
【武蔵野S2025追い切り評価/全頭診断】コスタノヴァを上回るトップ評価「S」はこの2頭!

武蔵野ステークス2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では武蔵野ステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
11月12日の馬場状態
美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路の1番時計はレーヴドロペラが記録した4F51秒6です。全体的に時計は出ています。
ウッドの1番時計はフェデルミエールが記録した6F78秒5です。こちらも時計は出ていました。
栗東
この日の栗東も坂路、ウッドともに良馬場です。
坂路の1番時計はショーモンが記録した4F47秒4でした。
ショーモンの時計が抜けて目立っていますが、それ以外の馬も4F50~51秒台を記録しており、全体的に時計は出ています。
ウッドの1番時計はホウオウプロサンゲが記録した6F76秒3です。美浦ウッド同様高速馬場です。
ポリトラックは統計が少ないため判断しがたいですが、オメガギネスの時計を見るといつも通り時計は出てそうです。
武蔵野ステークス2025追い切り評価/全頭診断コメント
武蔵野ステークス2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アサカラキング
| アサカラキング 11月12日(水) 評価B | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 美浦坂路(良) | 52.9 | 39.2 | 12.7 | 馬なり | ||
| 前走最終 | 美浦坂路(良) | 51.0 | 38.1 | 12.6 | 馬なり | ||
初めてのダート挑戦であるアサカラキングは美浦坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計52秒9-上がり1F12秒7の時計でまとめています。
中間追い切りは先月下旬から再開し、坂路に特化した追い切りを21本行っていました。
最終追い切りも引き続き坂路で軽めの調整ですが、走り慣れた坂路も影響しているのか、終始左手前できびきびとした脚取りを見せています。
直線に入ってから多少モタれもありましたが、それでも馬なりでも踏み込みはしっかりしていました。
ただ、時計に関してはそこまで目立ちません。
いい時期、例えば今年の阪急杯(G3)における最終追い切りは坂路で馬なりの単走にもかかわらず、4F49秒3の破格の時計を記録していました。
アサカラキングは馬なりでも坂路で時計を出すタイムなので、今回そこまで時計が目立たないのは気になります。
脚取りは悪くありませんが、いい時期ほどの仕上がりかというと微妙でした。まずまずです。
アドマイヤデイトナ
| アドマイヤデイトナ 11月12日(水) 評価B | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 美浦南W(良) | 84.2 | 68.0 | 53.1 | 38.2 | 11.8 | 馬なり |
| 前走最終 | 美浦南W(良) | 67.6 | 52.6 | 38.0 | 11.9 | 馬なり | |
今年のUAEダービー(G2)を勝利し、ケンタッキーダービー(G1)にも出走したアドマイヤデイトナは美浦のウッドチップコースでロートホルン(牝3、2勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬より4馬身半先行し、6F84秒2-上がり1F11秒8の時計で同時併入しています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと
中間追い切りは10月中旬ごろから再開し、坂路で22本、ウッドで2本の追い切りを行いました。
このうち、映像はありませんが1週前の5日にも美浦ウッドで追い切りを行い、この時はラタフォレスト(牡4、オープン)と併せています。
初コンビを組む横山武史騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から僚馬より2馬身先行する形で強めに追い、5F67秒1-上がり1F11秒6の時計で僚馬に半馬身先着していました。
最終追い切りは併せ馬を置いて馬なりの調整でしたが、少し頭は下を向いているものの軽い脚取りでコーナーを回っています。
直線に入ってからはスムーズにペースを上げており、終盤になって僚馬が詰め寄ってからはペースを引き上げて最後は終い2F12秒8-1F11秒8の加速ラップで走破しました。
軽めの追い切りということでそこまで目立った動きは見せていませんが、身体が大きいわりに脚取りは軽快で調子は良さそうです。
終いも自ら脚色を伸ばしてまとめていることから、レースに向けて順調に仕上がりつつあるでしょう。
踏み込みはそこまで深くないものの、東京ダート1,600mはスピードが問われやすいですし、アドマイヤデイトナ自身東京コースで結果を残しているので、現状の仕上がりでも力を発揮できそうです。
ヴァルツァーシャル
| ヴァルツァーシャル 11月12日(水) 評価S | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 美浦坂路(良) | 53.7 | 39.6 | 12.9 | 馬なり | ||
| 前走最終 | 美浦坂路(稍重) | 53.4 | 38.8 | 12.9 | 一杯 | ||
今年のマーチステークス(G3)を制したヴァルツァーシャルは美浦坂路でニシノブレイゼスト(牡3、1勝クラス)と併せました。
11か月ぶりに騎乗する菅原騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで僚馬を1馬身追走し、4F53秒7-上がり1F12秒9の時計で同時併入しました。
前走のカノープスステークス(OP)から中2週と間隔を詰めていますが、中間追い切りではいつものように坂路に特化した追い切りを14本行っています。時計は出していません。
最終追い切りは僚馬を置いてここでも軽めの追い切りでしたが、頭を少し低くしながらも高い集中力を保ちながら最後までバランスよく追えています。
前走から間隔を詰めている割に身体もボリュームがありますし、終始右手前でしたが力強い踏み込みで最後までパワーのある走りができていました。
馬なりでも力強い走りは好感が持てますし、前走を使ったことで良化しているようにも感じますし、いい仕上がりでした。
昨年の武蔵野ステークスは7着に敗れましたが、今回の仕上がりなら巻き返しも狙えるかもしれません。
ウェットシーズン
| ウェットシーズン 11月12日(水) 評価A | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 美浦南W(良) | 81.1 | 65.7 | 51.6 | 37.4 | 11.8 | 馬なり |
| 1週前 | 美浦南W(良) | 78.4 | 63.3 | 50.4 | 36.6 | 11.3 | 直強め |
| 前走最終 | 美浦南W(稍重) | 81.9 | 65.5 | 51.0 | 36.7 | 11.3 | 馬なり |
抽選対象馬のウェットシーズンは美浦のウッドチップコースでキングノジョー(牡3、2勝クラス)と追い切りました。
助手が騎乗して馬場の2分どころから馬なりで僚馬を1馬身半追走し、6F81秒1-上がり1F11秒8の時計で同時併入しています。
中間追い切りは、映像はありませんが9日には坂路で末一杯の単走を行い、4F53秒9-上がり1F12秒4の時計を記録しています。
1週前の6日にも美浦ウッドで追い切りを行い、このときはダノンマスタング(牡2、新馬)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
舟山騎手が追い切りに騎乗(レース当日は三浦騎手が騎乗)し、馬場の3分どころからダノンマスタングを1馬身半追走する形で直線強めに追い、6F78秒4-上がり1F11秒3の自己ベストで僚馬と併入しています。
3頭併せの一番内側からの追い切りでしたが、終い重視ということでコーナーでは目立ちません。
直線に入っては2頭の僚馬と身体が重なっているので正直分かりにくいですが、終盤で舟山騎手が手を動かしてからは追えているように見えました。
少し尻は大きすぎる感じもしますが、併せ馬で馬場の内目を回ったとはいえ自己ベスト78秒4の時計を記録できたのも良いでしょう。
強く追われたことで最終追い切りまでにどこまで良化しているのか見物です。
6日と9日に強く追ったため、最終追い切りはウッドコースで軽めの調整でした。
僚馬の内側からの追い切りでしたが、チークピーシーズを装着して追い切りを行っており、前方に集中しています。
直線では手前を変えるのに時間がかかっていますが、スムーズな足取りで最後まで追えていました。
1週前ほど時計は出していませんが、馬なりで6F81秒1はこれまでのウッド追いで5番目に速いですし、スピード勝負に対応できそうです。
東京ダートマイルの好走実績も豊富ですし、軽い脚取りを見ても引き続き東京コースで力を発揮できそうです。
オメガギネス
| オメガギネス 11月12日(水) 評価A | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東PT(良) | 83.3 | 65.4 | 50.3 | 37.5 | 11.4 | 馬なり |
| 前走最終 | 栗東PT(良) | 79.8 | 63.4 | 49.7 | 36.9 | 11.6 | 引張きり |
前走のグリーンチャンネルカップ(L)で1年半ぶりに勝利を手にしたオメガギネスは栗東のポリトラックコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで6F83秒3-上がり1F11秒4の時計でまとめています。
中間追い切りは先月末から再開し、坂路で8本、ウッドで2本の追い切りを行っています。
このうち、映像はありませんが1週前の5日には栗東坂路でダービー馬のダノンデサイル(牡4、オープン)と併せ馬を行い、僚馬を半馬身追走する形で末一杯に追い、全体時計50秒1-上がり1F13秒0の自己ベストでダノンデサイルに半馬身先着しています。
ダービー馬に先着というと評価したいところですが、オメガギネスが末一杯に対してダノンデサイルは馬なりだったのでそこまで過大評価しないほうが良いでしょう。
最終追い切りはポリトラックコースで軽く調整しました。
ラチに近いところからの追い切りで、直線に入ってからは少し頭をかしげる部分があり、少し気難しい場面も見られます。
ただ、馬体は筋肉量が豊富でしっかりしていますし、終いもスピード感ある動きでまとめており、良い走りを見せていました。
前走の時と同じく、今回もポリトラックコースでまとめていますがスピード感ある動きは好感が持てます。
武蔵野ステークスは前走グリーンチャンネルカップと同じコースなので、前走のような強い競馬に期待できそうです。
コスタノヴァ
| コスタノヴァ 11月12日(水) 評価B | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 美浦南W(良) | 84.1 | 68.0 | 53.7 | 38.8 | 11.7 | 馬なり |
| 前走最終 | 美浦南W(良) | 82.4 | 66.6 | 52.1 | 37.3 | 11.1 | 馬なり |
今年のフェブラリーステークス(G1)を制したコスタノヴァは美浦のウッドチップコースでサンダーストラック(牡2、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の3分どころから馬なりでサンダーストラックより1馬身先行し、6F84秒1-上がり1F11秒7の時計でサンダーストラックと併入しています。
前走のさきたま杯(Jpn1)から5か月ぶりの実戦となりますが、中間追い切りは先月中旬ごろから再開し、坂路で18本、ウッドで7本の時計を記録していました。
最終追い切りは3頭併せの真ん中からの追い切りでしたが、ピッチの利いた走りで淡々と追えています。
直線ではちょうど僚馬と馬体が重なっていたので動きや馬体の確認が取りづらいですが、踏み込み自体は力強さが見られますし、コーナーから直線に掛けても流れるような脚さばきで立ち回っているのは良いでしょう。
前走さきたま杯の時と比較すると時計は目立ちませんが、好走したフェブラリーステークスの最終追い切り時が6F84秒1-上がり1F11秒6で今回とほとんど差がないので、調教で時計を出さなくても出し切れるタイプだと思います。
東京コースの実績も豊富ですし、そういう意味では現状の仕上がりでも上位争いに期待できそうです。
サンライズフレイム
| サンライズフレイム 11月12日(水) 評価C | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.9 | 39.1 | 12.5 | 強め | ||
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 50.0 | 36.7 | 12.5 | 一杯 | ||
前走のオーバルスプリント(Jpn3)を勝利したサンライズフレイムは栗東坂路でウイッチボニータ(牝2、未勝利)と併せました。
助手が騎乗して僚馬を4馬身追走する形で強めに追い、全体時計53秒9-上がり1F12秒5の時計で同時併入しています。
中間追い切りは9月末ごろから再開しており、坂路で16本、ウッドで2本の追い切りを行っていました。
このうち、映像はありませんが1週前の5日は栗東坂路で末強めの単走を行い、4F50秒6-上がり1F12秒3の時計で負荷を掛けています。
最終追い切りも1週前同様強めに追い切りを行いました。
僚馬の後ろで脚を溜めつつ、差し切る形で追っていますが、強めの追い切りということもあって力強い脚質を見せています。
中盤以降は僚馬の横からじりじり詰め寄って終い2F12秒8-1F12秒5の時計で併入まで持ち込んでいるのも悪くないでしょう。
ただ、強めに追った割に全体時計53秒9はそこまで目立ちません。
また、道中たびたびふらつきが見られたように、安定感はありませんでした。
1週前に50秒6の好時計を記録しているので、状態次第で時計を出せた可能性もありますが、随所で見られたふらつきも気になりますし、ここは少し評価を落としたいです。
サンライズホーク
| サンライズホーク 11月12日(水) 評価A | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.4 | 38.9 | 12.4 | 馬なり | ||
| 前走最終 | 海外出走 | ||||||
海外帰り初戦のサンライズホークは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計53秒4-上がり1F12秒4の時計でまとめています。
中間追い切りは10月下旬ごろから再開し、坂路で17本、ウッドで1本の追い切りを行っていました。全体的に坂路重視のトレーニングを重ねています。
最終追い切りも坂路で調整しましたが、少し頭は右方向を向いているものの、脚取り自体は活気があります。
バランスの取れた歩様も良いですし、手前を変えてからもしっかりと脚を伸ばしてまとめていました。
軽快な脚さばきを見せていましたし、終始安定したフォームで追えているのも良かったです。
一般的に海外帰りは出し切れないと言われていますが、サンライズホークの動きを見ると海外帰りの反動はなさそうでした。
過去の戦績を見ても一時的なスランプは脱却していますし、昨年の武蔵野ステークスも5着入線しているように、今の仕上がりなら好走にも期待できそうです。
セラフィックコール
| セラフィックコール 11月12日(水) 評価E(測定不能) | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 56.8 | 41.7 | 12.7 | 馬なり | ||
| 前走最終 | 栗東CW(良) | 87.5 | 70.8 | 54.7 | 38.6 | 11.4 | 馬なり |
重賞緒3勝馬のセラフィックコールは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計56秒8-上がり1F12秒7の時計で軽く調整しています。
前走のマーキュリーカップ(Jpn3)から4か月ぶりのレースとなる今回、中間追い切りは先月中旬ごろから再開し、坂路で14本、ウッドで1本の追い切りを行いました。いずれも時計は目立ちません。
最終追い切りも坂路で軽く調整していますが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像が上がっておらず、馬体や動きの確認が取れませんでした。
時計に関しても馬なりで4F56秒8は意図して出していない可能性がありますし、時計面でも評価しがたいです。
判断材料がほとんどないため、ここはE評価(測定不能)とします。
ダノンスコーピオン
| ダノンスコーピオン 11月12日(水) 評価A | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.2 | 37.8 | 12.3 | 馬なり | ||
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.4 | 38.0 | 12.0 | 馬なり | ||
スランプが続いているダノンスコーピオンは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗し、馬なりで全体時計54秒2-上がり1F12秒3の時計で軽く登坂しています。
中間追い切りは10月に入ってから再開しており、坂路で20本、ウッドで5本の追い切りを行いました。
このうち、映像はありませんが1週前の6日はウッドで単走を行い、初コンビを組む小崎騎手が追い切りに騎乗して馬場の真ん中から一杯に追い、6F78秒6-上がり1F11秒3の好時計を記録していました。
1週前に強く追ったため最終追い切りは軽めの追い切りでしたが、少し視線は左方面を向いているものの、序盤から俊敏な脚さばきを見せていました。
ウッドの蹴り上げも力強いですし、気合乗りは十分あります。
全体時計54秒2はすばしっこい動きの割には目立ちませんが、全面的な前向きさが感じられたのは良かったです。
ダートコースが合うかというと微妙なところではありますが、東京ダート1,600mは比較的スピードを活かしやすいのでかつて左回りの芝コースで結果を残したダノンスコーピオンからしたらかみ合うかもしれません。
近走調子を落としていますが、最終追い切りでは前向きさが伝わったので、仕上がり自体は良かったです。
バトルクライ
| バトルクライ 11月12日(水) 評価C | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 美浦坂路(良) | 54.5 | 39.8 | 13.1 | 一杯 | ||
| 前走最終 | 美浦南W(良) | 67.5 | 52.7 | 37.9 | 12.1 | G前仕掛け | |
今年のオアシスステークスを制したバトルクライは美浦坂路でスタニングレディ(牝2、1勝クラス)と併せ馬を行いました。
助手が騎乗して僚馬を12馬身追走する形で一杯に追い、全体時計54秒5-上がり1F13秒1の時計で同時併入しています。
前走から中1週と間隔を詰めての参戦となり、中間は坂路でキャンターを3本のみ行っていて現状維持に務めています。
最終追い切りは僚馬を置いて一杯に追いましたが、一杯に追われた割にはそこまできびきびと動けていません。
少し頭は前に出ていて直線に入って手前を変えた際も多少モタれが確認できました。
終い時計も13秒1で目立ちませんし、前走の反動は残ってそうです。
ビダーヤ
| ビダーヤ 11月12日(水) 評価B | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東CW(良) | 82.3 | 67.7 | 53.3 | 38.2 | 12.2 | 馬なり |
| 前走最終 | 栗東CW(良) | 85.1 | 69.2 | 54.1 | 38.4 | 11.7 | G前仕掛け |
前走の東海ステークス(G3)で3着入線したビダーヤは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで6F82秒3-上がり1F12秒2の時計で軽くまとめています。
今回は約4か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは先月末ごろから再開し、坂路に特化した追い切りを10本行っています。
このうち、映像はありませんが1週前の5日は坂路で末強めの単走を行い、全体時計52秒1-上がり1F12秒3の時計で負荷を掛けていました。
最終追い切りはウッドコースで軽めの単走でしたが、少し頭を低めにしながらもリズムよく追えています。
馬体を見ても休み明けにしては前走東海ステークスの時と差がなく、久々でも太さはありませんでした。
踏み込みはそこまで浅くないものの、前脚で地面を掻き込みながらの走りはできていますし、この馬なりに状態は良さそうです。
ペプチドナイル
| ペプチドナイル 11月12日(水) 評価B | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.8 | 38.2 | 12.2 | 馬なり | ||
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 56.0 | 38.7 | 12.1 | 一杯 | ||
昨年のフェブラリーステークス(G1)を制したペプチドナイルは栗東坂路でベイラム(牡3、1勝クラス)と併せました。
主戦の藤岡佑介騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで僚馬を2馬身半追走し、4F53秒8-上がり1F12秒2の時計を記録しましたが僚馬にクビ差遅れました。
中間追い切りは先月中旬ごろから再開し、坂路で13本、ウッドで10本の調教を行っています。
このうち、映像はありませんが8日は栗東坂路でヒルノハンブルク(牡3、3勝クラス)と併せて一杯に追い、全体時計52秒3-上がり1F12秒1の時計を記録しました。
その前の5日も映像はありませんが栗東ウッドでベレニーチェ(牝4、1勝クラス)とあわせ、ここでも藤岡騎手が騎乗して馬場の外目から僚馬を6馬身半追走する形で強めに追い、5F71秒5-上がり1F11秒8の時計を記録しています。
中間では立て続けに強く追っているので最終追い切りは軽く調整しました。
僚馬の右斜め後ろからの追い切りでしたが、少し脚幅は広いもののウッドを蹴り上げながら力のある動きができています。
ただ、少し前脚の動きは硬そう、もう少ししなやかさがあれば良かったです。
それでも中間で強めに追った影響もあって前向きさは伝わりましたし、前走マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1)の最終追い切り時計を見ても分かるように、坂路で時計を出さなくても好走できるタイプです。
精神的な前向きさも感じられましたし、得意の東京ダートマイルなら現状の仕上がりでも好走に期待できそうです。
マテンロウコマンド
| マテンロウコマンド 11月12日(水) 評価A | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.1 | 38.6 | 12.2 | 末強め | ||
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.0 | 39.3 | 12.5 | 末強め | ||
ダートに転向してから安定した走りを見せているマテンロウコマンドは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して末強めに追い、全体時計53秒1-上がり1F12秒2の時計で登坂しています。
中間の追い切りは先月中旬ごろから再開し、坂路に特化した追い切りを16本行っていました。
このうち、映像はありませんが1週前の5日は坂路でナムラアトム(牝4、オープン)と併せており、松山騎手が騎乗の元、馬なりで4F51秒7-上がり1F12秒5の時計を記録していました。
最終追い切りは坂路で末強めの単走でしたが、ラチに近いところから頭を少し低くして首を大きく動かしながらリズムよく登坂しています。
この時期の3歳馬ということで少し行きたい素振りを見せていましたが、それでもはきはきとした走りで最後まで終い2F12秒6-1F12秒2の加速ラップを刻みました。
1週前の馬なり追いと比較すると全体時計は目立ちませんが、前走グリーンチャンネルカップ(L)のときより全体時計、終い時計は良くなっているので、一回レースを使って良化している可能性もあります。
ハキハキした動きはフレッシュですし、前走グリーンチャンネルカップでコース適性も証明しているので、この仕上がりなら引き続き好走に期待できそうです。
ラタフォレスト
| ラタフォレスト 11月12日(水) 評価E(測定不能) | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 美浦南W(良) | 83.6 | 66.9 | 52.0 | 37.8 | 12.1 | 馬なり |
| 前走最終 | 函館W(良) | 68.7 | 52.9 | 38.9 | 12.7 | G前仕掛け | |
前走のポプラステークス(3勝クラス)を快勝したラタフォレストは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
西村太一騎手が追い切りに騎乗(レース当日はマーカンド騎手が騎乗予定)し、馬場の外目から馬なりで6F83秒6-上がり1F12秒1の時計でまとめています。
中間追い切りは10月10日ごろから再開し、坂路で24本、ウッドで4本の追い切りを行いました。
このうち、映像はありませんが1週前の5日は美浦ウッドで同レースに出走するアドマイヤデイトナ(牡3、オープン)と併せ、馬場の3分どころから僚馬を2馬身追走する形で一杯に追い、5F66秒8-上がり1F11秒6の時計を記録しましたが僚馬に半馬身遅れています。
最終追い切りはウッドで軽めの単走でしたが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像が上がっておらず、馬体や動きの確認が取れませんでした。
時計に関しても馬なりで意図して出していない可能性があるので状態が分かりません。
評価材料がほとんどないため、ここはE評価(測定不能)とします。
ルクソールカフェ
| ルクソールカフェ 11月12日(水) 評価S | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 美浦南W(良) | 51.3 | 36.6 | 11.6 | 馬なり | ||
| 1週前 | 美浦南W(良) | 81.7 | 65.3 | 50.5 | 36.3 | 11.2 | 馬なり |
| 前走最終 | 美浦南W(良) | 67.3 | 52.2 | 37.4 | 11.3 | 馬なり | |
前走のジャパンダートクラシック(Jpn1)で3着入線し、アメリカ最高峰のケンタッキーダービー(G1)にも出走したルクソールカフェは美浦のウッドチップコースでサトノフレア(牡2、新馬)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで僚馬を1馬身追走し、4F51秒3-上がり1F11秒6の時計で僚馬と併入しています。
1週前の6日も美浦ウッドで調教師、ここでは昨年の函館2歳ステークス(G3)を勝利したサトノカルナバル(牡3、オープン)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行っています。
この時も助手が騎乗し、馬場の真ん中から馬なりでサトノカルナバルを6馬身半追走し、6F81秒7-上がり1F11秒2の時計でサトノカルナバルと併入しています。
3頭併せの最内からの追い切りでしたが、3歳馬にしては身体がしっかりしており、肩の動きも軟らかいです。
直線に入ってからの動きは僚馬と馬体が重なっているので少し分かりにくいですが、大型馬にしてはステップも軽快ですし、状態面も良いでしょう。
約1か月ぶりのレースですが、ジャパンダートクラシックの時に続いて好調は維持できています。
最終追い切りはウッドコースでサトノフレアと2頭併せでした。
このときも僚馬の内側から立ち回りましたが、推進力のある動きで四肢をスムーズに動かし、無駄のない立ち回りを見せています。
直線に入ってからも前方に視線を向けつつ、最後までしなやかな脚取りでした。
東京ダート1,600mは2歳時にレコードタイムで勝利している舞台ですし、この仕上がりなら一発があってもおかしくありません。
極めて良い仕上がりでした。
ロードフォンス
| ロードフォンス 11月12日(水) 評価B | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東CW(良) | 84.2 | 68.4 | 53.6 | 38.5 | 12.0 | 馬なり |
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.0 | 37.9 | 12.9 | 一杯 | ||
今年のかきつばた記念(Jpn1)の勝ち馬であるロードフォンスは栗東のウッドチップコースでオメガヒストリー(牡2、新馬)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりでオメガヒストリーより1馬身半先行し、6F84秒2-上がり1F12秒0の時計を記録しましたがオメガヒストリーに半馬身遅れを取っています。
中間追い切りは先月末ごろから再開し、坂路で7本、ウッドで2本の追い切りを行っていました。
このうち、映像はありませんが1週前の5日は坂路でレベレンシア(牡6、オープン)と併せており、僚馬を3馬身追走する形で一杯に追い、4F50秒9-上がり1F12秒8の自己ベストを記録しています。
1週前に一杯に追ったので最終追い切りはウッドで馬なりの調教でした。
3頭併せの一番外側から立ち回りましたが、頭は外ラチの方を向いていて集中できているかというと微妙です。
ただ、もともと短距離で結果を残していたこともあって馬体は筋肉量が豊富でした。
ラストはオメガヒストリーに差されていますが、オメガヒストリーは新馬とはいえ一杯に追われていました。
ロードフォンスは1週前に坂路で自己ベストを記録しているように、追えばさらに時計を出せた可能性もあります。
もう少し走りに集中できていればなお良かったものの、馬体も走りも悪くなかったので、前走グリーンチャンネルカップ(L)よりも今回の方が斤量が軽いため、力を引き出せるのではないでしょうか。
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武蔵野ステークス2025追い切り評価ランキング
| 評価 | 馬名 |
| S | ルクソールカフェ ヴァルツァーシャル |
| A | ウェットシーズン オメガギネス サンライズホーク ダノンスコーピオン マテンロウコマンド |
| B | アサカラキング アドマイヤデイトナ コスタノヴァ ビダーヤ ペプチドナイル ロードフォンス |
| C | サンライズフレイム バトルクライ |
| D | |
| E(測定不能) | セラフィックコール ラタフォレスト |
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