この記事では、中京競馬場 芝2200mのコースの特徴を競馬初心者向けに独自に解説しています。「これから競馬を始める!」「競馬場について知識がほとんどない……」という方に少しでもお役に立てれば嬉しいです。ぜひ予想の参考にしてみてくださいね。
中京の芝2200はここをチェック!
・坂を2度通るため、逃げ馬がバテやすい
・末脚勝負になりやすく、ディープインパクト産駒の成績がまずまず
・ハーツクライ産駒の複勝率が33%と高い!
コースの特徴・攻略情報
重賞が組まれていない中京芝2200mコースでは、3勝クラスの名古屋城ステークスや2勝クラスの名鉄杯がメインになっています。
スタート地点は第4コーナー終わり際の少し奥まった地点。そのため、ゴールまでのだらだら坂を2回上ることになり、逃げ馬はいくらペースをうまくキープしても最後はばてて馬群に沈んでしまうことが多いです。
2200mという非根幹距離(400mで割り切れない距離)という事もあり、ペースが落ち着きやすく、末脚勝負になることがほとんど。
しかしここで注目したいのは、種牡馬成績。末脚といえばのディープインパクト産駒は勝率12.2%複勝率28.6%とまずまずの成績ですが、それ以上に好走しているのがハーツクライ産駒。
勝率は10.8%複勝率33.3%という数字に加えて、単勝、複勝回収率はどちらも100%超え。
ディープインパクト産駒に多い、「途中足をためて末脚を発揮する」という走り方に対し、ハーツクライ産駒は「緩みないペースですすめ、後半押し切る」というイメージ。
東京コースと違い、ほぼゴールまで上りっぱなしのコース形態が、一瞬の脚より、トップスピード持続型の足を出せるハーツクライ産駒の好走につながっている様です。
ディープインパクト産駒が人気になっているような場合は、その馬よりもスピードをタフに活かせるハーツクライ産駒から、馬券を組んでいくのも良さそうですね。