
【新潟大賞典2025追い切り評価/全頭診断】中穴人気の〝アノ馬〟にトップ評価「S」

新潟大賞典2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では新潟大賞典の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
5月14日の馬場状態
美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路の1番時計はブルージュが記録した4F48秒9です。
ブルージュの時計を除いても51秒台で走破した馬は3頭いました。比較的時計はでています。
ウッドの1番時計はメリザンドが記録した6F78秒6です。全体的に高速馬場でした。
栗東
この日の栗東は坂路、ウッドは良馬場、芝コースは稍重馬場でした。
坂路の1番時計はペレグリンが記録した4F50秒3です。51秒台で走破した馬が多数おり、時計は出ていました。
ウッドの1番時計はセボンサデッセが記録した6F75秒1です。この時計は突出していますがそれ以外の馬も時計を出しており、かなりの高速馬場です。
新潟大賞典2025追い切り評価/全頭診断コメント
新潟大賞典2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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エピファニー
エピファニー 5月14日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 50.5 | 35.3 | 11.0 | 強め | ||
1週前 | 美浦南W(稍重) | 65.3 | 50.3 | 36.5 | 11.7 | 強め | |
前走最終 | 栗東CW(良) | 53.1 | 36.7 | 11.4 | 強め |
昨年の小倉大賞典(G3)の勝ち馬であるエピファニーは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の2分どころから強めに追い、4F50秒5-上がり1F11秒0の時計で負荷を掛けています。
1週前の8日にも美浦ウッドで単走を行い、このときも助手が騎乗して馬場の真ん中から強めに追われ、5F65秒3-上がり1F11秒7の時計でまとめています。
道中は少し頭を高くして気性の強さが出ていましたが、全体を通して脚色以上に行きっぷりが良く、攻めた走りができています。
後ろ脚の踏み込みもいいですし、しっかり負荷は掛かっていました。
ただ、右手前だったのでスムーズに手前の切り替えができていればなお良かったです。
最終追い切りもウッドコースで強めに単走の追い切りを行いました。
コーナーワークでは1週前よりも頭を引き気味に追っていたので多少は気性も良くなったように見えましたが、途中からは頭が高くなったので冷静な動きは限られています。
それでも、相変わらずパワフルな脚さばきを見せていましたが、ここも手前替えすることなくまとめていました。
やる気は感じられましたが、もう少し落ち着きがあればなお良かったです。
2週続けて強く追ったため、レースまでに一変する可能性はありますが、最終追い切り終了時点ではまずまずの仕上がりでした。
オールナット
オールナット 5月14日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.7 | 39.8 | 11.8 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(不良) | 56.7 | 40.7 | 12.0 | 馬なり |
前走の大阪城ステークス(L)で3着入線したオールナットは栗東坂路で単走を行いました。
主戦の北村友一騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで全体時計55秒7-上がり1F11秒8の時計で軽く登坂しています。
中間追い切りは4月下旬から再開し、坂路で15本、ウッドでキャンターを5本行っていました。
最終追い切りは外ラチ沿いの追い切りでした。
四肢の動き自体は機敏でしたが、道中舌を出しながらの追走でしたし、頭も右に傾きながらの追い切りであまりやる気は感じられません。
ただ、中盤以降は前方に集中しながらペースを引き上げ、最終的に2F13秒2-1F11秒8の時計で瞬発性の高い動きを見せました。
中盤までの動きはいまいちでしたが、終いは差し馬らしい走りができた点は悪くなかったです。この馬なりに悪くない仕上がりでした。
カネフラ
カネフラ 5月14日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.9 | 39.0 | 12.2 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.6 | 39.8 | 12.3 | 馬なり |
繰り上げ出走が決まったカネフラは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計54秒9-上がり1F12秒2の時計で軽くまとめています。
中間追い切りは先月末ごろから再開し、坂路で10本の時計を記録しました。
なお、映像はありませんが1週前の8日には栗東坂路で併せ馬を置いて調整し、一杯に追われて全体時計52秒0-上がり1F12秒0の自己ベストを記録しています。
1週前に強く追ったので最終追い切りは馬なりで軽めの調整でした。
中盤以降の映像しかありませんでしたが、1週前に強く追ったこともあって気合の乗った動きを見せています。
多少後期が斜めにも見えましたが、それでも右手前できびきびと動けていましたし、馬体も締まっていました。
この馬なりに出し切れる態勢は整ったでしょう。
グランドカリナン
グランドカリナン 5月14日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 83.5 | 67.4 | 51.8 | 37.2 | 11.0 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 67.6 | 52.4 | 38.1 | 11.5 | 強め |
今年の寿ステークス(3勝クラス)を勝利したグランドカリナンは美浦のウッドチップコースでノーブルフェスタ(牝3、未勝利)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりでノーブルフェスタを3馬身追走し、6F83秒5-上がり1F11秒0の時計で僚馬に1馬身半先着しています。
中間追い切りは4月25日ごろから再開し、坂路でキャンターを12本、ウッドで6本の追い切りを行っていました。
なお、映像はありませんが1週前の7日には美浦ウッドで単走を行っており、このときは前走に引き続きコンビを組む大野騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から一杯に追われて6F82秒9-上がり1F11秒5の時計で負荷を掛けていました。
最終追い切りは3頭併せのもっとも外側から立ち回りましたが、最初から最後まで左手前で追い切りを行っていました。
手前替えはありませんでしたが、直線に入ってからは軽い脚取りで前にいた2頭の僚馬をあっさり交わして先着できているように、軽はずみな動きが印象的です。
終いも2F12秒3から1F11秒0で瞬発性が見られましたし、1週前に一杯に追ったことで良化の気配も感じられました。
左手前でも長く加速できていたので、持久性の高さも感じられましたし、直線の長い新潟コースともかみ合うのではないでしょうか。
サイルーン
サイルーン 5月14日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 53.2 | 38.3 | 12.3 | 馬なり | ||
1週前 | 美浦南W(稍重) | 64.9 | 49.8 | 35.5 | 11.1 | 強め | |
前走最終 | 美浦坂路(稍重) | 56.2 | 41.0 | 12.8 | 馬なり |
東風ステークス(L)を勝利したサイルーンは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
初コンビを組む佐々木騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで4F53秒2-上がり1F12秒3の時計で軽めに調整を行っています。
中間追い切りは4月下旬から再開し、坂路で11本、ウッドで3本の追い切りを行いました。
このうち、1週前の8日にも美浦ウッドで佐々木騎手とともに単走の追い切りを行っており、馬場の外目から強めに追われて5F64秒9-上がり1F11秒1の時計でまとめています。
道中はそこまで派手な動きではありませんでしたが、無駄なく流れるような脚さばきで動けていますし、躍動感が見られました。
直線で佐々木騎手の手が動いてからも、伸びを見せており、最終的には終い3F12秒8-2F11秒6-1F11秒1で長く加速ラップを刻むことができました。
全体時計64秒9も自己2番目に速い時計ですし、好内容でした。
最終追い切りは馬なりの調整でした。
ところどころ頭がカクンとする場面はありましたし、1週前ほど意欲はありませんが、それでも流れる脚さばきは健在です。
特に目立つ内容ではありませんでしたが、1週前に強く追って見事な動きを見せていたので現状でも追えば力を引き出せるでしょう。
1週前が良い動きだったので現状でも好仕上がりと言えます。
サブマリーナ
サブマリーナ 5月14日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 53.5 | 37.5 | 11.2 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東CW(稍重) | 51.8 | 36.9 | 11.1 | G前一杯 |
前走の難波ステークス(3勝クラス)を勝利したサブマリーナは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追い、4F53秒5-上がり1F11秒2の時計でまとめています。
中間追い切りは先月末ごろから再開し、坂路で5本、ウッドで3本の追い切りを行っています。
なお、映像はありませんが1週前の7日は栗東坂路でアンダースコア(牡3、1勝クラス)と併せており、助手騎乗の元、僚馬を3馬身半追走する形で一杯に追い、全体時計53秒3-上がり1F12秒1の時計で僚馬に半馬身先着しました。
最終追い切りは馬なりの調整でしたが、全体を通して脚取りは軽いです。
直線に入ってからも長い脚を大きく伸ばしながら、終い2F12秒1-1F11秒2の加速ラップでまとめています。
直線入りの時点で少し顔が横を向く場面もありましたが、全体を通してリズムよく動けていましたし、軽快な動きだったので時計勝負になりやすい新潟の馬場にも合いそうでした。
いい仕上がりです。
ショウナンアデイブ
ショウナンアデイブ 5月14日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.4 | 39.8 | 12.2 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.7 | 39.1 | 12.4 | 馬なり |
前走の小倉大賞典(G3)で惜しい2着だったショウナンアデイブは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計55秒4-上がり1F12秒2の時計で軽く仕上げています。
中間追い切りは4月下旬から再開し、坂路で馬なりの追い切りを14本、ウッドでキャンターを5本行いました。
最終追い切りも馬なりで調整を行いました。
頭を低くしながらの追い切りで少し控えめにも見えますが、四肢の動きはしっかりしていて見た目以上に前向きです。
手前を替えてからは多少モタれもありましたが、最初から最後まで力強い脚さばきで動けている点は良いでしょう。
俯きながらの登坂も前走の小倉大賞典(G3)における最終追い切りでも確認できた姿なので、ショウナンアデイブらしい動きですし、前走よりも安定感もありました。
いいでしょう。
シリウスコルト
シリウスコルト 5月14日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 69.8 | 54.2 | 38.9 | 11.7 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 87.6 | 70.7 | 55.7 | 40.5 | 12.1 | 馬なり |
前走の福島民報杯(L)を勝利したシリウスコルトは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
障害騎手の上野騎手が追い切りに騎乗(レース当日は古川吉洋騎手が騎乗)し、馬場の真ん中から馬なりで追って5F69秒8-上がり1F11秒7の時計で軽くまとめています。
中間追い切りは4月24日ごろから再開し、坂路でキャンターを2本、ウッドで6本、芝コースで1本の追い切りを行いました。
最終追い切りはウッドで馬なりでしたが、コーナーでは頭の高い部分を一瞬見せる場面がありました。
その後は俯き加減で追いましたが、少し左前脚は固そうです。
手前を替えてからは終い2F12秒7-1F11秒7でペースを引き上げてまとめていますが、少し身体が固いように見えました。
好走した昨年の弥生賞ディープインパクト記念(G2)の時と比較しても時計は目立ちませんし、いい時期と比較すると物足りない追い切りでした。
ディマイザキッド
ディマイザキッド 5月14日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 68.3 | 52.8 | 37.8 | 11.6 | 直強め | |
1週前 | 美浦南W(重) | 82.4 | 66.8 | 52.1 | 37.1 | 11.7 | 強め |
前走最終 | 美浦南W(良) | 84.5 | 68.0 | 52.7 | 38.3 | 12.1 | 馬なり |
クラス戦を連勝してオープン入りを果たしたディマイザキッドは美浦のウッドチップコースでロイヤルダンス(牡7、2勝クラス)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬を2馬身追走する形で直線強めに追われ、5F68秒3-上がり1F11秒6の時計で僚馬に半馬身先着しています。
1週前の7日も美浦ウッドで追い切りを行い、このときはケイツークローン(セ5、1勝クラス)と併せています。
このときも助手が騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を3馬身半追走する形で強めに追われ、6F82秒4-上がり1F11秒7の時計で同時併入しました。
僚馬の内目からの追い切りでしたが、久々ということで少し太い感じはしたものの、序盤から積極的に動けており、前向きさは伝わります。
ただ、直線に入ってからは手前替えが遅れており、外から強めに追われたケイツークローンに交わされてしまいました。
最後は併入まで持ち込みましたが、もう少しスムーズな動きができていればさらに良かったですし、個人的には併せたケイツークローンのほうがいい追い切りだったと思います。
強く追ったことで最終追い切りまでの良化に期待したいところです。
最終追い切りも併せ馬を置いて美浦ウッドで強く追いました。
このときも僚馬の内側からの追い切りでしたが、1週前に強く追った影響もあるのか、長く脚を伸ばしてきびきびと動けています。
直線入りの時点で助手が鞭を入れると瞬時に手前も替えていましたし、そこからは脚の回転を引き上げて追走する僚馬を退けて先着できました。
直線強めの脚色も影響していましたが、それでも鞍上との折り合いも良かったですし、終いもしっかり伸びていて、指示にも的確に応えているのは好印象です。
全体時計は目立ちませんが、内容は良かったですし、確かな良化が確認できました。
いいでしょう。
ハピ
ハピ 5月14日(水) 評価E(測定不能) | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.9 | 38.3 | 12.3 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.6 | 39.1 | 12.6 | 馬なり |
ダート馬のハピは栗東坂路で全妹のクイーンハピ(牝3、未勝利)と併せ馬を行いました。
助手が騎乗して僚馬より4馬身半先行する形で馬なりの調整を行い、全体時計52秒9-上がり1F12秒3の時計で半馬身先着しています。
今回は約5か月ぶりのレースとなりますが、直近の中間追い切りは4月25日ごろから再開しており、坂路で13本、ウッドで1本の時計を記録していました。
最終追い切りは併せ馬を置いて調整しましたが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像が上がっていなかったので動きや馬体の確認が取れませんでした。
時計も馬なりで52秒9だったので本気を出しているのは分かりません。
データが少ないため、今回はE評価(測定不能)とさせていただきます。
パラレルヴィジョン
パラレルヴィジョン 5月14日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | ⑦99.7 | 66.7 | 51.2 | 36.3 | 11.4 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(重) | 67.6 | 52.4 | 37.5 | 11.2 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 81.9 | 66.1 | 51.2 | 37.1 | 11.5 | 馬なり |
昨年のダービー卿チャレンジトロフィー(G3)を勝利したパラレルヴィジョンは美浦のウッドチップコースで日曜日のヴィクトリアマイル(G1)に出走する桜花賞馬ステレンボッシュ(牝4、オープン)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬よりも2馬身先行し、7F99秒7-6F82秒7-上がり1F11秒4の時計で同時併入しています。
1週前の7日にも美浦ウッドでステレンボッシュと併せました。
このときも助手が騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を2馬身追走し、5F67秒6-上がり1F11秒2の時計を記録しましたが、僚馬に半馬身の遅れを取りました。
僚馬の内側からの追い切りでしたが、少し舌を出しながらの追走で集中しているかというと微妙なところです。
終始頭を低くしながら追えていましたが、直線で手前を替えてからも前脚の使い方は甘く、僚馬にあっさり交わされてしまいました。
終いは2F12秒2-1F11秒2で伸びていますが、ステレンボッシュに交わされてからペースアップしているのは気になるところで、もう少し早い位置からしぶとく粘ることができたら良かったです。
もう少し前向きさに期待したい内容でした。
最終追い切りも美浦ウッドでステレンボッシュと併せました。
ここは外目から立ち回りましたが、1週前より機敏な動きを見せています。
相変わらず前脚幅は広いものの、四肢の踏み込みにも力強さが感じられますし、直線では少し身体の固さはあったものの、積極的に脚を伸ばして前にいたステレンボッシュを捉えて併入に持ち込みました。
中間で負荷をかけたわけではありませんが、まるで別馬のように積極的な動きができたのはいい意味で驚きです。
まだまだ改善の可能性はありましたが、1週前と比較しても積極的な動きができていたのは好感が持てますし、順調な良化が感じられました。
フライライクバード
フライライクバード 5月14日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.0 | 39.2 | 12.6 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東CW(良) | 70.5 | 54.0 | 38.0 | 11.5 | 馬なり |
昨年のケフェウスステークス(OP)を勝利したフライライクバードは栗東坂路で単走を行いました。
前々走の中日新聞杯(G3)以来のコンビとなる小崎騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F55秒0-上がり1F12秒6の時計で軽くまとめています。
中間追い切りは4月23日ごろから再開し、坂路で13本、ウッドで4本の追い切りを行いました。
なお、映像はありませんが5月4日には栗東坂路で単走を行い、一杯に追われて4F56秒7-上がり1F12秒4の時計でまとめています。
最終追い切りは馬なりで軽めの調整でしたが、馬場の真ん中から淡々とした脚取りで登坂しています。
手前替えの際、多少モタつく場面はありましたが、全体を通して体幹の安定した動きを見せていますし、力強い脚質でまとめていました。
派手な動きではありませんし、4日の坂路追いは一杯に追われて全体時計56秒7なので、時計面では物足りませんが、バランスの良い動きや馬体は良いですし、踏み込みの力強さを見ても、順調に仕上がっているように見えます。
時計以上に悪くない仕上がりです。
ボーンディスウェイ
ボーンディスウェイ 5月14日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦坂路(良) | 53.9 | 39.4 | 12.3 | 馬なり | ||
1週前 | 美浦坂路(重) | 51.7 | 38.1 | 12.7 | 一杯 | ||
前走最終 | 美浦南W(良) | 82.0 | 66.1 | 51.0 | 36.6 | 11.3 | 馬なり |
昨年のオクトーバーステークス(L)を勝利したボーンディスウェイは美浦坂路で単走を行いました。
コンビ再結成となる石橋騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F53秒9-上がり1F12秒3の時計で軽くまとめています。
1週前の7日にも美浦坂路で単走を行い、このときも石橋騎手が騎乗して一杯に追い、4F51秒7-上がり1F12秒7の時計で力強く登坂しました。
1週前の坂路追いは一杯に追われた影響もあって前足でしっかりと地面を掻き込みながらピッチの利いた走りでまとめていました。
久々でも太さは感じられませんでしたし、脚色にも力強さが見られます。
何よりも、全体時計51秒7はこの日の美浦坂路における最速時計ということで、一杯に追われたとはいえしっかりと時計を出しているのも好感が持てました。
最終追い切りは軽めの追い切りでした。
少しハミ受けは悪そうでしたが、それでも中盤以降は前方に顔を向けて動けていますし、走法も安定しています。
※ハミ受け:競走馬がジョッキーの手綱からの支持を受け入れてくれる状態のこと
時計は目立ちませんでしたが、1週前に一杯に追って好時計を記録しているので現状でも追えば出し切れるでしょう。
2週続けて石橋騎手が追い切りに騎乗している点も好感が持てますし、いい内容でした。
マイネルメモリー
マイネルメモリー 5月14日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 56.0 | 40.6 | 12.4 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.1 | 38.9 | 12.2 | 馬なり |
マイネルメモリーは栗東坂路でウインデイジー(牝4、1勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して馬なりで僚馬を3馬身追走し、4F56秒0-上がり1F12秒4の時計で同時併入しています。
中間追い切りは4月22日ごろから再開し、坂路で4本、ウッドでキャンターを15本行いました。
このうち、映像はありませんが1週前の7日には坂路でキーブリーゼ(牡3、未勝利)と併せています。
このときも助手が騎乗し、僚馬を3馬身半追走する形で一杯に追い、4F52秒9-上がり1F12秒6で負荷を掛けましたが僚馬に1馬身の遅れを取りました。
最終追い切りは併せ馬を置いて馬なりで調整を行いましたが、脚取り自体はキビキビとしていて悪くありません。
ただ、頭の位置や身体の使い方を見る限り、バランス感覚はそこまでありません。
折り合いも難しそうでしたし、あまり安定した内容ではなかったのであまり好仕上がりとは言い難いです。
マテンロウオリオン
マテンロウオリオン 5月14日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 82.7 | 67.5 | 52.6 | 37.2 | 11.2 | 馬なり |
前走最終 | 栗東CW(良) | 85.8 | 69.7 | 53.8 | 37.4 | 11.3 | 馬なり |
復活の兆しを見せつつあるマテンロウオリオンは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗し、馬場の外目から馬なりで追われて6F82秒7-上がり1F11秒2の時計で走破しました。
中間追い切りは4月18日から再開し、坂路で軽めの調教を20本、ウッドで4本行いました。
なお、映像はありませんが1週前の7日は栗東ウッドでマテンロウアレス(セ7、3勝クラス)と併せています。
このときも助手が騎乗し、馬場の外目から僚馬を5馬身追走する形で一杯に追われ、6F78秒8-上がり1F11秒2の自己ベストタイ記録で僚馬に半馬身先着していました。
最終追い切りはウッドで軽めの単走を行いましたが、コーナーワークでは左手前で淡々と動き、直線入りの段階では少しもたれもありましたが、その後は前脚を大きく伸ばしながら終い2F11秒6-1F11秒2の加速ラップでまとめています。
後ろ脚の踏み込みは浅く見えましたが、前脚の使い方は良いですし、終いはいつも通りの加速ラップでまとめていることから、状態は良いでしょう。
派手な動きではありませんでしたが、1週前に自己ベストタイ記録でまとめていることから、追えば出し切れそうですし、順調な仕上がり具合と言えます。
レガーロデルシエロ
レガーロデルシエロ 5月14日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 68.1 | 52.4 | 37.3 | 11.2 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(不良) | 83.9 | 66.9 | 51.8 | 37.1 | 11.1 | 馬なり |
前走の美浦ステークス(3勝クラス)を勝利したレガーロデルシエロは美浦のウッドチップコースでタンゴバイラリン(牡4、3勝クラス)と併せました。
コンビ再結成となる戸崎騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を5馬身追走し、6F68秒1-上がり1F11秒2の時計で同時併入しています。
中間追い切りは今月に入ってから再開し、坂路で8本、ウッドで4本の追い切りを行いました。
最終追い切りも馬なりで調整しましたが、コーナーでは手綱を押さえながらの調整で少し頭を引き気味に追っています。
直線に入ってからもしばらくは引き気味でしたが、徐々にピッチを引き上げ、最後は終い2F12秒2-1F11秒2の時計で併入でした。
時計面でみると前走美浦ステークスの時よりも目立ちませんが、終始抑えたような内容だったので、開放していたらもっと動けたのかもしれません。
それでも終いは2F12秒2から1F11秒2で加速していることから、ポテンシャルは高そうでした。
追い切り自体はそこまで目立つものではありませんでしたが、長い脚を器用に動かしながらまとめていることからしなやかさも感じられましたし、現状でも力は引き出せそうです。
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新潟大賞典2025追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | サイルーン |
A | グランドカリナン サブマリーナ ショウナンアデイブ ディマイザキッド ボーンディスウェイ マテンロウオリオン |
B | エピファニー オールナット カネフラ パラレルヴィジョン フライライクバード レガーロデルシエロ |
C | シリウスコルト マイネルメモリー |
D | |
E(測定不能) | ハピ |
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新潟大賞典2025追い切り映像
新潟大賞典2025の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。
新潟大賞典2025の最終予想
新潟大賞典2025の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。
