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【東京大賞典2024追い切り評価/全頭診断】自己ベストを更新した〝アノ馬〟にトップ評価「S」

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東京大賞典2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では東京大賞典の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

12月25日の馬場状態

美浦
この日の美浦ウッドは良馬場でした。
ウッドの1番時計はサクラトゥシュールの6F79秒5でした。
時計は平均以上に出ています。

栗東
この日の栗東は坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路の1番時計はメイショウチタンの4F49秒9ですが、40~50台の時計を出した馬は3頭だけだったのでそこまで時計の出やすい馬場ではなさそうでした。
ウッドの1番時計はモンテシートの6F77秒7でした。ほかにも時計を出す馬は多く高速馬場傾向にあります。

目次(読みたい項目をタップ)

東京大賞典2024追い切り評価/全頭診断コメント

東京大賞典2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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ウィルソンテソーロ

ウィルソンテソーロ 12月25日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)86.569.754.539.312.4馬なり
1週前美浦坂路(良)  54.239.112.3強め
前走最終美浦坂路(重)  54.839.512.4馬なり

今年のJBCクラシック(Jpn1)を制したウィルソンテソーロは美浦のウッドチップコースで同厩のウシュバテソーロ(牡7、オープン)と2頭併せを行いました。

助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬を2馬身追走し、6F86秒5-上がり1F12秒4の時計で同時併入しています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと

1週前は美浦坂路でバトルクライ(牡5、オープン)と併せています。

このときも助手が騎乗し、僚馬を2馬身追走する形で強めに追われて4F54秒2-上がり1F12秒3の時計で同時併入しました。

強めに追われたこともあって脚取りは確かですが時計はそこまで目立ちません。

今回はJBCクラシックとチャンピオンズカップ(G1)を使ったうえで東京大賞典に参戦しているので中央競馬における秋古馬三冠(天皇賞(秋)⇒ジャパンカップ⇒有馬記念)と同じくらい過酷なローテーションを使っているのでもしかしたら連戦の疲れで時計が出ていない可能性があります。

ただ、動き自体はきびきびしていましたし、時計面を除けば悪い動きではありませんでした。

最終追い切りは美浦ウッドでウシュバテソーロと追い切りを行い、軽めの調整を行っています。

ウシュバテソーロの内から立ち回りましたが、コーナーでは首を引き気味に俯き加減で追走しています。

直線に入ってからもは前方に視線を向けながら終い2F12秒8-1F12秒4でまとめましたが時計自体は馬なりということもあって目立ちませんでした。

コーナーから直線に掛けてはどちらかというと後ろ向きな内容でしたが、直線に入ってしばらくしてからは前方に向いて脚色を伸ばしているのでウィルソンテソーロらしい動きはできています。

それでも、前走チャンピオンズカップ(G1)の1週前追い切りが馬なりで5F66秒5-上がり1F12秒3だったのでその時に比べるとやや物足りない内容でした。

決して悪い動きではありませんが個人的には前走チャンピオンズカップの追い切りの方が良い動きだったと思います。

ウシュバテソーロ

ウシュバテソーロ 12月25日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 70.154.739.412.3強め
1週前美浦南W(良)84.367.953.538.912.9一杯
前走最終海外出走

三連覇を狙うウシュバテソーロは美浦のウッドチップコースで同厩のウィルソンテソーロ(牡5、オープン)と併せました。

今回初コンビを組む菅原騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬より2馬身先行する形で強めに追われて5F70秒1-上がり1F12秒3の時計で同時併入しています。

1週前の18日は美浦ウッドでエンペラーズソード(セ2、1勝クラス)と併せました。

このとき時は助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬より3馬身半先行する形で一杯に追い、6F84秒3-上がり1F12秒9の時計で同時併入していました。

1週前追い切りは一杯に追われましたが全体時計84秒3-上がり1F12秒9は正直言って目立ちません。

また、格下の相手と併せて先に先行しながらも併入まで持ち込まれました。

直線で鞭が入ってからはじりじり脚を伸ばしていますが、それでも俊敏な反応とは言い難く、なんとか併入に持ち込んだ形となっています。

動き、時計面ともに目立ちませんでしたが、ウシュバテソーロはレース以外では全くやる気のない馬なので、この馬なりに状態は悪くないかもしれません。

最終追い切り映像も見ながら最終判断を下したいです。

最終追い切りは同厩のウィルソンテソーロと併せていました。

ここでも強めに負荷を掛けていましたが、強めに追われて全体時計5F70秒1は相変わらず目立ちません。

ただ、1週前と比較すると身体の使い方は幾分よくなり、リズムよく追えています。

終いもある程度伸びを見せていますし、1週前に一杯に追ったことで良化は感じられました。

最良の出来とは言い難いですが、ウシュバテソーロにしてはいい動きができていたのでレースでも力を引き出せるのではないでしょうか。

キングオブザナイル

キングオブザナイル 12月25日(水) 評価E(測定不能)
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切確認取れず
前走最終中間軽め

愛知から参戦するキングオブザナイルは今回連闘でレースに挑みます。

前走シクラメン特別(A2)の最終追い切りは映像・時計ともに確認が取れませんでした。

また、今回の最終追い切りは連闘ということで軽めの調教で、こちらも時計と映像は公開されていません。

判断材料が乏しいのでここはE評価(測定不能)と致します。

クラウンプライド

クラウンプライド 12月25日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.039.212.5強め
前走最終栗東PT(良) 69.953.338.511.1馬なり

重賞4勝馬のクラウンプライドは栗東坂路でグランエシェゾー(牝3、1勝クラス)と併せ馬を行いました。

助手が騎乗して僚馬より2馬身半先行する形で強めに追われて4F54秒0-上がり1F12秒5の時計で同時併入しています。

前走チャンピオンズカップ(G1)から約3週間ぶりとなる今回、中間追い切りは坂路が2本、ウッドが5本(すべてキャンター)でそこまで強い負荷は掛けていません。

なお、映像はありませんが1週前の18日には栗東坂路で単走を行っており、末強めに追われて4F51秒5-上がり1F12秒7の時計を出していましたが終いは減速していました。

最終追い切りも引き続き強めに追い切りが行われていますが、道中首を大きくしながらの動きで集中力はそこまで高くありません。

四肢の使い方は悪くありませんが、終いもそこまで目立ちませんし、馬なりで格下のグランエシェゾーに詰めよられて最後は併入になってしまったのもマイナスです。

前走チャンピオンズカップが好内容でしたがその時とは打って変わって目立たない動きでした。

あまり良い仕上がりではありませんでした。

グランデマーレ

グランデマーレ 12月24日(火) 評価E(測定不能)
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切大井外(良) 64.451.137.812.5強め
前走最終大井外(良) 65.451.838.6 馬なり

大井のグランデマーレは大井の外回りコースで単走を行っています。

レースで騎乗する本村調教師が追い切りに騎乗し、強めに追われて5F64秒4-上がり1F12秒5の時計でまとめています。

今回の最終追い切り映像は地方競馬の公式サイトに公開されていませんでした。

強めに追い切りを行ったので過去データと比較することでどれだけ出し切れるか判断できますが、地方所属馬なので過去の追い切り時計はネット上で確認できませんでした。

判断材料がないのでここはE評価(測定不能)とさせていただきます。

グランブリッジ

グランブリッジ 12月25日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)83.367.752.937.912.0馬なり
1週前栗東CW(良)87.471.055.138.812.2馬なり
前走最終栗東CW(不良)82.866.952.938.612.5強め

牝馬の中ではトップクラスの実力を持つグランブリッジは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

今回初コンビを組む松山弘平騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで追われて6F83秒3-上がり1F12秒0の時計で軽くまとめています。

1週前の19日も栗東ウッドで追い切りを行い、このときはヴォルオヴァン(牡2、新馬)と併せていました。

ここでも松山騎手が騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬より2馬身先行し、6F87秒4-上がり1F12秒2の時計で半馬身先着していました。

僚馬の外目から追い切りを行いましたが、道中は大きなもたれもなく、バランスの良い動きでまとめることができています。

時計は全く出していませんが馬体も締まっていますし、追えばいつでも動けそうな状態にありました。

最終追い切りはウッドコースで単走でしたがここでも大きなもたれなくまとめています。

相変わらず時計は目立ちませんが、体幹も安定していますし、いつも通りの動きを見せていました。

グランブリッジは調教で時計を出すタイプではないので時計はあまり気にしなくて良いですし、その中で安定した動きができているのは好状態を維持できているといっても過言ではありません。

2週続けて松山騎手が追い切りに騎乗して感触を確かめているのも好感が持てますし、時計以上に好仕上がりでした。

ここでも上位争いに期待したいです。

サヨノネイチヤ

サヨノネイチヤ 12月24日(火) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切小林外(良) 65.549.836.811.8強め
前走最終小林外(稍重)82.465.250.738.1 強め

大井のサヨノネイチヤは火曜日に小林牧場でシャンブル(牝6、A2)と併せていました。

主戦の西啓太騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から強めに追われて5F65秒5-上がり3F11秒8の時計で僚馬と同時併入しています。

中間追い切りの本数は確認が取れませんでしたが、映像はないものの1週前の17日も小林牧場で追い切りを行い、シャンブルと併せていました。

道中強めに追われて6F82秒4-上がり37秒1の時計で負荷を掛けています。

今回は2週続けて負荷を掛ける格好になりましたが、少し映像が暗いものの僚馬とそこまで引けを取らない動きができています。

脚取りも確かですし多少寄れる箇所はあったものの最後まで力強い動きでまとめることができ、2週続けて気持ちも乗ったのではないでしょうか。

大きな上積みはなかったもののこの馬なりに良化しているように感じます。

デルマソトガケ

デルマソトガケ 12月25日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  51.337.212.4一杯
前走最終海外出走

デルマソトガケは栗東坂路でサンデーファンデー(牡4、オープン)と併せました。

松若騎手が追い切りに騎乗(レース当日はルメール騎手が騎乗)し、僚馬を2馬身追走する形で一杯に追われて4F51秒3-上がり1F12秒4の時計で3馬身半先着しています。

前走ブリーダーズカップクラシック(G1)から約2か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは今月上旬から再開し、坂路で12本の時計を記録していました。

最終追い切りは坂路で一杯に追われましたがラップ推移を見てみると終い3F12秒5-2F12秒3-1F12秒4で長く脚を伸ばしていました。

一杯に追われた影響もあって道中も気持ちの乗った動きができていますし、最後まで脚色を落とすことなくまとめていました。

多少斜行する場面はありましたが大きなもたれやかかりもありませんし、本線に入ってからは終始左手前で力強く登坂し、しっかり負荷を掛けつつ気持ちも乗っています。

近走凡走が目立ちますが追い切りはなかなか見栄えしました。

一変に期待したいです。

フォーエバーヤング

フォーエバーヤング 12月25日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)⑦94.663.649.836.211.5一杯
1週前栗東CW(良)80.865.450.536.111.5直強め
前走最終海外出走

最強の3歳ダート馬フォーエバーヤングは栗東のウッドチップコースでレヴォントゥレット(牡3、2勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

主戦の坂井騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中からレヴォントゥレットを7~8馬身追走する形で一杯に追われて7F94秒6-6F78秒5-上がり1F11秒5の自己ベストでレヴォントゥレットに2馬身半先着しました。

1週前の19日も栗東ウッドで追い切りを行い、このときはグラヴィス(牡3、1勝クラス)と併せています。

ここでも坂井騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を2馬身半追走する形で直線強めに追われ、6F80秒8-上がり1F11秒5の時計で僚馬に半馬身先着していました。

前走ブリーダーズカップクラシック(G1)から2か月ぶりの参戦となりますが、コーナーの立ち回りは器用でしたし毛ヅヤも良く、海外帰りの疲れはなさそうです。

道中リズムよくまとめることができていますし、直線ではじりじり脚を引き上げて終い2F11秒3-1F11秒5の時計でまとめることができました。

減速ラップになっていますが全体時計80秒8は良いですし、動きも時計も好内容となっています。

最終追い切りは3頭併せで一杯に追われていますが、推進力のある動きで前方にいた僚馬を捕らえにかかり、直線ではしばらく僚馬と横並びでしたがやがてペースを引き上げるとぐんと加速してあっさり交わして先着することができました。

全体を通して推進力ある動きができていますし、終いの伸びも見事です。

併せ馬+一杯に追われていたとはいえ6F78秒5自己ベストを叩き出したのも高評価したいです。

2週続けて海外帰りの疲れを一切感じさせない動きができていましたし、2週続けて主戦の坂井騎手が追い切りに騎乗していたのも良かったです。

ここでも好内容のレースに期待したいです。

ラムジェット

ラムジェット 12月25日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)⑦96.965.150.836.612.0一杯
前走最終栗東CW(良)⑦99.066.250.836.411.3一杯

今年の東京ダービー(Jpn1)を制したラムジェットは栗東のウッドチップコースでウエストナウ(牡3、3勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

助手が騎乗して馬場の外目からウエストナウを4~5馬身追走する形で一杯に追われて7F96秒9-6F80秒4-上がり1F12秒0の時計で同時併入しています。

前走ジャパンダートクラシックから3か月ぶりのレースとなりますが中間追い切りは10月下旬から再開しており、ウッドに特化した追い切りを30本行っていました。

なお、映像はありませんが1週前の18日には栗東ウッドでゲンパチムサシ(牡4、3勝クラス)と併せており、馬場の外目から一杯に追われて6F80秒4-上がり1F11秒5の時計を記録し、負荷を掛けていました。

最終追い切りも一杯に追っており、このときは3頭併せの真ん中から立ち回りました。

少し首の動作は大きいものの、大きな馬体を上手に使って動けています。

ただ、終い2F11秒5-1F12秒0が示しているように終いの持続力はそこまで確認できませんでした。

最後の最後は長く脚を使って追えているので伸び代はありそうでしたが時計を見る限りあまり目立たなかったのは気になりました。

2週続けて一杯に追ったのでレース前に良化する可能性はありますが、最終追い切り終了時点でそこまで大きな上積みはなかったです。

ここは及第点までとします。

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東京大賞典2024追い切り評価ランキング

評価馬名
フォーエバーヤング
グランブリッジ
デルマソトガケ
ウィルソンテソーロ
ウシュバテソーロ
サヨノネイチヤ
ラムジェット
クラウンプライド
 
E(測定不能)キングオブザナイル
グランデマーレ
同評価内は50音順になります。

東京大賞典2024追い切り映像

東京大賞典2024の追い切り映像はNAR公式ホームページのこちらで無料公開されています。

調教VTR|2024年 東京大賞典 GI|NAR公式

東京大賞典2024の最終予想

東京大賞典2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。

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