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【府中牝馬ステークス2024予想】本命馬3頭+三連系で買いたい穴馬2頭はこちら!

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府中牝馬ステークス2024予想の最終買い目を更新しました!

府中牝馬ステークス2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!

府中牝馬ステークス2024の予想ポイント

  • 岩田康誠騎手、C.ルメール騎手、M.デムーロ騎手が好調
  • 東京コースだが関西馬の方が好走率が高い
  • 馬体重が軽い馬ほど活躍している
  • 1番人気【2-4-1-3】は複勝や三連複の軸馬向け
  • 4枠は当たり枠【6-1-0-11】
  • 前走連対している馬が強く、前走10着以下は厳しい
目次(読みたい項目をタップ)

府中牝馬ステークス2024予想の最終買い目

府中牝馬ステークスが開催される月曜日の東京競馬場界隈の天気は曇りでした。

前日日曜日ほど晴れ間は出なさそうですが、降水確率は0%なので雨の心配はいらないでしょう。

日曜日は良馬場だったので月曜日も良馬場開催に期待できます。

気になる馬場傾向に関しては、日曜日のメインレースであるオクトーバーステークス(芝2,000m・リステッド競走)の勝ち馬ボーンディスウェイが1分57秒4の時計で勝ち切っているので相当時計が出ていました。

月曜日も雨の予報は出ていないので、うましるでは曇りの良馬場、超高速馬場を想定しながらレース予想をまとめました。

馬券が的中しない方へ

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◎本命  5 ブレイディヴェーグ

ロードカナロア
インナーアージ
母父ディープインパクト
主な勝ち鞍エリザベス女王杯(G1) 2023年
前走エリザベス女王杯(G1) 1着

本命はブレイディヴェーグにしました。

これまでキャリア5戦すべて連対している馬で、そのうちの3戦は左回りの舞台でした。

脚色を見ても前走エリザベス女王杯を除いたすべてのレースで上がり最速の時計を記録しています。

2走前のローズステークスは今回出走しているマスクトディーヴァに敗れていますが、マスクトディーヴァよりも後ろの位置から末脚を伸ばしてタイム差0.2秒の2着だったので位置取りを考えたら健闘したといえるでしょう。

このローズステークスで超高速馬場実績も証明したので現在の東京でも出し切れそうです。

今回は約11か月ぶりのレースとなりますが、追い切りを見る限り他馬以上に素晴らしい動きができていました。

いきなりでもやれそうなのでここは本命に挙げることにしました。

〇対抗  4 モリアーナ

エピファネイア
ガルデルスリール
母父ダイワメジャー
主な勝ち鞍紫苑ステークス(G2) 2023年
前走クイーンステークス(G3) 12着

対抗はモリアーナにしました。

1年以上勝ち星から遠ざかっていますが、3走前の阪神牝馬ステークスではほぼ最後方の位置から上がり最速の末脚を使って3着入りしており、直線一気の競馬はまだまだ得意としています。

東京コースも直線が長いので末脚を存分に活かせる舞台でモリアーナの脚色と合っています。

そしてなによりも、騎乗する岩田康成騎手が過去10年の府中牝馬ステークスで【3-0-1-2】と非常に相性が良かったです。

追い切りもこれまで以上にいい内容でしたし、ここメイチの雰囲気も感じられたので2番手評価にしました。

▲単穴  7 フィアスプライド

ディープインパクト
ストロベリーフェア
母父Kingmambo
主な勝ち鞍ターコイズステークス(G3) 2023年
前走安田記念(G1) 7着

フィアスプライドは単穴にしました。

前々走のヴィクトリアマイルは内枠発走でロスのない立ち回りで2着に入線しています。

このヴィクトリアマイルはハイペースで流れて短距離実績のあるテンハッピーローズにやれてしまいましたが、それでも1分32秒0の好タイムでマスクトディーヴァに先着しましたし、大舞台でも結果を残せたのは大きいでしょう。

また、昨年の府中牝馬ステークスでは最後方から直線一気の競馬で勝ち馬ディヴィーナとタイム差0.1秒の4着で、同コースでも結果を残すことができました。

今回はテン乗りのデムーロ騎手が騎乗しますが、デムーロ騎手は昨年の府中牝馬ステークスの勝利騎手で同コースと相性が良いですし、フィアスプライド自身も昨年結果を残しているので人馬の相性もよいですね。

6歳以上の馬は過去10年で勝利がありませんが、レース相性の良い4枠を引くこともできたので、3番手評価にしました。

△連下  1 ハーパー

ハーツクライ
セレスタ
母父Jump Start
主な勝ち鞍クイーンカップ(G3) 2023年
前走ヴィクトリアマイル(G1) 15着

ハーパーは連下にしました。

近3戦はすべて掲示板外に沈んでいますが、前走ヴィクトリアマイルはハイペースが、大阪杯は相手関係、有馬記念は相手関係+はじめての中山だったことを考えたら出し切れなくても致し方ない部分があったと思います。

それ以前のレースでは牝馬三冠+エリザベス女王杯すべてで掲示板入りしており、舞台や展開がかみ合ってくれたら安定して上位争いできています。

今回はキャリア初の芝1,800m戦となりますが、ワンターンの末脚勝負はオークスや秋華賞でもやれているのでかみ合う可能性は高いです。

近3戦よりもハーパーにとって出し切りやすい条件下だと思うので、抑えることにしました。

△連下  6 マスクトディーヴァ

ルーラーシップ
マスクオフ
母父ディープインパクト
主な勝ち鞍ローズステークス(G2) 2023年
前走ヴィクトリアマイル(G1) 3着

マスクトディーヴァは連下にしました。

昨年のローズステークスでコースレコードを叩き出した実績馬で、続く秋華賞も絶望的な位置から1頭だけ脚を引き上げて三冠牝馬リバティアイランドに詰め寄りました。

ローズステークスは数値的なインパクトが、秋華賞は鬼気迫る追込が印象深く、この2戦だけでマスクトディーヴァの評価は一気に上がっています。

ただ、近3戦はローズステークスや秋華賞ほど派手ではありませんが、東京新聞杯は出遅れがなければもっとやれていたでしょうし、阪神牝馬ステークスも堅実な勝利、そして前走ヴィクトリアマイルは短距離色の強いハイペースな流れでしたが自力で3着入線しており侮れません。

今回は2戦2勝の芝1,800mなのでマスクトディーヴァの脚色ともかみ合いそうです。

ただ、追い切りが近3戦以上に目立ちませんでした。

今年の府中牝馬ステークスにおける有力候補で、舞台適性には期待できそうでしたが追い切りがあまりにもパッとしなかったので相手までにします。

△連下 14 ライラック

オルフェーヴル
ヴィーヴァブーケ
母父キングカメハメハ
主な勝ち鞍フェアリーステークス(G3) 2022年
前走ヴィクトリアマイル(G1) 14着

昨年の3着馬であるライラックも抑えることにしました。

昨年の府中牝馬ステークスではスローからの上がり勝負で思った以上に速い末脚を披露して好走していました。

血統的に父がオルフェーヴルで父の父がパワー型のステイゴールドですが、高速府中でもしっかり脚を引き上げて意外過ぎるパフォーマンスを見せました。

昨年の府中牝馬ステークスの内容から、舞台適性は全く問題ないでしょう。

ライラックは得意不得意がはっきりしている馬で、適性がかみ合えばG1の舞台でもやれています。

今回は追い切りも良かったですし、府中牝馬ステークスの適性は昨年すでに証明していることから、近走凡走が続いていても侮れないと思ったので抑えることにしました。

単勝

5 ブレイディヴェーグ

馬連流し

軸馬:5
相手:1、4、6、7、14

三連複フォーメーション

1頭目:5
2頭目:1、4、6、7、14
3頭目:1、4、6、7、14

府中牝馬ステークス2024の有力馬3頭

今年の府中牝馬ステークスは有力候補が多数参戦し、近年の中でも特に豪華面子がそろいました。

今年の出走登録馬の中から実績上位の馬を3頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

マスクトディーヴァ

主な勝ち鞍
  • 阪神牝馬ステークス (G2) 2024年
  • ローズステークス  (G2) 2023年

昨年のローズステークスで衝撃のレコード勝ちを見せたマスクトディーヴァが参戦します。

昨年はローズステークスのレコードのみながらず、続く秋華賞においても後方から上がり最速33秒5の末脚を以て三冠牝馬のリバティアイランドに肉薄するなど、存在感を証明しました。

今年緒戦に挑んだ東京新聞杯はゲートに顔をぶつけたことで後手を踏んだことが致命傷となって6着まででしたが、続く阪神牝馬ステークスは人気に応える形で勝利、前走のヴィクトリアマイルでも3着でした。

ヴィクトリアマイルはハイペースの流れになって短距離色が強い競馬だったことを考えたらもともと中距離で結果を残していたマスクトディーヴァが3着まで食い込んだのは健闘したといえるでしょう。

今回は始動戦となりますが、レコードタイムを記録した芝1,800mの舞台は当然適性に合致しています。

東京コースに関しては【0-0-1-1】ですが、着外の一戦は前述した東京新聞杯のものですし、もうひとつのヴィクトリアマイルも地力でつかんだ3着なので悪くありません。

あえていうなら、今回テン乗り騎乗する川田騎手が過去10年の府中牝馬ステークスで【0-0-0-4】なので騎手相性のほうが気になるところでしょうか。

実績はいうまでもないのでここで結果を残して次につながる競馬を行いたいです。

★評価点
・ローズステークスでレコードタイムを樹立
・秋華賞はキレッキレの末脚で惜しい2着
・差しの競馬が得意
・データと相性のいい関西馬

▼課題
・川田騎手は過去10年で【0-0-0-4】

ブレイディヴェーグ

主な勝ち鞍
  • エリザベス女王杯 (G1) 2023年

ブレイディヴェーグは昨年のエリザベス女王杯の覇者です。

条件戦から挑んだ昨年のローズステークスは1番人気に支持されましたが伏兵マスクトディーヴァに差されて2着まででした。

しかしながら、マスクトディーヴァがのちに秋華賞で惜しい2着に健闘していたことを考えると相手は強かったですし、ブレイディヴェーグ自体ローズステークスは1分43秒2の好時計で走破し、3着のマラキナイア以下を1と3/4馬身以上突き放しています。

超高速馬場だったことを考慮しても他馬以上のポテンシャルを発揮しました。

そして、秋華賞をパスして挑んだエリザベス女王杯は初の古馬戦でしたが最内からロスなく立ち回り、先行集団の位置を確保しながら直線では空いた箇所から長く脚を伸ばして優勝しました。

ルメール騎手の位置取りも見事でしたし、ブレイディヴェーグ自身も要所でしっかり動くことができ、ここでも能力の高さを発揮しています。

満を持してG1馬となりましたが、その後は右後肢飛節の腫れや筋肉痛などが確認され、長期休養していました。

今回は前走エリザベス女王杯から実に11か月ぶりのレースになるため、これまでのパフォーマンスを引き出せるかが課題となるでしょう。

距離適性は問題ないですし、東京コースも【2-0-0-0】、主戦のルメール騎手が騎乗するのも良いですが、叩きの可能性もあるので追い切りや枠の並びから最終判断を決めたいです。

★評価点
・昨年のエリザベス女王杯の覇者
・要所で動ける
・先行も差しも可能
・ルメール騎手は過去10年の府中牝馬ステークスで【2-2-0-3】
・データと相性のいい前走勝ち馬

▼課題
・11か月ぶりのレース
・叩きの可能性
・データと相性の悪い関東馬

フィアスプライド

主な勝ち鞍
  • ターコイズステークス (G3) 2023年

今年のヴィクトリアマイルで2着入線したフィアスプライドは昨年のターコイズステークスを優勝し、府中牝馬ステークスでも4着入りしています。

脚質的には先行も差しでも結果を残している馬で、昨年の府中牝馬ステークスはほとんど最後方の位置から追込一気の競馬で4着入りしました。

馬券外に沈んだものの、勝ち馬ディヴィーナとのタイム差は0.1秒なので着順以上にやれています。

そして、昨年ターコイズステークスや前走ヴィクトリアマイルは前目の競馬で結果を残しました。

前走ヴィクトリアマイルは内枠発走で3番手の位置から競馬しつつ、直線では内の馬より外目より長く脚を伸ばして2着です。

後方から突っ込んできたテンハッピーローズに先着を許してしまいましたが、実力馬のマスクトディーヴァの追撃は退けて先着しているように、長く脚を活かしつつ、大舞台でも結果を残せたのは評価したいです。

今回は久々の実践となりますが、昨年4着に入線した舞台なのでかみ合う可能性は高いでしょう。

テン乗り騎乗するデムーロ騎手も過去10年の府中牝馬ステークスで【2-2-0-3】と相性が良いですし、始動戦でどのような走りを見せてくれるか楽しみです。

★評価点
・今年のヴィクトリアマイルで2着
・昨年の府中牝馬ステークスも勝ち馬と差のない4着
・先行も差しも可能
・持久性のある走りが武器
・デムーロ騎手は過去10年の府中牝馬ステークスで【2-2-0-3】

▼課題
・データと相性の悪い関東馬

府中牝馬ステークス2024の穴馬2頭

近年の府中牝馬ステークスは穴馬の台頭もたびたび見られます。

そのため、三連複や三連単馬券で予想する際は好走しそうな穴馬もチェックしたいです。

今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな馬を2頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

モリアーナ

主な勝ち鞍
  • 紫苑ステークス (G2) 2023年

昨年の紫苑ステークスの勝ち馬モリアーナも牝馬の重賞路線で活躍している馬です。

勝利した紫苑ステークスは稍重馬場でしたが、開幕の中山ということもあって表記以上の高速馬場で、差し切り勝ちを決めました。

対照的に今年のAJCCは冬時期の不良馬場で牡馬相手に4着入りしているように、馬場問わず結果を残しています。

この2戦だけ見たら中山向きに感じますが、昨年のクイーンカップ(東京芝1,600m)において、勝ち馬ハーパーと差のない3着入りしていることから東京実績があるのも良いでしょう。

そして何よりも今回テン乗り騎乗する岩田康成騎手が過去10年の府中牝馬ステークスで【3-0-1-2】と相性抜群です。

2022年には12番人気のイズジョーノキセキに騎乗して人気の白気馬ソダシを差し切っており、穴馬を勝利に導いているのもストロングポイントといえるでしょう。

今年は勝利に届いていませんが、レース適性の高い騎手の手腕を以て、どこまで健闘できるか注目したいです。

★評価点
・馬場不問で活躍
・東京コースの実績もある
・差しの競馬が得意
・岩田康成騎手は過去10年の府中牝馬ステークスで【3-1-0-2】

▼課題
・今年は勝利に届いていない
・データと相性の悪い関東馬&前走10着以下に敗れた馬

ライラック

主な勝ち鞍
  • フェアリーステークス (G3) 2022年

昨年の府中牝馬ステークスで3着入りしたライラックが今年も出走します。

もともとここ2年以上勝ち星から遠ざかっていましたが、昨年の府中牝馬ステークスは前走から+18キロで挑んだものの、超スローが功を奏したのか、直線でじわりと脚を引き上げて3着入りしました。

直線の長い舞台は京都や阪神の外回りで行われたエリザベス女王杯で健闘しているため、同じく直線距離の長い東京も合いそうでしたが、さすがに開幕前週の高速馬場でやれたのは面白く、意外な一面を証明しました。

余談ですが、オルフェーヴル産駒はウシュバテソーロを筆頭にパワー型が多いイメージがありますが、反面時計勝負となった富士ステークスで3着入りしたソーヴァリアントの例があるように、高速馬場の適性も一定以上あるのが面白いです。

今回は昨年好走した府中牝馬ステークスでリベンジを果たす形となりますが、コース適性は昨年証明しているので問題ないでしょう。

ただし、今年の2戦はどちらも二桁着順に沈んでいるように安定感はありません。

強くは狙いづらいですが、状態と枠次第で軽く抑えるかもしれません。

★評価点
・昨年の府中牝馬ステークスで3着
・昨年は時計の出やすい馬場で好走した
・差し~追込競馬が得意
・データと相性のいい小柄な馬

▼課題
・好走と凡走の差が激しい
・データと相性の悪い前走10着以下の馬&関東馬

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ここからは府中牝馬ステークスの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!

府中牝馬ステークス2024の概要

府中牝馬ステークスは東京競馬場で開催される芝1,800mの重賞です。

前週開催された毎日王冠と全く同じ舞台で行われる本競走は、翌月開催されるエリザベス女王杯の優先出走権が与えられる競走です。

しかしながら、府中牝馬ステークスが芝1,800mに対してエリザベス女王杯は芝2,200mで2F距離が変わるため、適性がかみ合うこと傾向は多くありません。

むしろ、同距離で開催されるオールカマーや、3歳馬なら秋華賞を経てエリザベス女王杯に向かう馬が多く、エリザベス女王杯のステップとしての役割はそこまで高くありませんでした。

そのため、出走割れするケースが多いうえ、実力馬よりも格上挑戦として挑む馬が多く、例年混戦ムードが漂っていました。

ところが、今年の出走登録馬を見てみると、昨年のエリザベス女王杯を制したブレイディヴェーグをはじめ、秋華賞で2着のマスクトディーヴァ、今年のヴィクトリアマイルで2着のフィアスプライドに昨年の牝馬三冠で善戦したハーパーなど、歴代でもトップクラスの好メンバーが出馬を表明しています。

久々にスーパーG2にふさわしい面子がそろったことでしょう。

今年はどの馬が、大舞台につながる走りを見せてくれるでしょうか?!

2023年 府中牝馬ステークス(GⅡ) | ディヴィーナ | JRA公式

府中牝馬ステークス2024の開催内容

開催日10月14日(月曜・祝) 15:45発走
格付けG2
開催競馬場東京競馬場 11R
コース芝1,800m
性齢3歳以上牝馬
斤量別定
1着賞金5500万円

府中牝馬ステークス2024が開催される東京の芝1,800mの特徴

東京競馬場 芝1800mのコースで特徴を解説
スタート地点2コーナーの斜めポケット
コース左回り
Aコース使用
1周の距離2,083.1m
直線距離525.9m
高低差2.7m
フルゲート18頭
平均タイム
(過去5年)
1.48.8
コースレコード1.44.1
(2022年 毎日王冠【G2】サリオス)
府中牝馬ステークスのタイム
平均タイム
(過去10年)
1:46.6
レコードタイム1:44.5
(2019年 スカーレットカラー)
(2022年 イズジョーノキセキ)

府中牝馬ステークスは前週行われた毎日王冠と全く同じ東京芝1,800mが舞台です。

スタート地点は1~2コーナーの間に設けられた奥ポケットで最初の2コーナーまでは約160mとなっています。

本線に入ったら600m近くある向こう正面を駆け抜けます。

東京競馬場の向こう正面は下り傾斜が多く締めていますが、1,800mという中距離を走るため、騎手がペースをうまくコントロールしながら後半に備えています。

3~4コーナーは非常に大きな造りとなっているのでそこまで減速しなくても立ち回れます。

また、4コーナーの出口付近に残り600mの標識が立っているので各馬はペースアップしながら最後の直線コースに入ります。

最後の直線は約525mと長く、残り400mあたりから高低差2mほどある坂道を100mほど駆け上がります。

坂を駆け上がったら残り300mは平らで各馬は最高速度でゴールを目指すのです。

東京の芝1,800mは向こう正面、コーナー、直線いずれも大きな造りとなっていてとにかく長いです。

また、直線上にある上り坂は中山や阪神と違って勾配がキツくないのでパワー型の馬でなくても駆け上がりやすいです。

スピード勝負になりやすく、持ちタイムや上がり時計、長く脚を使える馬が有利な舞台となっています。

東京の芝1,800mはここをチェック!

  • スローからの瞬発力勝負になりやすい
  • 多くのG1前哨戦に使われる
  • 差しや追い込みが決まりやすい

府中牝馬ステークス2024の出走馬

【参考レース】2024年 府中牝馬ステークス|JRA公式
馬番馬名性齢斤量騎手
1ハーパー牝455.0武豊
2アスコルティアーモ牝455.0津村明秀
3ラリュエル牝555.0北村友一
4モリアーナ牝455.0岩田康誠
5ブレイディヴェーグ牝457.0C.ルメール
6マスクトディーヴァ牝456.0川田将雅
7フィアスプライド牝655.0M.デムーロ
8コスタボニータ牝555.0松山弘平
9フィールシンパシー牝555.0横山琉人
10シンティレーション牝555.0戸崎圭太
11セントカメリア牝555.0鮫島克駿
12コンクシェル牝455.0岩田望来
13モズゴールドバレル牝555.0A.シュタルケ
14ライラック牝555.0横山武史
15ルージュリナージュ牝555.0横山和生

府中牝馬ステークスの過去10年のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2023
17ディヴィーナ1関屋記念(G3)2
25ルージュエヴァイユ4エプソムカップ(G3)2
38ライラック10宝塚記念(G1)17
2022
16イズジョーノキセキ12垂水ステークス(3勝)1
22ソダシ1札幌記念(G2)5
31アンドヴァラナウト3ヴィクトリアマイル(G1)14
2021
17シャドウディーヴァ4関屋記念(G3)7
24アンドラステ5関屋記念(G3)8
314マルターズディオサ8京成杯AH(G3)8
2020
14サラキア7小倉日経オープン(OP)1
26シャドウディーヴァ6クイーンステークス(G3)4
38サムシングジャスト8クイーンステークス(G3)9
2019
稍重
18スカーレットカラー4クイーンステークス(G3)2
26フロンテアクイーン9クイーンステークス(G3)7
315ラッキーライラック2ヴィクトリアマイル(G1)4
2018
14ディアドラ1クイーンステークス(G3)1
210リスグラシュー2安田記念(G1)8
32フロンテアクイーン7クイーンステークス(G3)2
2017
稍重
111クロコスミア5ワールドAJ2(1600万)1
21ヴィブロス1ドバイターフ(G1)1
37アドマイヤリード2クイーンステークス(G3)6
2016
113クイーンズリング3米子ステークス(OP)2
21マジックタイム2関屋記念(G3)3
36スマートレイアー1ヴィクトリアマイル(G1)4
2015
稍重
115ノボリディアーナ11小倉日経オープン(OP)2
24スマートレイアー1米子ステークス(OP)1
317カフェブリリアント5関屋記念(G3)7
2014
15ディアデラマドレ4クイーンステークス(G3)5
23スマートレイアー1クイーンステークス(G3)3
312ホエールキャプチャ2札幌記念(G2)3

【騎手】6回以上騎乗し、好調の岩田父、デムルメ3騎手

騎手成績単勝率連対率複勝率
岩田康誠【3-0-1-2】50.0%50.0%66.7%
C.ルメール【2-2-0-3】28.6%57.1%57.1%
M.デムーロ【2-2-0-3】28.6%57.1%57.1%
北村友一【1-0-0-1】50.0%50.0%50.0%
横山典弘【0-1-0-5】0.0%16.7%16.7%
津村明秀【0-1-0-2】0.0%33.3%33.3%
横山武史【0-1-0-1】0.0%50.0%50.0%
岩田望来【0-1-0-0】0.0%100.0%100.0%
松山弘平【0-0-1-1】0.0%0.0%50.0%
武豊【0-0-1-1】0.0%0.0%50.0%
川田将雅【0-0-0-4】0.0%0.0%0.0%
横山和生【0-0-0-2】0.0%0.0%0.0%

過去10年の府中牝馬ステークスで特に好調だった騎手は岩田康誠騎手とC.ルメール騎手、M.デムーロ騎手の3名です。

この3名は過去10開催で6回以上騎乗し、2回以上の勝利がありました。

また、連対率も50%を超えていることから軸向きといえるでしょう。

このうち、岩田康成騎手は2022年の府中牝馬ステークスにおいて、12番人気のイズジョーノキセキで勝利し、C.ルメール騎手は2015年に騎乗した11番人気のノボリディアーナで勝利、M.デムーロ騎手は昨年騎乗したディヴィーナにおいて、これまで逃げたことのない馬で逃げ切り勝利をおさめました。

3名とも騎乗技術を以て勝利に導いているのも評価したいです。

今年の出走馬の中で3名が騎乗する馬は下記の通りです。

・岩田康成騎手=モリアーナ
・C.ルメール騎手=ブレイディヴェーグ
・M.デムーロ騎手=フィアスプライド

【所属】関東が舞台だが活躍しているのは関西馬

所属成績単勝率連対率複勝率
美浦(関東)【1-4-5-39】2.0%10.2%20.4%
栗東(関西)【9-6-5-68】10.2%17.0%22.7%

過去10年の府中牝馬ステークスの勝ち馬9頭、2~3着馬11頭が関西馬でした。

関西馬は勝率10%、連対率17%、複勝率23%でいずれも関東馬に勝っています。

府中牝馬ステークスは関東地方にある東京競馬場が舞台ですが、好走している馬の多くが関西馬でした。

各馬の所属元も評価の基準になりそうです。

今年の出走馬を所属別にまとめました。

関西馬
・コスタボニータ
・コンクシェル
・セントカメリア
・ハーパー
・マスクトディーヴァ
・モズゴールドバレル
・ラリュエル

関東馬
・アスコルティアーモ
・シンティレーション
・フィールシンパシー
・フィアスプライド
・ブレイディヴェーグ
・モリアーナ
・ライラック
・ルージュリナージュ

【馬体重】小柄な馬のほうが活躍傾向にある

馬体重成績単勝率連対率複勝率
420~439キロ【2-1-2-10】13.3%20.0%33.3%
440~459キロ【4-0-3-14】19.0%19.0%33.3%
460~479キロ【2-8-3-43】3.6%17.9%23.2%
480~499キロ【2-1-0-25】7.1%10.7%10.7%
500~519キロ【0-0-1-11】0.0%0.0%8.3%
520~539キロ【0-0-1-3】0.0%0.0%25.0%

過去10年の府中牝馬ステークスの勝ち馬はいずれも馬体重が500キロ未満の馬でした。

このうち、馬体重420~439キロのゾーンと440~459キロのゾーンの馬の単勝率が10%、複勝率30%を超えており、軽い馬ほど好走しています。

ちなみに、2023年の3着馬ライラック(10番人気)や2015年の勝ち馬ノボリディアーナ(11番人気)も馬体重の軽い馬でした。

対して、馬体重500キロ以上の馬はこれまで16頭が出走したものの馬券に絡んだのは2頭のみ、しかも、どちらも3着でした。

1番人気の指示された2019年のプリモシーンも当日馬体重は506キロでしたが15着に敗れていました。

府中牝馬ステークスは馬体重の軽い馬ほど活躍傾向にあるため、当日の馬体重を見ながら予想しても良いかもしれません。

府中牝馬ステークスの過去10年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【2-4-1-3】20.0%60.0%70.0%
2番人気【0-2-3-5】0.0%20.0%50.0%
3番人気【1-0-1-8】10.0%10.0%20.0%
4番人気【3-1-0-6】30.0%40.0%40.0%
5番人気【1-1-1-7】10.0%20.0%30.0%
6~9番人気【1-2-3-33】2.6%7.7%15.4%
10番人気以下【2-0-1-45】4.2%4.2%6.3%

1番人気は複勝馬券向け

過去10年の府中牝馬ステークスで1番人気は【2-4-1-3】でした。

勝ち馬は2頭しかいませんでしたが、連対率60%、複勝率は70%で馬券に絡むことは多いです。

特に、2~3着に多数の馬が入線していることから、府中牝馬ステークスにおいて1番人気は複勝や三連複の軸馬など、相手候補向きといえるでしょう。

単勝率がもっとも高かったのは4番人気

過去10年の府中牝馬ステークスにおいてもっとも勝率が高かったのは4番人気の馬です。

4番人気の馬は【3-1-0-6】で単勝率30%、連対率40%でした。

また、着外6頭のうちの3頭が4~5着に入線していたことから、数値以上に健闘していました。

勝ち馬を予想する際、4番人気の馬に注目しても良いかもしれません。

直近6開催で毎年馬券に絡んだ7番人気以下の馬

直近6開催の府中牝馬ステークスの好走馬を見てみると、毎年1頭以上7番人気以下の馬が馬券に絡んでいました。

もともと府中牝馬ステークスは波乱の年もあれば順当で決まる年もありましたが、直近6開催に絞ってみると穴馬の台頭が目立っています。

三連系の馬券で予想する際は穴馬も織り交ぜながら予想を考えたいです。

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府中牝馬ステークスの過去10年の枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【0-2-1-10】0.0%15.4%23.1%
2枠【0-3-1-10】0.0%21.4%28.6%
3枠【0-2-0-13】0.0%13.3%13.3%
4枠【6-1-0-11】33.3%38.9%38.9%
5枠【1-0-2-14】5.9%5.9%17.6%
6枠【0-1-1-17】0.0%5.3%10.5%
7枠【1-0-1-18】5.0%5.0%10.0%
8枠【2-1-4-14】9.5%14.3%33.3%

6頭の勝ち馬が出ている4枠!

過去10年の府中牝馬ステークスでもっとも好成績を収めていた枠は4枠です。

4枠は過去10年で【6-1-0-11】と、勝ち馬がたくさん出ており、好走率もダントツで高いです。

2017年の勝ち馬サラキア(7番人気)や2022年の勝ち馬イズジョーノキセキ(12番人気)も4枠でしたし、2018年以降の6開催では4枠の馬が毎年連対していることからも、4枠は大当たりの枠といえるでしょう。

今年の府中牝馬ステークスで4枠を引いた馬はマスクトディーヴァフィアスプライドです。

府中牝馬ステークスの過去10年の前走着順別成績

前走着順成績単勝率連対率複勝率
1着【4-2-0-16】18.2%27.3%27.3%
2着【4-1-1-10】25.0%31.3%37.5%
3着【0-2-1-12】0.0%13.3%20.0%
4着【0-1-2-6】0.0%11.1%33.3%
5着【1-1-0-11】7.7%15.4%15.4%
6~9着【1-3-4-27】2.9%11.4%22.9%
10着以下【0-0-2-25】0.0%0.0%7.4%

前走連対馬の好走率が高い

過去10年の府中牝馬ステークスの勝ち馬8頭、2~3着馬4頭が前走レースで1~2着に入線していました。

前走1~2着馬は単勝率18%越超え、連対率も27%以上あり、高水準です。

好走馬を見つける際は前走で連対しているかも指標になりそうです。

今年の出走馬の中で前走レースにおいて連対していた馬は3頭いました。

・コスタボニータ
(前走小倉記念【G3】/2着)

・シンティレーション

(前走新潟日報賞【3勝クラス】/1着)

・ブレイディヴェーグ

(前走エリザベス女王杯【G1】/1着)

前走10着以下の好走事例は乏しい

過去10年の府中牝馬ステークスで前走10着以下だった馬は【0-0-2-25】でした。

大半の馬が凡走しており、入線した2頭も3着までだったことを考えると、前走大敗組の巻き返しは厳しいといわざるを得ません。

前走大敗組は評価を下げたいところです。

今年の出走馬の中で前走10着以下だった馬は5頭いました。

・ハーパー
(前走ヴィクトリアマイル【G1】/15着)

・フィールシンパシー

(前走ヴィクトリアマイル【G1】/12着)

・モリアーナ

(前走クイーンステークス【G3】/12着)

・ライラック

(前走ヴィクトリアマイル【G1】/14着)

・ルージュリナージュ

(前走エプソムカップ【G3】/11着)

府中牝馬ステークス2024追い切り評価

府中牝馬ステークス2024追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。

以上になります。
府中牝馬ステークスの予想の参考にしてみてください!

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