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【キーンランドカップ2023予想】本命馬3頭+穴党におすすめしたい〝伏兵2頭〟はこちら!

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キーンランドカップ2023予想の最終買い目を更新しました!

キーンランドカップ2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!

キーンランドカップ2023の予想ポイント

  • 3~5歳馬が中心(6歳以上は重賞馬に注視)
  • 好走率は逃げ馬、勝利数は差し馬がトップ
  • 1着に中穴、2着に1,2番人気の馬単がおすすめ
  • 外枠(6枠~8枠)が有利
  • 前走、函館SS組とUHB賞組が活躍
目次(読みたい項目をタップ)

キーンランドカップ2023の概要

キーンランドカップは札幌競馬場で開催される芝の短距離重賞です。

レース名の「キーンランド」とはアメリカのケンタッキー州にある競馬場を指しています。ちなみに、ケンタッキー州は馬産地としても有名で、日本の馬産地である北海道と共通する点が多いのです。

さて、サマースプリント第5戦に指定されているキーンランドカップは、函館スプリントステークスやアイビスサマーダッシュを経て挑む馬が多いです。

また、勝ち馬には秋に開催されるスプリンターズステークスの優先出走権が与えられるので、そこを目標にしている馬も参戦しています。

さらにこの週の札幌はワールドオールスタージョッキーズという、世界の騎手とJRA所属の騎手がポイント制でしのぎを削るイベントが開催されています。

ワールドオールスタージョッキーズのために来日した騎手がキーンランドカップに出走するケースも少なくありません。

月曜日の段階ではウォーターナビレラにイタリアのウンベルト・リスポリ騎手が、タイセイアベニールにはイギリスのルーク・モリス騎手が騎乗予定です。

サマースプリント王者を目指す馬もいれば、秋の大舞台を第一に考えている馬、さらには賞金加算を狙う騎手など、ひとつのレースにさまざまな目論見を以て各馬が挑むため、個性的なメンバーが揃うのがキーンランドカップの最大の特徴といえるでしょう。

北の大地でナンバーワンの快速馬となるのはどの馬でしょうか?

うましるでは、函館で開催された2013年度を含めた2013~2022年の過去10開催のデータをまとめました。

2022年 キーンランドカップ(GⅢ) | ヴェントヴォーチェ | JRA公式

キーンランドカップ2023の開催内容

開催日8月27日(日曜) 15:35発走
格付けG3
開催競馬場札幌競馬場 札幌11R
コース芝1,200m
性齢3歳以上
斤量別定
1着賞金4300万円

キーンランドカップ2023が開催される札幌の芝1,200mの特徴

札幌競馬場 芝1200mのコースで特徴を解説
スタート地点2コーナーの奥ポケット
コース右回り
Cコース使用
1周の距離1,659.8m
直線距離269.1m
高低差0.7m
フルゲート16頭

スタート地点は2コーナーの奥ポケットで、最初のコーナーまでは約412mです。

ゆるやかな上り坂が続きますが、3コーナーのあるてっぺんを過ぎると今度はゆるやかな下り坂に切り替わります。

3~4コーナーは半径が大きく、500m以上あります。

そのため、コーナーの立ち回りが苦手な馬でもロスなく回ることができます。

最後の直線は約270mと短いです。

札幌の芝1,200mは短距離戦ですが、序盤が上り傾斜となっているため他の競馬場に1,200mと比較するとそこまでハイペースになりません。

しかしながら、できるだけインで競馬したほうが有利なので序盤からポジション争いが激しくなると流れるようになり、間接的に差しや追い込み馬が台頭することもしばしばみられます。

最後の直線が短いため、有利なのは逃げや先行馬です。

差しや追い込み馬が直線一気で届くケースはあまりみられません。上位争いするのであれば向こう正面やコーナーで仕掛けることが大事です。

札幌の芝1,200mはここをチェック!

  • ワンターンコース
  • 全面洋芝
  • コーナーが大きい
  • まくりが決まりやすい
  • 逃げと先行馬の勝率が高い
  • 現役時代に短距離で結果を残した種牡馬の産駒が強い

キーンランドカップ2023の出走馬

【参考レース】2023年 キーンランドカップ|JRA公式
馬番馬名性齢斤量騎手
1ウォーターナビレラ牝455.0U.リスポリ
2ナランフレグ牡758.0丸田恭介
3レッドベルオーブ牡557.0松田大作
4キミワクイーン牝455.0横山武史
5ウインマーベル牡457.0松山弘平
6タイセイアベニール牡857.0L.モリス
7カイザーメランジェ牡857.0江田照男
8シナモンスティック牝455.0松岡正海
9ジュビリーヘッド牡657.0西村淳也
10ゾンニッヒ牡557.0武豊
11ヴァトレニセ557.0横山和生
12トウシンマカオ牡457.0鮫島克駿
13レイハリア牝555.0亀田温心
14ナムラクレア牝455.0浜中俊
15サトノアイ牝555.0佐々木大輔
16シュバルツカイザーセ557.0J.モレイラ

キーンランドカップの過去10年のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2022
18ヴェントヴォーチェ6アイビスサマーダッシュ(G3)9
25ウインマーベル2葵ステークス(G3)1
31ヴァトレニ4青函ステークス(OP)1
2021
112レイハリア3葵ステークス(G3)7
29エイティーンガール7UHB賞(OP)1
38セイウンコウセイ9京王杯スプリングカップ(G2)9
2020
114エイティーンガール5UHB賞(OP)7
212ライトオンキュー2UHB賞(OP)1
315ディメンシオン9中京記念(G3)9
2019
稍重
113ダノンスマッシュ1高松宮記念(G1)4
27タワーオブロンドン2函館スプリントステークス(G3)3
316リナーテ3UHB賞(OP)1
2018
稍重
111ナックビーナス1函館スプリントステークス(G3)3
27ダノンスマッシュ4函館日刊スポーツ杯(1600万)1
34ペイシャフェリシタ9アイビスサマーダッシュ(G3)11
2017
18エポワス12UHB賞(OP)7
211ソルヴェイグ2ヴィクトリアマイル(G1)5
36ナックビーナス5高松宮記念(G1)8
2016
114ブランボヌール2NHKマイルカップ(G1)6
24シュウジ1函館スプリントステークス(G3)2
312レッツゴードンキ3函館スプリントステークス(G3)3
2015
113ウキヨノカゼ8TVh杯(1600万)1
216トーホウアマポーラ9CBC賞(G3)7
310ティーハーフ1函館スプリントステークス(G3)1
2014
17ローブティサージュ3函館スプリントステークス(G3)2
215レッドオーヴァル1札幌日刊スポーツ杯(1600万)1
314マジンプロスパー5高松宮記念(G1)18
2013
稍重
11フォーエバーマーク4アイビスサマーダッシュ(G3)2
211ストレイトガール1UHB賞(OP)1
33シュプリームギフト6UHB賞(OP)9
※2013年は函館芝1,200mで開催

【重賞実績】重賞で3着内に入線しておきたい

年度着順馬名重賞実績
20221ヴェントヴォーチェ【0-0-0-2】
2ウインマーベル【1-0-0-1】
20211レイハリア【1-0-0-0】
2エイティーンガール【1-1-0-6】
20201エイティーンガール【0-1-0-2】
2ライトオンキュー【1-0-0-4】
20191ダノンスマッシュ【2-1-0-5】
2タワーオブロンドン【3-0-2-2】
20181ナックビーナス【0-2-3-6】
2ダノンスマッシュ【0-0-0-4】
20171エポワス【0-0-1-4】
2ソルヴェイグ【2-0-1-5】
20161ブランボヌール【1-0-2-3】
2シュウジ【1-2-0-3】
20151ウキヨノカゼ【1-1-0-0】
2トーホウアマポーラ【1-0-0-7】
20141ローブティサージュ【1-2-1-7】
2レッドオーヴァル【0-1-1-6】
20131フォーエバーマーク【0-1-1-7】
2ストレイトガール【0-0-0-0】

過去10年のキーンランドカップの勝ち馬5頭が重賞馬でした。

また、残り5頭の内、昨年の勝ち馬ヴェントヴォーチェを除いた4頭がこれまでに重賞レースで3着内に入線しています。

さらに、2着に入線した馬10頭のうちの7頭も重賞馬でした。

キーンランドカップはこれまでに重賞タイトルをつかんでいた、もしくは重賞レースで3着内に入線したことがある実績馬が活躍傾向にありますよ

今年の出走馬でこれまで重賞レースで一度も馬券に絡んだことがなかった馬は3頭いました。

・サトノアイ
・シナモンスティック
・シュバルツカイザー

【年齢】3~5歳馬が中心

年齢成績単勝率連対率複勝率
3歳【2-3-0-20】8.0%20.0%20.0%
4歳【3-4-3-22】9.4%21.9%31.3%
5歳【4-2-4-30】10.0%15.0%25.0%
6歳【0-1-1-25】0.0%3.7%7.4%
7歳【0-0-1-15】0.0%0.0%6.3%
8歳以上【1-0-1-11】7.7%7.7%15.4%

過去10年のキーンランドカップの勝ち馬9頭が3~5歳馬でした。

また、馬券に絡んだ30頭のうちの25頭もこれに該当しています。

キーンランドカップは3~5歳馬が活躍する傾向にあります。

今年の出走馬で6歳以上の馬は4頭いました。

・カイザーメランジェ
・ジュビリーヘッド
・タイセイアベニール
・ナランフレグ

なお、過去10年のキーンランドカップで6歳以上の馬は5頭が馬券に絡んでいますが、この5頭はいずれもこれまでに重賞レースで3着内に入線していました。

6歳以上の馬でも重賞実績があるようでしたら、激走するかもしれませんよ。

【脚質】最多勝利数は差し馬!

脚質成績単勝率連対率複勝率
逃げ【2-1-2-5】20.0%30.0%50.0%
先行【1-3-2-33】2.6%10.3%15.4%
差し【6-4-5-39】11.1%18.5%27.8%
追込【1-2-1-47】2.0%5.9%7.8%

過去10年のキーンランドカップの好走馬を脚質別にまとめました。

好走率がもっとも高いのが逃げ馬で、単勝率20%、複勝率50%は最多です。

しかしながら、勝ち馬をもっとも輩出していたのは差し馬です。

差し馬は6頭の勝ち馬と15頭の3着内馬がいました。

近走を見ても後ろから競馬を行ったヴェントヴォーチェやエイティーンガール、ダノンスマッシュが勝利をつかんでいました。

対して、先行馬はこれまで39頭が出走しましたが、勝ち馬はブランボヌールのみ、単勝率はわずか3%しかありません。

キーンランドカップは短距離戦なので前残りが有利に感じますが、開催後期の札幌が舞台なので内ラチ沿いは伸びないのでしょう。

最後の直線で外目から急襲できる差し馬が強い舞台なのです。

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キーンランドカップの過去10年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【2-3-1-4】20.0%50.0%60.0%
2番人気【1-4-0-5】10.0%50.0%50.0%
3番人気【2-0-2-6】20.0%20.0%40.0%
4~6番人気【3-1-4-22】10.0%13.3%26.7%
7~9番人気【1-2-3-24】3.3%10.0%20.0%
10番人気以下【1-0-0-62】1.6%1.6%1.6%

勝ち切れないものの3着内率の高い1,2番人気

過去10年のキーンランドカップで1,2番人気は合計3勝していました。

他の重賞と比較しても単勝率は20%を下回っています。

ただし、複勝率は1番人気が60%、2番人気が50%で2頭に1頭が馬券に絡んでいました

1,2番人気の馬は勝ち切れないものの、馬券に絡む可能性は高いです。

勝ち馬は1~6番人気に集中

過去10年のキーンランドカップの勝ち馬8頭が1~6番人気に支持された馬です。

7番人気以下で勝利したのは2015年のウキヨノカゼと2017年のエポワスの2頭でした。

夏開催の短距離レースということで荒れるイメージがありますが、キーンランドカップの勝ち馬だけ見たら上~中位人気に支持された馬が勝ち切ることが多いですよ。

馬単ウラ馬券がおすすめ!

年度着順馬名人気
20221ヴェントヴォーチェ6
2ウインマーベル2
20211レイハリア3
2エイティーンガール7
20201エイティーンガール5
2ライトオンキュー2
20191ダノンスマッシュ1
2タワーオブロンドン2
20181ナックビーナス1
2ダノンスマッシュ4
20171エポワス12
2ソルヴェイグ2
20161ブランボヌール2
2シュウジ1
20151ウキヨノカゼ8
2トーホウアマポーラ9
20141ローブティサージュ3
2レッドオーヴァル1
20131フォーエバーマーク4
2ストレイトガール1

過去10年のキーンランドカップで連対した20頭を見てみると、人気薄⇒人気馬で決着づいた年が6回ありました。

このうち、1番人気は2着に3回、2番人気は4回入着しています。

キーンランドカップは1着に穴馬、2着に1,2番人気を固定する買い方がハマることが多いですよ。

キーンランドカップの過去10年の枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【1-0-1-16】5.6%5.6%11.1%
2枠【0-0-2-15】0.0%0.0%11.8%
3枠【0-2-0-17】0.0%10.5%10.5%
4枠【2-2-1-15】10.0%20.0%25.0%
5枠【0-1-2-16】0.0%5.3%15.8%
6枠【3-2-0-15】15.0%25.0%25.0%
7枠【3-1-2-14】15.0%20.0%30.0%
8枠【1-2-2-15】5.0%15.0%25.0%

外枠が有利

過去10年のキーンランドカップの勝ち馬7頭が6~8枠の馬でした。

また、6~8枠からは16頭が馬券に絡んでおり、全体の半分以上を占めています。

キーンランドカップが開催される札幌は開催6週目です。

先週Cコースに移行したとはいえ内馬場は痛みが随所にみられることから、内よりも外目で競馬する馬のほうが活躍していました。

6枠より外目を引いた馬は評価を上げてもよいでしょう。

キーンランドカップの過去10年の前走レース別成績

前走レース成績単勝率連対率複勝率
函館SS(G3)【2-2-2-23】6.9%13.8%20.7%
UHB賞(OP)【2-3-2-44】3.9%9.8%13.7%
ヴィクトリアマイル(G1)【0-1-0-1】0.0%50.0%50.0%
京王杯SC(G2)【0-0-1-2】0.0%0.0%33.3%
青函S(OP)【0-0-1-1】0.0%0.0%50.0%
しらかばS(OP)【0-0-0-0】

前走北海道の競馬場を走った馬が活躍

過去10年のキーンランドカップの好走馬を前走レース別にまとめました。

前走が函館スプリントステークスだった馬はこれまで29頭が出走し【2-2-2-23】の成績でした。複勝率は21%と安定しています。

また、札幌芝1,200mが舞台の前走UHB賞組もこれまで51頭が出走し、【2-3-2-44】です。

函館スプリントステークスよりも好走率は劣りますが、こちらも7頭が絡んでいるように有力ステップレースといえるでしょう。

ヴィクトリアマイルや京王杯スプリングカップなど、そのほかの舞台から挑む馬も3着内に入線していますが、キーンランドカップは北海道の短距離レースを使われた馬が好走する傾向が見られました。

今年の出走馬で前走が函館スプリントステークスだった馬は5頭、UHB賞だった馬は4頭いました。(かっこ内は着順)

前走函館スプリントステークス
キミワクイーン(1着)
ジュビリーヘッド(2着)
トウシンマカオ(3着)
ヴァトレニ(7着)
レイハリア(13着)

前走UHB賞
シナモンスティック(1着)
サトノアイ(3着)
レッドベルオーブ(5着)
タイセイアベニール(12着)

前走しらかばステークス組の出走は今回が初

札幌芝1,200mで開催されるしらかばステークスから挑む馬も今年は何頭かいます。

実はこれまでキーンランドカップに出走した馬のなかで前走がしらかばステークスだった馬は1頭もいませんでした。

しらかばステークスは2020年に設立されたレースなので歴史は浅いですが、キーンランドカップの1か月前に開催されるレースなので間隔もちょうどよくて出走があってもおかしくありません。

しかし、なぜかわかりませんがこれまで出走はなかったのです。

しらかばステークスはデータと相性のいい北海道競馬のレースなので、もしかしたら好走馬が出てくるかもしれません。

今年の出走馬で前走がしらかばステークスだった馬は3頭いました。

シュバルツカイザー(1着)
ウォーターナビレラ(8着)
カイザーメランジェ(12着)

キーンランドカップ2023の有力馬3頭

キーンランドカップはサマースプリントチャンピオンを目指す馬もいれば、秋のスプリンターズステークスの権利を獲得しようとする馬もいます。

その結果、数多くの有力馬が北の大地に集うことになりました。

今年のキーンランドカップは例年以上に豪華メンバーが揃いましたが、そのなかで上位人気に支持されそうな馬を3頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ナムラクレア

主な勝ち鞍

・シルクロードS  (G3) 2023年
・函館スプリントS (G3) 2022年
・小倉2歳S    (G3) 2021年

4歳世代の中でもっとも注目の熱いナムラクレアがキーンランドカップを叩いてスプリンターズステークスを目指します。

デビュー時から短距離をメインに使われていましたが、昨年の桜花賞3着で一区切りし、本格的に短距離路線に駒を進めました。

昨年の函館スプリントステークスは50キロの斤量も味方しましたが、洋芝を苦にしない走りであっさり古馬に勝利します。

その年のスプリンターズステークスでも2番人気に支持されましたが、末脚自慢の古馬相手に敗れてしまいました。

しかしながら、今年のシルクロードステークスでは同期のウインマーベルやマッドクール、トウシンマカオといった牡馬相手に勝利すると、続く高松宮記念も不良馬場を苦にしない走りで2着入りしました。

大舞台でも力のある走りを見せているナムラクレアは世代屈指の短距離馬といえるでしょう。

前走のヴィクトリアマイルは8着に敗れたものの、距離が長かったので度外視して問題ありません。

休み明け初戦となりますが、かみ合えばいきなりも十分狙えるでしょう。

★評価点
・現役でもトップクラスの実力を秘めた短距離馬
・洋芝で勝利経験あり
・牝馬はこのレース走る

▼課題
・休み明け初戦

ウインマーベル

主な勝ち鞍

・葵ステークス  (G3) 2022年
・橘ステークス  (L) 2022年
・福島2歳S  (OP) 2021年

ナムラクレアと同期のウインマーベルも注目度の高い馬です。

昨年の葵ステークスを制したのち挑んだキーンランドカップでは好位から早めに抜け出して2着入りしました。

すると、続くスプリンターズステークスでは差しの競馬で2着入りを果たしたのです。

今年は3戦走って前走京王杯スプリングカップしか馬券に絡むことができていません。

しかしながら、古馬初戦で挑んだシルクロードステークスは8枠発走に加えてトップハンデ59キロが響きました。

高松宮記念もこれまで経験したことのない不良馬場でなすすべもなかったように、この2戦は敗因が明白です。

今回は斤量57キロで挑めますし、昨年2着入りした舞台なので、久々でも激走は十分あり得ますよ。

★評価点
・昨年のキーンランドカップで2着
・スプリンターズステークスでも2着
・松山騎手が継続騎乗する

▼課題
・前走京王杯スプリングカップ組はあまり目立つ活躍を見せていない

キミワクイーン

主な勝ち鞍

・函館スプリントS (G3) 2023年

今年の函館スプリントステークスを制したキミワクイーンにも注目したいです。

条件戦からオープン入りを果たしたキミワクイーンは前走の函館スプリントステークスに手、後方からの差し切り競馬を決めて勝利をつかみました。

今年のCBC賞と北九州記念を制したジュビリーヘッドが現在サマースプリントチャンピオンにもっとも近いです。

しかし、キミワクイーンがキーンランドカップで勝利を収めることができればどちらもポイントタイとなり、9月に行われるセントウルステークスの結果次第でキミワクイーンがチャンピオンになれる可能性もあります。

札幌は昨年の札幌スポニチ賞で勝利している舞台なので、コース適性も洋芝適性も問題ありません。

キーンランドカップは差し馬が活躍するのでキミワクイーンの脚色にも合うでしょう。

サマースプリントチャンピオンを目指すうえでも、ここは勝ち負けしたいです。

★評価点
・洋芝適性が高い
・札幌で勝利経験がある
・ここを勝てばサマースプリントチャンピオンの可能性もでてくる
・横山武史騎手が継続騎乗する

▼課題
・函館スプリントステークスよりも相手は強化される

キーンランドカップ2023の穴馬2頭

キーンランドカップで上位人気に支持された馬は意外と2着以下に敗れます。

言い換えれば、伏兵が勝ち切ることが多いレースなのです。

穴党にとって予想し甲斐のあるレースですよ。

今年の出走登録馬のなかで配当妙味に期待できそうな馬を2頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

トウシンマカオ

主な勝ち鞍

・京阪杯   (G3) 2022年
・オパールS  (L) 2022年
・クロッカスS (L) 2022年

トウシンマカオは昨年の京阪杯で早めに抜け出しながらも上がり最速33秒0の末脚で勝利しました。

開催後期の阪神の馬場で上がり最速33秒0の末脚を使えたのはポテンシャルの高さを感じますし、古馬相手に真っ向から勝利したのもポイントが高いです。

4歳になってからは勝ち星こそ手にしていませんが、初戦に挑んだシルクロードステークスは58.5キロの斤量を課せられながらも4着入りしました。

そして、前走の函館スプリントステークスでも3着入りを果たし、地力の高さを証明しています。

現在のスプリング勢は4歳馬の勢いが強いですが、トウシンマカオもその一角だと思っているのでここで上位争いしてもおかしくないでしょう。

★評価点
・力が必要な馬場で結果を残している
・洋芝適性もそこそこある

▼課題
・同世代のメンツが強敵

ナランフレグ

主な勝ち鞍

・高松宮記念   (G1) 2022年
・タンザナイトS (OP) 2021年

メンバー唯一のG1馬であるナランフレグもキーンランドカップに参戦します。

昨年の高松宮記念は重馬場を苦にしない走りで勝利をつかみ、不良馬場で行われた今年の高松宮記念でも末脚をフルに活かして4着入りを果たしました。

パワー型のゴールドアリュール産駒なので、開催後期の洋芝で行われる札幌の馬場でも対応は可能でしょう。

年齢的にキーンランドカップは若い馬のほうが活躍していますが、ナランフレグの場合はG1馬なのでそこまで気にしなくてよいと思います。

スプリンターズステークスを目指すうえでもここで結果を残したいですね。

★評価点
・G1馬
・力のいる馬場で実力を発揮している

▼課題
・トップハンデ58キロを背負う

キーンランドカップ2023追い切り評価

キーンランドカップ2023追い切り評価はこちらの記事でご確認ください。

キーンランドカップ2023予想の最終買い目

キーンランドカップ予想(雨の稍重~重馬場想定)

キーンランドカップは札幌競馬場で開催されます。

札幌競馬場がある札幌市の日曜日の天気を見てみると、曇りのち雨の予報が出ていました。

朝から雨が降り始め、昼過ぎには降水確率100%になるようです。

そのため、雨の影響は大きく受けるでしょう。

土曜日の芝レースの傾向を見てみると全体的に平均よりも時計は遅く、メイン競走のオールスタージョッキー第2戦(芝2,000mの3勝クラス)で勝ち馬マイネルクリソーラが2分0秒7という平均に近い時計を出しました。

時計自体は平均並みですが、上がり最速で35秒6なので、開催後期の馬場らしく、時計がかかるようになっています。

日曜日は雨の影響で土曜日以上に重い馬場になるでしょう。

うましるでは雨の稍重~重馬場、時計のかかる馬場を想定しながらレース予想をまとめました。

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◎本命 14 ナムラクレア

ミッキーアイル
サンクイーンII
母父Storm Cat
主な勝ち鞍シルクロードS(G3) 2023年
前走ヴィクトリアマイル(G1) 8着

本命はナムラクレアにしました。

日曜日の札幌の馬場を見た感じ、時計はかかりそうです。

しかし、ナムラクレアは不良馬場で開催された今年の高松宮記念で連対実績がありました。

また、相当前の話になりますが、デビュー2戦目に挑んだフェニックス賞も不良馬場のなかで勝利しています。

不良馬場実績は【1-1-0-0】でタフな馬場でも結果を残しているのは評価したいですね。

札幌は初めての舞台となりますが、昨年の函館スプリントステークスが札幌と同じ洋芝で勝利しているので、適性はあると思います。

休み明けの一戦となりますが、追い切りでもしっかりと脚を使えていたのも好感が持てます。

上位人気の1頭ですがここは素直に本命視することにしました。

〇対抗  2 ナランフレグ

ゴールドアリュール
ケリーズビューティ
母父ブライアンズタイム
主な勝ち鞍高松宮記念(G1) 2022年
前走安田記念(G1) 17着

対抗はナランフレグにします。

去年の高松宮記念は非常にタフな重馬場の中、内からイン差しを決めて勝利をつかみました。

また、着外に敗れたとはいえ不良馬場で行われた今年の高松宮記念でも4着入りしています。

血統的に父がダートホースを多数輩出しているゴールドアリュールで、ナランフレグもタフな馬場で実績を残していることから典型的なパワー型の馬なのです。

現在の札幌は開催後期ということもあって内馬場に痛みがでています。

また、日曜日の雨でより時計はかかるでしょう。

ナランフレグはタフな舞台で実績をあげているので、日曜日の雨は恵みの雨となってくれるはずです。

追い切りもよかったですし、昨年の高松宮記念のようにイン突きを決めてほしいです。

▲単穴  4 キミワクイーン

ロードカナロア
チェリーペトルズ
母父ダイワメジャー
主な勝ち鞍函館スプリントS(G3) 2023年
前走函館スプリントS(G3) 1着

函館スプリントステークス勝ち馬のキミワクイーンは3番手評価にしました。

前走の函館スプリントステークスでは直線入りの段階で10番手くらいの位置にいましたが、そこから上がり34秒4の末脚を使って勝利しています。

これまで先行競馬が得意でしたが、函館スプリントステークスの内容を見る限り、新たな一面が垣間見ることができました。

また、直線の短い函館で直線一気を決められたのもキミワクイーンの実力があってのことで、着差以上に強い内容でした。

今回は前走に引き続き、洋芝が舞台となります。

おそらく今年はタフな馬場でレースが行われると思いますが、キミワクイーンは稍重以下の馬場では【1-1-0-0】なので、明日の馬場にも対応するはずです。

ここを勝利することができればサマースプリントチャンピオンに一気に近づくことができるので、陣営もおそらくメイチで仕上げてくるでしょう。

馬券内は十分あると思います。

△連下  9 ジュビリーヘッド

ロードカナロア
ローズノーブル
母父ディープインパクト
主な勝ち鞍カーバンクルS(OP) 2023年
前走函館スプリントS(G3) 2着

1頭目の相手候補はジュビリーヘッドです。

前走の函館スプリントステークスではキミワクイーンに差されたものの、先行競馬から早めに抜け出して2着入りしました。

勝ち馬との差はそこまで大きくありませんし、展開次第では重賞制覇もあったのです。

過去の戦績を見てみると、函館で【0-4-0-0】、札幌は【1-0-0-1】と洋芝適性の高い馬です。

また、時計のかかりやすい函館の馬場で結果を残しているので、開催後期の時計のかかりやすい札幌の馬場でも実力を発揮できるでしょう。

前日の段階で人気を落としていますが、面白い1頭です。

△連下 10 ゾンニッヒ

ラブリーデイ
エンドレスノット
母父ディープインパクト
主な勝ち鞍青函S(OP) 2023年
前走青函S(OP) 1着

2頭目の相手候補はゾンニッヒです。

前走の青函ステークスはキャリア初の1,200m戦でしたが、好位からあざやかに抜け出して快勝しました。

もともと中距離で結果を残した馬でしたが、前走の内容を見る限りはスプリンター路線でも力を発揮できそうです。

日曜日の札幌は雨の影響で消耗戦になる可能性が高いので、中距離で培ったスタミナを活かせると思います。

△連下 12 トウシンマカオ

ビッグアーサー
ユキノマーメイド
母父スペシャルウィーク
主な勝ち鞍京阪杯(G3) 2022年
前走函館スプリントS(G3) 3着

トウシンマカオも抑えます。

追い切りでは札幌の芝コースにて、ラスト1ハロン10秒4という信じられない好タイムを叩き出しました。

動きは文句ありませんし、ポテンシャルの高さがうかがえたのです。

ただし、トウシンマカオはタフな馬場よりも乾いた馬場のほうが真価を発揮できる馬です。

そのため日曜日の雨はトウシンマカオにとって非常に大きなマイナスでした。

良馬場なら本命候補でしたが、雨を考慮して相手に評価を下げます。

単勝

14 ナムラクレア

馬連流し

軸馬:14
相手:2、4、9、10、12

三連複フォーメーション

1頭目:14
2頭目:2、4、9、10、12
3頭目:2、4、9、10、12

以上になります。
キーンランドカップの予想の参考にしてみてください!

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