【テレ玉杯オーバルスプリント2022予想】1番人気の勝ち馬はゼロ…

2022年9月20日

sakaida

テレ玉杯オーバルスプリント2022予想の最終買い目を更新しました。

テレ玉杯オーバルスプリント2022の注目馬3頭、穴馬2頭を公開しています。
コースの特徴や競走馬の血統、過去10年のデータから予想していきます！

目次（読みたい項目をタップ）

テレ玉杯オーバルスプリント2022の概要

オーバルスプリントは南関競馬にある浦和競馬場で開催されるダートの短距離レースです。

オーバルスプリントは上半期に開催されるさきたま杯と全く同じ舞台で開催されます。

しかし、オーバルスプリントはJpn3戦ながらも翌月以降にはマイルチャンピオンシップ南部杯やJBCスプリントと言った短距離～マイルJpn1が控えています。

そのため、叩きの一戦としてここを走る有力馬も多く、Jpn3ながらも層の厚いメンバーが集まります。

中央から参戦する馬も多いですが、舞台が小回りの浦和なので、コースを立ち回る器用さも求められますよ。

テレ玉杯オーバルスプリント2022の開催内容

開催日	9月21日(水曜)　16:25発走
格付け	Jpn3
開催競馬場	浦和競馬場　浦和11R
コース	ダート1,400m
性齢	3歳以上
斤量	別定
1着賞金	2500万円

テレ玉杯オーバルスプリント2022が開催される浦和のダート1,400mの特徴

浦和のダート1,400mは短距離レースですが、地方競馬の中でも1周が1,200mで短いのでコーナーを4つ回るコースとなっています。

スタート地点は4コーナーの出口付近で、最初の1コーナーまでの距離は約300mです。

1.2コーナーは小回りゆえカーブがきつく、必然的にペースは落ちます。

各馬はコーナーで息を整えつつ、向こう正面に入ります。

向こう正面はホームストレッチ同様300mほどです。

この向こう正面の後半がラスト3Fなので、このあたりからペースを上げたいところです。

ところが、浦和は3.4コーナーもカーブがきつくてなかなかペースを上げづらいのが実状です。

なぜなら、ペースを殺しながらコーナリングを行わないと外に振り回されてしまうからです。

コーナーを抜けると最後の直線に入ります。

最後の直線は約200mです。

浦和は前残りが顕著です。

なぜなら、浦和は最後の直線が200mしかないからです。

浦和は小回りなので、差しや追い込み馬は道中でまくらなければいけません。

競走馬が全力で走ることができるのは3Fと言われていて、残り600mの標識で動き出すのが理想です。

ところが、浦和のラスト3Fは向こう正面にあります。

まくるためにはペースを上げなければいけませんが、浦和は3.4コーナーのカーブがきついためかわして前に躍り出るのが難しいです。

スパートが上げづらいので、差しや追い込み馬の好走率は極端に下がるのです。

そのため、レース前半でいかに前のポジションを確保できるかが勝敗を左右します。

テレ玉杯オーバルスプリント2022の出走馬

馬番	馬名	性齢	斤量	騎手
1	イバル	牡5	54.0	内田博幸
2	パーソナルマキ	牡9	54.0	七夕裕次郎
3	ユアマイラブ	牡9	54.0	浅野皓大
4	バーナードループ	牡5	57.0	福原杏
5	ティーズダンク	牡5	54.0	和田譲治
6	メスキータ	牡6	54.0	細川智史
7	プレシャスエース	牡9	54.0	左海誠二
8	オパールシャルム	牝5	52.0	江田照男
9	リメイク	牡3	52.0	福永祐一
10	ダウラギリ	牡5	54.0	寺島憂人
11	シャマル	牡4	55.0	川須栄彦

過去10年のテレ玉杯オーバルスプリントのデータと傾向

年馬場	着順	馬番	馬名	人気	前走	前走着順
2012	1	9	アースサウンド	2	BSN賞(OP)	3
良	2	6	トーセンアレス	7	ブリリアントS(OP)	3
	3	3	デュアルスウォード	3	BSN賞(OP)	7
2013	1	6	セイントメモリー	4	サンタアニアT(重賞)	1
良	2	7	タイセイレジェンド	3	クラスターC(Jpn3)	2
	3	4	ジョーメテオ	6	スパーキングサマーC(重賞)	2
2014	1	5	キョウエイアシュラ	4	NST賞(OP)	4
不良	2	2	エーシンビートロン	1	サマーチャンピオン(Jpn3)	1
	3	9	アドマイヤサガス	2	クラスターC(Jpn3)	4
2015	1	6	レーザーバレット	2	サマーチャンピオン(Jpn3)	3
良	2	2	ルベーゼドランジェ	5	クラスターC(Jpn3)	10
	3	11	タガノトネール	1	サマーチャンピオン(Jpn3)	1
2016	1	5	レーザーバレット	5	NST賞(OP)	6
重	2	10	ソルテ	1	さきたま杯(Jpn2)	1
	3	12	レガルスイ	7	スパーキングサマーC(重賞)	4
2017	1	7	サイタスリーレッド	2	クラスターC(Jpn3)	3
稍重	2	3	レーザーバレット	5	サマーチャンピオン(Jpn3)	4
	3	5	ブルドッグボス	3	クラスターC(Jpn3)	1
2018	1	2	ノブワイルド	4	長月特別(A2B1)	1
稍重	2	12	オウケンビリーヴ	2	クラスターC(Jpn3)	1
	3	8	トーセンハルカゼ	9	長月OP(OP)	5
2019	1	2	ノブワイルド	3	プラチナC(重賞)	1
稍重	2	5	ワイドファラオ	2	ユニコーンS(G3)	1
	3	9	ヤマニンアンプリメ	1	クラスターC(Jpn3)	1
2020	1	10	サクセスエナジー	3	プロキオンS(G3)	10
良	2	6	ベストマッチョ	4	プラチナC(重賞)	1
	3	3	ノブワイルド	1	習志野きらっと賞(重賞)	1
2021	1	12	テイエムサウスダン	2	かきつばた記念(Jpn3)	2
良	2	6	ティーズダンク	5	スパーキングサマーC(重賞)	2
	3	10	アランバローズ	3	東京ダービー(重賞)	1

【所属】地方所属馬が活躍している

所属	成績	単勝率	連対率	複勝率
中央	【7-6-4-22】	17.9%	33.3%	43.6%
地方	【3-4-6-46】	5.1%	11.9%	22.0%

所属	成績	単勝率	連対率	複勝率
浦和	【2-2-4-27】	5.7%	11.4%	22.9%
大井	【1-1-0-8】	10.0%	20.0%	20.0%
川崎	【0-1-0-3】	0.0%	25.0%	25.0%
船橋	【0-0-2-8】	0.0%	0.0%	20.0%
その他の地方	【0-0-0-18】	0.0%	0.0%	0.0%

過去10年のオーバルスプリントで馬券に絡んだ30頭のうちの13頭が地方所属馬です。

基本的に交流重賞はJRA勢が馬券内を独占する傾向が強いです。

しかしながら、オーバルスプリントでは地方所属馬が健闘していて一矢報いる形になっています。

中央勢だけではなく地方勢も馬券に絡めたいですね。

ちなみに、地方所属別にみると、開催場所である浦和所属馬がもっとも結果を残しています。

普段走り慣れている舞台だからこそ、力を発揮しやすいのでしょう。

そのほかの南関競馬所属馬も馬券に絡んでいますが、南関以外の地方所属馬は1頭も馬券に絡めていませんね。

地方馬を選出する際は南関所属馬から選択しましょう。

今年のオーバルスプリント出走馬で南関所属馬は下記5頭になります。

・パーソナルマキ（浦和）
・バーナードループ（浦和）
・ティーズダンク（浦和）
・プレシャスエース（浦和）
・ダウラギリ（浦和）

【脚質】やはり有利な逃げ・先行馬

過去10年のオーバルスプリントの勝ち馬を見ると15.16年の勝ち馬レーザーバレットを除いた8頭すべての馬が、最終コーナーを2番手以内で通過していました。

浦和は前の馬が有利ですが、オーバルスプリントにおいてもその傾向が出ていますね。

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過去10年のテレ玉杯オーバルスプリントの人気別成績

人気	成績	単勝率	連対率	複勝率
1番人気	【0-2-3-5】	0.0%	20.0%	50.0%
2番人気	【4-2-1-3】	40.0%	60.0%	70.0%
3番人気	【2-1-3-4】	20.0%	30.0%	60.0%
4番人気	【3-1-0-6】	30.0%	40.0%	40.0%
5番人気	【1-3-0-6】	10.0%	40.0%	40.0%
6番人気以下	【0-1-3-62】	0.0%	1.5%	6.1%

上位勢が占める

過去10年のオーバルスプリントで馬券に絡んだ30頭のうちの26頭が5番人気以上に支持されていました。

シンプルに、人気を集めている馬で馬券を組んでいいでしょう。

ちなみに、過去10年のオーバルスプリントで10番人気以下の馬は1頭も馬券に絡めていません。

1番人気の勝ち馬はゼロ

上位人気で決着がつきやすいオーバルスプリントですが、過去10年、1番人気の馬は1頭も勝利していません。

堅く決まりやすい交流重賞では非常に珍しいデータです。

データを鵜呑みにするのであれば、1番人気の馬は評価を下げてもいいかもしれないです。

過去10年のテレ玉杯オーバルスプリントの枠番別成績

枠番	成績	単勝率	連対率	複勝率
1枠	【0-0-0-10】	0.0%	0.0%	0.0%
2枠	【2-2-0-6】	20.0%	40.0%	40.0%
3枠	【0-1-2-7】	0.0%	10.0%	30.0%
4枠	【0-0-1-9】	0.0%	0.0%	10.0%
5枠	【4-3-1-9】	23.5%	41.2%	47.1%
6枠	【1-2-1-15】	5.3%	15.8%	21.1%
7枠	【1-1-3-15】	5.0%	10.0%	25.0%
8枠	【2-1-2-15】	10.0%	15.0%	25.0%

外枠〇、5枠は◎

過去10年のオーバルスプリントで馬券に絡んだ馬を見ると、1～4枠の内枠から8頭、5～8枠の外枠の馬が22頭馬券に絡んでいます。

内よりも外を引いた馬のほうが好走していますね。

特に注目したいのが5枠で4頭の勝ち馬をはじめ、8頭の馬が馬券に絡んでいて複勝率は脅威の47%です。

外枠の中でも5枠を引けた馬は当たりといっていいでしょう！

今年5枠を引けた馬はティーズダンクになります。

1枠は外れだが2枠は良い

過去10年のオーバルスプリントで1枠を引いた馬は1頭も馬券に絡めていません。

ところが、隣の2枠からは勝ち馬2頭をはじめ、4頭の馬が馬券に絡みました。

データから見たら評価の劣る内枠ですが、2枠の馬だけは評価を上げたいですね。

過去10年のテレ玉杯オーバルスプリントの前走別成績

前走	成績
G3	【1-1-0】
OP	【3-1-1】
Jpn2	【0-1-0】
Jpn3	【3-5-4】
重賞	【2-2-4】
A1以下	【1-0-1】

交流重賞組が強い

過去10年のオーバルスプリントで馬券に絡んだ30頭のうちの12頭が前走が交流重賞でした。

前走で中央勢としのぎを削った馬がオーバルスプリントでも好走しやすいですね。

さらに見てみると、前走クラスターカップから8頭、前走サマーチャンピオンから5頭の馬が好走しています。

交流重賞の中でも前走が短距離だった馬が結果を残していますね。

今年のオーバルスプリント出走馬で前走が交流重賞だった馬は下記4頭になります。

・ユアマイラブ（サマーチャンピオン）
・オパールシャルム（クラスターC）
・リメイク（クラスターC）
・シャマル（サマーチャンピオン）

テレ玉杯オーバルスプリント2022の注目馬3頭

オーバルスプリントは逃げと先行馬が断然有利です。

また、地方馬の健闘も見られるレースです。

今年の出走馬の中から上位人気しそうな馬を3頭まとめました。

ジャスティン

これまでにすでに重賞タイトルを3つ手にしているジャスティンが挑みます。

前走のクラスターカップは高低差の激しい盛岡競馬で、不良馬場逃げ切りを図りました。

結果は3着でしたが、トップハンデ58キロが課せられながらもタフな舞台で出し切れてて負けて強しの競馬だったのです。

短距離ダートではほとんど大崩れしていませんし、どんな舞台でも好走します。

軸馬として最適ではないでしょうか。

★評価点
・前走が負けて強しの内容
・安定した走り

▼課題
・前走の疲れがやや心配

ティーズダンク

地方浦和から参戦するティーズダンクは昨年のオーバルスプリントで2着に入線しました。

浦和における過去の戦績を見ると、【5-2-0-1】で単勝率60%を超えています。

また、手にした6つの重賞のうちの3つが浦和のものでした。

このように、浦和を大得意としていますね。

浦和は前の馬が圧倒的に有利です。

ティーズダンクの過去の浦和のレースを見ると、先行で勝ったレースもあれは、中断からまくりを決めて勝ち切ったレースもあります。

差しが至難と言われる浦和でまくり勝ちを収めているあたり、ティーズダンクの能力の高さと舞台適性が感じられますね。

斤量も54キロで挑めます。

近走が、57〜58キロばかり背負っていたので軽くなるのは高評価。

近走も安定していますし、人気の一角となるでしょう。

★評価点
・浦和マスター
・差しも先行もいける
・斤量54キロで挑める

▼課題
・特にありません

シャマル

前走のサマースプリントで好位から抜け出して完勝したシャマルも注目の1頭です。

サマースプリントでは不良馬場をものともしない先行競馬で2着馬に2馬身差つけて完勝！

3走前の東京スプリントにおいても先行競馬で強敵リュウノユキナに先着しています。

浦和自体は前々走のさきたま杯で経験していて、3着に入線していますね。

ポテンシャルの高い馬で近走も安定しています。

斤量も55キロで挑むことができますし、相手関係もそこまで手ごわくはないので、よほどのことがない限りは馬券に絡めたいですね。

★評価点
・前走サマースプリント
・安定した戦績
・短距離重賞を2勝
・さきたま杯3着

▼課題
・特にありません。

テレ玉杯オーバルスプリント2022の穴馬2頭

滅多にみられませんが、オーバルスプリントでは人気落ちの馬が馬券に飛び込むことも過去にありました。

基本は順当に決まりがちですが、今年の出走馬の中で好走しそうな穴馬を2頭紹介します。

プレシャスエース

浦和所属のプレシャスエースは今年すでに9歳になっていて、近走を見ても、お世辞にも馬券に絡めづらいです。

そんなプレシャスエースがデータ的に有利な点がひとつだけあります。

それは、小久保智厩舎所属ということです。

実は、小久保厩舎の馬は過去のオーバルスプリントで数多くの好走馬を輩出しているのです。

18年と19年のオーバルスプリントを制したノブワイルドをはじめ、18年に9番人気ながらも3着に入線したトーセンハルカゼも小久保厩舎の馬でした。

今年の出走馬の中で小久保調教師管理の馬はプレシャスエースだけです。

地元を熟知した名トレーナーが送るプレシャスエースが一矢報いるでしょうか。

★評価点
・小久保厩舎の馬

▼課題
・ピークは過ぎている

リメイク

前走のクラスターカップは無念の競走除外となったリメイクがリベンジを果たします。

中央では今回と同じ距離である1,400mを中心に使われてきて結果を残しました。

その活躍ぶりから、前々走のユニコーンステークスでは1番人気に支持されるほどだったのです。

ところが、ユニコーンステークスではマイルが長かったのか、直線で脚が止まってしまいました。

そのため、今回は距離を短縮したのはよいでしょう。

ただし、これまで好走した舞台が東京・阪神・中京とった直線が長い舞台で末脚を存分に活かしていました。

浦和は小回りでコーナーがきつい舞台なので、同じ1,400mでも違ったポテンシャルが求められます。

ここで出し切れるか、注目ですね。

★評価点
・1,400mが得意
・安定した戦績

▼課題
・小回りで出し切れるか

テレ玉杯オーバルスプリント2022予想の最終買い目

オーバルスプリント予想(曇り不良馬場想定)

火曜日の浦和のレースは台風の影響もあって不良馬場で開催されました。

そして、天気を見るとオーバルスプリントが開催される水曜日は曇りの予報です。

雨は降りませんが気温も20度程度でそこまで上がりません。

馬場水分は残った状態でレースが進行すると思います。

今年のオーバルスプリントは不良馬場で時計のかかる舞台を想定して予想を行います。

◎本命 11 シャマル

父	スマートファルコン
母	ネイティヴコード
母父	アグネスデジタル
主な勝ち鞍	サマーチャンピオン(Jpn3)　2022年
前走	サマーチャンピオン(Jpn3)　1着

本命はシャマルにします。

前走のサマーチャンピオンが不良馬場の中で行われ、先行競馬で勝利していますね。

そのため、不良馬場に対する適正は高く、今回も出し切りやすいと思います。

先行馬は浦和と相性がいいのも評価を上げた要因です。

そして、鞍上の川須騎手は前走のサマーチャンピオンで手綱を握り、不良馬場に対する競馬の仕方やシャマルの特徴を熟知していることでしょう。

斤量も前走よりも2キロ軽いですし、オーバルスプリントと相性がいい大外枠に入ったのも良いでしょう。

馬の力を信じて、積極的な競馬に期待です！

〇対抗 5 ティーズタンク

父	スマートファルコン
母	ビフォーダーク
母父	キングカメハメハ
主な勝ち鞍	プラチナC(重賞)　2022年
前走	プラチナC(重賞)　1着