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【きさらぎ賞2024予想】本命におすすめの3頭+激走に期待できる穴馬2頭はこちら!

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きさらぎ賞2024予想の最終買い目を更新しました!

きさらぎ賞2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!

きさらぎ賞2024の予想ポイント

  • キャリア2~3戦で挑む馬が活躍
  • ノーザンファーム生産馬が強い
  • 1~2番人気の馬は抑えておきたい、9番人気以下は全滅
  • 内枠の好走率が高い
  • 末脚に長けた馬に注目
目次(読みたい項目をタップ)

きさらぎ賞2024予想の最終買い目

きさらぎ賞の予想(晴れの良馬場想定)

きさらぎ賞が開催される日曜日の京都競馬場は晴れの予報が出ています。

前日の土曜日も晴れで芝コースは良馬場だったので間違いなく良馬場でレースが行われるでしょう。

気になる馬場状態ですが、10レースのエルフィンステークス(芝1,600m,L)の勝ち馬ライトバックの勝ち時計が1分35秒1、それ以外の芝レースも平均より時計がかかっていました。

うましるでは晴れの良馬場、時計のかかりやすい馬場を想定しながらレース予想をまとめました。

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◎本命  8 ファーヴェント

ハーツクライ
トータルヒート
母父Street Cry
主な勝ち鞍新馬 2023年
前走東スポ杯2歳S(G2) 3着

本命はファーヴェントにしました。

騎乗する川田騎手ときさらぎ賞の相性が非常によく、過去10年で【2-2-1-1】と高確率で馬券に絡んでいる安定感を評価しました。

現在の京都の馬場がファーヴェントの脚に合うかは正直分かりませんが、前走の東スポ杯2歳ステークスは先に競馬していた馬には届きませんでしたがファーヴェントも前目の競馬で粘り切っています。

川田騎手はきさらぎ賞と相性がよいだけではなく、今年のシンザン記念でも好位置から動いて勝利を掴み、現在の京都の特性を理解しているはずです。

テン乗りですが、近2戦の内容を見た限りはここでも上位争いできると思うので本命候補にしました。

〇対抗  9 ジャスティンアース

キズナ
ユーヴェットシー
母父Bodemeister
主な勝ち鞍2歳未勝利 2023年
前走2歳未勝利 1着

対抗はジャスティンアースにしました。

新馬戦は開幕週とは言え重馬場の京都で3着です。

このときは序盤こそ最後方で競馬していましたが、早めに動いて長く脚を活かして3着まで食らいつくことができました。

そして、前走の未勝利戦はこれまでとは一転して先行策で勝ち切っています。

このときはラスト3Fでしっかり脚を伸ばして勝ち切りました。

京都における実績は評価したいですし、時計のかかる馬場でもやれています。

血統的にもキズナ産駒はパワー型が多いため今の京都で好走傾向にあります。

過去の戦績もよかったので2番手評価にしました。

▲単穴  4 ヴェロキラプトル

スワーヴリチャード
ルーヴインペリアル
母父Giant’s Causeway
主な勝ち鞍野路菊ステークス(OP) 2023年
前走ホープフルステークス(G1) 10着

単穴はヴェロキラプトルにします。

きさらぎ賞は内枠の好走事例が高いレースですが、今回は馬番4番という好枠を引くことができました。

ヴェロキラプトルは新馬戦を逃げて勝利しているので今回も前目の競馬を行ってくれるはずですし、両サイドにこれといった逃げ馬がいないのでより先頭の競馬が行いやすいでしょう。

テン乗りですが、今回騎乗する西村騎手は逃げや先行競馬に定評がありますし、人馬ともに好走に期待できそうです。

△連下 12 ビザンチンドリーム

エピファネイア
ジャポニカ―ラ
母父ジャングルポケット
主な勝ち鞍2歳新馬 2023年
前走2歳新馬 1着

ビザンチンドリームは連下にします。

新馬戦は確かに強い競馬で、しかも前半1,000mが62秒の超スローで前残りの展開の中、1頭だけ後方一気の競馬で勝ち切っており、力強さが感じられます。

ただし、この時の馬場が高速馬場に対して現在の京都は時計がかかっているので直線一気は簡単ではないでしょう。

また、前走の鞍上ムルザバエフ騎手と比較すると今回騎乗するピーヒュレク騎手はそこまで上手くないと思っています。

少頭数とは言え外枠からの発走で騎手の力量も問われる中、勝つことを考えて騎乗してくれるか強く期待しづらいため、相手までにしました。

△連下  3 ウォーターリヒト

ドレフォン
ウォーターピオニー
母父ヴィクトワールピサ
主な勝ち鞍2歳未勝利 2023年
前走シンザン記念(G3) 3着

ウォーターリヒトは連下にしました。

前走のシンザン記念は17番人気で全く人気していませんでしたが、馬場の良い外目から直線一気の競馬で3着入りしています。

このシンザン記念は開幕週のレースにもかかわらず時計がかかっていましたが、タフな馬場が見事フィットした形となりました。

現在の京都も時計がかかっているのでウォーターリヒトからしたら出し切りやすいはうです。

ただし、枠が少し打ちすぎるので前走ほどスムーズに良い位置を確保できるかというと少し難しいです。

枠の並びを考慮して相手までにしました。

△連下 10 ブエナオンダ

リオンディーズ
オーサムウインド
母父ディープインパクト
主な勝ち鞍新馬 2023年
前走若駒ステークス(L) 3着

ブエナオンダは連下にします。

新馬戦が強い競馬で勝利しており、素質の高さが感じられます。

ただ、前走の若駒ステークスが重馬場も影響し、3着に敗れています。

脚質的に高速馬場のほうが合っているタイプなので現在の京都の馬場とはかみ合わないかもしれません。

このため、馬券から消してもよかったのですが今回騎乗する武豊騎手が川田騎手ほどではないものの過去10年のきさらぎ賞で【1-2-1-2】と安定しています。

土曜日のレースを見ても武豊騎手は乗れていたので、騎手買いという意味も込めて抑えることにしました。

単勝

8 ファーヴェント

馬連流し

軸馬:8
相手:3、4、9、10、12

三連複フォーメーション

1頭目:8
2頭目:3、4、9、10、12
3頭目:3、4、9、10、12

きさらぎ賞2024の有力馬3頭

きさらぎ賞は上位人気馬の馬券内入線率が高いレースです。

今年の出走馬の内、上位人気に支持されそうな有力馬を3頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ファーヴェント

主な勝ち鞍
  • 2歳新馬 2023年

今年のきさらぎ賞の中心はファーヴェントになりそうです。

新馬戦は新潟の芝1,800mで前半1,000mを64秒5という超スローペースで進行しました。

上がり3ハロンの時計が33秒6なので直線3ハロン勝負となりましたが、ファーヴェントは上がり最速の33秒4の時計で2着に2馬身差の勝利です。

前走の東スポ杯2歳ステークスでも先行しながら押し切りを図らいましたが、ここでは先に抜け出していたシュトラウスやシュバルツクーゲルが残ってしまい、3着に敗れています。

前残りの展開だったので決め手は問われませんでした。

過去のきさらぎ賞の傾向を見てみると、決め手有利の展開になりやすいので新馬戦のようにスローからの上がり勝負になるようでしたら可能性はありそうです。

また、見出しで取り上げませんでしたが今回テン乗りで騎乗する川田騎手は過去10年のきさらぎ賞で6回騎乗し、【2-2-1-1】、複勝率は83%もあります。

ちなみに、着外に敗れた1戦も4着なので常に上位争いしているといっても過言ではありません。

このレースと相性のいいジョッキーが騎乗するということで、ここでの上位争いに期待したいです。

★評価点
・末脚勝負が得意
・川田騎手ときさらぎ賞の相性がよい
・データと相性のいいサンデーサイレンス系の馬&キャリア2戦馬

▼課題
・新馬戦と東スポ杯2歳ステークスは圧勝ではない

ブエナオンダ

主な勝ち鞍
  • 2歳新馬 2023年

新馬戦が強い内容だったブエナオンダも有力候補です。

新馬戦は京都芝2,000mの舞台で先行しながら上がり最速34秒4の末脚で2着のガルバナムに4馬身差の楽勝でした。

前半の1,000mを61秒4で通過し、上がり3ハロンが34秒8なのでスローからの上がり勝負になっていますが、きさらぎ賞も決め手が重要になりやすいのですでに実績を残しているのは評価できるでしょう。

前走の若駒ステークスも新馬戦同様京都の芝2,000mでしたが、この日はあいにくの雨で重馬場でした。

後ろから競馬を行いましたが雨の影響もあって思うように伸び切れず、3着までとなっています。

新馬戦ほどの競馬はできなかったものの、時計のかかる雨馬場だったのである程度は目をつぶれます。

今回は武豊騎手とのコンビで挑みます。

武豊騎手は川田騎手ほどではありませんが、過去10年のきさらぎ賞で6回騎乗し、【1-2-1-2】と高い確率で馬券に絡んでいました。

きさらぎ賞と武豊騎手の相性は良いです。

ただ、現在の京都は良馬場でも時計がかかりがちなので、そのなかでどれだけやれるかはポイントとなります。

武豊騎手もそのあたりは熟知したうえで挑むでしょう。

どのような競馬を見せてくれるか楽しみです。

★評価点
・新馬戦が強い競馬
・上がり勝負に強い
・武豊騎手ときさらぎ賞の相性がよい
・データと相性のいいキャリア2戦馬&ノーザンファーム生産馬

▼課題
・タフな馬場では出し切れない可能性もある
・これまでコンビを組んでいた川田騎手が他馬(ファーヴェント)に乗る

ビザンチンドリーム

主な勝ち鞍
  • 2歳新馬 2023年

新馬戦のパフォーマンスが印象強いビザンチンドリームも面白そうな馬です。

新馬戦は開幕週の阪神芝2,000mでした。

前半1,000mが60秒22で上がり3ハロンが34秒5なので超スローからの上がり3ハロン勝負となっています。

ビザンチンドリームは8~10番手くらいの位置で競馬を行っていましたが、直線で外から一気を仕掛け、上がり最速33秒9の末脚で瞬く間にごぼう抜きで勝利しました。

上手く立ち回った2着のエイシンボナパルトに3馬身差の圧勝だったので地力の高さが感じられル内容でした。

今回は時計のかかる京都が舞台となります。

新馬戦ほど時計は出ないと思うので、そのなかでどれだけやれるか、ムルザバエフ騎手よりも日本慣れしていないピーヒュレクが上手くさばけるかがポイントでしょう。

また、新馬戦は出遅れてしまったので、ゲートも克服しておきたいです。

ポテンシャルは高いと思いますが、勝利するにはいくつかの課題もありそうです。

★評価点
・新馬戦が強い競馬
・末脚勝負が得意

▼課題
・出遅れる可能性がある
・タフな舞台で出し切れるか
・ムルザバエフ騎手ではなくピーヒュレク騎手が騎乗する

きさらぎ賞2024の穴馬2頭

きさらぎ賞は上位人気同士で決着することは意外に少なく、4~8番人気馬の台頭も珍しくありません。

今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな馬を2頭ピックアップしました。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

シヴァース

主な勝ち鞍
  • 2歳新馬 2023年

シヴァースは父がモーリスで母がドバイターフで3年連続連対したヴィブロスです。

ヴィブロスといったら兄弟に牝馬三冠すべてで2着入りしたヴィルシーナやジャパンカップを制したシュヴァルグランがいる超良血馬です。

血統妙味の高い馬ですが、京都芝1,600mで行われた前走の新馬戦は意外とパッとしませんでした。

なんとか勝利を手にしましたが、2着のナイトスラッガーとの差はクビ差で僅差です。

もっとも、この新馬戦はテン4ハロンが50秒6で上がり4ハロンが47秒4の超スロー展開でした。

しかも、稍重馬場で前有利の展開の中、中団から上がり最速33秒8の末脚で差し切れているので、不利な条件で勝ち切れたのはさすが良血馬といったところでしょう。

今回も時計のかかる条件でレースが行われると思いますが、素質は高いと思うのでどこまでやれるか注目したいです。

★評価点
・良血馬
・新馬戦は着差以上にやれた
・前走上がり最速で勝利
・ノーザンファーム生産馬

▼課題
・タフな馬場は合わない可能性もある

ウォーターリヒト

主な勝ち鞍
  • 2歳未勝利 2023年

この時期にしてすでにキャリア5戦を経験したウォーターリヒトが重賞タイトル獲得に挑みます。

初勝利となった2走前の未勝利戦は12月の阪神でした。

この日の阪神は雨の影響もあって稍重でレースが行われていましたが、先行しながらそのまま押し切って勝利を掴んでいます。

時計自体は2分03秒7と目立ちませんし、2着馬との差もハナ差だったため、割と危なげのある競馬でした。

未勝利戦が目立たないようではなかったため、前走のシンザン記念では18頭立ての17番人気、断然不人気となりました。

しかし、最後方から上がり最速35秒2の末脚を使ってなんと3着入りしてしまったのです。

複勝配当はなんと2,580円も付き、思わぬ高配当の立会者となったのでした。

シンザン記念の日は良馬場でしたが勝ち馬ノーブルロジャーの時計が1分34秒5なので時計はかかりがちです。

また、勝利した未勝利戦も稍重でした。

ウォーターリヒトの父ドレフォンはパワー型の馬なので時計のかかる馬場のほうが合っており、現在の京都ともフィットしそうです。

未勝利戦が芝2,000mだったので芝1,800mの距離も問題なくこなせると思いますし、ここでも人気を落とすようでしたら抑えておきたいです。

★評価点
・前走のシンザン記念は17番人気で3着
・タフな馬場が得意
・前走で上がり最速の時計を叩き出した

▼課題
・キャリア5戦馬の好走率は低い

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ここからはきさらぎ賞の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!

きさらぎ賞2024の概要

きさらぎ賞は2月に開催される3歳馬限定の中距離競走です。

レース名の【きさらぎ】とは漢字で如月と書き、これは、旧暦の2月を指しています。

この時期に開催される3歳限定競走ということで、春のクラシックを目指す馬のために設けられた競走です。

しかし、きさらぎ賞は例年出走頭数が少なめです。

なぜなら、前後に開催されるホープフルステークスや京成杯、弥生賞ディープインパクト記念がクラシックの皐月賞と同じコースで行われ、共同通信杯はダービーと同じ東京競馬場で行われます。

これらがクラシック競走とリンクしやすいのに対して、きさらぎ賞の舞台である京都芝1,800m戦はあまりクラシックと関連性がありません。

そのため、直近10開催の平均出走頭数は9頭と、ほかのレースと比較しても出走数が少なめとなっています。

ちなみに、過去10年のきさらぎ賞を振り返ってみても、クラシックで台頭した勝ち馬は2016年のサトノダイヤモンド1頭のみとなっており、近年は出走馬のレベルの低下が如実に表れるようになりました。

ただし、メンバーレベルが低いということは裏を返せばどの馬にもチャンスがあるといえます。

ここで賞金を加算できれば春のクラシックは一気に近づくため、賞金加算という意味では意義のあるレースです。

今年も例年通り骨のあるメンバーが出走登録しており、少頭数開催ながらも混戦模様となっています。

非根幹開催のきさらぎ賞を制するのはどの馬か、注目したいです。

うましるでは中京芝2,000mで代替開催された2021年~2023年度も含めた過去10年からデータをまとめました。

2023年 きさらぎ賞(GⅢ) | フリームファクシ | JRA公式

きさらぎ賞2024の開催内容

開催日2月4日(日曜) 15:35発走
格付けG3
開催競馬場京都競馬場 11R
コース芝1,800m
性齢3歳
斤量馬齢
1着賞金4100万円

きさらぎ賞2024が開催される京都の芝1,800mの特徴

京都競馬場 芝1800mのコースで特徴を解説
スタート地点2コーナーの奥ポケット
コース右回りの外回りコース
1周の距離Aコース 1,894.3m
Bコース 1,913.6m
Cコース 1,932.4m
Dコース 1,951.3m
直線距離Aコース 403.7m
Bコース 398.7m
Cコース 398.7m
Dコース 398.7m
高低差4.3m
フルゲート18頭
平均タイム
(過去5年)
1.49.3
コースレコード1.44.6
(2019年 都大路S【L】ソーグリッタリング)
京都芝1,800mで開催された2014年から2020年のきさらぎ賞のタイム
平均タイム
(過去7年)
1.49.5
レコードタイム1.46.9
(2016年 サトノダイヤモンド)
中京芝2,000mで開催された2021年から2023年のきさらぎ賞のタイム
平均タイム
(過去3年)
2.01.6
レコードタイム1.59.7
(2023年 フリームファクシ)

京都改修工事時代は中京で行われていましたが、今年からは従来の京都でレースが行われます。

京都競馬場は内回りと外回りコースが存在しますが、芝1,800mでは外回りを使用します。

スタート地点は2コーナー奥ポケットのもっとも遠い地点で、最初の3コーナーまでの距離は900m近くあります。

スタートからしばらくは平らですが、向こう正面半ばを過ぎたあたりから3コーナーにかけて緩やかな上り傾斜を駆け上がります。

この上り坂は3コーナーのところに頂点が存在し、そこから4コーナーにかけて傾斜を駆け降ります。

この3コーナーにある丘のような坂道が京都競馬場名物の【淀の坂】と呼ばれるものです。

淀の坂の下りの入り口にラスト4ハロンの標識が立っており、淀の坂を駆け降りた先にラスト3ハロンの標識が立っています。

競走馬は全力を発揮できる距離が約3ハロンといわれており、かつては(淀の坂を)ゆっくり駆け上がり、ゆっくり下りるのが好走するうえで大切でした。

しかし、近年はサラブレッドの進化とともに、下り坂の慣性を活かしてそのまま早仕掛けする傾向が強いです。

そのため、下りの時点でペースアップしやすくなっています。

最後の直線は約404でゴールまで平らな道を突っ走ります。

京都の外回りコースは前述したように、早めに仕掛ける傾向が強いです。

そのため、長く脚を活かせるだけのスタミナが重要です。

また、直線が長いうえ直線上に上り傾斜が存在しないため、トップスピードをフルに活かせる舞台となっています。

そのため、スピードに長けた馬も好走傾向にあるのです。

京都の芝1,800mはここをチェック!

  • スタートから最初のコーナーまでが非常に長い
  • 坂があるのは3コーナーのみ
  • 3コーナーの下りから一気に加速する
  • 長く脚を活かせる馬が有利
  • スピード能力も存分に活かすことができる
  • 枠の影響はほとんどない

きさらぎ賞2024の出走馬

【参考レース】2024年 きさらぎ賞|JRA公式
馬番馬名性齢斤量騎手
1ピエナオルフェ牡357.0川島信二
2インザモーメント牡357.0鮫島克駿
3ウォーターリヒト牡357.0幸英明
4ヴェロキラプトル牡357.0西村淳也
5シヴァース牡357.0M.デムーロ
6ナムラエイハブ牡357.0和田竜二
7レガーロデルシエロ牡357.0A.ルメートル
8ファーヴェント牡357.0川田将雅
9ジャスティンアース牡357.0松山弘平
10ブエナオンダ牡357.0武豊
11テイエムリステット牡357.0酒井学
12ビザンチンドリーム牡357.0R.ピーヒュレク

きさらぎ賞の過去10年のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2023
12フリームファクシ11勝1
27オープンファイア2アイビーステークス(L)3
33クールミラボー6未勝利1
2022
稍重
12マテンロウレオ2ホープフルステークス(G1)6
23ダンテスヴュー3東スポ杯2歳ステークス(G2)4
311メイショウゲキリン8梅花賞(1勝)3
2021
12ラーゴム3京都2歳ステークス(G3)2
23ヨーホーレイク2ホープフルステークス(G1)3
39ランドオブリバティ1ホープフルステークス(G1)中止
2020
11コルテジア7シンザン記念(G3)3
27ストーンリッジ4新馬1
38アルジャンナ1東スポ杯2歳ステークス(G3)2
2019
14ダノンチェイサー3こうやまき賞(500万)1
21タガノディアマンテ6エリカ賞(500万)3
36ランスオブプラーナ7なずな賞(500万)2
2018
13サトノフェイバー4新馬1
28グローリーヴェイズ2こうやまき賞(500万)2
34ラセット5未勝利1
2017
17アメリカズカップ6朝日杯FS(G1)9
21サトノアーサー1シクラメン賞(500万)1
34ダンビュライト2朝日杯FS(G1)13
2016
19サトノダイヤモンド1500万1
22レプランシュ4シクラメン賞(500万)1
33ロイカバード2福寿草特別(500万)1
2015
13ルージュバック1百日草特別(500万)1
25ポルトドートウィユ2シクラメン賞(500万)1
34アッシュゴールド3朝日杯FS(G1)8
2014
稍重
11トーセンスターダム2京都2歳ステークス(G3)1
25バンドワゴン1エリカ賞(500万)1
33エイシンエルヴィン6未勝利1
※2021年~2023年は中京芝2,000mで代替開催

【キャリア】キャリア2戦馬の好走が目立つ

キャリア成績単勝率連対率複勝率
1戦【1-1-0-12】7.1%14.3%14.3%
2戦【4-4-2-11】19.0%38.1%47.6%
3戦【3-4-5-12】12.5%29.2%50.0%
4戦【1-1-2-8】8.3%16.7%33.3%
5戦【1-0-1-6】12.5%12.5%25.0%
6戦以上【0-0-0-9】0.0%0.0%0.0%

過去10年のきさらぎ賞の好走馬をキャリア別にまとめました。

もっとも好走していたのはキャリア2戦で挑んだ馬です。

キャリア2戦馬は単勝率19%、連対率29%でトップクラスでした。

なお、複勝率に関してはキャリア3戦で挑んだ馬が50%と最も高いです。

また、キャリア3戦馬は単勝率、連対率が2番目に高かったです。

馬券予想の際はキャリアにも注目するのがよさそうです。

今年の出走馬の内、キャリア2~3戦で挑む馬はそれぞれ3頭いました。

キャリア2戦馬
・ジャスティンアース
・ファーヴェント
・ブエナオンダ

キャリア3戦馬
・インザモーメント
・レガーロデルシエロ
・ヴェロキラプトル

【血統】毎年馬券に絡んでいるサンデーサイレンス系の馬

年度勝ち馬父系統
2023フリームファクシルーラーシップキングカメハメハ
2022マテンロウレオハーツクライサンデーサイレンス
2021ラーゴムオルフェーヴルサンデーサイレンス
2020コルテジアシンボリクリスエスロベルト
2019ダノンチェイサーディープインパクトサンデーサイレンス
2018サトノフェイバーゼンノロブロイサンデーサイレンス
2017アメリカズカップ マンハッタンカフェサンデーサイレンス
2016サトノダイヤモンドディープインパクトサンデーサイレンス
2015ルージュバック マンハッタンカフェサンデーサイレンス
2014トーセンスターダムディープインパクトサンデーサイレンス

過去10年のきさらぎ賞の勝ち馬8頭が父方サンデーサイレンス系の馬でした。

また、2~3着に入線した13頭も父方がサンデーサイレンス系の馬で、1着馬と合計すると実に21頭もの馬が該当していました。

サンデーサイレンス系の馬の馬は京都競馬場で走るといわれていますが、きさらぎ賞においても毎年1頭以上が3着以内に入線していることから相性がよいレースといえるでしょう。

今年の出走馬の内、サンデーサイレンス系の馬は6頭いました。(かっこ内は父方)

インザモーメント(キズナ)
ジャスティンアース(キズナ)
ナムラエイハブ(モーリス)
ピエナオルフェ(オルフェーヴル)
ファーヴェント(ハーツクライ)
ヴェロキラプトル(スワーヴリチャード)

【生産者】90%の確率で馬券に絡むノーザンファーム生産馬

生産者成績単勝率連対率複勝率
ノーザンF【6-8-4-17】17.1%40.0%51.4%
社台F【1-0-1-6】12.5%12.5%25.0%
ノースヒルズ【1-0-0-1】50.0%50.0%50.0%
白老F【0-0-1-0】0.0%0.0%100.0%
三嶋牧場【0-0-1-2】0.0%0.0%33.3%
グランド牧場【0-0-0-1】0.0%0.0%0.0%

過去10年のきさらぎ賞の好走馬を生産者別にまとめました。

もっとも好走馬を多数輩出していたのはノーザンファーム生産馬です。

6頭の勝ち馬をはじめ、18頭もの馬が3着内に入線しています。

ノーザンファーム生産馬は2018年を除いたすべての年で1頭以上馬券に絡んでおり、該当しなかった2018年につきましても、4着馬に入線したレッドレオンがノーザンファーム生産馬なので毎年掲示板には入線しています。

高確率でノーザンファーム生産馬は上位争いに来ているのでぜひ押さえたいですね。

今年の出走馬の内、ノーザンファーム生産馬は4頭いました。

・シヴァース
・ビザンチンドリーム
・ブエナオンダ
・レガーロデルシエロ

きさらぎ賞の過去10年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【3-2-2-3】30.0%50.0%70.0%
2番人気【2-4-2-2】20.0%60.0%80.0%
3番人気【2-1-1-6】20.0%30.0%40.0%
4~6番人気【2-3-3-20】7.1%17.9%28.6%
7~9番人気【1-0-2-22】4.0%4.0%12.0%
10番人気以下【0-0-0-5】0.0%0.0%0.0%

1~2番人気が半数を占めている

過去10年のきさらぎ賞で1番人気は勝率30%、2番人気は勝率20%でした。

単勝率だけ見たら上位人気馬の信頼度はそこまで高くありません。

ところが、複勝率を見てみると1番人気は70%で2番人気は80%あります。

馬券に絡んだ30頭のうちの15頭、実に半数を1~2番人気の馬が独占していたのです。

過去を振り返ってみても、1~2番人気がともに着外に敗れた年は2019年のみとなっており、それ以外の年はすべて馬券に絡んでいることから、1~2番人気に支持された馬は抑えておきたいです。

4~8番人気の好走馬は前走レースで3着以内に入線していた

過去10年のきさらぎ賞で4~8番人気の馬は10頭馬券に絡んでいました。

このうちの9頭が前走レースで3着内に入線しています。

前走レースで4着以下に敗れた4~8番人気馬のうち、馬券に絡んだ馬は2017年の勝ち馬アメリカズカップただ1頭でした。

中位人気馬を予想する際は前走の着順にも目を配りたいです。

今年の出走馬の内、前走レースで4着以下に敗れていた馬は3頭いました。

インザモーメント
(前走ホープフルステークス【G1】/8着)

テイエムリステット
(前走シンザン記念【G3】/6着)

ヴェロキラプトル
(前走ホープフルステークス【G1】/10着)

9番人気以下は全滅

過去10年のきさらぎ賞で9番人気以下の馬は10頭出走しましたが、全頭着外に敗れています。

極端に人気を落とした馬は予想から外しても良いでしょう。

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きさらぎ賞の過去10年の枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【2-2-0-6】20.0%40.0%40.0%
2枠【3-1-0-6】30.0%40.0%40.0%
3枠【2-2-3-3】20.0%40.0%70.0%
4枠【1-0-3-6】10.0%10.0%40.0%
5枠【0-2-0-8】0.0%20.0%20.0%
6枠【0-0-1-11】0.0%0.0%8.3%
7枠【1-3-1-8】7.7%30.8%38.5%
8枠【1-0-2-12】6.7%6.7%20.0%
京都で開催された14~20年度の枠番別成績
枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【2-2-0-3】28.6%57.1%57.1%
2枠【0-1-0-6】0.0%14.3%14.3%
3枠【2-0-2-3】28.6%28.6%57.1%
4枠【1-0-3-3】14.3%14.3%57.1%
5枠【0-2-0-5】0.0%28.6%28.6%
6枠【0-0-1-6】0.0%0.0%14.3%
7枠【1-2-0-5】12.5%37.5%37.5%
8枠【1-0-1-8】10.0%10.0%20.0%

内枠の好走率が高い

過去10年のきさらぎ賞勝ち馬8頭が1~4枠の馬でした。

京都で行われた2014年~2020年の7開催に絞ってみても、勝ち馬の5頭が1~4枠の馬で、そのうち1枠と3枠が2頭ずつ勝利しており、単勝率29%でもっとも高い数値でした。

複勝率を見ても、1枠と3枠、そして4枠が57%でほかの枠と比較しても段違いに高い数値です。

きさらぎ賞は京都、中京時代問わず、内枠優勢の舞台なので枠の影響も大きいレースといえるでしょう。

きさらぎ賞の過去10年の前走上がり別成績

前走上がり3F成績単勝率連対率複勝率
1位【3-8-2-14】11.1%40.7%48.1%
2位【3-1-4-14】13.6%18.2%36.4%
3位【2-1-1-4】25.0%37.5%50.0%
4~5位【1-0-1-11】7.7%7.7%15.4%
6位以下【1-0-1-17】5.3%5.3%10.5%

末脚に長けた馬に注目!

過去10年のきさらぎ賞の勝ち馬8頭が前走レースで上がり3位以上の末脚を使っていました。

また、2~3着にも17頭が馬券に絡んでおり、合計で25頭が馬券に絡んでいます。

舞台となる京都芝1,800mは直線の長い外回りコースを使用するため、早仕掛けになりやすいです。

そのため、決め手が重要な舞台といえるでしょう。

今年の出走馬の内、前走レースで上がり3位以上の末脚を使っていた馬は8頭いました。(かっこ内は前走上がりとコース、馬場状態)

ウォーターリヒト
(上がり35秒2/京都芝1,600m・良)

シヴァース
(上がり33秒8/京都芝1,600m・稍重)

ジャスティンアース
(上がり34秒5/前走京都芝1,800m・良)

ナムラエイハブ
(上がり34秒3/前走京都芝2,000m・良)

ビザンチンドリーム
(上がり33秒9/阪神芝2,000m・良)

ピエナオルフェ
(上がり35秒9/前走京都芝2,200m・重)

ブエナオンダ
(上がり36秒9/前走芝2,000m・重)

レガーロデルシエロ
(上がり34秒8/前走中京芝1,600m・良)

きさらぎ賞2024追い切り評価

きさらぎ賞2024追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。

以上になります。
きさらぎ賞の予想の参考にしてみてください!

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