【フェアリーS2025追い切り評価/全頭診断】大穴候補の〝アノ馬〟にトップ評価「S」
フェアリーステークス2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではフェアリーステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
1月8日の馬場状態
美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路の1番時計はエレレラナキアの4F51秒4ですが51秒台の時計は1頭のみでそこまで時計は出ていません。
ウッドは1番時計がティラトーレの6F81秒4ですが全体的に時計は出ていませんでした。
栗東
この日の栗東も坂路、ウッドどちらも良馬場でした。
坂路の1番時計はプルパレイの4F50秒0ですがほかの馬は早くて51秒台なのでここ数週間の中では時計は控えめです。
ウッドは1番時計がダディーズビビッドの6F78秒6ですが2番目に速い時計がメイショウソウセキの6F81秒0、3番目以降は82秒台なのでそこまで好走馬場ではありませんでした。
フェアリーステークス2025追い切り評価/全頭診断コメント
フェアリーステークス2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
フェアリーステークス(G3)とシンザン記念(G3)の当たる無料予想なら絶対にココ!
ライン登録するとフェアリーステークス(G3)とシンザン記念(G3)の無料予想をレース当日に受け取れます!
エストゥペンダ
エストゥペンダ 1月9日(木) 評価E(測定不能) | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦坂路(良) | 54.4 | 39.6 | 12.4 | 馬なり | ||
前走最終 | 美浦坂路(重) | 53.8 | 38.7 | 12.2 | 馬なり |
エストゥペンダは9日に美浦坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計54秒4-上がり1F12秒4の時計で軽くまとめています。
中間追い切りは12月20日ごろから再開し、坂路で11本、ウッドで1本の時計を記録しました。
最終追い切りは美浦坂路で軽く行われていますが、最終追い切り映像はJRAレーシングビュアーに公開されていませんでした。
中間追い切りも時計を出しておらず、評価しがたいです。
判断材料が乏しいため、ここはE評価(測定不能)とさせていただきます。
エリカエクスプレス
エリカエクスプレス 1月8日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.7 | 40.1 | 12.5 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東CW(良) | 51.9 | 37.1 | 11.7 | 馬なり |
エリカエクスプレスは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで4F55秒7-上がり1F12秒5の時計でまとめています。
前走の新馬戦から約3か月ぶりのレースとなりますが中間追い切りは12月下旬から再開しており坂路に特化した追い切りを11本、ウッド追いを1本行っています。
このウッド追いは映像こそありませんが今月3日に行われてプラーヴィ(牡5、3勝クラス)と併せており、馬場の真ん中から僚馬を10馬身追走する形で強めに追い、7F97秒4-6F80秒5-1F11秒2の時計で追いましたが僚馬に1馬身遅れていました。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと
最終追い切りは坂路で軽めに行われましたが終始左手前で軽快に動けていたものの、終始掛かり気味で落ち着きはありません。
シャドーロールを付けた状態で追込を行いましたが舌もぺろりと出しながらの追い切りであまり集中力は感じられませんでした。
動き自体は軽快ですし中間に入念な調整が行われていましたが、久々のレースも影響しているのか、そこまで良化しているようには見えませんでした。
キタノクニカラ
キタノクニカラ 1月9日(木) 評価E(測定不能) | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦坂路(良) | 52.6 | 39.5 | 13.2 | 馬なり | ||
前走最終 | 美浦南W(良) | 87.0 | 70.9 | 55.2 | 39.7 | 12.1 | 馬なり |
キタノクニカラは9日に美浦坂路で単走を行いました。
助手が騎乗し、馬なりで4F52秒6-上がり1F13秒2の自己ベストで登坂しています。
中間追い切りは12月下旬から再開し、坂路で10本、ウッドで3本の時計を記録しました。
最終追い切りは坂路で単走を行っていますがJRAレーシングビュアーに追い切り映像は上がっていませんでした。
全体時計52秒6はキタノクニカラの自己ベストで、馬なりでしたが1F当たり13秒1~13秒2の時計を淡々と刻んでいて持続性には定評がありそうです。
それでも、全体時計52秒6はそこまで目立つものではありませんし、何よりも追い切り映像がないので判断しがたいです。
中間追い切りでも目立つ時計は確認できなかったのでここはE評価(測定不能)とします。
ジャルディニエ
ジャルディニエ 1月9日(木) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東PT(良) | 82.2 | 67.4 | 52.7 | 38.3 | 11.4 | 馬なり |
前走最終 | 栗東CW(良) | 67.8 | 51.5 | 36.6 | 11.4 | 馬なり |
阪神JF(G1)で10着に敗れたジャルディニエは9日に栗東のポリトラックコースでハイランドリンクス(牝5、2勝クラス)と併せました。
今回初コンビを組む斎藤新騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を7~8馬身追走し、7F82秒2-上がり1F11秒4の時計で同時併入しています。
中間追い切りは坂路で3本(すべてキャンター)、ウッドで1本確認できました。
なお、映像はありませんが12月31日には栗東坂路で単走を行い、馬場の真ん中から強めに追われて4F55秒8-上がり1F11秒8の時計で負荷を掛けています。
最終追い切りは併せ馬を置いて軽く行われましたが、1週前に負荷を掛けた影響もあってスピーディな動きでコースを周回しています。
直線に入って手前替えの際は少し視線がありましたが、それでも全体を通して推進力ある動きができたのは好印象でした。
ゴール後も勢いを落とすことなく動いていて気持ちも前向きですし、良いでしょう。
ジョリーレーヌ ※除外
ジョリーレーヌ 1月8日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 83.5 | 67.8 | 52.5 | 37.6 | 11.3 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 84.3 | 68.9 | 52.8 | 37.3 | 11.5 | 馬なり |
昨年の新潟2歳ステークス(G3)で5着だったジョリーレーヌは美浦のウッドチップコースでスナッピードレッサ(牡3、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
ドイル騎手が追い切りに騎乗(レース当日の騎乗騎手は水曜日の時点で未定)し、馬場の2分どころから馬なりでスナッピードレッサを2~3馬身追走し、6F83秒5-上がり1F11秒3の加速ラップで同時併入しています。
今回は約5か月ぶりのレースとなりますが中間追い切りは12月の中旬ごろから再開しており坂路で11本、ウッドで2本の時計を記録していました。
最終追い切りはウッドコースで併せ馬を置いて調整されていますが、久々にしては馬体が引き締まっており太目感は感じられません。
直線に入って少し前脚が高い場面もありましたが、最後は終い2F12秒3から1F11秒3の加速ラップでまとめていますし、併せ馬2頭に先を超されそうになっても食らいついているように勝負根性も垣間見ることができました。
気になる点もいくつかありましたが全体としてはなかなかいい仕上がりでした。
ティラトーレ
ティラトーレ 1月8日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 81.4 | 66.3 | 52.3 | 37.8 | 12.0 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 81.9 | 67.1 | 52.9 | 37.3 | 11.6 | 馬なり |
前走ひいらぎ賞(1勝クラス)で4着だったティラトーレは美浦のウッドチップコースでミラクルミッキー(牡3、未勝利)ともう1頭の馬と3頭併せを行いました。
主戦の木幡巧也騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりでミラクルミッキーを6~7馬身追走し、6F81秒4-上がり1F12秒0の自己ベストで同時併入しています。
前走から中3週となる今回、中間追い切りはウッドに特化した追い切りを3本消化していました。
最終追い切りは3頭併せの一番内側から立ち回りましたがコーナーワークの段階から機敏な動きでコースを周回しており、昨年12月にレースを使ったことで良化しているように見えます。
ただ、直線に入ってからは少し前脚が開いていますし、終いはそこまで目立った加速を見せていませんでした。
自己ベストを記録したのは良いですが、ものすごく目立った内容かといわれるとそこまででもなく、まずまずの仕上がりといったところです。
ニシノラヴァンダ
ニシノラヴァンダ 1月9日(木) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 70.1 | 54.8 | 40.0 | 12.2 | 馬なり | |
前走最終 | 函館W(稍重) | 71.5 | 55.2 | 40.1 | 11.9 | 馬なり |
函館2歳ステークス(G3)で2着入線したニシノラヴァンダは9日に美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
今回初コンビを組む菅原騎手が追い切りに騎乗し、馬場の3分どころから馬なりで5F70秒1-上がり1F12秒2の時計で軽く調整を行っています。
前走から約半年ぶりのレースとなる今回、中間追い切りは12月中旬から再開し、ウッドコースで6本の時計を記録しています。いずれも軽めで長期休養を考えたらもう少し本数は多いか、もしくは負荷を掛けていても良かったかもしれません。
最終追い切りは馬場の内目から立ち回りましたが、他馬と比較すると少し発汗が目立ちます。
動き自体は悪くありませんが少し頭も俯き加減で気持ちが乗っているかというと微妙なところでした。
休み明けで本数が少ない割には動けていますが、状態面が気になるところです。
ネーブルオレンジ
ネーブルオレンジ 1月9日(木) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 56.0 | 40.4 | 12.7 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(重) | 54.1 | 38.8 | 12.5 | 一杯 |
前走のこうやまき賞(1勝クラス)で3着入線したネーブルオレンジは9日に栗東坂路で単走を行いました。
鷲頭騎手が追い切りに騎乗(レース当日は丹内騎手が騎乗)し、馬なりで4F56秒0-上がり1F12秒7で軽くまとめています。
前走から約1か月ぶりのレースとなりますが中間追い切りは12月下旬に再開し、坂路で7本、ウッドで4本の時計を記録しています。
なお、映像はありませんが1週前の4日には栗東ウッドでルフトクス(牝4、1勝クラス)と併せ、馬場の外目から僚馬を1馬身半追走する形で強めに追い、6F84秒1-上がり1F11秒6の時計を出しましたが僚馬に半馬身遅れてしまいました。
1週前に負荷を掛けたため最終追い切りは軽めの追い切りでしたが、馬なりながらも脚さばきは身軽で、それでいて踏み込みもしっかりしています。
前駆も引き締まっていますし、1週前に強く追ったことで絞れたのではないでしょうか。
時計は全く出していませんが折り合いを確認する程度なので問題ないでしょうし、意外と見栄えする内容です。
時計以上にいい動きを見せていたので意外と侮れないかもしれません。
ハードワーカー
ハードワーカー 1月9日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 86.1 | 69.6 | 54.2 | 39.3 | 11.8 | 馬なり |
前走最終 | 美浦坂路(良) | 54.0 | 39.3 | 12.9 | 馬なり |
ハードワーカーは美浦のウッドチップコースでサクセスバラード(牡5、1勝クラス)と併せました。
竹内調教師自ら追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を4~5馬身追走し、6F86秒1-上がり1F11秒8の時計で僚馬に同時併入しています。
前走から約3か月半ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは12月下旬から再開し、坂路で5本、ウッドで3本の時計を記録していました。
最終追い切りは竹内調教師自ら指揮を執って調整を行いましたが若干の固さはありそうですがもたれもないですし安定した動きでハードに追えています。
終いもこの馬なりに伸びていますし、気持ちも前向きでした。
なかなかいい動きだったのでレース本番でも力を引き出せそうです。
ホウオウガイア
ホウオウガイア 1月8日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 84.9 | 68.3 | 52.4 | 37.0 | 11.3 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(重) | 82.9 | 67.5 | 51.8 | 36.5 | 11.7 | 馬なり |
前走の百日草特別(1勝クラス)で2着入線したホウオウガイアは美浦のウッドチップコースでラッジオ(牝5、2勝クラス)ともう1頭の馬と3頭併せを行いました。
今回初コンビを組む田辺騎手が追い切りに騎乗し、馬場の3分どころから馬なりでラッジオを4~5馬身追走し、6F84秒9-上がり1F11秒3の時計で同時併入しています。
前走から約2か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは12月中旬から再開し、坂路で8本、ウッドで2本の時計を記録していました。
なお、映像はありませんが今月5日には美浦の坂路コースでスナッピードレッサ(牡3、1勝クラス)と併せて一杯に追い、4F54秒7-上がり1F12秒2の時計で強く負荷を掛けていました。
最終追い切りはウッドコースで3頭併せの真ん中から立ち回りましたが、少し頭は俯き加減ですが脚さばきは軽快です。
直線に入って手前を替える際は少し掛かる場面もありましたがしばらくすると態勢を戻して最後は2F12秒0から1F11秒3の加速ラップで併入に持ち込むことができました。
この時期の3歳馬ということで若さも残っていますが、道中の立ち回りや終いの追込は良く、競馬センスはありそうです。
トリッキーな中山マイルでポテンシャルを出し切れるかは現状分かりませんが、新馬戦では起伏に富んだ福島コースで勝利しているので似た能力が求められやすい中山でもチャンスはあるでしょう。
この馬なりの良化は見せていたのでハマれば面白いかもしれません。
マイスターヴェルク
マイスターヴェルク 1月9日(木) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 67.1 | 52.0 | 37.7 | 11.8 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 81.6 | 65.5 | 50.8 | 36.8 | 11.3 | 馬なり |
マイスターヴェルクは美浦のウッドチップコースでサイモングリット(牝3、未勝利)と併せました。
助手が騎乗して馬場の2分どころから馬なりで僚馬を2馬身半追走し、5F67秒1-上がり1F11秒8の時計で僚馬に1馬身先着しています。
中間追い切りは年末に再開し、ウッドコースに特化した追い切りを9本行っていました。
なお、すべてキャンターです。
最終追い切りは併せ馬を置いて馬なりで軽めに行われましたが、道中は無理のない範囲でかしっかり脚を動かして追えています。
直線に入ってからもペースを落とすことなく長い脚を大きく使って僚馬に先着することができました。
終始一貫してスピード感ある動きができていましたし、馬なりでも機敏な動きで好感触です。
未勝利上がりの馬ということで相手は強化されますが、仕上がりは良好でした。
ミラーダカリエンテ
ミラーダカリエンテ 1月9日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 84.1 | 67.6 | 52.5 | 37.9 | 12.1 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 83.5 | 67.4 | 52.9 | 38.0 | 11.6 | 強め |
赤松賞(1勝クラス)で5着だったミラーダカリエンテは美浦のウッドチップコースでハルノアラシ(牡3、未勝利)と併せました。
主戦の石川騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を3馬身半追走し、6F84秒1-上がり1F12秒1の時計で僚馬に2馬身先着しています。
中間追い切りは12月下旬から再開し、坂路でキャンターを18本、ウッドで5本の時計を記録しています。
なお、映像はありませんが1週前の3日は美浦ウッドで石川騎手騎乗の元、マイネルアレス(牡3、未勝利)と併せて馬場の外目から強めに追って5F68秒8-上がり1F11秒9の時計で2馬身先着していました。
1週前に強めに追ったため最終追い切りは軽めでしたが重心を低くしながらも気合の乗った動きでコーナーを周回しました。
少し左前脚の動きが硬く見えましたが、それでも前進気鋭の動きで最後は加速ラップでまとめています。
時計自体はそこまで目立つものではありませんが精神的にも前向きさが見られましたし、この馬なりに順調に良化していました。
ミーントゥビー
ミーントゥビー 1月8日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 84.5 | 67.9 | 52.7 | 38.0 | 11.5 | 馬なり |
1週前 | 美浦坂路(良) | 55.2 | 39.7 | 12.0 | 馬なり | ||
前走最終 | 美浦坂路(良) | 56.4 | 40.8 | 12.2 | 馬なり |
阪神JF(G1)で7着だったミーントゥビーは美浦のウッドチップコースでスズカルビコン(牡7、2勝クラス)と併せました。
再コンビを組む松岡騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を7馬身追走し、6F84秒5-上がり1F11秒5の時計で同時併入しました。
1週前の31日は美浦坂路で単走を行い、馬なりで4F55秒2-上がり1F12秒0の時計で登坂しています。
馬場の外目から追い切りを行いましたが、道中スムーズに手前を替えつつスムーズな脚さばきで動けています。
時計は出していませんが馬なりだったので問題ありませんし、この時期の3歳馬にしては体幹のしっかりした動きでまとめていたのは良かったです。
最終追い切りはウッドコースで併せ馬を置いて調整されましたが、ここでは手綱を引きながらの追走で、終盤になってから長く脚を伸ばしてゴールしました。
序盤は少し抑えていましたがいい意味で行きっぷりが良く、積極的な姿勢を見せています。
直線で手前を替える際は少し息を入れながらも追い出し態勢で長く脚を伸ばし、途中でギアを引き上げながら併入しています。
時計自体はそこまで目立つものではありませんが頭を少し低めに風の抵抗を抑えながら動けていましたし、終いも最後はトップギアで脚を伸ばしてまとめているように、いい動きができていました。
8日に追い切りを行った馬の中ではもっともよい動きに見えました。
モルティフレーバー
モルティフレーバー 1月8日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 83.6 | 67.3 | 52.6 | 37.0 | 11.1 | 馬なり |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.5 | 39.6 | 12.3 | 馬なり |
芙蓉ステークス(OP)で6着だったモルティフレーバーは栗東のウッドチップコースでショウナンマハト(牝3、未勝利)と併せました。
吉村誠之助騎手が追い切りに騎乗(レース当日は北村宏司騎手が騎乗)し、馬場の外目から馬なりで僚馬を5馬身追走し、6F83秒6-上がり1F11秒1の時計で1馬身先着しました。
前走から約3か月半ぶりのレースとなりますが中間追い切りは12月下旬から再開し、坂路で3本、ウッドで4本の時計を残しています。
なお、映像はありませんが1週前の3日には栗東ウッドでショウナンマハトと併せており、このときは馬場の外目から一杯に追われて7F96秒3-6F80秒3-上がり1F11秒3の自己ベストで僚馬に1馬身半先着しています。
1週前に負荷を掛けたので最終追い切りは軽めの調整でしたが、道中は軽い足取りでまとめています。
少しフワッとしすぎているような感じもしますが、残り2Fあたりでじわりとペースを引き上げ、最後は2F11秒6-1F11秒1であっさりまとめています。
馬なりということでそこまで目立つ動きではありませんが、終いの時計は良いですし、見た目以上に好内容ではないでしょうか。
1週前には自己ベストを叩き出していますし、ここ数戦の中では特に良い状態に見えました。
ルージュミレネール
ルージュミレネール 1月8日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 81.9 | 65.6 | 51.4 | 37.3 | 11.3 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 82.5 | 67.0 | 51.9 | 38.2 | 12.1 | 馬なり |
ルージュミレネールは美浦のウッドチップコースでプロフェータ(牡3、未勝利)と併せました。
助手が騎乗して馬場の3分どころから馬なりで僚馬を5~6馬身追走し、6F81秒9-上がり1F11秒3の自己ベストで僚馬に半馬身先着しています。
前走から中1週と間隔を詰めていることもあって中間追い切りは坂路でキャンターを3本のみ消化していました。
最終追い切りも馬なりで軽い調整でしたが、前走から間隔を詰めていることもあって序盤から前向きな動を見せています。
直線では少し頭が高い場面もありましたが、一定の脚さばきで動けていますし、最後も終い2F12秒4から1F11秒3で加速できました。
全体時計81秒9も自己ベストですし前走からの間隔が短くても疲れを感じさせない動きで手応えある動きができていたのは好感が持てます。
状態は良好といえるでしょう。
レイユール
レイユール 1月9日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 85.8 | 69.4 | 53.5 | 38.4 | 12.0 | 馬なり |
1週前 | 美浦坂路(良) | 54.4 | 39.8 | 12.8 | 馬なり | ||
前走最終 | 美浦南W(良) | 84.4 | 68.1 | 53.1 | 38.2 | 11.5 | 馬なり |
赤松賞(1勝クラス)で2着のレイユールは美浦のウッドチップコースでドゥラモンド(牡7、3勝クラス)と併せました。
主戦の嶋田騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を3馬身半追走し、6F85秒8-上がり1F12秒0の時計で半馬身先着しました。
1週前の31日は美浦坂路で単走を行い、このときも嶋田騎手が騎乗して馬なりで4F54秒4-上がり1F12秒8の時計で軽く登坂しています。
少し頭を低くしながらの追走でしたが、終始淡々とした動きで脚さばきはスムーズでしたし、久々でも休み明けの影響はなさそうです。
時計は目立たなかったですし終いの伸びも地味ですが、動き自体は悪くなかったので最終追い切りまでにさらなる良化に期待したいところです。
その最終追い切りは美浦ウッドで併せ馬を置いて調整されました。
ここでも少し頭を少し低くしながらの追い切りでしたが、馬なりながらも大きな歩様で動けていますし、この馬らしい走りはできています。
最後は強めに追われたドゥラモンドが迫ってきましたが、終い2F12秒6から1F12秒0の時計で長く脚を引き上げてドゥラモンドの追撃を退けて先着できましたし、馬なりでも勝負強さが見られました。
時計自体はそこまで目立つものではありませんが、この馬なりに好状態は維持できてそうです。
ただ、全体時計は終い時計は前走赤松賞の時のほうが出ていましたので赤松賞と同じくらいかというと少し難しいかもしれません。
それでも、時計以上の動きができていたのは事実ですし、2週続けて嶋田騎手が騎乗していたのも好感が持てました。
半姉にシンリョクカがいる良血馬なのでチャンスはありますし、人馬ともに初重賞制覇を成し遂げられるか注目したいです。
レモンバーム
レモンバーム 1月9日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 66.6 | 52.4 | 38.1 | 12.5 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 70.1 | 54.8 | 40.1 | 12.8 | 馬なり |
レモンバームは美浦のウッドチップコースでアステルリヴェール(牡3、未勝利)と併せました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで僚馬を4馬身追走し、5F66秒6-上がり1F12秒5の時計で同時併入しています。
前走から中2週と間隔を詰めていますが中間追い切りは坂路でキャンターを11本、ウッドで1本時計を残しており、軽い追い切りを複数回行っていました。
最終追い切りは美浦のウッドコースで併せ馬を置いて調整されましたが、序盤から積極的な動きを見せていてコーナーで早めに僚馬をかわそうとしています。
直線に入ってからも強めに追われた僚馬に迫られることなく楽な手ごたえで走破しました。
最終的には併入でしたが追えば楽に先着できたことでしょう。
時計はそこまで目立ちませんが要所の動きも悪くないですし、この馬なりに良化を見せていました。
フェアリーステークス(G3)とシンザン記念(G3)の当たる無料予想なら絶対にココ!
ライン登録するとフェアリーステークス(G3)とシンザン記念(G3)の無料予想をレース当日に受け取れます!
フェアリーステークス2025追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | ミーントゥビー |
A | ジャルディニエ ネーブルオレンジ マイスターヴェルク モルティフレーバー ルージュミレネール |
B | ジョリーレーヌ ※除外 ティラトーレ ハードワーカー ホウオウガイア ミラーダカリエンテ レイユール レモンバーム |
C | エリカエクスプレス ニシノラヴァンダ |
D | |
E(測定不能) | エストゥペンダ キタノクニカラ |
毎週の重賞予想を無料でお届けしているので、ぜひLINE登録をお願いします!
フェアリーステークス2025追い切り映像
フェアリーステークス2025の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。
YouTubeの動画で見たいという方は「JRA公式チャンネル」で1月10日(金曜)の17時に公開されるのでチェックしてみましょう。
フェアリーステークス2025の最終予想
フェアリーステークス2025の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。