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【アーリントンカップ2023予想】軸におすすめしたい3頭はこちら!〝5枠〟が5連勝中!

アーリントンカップ2023予想

アーリントンカップ2023予想の最終買い目を更新しました!

アーリントンカップ2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータと傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!

目次(読みたい項目をタップ)

アーリントンカップ2023の概要

アーリントンカップは阪神競馬場で開催される3歳限定競走です。

前身は1987年に設立された「ペガサスステークス」で現在のアーリントンカップと同じく阪神芝1,600mで開催されていました。

1992年に阪神競馬場とアメリカのアーリントン国際競馬場が提携を結んだことで、アーリントンカップに改名されたのです。

なお、アーリントン競馬場でも「阪神カップステークス」というレースが存在しています。

アーリントンカップで3着以内に入選した馬には5月に開催されるNHKマイルカップの優先出走権が与えられます。

前週に開催されたニュージーランドトロフィーと同じ役割を持っていますが、ニュージーランドトロフィーの舞台である中山芝1,600mとは違って阪神の芝1,600mは最後の直線が長いことから末脚勝負になることが多いです。

NHKマイルカップの舞台である東京芝1,600mも最後の直線が長いことからアーリントンカップ出走馬がNHKマイルカップで活躍することは少なくありません。

実際に昨年の勝ち馬ダノンスコーピオンや2014年のミッキーアイルはアーリントンカップをステップにNHKマイルカップを制しています。

そのほか、レッドヴェイロンやカテドラル、カワキタレブリーといった人気落ちで激走した馬もアーリントンカップからNHKマイルカップに向かっていました。

G3競走ながらもG2のニュージーランドトロフィーに負けず劣らず有力ステップレースとしての地位を確立しているのです。

今年は事前の段階で24頭もの馬が出走登録していました。

ここからNHKマイルカップに向かうのはどの馬でしょうか?

アーリントンカップ2023の開催内容

開催日4月15日(土曜) 15:30発走
格付けG3
開催競馬場阪神競馬場 阪神11R
コース芝1,600m
性齢3歳
斤量馬齢
1着賞金4000万円

アーリントンカップ2023が開催される阪神の芝1,600mの特徴

阪神競馬場 芝1600mのコースで特徴を解説
スタート地点向こう正面の真ん中やや左側
コース外回りの右回りコース
1周の距離Aコース=2,089m
Bコース=2,113m
直線距離Aコース=473.6m
Bコース=476.3m
高低差2.4m
フルゲート18頭

阪神競馬場には内と外回りコースが存在しますが、芝1,600mでは外回りコースを使用します。

スタート地点は向こう正面真ん中あたりで、スタートから最初のコーナーまでは474mと長いです。

3.4コーナーは大回りのコースとなっていて極端にペースダウンしなくても立ち回ることができます。

また、4コーナーの途中がラスト3Fでなおかつ4コーナーから最後の直線にかけて下り傾斜となっているためペースアップしやすいです。

最後の直線は約473mと長く、長く脚を使うことができます。

直線入りこそ下り傾斜なのでスピードを発揮しやすいですが、ゴールから200m手前に高低差1.8mの急こう配が立ちはだかります。

この坂を駆けのぼった先にゴールありますよ。

阪神マイルはワンターンコースで直線が長いことから、スピードを活かしやすいコースとなっています。

そのため、ラスト3ハロン勝負に持っていく傾向が多く、前半はスローペースでレースが進行しやすいです。

スローからの瞬発力勝負になることが多いため、これまでの上がりの速さに注目したいですね。

脚質としては、前が止まらない時もありますが、末脚勝負になりやすいことから差しや追い込み馬も台頭しやすい舞台となっています。

阪神の芝1,600mはここをチェック!

  • 数多くの重賞が行われている
  • ワンターンコース
  • 上がり勝負になりやすい
  • 8枠は若干好走率が低い
  • 関西騎手が強い

アーリントンカップ2023の出走馬

馬番馬名性齢斤量騎手
1ショーモン牡356.0鮫島克駿
2ユリーシャ牝354.0松山弘平
3シルヴァーデューク牡356.0池添謙一
4セッション牡356.0団野大成
5ナヴォーナ牡356.0川田将雅
6オオバンブルマイ牡356.0武豊
7トーホウガレオン牡356.0岩田康誠
8タリエシン牡356.0幸英明
9キョウエイブリッサ牡356.0酒井学
10スカイロケット牡356.0横山和生
11オーシャントライブ牡356.0藤岡康太
12マルチャン牡356.0高倉稜
13ドクタードリトル牡356.0西村淳也
14アイルシャイン牡356.0横山典弘
15ランスオブサウンド牝354.0藤岡佑介
16タイセイクラージュ牡356.0和田竜二
17ヤクシマ牡356.0C.ルメール
18ティニア牡356.0荻野極

アーリントンカップの過去10年のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2022110ダノンスコーピオン1共同通信杯(G3)7
214タイセイディバイン7ファルコンS(G3)2
 31キングエルメス4京王杯2歳S(G2)1
202119ホウオウアマゾン1朝日杯FS(G1)9
210リッケンバッカー10未勝利1
 312レイモンドバローズ71勝1
202016タイセイビジョン1朝日杯FS(G1)2
稍重210ギルデッドミラー41勝1
 39プリンスリターン5シンザン記念(G3)2
201919イベリス12フィリーズR(G2)4
210カテドアル7京成杯(G3)11
 311トオヤリトセイト11500万1
201816タワーオブロンドン1朝日杯FS(G1)3
21パクスアメリカーナ3こぶし賞(500万)1
 311レッドヴェイロン4未勝利1
201718ペルシアンナイト1シンザン記念(G3)3
212レッドアンシェル6朝日杯FS(G1)8
 32ディバインコード3ジュニアカップ(OP)2
201616レインボーライン4シンザン記念(G3)6
212ダンツプリウス9ジュニアカップ(OP)1
 315ロワアブソリュー7きさらぎ賞(G3)7
201518ヤングマンパワー9ジュニアカップ(OP)3
24アルマワイオリ5朝日杯FS(G1)2
 311マテンロウハピネス7新馬1
2014110ミッキーアイル1シンザン記念(G3)1
26タガノグランパ3なずな賞(500万)1
 33フェルメッツァ6500万5
201316コパノリチャード1白梅賞(500万)1
23カオスモス2シンザン記念(G3)4
 32レッドアリオン4シンザン記念(G3)5

【血統】キングカメハメハ系の血筋が強い

血統成績単勝率連対率複勝率
ロードカナロア【2-1-1-3】28.6%42.9%57.1%
キングカメハメハ【1-1-1-5】12.5%25.0%37.5%

過去10年のアーリントンカップを血統別に見てみると、好走傾向が非常に高いのがロードカナロア産駒でした。

ロードカナロア産駒はこれまで7頭が出走し、2頭が勝利、合計4頭が馬券に絡んでいたのです。

昨年の勝ち馬ダノンスコーピオンもロードカナロア産駒でした。

また、ロードカナロア産駒は2019年のイベリス(12番人気)や2021年のリッケンバッカー(10番人気)のように人気落ちでも激走する可能性を秘めていますよ。

また、父キングカメハメハ産駒は今年1頭も出走がありませんが、父方キングカメハメハの馬は好調です。

昨年馬券に絡んだ3頭はいずれも父方キングカメハメハでした。

アーリントンカップでは父方キングカメハメハの馬にも注目したいですね。

今年の出走馬でロードカナロア産駒はナヴォーナのみいます。

また、父方キングカメハメハの馬はナヴォーナを除けばオーシャントライブ(父ルーラーシップ)とマルチャン(父ラブリーデイ)の2頭がいました。

【騎手】浜中・川田・デムーロがそれぞれ2勝

騎手成績単勝率連対率複勝率
浜中俊【2-1-1-4】25.0%35.7%50.0%
川田将雅【2-1-0-5】25.0%37.5%37.5%
M.デムーロ【2-0-1-1】50.0%50.0%75.0%
C.ルメール【1-0-0-4】20.0%20.0%20.0%
岩田康誠【0-1-0-7】0.0%12.5%12.5%
幸英明【0-1-0-5】0.0%16.7%16.7%
武豊【0-0-1-7】0.0%0.0%12.5%

過去10年のアーリントンカップでは浜中・川田・M.デムーロの3騎手がそれぞれ2勝を挙げていました。

特に川田騎手は2021・2022年と連勝していて好調です。

アーリントンカップは騎手目線で予想を行ってもよさそうです。

表にまとめた騎手の騎乗予定馬は以下の通りです。

ナヴォーナ(川田将雅騎手)

ヤクシマ(C.ルメール騎手)
タリエシン(幸英明騎手)
トーホウガレオン(岩田康誠騎手)
オオバンブルマイ(武豊騎手)

なお、浜中騎手とM.デムーロ騎手は騎乗予定馬はいませんでした。

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アーリントンカップの過去10年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【7-0-0-3】70.0%70.0%70.0%
2番人気【0-1-0-9】0.0%10.0%10.0%
3番人気【0-2-1-7】0.0%20.0%30.0%
4~6番人気【1-3-5-21】3.3%13.3%30.0%
7~9番人気【1-3-3-23】3.3%13.3%23.3%
10番人気以下【1-1-1-44】2.1%4.3%6.4%

1番人気は軸向け!

過去10年のアーリントンカップで1番人気はなんと7勝もしていました。

単勝率は驚異の70%ですが、2.3着には1頭も絡んでおらず、複勝率も70%です。

1番人気は相手よりも1着軸に最適です。

1番人気は単勝オッズにも注目したい

年度1番人気の馬単勝オッズ着順
2022ダノンスコーピオン2.5倍1着
2021ホウオウアマゾン3.4倍1着
2020タイセイビジョン3.0倍1着
2019フォッサマグナ3.1倍16着
2018タワーオブロンドン3.1倍1着
2017ペルシアンナイト1.9倍1着
2016アーバンキッド4.5倍5着
2015ナヴィオン4.8倍4着
2014ミッキーアイル1.4倍1着
2013コパノリチャード2.2倍1着

過去10年のアーリントンカップを1番人気のオッズ別にまとめました。

単勝オッズ3.0倍未満だった1番人気の馬は過去10年で5頭いましたが全頭勝利を手にしています。

逆に、単勝オッズが4倍以上だった1番人気馬は2頭いましたがいずれも着外に敗れていました。

アーリントンカップは1番人気が単勝オッズ3.0倍未満なら強く狙ってもよさそうですが、単勝オッズ4倍を超えていたら軽視したほうがいいかもしれません。

2番人気以下の上位人気は信頼しづらい

過去10年のアーリントンカップでは2番人気、3番人気の馬は勝利が一度もありませんでした。

また、馬券に絡んだのも4頭のみで不振傾向にあります。

過去10年のアーリントンカップを見てみると、馬連配当1,000円未満で決着ついた年は3度ありますが、万馬券決着になった年も2度あります。

平均配当6,580円が示しているように、上位人気が苦戦気味で人気落ちがたびたび台頭するレースなのです。

アーリントンカップの過去10年の枠番別成績

◆過去10年のアーリントンカップの枠順別データ

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【0-1-1-11】0.0%7.7%15.4%
2枠【0-0-2-12】0.0%0.0%14.3%
3枠【0-1-1-12】0.0%7.1%14.3%
4枠【1-1-0-13】6.7%13.3%13.3%
5枠【5-2-0-10】29.4%41.2%41.2%
6枠【3-1-2-12】16.7%22.2%33.3%
7枠【0-3-2-18】0.0%13.0%21.7%
8枠【1-1-2-19】4.3%8.7%17.4%

◆開催最終週に行われるようになった2018年~2022年の過去5年の枠順別データ

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【0-1-1-6】0.0%12.5%25.0%
2枠【0-0-0-8】0.0%0.0%0.0%
3枠【0-0-0-8】0.0%0.0%0.0%
4枠【0-0-0-9】0.0%0.0%0.0%
5枠【5-2-0-3】50.0%70.0%70.0%
6枠【0-0-2-8】0.0%0.0%20.0%
7枠【0-2-2-9】0.0%15.4%30.8%
8枠【0-0-0-13】0.0%0.0%0.0%

外枠が圧倒的有利

過去10年のアーリントンカップの好走馬を枠順別にまとめました。

勝利した5頭の馬が5枠の馬で3頭が6枠でした。

残りの2頭も4枠と8枠です。

また、開催最終週に移行した近5年を見ると、5枠に入った馬が5勝していて全勝しています。

対して、1~4枠は勝ち馬ゼロで馬券に絡んだのも2頭のみでした。

もともとアーリントンカップは外枠有利でしたが、開催時期が最終週に移ってからはよりその傾向が強くなっています。

アーリントンカップでは5枠より外目の枠に入った馬を評価したいですね。

今年のアーリントンカップで5枠に入った馬はキョウエイブリッサスカイロケットです。

アーリントンカップの過去10年の前走クラス別成績

前走クラス成績単勝率連対率複勝率
G1【3-2-0-7】25.0%41.7%41.7%
G2【1-0-1-9】9.1%9.1%18.2%
G3【4-3-3-14】16.7%29.2%41.7%
L【0-0-0-4】0.0%0.0%0.0%
OP【1-1-1-7】10.0%20.0%30.0%
1勝【1-3-3-53】1.7%6.7%11.7%
未勝利【0-1-1-7】0.0%11.1%22.2%
新馬【0-0-1-3】0.0%0.0%25.0%

前走重賞組が強い

過去10年のアーリントンカップで馬券に絡んだ馬を前走クラス別にまとめました。

前走が重賞だった馬はこれまで8勝し、17頭が馬券内に入選しています。

対して、前走が非重賞だった馬は馬券二こそ13頭絡んでいますが勝ち馬は2頭のみです。

アーリントンカップで勝ち馬を探す際は前走が重賞だったか否か確認するのもよいかもしれません。

今年の出走馬で前走が重賞だった馬は6頭いました。

アイルシャイン
(京都2歳ステークス【G3】/13着)

オオバンブルマイ
(朝日杯FS【G1】/7着)

セッション
(弥生賞ディープインパクト記念【G2】/7着)

トーホウガレオン
(シンザン記念【G3】/3着)

ドクタードリトル
(毎日杯【G3】/4着)

アーリントンカップの過去10年の前走レース別成績

前走レース成績単勝率連対率複勝率
朝日杯FS(G1)【3-2-0-6】27.3%45.5%45.5%
シンザン記念(G3)【3-1-2-5】27.3%36.4%54.5%
1勝(500万)【0-1-3-27】0.0%3.2%12.9%
未勝利【0-1-1-7】0.0%11.1%22.2%
ファルコンS(G3)【0-1-0-3】0.0%25.0%25.0%
こぶし賞(500万)【0-1-0-2】0.0%33.3%33.3%
新馬【0-0-1-3】0.0%0.0%25.0%

前走朝日杯orシンザン記念組に注目!

過去10年のアーリントンカップ好走馬を見てみると、前走が朝日杯FS組と前走シンザン記念組がそれぞれ3勝ずつ、合計で6勝勝利しています。

また、馬券に絡んだ11頭が前走朝日杯FS&シンザン記念だったのです。

アーリントンカップは前走別に見ても好走傾向が見られるレースで、前走朝日杯FSもしくはシンザン記念だった馬に注目したいです。

今年の出走馬で前走が朝日杯FSだった馬はオオバンブルマイ、前走シンザン記念の馬はトーホウガレオンがいました。

アーリントンカップ2023の有力馬3頭

アーリントンカップは1番人気の成績が非常に優秀なレースです。

今年の出走登録馬で上位人気の支持を集めそうな馬を3頭紹介します。

※有力馬のカルロヴェローチェは出走するか否か未定で、登録だけの可能性が高いため考察からは外しています。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

オオバンブルマイ

前々走のデイリー杯2歳ステークスは10番人気の低評価ながらも先行競馬が見事は待って勝利し、三連単200万円の立役者となりました。

前走の朝日杯FSは出遅れでいままで経験したことがない追い込み競馬となりましたが、上がり3位の末脚を使って7着に入選しています。

出遅れでいままで対応していた先行競馬ができなかったにもかかわらず7着入選なので前走の朝日杯FSの結果はそこまで気にしなくてもよいでしょう。

朝日杯FSの内容を見る限り、マイル適性に関してはまだ何とも言えませんが、慣れない展開で出し切れたのは一定の評価が必要でしょう。

ただし、オオバンブルマイの場合は賞金的にここで凡走してもNHKマイルカップは出走できるので、叩きで挑む可能性もあります。

今年のアーリントンカップは面白そうな馬が多数そろったので評価が難しいですが、枠や出走馬を見ながら印を考えたいです。

★評価点
・重賞馬として確かな実力はありそう
・前走慣れない展開で7着入選

▼課題
・ここは叩きの可能性もある

ナヴォーナ

ナヴォーナは血統的に有利なロードカナロア産駒です。

また、鞍上も近2年連続で勝利している川田騎手が騎乗するためデータ的な好走条件が目白押しです。

新馬戦しか走っていませんが前走は東京の芝1,600mで超スローからの上がり3ハロン勝負を制しました。

この時の上がりは最速で33秒2です。

上がり2位の馬が34秒1なので別格の末脚で勝利をつかみました。

ポテンシャルの高さを感じる馬ですが、最大の懸念材料は出走できるかどうかです。

新馬戦しか使っていないため収得賞金400万円のナヴォーナは抽選対象となってしまいました。

今年の抽選対象馬は15頭いて、当選枠は9枠なので40%の確率で出走除外となってしまいます。

カルロヴェローチェが出走を取りやめたとしても3割近い確率で除外なのでこればかりは運です。

出走するようでしたら馬券に絡めた位一頭です。

★評価点
・メンバー唯一のロードカナロア産駒
・川田将雅騎手騎乗予定

▼課題
・競走除外の可能性がある

ユリーシャ

前走のエルフィンステークスではのちに桜花賞で2着に入選したコナコースト相手に2馬身半差突き放して圧勝しました。

ユリーシャも桜花賞に登録していましたが今年の桜花賞は出走ボーダーが異様に高く、なんと出走できなかったのです。

ポテンシャルだけ見たら桜花賞で大健闘したコナコースト相手に楽勝しているのは高く評価できます。

それ以外にもフィリーズレビューを制したシングザットソングやアネモネステークス3着のクイーンオブソウルら相手に勝ち負けしていて強い相手に着差をつけて勝利しました。

マイルも【2-0-0-0】と相性がいいですね。

ここは牡馬相手となりますが、近走を見る限り牝馬のユリーシャでもチャンスはあると思います。

★評価点
・エルフィンステークスが強い相手に勝ち負けしている
・マイルで無敗

▼課題
・牡馬混合戦

アーリントンカップ2023の穴馬2頭

過去10年の馬連平均配当6,580円が示しているように、アーリントンカップは伏兵の台頭もたびたび見られます。

今年の出走登録馬で配当妙味の高そうな馬を2頭まとめました。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ヤクシマ

クロッカスステークスを勝利したヤクシマも注目の1頭でしょう。

前走のクロッカスステークスは芝1,400mらしからぬスロー展開でしたが上がり3ハロンを33秒6の末脚で駆け抜け勝利をつかみました。

スローからしっかり末脚を使えるのがヤクシマの武器です。

阪神の芝1,600mはスローからの瞬発力勝負になりやすいので、チャンスはあるかもしれません。

もっとも、芝1,600mの距離は一度も走ったことがないので距離が持てばの話ですが…。

騎乗するルメール騎手も当然そのことは分かっているはずなので、どのような競馬をするか注目です。

★評価点
・クロッカスステークスの勝ち馬
・スローからの瞬発力勝負に対応できる

▼課題
・初めてのマイル戦

トーホウガレオン

前走のシンザン記念で3着入選したトーホウガレオンもアーリントンカップに出走します。

シンザン記念からここに挑む馬はこれまで3頭が勝利しているようにデータ的な魅力の大きい馬です。

もっとも、シンザン記念を制したライトクオンタムは桜花賞で8着、2着のペースセッティングもファルコンステークスで11着なので、メンバーレベルが高いかといわれると素直には頷けませんが…。

これまで主戦を務めていた福永騎手が2月に騎手引退したため必然的に乗り替りとなりますが、替わって手綱を握るのは岩田康誠騎手なのでそこまでマイナスではないでしょう。

シンザン記念組が揃って不振ですが、ここで激走して名誉挽回してほしいですね。

なお、トーホウガレオンも収得賞金400万円なので、抽選対象馬です。

抽選次第で出走できない可能性もあります。

★評価点
・データと相性のいい前走シンザン記念組

▼課題
・シンザン記念組が今のところ結果を残していない
・抽選対象馬

アーリントンカップ2023予想の最終買い目

アーリントンカップ予想(雨不良馬場想定)

アーリントンカップが開催される土曜日の阪神競馬場界隈は雨の予報が出ています。

前日の夜中ごろから雨が降り始め、土曜日は終日雨模様のようです。

雨量も多い時だと1時間当たり5mmほど降るのでかなり激しい雨となるでしょう。

当然のことながら、馬場悪化にもつながると思います。

阪神競馬場は先週のレースを見ても分かるように開催後期にしては時計が出ていました。

しかしながら、開催最終週の馬場に加えて激しい雨が降ったらさすがに時計はかかると見てみます。

うましるでは雨の不良馬場、非常にタフな馬場を想定しながらレース予想をまとめました。

◎本命 7 トーホウガレオン

リアルスティール
デビルズコーナー
母父Songandaprayer
主な勝ち鞍2歳未勝利 2022年
前走シンザン記念(G3) 3着

本命はトーホウガレオンにします。

データと相性のいい前走シンザン記念組という点を評価したいところですが、シンザン記念で好走したライトクオンタムやペースセッティングのその後の活躍を見る限り、あまり過信しないほうがよいでしょう。

それよりも、稍重の馬場で【0-2-0-0】と健闘している点を評価しました。

今年のアーリントンカップは雨で重馬場、もしかしたら不良馬場で開催される可能性も高いです。

その中で過去に力の要る馬場で好走していたので評価を大きく上げました。

近走を見ても先行すると思いますし前残りにも期待したいです。

〇対抗 17 ヤクシマ

Havana Grey
Satsuma
母父Compton Place
主な勝ち鞍クロッカスS(L) 2023年
前走クロッカスS(L) 1着

対抗はヤクシマにします。

評価したのは騎手です。

今回騎乗するルメール騎手はいうまでもなくリーディング上位の騎手です。

タフな馬場になると騎手の判断や経験も重要になってきますが、かつて一世を風靡したルメール騎手であれば勝ち負けの競馬に持って行ってくれると思います。

ヤクシマ自身はこれまで芝1,400m以下の距離しか走っていないため、芝1,600mでしかも重馬場の舞台で体力が持つのか心配ですが、ルメール騎手もそれは理解しているので勝つための競馬を行ってくれるでしょう。

ヤクシマに関しては馬のポテンシャルよりも騎手で評価しました。

▲単穴 2 ユリーシャ

グレーターロンドン
アンジェリカス
母父ハービンジャー
主な勝ち鞍エルフィンS(L) 2023年
前走エルフィンS(L) 1着

ユリーシャは単穴にしました。

前走のエルフィンステークスではのちに桜花賞で2着入選するコナコーストや、フィリーズレビュー勝ち馬のシングザットソングなど、有力馬がたくさんいた中で勝利。

それも、2着コナコーストに2馬身半差つけて勝利しています。

2着以下に敗れた馬たちのその後を見る限り、強いメンバー相手に完勝したのは非常に高く評価できます。

桜花賞は抽選に漏れてしまったため、牡馬混合のアーリントンカップを選択しましたが、前走の内容を見る限りここでも太刀打ちできると思います。

ただ、当日は本降りの雨で馬場悪化の可能性も高く、そうなればパワー型の競馬になるでしょう。

牝馬よりは牡馬のほうが基礎パワーは豊富なので、牝馬のユリーシャが重馬場の中でどこまでやれるか気になりました。

良馬場であれば対抗くらいに評価する予定でしたがここはひとつ評価を落として予想します。

△連下 5 ナヴォーナ

ロードカナロア
セリエンホルデ
母父Soldier Hollow
主な勝ち鞍3歳新馬 2023年
前走3歳新馬 1着

連下はナヴォーナにしました。

無事に抽選を突破できてなによりですが、当日の雨は余計です。

新馬戦で見せた差し切り競馬も当日が雨だと半減するでしょう。

データ的に有利なロードカナロア産駒で、騎乗するのも近2開催優勝している川田騎手と、好走データはたくさんありますが、雨がとにかく要りません。

雨がなければ本命候補でしたが、馬場が悪化するようでしたら末脚勝負も厳しいと思います。

一応馬券に絡めますが、大きく評価を落とした一頭です。

△連下 16 タイセイクラージュ

サトノクラウン
シェリール
母父サンデーサイレンス
主な勝ち鞍2歳新馬 2022年
前走つばき賞(1勝クラス) 11着

タイセイクラージュも抑えます。

近2戦は二けた着順に沈んでいてここは人気落ちになるはずです。

しかしながら、評価した要因は血統です。

父のサトノクラウンは現役時代、重馬場を得意としている馬でした。

サトノクラウン産駒で目立った活躍している馬はいまのところいませんが、父譲りのパワーを備えていたら当日の馬場にも対応できるかもしれません。

今年絶不調の和田騎手騎乗、近2戦が二桁入選なので評価の難しいところはありますが、保険で抑えることにします。

単勝

7 トーホウガレオン

馬連流し

軸馬:7
相手:2、5、10、16、17

三連複フォーメーション

1頭目:7
2頭目:2、5、10、16、17
3頭目:2、5、10、16、17

以上になります。
アーリントンカップの予想の参考にしてみてください!

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