【京都記念2024予想】本命におすすめしたい3頭+人気落ちで狙いたい中穴2頭はこちら!
京都記念2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
京都記念2024の予想ポイント
- 過去10年の勝ち馬8頭が重賞馬
- 稍重以下の馬場で連対実績がある馬が好走
- 馬券の中心は4歳~5歳馬
- 馬券は1人気~6人気から予想、7人気以下の激走はほぼ皆無
- 勝ち馬は4枠と6枠~8枠から出ている
- 前走が非重賞組は全滅
京都記念2024予想の最終買い目
京都記念の予想(曇りの良馬場想定)
京都記念が開催される日曜日の京都競馬場は晴れのち雨の予報が出ていました。
天気に関しまして、雨が降るのは18時以降と出ているため、雨の影響はないと思います。
土曜日が良馬場なので日曜日も引き続き良馬場で行われるでしょう。
気になる馬場傾向ですが、今年の京都競馬場は開催初期から時計がかかりがちでした。
ところが、土曜日の飛鳥ステークス(芝2,000m/3勝クラス)の勝ち馬エアサージュの勝ち時計が2分00秒6、メインレースの洛陽ステークス(芝1,600m/L)の勝ち馬ドゥアイズの勝ち時計が1分32秒6で意外と時計が出ています。
伝統のあるG2競走を前に、馬場造園課が本気を出しているのかもしれません。
意外と時計が出ていたため、うましるでは晴れの良馬場、時計の出る馬場を想定しながら予想をまとめました。
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◎本命 5 ベラジオオペラ
父 | ロードカナロア |
母 | エアルーティーン |
母父 | ハービンジャー |
主な勝ち鞍 | スプリングステークス(G2) 2023年 |
前走 | チャレンジカップ(G3) 1着 |
本命はベラジオオペラにしました。
週の初めは時計のかかる馬場を想定していたため、プラダリアが本命候補でしたが土曜日の馬場傾向を見て急遽変更しました。
ベラジオオペラは前走のチャレンジカップが強かったです。
この時のチャレンジカップはボッケリーニやイズジョーノキセキ、マテンロウレオにガイアフォースなど、G3にしては重賞馬が多数そろったなかでしっかり最先着しました。
開幕週らしく1分58秒8の時計で勝利しており、高速馬場に対応できているのも良いでしょう。
今年の京都記念は土曜日の馬場を見た限りは時計が出ていましたが、仮に時計がかかったとしても重馬場のスプリングステークスを制しています。
どのような馬場でも好走に期待できるのも強みです。
今年の京都記念はそこまで強敵はおらず、もしかしたら前走チャレンジカップよりも楽かもしれません。
大阪杯を目指すうえでも始動戦は勝利したいです。
〇対抗 11 マテンロウレオ
父 | ハーツクライ |
母 | サラトガヴィーナス |
母父 | ブライアンズタイム |
主な勝ち鞍 | きさらぎ賞(G3) 2022年 |
前走 | 中山金杯(G3) 7着 |
対抗はマテンロウレオにしました。
マテンロウレオは好走と凡走を繰り返していますが、凡走しているレースはいずれも東京や中山といった長距離輸送が必要な舞台でした。
対して、阪神や中京といった栗東から近い舞台では善戦しており、G1の大阪杯や天皇賞(春)でも上位争いできています。
おそらく長距離輸送を苦にしているタイプだと思うので、栗東からもっとも近い京都でレースできるのは追い風です。
今年の京都記念は相手も比較的楽ですし、ここで久々の重賞制覇もあり得るでしょう。
▲単穴 9 ルージュエヴァイユ
父 | ジャスタウェイ |
母 | ナッシングバットドリームズ |
母父 | Frankel |
主な勝ち鞍 | ユートピアステークス(3勝) 2022年 |
前走 | エリザベス女王杯(G1) 2着 |
単穴はルージュエヴァイユにします。
重賞タイトルこそ手にしていませんが、直近3開催の重傷ではすべて2着入りしており、重賞レベルの実績を掴んでいるといっても過言ではありません。
特に、前走のエリザベス女王杯では中団から差し切りの競馬で2着まで浮上しています。
このときの走破時計2分12秒7は京都で代替開催された2014年~2020年の勝ち馬の時計と比較してもかなり速かったです。
現在の京都も時計は出ているため、エリザベス女王杯の時と同じくらいのトラックバイアスであれば出し切れるでしょう。
もともと無印まで考えていた馬ですが、土曜日の馬場を考えて印を打つことにしました。
△連下 3 プラダリア
父 | ディープインパクト |
母 | シャッセロール |
母父 | クロフネ |
主な勝ち鞍 | 京都大賞典(G2) 2023年 |
前走 | 有馬記念(G1) 14着 |
プラダリアは連下にします。
重馬場で開催された昨年の京都大賞典を勝利している馬で、力のいる馬場を得意としています。
例年の京都は時計がかかりがちだったので、プラダリアとはかみ合うと思っていました。
ところが、土曜日の馬場傾向を見た限り、意外と時計が出ていました。
軽い馬場だと他に出し切れる馬が多数いたため評価を落としています。
それでも相手に抑えた理由は阪神で代替開催された昨年の京都記念で3着入りしていることや、初重賞制覇となった一昨年の青葉賞で好タイムを残していたからです。
本質的には時計のかかる持久戦がこの馬にとってベストな条件だと思いますが、時計勝負になっても戦えていたため、抑えることにしました。
単勝
5 ベラジオオペラ
馬連流し
軸馬:5
相手:2、3、9、11
三連複フォーメーション
1頭目:5
2頭目:2、3、9、11
3頭目:2、3、9、11
京都記念2024の有力馬3頭
今年の京都記念はG1馬不在で例年に比べたら小粒なメンバーですが、それでも有力馬が多数参戦しています。
今年の出走登録馬の中から好走に期待したい有力馬3頭を紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ベラジオオペラ
- スプリングステークス (G2) 2023年
- チャレンジカップ (G3) 2023年
今年の出走登録馬で注目したいのはベラジオオペラです。
デビューから無敗でスプリングステークスを制したことで一気に皐月賞まで駒を進めました。
皐月賞では人気に反して10着に敗れてしまいましたが、続くダービーでは9番人気の低評価ながらも内から突いて4着入りします。
しかも、勝ち馬タスティエーラとのタイム差はなく、紙一重の決着で、もしかしたらダービー馬になっていた可能性もありました。
その後は長期休養を挟んで12月に行われたチャレンジカップに出走します。
初の古馬戦でしたが先行しながら直線で馬場の良いところから進出し、内から攻めたボッケリーニの追撃をハナ差かわして勝利しました。
このチャレンジカップはG3にしてはメンツが揃いましたがそのなかで勝ち切れたのは評価したいです。
今回の京都記念における最大のポイントは馬場でしょう。
現在の京都は例年通り時計がかかりがちです。
ベラジオオペラの場合は重馬場のスプリングステークスを勝利しているのである程度は対応すると思いますが、このスプリングステークスでは直線で馬場の良い外目から突いての勝利です。
ダービーやチャレンジカップの内容を見ても、高速馬場のほうが本質的にはあっていると思います。
そのため、現在の京都で好走するにはいかに馬場の良い外目へロスなく運べるかがポイントとなりそうです。
プラダリア
- 京都大賞典 (G2) 2023年
- 青葉賞 (G2) 2022年
プラダリアは昨年のダービーで5着に入線し、昨年の京都大賞典を勝利した重賞2勝馬です。
3歳のころは青葉賞こそ勝利しましたが同期のドウデュースやイクイノックスらが強すぎた影響もあって思うような結果を残せませんでした。
ところが、古馬になってからはG2やG3の舞台で善戦するようになり、3歳のころよりも成長性が感じられます。
特に、2走前の京都大賞典は雨の影響で重馬場でしたが、最後の直線でボッケリーニとのマッチレースを制し、見事勝利しました。
このときの2着馬ボッケリーニが2023年の日経賞や2024年のAJCC(どちらも不良馬場開催)で2着入りしています。
時計のかかる馬場を得意としている馬相手に勝ち切れているのは高く評価したいです。
現在の京都は例年通り時計がかかっているのでプラダリアの脚質にかみ合うでしょう。
よっぽど追い切りが悪くない限りは重い印を打ちたいです。
ルージュエヴァイユ
- ユートピアS (3勝クラス) 2022年
ルージュエヴァイユはオープン戦での勝利こそありませんが、昨年のエリザベス女王杯と府中牝馬ステークス、そしてエプソムカップで2着入りしており、実績だけは重賞級といえます。
府中牝馬ステークスもエリザベス女王杯も後方からの差し切りで連対圏まで入線していますが、いずれも時計は出ていました。
また、その前のエプソムカップは稍重馬場でしたがルージュエヴァイユの走破時計1分45秒7は過去10年のエプソムカップと比較しても良馬場開催時に匹敵するほど時計が出ています。
それだけに、現在の時計がかかる京都の馬場にフィットするかがポイントとなるでしょう。
エリザベス女王杯で2着といったら響きはいいですが、枠の並びや土日の馬場傾向を見ながら評価を下したいです。
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京都記念2024の穴馬2頭
京都記念は下位人気の台頭は滅多に見られません。
しかしながら、4~6番人気の中穴は意外と馬券に絡んでいました。
今年の出走馬の中から配当妙味に期待できそうな馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
アフリカンゴールド
- 京都金杯 (G2) 2022年
いまや数少ない現役のステイゴールド産駒となったアフリカンゴールドは今年9歳になりました。
年齢的には衰えがあってもおかしくありませんが、3走前のプラダリアが制した京都大賞典では逃げ粘りの競馬で5着入りしています。
勝ち馬プラダリアとの差が0.2秒なので健闘したといえるでしょう。
また、阪神で行われた2022年の京都記念の勝ち馬です。
この年の京都記念は開幕週の阪神でしたが雨の影響で稍重開催となり、時計のかかる馬場がフィットして逃げ切っています。
近走を見た限りは明らかにかかる馬場のほうが合っているのでその点に関しては追い風です。
また、今回はこれといった逃げ馬がバビットくらいしかおらず、バビットも近走番手の競馬が増えてきているので単騎逃げが決まる可能性は十分高いです。
前走ステイヤーズステークスも鞍上の国分恭介騎手が下手なことをしなければもう少しチャンスはあっただけに、ここでの巻き返しにも期待できるでしょう。
マテンロウレオ
- きさらぎ賞 (G3) 2022年
昨年の京都記念で2着に入線したマテンロウレオがリベンジに燃えます。
昨年は大阪杯や天皇賞(春)といったG1競走でも馬券に絡んでおり、かみ合った時のパフォーマンスは高いです。
ただし、平均以上に時計のかかった札幌記念では凡走していることから、あまり時計がかかるのはマイナスでした。
ただし、5着に入線した天皇賞(春)も稍重のなかでやれているので極端に重たくなければ可能性はあるかもしれません。
ここ最近は馬券に絡むことが減りましたが、今年の京都記念はそこまでレベルが高くないため巻き返しも狙えるでしょう。
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ここからは京都記念の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
京都記念2024の概要
京都記念は京都競馬場で開催される古馬の中距離重賞です。
歴史のあるレースで、現在も年に2回行われている天皇賞や障害競走の中山大障害を除けば目黒記念に次いで開催数の多いレースです。
歴史があるだけではなく、古くからこの時期に行われている競走ということで有力関西馬の始動戦として使われることが多かったです。
過去の勝ち馬を見てみると、ビワハヤヒデやテイエムオペラオー、ナリタトップロードにブエナビスタといった面々はこのレースで勝利したのち大舞台での活躍を見せていました。
その他、悲劇の馬として知られるテンポイントやハマノパレードといった面々も京都記念の勝ち馬です。
直近過去10年に絞ってみてもサトノクラウンやクロノジェネシス、ラヴズオンリーユーにドウデュースなどがここを皮切りにG1タイトルを手にしていました。
このように、有力馬の始動戦としての位置づけがされている京都記念でしたが、近年は外厩整備が整ったことでぶっつけG1がトレンドになっています。
無理に前哨戦を使ってレース間隔をならさなくても、外厩でそれ同様の効果が得られるようになったのです。
このため、近年は有力馬の参戦が減少し、かつてほど豪華な布陣はそろわなくなりました。
しかし、ここで結果を残してのちに大舞台で活躍する馬も少なくないため、依然として京都記念の役割は大きいです。
今年は例年と違ってG1馬の参戦がなく、例年よりも小粒ですが、それでも素質馬は揃いました。
伝統の京都記念を制し、ビッグレースへ向かう馬の誕生に今から期待したいです。
うましるでは阪神で代替開催されていた21~23年度も含めた過去10開催からデータをまとめています。
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京都記念2024の開催内容
開催日 | 2月11日(日曜) 15:35発走 |
格付け | G2 |
開催競馬場 | 京都競馬場 11R |
コース | 芝2,200m |
性齢 | 4歳以上 |
斤量 | 別定 |
1着賞金 | 6200万円 |
京都記念2024が開催される京都の芝2,200mの特徴
スタート地点 | 内回り4コーナー出口付近 |
コース | 右回りの外回りコース Cコース使用 |
1周の距離 | 1,932.4m |
直線距離 | 398.7m |
高低差 | 4.3m |
フルゲート | 18頭 |
(過去5年) | 平均タイム2.15.6 |
コースレコード | 2.09.7 (2019年 比良山特別【1,000万下】ネプチュナイト) |
京都芝2,200mで開催された2014年から2020年の京都記念のタイム | |
(過去7年) | 平均タイム2.16.3 |
レコードタイム | 2.11.5 (2015年 ラブリーデイ) |
阪神芝2,200mで開催された2021年から2023年の京都記念のタイム | |
(過去3年) | 平均タイム2.12.1 |
レコードタイム | 2.10.4(2021年 ラヴズオンリーユー) |
スタート地点は内回りの4コーナー出口付近で、スタートから最初の1コーナーまでは約397mと眺めです。
中距離コースということもあり、序盤はゆったりしたペースで進行することがほとんどで、1~2コーナーで隊列が整います。
向こう正面も半ばまでは平坦ですがそこを過ぎると3コーナーにかけて高低差4.3mの上り傾斜を長く走ります。
そして、3コーナーに入るとこれまで上ってきた分だけ坂を一気に下ります。
この3コーナーにある山のような坂が京都名物の淀の坂です。
4コーナーの下りあたりに残り800mの標識が立っており、下りの慣性を活かして各馬は一気にペースアップします。
下り坂の終わりにラスト3F標識が立っていますが各馬は下り坂でペースアップしているのでここからゴールにかけて一気に引き上げる傾向がよく見られます。
ラストの直線は約404mでほとんどフラットとなっています。
京都の全コースに共通して言えることですが、3コーナーの下り坂のために平均よりも1Fほど早い段階から動くことが多いです。
そのため、スタミナ量がない馬はゴール板を通過するまでに一杯になる傾向がよく見られます。
そのため、芝2,400m以上の中距離もしくはそれ以上の距離で実績をあげている馬のほうが好走傾向にあります。
また、京都記念が開催される京都は開催最終週ということで相当馬場が荒れています。
そのため、消耗戦に近い競馬になりやすいため、スタミナ量やパワーが重要になります。
京都の芝2,200mはここをチェック!
- スピードとスタミナが求められる
- ロングスパート気質の競馬になりやすい
- 5.6枠から好走馬が出ている
- 差しや追い込みも決まりやすい
- 関西騎手が強い
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京都記念2024の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | バビット | 牡7 | 57.0 | 団野大成 |
2 | ブレイヴロッカー | 牡4 | 56.0 | 酒井学 |
3 | プラダリア | 牡5 | 58.0 | 池添謙一 |
4 | ジェットモーション | セ8 | 57.0 | 田口貫太 |
5 | ベラジオオペラ | 牡4 | 57.0 | 横山和生 |
6 | ラヴェル | 牝4 | 54.0 | Mデムーロ |
7 | プラチナトレジャー | 牡6 | 57.0 | 岩田康誠 |
8 | ナイママ | 牡8 | 57.0 | 和田竜二 |
9 | ルージュエヴァイユ | 牝5 | 55.0 | 松山弘平 |
10 | シュヴァリエローズ | 牡6 | 57.0 | 西村淳也 |
11 | マテンロウレオ | 牡5 | 57.0 | 横山典弘 |
12 | アフリカンゴールド | セ9 | 57.0 | 国分恭介 |
京都記念の過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2023 良 | 1 | 12 | ドウデュース | 1 | 凱旋門賞(G1) | 19 |
2 | 1 | マテンロウレオ | 6 | 中山金杯(G3) | 5 | |
3 | 8 | プラダリア | 4 | 日経新春杯(G2) | 3 | |
2022 稍重 | 1 | 11 | アフリカンゴールド | 12 | 日経新春杯(G2) | 5 |
2 | 1 | タガノディアマンテ | 8 | 中山金杯(G3) | 4 | |
3 | 5 | サンレイポケット | 6 | ジャパンカップ(G1) | 4 | |
2021 良 | 1 | 4 | ラヴズオンリーユー | 1 | 有馬記念(G1) | 10 |
2 | 2 | ステイフーリッシュ | 3 | AJCC(G2) | 4 | |
3 | 9 | ダンビュライト | 6 | 京都大賞典(G2) | 7 | |
2020 重 | 1 | 7 | クロノジェネシス | 1 | エリザベス女王杯(G1) | 5 |
2 | 1 | カレンブーケドール | 2 | ジャパンカップ(G1) | 2 | |
3 | 5 | ステイフーリッシュ | 3 | AJCC(G2) | 2 | |
2019 良 | 1 | 8 | ダンビュライト | 6 | AJCC(G2) | 6 |
2 | 10 | ステイフーリッシュ | 1 | 中山金杯(G3) | 2 | |
3 | 12 | マカヒキ | 2 | 有馬記念(G1) | 10 | |
2018 重 | 1 | 4 | クリンチャー | 4 | 菊花賞(G1) | 2 |
2 | 10 | アルアイン | 3 | 菊花賞(G1) | 7 | |
3 | 6 | レイデオロ | 1 | ジャパンカップ(G1) | 2 | |
2017 稍重 | 1 | 6 | サトノクラウン | 3 | 香港ヴァーズ(G1) | 1 |
2 | 4 | スマートレイアー | 5 | 香港ヴァーズ(G1) | 5 | |
3 | 3 | マカヒキ | 1 | 凱旋門賞(G1) | 14 | |
2016 重 | 1 | 7 | サトノクラウン | 6 | 天皇賞(秋)(G1) | 17 |
2 | 6 | タッチングスピーチ | 3 | エリザベス女王杯(G1) | 3 | |
3 | 2 | アドマイヤデウス | 4 | 有馬記念(G1) | 7 | |
2015 良 | 1 | 6 | ラブリーデイ | 3 | 中山金杯(G3) | 1 |
2 | 9 | スズカデヴィアス | 4 | ステイヤーズS(G2) | 4 | |
3 | 4 | キズナ | 2 | 天皇賞(春)(G1) | 4 | |
2014 稍重 | 1 | 11 | デスペラード | 6 | 有馬記念(G1) | 7 |
2 | 10 | トーセンラー | 2 | マイルCS(G1) | 1 | |
3 | 9 | アンコイルド | 4 | ジャパンカップ(G1) | 8 |
【重賞実績】過去10年の勝ち馬8頭が重賞馬
年度 | 勝ち馬 | 主な重賞タイトル |
2023 | ドウデュース | 日本ダービー(G1) |
2022 | アフリカンゴールド | なし |
2021 | ラヴヴオンリーユー | オークス(G1) |
2020 | クロノジェネシス | 秋華賞(G1) |
2019 | ダンビュライト | AJCC(G2) |
2018 | クリンチャー | なし |
2017 | サトノクラウン | 香港ヴァーズ(G1) |
2016 | サトノクラウン | 弥生賞(G2) |
2015 | ラブリーデイ | 中山金杯(G3) |
2014 | デスペラード | ステイヤーズS(G2) |
過去10年の京都記念の勝ち馬8頭が重賞馬でした。
また、2~3着に入線した16頭も重賞馬です。
京都記念は前年に大舞台で活躍した馬の始動戦として利用されるケースが強いで、重賞実績のある馬が馬券の中心になりやすいです。
重賞馬を中心に馬券予想するのがよいでしょう。
今年の出走馬の内、重賞馬は6頭いました。(かっこ内は主な重賞タイトル)
【稍重実績】稍重以下の馬場
年度 | 勝ち馬 | 稍重~不良馬場実績(芝) | 稍重以下(芝)の複勝率 |
2023 | ドウデュース | 【0-0-0-2】 | 0.0% |
2022 | アフリカンゴールド | 【0-0-0-5】 | 0.0% |
2021 | ラヴヴオンリーユー | 【0-0-0-1】 | 0.0% |
2020 | クロノジェネシス | 【2-0-0-0】 | 100.0% |
2019 | ダンビュライト | 【1-1-1-2】 | 60.0% |
2018 | クリンチャー | 【0-1-0-1】 | 50.0% |
2017 | サトノクラウン | 【2-0-0-2】 | 50.0% |
2016 | サトノクラウン | 【2-0-0-0】 | 100.0% |
2015 | ラブリーデイ | 【0-1-0-0】 | 50.0% |
2014 | デスペラード | 【0-0-0-0】 | 0.0% |
過去10年の京都記念の勝ち馬6頭がこれまで稍重以下の馬場で連対実績がありました。
この6頭はいずれも稍重以下の馬場における複勝率が60%を超えています。
京都記念が行われる週の京都競馬場は開催最終週ということもあって相当時計がかかります。
1週前の京都芝レースを見た限りは、例年通り時計がかかりがちだったので今年もタフな馬場でレースが行われる可能性が高いでしょう。
ちなみに、直近3開催の勝ち馬はいずれも稍重以下の馬場で凡走していましたが、この3開催は京都競馬場が改修工事だったため、開幕週の阪神で代替開催されていました。
アフリカンゴールドが制した年こそ稍重でしたが、ドウデュースとラヴズオンリーユーの年は時計の出やすい馬場で行われており、従来とは傾向がまるで変わっています。
今年は例年通りの京都開催になっているため、稍重から不良馬場における馬場実績に着目したいです。
今年の出走馬の内、稍重以下の馬場で連対実績があり、なおかつ稍重以下の馬場における複勝率が60%を超えていた馬は5頭いました。(かっこ内は稍重以下の馬場における戦績)
【年齢】4~5歳馬が合計8勝している
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 【4-6-3-18】 | 12.9% | 32.3% | 41.9% |
5歳 | 【4-0-4-17】 | 16.0% | 16.0% | 32.0% |
6歳 | 【1-3-1-23】 | 3.6% | 14.3% | 17.9% |
7歳 | 【1-1-2-20】 | 4.2% | 8.3% | 16.7% |
8歳 | 【0-0-0-6】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
9歳 | 【0-0-0-2】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の京都記念の勝ち馬8頭が4~5歳馬でした。
4~5歳馬は単勝率10%を超えていて全年齢の中でも好走率が高いです。
複勝率を見ても4~5歳馬は30%を超えており、6歳以下の馬に勝っており、若い馬ほど好走する傾向が強いです。
今年の出走馬のうち、4歳馬と5歳馬はそれぞれ3頭、合計で6頭いました。
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京都記念の過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【3-1-2-4】 | 30.0% | 40.0% | 60.0% |
2番人気 | 【0-2-2-6】 | 0.0% | 20.0% | 40.0% |
3番人気 | 【2-3-1-4】 | 20.0% | 50.0% | 60.0% |
4~6番人気 | 【4-3-5-18】 | 13.3% | 23.3% | 40.0% |
7~9番人気 | 【0-1-0-29】 | 0.0% | 3.3% | 3.3% |
10番人気以下 | 【1-0-0-25】 | 3.8% | 3.8% | 3.8% |
上位人気馬の信頼度はまずまず
過去10年の京都記念の好走馬を年齢別にまとめました。
1番人気は【3-1-2-4】で勝率30%、複勝率60%とまずまずです。
しかし、2番人気は【0-2-2-6】で他の重賞レースと比較すると好走率はそこまで高くありませんでした。
3番人気は【2-3-1-4】で複勝率は1番人気と同じ、連対率に至っては1番人気に勝っています。
京都記念は別定の重賞競走で前年の有力馬が多数参戦しています。
しかし、2014年のジェンティルドンナ(1番人気、6着)や2015年のハープスター(1番人気、5着)のように上位人気に支持された馬でも着外に敗れるケースは珍しくありません。
上位人気馬は好走率だけ見たら決して悪い数値ではありませんが、あまり過信しないほうがよいかもしれません。
7番人気以下の激走はほぼ皆無
過去10年の京都記念で7番人気以下の馬は56頭出走しましたが馬券に絡んだのは2022年の勝ち馬アフリカンゴールドと同じ年の2着馬タガノディアマンテのみでした。
それ以外の馬はすべて馬券外に敗れています。
これは、言い方を変えれば阪神で代替開催された2022年度を除いた9開催で1~6番人気馬の決着になったといえます。
京都記念は上位人気馬の信頼度はそこまで高くありませんが、7番人気以下の台頭もほとんど見られないので、1~6番人気から馬券予想するのがよいでしょう。
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京都記念の過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【0-3-0-7】 | 0.0% | 30.0% | 30.0% |
2枠 | 【0-1-1-9】 | 0.0% | 9.1% | 18.2% |
3枠 | 【0-0-1-9】 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
4枠 | 【3-2-2-6】 | 23.1% | 38.5% | 53.8% |
5枠 | 【0-0-1-14】 | 0.0% | 0.0% | 6.7% |
6枠 | 【3-0-2-12】 | 17.6% | 17.6% | 29.4% |
7枠 | 【2-3-2-13】 | 10.0% | 25.0% | 35.0% |
8枠 | 【2-1-1-16】 | 10.0% | 15.0% | 20.0% |
京都で開催された14~20年の過去7開催における枠順データ | ||||
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【0-1-0-6】 | 0.0% | 14.3% | 14.3% |
2枠 | 【0-0-1-7】 | 0.0% | 0.0% | 12.5% |
3枠 | 【0-0-1-6】 | 0.0% | 0.0% | 14.3% |
4枠 | 【2-2-1-3】 | 25.0% | 50.0% | 62.5% |
5枠 | 【0-0-1-9】 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
6枠 | 【3-0-1-7】 | 27.3% | 27.3% | 36.4% |
7枠 | 【1-3-1-9】 | 7.1% | 28.6% | 35.7% |
8枠 | 【1-1-1-11】 | 7.1% | 14.3% | 21.4% |
勝ち馬はいずれも4枠と6~8枠から出ている
過去10年の京都記念の勝ち馬はいずれも4枠もしくは6~8枠から出ていました。
これは、京都で開催された2014~2020年度の7開催に絞ってみても同じような結果となっています。
京都記念が開催される週は開催最終週ということで内ラチ沿いの痛みも出ています。
そのため、スピードの出ない内枠よりも、馬場状態が比較的良好な中~外枠から競馬できる馬のほうが好走傾向にあるのでしょう。
馬券予想の際は枠順にも目を配りたいです。
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京都記念の過去10年の前走クラス別成績
前走クラス | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
G1 | 【7-5-7-21】 | 17.5% | 30.0% | 47.5% |
G2 | 【2-2-3-37】 | 4.5% | 9.1% | 15.9% |
G3 | 【1-3-0-16】 | 5.0% | 20.0% | 20.0% |
L | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
OP | 【0-0-0-8】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
3勝クラス | 【0-0-0-3】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
馬券に絡んだ30頭すべてが前走重賞レースだった
過去10年の京都記念で馬券に絡んだ30頭はいずれも前走が重賞競走でした。
対して、前走が非重賞だった馬はこれまで12頭が参戦していましたがいずれも馬券外に沈んでいます。
京都記念は前走の実績が問われやすいレースといえるでしょう。
ちなみに、前走重賞馬のうちもっとも好走率が高かったのは前走がG1の馬で、G2&G3だった馬を軽く凌駕しています。
前走のクラスも見ながら馬券予想を行いたいですね。
今年の出走馬を前走クラス別にまとめました。
京都記念2024追い切り評価
京都記念2024追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。
以上になります。
京都記念の予想の参考にしてみてください!