【フェアリーステークス2025予想】本命馬3頭+穴党におすすめしたい2頭はこちら!
フェアリーステークス2025のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
枠順確定後にフェアリーステークス2025予想の最終買い目を発表します!
フェアリーステークス2025の予想ポイント
- 関西馬【1-2-0-24】は苦戦
- 逃げ馬と差し馬に注目したい
- 1人気【0-2-0-8】と2人気【1-0-0-9】の信頼度は低い
- 1枠の好走率がもっとも高く、6枠【0-0-0-20】の馬は全滅
- 前走1勝クラスで3着以内の馬がこのレースで好走している
- 前走未勝利戦はキャリア2戦馬に注目
フェアリーステークス2025予想の最終買い目
枠順確定後、レース前日までにフェアリーステークス2025予想の最終買い目を発表します。
フェアリーステークス2025の有力馬3頭
1月上旬に開催されるフェアリーステークスは関東馬の桜花賞出走馬を選抜するレースです。
今年も桜花賞を目標にする馬が多数参戦しました。
今年の出走登録馬の中から実力のありそうな有力馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
シホリーン
- 2歳未勝利 2024年
前走アルテミスステークスで4着だったシホリーンが中心になりそうです。
血統的には母の母が現役時代にエリザベス女王杯を制したフサイチパンドラで、祖母にG1レースを9勝したアーモンドアイがいる良血馬です。
デビュー戦と未勝利戦はどちらも中山マイルで2連対しているようにコース適性も問題ありません。
前走アルテミスステークスは4枠4番からスタートを決めて4~5番手の位置を確保しながら脚を溜めましたが、直線で外にいたカムニャックがもたれるように寄ってきたことで進路を失い、後手を踏みながらも最後は再度脚を伸ばして4着でした。
位置取りや展開さえ恵まれていれば3着のショウナンザナドゥは差し切れたと思いますし、この1戦で評価を下げるのは早計でしょう。
中山適性もありますし、前走アルテミスステークスも厳しい条件で力を発揮しているように侮れません。
前走アルテミスステークスの捲土重来に期待したいです。
ホウオウガイア
- 2歳新馬 2024年
前走の百日草特別で2着入線したホウオウガイアも面白そうです。
新馬戦は中団で脚を溜めて差し切り競馬で圧勝し、前走百日草特別は超スローからの上がり3F勝負で2着に入線しました。
勝ち馬ショウナンマクベスには1と1/4馬身差がありましたが、2コーナーで他馬のために大きく外に膨らむ場面や最後の直線でもファイアトリックの斜行に流されるようにもたれながらも長く脚を使って好走しているように自在性には長けているように見えました。
今回は初めての中山となりますが、似た適性が求められる福島でもやれているのでそこまで気にしなくても良さそうです。
それよりも、これまで2戦しか走っていないためマイル適性がかみ合うかが課題となりそうです。
距離適性は読めませんが、ここで結果を残せたらクラシックの門も開かれるので試金石な意味でも注目したいです。
ニシノラヴァンダ
- 2歳新馬 2024年
前走の函館2歳ステークスで2着入りしたニシノラヴァンダもフェアリーステークスに参戦します。
これまでの2戦はどちらも函館芝1,200mの舞台で、前走函館2歳ステークスは8番人気の低評価でしたが逃げの競馬で好走しています。
函館2歳ステークスは開催後期のタフな洋芝、加えてハイペースということでタイトだったと思いますがそれでもしぶとく脚を伸ばして2着入線しているように力強い競馬はできたことでしょう。
今回は数少ない重賞実績馬としての参戦となりますが、近2戦はどちらも素晴らしいゲートでハナを飛び出しているので今回も主導権は握れる可能性が高いです。
ただ、今回は脚元に軽い腫れがあったようでそれを治癒してからの参戦となり、半年ぶりのレースになります。
また、中山も初めてでマイルも未経験なのは気になります。
データと相性のいい逃げ馬ですが、久々のレースで初めてのマイル条件下でどこまでやれるか正直なところ未知数ですので、抑えるとしても軽めにしておきたいです。
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フェアリーステークス2025の穴馬2頭
フェアリーステークスは穴馬がたびたび馬券に絡むレースなので穴党向けのレースといえるでしょう。
今年の出走登録馬の中から配当に期待できそうな穴馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
キタノクニカラ
- 2歳新馬 2024年
キタノクニカラは血統妙味が面白い馬で全姉のキタウイングは2023年のフェアリーステークスを制しています。
血統を見る限りここで激走してもおかしくないでしょう。
主な勝ち鞍は新馬戦止まりですし、それ以降の4戦は勝ち切れていませんが、3走前のアスター賞が今回と同じ中山マイルの舞台で先行しながら2着入りしているようにコース適性は悪くなさそうです。
アスター賞の走破時計1分33秒8も優秀ですし、適性を活かした走りができるようでしたら姉妹そろってフェアリーステークスの制覇に期待できるかもしれません。
ティラトーレ
- 2歳新馬 2024年
ティラトーレは前走ひいらぎ賞で4着だった馬です。
昨年のひいらぎ賞は全体のレベルが高く、例えば勝ち馬デンクマールは1分32秒4の好タイムで勝利しました。
そして、ティラトーレは4着だったものの1分33秒0の好時計で入線しています。
昨年12月中旬に中山は高速馬場傾向にありましたがそれでも同日ひいらぎ賞と同じコース(中山芝1,600m)で開催されたG3のターコイズステークスの勝ち馬アルジーヌの勝ち時計が1分33秒2なので、ターコイズステークスの勝ち馬アルジーヌよりも速いタイムで走破している点は評価に値するでしょう。
今回は仕切り直しの一戦となりますが、ひいらぎ賞組は今年のクラシックでも注目したいですし、フェアリーステークスがひいらぎ賞と同じコースなので適性も問題なさそうです。
前走の着順だけで人気を落とすようでしたら強く抑えるかもしれません。
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ここからはフェアリーステークスの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
フェアリーステークス2025の概要
フェアリーステークスは1月に開催される3歳牝馬限定マイル重賞です。
レース名の【フェアリー】とは妖精を意味しており、この時期の3歳牝馬をイメージして付けられました。
中山で開催されるフェアリーステークスは関東地区における桜花賞の前哨戦として設立され、桜花賞を目標にする関東馬が多数参戦します。
ただし、トリッキーな中山が舞台ということで枠の影響も大きく、また、この時期の3歳馬は戦績が乏しいため順当に決着付くことは滅多にありません。
事実、過去10年のフェアリーステークスでも人気のない馬が多々馬券に絡んだことで馬連平均配当は約9,200円、三連単平均配当は約18万6,000円と平均以上の配当が出ていました。
レース名だけ見たら可憐で平和なイメージがありますが、毎年高配当が乱発するためレース名ほど可愛げのないレースなのです。
そんなフェアリーステークスはフルゲート16頭で開催されますが今年は出走登録の時点で26頭の出馬が確認できました。
昨年こそ定員割れしましたが今年はフルゲート開催に期待できそうです。
ここを制してどの馬が桜の舞台に駒を進めるのか注目したいです!
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フェアリーステークス2025の開催内容
開催日 | 1月12日(日曜) 15:45発走 |
格付け | G3 |
開催競馬場 | 中山競馬場 11R |
コース | 芝1,600m |
性齢 | 3歳牝馬 |
斤量 | 馬齢 |
1着賞金 | 3800万円 |
フェアリーステークス2025が開催される中山の芝1,600mの特徴
スタート地点 | 1コーナー横のポケット |
コース | 外回りの右回りコース |
1周の距離 | Aコース 1,839.7m Bコース 1,858.5m Cコース 1,877.3m |
直線距離 | 310m |
高低差 | 5,3m |
フルゲート | 16頭 |
(過去5年) | 平均タイム1.36.1 |
コースレコード | 1.30.3 (2019年 京成杯AH【G3】トロワゼトワル) |
フェアリーステークスのタイム | |
(過去10年) | 平均タイム1:35.6 |
レコードタイム | 1:33.7 (2011年 ダンスファンタジア) |
中山競馬場には内回りと外回りコースが存在しますが、芝1,600mでは外回りコースを使用します。
スタート地点は1コーナー横にあるマイル専用のポケットです。
中山の芝コースは高低差が5.3mありますが、その最高地点にスタート地点があります。
スタートから最初の2コーナーまでの距離は約240mと短めです。
また、スタートから下り傾斜が続くため、必然的に前傾ラップを刻みやすくなります。
2コーナーは鋭角なので内枠を引いた馬のほうがロスなく立ち回れ、外の馬は大きく回されます。
2コーナーから向こう正面になると下り傾斜がキツくなり、さらに前傾ラップとなります。
3コーナーも半ばになるとようやく勾配は落ち着きます。
しかし、3コーナー終盤にラスト3ハロンの標識が立っているため、ペースが落ち着くことはほとんどありません。
3~4コーナーはスパイラルカーブが導入されていることもペースアップの要因となっています。
スパイラルカーブとは、コーナーの入り口から出口にかけて、コーナーの半径が小さくなるカーブのことです。
最後の直線は約310mで、残り1ハロンの標識を過ぎたら中山名物の急な上り坂が立ちはだかります。
坂を超えた先にゴール板が立っているのです。
中山の芝1,600mは序盤の下り傾斜のため流れやすいです。
また、最後の直線が短いことから前で競馬している方が有利なため、道中常にペースアップする傾向があります。
そのため、距離以上のスタミナが求められやすいです。
また、最後の直線上には急な上り坂もあるため、パワーも重要になっています。
中山の芝1,600mはここをチェック!
- 枠順の影響が激しい
- 多頭数になるほど外枠が不利
- ハイペースになりやすい
- ペース配分が重要
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フェアリーステークス2025の出走馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 |
アイサンサン | 牝3 | 55.0 | 岩田望来 |
エストゥペンダ | 牝3 | 55.0 | 三浦皇成 |
エリカエクスプレス | 牝3 | 55.0 | 戸崎圭太 |
カリーン | 牝3 | 55.0 | 大野拓弥 |
キスアンドクライ | 牝3 | 55.0 | 石橋脩 |
キタノクニカラ | 牝3 | 55.0 | 丸田恭介 |
キョウエイボニータ | 牝3 | 55.0 | 未定 |
ザローズハーツ | 牝3 | 55.0 | 未定 |
シホリーン | 牝3 | 55.0 | 横山武史 |
ジャルディニエ | 牝3 | 55.0 | 斎藤新 |
ジョリーレーヌ | 牝3 | 55.0 | 未定 |
ティラトーレ | 牝3 | 55.0 | 木幡巧也 |
ニシノラヴァンダ | 牝3 | 55.0 | 菅原明良 |
ネーブルオレンジ | 牝3 | 55.0 | 丹内祐次 |
ハードワーカー | 牝3 | 55.0 | 佐々木大輔 |
パーリーラスター | 牝3 | 55.0 | R.キング |
プリンセッサ | 牝3 | 55.0 | 吉村誠之助 |
ホウオウガイア | 牝3 | 55.0 | 田辺裕信 |
ホリーアン | 牝3 | 55.0 | 未定 |
マイスターヴェルク | 牝3 | 55.0 | T.マーカンド |
ミーントゥビー | 牝3 | 55.0 | 石川裕紀人 |
ミラーダカリエンテ | 牝3 | 55.0 | 松岡正海 |
モルティフレーバー | 牝3 | 55.0 | 北村宏司 |
ルージュミレネール | 牝3 | 55.0 | 横山和生 |
レイユール | 牝3 | 55.0 | 嶋田純次 |
レモンバーム | 牝3 | 55.0 | 未定 |
フェアリーステークスの過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2024 良 | 1 | 13 | イフェイオン | 5 | 未勝利 | 1 |
2 | 3 | マスクオールウィン | 6 | 黒松賞(1勝) | 1 | |
3 | 1 | ラヴスコール | 4 | アルテミスステークス(G3) | 6 | |
2023 良 | 1 | 14 | キタウイング | 11 | 阪神JF(G1) | 14 |
2 | 10 | メイクアスナッチ | 7 | 1勝 | 1 | |
3 | 1 | スピードオブライト | 6 | 京王杯2歳ステークス(G2) | 3 | |
2022 良 | 1 | 8 | ライラック | 5 | 京都2歳ステークス(G3) | 8 |
2 | 3 | スターズオンアース | 1 | 赤松賞(500万) | 3 | |
3 | 2 | ビジュノワール | 7 | 新馬 | 1 | |
2021 良 | 1 | 9 | ファインルージュ | 3 | 未勝利 | 1 |
2 | 15 | ホウオウイクセル | 8 | 未勝利 | 1 | |
3 | 1 | ベッラノーヴァ | 6 | 新馬 | 1 | |
2020 良 | 1 | 1 | スマイルカナ | 3 | ひいらぎ賞(1勝) | 1 |
2 | 8 | チェーンオブラブ | 7 | 赤松賞(500万) | 4 | |
3 | 5 | ボレンティア | 5 | 新馬 | 1 | |
2019 良 | 1 | 1 | フィリアプーラ | 3 | 未勝利 | 1 |
2 | 8 | ホウオウカトリーヌ | 4 | 黒松賞(500万) | 1 | |
3 | 13 | グレイスアン | 5 | 新馬 | 1 | |
2018 良 | 1 | 14 | プリモシーン | 2 | 未勝利 | 1 |
2 | 10 | スカーレットカラー | 6 | 白菊賞(500万) | 2 | |
3 | 13 | レッドベルローズ | 7 | 新馬 | 1 | |
2017 良 | 1 | 15 | ライジングリーズン | 10 | アルテミスステークス(G3) | 13 |
2 | 3 | アエロリット | 1 | サフラン賞(500万) | 2 | |
3 | 8 | モリトシラユリ | 7 | 未勝利 | 1 | |
2016 良 | 1 | 6 | ビービーバーレル | 3 | 赤松賞(500万) | 3 |
2 | 4 | ダイワドレッサー | 10 | 葉牡丹賞(500万) | 9 | |
3 | 5 | ダイワダッチェス | 7 | 未勝利 | 1 | |
2015 良 | 1 | 4 | ノットフォーマル | 11 | 赤松賞(500万) | 8 |
2 | 15 | ローデッド | 8 | 未勝利 | 1 | |
3 | 1 | テンダリーヴォイス | 3 | 赤松賞(500万) | 2 |
【単勝オッズ】勝ち馬は4~9倍の馬と30倍台の馬から選択したい
単勝オッズ | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
2倍台 | 【0-1-0-4】 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
3倍台 | 【0-0-0-3】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
4倍台 | 【1-1-0-4】 | 16.7% | 33.3% | 33.3% |
5~6倍台 | 【2-0-1-12】 | 13.3% | 13.3% | 20.0% |
7~9倍台 | 【3-1-1-10】 | 20.0% | 26.7% | 33.3% |
10~14倍台 | 【1-3-6-11】 | 4.8% | 19.0% | 47.6% |
15~19倍台 | 【0-3-2-7】 | 0.0% | 25.0% | 41.7% |
20~29倍台 | 【0-1-0-13】 | 0.0% | 7.1% | 7.1% |
30~39倍台 | 【3-0-0-12】 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
40倍以上 | 【0-0-0-52】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年のフェアリーステークスの好走馬を単勝オッズ別に見てみると、勝ち馬は単勝4倍~14倍台、そして30~39倍台に集中していました。
フェアリーステークスは人気落ちが激走することも多々ありますが、特に単勝30~39倍台の馬は【3-0-0-12】なので勝つか飛ぶかはっきりしています。
なお、単勝オッズ3倍台未満の馬は8頭出走したものの、好走したのは2017年のアエロリットだけだったので苦戦気味です。
また、単勝オッズ40倍以上の馬は【0-0-0-52】だったのであまりにも人気を落とした馬の激走もありませんでした。
勝ち馬を予想する際は単勝4倍台から39倍台の馬から選択すると良いでしょう。
【所属】関西馬にとっては鬼門のレース
所属 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
関東(美浦) | 【9-8-10-103】 | 6.9% | 13.1% | 20.8% |
関西(栗東) | 【1-2-0-24】 | 3.7% | 11.1% | 11.1% |
過去10年のフェアリーステークスの勝ち馬9頭、2~3着馬18頭が関東馬でした。
関西馬は27頭が出走しましたが好走したのは3頭のみで好走率は関東馬に大きく劣ります。
この時期の3歳牝馬にとって長距離輸送は初めてのケースが多いため、輸送だけで疲労が溜まるのかもしれません。
ちなみに過去10年のフェアリーステークスで1~3番人気に支持された関西馬は7頭いましたがすべて着外に敗れていました。
また、単勝オッズ10倍未満の関西馬9頭もすべて着外に沈んでいます。
昨年こそ関西馬のイフェイオンが勝利しましたが、人気馬も全滅傾向にある上、好走率はそこまで高くないので関西馬にとってフェアリーステークスは鬼門のレースといえるでしょう。
今年の出走登録馬の中で関西馬は7頭いました。
【脚質】逃げ馬と差し馬に注目したい
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【3-0-1-10】 | 21.4% | 21.4% | 28.6% |
先行 | 【1-3-2-29】 | 2.9% | 11.4% | 17.1% |
差し | 【6-5-5-45】 | 9.8% | 18.0% | 26.2% |
追込 | 【0-1-2-43】 | 0.0% | 2.2% | 6.5% |
まくり | 【0-1-0-1】 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
上がり3F | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1位 | 【2-2-3-4】 | 18.2% | 36.4% | 63.6% |
2位 | 【2-2-0-6】 | 20.0% | 40.0% | 40.0% |
3位 | 【3-1-2-6】 | 25.0% | 33.3% | 50.0% |
4~5位 | 【2-4-2-14】 | 9.1% | 27.3% | 36.4% |
6位以下 | 【1-1-3-90】 | 1.0% | 1.9% | 4.9% |
過去10年のフェアリーステークスでもっとも好走していたのは逃げ馬でした。
逃げ馬は【3-0-1-10】で好走率は高めです。
しかしながら、馬券の半数以上を占めているのが差し馬で、差し馬は複勝率が26%と逃げ馬に匹敵するほどでした。
過去10年のフェアリーステークスの上がり3F順位を見ても、上がりの速い馬ほど複勝率が高く、上がり6位以下の馬は5%しかありません。
フェアリーステークスの舞台である中山は最後の直線が310mしかないため前有利に思いがちですが、フェアリーステークスにおいては差し馬の台頭が目立っている上、上がりの速い馬が活躍傾向にありました。
脚質やこれまでの上がりタイムを見ながら評価するのも大事です。
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フェアリーステークスの過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【0-2-0-8】 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
2番人気 | 【1-0-0-9】 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
3番人気 | 【4-0-1-5】 | 40.0% | 40.0% | 50.0% |
4番人気 | 【0-1-1-8】 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
5番人気 | 【2-0-2-6】 | 20.0% | 20.0% | 40.0% |
6~9番人気 | 【0-6-6-28】 | 0.0% | 15.0% | 30.0% |
10番人気以下 | 【3-1-0-64】 | 4.4% | 5.9% | 5.9% |
1番人気の好走事例は非常に低い
過去10年のフェアリーステークスで1番人気は【0-2-0-8】でした。
勝ち馬ゼロで好走したのも2頭のみとなっており、全重賞の中でも特に信頼度は低いです。
1番人気の馬は過大評価しないほうが良いでしょう。
上位人気馬の中では3番人気が信頼しやすい
過去10年のフェアリーステークスの上位人気馬の中でもっとも信頼できるのは3番人気です。
3番人気は【4-0-1-5】で複勝率こそ50%と平均的ですが4頭の馬が勝利しており、勝率40%は高い水準でした。
勝ち馬を予想する際3番人気の馬は評価を上げても良いかもしれないです。
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フェアリーステークスの過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【2-0-5-12】 | 10.5% | 10.5% | 36.8% |
2枠 | 【1-3-0-15】 | 5.3% | 21.1% | 21.1% |
3枠 | 【1-1-2-16】 | 5.0% | 10.0% | 20.0% |
4枠 | 【1-2-1-16】 | 5.0% | 15.0% | 20.0% |
5枠 | 【1-2-0-17】 | 5.0% | 15.0% | 15.0% |
6枠 | 【0-0-0-20】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
7枠 | 【2-0-2-16】 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
8枠 | 【2-2-0-16】 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
好走に期待できるのは1枠
過去10年のフェアリーステークスの好走馬を枠順別に見てみると、もっとも好走率が高かったのは1枠でした。
1枠は【2-0-5-12】で勝率と複勝率は全枠順の中でもっとも高いです。
舞台となる中山芝1,600mはスタートから最初の2コーナーまでの距離が短く、しかも下り傾斜でペースが上がりやすいため外の馬は大きく振り回されます。
外の馬が不利であることから相対的に内のほうが好走傾向にありますが、フェアリーステークスにおいても1枠は他の枠より好走率が高いです。
1枠を引いた馬は評価を上げても良さそうです。
外枠もそこまで苦戦していない
過去10年のフェアリーステークスで7~8枠はそれぞれ2頭の勝ち馬がでており、複勝率も20%ありました。
フェアリーステークスの舞台である中山芝1,600mは内有利で外が不利です。
過去10年のフェアリーステークスの枠番別成績を見ても1~2枠の成績が高いですが、意外と外枠の馬もそこまで成績は悪くありません。
コース特徴に反して、フェアリーステークスでは外枠の馬も活躍傾向にありました。
6枠だけは大苦戦
過去10年のフェアリーステークスで6枠の馬は20頭いましたがすべて馬券外に敗れています。
この中には1番人気に支持されたアヌラーダプラやアクアミラビリス、リセエンヌなども全滅しており、2番人気に支持されたキャットファイトやシーブリーズラブも掲示板外に敗れていました。
フェアリーステークスは内も中も外枠も健闘していますが、どういうわけか6枠だけは大苦戦していました。
6枠を引いた馬は割引しても良いかもしれません。
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フェアリーステークスの過去10年の前走クラス別成績
前走クラス | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
G1 | 【1-0-0-11】 | 8.3% | 8.3% | 8.3% |
G3 | 【2-0-1-14】 | 11.8% | 11.8% | 17.6% |
オープン | 【0-0-0-5】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
1勝クラス | 【3-8-1-45】 | 5.3% | 19.3% | 21.1% |
未勝利 | 【4-2-2-29】 | 10.8% | 16.2% | 21.6% |
新馬 | 【0-0-5-19】 | 0.0% | 0.0% | 20.8% |
前走重賞だった馬の成績はまずまず
過去10年のフェアリーステークスで前走重賞だった馬は【3-0-2-29】でした。
勝率9%、複勝率は15%なのでそこまで目立った活躍を残していません。
前走がG1の阪神JFだった馬も12頭が出走していましたが好走したのは2023年のキタウイングのみでそれ以外の馬は全滅しているように、過去の重賞キャリアはそこまで影響がありませんでした。
今年の出走登録馬の中で前走重賞だった馬は5頭いました。
前走1勝クラスの馬は3着内に入線していると◎
前走1勝クラス馬の着順 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1勝 | 【1-3-0-5】 | 11.1% | 44.4% | 44.4% |
2着 | 【0-2-1-6】 | 0.0% | 22.2% | 33.3% |
3着 | 【1-1-0-5】 | 14.3% | 28.6% | 28.6% |
4着 | 【0-1-0-5】 | 0.0% | 16.7% | 16.7% |
5着 | 【0-0-0-4】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
6~9着 | 【1-1-0-11】 | 7.7% | 15.4% | 15.4% |
10着以下 | 【0-0-0-9】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年のフェアリーステークスで前走1勝クラスだった馬は【3-8-1-45】でした。
連対率は全クラスの中でももっとも高く、有力なステップレースといえるでしょう。
ただし、前走1勝クラスで馬券に絡んだ12頭のうちの9頭が前走1勝クラスで3着以内に入線していました。
4着以下だった馬は【1-2-0-29】で勝率3%、複勝率は9%と極端に成績を落としているので1勝クラスの馬は前走レースで馬券に絡んでいるかどうかがポイントとなりそうです。
今年の出走登録馬のうち、前走1勝クラスで馬券に絡んでいた馬は3頭いました。
前走未勝利戦はキャリア2戦馬に注目したい
前走未勝利戦だった馬のキャリア | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
2戦 | 【4-1-0-14】 | 21.1% | 26.3% | 26.3% |
3戦 | 【0-1-0-3】 | 0.0% | 25.0% | 25.0% |
4戦 | 【0-0-1-7】 | 0.0% | 0.0% | 12.5% |
過去10年のフェアリーステークスで前走が未勝利戦だった馬は【4-2-2-29】でした。
勝率11%、連対率16%、複勝率22%と全クラスの中でも全体的に安定しています。
なお、前走未勝利戦だった馬で勝利した4頭はすべてキャリア2戦の馬でした。
キャリア3戦の馬は【0-1-0-3】、キャリア4戦馬は【0-0-1-7】なので、前走未勝利戦だった馬はキャリア2戦馬がもっとも好成績を残しています。
前走未勝利戦だった馬を評価する際はキャリア数にも注目したいです。
今年の出走登録馬の中でキャリア2戦の前走未勝利だった5馬は頭いました。
前走新馬の馬は3着まで
過去10年のフェアリーステークスで前走新馬だった馬は【0-0-5-19】でした。
馬券には5頭が絡んでいるので複勝率は21%と比較的高いですが、連対馬は皆無となっています。
前走新馬だった馬は3着までにとどめておくのが良いかもしれません。
今年の出走馬の中で前走新馬だった馬は2頭いました。
フェアリーステークス2025追い切り評価
金曜日に更新予定になります。
以上になります。
フェアリーステークスの予想の参考にしてみてください!