中京を2戦使ってともに勝利しているので中京適性は文句なしです。
ただし、前走の大寒桜賞が重馬場で高いパフォーマンスを発揮したのに対し、デビュー戦は良馬場で2着馬にコンマ1秒差の勝利を考えると、意外とスピード素質は高くないのかもしれないです。
雨で馬場がタフになる方がパフォーマンスを発揮すると思い、単穴に評価を下げました。
馬連流し
軸馬:7
相手:3、10、12
三連複フォーメーション
1頭目:7
2頭目:3、10、12
3頭目:3、10、12