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【ジャパンカップ2022予想】注目の日本馬3頭+外国馬2頭はこちら!

ジャパンカップ2022予想

ジャパンカップ2022予想の最終買い目を更新しました!

ジャパンカップ2022のおすすめの注目馬3頭、穴馬2頭を公開しています。
コースの特徴や競走馬の血統、追い切りや過去10年のデータから予想していきます!

目次(読みたい項目をタップ)

ジャパンカップ2022の概要

ジャパンカップは東京の芝2,400mで開催される国際招待競走です。

日本初の国際G1で、1981年に設立されたジャパンカップは「世界の馬と戦える馬づくり」をモットーに掲げています。

世界中の名馬を日本に招待するため、国内のG1レースの中でも賞金が高く設定されていて、勝ち馬には4億円が与えられます。

このことから、世界の名馬が日本に来日しました。

過去にはニュージーランドのホーリックスやイタリアのトニービンなど、数多くの名馬がジャパンカップで国内馬と戦ったのです。

世界有数の外国馬が多数参戦したことでジャパンカップの価値は瞬く間に上がりました。

しかし、近年は日本の馬場の高速化が顕著になり、力のいる馬場を主戦場としている欧米のサラブレッドは適性が合わなくなりつつあります。

そのため、少しずつ外国馬の参戦が減り、2018年は史上初となる外国馬ゼロで開催されました。

せっかくの国際G1ながらも、本来の役割が果たし切れていないのが実情です。

幸いにも今年は4頭の外国馬が参戦し、ジャパンカップの尊厳は保たれました。

また、国内からもシャフリヤールをはじめ、3歳のダノンベルーガやデアリングタクトも参戦します。

しかしながら、国内外問わず、例年よりもメンバー層が薄いのも実情。

抜けた馬が不在なのでかえって難解ですが、東京最終週のレースにふさわしい戦いに期待したいです。

ジャパンカップ2022の開催内容

開催日11月27日(日曜) 15:40発走
格付けG1
開催競馬場東京競馬場 東京12R
コース芝2,400m
性齢3歳以上
斤量定量
1着賞金4億円

ジャパンカップ2022が開催される東京の芝2,400mの特徴

東京競馬場 芝2400mのコースで特徴を解説

東京の芝2,400mは日本ダービーやオークスでも使われるコースで、もっとも競走馬の能力が発揮されやすい舞台と言われています

スタート地点はスタンド側の上り坂のてっぺんです。

スタートから最初のコーナーまでは約350mで、ゴール前を一旦通過し、そこから1週回ります。

1.2コーナーは大回りのコースとなっていて、緩やかな下り傾斜です。

ペースを落とさなくてもコーナーを回ることができますが、2,400mを走り切らないといけないので各馬はペースを落としながらレースを進めます。

向こう正面は約450mあって、一度上り坂を駆け上がりますが全体的には下り傾斜の割合が高いです。

ここでも各馬は息を整えながら終盤に向けて態勢を整えます。

3.4コーナーも1.2コーナー同様大回りのコースとなっています。

わずかな登り傾斜となっていますが、差しや追い込み馬でロングスパートを仕掛ける馬もなかにはいて、その場合はまくる光景もしばしば見られます。

最後の直線は約525mです。

直線の入りからしばらく走ると府中名物、高低差2.1mの上り坂に入ります。

長さ100mほどある上り坂を駆け上がったら残りの300mは平たんなコースでその先にゴール板が立っています。

東京の芝2,400は典型的な中距離コースゆえ、前半ペースを落としながら後半に備える傾向が強いです。

そのため、スローペースで進行することが多いです。

東京はホームストレッチが長いため、差しや追い込みも届きやすく、スローからの上がり勝負になることもしばしばあります。

しかしながら、逃げや先行馬の好走事例も多く、どんな脚質の馬も力を発揮できる舞台となっています。

求められる要素は総合力と基礎的な力で、ポテンシャルの高い馬が結果を残しやすく、まぐれの少ないコース形態となっています。

ジャパンカップ2022の出走馬

馬番馬名性齢斤量騎手
1シムカミル牡355.0G.ブノワ
2オネスト牡355.0C.ルメール
3ヴェルトライゼンデ牡557.0D.レーン
4トラストケンシン牡757.0丸田恭介
5グランドグリーリー牝655.0M.ギュイヨン
6ヴェラアズール牡557.0R.ムーア
7テュネス牡355.0B.ムルザバエフ
8デアリングタクト牝555.0T.マーカンド
9ユニコーンライオン牡657.0国分優作
10ハーツイストワール牡657.0武豊
11カラテ牡657.0菅原明良
12シャドウディーヴァ牝655.0松山弘平
13テーオーロイヤル牡457.0菱田裕二
14ダノンベルーガ牡355.0川田将雅
15シャフリヤール牡457.0C.デムーロ
16リッジマン牡957.0石川裕紀人
17ユーバーレーベン牝455.0M.デムーロ
18ボッケリーニ牡657.0浜中俊
青はフランスオレンジはドイツの競走馬です。

過去10年のジャパンカップのデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2012115ジェンティルドンナ3秋華賞(G1)1
217オルフェーヴル1凱旋門賞(G1)2
 313ルーラーシップ2天皇賞(秋)(G1)3
201317ジェンティルドンナ1天皇賞(秋)(G1)2
29デニムアンドルビー7エリザベス女王杯(G1)5
 35トーセンジョーダン11天皇賞(秋)(G1)11
201414エピファネイア4天皇賞(秋)(G1)6
21ジャスタウェイ3凱旋門賞(G1)8
 315スピルバーグ6天皇賞(秋)(G1)1
2015115ショウナンパンドラ4天皇賞(秋)(G1)4
26ラストインパクト7天皇賞(秋)(G1)12
 31ラブリーデイ1天皇賞(秋)(G1)1
201611キタサンブラック1京都大賞典(G2)1
212サウンズオブアース5京都大賞典(G2)4
 317シュヴァルグラン6アルゼンチン共和国杯(G2)1
201711シュヴァルグラン5京都大賞典(G2)3
22レイデオロ2神戸新聞杯(G2)1
 34キタサンブラック1天皇賞(秋)(G1)1
201811アーモンドアイ1秋華賞(G1)1
28キセキ4天皇賞(秋)(G1)3
 311スワーヴリチャード2天皇賞(秋)(G1)10
201915スワーヴリチャード3天皇賞(秋)(G1)10
21カレンブーケドール5秋華賞(G1)2
 32ワグネリアン2天皇賞(秋)(G1)5
202012アーモンドアイ1天皇賞(秋)(G1)1
26コントレイル2菊花賞(G1)1
 35デアリングタクト3秋華賞(G1)1
202112コントレイル1天皇賞(秋)(G1)2
27オーソリティ3アルゼンチン共和国杯(G2)1
 34シャフリヤール2神戸新聞杯(G2)4

【外国馬】ここ10年で外国馬の馬券内入選はゼロ

過去10年のジャパンカップで外国馬は28頭出走しましたが、一度も馬券に絡んでいません。

この10年内には凱旋門賞を制したソレミアやアイルランドダービーを制したカプリ、トレーディングレザーも敗れています。

最後に馬券に絡んだのは2006年に3着に絡んだウィジャボードでした。

10年以上外国馬は馬券に絡んでいないことからも、外国馬の信頼度は非常に低いレースなのです。

【年齢】6歳以上の馬に出番はなし

年齢成績単勝率連対率複勝率
3歳【2-4-2-13】9.5%28.6%38.1%
4歳【5-3-3-35】10.9%17.4%23.9%
5歳【3-3-4-40】6.0%12.0%20.0%
6歳以上【0-0-1-47】0.0%0.0%2.1%

過去10年のジャパンカップの好走馬を年齢別にまとめると、6歳以上の馬で馬券に絡んだのは2013年のトーセンジョーダンだけでした。

それ以外の馬はことごとく馬券外に敗れています。

ジャパンカップでは6歳以上の馬は割引してもよいでしょう。

今年の出走登録馬で6歳以上の馬は8頭いました。

・カラテ(牡6歳)
・グランドグローリー(牡6歳)
・シャドウディーヴァ(牝6歳)
・トラストケンシン(牡7歳)
・ハーツイストワール(牡6歳)
・ボッケリーニ(牡6歳)
・ユニコーンライオン(牡6歳)
・リッジマン(牡9歳)

【生産牧場】ノーザンファーム生産馬に注目!

過去10年のジャパンカップでノーザンファーム生産馬は【7-3-6-45】で馬券に絡んだ半数以上の馬がノーザンファーム生産馬でした。

人気のアーモンドアイやジェンティルドンナ、シュヴァルグランにスワーヴリチャードなど、過去の勝ち馬の多くはノーザンファーム出身の馬が多いですね。

ジャパンカップは国内のレースの中でもトップクラスに賞金が高いので、各陣営の本気度も感じますが、その中でもノーザンファーム陣営は特に力を入れているのが分かります。

今年もノーザンファーム生産馬が出走するので、評価を上げてもよいでしょう。

今年の出走馬でノーザンファーム生産馬は6頭います。

・シャドウディーヴァ
・シャフリヤール
・ダノンベルーガ
・ハーツイストワール
・ボッケリーニ
・ヴェルトライゼンデ

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過去10年のジャパンカップの人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【5-1-2-2】50.0%60.0%80.0%
2番人気【0-2-4-4】0.0%20.0%60.0%
3番人気【2-2-1-5】20.0%40.0%50.0%
4番人気【2-1-0-7】20.0%30.0%30.0%
5番人気【1-2-0-7】10.0%30.0%30.0%
6番人気【0-0-2-8】0.0%0.0%20.0%
7~9番人気【0-0-2-8】0.0%6.7%6.7%
10番人気以下【0-0-1-74】0.0%0.0%1.3%

勝ち馬はいずれも5番人気以下に支持された馬

過去10年のジャパンカップの勝ち馬はいずれも5番人気以下に支持された馬でした。

そのうち、1番人気の馬は5勝しています。

アタマで馬を選択する際は上位人気の馬から選ぶのが良いでしょう。

三連単10万円越えは一度のみ

過去10年のジャパンカップの好走馬を配当別に見てみると、三連単が10万円を超えたのは2013年の224,580円だけでした。

それ以外の年では10万円馬券はでていません。

なお、三連単の万馬券も過去10年で6回のみです。

ジャパンカップは極端な大荒れが少ないレースです。

過去10年のジャパンカップの枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【4-3-1-9】23.5%41.2%47.1%
2枠【2-0-3-14】10.5%10.5%26.3%
3枠【1-1-2-16】5.0%10.0%20.0%
4枠【1-2-0-17】5.0%15.0%15.0%
5枠【0-2-0-18】0.0%10.0%10.0%
6枠【0-1-0-19】0.0%5.0%5.0%
7枠【1-0-3-19】4.3%4.3%17.4%
8枠【1-1-1-23】3.8%7.7%11.5%

内枠ほど好走している

過去10年のジャパンカップを枠順別にまとめると、もっとも好走しているのが1枠で4勝しています。

複勝率でみても1枠が抜けて有利で、17頭のうちの8頭が馬券に絡みました。

過去に馬券に絡んだアーモンドアイやキタサンブラック、シュヴァルグランにカレンブーケドールも1枠を引いて好走しています。

ジャパンカップにおいて1枠は大当たり枠といえるでしょう。

今年のジャパンカップで1枠に入ったのはシムカミルオネストの外国馬2頭です。

馬番1~9番がいい

馬番成績単勝率連対率複勝率
9以下【8-8-6-68】8.9%17.8%26.7%
10以上【2-2-4-68】2.6%5.3%10.5%

過去10年のジャパンカップの好走馬を馬番別にまとめました。

馬番1~9番の馬と10~18番の馬で分けてみてみると、馬番1~9番の馬が8勝し、3着以内に22頭が絡んでいます。

ジャパンカップは馬番でみても内有利の舞台であることが分かります。

過去10年のジャパンカップの前走別成績

前走クラス成績単勝率連対率複勝率
G1【8-5-8-49】11.4%18.6%30.0%
G2【2-3-2-44】3.9%9.8%13.7%
海外【0-2-0-30】0.0%6.3%6.3%
G3以下【0-0-0-12】0.0%0.0%0.0%
前走レース成績単勝率連対率複勝率
天皇賞(秋)【6-2-7-38】11.3%15.1%28.3%
京都大賞典【2-1-0-18】9.5%14.3%14.3%
アルゼンチン共和国杯【0-2-0-30】0.0%5.6%11.1%
エリザベス女王杯【0-0-0-12】0.0%50.0%50.0%

好走するのは前走がG1かG2だった馬のみ!

過去10年のジャパンカップの好走馬を前走別にみると、馬券に絡んだ30頭はいずれも前走がG1もしくはG2のレースを使われていました。

それ以外のG3以下のレースから挑んだ馬はいずれも馬券外に敗れています。

予想する際は前走レースのグレードを見るのも大事かもしれません。

今年の出走馬で前走がG3以下だった馬は3頭いました。

・トラストケンシン(前走オクトーバーS(L))
・ユニコーンライオン(前走福島記念(G3))
・リッジマン(前走岩手県知事杯OROカップ(G))

前走天皇賞(秋)組が圧倒!

過去10年のジャパンカップの好走馬を前走レース別にまとめました。

もっとも好成績なのが前走天皇賞(秋)だった馬で、6頭の勝ち馬を含め、15頭が馬券に絡んでいます。

同競馬場で開催されることや求められる能力、そして間隔がほどよいことから好走するのだと思います。

天皇賞(秋)組は評価してもよいでしょう。

なお、前走がエリザベス女王杯だった馬も【0-1-0-1】で連対率50%ですが、間隔が1周しかない上出走数も少ないためあまり参考にしないほうがよさそうです。

今年の出走馬で前走が天皇賞(秋)だった馬は4頭います。

・カラテ(6着)
・シャフリヤール(5着)
・ダノンベルーガ(3着)
・ユーバーレーベン(8着)

また、今年の出走登録馬で前走エリザベス女王杯だった馬はデアリングタクト(6着)です。

ジャパンカップ2022の注目馬3頭

今年のジャパンカップは例年よりも国内外含めて小粒な印象ですが、なんだかんだ言っても東京最終週なのでしっかりと馬券を当てたいですね。

今年の出走馬の中で本命に挙げたい馬を3頭紹介します。

シャフリヤール

今年のジャパンカップの注目馬はシャフリヤールでしょう。

昨年のダービー馬で、当時現役最強馬だったエフフォーリアに真っ向から挑んで勝利を手にしたシャフリヤールが二つ目のG1タイトルを狙います。

得意不得意がはっきりしている馬で、東京の流れる舞台が得意です。

前走の天皇賞(秋)も勝ち負けできるチャンスではありましたが、パンサラッサを除いたすべての馬がトップスピードを求められ、上がり勝負になりました。

シャフリヤール自身は上がりの脚も悪くないですが、イクイノックスやダノンベルーガと比較するとどうしても劣ってしまったので、展開面で出し切れなかったところはあります。

東京2,400m自体はダービーを制している舞台なので出し切りやすい条件でしょう。

速い段階からジャパンカップに照準を当てていますし、ここは究極的に仕上げると思います。

★評価点
・東京が大得意
・データと相性がいいノーザンファーム生産馬
・ある程度流れてほしい

▼課題
・上がり勝負はダノンベルーガのほうが上手
・C.デムーロ騎手があまり信頼しづらい

ダノンベルーガ

天皇賞(秋)で3着に入選したダノンベルーガがジャパンカップに参戦します。

これまでも大舞台で上位争いしてきましたが、なかなかG1タイトルには届いていません。

得意の府中で初G1がジャパンカップになるでしょうか。

展開次第な部分はあると思います。

例えば、ダービーや天皇賞(秋)、そして勝った共同通信杯は上がり勝負となって好走しました。

上がり勝負になってくれれば前走の天皇賞(秋)でもやれているように上位争いできるでしょう。

ましてや今回は天皇賞(秋)よりもメンバー層が薄いため、勝ち負けできる可能性も十分あります。

課題は間隔が短いことでしょうか。

これに関してはシャフリヤールにも該当しますがシャフリヤールが速い段階からここを目標にしているのに対し、ダノンベルーガは天皇賞(秋)が終わってしばらくしてから参戦を発表しています。

もしかしたら参戦したくなかったのかもしれませんが、JRAの都合で参加した可能性が考えられるのです。

実はJRAはG1レースにメンバーが集まらないと営業をかけて有力馬の参戦を集うらしいです。

今年のジャパンカップは速い段階からメンバーが集まらないと言われていたので、おそらくダノンベルーガ陣営に頭を下げて参加を促したように思いました。

真相は定かではありませんが、もしこれが事実だとすれば、万全ではない状態でジャパンカップに参戦するかもしれません。

前走の天皇賞(秋)も険しい戦いだったので反動はあるかもしれないですし、当日の馬体重やパドックを見ながら評価したいです。

★評価点
・東京巧者
・上がり勝負が強い
・データと相性がいいノーザンファーム生産馬

▼課題
・天皇賞(秋)の疲れがあるかもしれない

ヴェルトライゼンデ

ヴェルトライゼンデもノーザンファーム所属馬です。

前々走の鳴尾記念は屈腱炎明け1年4か月ぶりのレースでしたがしっかりした足取りで完勝しました。

コントレイルのダービーで3着に入選した実力を再び証明したのです。

しかし、前走のオールカマーは前が止まらない展開だったとはいえロバートソンキー比較で明確に見劣り7着に敗れていました。

屈腱炎を経験しているので状態が不安定なのかもしれません。

しかしながら、鳴尾記念の時のように出し切れれば好走するのも事実です。

血統的にはワールドプレミアやワールドエースの弟にあたる良血馬ですし、出し切れればここでも上位争いに加わることができるでしょう。

シャフリヤール同様速い段階からここを目標に調教されていますし、馬券に絡めたいですね。

★評価点
・かつてダービーで3着に入選した
・良血馬
・データと相性のよいノーザンファーム生産馬

▼課題
・前走オールカマーの敗因が気になる

ジャパンカップ2022の穴馬2頭

ジャパンカップは荒れる要素はあまり見られませんが、今年はメンバーレベルがそこまで高くないので2013年のトーセンジョーダンのように伏兵の台頭もあり得るかもしれません。

いつもは配当妙味のある馬を紹介していますが、今回はせっかく外国馬が4頭も来日しているので外国馬に絞って好走しそうな馬を2頭紹介します。

シムカシル

今年のニエル賞でドウデュースに先着したシムカシル。

ニエル賞の勝ち馬は凱旋門賞へ向かうのが通例ですが、追加登録料(約1,650万)が必要だったこと、そしてレース後の疲れが残っていたことから、凱旋門賞を諦め、ジャパンカップに向かうことが決まっていました。

距離適性は問題ないですし、ニエル賞も速い段階から仕掛けて力のある競馬でした。

しかし、外国馬全頭にいえますが、日本の馬場にかみ合うかどうかが最大のポイントです。

シムカシルの血統を見ると父方の先祖はミスタープロスペクターでヌレイエフのクロスです。

ヌレイエフの血を継いだ日本馬はアーモンドアイやミッキーロケット、トゥザワールドらがいますが、血統だけ見たら日本の馬場にも対応しそうな気がしますね。

早めからジャパンカップを目標に調整されていると思いますし、外国馬の中では一番期待できそうな気がします。

★評価点
・血統的にやれそう
・ニエル賞でドウデュースに先着

▼課題
・日本の馬場が合うかどうか

オネスト

今年のパリ大賞典を制したオネストもジャパンカップに参戦します。

過去の戦績を見ると勝ったレースはいずれも稍重以下の馬場でした。

血統背景を見ても父がフランケルで祖父にノーザンダンサーがいるごりごりのパワータイプです。

しかも、1993年の凱旋門賞を制したアーバンシーの3×3なのでかなり極端な血統となっています。

このことからも、時計の出やすい馬場よりも雨が降って明確にタフな馬場になったほうが好走する可能性は高いです。

スワーヴリチャードが制した2019年のジャパンカップの年のような馬場になってくれれば馬券に絡めてもよさそうです。

★評価点
・タフな馬場を得意としている

▼課題
・高速馬場適性はあまりなさそう

ジャパンカップ2022予想の最終買い目

ジャパンカップ予想(晴れ良馬場想定)

土曜日は1.2レースこそ雨が降っていたようですが、芝は全レース良馬場で開催されていました。

時計をみるとメインレースのキャピタルステークス(芝1,600m)で勝ち馬のララクリスティーヌが1分32秒5の好時計でゴールし、11着に入選したソリタリオまでが1分32秒台の時計でゴールしました。

12レースの2勝クラス(芝1,600m)ではキャピタルステークスほど時計は出ていませんが、勝ったリアグラシアが1分33秒6の時計でゴールしています。

また、この2レースはともに上がり最速33秒台が出ていることから、開催最終週でも時計は出ています。

明日の東京競馬場界隈は終日晴れの予報で気温も18度近く上がるようなので、土曜日以上に渇くでしょう。

そのため、明日のジャパンカップは晴れの良馬場、時計の出やすい条件下を想定しながら予想を行います。

◎本命 3 ヴェルトライゼンデ

ドリームジャーニー
マンデラ
母父Acatenango
主な勝ち鞍鳴尾記念(G3) 2022年
前走オールカマー(G2) 7着

本命はヴェルトライゼンデにしました。

今年のジャパンカップは抜けた馬が不在ということでかえって予想が難解になりましたが、データ予想を行った結果、相当数馬を絞ることができました。

・6歳馬
・外国馬

この2つのカテゴリーに当てはまった馬を削除すると残ったのは7頭だけになり、その中でジャパンカップと相性がいい内枠を引けたのはヴェルトライゼンデでした。

もちろん、枠以外にも好走要件があり、かつてコントレイルが制したダービーで3着に入選した時は早仕掛けでロングスパートのような競馬で馬券内入選。

屈腱炎明けで挑んだ今年の鳴尾記念(中京での代替開催)においても残り1,000mの地点からロングスパートの競馬になりながらもしっかり脚を活かせました。

今回は上がり勝負になるか、ロングスパート気質の流れになるかはわかりませんが、巧者であればチャンスは十分あるでしょう。

また、鳴尾記念を制した時の鞍上がレーン騎手で今回もレーン騎手が手綱を握ります。

シャフリヤールやダノンベルーガよりもポテンシャルは正直見劣ると思いますが、枠と騎手の利を活かして勝ち負けまでもっていってほしいです。

〇対抗 15 シャフリヤール

ディープインパクト
ドバイマジェスティ
母父Essence of Dubai
主な勝ち鞍ドバイSC(G1) 2022年
前走天皇賞(秋)(G1) 5着

対抗はシャフリヤールにしました。

ダービー馬ですが前日の段階で1番人気とはいえ単勝オッズ4倍台はかなりおいしいですね。

天皇賞(秋)を終えて早々とこの舞台を目標にしていましたし、シャフリヤールにとってベストな舞台は高速府中なのでここはメイチで仕上げてくるでしょう。

本当なら本命に推すつもりでしたが外目の枠だけが気になり、対抗に落としました。

▲単穴 14 ダノンベルーガ

ハーツクライ
コーステッド
母父Tizway
主な勝ち鞍共同通信杯(G3) 2022年
前走天皇賞(秋)(G1) 3着

ダノンベルーガは単穴にしました。

天皇賞(秋)ではシャフリヤールに先着しましたが、ダノンベルーガはシャフリヤールと違ってジャパンカップは最大目標ではありません。

そのなかで参戦してくれたのは敬意を表明したいですが、陣営が今年はジャパンカップに使う予定ではなかったのではないかと考えると、ここは強くは狙いづらいです。

内枠を引けていたら少し評価も変わってきたかもしれませんが、シャフリヤールと同じく外枠でした。

非凡な才能を持ち合わせているので馬券には絡めますが、あくまで相手でとどめておきます。

△連下 6 ヴェラアズール

エイシンフラッシュ
ヴェラブランカ
母父クロフネ
主な勝ち鞍京都大賞典(G2) 2022年
前走京都大賞典(G2) 1着

内枠組からもう一頭、ヴェラアズールも取ります。

ヴェラアズールのベストバウトはいうまでもなく前走の京都大賞典です。

この京都大賞典は稍重馬場にもかかわらず時計がばんばんでていたので、実質高速馬場状態でしたが、そのなかで後方から上がり最速33秒1の末脚で2着のボッケリーニを2馬身半差突き放して完勝しました。

今年の初戦、2勝クラスでくすぶっていたとは思えないほどの強みを証明したのはかなり印象深いですね。

そして、今回のジャパンカップも時計の出やすい条件下で行われるでしょう。

2走前のジューンステークスでやれているように東京適性もありますし、3枠6番とかなり良い場所を確保できたと思うので、馬券に加えます。

△連下 8 デアリングタクト

エピファネイア
デアリングバード
母父キングカメハメハ
主な勝ち鞍オークス(G1) 2020年
前走エリザベス女王杯(G1) 6着

今年のオールカマー、そして前走のエリザベス女王杯の内容を見る限り、3歳時の能力を失っているのは否定できません。

それでもデアリングタクトを馬券に絡めたのは高速馬場適性に期待したいからです。

2年前の話になりますが、高速馬場条件で行われたオークスでは前が詰まった絶望の意味からわずかな進路をこじ開けて完勝しているように、デアリングタクトはもともと高速馬場適性も高いです。

近2戦はともに6着に敗れているとはいえ、タフな中山と阪神(阪神に至っては重馬場)で出し切れなかった感じがしました。

エリザベス女王杯から中1週で挑むこと、鞍上がテンのマーカンド騎手などマイナス要素もありますが、もう一度、高速馬場で実力を証明してほしいと思い、抑えることにします。

☆中穴 1 シムカミル

Tamayuz
Swertia
母父Pivotal
主な勝ち鞍ニエル賞(G2) 2022年
前走ニエル賞(G2) 1着

フランスのシムカシルも抑えます。

データだけ見たら外国馬は過去10年一度も馬券に絡んでいないので消してもよかったです。

しかし、

・ジャパンカップにおいて当たりの1枠
・血統的に高速馬場もいけそう

この2点を評価しました。

ジャパンカップは1枠の好走率が非常に高いレースで、今年は外国馬のシムカシルとオネストが入りました。

オネストの戦績や血統背景を見る限り、オネストは現在の高速府中は馬場適性的にかみ合わなさそうです。

対して、シムカシルは血統背景がミスタープロスペクター系なので現在の高速府中でも対応できるかと感じました。

また、シムカシルは前日の人気が11番人気でトリガミになる可能性が低いため、抑えることにします。

単勝

3 ヴェルトライゼンデ

馬連流し

軸馬:3
相手:1、6、8、14、15

三連複フォーメーション

1頭目:3
2頭目:1、6、8、14、15
3頭目:1、6、8、14、15

以上になります。
ジャパンカップの予想の参考にしてみてください!

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