【府中牝馬S2024追い切り評価/全頭診断】ブレイディヴェーグに並ぶトップ評価「S」はアノ馬!
府中牝馬ステークス2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では府中牝馬ステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
10月10日の馬場状態
美浦
この日の美浦ウッドは稍重でした
ウッドの1番時計はマジカルワードが記録した6F79秒6で不良馬場だった前日9日より時計は出ています。
栗東
この日の栗東は坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路の1番時計はアドヴァイスとカルロヴェローチェが記録した4F49秒0でした。全体的に時計は出ています。
ウッドの1番時計はウエストナウが記録した6F77秒1でした。高速馬場傾向にあります。
府中牝馬ステークス2024追い切り評価/全頭診断コメント
府中牝馬ステークス2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アスコルティアーモ
アスコルティアーモ 10月10日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(稍重) | 69.4 | 53.0 | 38.1 | 11.5 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 85.7 | 69.2 | 52.7 | 37.5 | 11.2 | 直強め |
アスコルティアーモは美浦のウッドチップコースでローズボウル(牡6、3勝クラス)と併せました。
今回初コンビを組む津村騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を5馬身追走し、5F69秒4-上がり1F11秒5の時計で同時併入しています。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)
中間追い切りは9月20日ごろから再開し、坂路で9本(すべてキャンター)、ウッドで14本の時計を記録しています。
映像はありませんが、1週前の2日にも美浦ウッドで津村騎手が騎乗し、ウィンダミア(牡5、2勝クラス)と併せています。
馬場の外目から僚馬を3馬身追走する形でゴール前仕掛けを行い、5F68秒0-上がり1F11秒0の時計で併入、終いが伸びていました。
最終追い切りは馬なりで調整しましたが、コーナーから直線に欠けては少し頭を下に向けながらの追走です、気持ちはあまり乗っていないように見えます。
しかしながら、直線に入ってからは終い2F12秒5-1F11秒5で伸びており、スムーズな動きで併入しています。
最低限の無駄のない動きで好時計を出していたのは良かったです。
見た目以上に良い出来栄えです。
コスタボニータ
コスタボニータ 10月10日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.4 | 39.9 | 12.2 | 強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.6 | 39.8 | 12.3 | 一杯 |
今年の福島牝馬ステークス(G3)を勝利し、前走小倉記念(G3)でも2着入りしたコスタボニータは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗し、強めに追われて全体時計54秒4-上がり1F12秒2の時計で登坂しています。
中間追い切りは9月下旬から再開し、坂路が5本、ウッドが4本です。
このうち、29日と今月3日はウッドコースで併せ馬を置いて一杯に追われており、29日は馬場の外目から立ち回って4F53秒6-上がり1F11秒1、3日も馬場の外目から立ち回って6F84秒9-上がり1F11秒4の時計でどちらも併せ馬と併入しています。
2週続けて一杯に追われていましたが、最終追い切りも坂路で強めに追われました。
馬場の真ん中から追われていましたが、少し首は右を向いていて気相乗りは少し欠けている感じがします
ただ、力強い脚さばきで登坂していましたし、時計以上に動きは悪くありません。
全体としてはまずまずといったところでしょう。
余談ですが、コスタボニータはもともと追い切り映えしませんが、それでも本番では結果を残しているので、追い切り内容以上に上位争いに期待&警戒したいです。
コンクシェル
コンクシェル 10月10日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 84.8 | 68.7 | 52.7 | 37.7 | 11.7 | 馬なり |
前走最終 | 函館W(稍重) | 68.8 | 52.8 | 38.2 | 12.7 | 馬なり |
今年の中山牝馬ステークス(G3)を制したコンクシェルは栗東のウッドチップコースでパドメ(牝2、未勝利)と併せました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬を5~6馬身追走し、6F84秒8-上がり1F11秒7の時計でクビ差先着しています。
中間追い切りは9月下旬から再開し、坂路で7本、ウッドで6本の時計を記録していました。
なお、2日と6日は馬なりでしたがウッドコースで併せ馬を置いて調整し、どちらも終い1F11秒3の時計で伸びています。
最終追い切りも引き続き僚馬を置いて行われましたが、久々にしては長く脚が使えていますし、直線で手前を替えてからも軽い脚取りで先着することができました。
久々でも気持ちよさそうに動けていたのは良いでしょう。
馬なりということもあって時計は出していませんし、中間も軽い調整ばかりでしたが、中間で伸びのある脚を使えていることから調子は良さそうですし、久々にしては動けていました。
シンティレーション
シンティレーション 10月10日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(稍重) | 69.0 | 53.7 | 38.5 | 12.0 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 66.9 | 51.7 | 37.3 | 11.3 | 強め |
前走の新潟日報賞(3勝クラス)を勝利し、オープン入りを果たしたシンティレーションは美浦のウッドチップコースでホウオウパレード(牡5、2勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬を4~5馬身追走し、5F69秒0-上がり1F12秒0の時計で同時併入しています。
中間追い切りは9月下旬から再開し、坂路で6本、ウッドで3本の時計を残していました。
最終追い切りは僚馬を置いてウッドで行われましたが、長い脚を活かして機敏な動きでコーナーを立ち回っています。
道中舌を出しながらの追走でしたが身体は身軽で、最後まで楽な手ごたえで併入しました。
馬なりということで時計は出ていませんが、良くも悪くも余裕のある内容でしたし、追えばもっと動けそうな感じもします。
格上挑戦で相手は強力ですが、この馬なりに良化しているように見えました。
セントカメリア
セントカメリア 10月10日(木) 評価E(測定不能) | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 57.1 | 40.5 | 12.8 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.5 | 39.7 | 12.5 | 末強め |
今年の都大路ステークス(L)で3着入りしたセントカメリアは栗東坂路で単走を行いました。
今回初コンビを組む鮫島克駿騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F57秒1-上がり1F12秒8の時計でまとめています。
中間追い切りは9月25日から再開し、坂路で10本、ウッドで3本(すべてキャンター)の時計を記録し、坂路ベースで調整されていました。
なお、映像はありませんが1週前の2日には栗東坂路で単走、末強めに追われて4F56秒3-上がり1F12秒6でまとめていました。
最終追い切りも坂路で軽い調整を行いましたが、JRAレーシングビュアーに動画が公開されていなかったので動きが確認できません。
時計もまるで出しておらず、現状の仕上がりが判断しづらいため、今回はE評価(測定不能)にしました。
ハーパー
ハーパー 10月9日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(稍重) | 51.2 | 36.5 | 11.4 | 強め | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 84.3 | 68.2 | 53.2 | 37.4 | 11.3 | 一杯 |
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 53.1 | 38.3 | 12.6 | 末強め |
昨年の牝馬G1で常に上位争いしていたハーパーは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
今回初コンビを組む武豊騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から強めに追われて4F51秒2-上がり1F11秒4時計でまとめています。
1週前の2日には荻野琢磨騎手が追い切りに騎乗し、パーティハーン(牡2、新馬)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行っています。
馬場の真ん中からパーティハーンを2~3馬身追走する形で一杯に追われて6F84秒3-上がり1F11秒3で1馬身半先着していました。
3頭併せの最内から立ち回りましたが、休み明けにしては動けているものの、休み明けや気温が涼しくなったのも影響してか、前走ヴィクトリアマイル(G1)の時より若干太い感じがします。
前走ヴィクトリアマイルの時が馬場の真ん中から3頭併せで一杯に追われて6F83秒0-終い1F11秒3だったので全体時計は前走のほうが良かったです。
もっとも、久々でも終い1F11秒3の時計で走破していることから、重賞馬らしいポテンシャルは健在でした。
この一追いでさらなる良化に期待したいです。
その最終追い切りは栗東のウッドチップコースで単走、4F追いを行っています。
1週前と比較するとコーナーワークの段階から気合が乗っていましたし、直線に入ってからも推進力のある動きで追えています。
4F追いとはいえ重心を低くしながら最後まで走りぬいて自己ベストを記録したのも好感触でした。
1週前に一杯に追って良化の気配が見られましたし、久々でも好仕上がりでした。
フィアスプライド
フィアスプライド 10月10日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(稍重) | 86.0 | 69.1 | 54.2 | 39.2 | 12.2 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(重) | 67.4 | 52.5 | 37.1 | 11.4 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 83.9 | 67.7 | 52.9 | 38.0 | 11.8 | 馬なり |
昨年のターコイズステークス(G3)を勝利し、今年のヴィクトリアマイル(G1)でも2着入線したフィアスプライドは美浦のウッドチップコースでアップトゥミー(牝4、2勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬を2馬身追走し、6F86秒0-上がり1F12秒2の時計で同時併入しています。
1週前の3日も美浦ウッドで調整され、このときは重賞馬のパラレルヴィジョン(牡5、オープン)と併せています。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬より2馬身先行し、5F67秒4-上がり1F11秒4の時計で同時併入していました。
1週前は僚馬の外目から立ち回りましたが、はきはきとした動きで立ち回っており、休み明けを感じさせない動きです。
直線に入って手前を替えてからはじりじりと脚を引き上げて僚馬を捕らえているように、動きも良かったです。
終い2F11秒8から1F11秒4で最後までペースを引き上げて走破できたのも良いでしょう。
最終追い切りも併せ馬を置いて軽い追い切りを行いましたが、ここは少し口を開きながらの追走で1週前ほど気持ちは乗っているようには見えません。
ただ、道中の動きは相変わらず軽いですし、脚の動きは良さそうです。
1週前と比較すると全体時計、終い時計ともに目立たなかった点は気になりますが、1週前の追い切りが好内容だったのでたまたま調子が悪かったかもしれません。
評価の難しいところですが、2週続けて軽快に動けていたことから、開幕前週の時計が出やすい東京コースとかみ合いそうなので、B評価とさせていただきます。
フィールシンパシー
フィールシンパシー 10月9日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(不良) | 83.3 | 68.6 | 54.6 | 39.5 | 12.5 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 82.3 | 66.1 | 51.3 | 37.1 | 11.5 | 馬なり |
今年の福島牝馬ステークス(G3)で惜しい2着だったフィールシンパシーは美浦のウッドチップコースでデンジエンド(牡2、新馬)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬を約3.3秒追走し、6F83秒3上がり1F12秒5の時計で1馬身先着しました。
前走のヴィクトリアマイル(G1)以来、実に5か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは9月半ばごろから再開し、坂路で11本、ウッドで2本の時計を記録していました。
なお、映像は公開されていませんが1週前の2日には美浦ウッドで単走を行っています。
主戦の横山琉人騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から強めに追われて6F84秒8-上がり1F11秒0でキレのある動きを見せていました。
最終追い切りは3頭併せの最内から立ち回りましたが、前駆の筋肉量は豊富でパワーのありそうな動きを見せています。
はるか後方からスタートして併せ馬に先着できたのも良いでしょう。
ただ、今回は終いが12秒8-1F12秒5でした。
この日の美浦ウッドが不良馬場でしたが、ほかの調教馬が終い時計を出していることを考えたら、もう少し時計が出ても良かったと思います。
全体としてはまずまずといったところでした。
ブレイディヴェーグ
ブレイディヴェーグ 10月10日(木) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(稍重) | 81.2 | 65.1 | 50.7 | 35.7 | 11.2 | G前仕掛け |
1週前 | 美浦南W(重) | 81.5 | 65.8 | 51.4 | 37.0 | 11.5 | 馬なり |
前走最終 | 栗東CW(稍重) | 80.3 | 65.2 | 50.4 | 35.7 | 11.3 | 馬なり |
昨年のエリザベス女王杯(G1)を制したブレイディヴェーグは美浦のウッドチップコースでロジシルバー(牝4、3勝クラス)と併せました。
杉原騎手が追い切りに騎乗(レース当日はC.ルメール騎手が騎乗)し、馬場の内目から僚馬を3~4馬身追走する形でゴール前にて促され、6F81秒2-上がり1F11秒2の好タイムで同時併入しました。
今回は11か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは9月20日ごろから再開しており、坂路、ウッドともに5本ずつ時計を残しています。
このうち、1週前の3日にも美浦ウッドで単走を行っており、このときは馬場の3分どころか馬なりで6F81秒5-上がり1F11秒5でまとめていました。
他馬を後目に馬場の内目から立ち回りましたが、馬なりとは思えないほど気持ちが乗っており、大きくストライドを活かした走りで立ち回っています。
最後の最後はほとんど流していましたが、久々の実践、しかも馬なりにも関わらず素晴らしいパフォーマンスで動けており、非常に良い追い切りでした。
最終追い切りは併せ馬を置きつつ、強めに追っていましたが、1週前の追い切り同様、序盤から気合の乗った立ち回りを見せています。
動きも良く、直線では最後まで持続性のある脚色で追うことができ、終い2F11秒5-1F11秒2の加速ラップで僚馬に追いつくことができました。
最終追い切りも大変素晴らし動きでG1馬らしい走りができたことでしょう。
動き、状態、時計ともに申し分なく、久々でも好仕上がりでレースに挑むことができそうでした。
マスクトディーヴァ
マスクトディーヴァ 10月9日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(稍重) | 55.1 | 39.6 | 12.8 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 52.9 | 38.8 | 12.1 | 馬なり |
昨年のローズステークス(G2)でレコード記録を更新し、秋華賞(G1)でも2着入りしたマスクトディーヴァは栗東坂路でフェルンマンボ(牝5、1勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して馬なりで僚馬を3~4馬身追走し、4F55秒1-上がり1F12秒8の時計で僚馬にクビ差先着しています。
前走から約5か月ぶりとなる今回、中間追い切りは9月20日から再開し、坂路で13本、ウッドで2本の時計が確認できました。
なお、映像はありませんが1週前の2日には栗東ウッドで今回初コンビを組む川田騎手が騎乗し、馬場の外目から馬なりで6F83秒76-上がり1F11秒5の時計で折り合いを確認しています。
最終追い切りは坂路で併せ馬を置いて調整しましたが、いつもの追い切りと比較すると少し頭が低くてやや気持ちは乗っていない感じがします。
また、前走ヴィクトリアマイルと比較しても前走時のほうが馬なりで単走ながらも脚さばきは良かったです。
そして何より今回の最終追い切りは終い2F12秒6-1F12秒8で減速ラップとなっていました。
もともと坂路で時計を出すタイプではありませんが、それでも直近3戦は坂路で馬なりながらも加速ラップで登坂していたので、この点は少し引っ掛かります。
直近3戦と比較すると、あまり良い仕上がりには見えませんでした。
モズゴールドバレル
モズゴールドバレル 10月10日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 67.5 | 52.0 | 36.9 | 11.2 | 強め | |
前走最終 | 函館芝(不良) | 66.9 | 51.4 | 38.1 | 12.3 | 馬なり |
モズゴールドバレルは栗東のウッドチップコースでオリーボーレン(牝3、1勝クラス)とアルーリングウェイ(牝5、オープン)と3頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中からオリーボーレンを2~3馬身追走する形で強めに追い、5F67秒5-上がり1F11秒2で鋭く伸びています。
中間追い切りは10月下旬から再開し、10本の時計を記録しています。
なお、映像はありませんが1週前の2日には坂路で単走、一杯に追われて4F51秒8-上がり1F12秒5の自己ベストを記録していました。
最終追い切りはウッドチップコースで3頭併せの真ん中から立ち回りましたが、頭を低くしながら立ち回りつつ、直線では2頭よりも先に抜け出してじりじりペースを引き上げ、最後は終い1F11秒2の好時計で併入まで持ち込みました。
もともとウッドでは終い時計を出すタイプの馬ですが、今回の最終追い切りにおいても自身の走りができています。
最後は格下のオリーボーレンと併入でしたが、頭を低くしながらこの馬らしい動きができているのは良かったです。
全体時計は目立ちませんが、この馬なりに調子は良さそうでした。
モリアーナ
モリアーナ 10月10日(木) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(稍重) | 68.5 | 52.1 | 36.5 | 11.5 | 馬なり | |
1週前 | 美浦南W(重) | 53.6 | 37.4 | 10.8 | 馬なり | ||
前走最終 | 札幌ダート(稍重) | 67.9 | 52.3 | 38.7 | 12.3 | 馬なり |
昨年の紫苑ステークス(G2)の勝ち馬モリアーナは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追われて5F68秒5-上がり1F11秒5の時計で走破しています。
1週前も美浦ウッドで単走、馬なりで追いましたが初コンビを組む岩田康成騎手が美浦トレセンまで駆けつけて追い切りを行っていました。
このときは馬場の真ん中から追って4F53秒6-上がり1F10秒8で終いを重視した内容となっています。
コーナーでは脚を溜めつつ、直線に入る段階で見せ鞭を出してからは徐々にペースを引き上げ、最後は終い2F12秒2から1F10秒8で迫力のある動きができていました。
もともとモリアーナは追い切りで終いの時計を出すタイプでしたが、今回の1週前追い切りで出した1F10秒8はモリアーナの自己最速時計です。
馬なりながらも直線ではスピード感あふれる走りで動けていましたし、なによりも脚の回転が非常に速く、追込馬らしい動きができたのは高く評価できるでしょう。
最終追い切りもウッドで単走、軽い調整でしたが序盤からきびきびとした動きを見せていますし、直線でも脚色衰えることなく最後まで脚を引き上げていて好内容を示しています。
時計も良いですし、とてもいい状態に仕上がっています。
今回は2カ月半ぶりのレースとなりますが、2つ目の重賞タイトル奪取にも期待できそうでした。
ライラック
ライラック 10月10日(木) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(稍重) | 83.7 | 67.0 | 52.0 | 37.2 | 11.4 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 81.8 | 66.1 | 51.2 | 36.9 | 11.7 | 馬なり |
昨年の府中牝馬ステークスで3着入りしたライラックは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追い、6F83秒7-上がり1F11秒4の時計でゴールしています。
中間追い切りは9月11日ごろから再開し、坂路で21本、ウッドで5本の時計を残していました。坂路ベースで仕上げています。
なお、映像はありませんが1週前の2日には美浦ウッドで初コンビを組む横山武史騎手が追い切りに騎乗し、ダッチアイリス(牝4、2勝クラス)と併せています。
馬場の外目から僚馬を5馬身追走する形で一杯に追って6F82秒8-上がり1F11秒4の時計で僚馬に3馬身先着していました。
最終追い切りは単走軽めの調整でしたが、楽な手ごたえで立ち回っており、直線に入ってからも頭を低くしながら脚の回転を上げつつ、終い1F11秒4でまとめています。
1週前に一杯に追った影響もあって馬体は締まっていましたし、馬なりながら最後は好時計で走破できていたことから、1週前よりも良化の気配が感じられました。
高速府中における適性は昨年の府中牝馬ステークスで証明しているので、昨年好走した部隊でどのような走りを見せてくれるか楽しみです。
ラリュエル
ラリュエル 10月10日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.7 | 39.3 | 12.3 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(良) | 52.7 | 38.3 | 12. | 馬なり | ||
前走最終 | 札幌ダート(稍重) | 86.5 | 69.4 | 53.8 | 39.5 | 12.4 | 馬なり |
今年の豊橋ステークス(3勝クラス)を勝利してオープン入りしたラリュエルは栗東坂路で単走を行いました。
古川奈穂騎手が追い切りに騎乗(レース当日は北村友一騎手が騎乗)し、馬なりで4F54秒7-上がり1F12秒3の時計でまとめています。
今回は2カ月半ぶりのレースですが、中間追い切りは2本しかありません。
このうち、27日の追い切りは何らかの理由で時計が計測されていませんでした。
1週前の3日にも古川騎手が騎乗し、栗東坂路で単走、馬なりで追って4F52秒7-上がり1F12秒7の時計で駆け上がっています。
馬場の真ん中稍外目から追いましたが、本選に入る際は少し身体がよろける箇所があってやや安定感は欠けていました。
直線に入ってからはまっすぐ追いことができていますが、終いは2F12秒6-1F12秒7で減速しており、終盤になるにつれて力強さが無くなったように見えます。
あまり良い動きではありませんでした。
最終追い切りの良化に期待したいです。
その最終追い切りも栗東坂路で単走、馬なりでしたが1週前よりは活気のある動きを見せています。
道中軸足も安定していますし、脚さばきも良いでしょう。
全体時計は目立ちませんが、最後まで加速しながら登坂しており、1週前よりも安定感が増したような気がしました。
相手は強いですがこの馬なりに仕上がっているように見えます。
ルージュリナージュ
ルージュリナージュ 10月10日(木) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(稍重) | 84.6 | 67.6 | 52.9 | 38.2 | 11.6 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 82.8 | 66.5 | 51.8 | 37.3 | 11.5 | 馬なり |
ルージュリナージュは美浦のウッドチップコースでコムストックロード(牝5、オープン)と併せました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬を3~4馬身追走し、6F84秒6-上がり1F11秒6の時計を記録しましたが、僚馬に半馬身遅れています。
中間追い切りは9月8日から再開し、坂路で32本、ウッドが2本でした。
坂路で入念な調整がされました。
最終追い切りはウッドチップで併せ馬を置いて調整されていますが、道中少し首を引きながらの立ち回りであまりフォームは良くありません。
直線に入ってからはコムストックロードを捕らえにかかり、少し差を詰めたものの再び差が開いて遅れてしまいました。
前走最終時と比較しても時計は見劣っていましたし、入念な調整を行った割にはそこまで好仕上がりではなさそうです。
ここを使って次走以降の良化に期待したいです。
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府中牝馬ステークス2024追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | ブレイディヴェーグ モリアーナ |
A | ハーパー ライラック |
B | アスコルティアーモ コスタボニータ コンクシェル シンティレーション フィアスプライド フィールシンパシー モズゴールドバレル ラリュエル |
C | マスクトディーヴァ ルージュリナージュ |
D | |
E(測定不能) | セントカメリア |
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府中牝馬ステークス2024追い切り映像
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府中牝馬ステークス2024の最終予想
府中牝馬ステークス2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。