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【ホープフルS2025追い切り評価/全頭診断】大穴候補の〝アノ馬〟に最高評価「S」

ホープフルステークス2025追い切り評価記事のアイキャッチ画像

ホープフルステークス2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではホープフルステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

12月24日の馬場状態

美浦
この日の美浦は坂路、ウッドどちらも良馬場でした。
坂路の1番時計はリバートゥルーが記録した4F51秒7です。時計は出ています。
ウッドの1番時計はインテルメディオが記録した6F79秒7です。全体としては標準くらいの時計でした。

栗東
この日の栗東は坂路、ウッドともに重馬場でした。
坂路の1番時計はダノンモンテローザが記録した4F51秒1です。全体的に時計はそこまで出ていません。
ウッドの1番時計はクルゼイロドスルが記録した6F78秒1です。こちらはいつも通りの高速馬場です。

目次(読みたい項目をタップ)

ホープフルステークス2025追い切り評価/全頭診断コメント

ホープフルステークス2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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アスクエジンバラ

アスクエジンバラ 12月24日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(重)83.767.652.136.611.1強め
1週前栗東CW(良)85.369.854.438.511.0一杯
前走最終栗東坂路(良)  53.838.812.1馬なり

今年のコスモス賞(OP)を勝利し、前走京都2歳ステークス(G3)でも2着入りしたアスクエジンバラは栗東のウッドチップコースでアスクデビューモア(牡4、3勝クラス)と併せました。

レースで騎乗する岩田康誠騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を4馬身半追走する形で強めに追い、6F83秒7-上がり1F11秒1の時計で僚馬に1馬身半先着しています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと

1週前の17日はウッドコースで単走を行いました。

ここでも岩田騎手が騎乗し、馬場の真ん中から一杯に追って6F85秒3-上がり1F11秒0の時計で鋭く伸びています。

道中は少し頭が前に出ており、そこまで迫力がある感じではありませんが、直線に入ってからは少しペースを引き上げ、終盤では脚を引き上げて終い2F12秒3-1F11秒0です。

終い時計は良いですが、手前変えに時間がかかっており、それまでは少しぎこちなさも感じられます。

追い出してからはいい動きをするものの、それまでの脚取りはそこまで目立たなかったので、この点が最終追い切りまでにどう変わるか、注目したいです。

最終追い切りは僚馬を置いて調整しました。

僚馬の内目からの追い切りでしたが、コーナーでの動きは1週前と変わらず、ただ、手前変えはスムーズにできており、直線では一杯に追われた僚馬が迫るものの、追撃を退け、1馬身半差で先着しています。

3勝クラスの相手に引けを取らない動きができているのは良いですし、終いも2F11秒5-1F11秒1で伸びを見せているのも良いでしょう。

並走していたとはいえ、一杯に追われた1週前より時計が出ているのも良いですし、京都2歳ステークスで見せた末脚にも期待できそうでした。

アンドゥーリル

アンドゥーリル 12月24日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  54.838.912.3馬なり
1週前栗東CW(良)82.066.351.136.211.4一杯
前走最終栗東坂路(良)  54.939.912.1馬なり

前走のアイビーステークス(L)を制したアンドゥーリルは栗東坂路で単走を行いました。

西谷騎手が追い切りに騎乗(レースでは川田騎手が騎乗)し、馬なりで全体時計54秒8-上がり1F12秒3の時計で登坂しています。

1週前の17日は栗東ウッドでメイショウクーガー(牡5、1勝クラス)と併せました。

ここでも西谷騎手が騎乗して、馬場の外から僚馬を6馬身半追走する形で一杯に追い、6F82秒0-上がり1F11秒4の時計で僚馬に2馬身半先着しています。

僚馬の内側からの追い切りでしたが、一杯に追われた影響もあるのか、終始一貫して気合の乗った走りができています。

ただ、序盤は四肢の動きが少し固い感じがしました。

また、終始左手前でまとめていることから、休み明けで少し身体がなまっているかもしれません。

一杯に追ったことで最終追い切りまでの良化に期待したいです。

最終追い切りは坂路で軽めの単走でした。

ここも左手前の追い切りでしたが、四肢の使い方を見る限り、気持ちは相変わらず前向きです。

中盤で手前変えもできていますが、ただ、1週前同様少し脚さばきが固いように感じました。

馬体はまとまっていますが、もう少し軟らかさが欲しいです。ここは及第点とします。

アーレムアレス

アーレムアレス 12月24日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  55.439.512.6馬なり
1週前栗東CW(良)⑦97.265.451.136.811.5一杯
前走最終栗東坂路(良)  53.338.512.5馬なり

前走の黄菊賞(1勝クラス)で2着入線したアーレムアレスは栗東坂路でグランドフィナーレ(牡2、新馬)と併せました。

助手が騎乗して馬なりで僚馬より2馬身半先行し、4F55秒4-上がり1F12秒6の時計で僚馬に3馬身先着しています。

1週前の17日は栗東ウッドでグランドフィナーレともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

ここではレースで騎乗する菱田騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中からグランドフィナーレを2馬身追走する形で一杯に追い、7F97秒2-6F80秒5-上がり1F11秒5の時計で僚馬に4馬身先着しています。

2頭を追うように馬場の外目から追い切りましたが、立ち回り自体はそこまで問題なく、直線に入ってしばらくしてからはストライドの利いた走りで2頭の僚馬をあっさり、交わし、最後は長く脚を伸ばしていました。

ハービンジャー産駒らしく身体も首回りもしっかりしていますが、身体の使い方は意外なほどしなやかで、スムーズに加速して先着しているように、動きも良かったです。

最終追い切りは坂路で僚馬と並走でした。

僚馬の左側からの追い切りでしたが、左手前でバランスの取れた走りを見せています。

この時期の2歳馬にしては体幹もしっかりしていますし、最後まで無駄なく登坂できたのも好印象でした。

総じて、いい仕上がりです。

ウイナーズナイン

ウイナーズナイン 12月24日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  55.940.012.8強め
1週前栗東CW(良)82.567.252.137.111.3馬なり
前走最終栗東CW(良)84.268.352.736.711.1馬なり

芙蓉ステークス(OP)の勝ち馬であるウイナーズナインは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して強めに追い、全体時計55秒9-上がり1F12秒8の時計でまとめています。

1週前の17日は栗東ウッドで単走し、ここはレースで騎乗する西村淳也騎手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで6F82秒5-上がり1F11秒3の時計で走破しました。

道中は馬場の真ん中からの追い切りでしたが、跳ぶような走りができているものの、踏み込みは浅くて動きも固い感じがします。

直線に入ってからも少し四肢の使い方がバラッとしていますし、2度ほど手前を変えているように、あまり目立ちません。

終いは伸びているものの、もう少し確かな脚取りでまとめてほしいところです。

最終追い切りは坂路で強めに追いました。

強めの調教ということもあって1週前よりは集中力のある走りを見せています。

時計は目立ちませんが、踏み込みも力強さがあるのも良いでしょう。

1週前のウッド追いは課題がありましたが、坂路で行われた最終追い切りを見たところ、良化の気配が感じられました。

この仕上がりならレースでも出し切れそうです。

オルフセン

オルフセン 12月24日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦坂路(良)  54.139.312.8馬なり
1週前美浦W(良) 66.852.338.011.5馬なり
前走最終美浦W(良)86.169.353.238.011.5馬なり

オルフセンは美浦坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計54秒1-上がり1F12秒8の時計で登坂しています。

1週前の18日は美浦ウッドでヤコブセン(牡3、1勝クラス)と併せました。

今回初コンビを組む岩田望来騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を2馬身半追走し、5F66秒8-上がり1F11秒5の時計で僚馬に2馬身先着しています。

僚馬の内側からの追い切りでしたが、首でリズムを取りながら淡々とコーナーを回っています。

馬なりということで派手な動きではありませんが、道中無駄なくまとめていますし、最後も2F12秒7-1F11秒5の加速ラップでスムーズな伸びを見せ、一杯に追われた僚馬を楽に交わしているのも良いでしょう。

この馬らしい末脚を活かした走りができているのは良かったです。

最終追い切りは坂路で軽めでしたが、直線に入って手前を変えてからは無駄なく淡々とした走りで登坂していました。

ここも派手な動きではありませんが、終始安定した走りでまとめているのは好感触です。

馬体もいいですし、時計以上の仕上がりに感じました。

ジャスティンビスタ

ジャスティンビスタ 12月24日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  58.843.013.7馬なり
1週前栗東坂路(良)  58.042.814.0馬なり
前走最終栗東坂路(良)  58.841.712.9馬なり

前走の京都2歳ステークス(G3)を勝利したジャスティンビスタは栗東坂路で単走を行いました。

主戦の北村友一騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで全体時計58秒8-上がり1F13秒7の時計で軽くまとめています。

中間は映像がありませんが、20日は栗東ウッドでグローリーリンク(牝3、3勝クラス)と併せています。

ここでも北村騎手が騎乗して馬場の外目から僚馬を4馬身追走する形で一杯に追い、6F82秒0-上がり1F10秒8の時計で鋭く伸びていますが、僚馬に1馬身半遅れています。

また、17日も坂路で単走を行い、ここは馬なりで全体時計58秒0-上がり1F14秒0の時計で軽い調整を行っていました。

道中は少し頭を低くしながらの追い切りです。

全体時計58秒0を見ても分かるように、スピード感はなく、途中で右手前に切り替えてからは左前脚の動きも固さがありました。

気持ちもそこまで乗っておらず、全体的に目立ちません。

最終追い切りも同じ内容で調整しました。

20日にウッドで一杯に追っている影響もあり、少し踏み込みはしっかりしています。

ただ、左前脚は相変わらず固く、そこまで上積みはなさそうです。

もっとも、前走の京都2歳ステークスも追い切り時はパッとしなかったものの、レースでは差し脚を伸ばして勝利しているように、ジャスティンビスタは追い切りで目立たなくても結果を残しているタイプです。

地味ですが、1週前の坂路追いより最終追い切りの方が気持ちは乗っており、良化の気配も感じられました。

他の馬なら物足りない内容でも、ジャスティンビスタにとっては現在の仕上がりでも力を引き出せる状態といえるでしょう。

ショウナンガルフ

ショウナンガルフ 12月24日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  54.939.013.1強め
1週前栗東CW(良)83.166.751.336.611.4強め
前走最終札幌芝(稍重) 62.748.935.211.8馬なり

札幌2歳ステークス(G3)を勝利したショウナンガルフは栗東坂路でファウストラーゼン(牡3、オープン)と併せました。

主戦の池添騎手が追い切りに騎乗し、僚馬を1馬身半追走する形で強めに追い、全体時計54秒9-上がり1F13秒1の時計で同時併入しています。

1週前の17日は栗東ウッドでペンナヴェローチェ(牡4、3勝クラス)と併せました。

ここも池添騎手が騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を8馬身追走する形で強めに追い、6F83秒1-上がり1F11秒4の時計で同時併入しています。

道中は僚馬の内側から追い切りましたが、休み明けも影響しているのか少し身体は大きいです。ただ、直線で僚馬が差し返そうとしても、しぶとい走りで先着を阻止しました。

手前変えもスムーズですし、休み明けにしては身体の使い方は良いです。

最終追い切りは坂路で引き続き強めの追い切りでした。

僚馬の右側から追い切りましたが、1週前に強く追った影響もあるのか、四肢の使い方は機敏です。

踏み込みも力強いですし、ショウナンガルフらしい力強い走りで登坂しているのは良いでしょう。

ただ、終いは2F12秒5-1F13秒1で使える脚はそこまで長くありませんでした。

それでも、2週続けて池添騎手が追い切りに騎乗していることからこのレースに対する意欲が感じられますし、休み明けにしてはこの馬らしいパワフルな走りができていました。

出来ればタフな馬場でレースに挑みたいです。

ジーネキング

ジーネキング 12月24日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦W(良)82.566.352.037.411.4馬なり
1週前美浦W(良) 65.850.836.811.3強め
前走最終札幌芝(稍重) 67.752.437.712.0G前仕掛け

札幌2歳ステークス(G3)で2着入線したジーネキングは美浦のウッドチップコースでグランアルト(牡2、未勝利)と併せました。

助手が騎乗して馬場の2分どころから馬なりで僚馬を4馬身半追走し、6F82秒5-上がり1F11秒4の時計で僚馬に半馬身先着しています。

1週前の18日は美浦ウッドでタマカヅラ(牝3、2勝クラス)と併せています。

前走に引き続きコンビを組む斎藤新騎手が手綱を取り、馬場の真ん中から僚馬を3馬身追走する形で強めに追い、5F65秒8-上がり1F11秒3の時計で僚馬に1馬身先着しています。

僚馬の内側からの追い切りでしたが、久々にしては脚取りがしっかりしており、コーナリングもスムーズに立ち回っています。

直線で手前を変えて、斎藤騎手の手が動いてからはそれに呼応するように脚を伸ばして僚馬に先着しました。

終いも伸びていますし、折り合い面もとても良く、久々とは思えないほどセンスのある走りができているのは好印象です。

最終追い切りもウッドコースで僚馬の内側から調整しましたが、相変わらず流れるような脚さばきでコーナリングしました。

ただ、直線に入ってからは手前替えがなく、最後は僚馬に詰められています。

先着しているものの、強めに追われた1週前と比較すると最終追い切りは少し物足りませんでした。

レース当日はできるだけ1週前と同じくらい折り合えることに期待したいです。

ダノンヒストリー

追い切り映像確認後に更新します。

テーオーアルアイン

テーオーアルアイン 12月24日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  55.639.512.3馬なり
前走最終栗東坂路(良)  55.840.112.4馬なり

中1週でレースに挑むテーオーアルアインは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計55秒6-上がり1F12秒3の時計で登坂しています。

前走から間隔を詰めていることもあり、中間は坂路で軽めの調教を3本のみ行っていました。

最終追い切りは坂路で軽めの調整ですが、前走レースから間隔が短いこともあって、馬なりでも意欲のある走りができています。

間隔の割には疲労もなさそうですし、きびきびとした脚取りで終い2F12秒8-1F12秒3の加速ラップで登坂しているのも良いでしょう。

動きを見た限りでは前走の反動もなさそうですし、好調を維持していました。いいでしょう。

ノチェセラーダ

ノチェセラーダ 12月24日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  55.440.312.9末強め
1週前栗東CW(良) 70.154.738.211.4一杯
前走最終栗東坂路(良)  55.039.812.6馬なり

前走の黄菊賞(1勝クラス)を制したノチェセラーダは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して末強めに追い、全体時計55秒4-上がり1F12秒9の時計で負荷をかけています。

1週前の18日は栗東ウッドでルパピヨンブラン(牝2、未勝利)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

長岡騎手が追い切りに騎乗(レースではプーシャン騎手が騎乗)し、馬場の外目からルパピヨンブランを7馬身半追走し、5F70秒1-上がり1F11秒4の時計でルパピヨンブランに1馬身先着しています。

3頭併せの一番内側からの追い切りでしたが、胸部はそこまで分厚くないものの、身体のバランスはまとまっています。

直線で手前を変えた際、多少頭を振る場面はあったので折り合い面が心配でしたが、すぐに態勢を整えると、そこからは前方に視線を向けてはきはきとした走りを見せています。

僚馬を全く寄せ付けずに先着できたのは好印象ですし、もう少し折り合いが良くなればいうことないでしょう。

最終追い切りは坂路で末強めの単走でした。

ここは馬場の真ん中からの追い切りでしたが、時折もたれる場面はあるものの、左手前でリズムよく登坂しています。

少し斜行しているのでもう少し安定感が欲しいところですが、その点を除けば問題ない動きでした。

この馬なりに状態は良さそうです。

ノーウェアマン

ノーウェアマン 12月24日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦W(良)82.766.852.137.111.7馬なり
1週前美浦W(良)81.166.051.537.011.7一杯
前走最終中間軽め

ノーウェアマンは美浦のウッドチップコースでオメガディコン(牡2、未勝利)と併せました。

助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬より2馬身先行し、6F82秒7-上がり1F11秒7の時計で併入しています。

1週前の17日も美浦ウッドでオメガディコンと併せています。

ここではレースで騎乗する木幡巧也騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を4馬身半追走する形で一杯に追い、6F81秒1-上がり1F11秒7の自己ベストで同時併入しています。

僚馬の内側から一杯に追われましたが、序盤から推進力のある走りでコーナーを周回しています。

直線の手前変えもスムーズですが、そこからペースアップするのに少し時間がかかっているので瞬発性はそこまで目立ちません。

それでも、最後まで加速ラップでまとめているので、負荷をかける意味では充実していました。強く追ったことで最終追い切りまでのさらなる良化に期待したいです。

最終追い切りもウッドコースで僚馬の内側から追い切りましたが、相変わらず推進力のある走りは健在です。

直線に入ってからスムーズに手前を変えてからも頭を上手に使いながら安定感のある走りでまとめました。

最終的には僚馬と併入していますが、自身の走りに集中しながらまとめているのは良かったですし、追えばさらに出し切れそうです。

現状でも問題なく仕上がっています。

バドリナート

バドリナート 12月24日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  54.939.812.8強め
1週前栗東CW(良)⑦98.167.452.437.211.6一杯
前走最終栗東CW(良)83.969.154.138.211.6一杯

今年の萩ステークス(L)を勝利したバドリナートは栗東坂路でハワイアンティアレ(牝4、3勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して僚馬を3馬身半追走する形で強めに追い、全体時計54秒9-上がり1F12秒8の時計で僚馬にクビ差先着しています。

1週前の17日は栗東ウッドでクァンタムウェーブ(牡3、3勝クラス)と併せました。

主戦の坂井騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を2馬身半追走する形で一杯に追われ、7F98秒1-6F82秒2-上がり1F11秒6の時計を記録しましたが僚馬に半馬身の遅れを取っています。

僚馬の内側からの追い切りですが、コーナリングは特に問題なく追えています。馬体も充実しているのも良いでしょう。

直線で手前変えの際に若干バランスを崩すも、そこからはきびきび推した脚取りで気合が付けられました。

外から回ったクァンタムウェーヴには差されていますが、3勝クラスの馬で実績があるのでそこまで気にしなくて良いでしょう。

強く追ったことで最終追い切りまでのさらなる良化に期待したいです。

最終追い切りは坂路で僚馬を置いて強めに追われました。

僚馬を追走する形で追い切りましたが、全体的に体幹の安定した走りを見せています。

最後はハワイアンティアレにクビ差先着しているように、最後まで脚を伸ばせたのも良いでしょう。

ただ、全体時計54秒9はいい時期ほど目立ちませんし、時折ふらつきがあるのも気になりました。

2週続けて強く追っているのでレースまで良化している可能性もありますが、最終追い切り終了時点では及第点といったところです。

フォルテアンジェロ

フォルテアンジェロ 12月24日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦W(良) 68.253.339.012.2馬なり
1週前美浦W(良) 66.451.636.811.1一杯
前走最終美浦W(良)84.168.353.238.511.9馬なり

前走の百日草特別(1勝クラス)で2着入線したフォルテアンジェロは美浦のウッドチップコースでフルール(牝5、3勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬を2馬身追走し、5F68秒2-上がり1F12秒2の時計で僚馬に半馬身先着しています。

1週前の18日は美浦ウッドで単走し、ここは馬場の真ん中から一杯に追って5F66秒4-上がり1F11秒1の自己ベストを記録しています。

道中は単走でしたが、少し頭を前に出しながらもきびきびした脚さばきでコーナーを立ち回りました。

直線に入ってからは少し頭を左右に振る場面もありましたが、すぐに前方に視線を向けると、最後は終い2F12秒0-1F11秒1で鋭い末脚を見せています。

一杯に追われたものとは言え、全体時計66秒4の自己ベストから、終い1F11秒1でキレのある走りができたのは好印象でした。

強く追ったことで更なる良化に期待できるでしょう。

最終追い切りはウッドコースでフルールと併せました。

ここは馬なりでしたが、1週前同様少し頭を低くしながら軽快な脚さばきでまとめています。

直線に入ってからは少し息が入りましたが、しばらくして脚色を伸ばし、最後は僚馬に先着しているのも良いでしょう。

全体的に無駄のない走りでしたし、好感のある動きでした。

いい仕上がりです。

マテンロウゼロ

マテンロウゼロ 12月24日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(重) 70.455.139.011.7直強め
1週前栗東CW(良)84.569.455.140.112.6馬なり
前走最終栗東CW(良)84.869.254.138.611.5馬なり

マテンロウゼロは栗東のウッドチップコースでアーネストアイズ(牝2、未勝利)と併せました。

助手が騎乗して馬場の外目から僚馬を3馬身半追走する形でゴール前仕掛けを行い、5F70秒4-上がり1F11秒7の時計で僚馬にクビ差先着しています。

1週前の17日も栗東ウッドで調教し、ここはチャーチルデュース(牡2、新馬)と併せています。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで僚馬より3馬身半先行し、6F84秒5-上がり1F12秒6の時計を記録しましたが僚馬に1馬身遅れています。

僚馬の内側からの追い切りでしたが、頭を使ってリズムよく追えているものの、馬なりということで踏み込みはそこまで力強くありません。

直線でも外から追ったチャーチルデュースにあっさり交わされており、あまり目立たない内容でした。

最終追い切りも僚馬の内側からの追い切りでしたが、頭の動きが少し大きいです。

直線に入ってからはゴール前仕掛けの指示通り、スピードを上げて先着していますが、そこまで俊敏さはなく、じりじりと伸びている感じです。

全体時計70秒4から1F11秒7もそこまで目立つものではないですし、あまり仕上がり良好という感じはしませんでした。

メイショウハチコウ

メイショウハチコウ 12月24日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  54.439.912.7馬なり
1週前栗東CW(良) 68.353.038.011.7馬なり
前走最終栗東坂路(良)  54.139.612.5馬なり

メイショウハチコウは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計54秒4-上がり1F12秒7の時計で登坂しています。

1週前の17日は栗東ウッドでモズマーヴェリック(牡4、3勝クラス)と併せています。

鮫島良太騎手が追い切りに騎乗(レースでは三浦騎手が騎乗)し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を2馬身追走し、5F68秒3-上がり1F11秒7の時計で僚馬に1馬身先着しています。

僚馬の内側からの追い切りでしたが、少し頭は高くて掛かっている感じがします。

前脚の動きも高くて少し無駄がありますし、道中何度か手前を変えているように、自身の走りに集中できているかというと、微妙でした。

最後はしっかり伸びていますが、もう少し無駄なく立ち回りたいところです。

最終追い切りは坂路で軽く調整していますが、終始右手前で淡々とした走りを見せています。

ウッドから坂路に切り替えた影響もあるのか、ウッド追いと比較すると走りに集中しているのは良いですし、フットワークのある走りでバランスよく登坂しているのも良いでしょう。

1週前追い切りはあまり走りに集中している感じはありませんが、最終追い切りは良くなっていることから、この馬なりに良化の気配が感じられました。

まずまず仕上がっています。

ラヴェニュー

ラヴェニュー 12月24日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  54.839.812.8末強め
1週前栗東CW(良)⑦98.066.151.836.511.2G前仕掛け
前走最終栗東芝(良)81.864.249.735.511.2馬なり

新馬戦で強い競馬を見せたラヴェニューは栗東坂路でジョーカー(牡2、未勝利)と併せました。

助手が騎乗して僚馬を2馬身追走する形で末強めに追い、全体時計54秒8-上がり1F12秒8の時計で僚馬に1馬身先着しています。

1週前の18日は栗東ウッドでジョーカーともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

小崎騎手が追い切りに騎乗(レースでは戸崎騎手が騎乗)し、馬場の外目からジョーカーを7馬身追走する形でゴール前にて仕掛けられ、7F98秒0-6F81秒0-上がり1F11秒2の時計でジョーカーに1馬身半先着しました。

3頭併せの一番内側からの追い切りでしたが、直線入りまでは軽い脚取りでまとめています。

その中で、直線で手前を変えてからは少し脚の回転を引き上げ、最後は終い11秒3-2F11秒2の時計で長くいい脚を引き出しながら、2頭の僚馬を置き去りに走破しました。

全体時計98秒0も自己2番目に速いですし、それでいて終いもいい脚を維持しながらまとめていることから、素質の高さが感じられました。

ラヴェニューは新馬戦を圧勝していますが、この1週前追い切りでも非凡な能力が伺えます。

最終追い切りは坂路でジョーカーと併せています。

ここは末強めの追い切りでしたが、少しハミ受けが悪いものの、脚取り自体はきびきびしており、終盤になってからも僚馬をじりじり捉えて交わし、それでいてさらに脚を伸ばして先着しました。
※ハミ受け:競走馬がジョッキーの手綱からの支持を受け入れてくれる状態のこと

ラヴェニューからしたら出し切りづらかったかもしれませんが、それでも最後まで脚を伸ばして僚馬を交わしているのは良いでしょう。

終いは2F12秒6-1F12秒8の減速ですが、重馬場も影響していると思いますしそこまで心配はいらなさそうです。

1週前追い切りも良かったので、新馬戦からのG1制覇にも期待できそうです。

ロブチェン

ロブチェン 12月24日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(重)  51.536.811.3一杯
1週前栗東CW(良)82.566.452.136.811.0稍一杯
前走最終栗東CW(良)  52.537.611.2馬なり

ロブチェンは栗東のウッドチップコースでレッドレグルス(牡2、新馬)と併せました。

助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬を3馬身半追走し、4F51秒5-上がり1F11秒3の時計で僚馬に2馬身先着しました。

1週前の17日は栗東ウッドでミュージシャン(牡3、2勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行っています。

ここではレースで騎乗する松山騎手が手綱を執り、馬場の真ん中からミュージシャンを2馬身追走する形で稍一杯に追われ、6F82秒5-上がり1F11秒0の自己ベストを記録しましたが、ミュージシャンに半馬身遅れを取りました。

3頭併せの最内から立ち回りましたが、馬具の効果もあるのか、前方に集中しながらはきはきとした脚取りを見せていました。

フォームもいいですし、引き続きこの馬らしい走りはできています。

外の僚馬には遅れをとっていますが、全体時計82秒5の自己ベストを記録しながら終いは2F11秒4-1F11秒0で加速しているように、時計面は優秀でした。

この一追いで更なる良化に期待したいです。

最終追い切りはウッドコースでレッドレグルスと調整しました。

1週前に一杯に追ったのでここは馬なりの4F追いでしたが、脚取りはスムーズで、内から一杯に追われたレッドレグルスを楽に交わして先着できています。

馬体もまとまっていますし、追い出しフォームも良いことから、1週前に強く追った影響が良化という形で現れていました。

いい仕上がりです。

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ホープフルステークス2025追い切り評価ランキング

評価馬名
アーレムアレス
アスクエジンバラ
オルフセン
テーオーアルアイン
フォルテアンジェロ
ラヴェニュー
ロブチェン
アンドゥーリル
ウイナーズナイン
ジャスティンビスタ
ショウナンガルフ
ジーネキング
ノチェセラーダ
ノーウェアマン
バドリナート
メイショウハチコウ
マテンロウゼロ
 
E(測定不能) 
同評価内は50音順になります。

ホープフルステークス2025追い切り映像

ホープフルステークス2025の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。

YouTubeの動画で見たいという方は「JRA公式チャンネル」で12月26日(金曜)の17時に公開されるのでチェックしてみましょう。

ホープフルステークス2025の騎手予想

ホープフルステークス2025で買いたい騎手トップ3を公開しています。

ホープフルステークス2025の最終予想

ホープフルステークス2025の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。

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