
【ホープフルステークス2025予想】本命におすすめしたい3頭+穴馬2頭はこちら!

ホープフルステークス2025のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭、AI予想を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
枠順確定後にホープフルステークス2025予想の最終買い目を発表します!
ホープフルステークス2025の予想ポイント
- オープン以上のレースで馬券に絡んでいた馬がこのレースで勝ち切りやすい
- キャリア2戦で挑む馬の好走率がもっとも高く、キャリア5戦馬【0-0-0-14】は全滅
- 馬券の半数以上がノーザンF生産馬、特に直近5年は5連勝中
- 1人気【7-1-0-2】は単勝率70%・連対率80%、直近3年は10人気以下も馬券に絡んでいる
- 8枠【0-1-0-22】に入った馬は評価を下げたい、その他の枠に大きな差はない
- 前走東スポ杯2歳S、京都2歳S、アイビーS、萩Sだった馬は複勝率30%以上
ホープフルステークス2025予想の最終買い目
枠順確定後、レース前日までにホープフルステークス2025予想の最終買い目を発表します。
ホープフルステークス2025の有力馬3頭
ホープフルステークスはこれまで数多くのG1馬を輩出し、現在では来年に向けた登竜門として機能しています。
最初に、今年の出走馬の中から実績上位の有力馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
アンドゥーリル
- アイビーS (L) 2025年
アイビーステークスを制したアンドゥーリルが中心となりそうです。
新馬戦こそ惜しい2着でしたが、続く未勝利戦は中京芝1,600mの舞台で、中団で単騎気味に脚を溜めながら直線では大外から仕掛け、上がり最速34秒3+1分33秒2の好時計で独走しました。
下したレディーゴールやルートサーティーンも未勝利戦を勝ち上がっていますが、そのレディーゴールに5馬身差で非凡な力を見せています。
前走のアイビーステークスは7頭立てのレースで、スタートを決めて先頭に立とうとしましたが、他馬に先を譲って2番手単騎を確保します。
道中は単騎の逃げ馬を見るように、脚を溜めつつ、直線ではじりじり逃げ馬を詰めると、残り200mで逃げ馬を交わしてそのまま押し切りました。
中団で息を入れながらも終い3F勝負ですが、終いも1F11秒2のラップで最後まで伸びており、力のある走りができました。
走破時計1分46秒8も良いですし、要所で器用に加速できたのも良いでしょう。
今回は勝利実績のない右回りが舞台となりますが、新馬戦が阪神で惜しい2着なので対応できないわけではありません。
前走アイビーステークスはスムーズな動きにくわえて好時計で勝利していますし、器用な競馬は中山の舞台でもかみ合いそうです。
鞍上の川田騎手も2020年にダノンザキッドとのコンビで勝利しています。
初めての中山でも力を出し切れるようでしたら、上位争いに食い込めるのではないでしょうか。
ショウナンガルフ
- 札幌2歳S (G3) 2025年
2戦2勝でレースに挑むショウナンガルフは今年の札幌2歳ステークスの勝ち馬です。
この2戦はどちらも北海道の芝1,800mで行われましたが、新馬戦は稍重の函館芝1,800mの舞台で、道中2番手で競馬しながら3~4コーナーで逃げ馬と並走する形で先頭に立ち、直線では独走態勢で勝利しました。
他馬を圧倒しましたが、6頭立てで出し切りやすく、相手関係を見てもダートで勝利したヴンダーバールくらいしか手ごわい相手はおらず、相手は楽でした。
前走の札幌2歳ステークスは1番人気に支持され、それに応えて勝利しました。
ここは4枠4番からまずまずのスタートを決めましたが、中団に控えます。
道中は中団よりも後ろからの競馬でしたが、残り600mを過ぎたあたりで大外ぶん回しの競馬で押し上げ、直線ではじりじり脚を伸ばしつつ、ラストでも脚を伸ばして逃げたジーネキングを交わして勝利しました。
タイトな舞台で距離ロスもありながら、最後までしっかり脚を伸ばして勝利できたのは良く、着差以上の強い競馬といえるでしょう。
今回は久々となりますが、前走札幌2歳ステークスは強い走りで、しかも直線の短い札幌で出し切れているので同じく直線の短い中山でもかみ合いそうです。
ただ、この2戦はどちらもタフな舞台で結果を残しているので、時計勝負でどこまでやれるか正直分かりません。
また、休み明け+前走札幌2歳ステークス組は過去10年で5頭すべてが全滅しているのも気になります。
課題は少なくありませんが、それでも前走競馬は強かったので、状態次第で一発があってもおかしくないでしょう。
ラヴェニュー
- 2歳新馬 2025年
新馬戦を圧勝したラヴェニューも注目候補です。
新馬戦は11月上旬の東京競馬芝1,800mで行われました。
晴れの良馬場で、13頭立ての7枠10番からスタートを切って逃げ馬の外目2番手を付け、直線残り400mくらいでじりじりと先頭に立つと、残り200mでさらに加速して2着馬に5馬身差の圧勝でした。
道中逃げ馬をマークするように競馬しながら、直線でじりじり脚を伸ばし、ラスト1Fでさらに伸びており、余裕のある勝ちっぷりでした。
全体のペースはスローですが、終い5Fから1F11秒台半ばの速いペースを刻みつつ、残り2F11秒3-1F11秒2で最後まで加速ラップでまとめているのも良く、スタミナを活かした走りができていました。
今回はキャリア2戦目でホープフルステークスに参戦しますが、新馬戦がいい内容なのでチャンスはあるでしょう。
距離延長も問題なさそうですし、クセの強い中山の舞台がかみ合えば善戦にも期待できそうです。
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ホープフルステークス2025の穴馬2頭
過去3開催のホープフルステークスでは、毎年二桁人気の馬が1頭馬券に絡んでいました。
1番人気の好走が目立つ半面、大穴の台頭にも警戒したいです。
ここからは、配当妙味に期待できそうな2頭の穴馬にスポットを当ててみます。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
フォルテアンジェロ
- 2歳新馬 2025年
前走のヒャクニチソウ特別で2着のフォルテアンジェロも面白そうです。
新馬戦は秋の中山芝1,800mで、ここは中団で身構えながら上がり33秒9の末脚で勝利しました。
道中5番手くらいの位置で馬場の内目から脚を溜めつつ、直線では馬群の中を突っ込むようにキレのある脚を使って好走しました。
使える脚はそこまで長くなさそうでしたが、坂のある舞台でしっかり加速して押し切っており、パワーのある走りができています。
続く百日草特別は5頭立ての競馬で2着でした。
2枠2番から好発を切って縦長の3番手を短期で追走します。
前2頭が大きなリードを取りましたが、3番手から直線に入るとじりじり脚を伸ばしてリードを付け、最後は2番まで上がりましたが道中2番手で競馬していたアッカンを捉えることはできませんでした。
少頭数の縦長の展開でしたが、終い5Fからが1F11秒台後半(3Fのみ11秒3)のペースで早い位置からのロングスプリントとなり、スタミナが求められる中で最後までじりじり脚を使えたのは悪くありません。
敗因は最初の位置取りだと思うので、もう少し前目で競馬していたら結果は変わっていたと思います。
これまで芝2,000mと中山コースで上位争いしていることから、今回の中山芝2,000mも合う可能性は高いです。
瞬発性も持続性もいける上、中山適性も証明しているので、自身の末脚で激走してほしいです。
アスクエジンバラ
- コスモス賞 (OP) 2025年
今年のコスモス賞を制し、前走の京都2歳ステークスでも2着入りしたアスクエジンバラも参戦します。
先行競馬を得意としており、3走前のコスモス賞は8頭立ての大外8番から発走し、各馬の外目2番手くらいの位置で落ち着くと、3~4コーナーで早めに先頭に立つと、後続が迫ろうとするものの寄せ付けず、直線でもセーフティリードをキープしながら押し切りました。
各馬の外目から最後まで寄せ付けない走りで、力強い走りができました。
前走の京都2歳ステークスでも2着入りしています。
3枠3番から好スタートを決めましたが、外の馬を先に活かせて馬場の内目5番手に位置づけ、道中ラチ沿いから脚を溜め、直線では外に持ち出すと残り200mあたりで一気に加速しました。
大外から一気に伸びた伏兵ジャスティンビスタには交わされましたが、それでも人気以上の走りで2着入りし、オープンクラスを制した時のような実力を発揮しています。
今回は大舞台へ順調に駒を進めましたが、過去のレースを見るとツーターンコースの方が合うタイプなので今回もチャンスはあるでしょう。
脚質的にも先行から差しまで幅広いですし、最後までしぶとく脚を伸ばせるのも強みです。
キャリア5戦馬は好走事例がありませんが、コスモス賞や京都2歳ステークスはいい走りだったので、岩田康誠騎手の手腕に期待したいです。
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ここからはホープフルステークスの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
ホープフルステークス2025の概要
ホープフルステークスは中山競馬場で開催される芝2,000mの2歳馬限定G1です。
レース名の【ホープフル】とは、「希望に満ちた」や「望みを持つ」という意味で、未来のホープを選定する意味が込められています。
創設は1984年で、当初は「ラジオたんぱ3歳ステークス」という名称で創設されましたが、何度か名前を変えたのち、2014年に現在のホープフルステークスに変更しました。
ホープフルステークス変更後はG2でしたが、2017年にG1に昇格し、併せて有馬記念の翌週開催が発表されました。
発表当初、これまでは有馬記念が中央競馬における一年の総決算だったので多くの人が反発しました。
しかし、G1昇格後、コントレイルが無敗三冠を成し遂げ、サートゥルナーリアやクロワデュノールがクラシックレースを制覇、牝馬のレガレイラは翌年の有馬記念を制すなど、将来のビッグレースを制する馬が多数参戦しています。
これらの活躍馬の影響もあるのか、いまではホープフルステークスが締めのレースとして定着しています。
なお、今年に関してはカレンダーの関係で、有馬記念の前日に開催されます。
有馬記念=総決算と考えている方からしたら朗報といえるでしょう。
今年も中距離適性に見込みがある馬が多数集結しました。
今年最後の2歳G1。
馬が翌年以降のクラシックの希望となる馬は、果たしてどの馬でしょうか?!
うましるではG2で行われた2015~2016年度も含めた過去10年のホープフルステークスのデータをまとめています。
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ホープフルステークス2025の開催内容
| 開催日 | 12月27日(土曜) 15:45発走 |
| 開催競馬場 | 中山競馬場 11R |
| 格付け | G1 |
| コース | 芝2,000m |
| 性齢 | 2歳 |
| 斤量 | 馬齢 |
| 1着賞金 | 7000万円 |

ホープフルステークス2025が開催される中山の芝2,000mの特徴

| ホープフルステークスのタイム | |
| 平均タイム (過去10年) | 2:02.4 |
| レコードタイム | 2:00.2 (2023年 レガレイラ) |
ホープフルステークスが開催される中山の芝2,000mはクラシック初戦に指定されている皐月賞と全く同じコースです。
スタート地点は4コーナー奥にあるポケットで、芝1,800mのスタート地点を200m後方に位置下げたところにあります。
スタートから最初の1コーナーまでの距離は約405mで、直線半ばから2コーナーにかけて長くて勾配のある上り傾斜を駆け上がります。
中山は小回りコースに区分されているため内を確保したほうが有利になりやすく、最初のコーナーにかけてポジション争いは起きやすいです。
ただし、1~2コーナーは小回りなのでコーナーに差し掛かるとペースは落ち着きます。
2コーナーに入ると長く続いた上り坂のてっぺんに入り、そこからはこれまで駆け上がった分の下り傾斜を駆け降ります。
この下り傾斜のため、早い段階からペースアップしやすいです。
また、この下り傾斜は向こう正面半ばまで続き、そこをすぎるとようやくフラットな道になります。
3~4コーナーにはスパイラルカーブが設けられておりカーブがきついです。
そして、3コーナーの終わり付近にラスト3ハロン標識が立っています。
最後の直線は約310mでスタート直後に駆け上がった急坂が再び立ちはだかります。
この坂を上り切った先に栄光のゴールが立っています。
中山芝2,000mは序盤のコーナーや全競馬場でもトップクラスといえる起伏の激しさのため、消耗しやすいです。
そのため、ほかの競馬場における芝2,000mのコースよりもスタミナが求められます。
また、冬時期の中山は時計がかかりやすいです。
上り傾斜が多いことから、パワーのある馬も台頭しやすくなっています。

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ホープフルステークス2025の出走馬
| 馬名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 |
| アーレムアレス | 牡2 | 56.0 | 菱田裕二 |
| アスクエジンバラ | 牡2 | 56.0 | 岩田康誠 |
| アンドゥーリル | 牡2 | 56.0 | 川田将雅 |
| ウイナーズナイン | 牡2 | 56.0 | 西村淳也 |
| オルフセン | 牡2 | 56.0 | 岩田望来 |
| カフジエメンタール | 牡2 | 56.0 | 未定 |
| ショウナンガルフ | 牡2 | 56.0 | 池添謙一 |
| ジーネキング | 牡2 | 56.0 | 斎藤新 |
| ジャスティンビスタ | 牡2 | 56.0 | 北村友一 |
| ダノンヒストリー | 牡2 | 56.0 | 未定 |
| テーオーアルアイン | 牡2 | 56.0 | 未定 |
| ノーウェアマン | 牡2 | 56.0 | 木幡巧也 |
| ノチェセラーダ | 牡2 | 56.0 | A.プーシャン |
| バドリナート | 牡2 | 56.0 | 坂井瑠星 |
| フォルテアンジェロ | 牡2 | 56.0 | T.マーカンド |
| マテンロウゼロ | 牡2 | 56.0 | 横山典弘 |
| メイショウハチコウ | 牡2 | 56.0 | 未定 |
| ラヴェニュー | 牡2 | 56.0 | 戸崎圭太 |
| ロブチェン | 牡2 | 56.0 | 松山弘平 |
ホープフルステークスの過去10年のデータと傾向
| 年 馬場 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
| 2024 良 | 1 | 6 | クロワデュノール | 1 | 東スポ杯2歳ステークス(G2) | 1 |
| 2 | 1 | ジョバンニ | 6 | 京都2歳ステークス(G3) | 2 | |
| 3 | 11 | ファウストラーゼン | 17 | 未勝利 | 1 | |
| 2023 良 | 1 | 13 | レガレイラ | 1 | アイビーステークス(L) | 3 |
| 2 | 6 | シンエンペラー | 2 | 京都2歳ステークス(G3) | 1 | |
| 3 | 5 | サンライズジパング | 13 | カトレアステークス(OP) | 15 | |
| 2022 良 | 1 | 11 | ドゥラエレーデ | 14 | 東スポ杯2歳ステークス(G2) | 4 |
| 2 | 8 | トップナイフ | 7 | 京都2歳ステークス(G3) | 2 | |
| 3 | 15 | キングズレイン | 6 | 百日草特別(1勝) | 1 | |
| 2021 良 | 1 | 5 | キラーアビリティ | 2 | 萩ステークス(L) | 2 |
| 2 | 8 | ジャスティンパレス | 4 | 黄菊賞(1勝) | 1 | |
| 3 | 3 | ラーグルフ | 8 | 芙蓉ステークス(OP) | 1 | |
| 2020 良 | 1 | 10 | ダノンザキッド | 1 | 東スポ杯2歳ステークス(G3) | 1 |
| 2 | 1 | オーソクレース | 3 | アイビーステークス(L) | 1 | |
| 3 | 2 | ヨーホーレイク | 4 | 紫菊賞(1勝) | 1 | |
| 2019 良 | 1 | 2 | コントレイル | 1 | 東スポ杯2歳ステークス(G3) | 1 |
| 2 | 5 | ヴェルトライゼンデ | 3 | 萩ステークス(L) | 1 | |
| 3 | 7 | ワーケア | 2 | アイビーステークス(L) | 1 | |
| 2018 良 | 1 | 5 | サートゥルナーリア | 1 | 萩ステークス(OP) | 1 |
| 2 | 8 | アドマイヤジャスタ | 2 | 紫菊賞(500万) | 1 | |
| 3 | 1 | ニシノデイジー | 3 | 東スポ杯2歳ステークス(G3) | 1 | |
| 2017 良 | 1 | 7 | タイムフライヤー | 1 | 京都2歳ステークス(G3) | 2 |
| 2 | 15 | ジャンダルム | 4 | デイリー杯2歳ステークス(G2) | 1 | |
| 3 | 13 | ステイフーリッシュ | 8 | 新馬 | 1 | |
| 2016 良 | 1 | 2 | レイデオロ | 1 | 葉牡丹賞(500万) | 1 |
| 2 | 11 | マイネルスフェーン | 8 | 未勝利 | 1 | |
| 3 | 6 | グローブシアター | 2 | 新馬 | 1 | |
| 2015 良 | 1 | 6 | ハートレー | 3 | 新馬 | 1 |
| 2 | 9 | ロードクエスト | 1 | 新潟2歳ステークス(G3) | 1 | |
| 3 | 8 | バティスティーニ | 2 | 黄菊賞(500万) | 1 |
【実績】G1昇級後の勝ち馬7頭がこれまでにオープン以上のレースで馬券に絡んでいた
| 年度 | グレード | 勝ち馬 | 主なオープン実績 |
| 2024 | G1 | クロワデュノール | 東スポ杯2歳S(G2)/1着 |
| 2023 | G1 | レガレイラ | アイビーS(L)/3着 |
| 2022 | G1 | ドゥラエレーデ | なし |
| 2021 | G1 | キラーアビリティ | 萩S(L)/2着 |
| 2020 | G1 | ダノンザキッド | 東スポ杯2歳S(G2)/1着 |
| 2019 | G1 | コントレイル | 東スポ杯2歳S(G2)/1着 |
| 2018 | G1 | サートゥルナーリア | 萩S(L)/1着 |
| 2017 | G1 | タイムフライヤー | 京都2歳S(G3)/2着 |
| 2016 | G2 | レイデオロ | なし |
| 2015 | G2 | ハートレー | なし |
過去10年のホープフルステークスの勝ち馬7頭がこれまでにオープン以上のレースで馬券に絡んでいました。
好走した馬をもう少し見てみると、7頭は全てG1昇級後のものでした。
ホープフルステークスはG1昇級してから8開催されていますが、2022年の勝ち馬ドゥラエレーデを除いた7頭がオープンクラス以上のレースで結果を残していました。
勝ち馬を探す際はオープン実績に注目したいです。
今年の出走登録馬の中でオープン以上の実績がある馬は7頭いました。(かっこは主な実績)
【キャリア】2戦馬〇、5戦馬×
| キャリア | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 1戦 | 【1-0-2-16】 | 5.3% | 5.3% | 15.8% |
| 2戦 | 【6-6-4-43】 | 10.2% | 20.3% | 27.1% |
| 3戦 | 【1-2-2-30】 | 2.9% | 8.6% | 14.3% |
| 4戦 | 【2-0-2-16】 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
| 5戦 | 【0-0-0-14】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年のホープフルステークスで馬券に絡んだ16頭がキャリア2戦馬でした。
この時期の2歳馬は1戦馬から5戦以上の馬まで、さまざまなキャリアを重ねた馬が出走していますが、馬券全体の半数以上を2戦馬が占めています。
表の好走率を見ても2戦馬がもっとも好走率は高いです。
一方で、キャリア5戦馬はこれまで14頭が出走したものの、すべて着外に敗れています。
ホープフルステークスはキャリアが好走率に影響するレースなので、過去の戦績にも注目したいです。
今年の出走登録馬の中でキャリア2戦馬は6頭、5戦馬は1頭いました。
【生産者】5年連続勝利しているノーザンファーム生産馬
| 生産者 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| ノーザンF | 【8-4-5-28】 | 17.8% | 26.7% | 37.8% |
| 社台CP白老F | 【1-0-0-1】 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
| タイヘイ牧場 | 【0-1-0-1】 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
| 社台F | 【0-0-1-17】 | 0.0% | 0.0% | 5.6% |
| 笠松牧場 | 【0-0-0-2】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| レイクヴィラF | 【0-0-0-2】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年のホープフルステークスで馬券に絡んだ17頭がノーザンファーム生産馬でした。
ノーザンファーム生産馬はクラシックホースの育成に定評がある生産者ですが、未来のホープを選定するこのホープフルステークスでも結果を残しています。
特に2020年以降の5開催はすべてノーザンファーム生産馬が勝利し、5連勝中です。
勝ち馬を探す際は生産者にも注目したいです。
今年の出走登録馬の中でノーザンファーム生産馬は6頭いました。
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ホープフルステークスの過去10年の人気別成績
| 人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 1番人気 | 【7-1-0-2】 | 70.0% | 80.0% | 80.0% |
| 2番人気 | 【1-2-3-4】 | 10.0% | 30.0% | 60.0% |
| 3番人気 | 【1-2-1-6】 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
| 4番人気 | 【0-2-1-7】 | 0.0% | 20.0% | 30.0% |
| 5番人気 | 【0-0-0-10】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 6~9番人気 | 【0-3-3-34】 | 0.0% | 7.5% | 15.0% |
| 10番人気以下 | 【1-0-2-58】 | 1.6% | 1.6% | 4.9% |
安定感が非常に高い1番人気
過去10年のホープフルステークスで1番人気は【7-1-0-2】でした。
勝率70%、連対率80%は非常に安定しています。
2021年と2022年は2年続けて1番人気が着外に敗れましたが、その後は1番人気に支持されたレガレイラとクロワデュノールが強い競馬で勝利していることから、再び巻き返しています。
1番人気は1着軸としても相手候補としても優秀なので、該当する馬は抑えたいです。
3年連続二桁人気が激走している
直近3開催のホープフルステークスでは1頭以上二桁人気の馬が激走していました。
この3頭のために、この3開催は高配当が飛び出しています。
いずれも共通点はほとんど見当たりませんが、最終コーナーを5番手以内で通過していたので、穴馬を探す際は終盤で前に行きそうな馬も予想したいです。
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ホープフルステークスの過去10年の枠番別成績
| 枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 1枠 | 【0-2-1-10】 | 0.0% | 15.4% | 23.1% |
| 2枠 | 【2-0-2-12】 | 12.5% | 12.5% | 25.0% |
| 3枠 | 【2-1-1-13】 | 11.8% | 17.6% | 23.5% |
| 4枠 | 【2-2-1-15】 | 10.0% | 20.0% | 25.0% |
| 5枠 | 【1-1-1-16】 | 5.3% | 10.5% | 15.8% |
| 6枠 | 【2-2-2-14】 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
| 7枠 | 【1-1-2-19】 | 4.3% | 8.7% | 17.4% |
| 8枠 | 【0-1-0-22】 | 0.0% | 4.3% | 4.3% |
8枠の好走はジャンダルム以降、出ていない
過去10年のホープフルステークスの好走馬を枠順別に見てみると、全体的に大きな差はありません。
ただし、8枠のみは【0-1-0-22】と苦戦しており、好走したのは2017年のジャンダルムのみとなっています。
2022年のミッキーカプチーノのように、1番人気に支持された馬が崩れるケースもあることから、ホープフルステークスにおける8枠は死に枠といえるでしょう。
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ホープフルステークスの過去10年の前走レース別成績
| 前走レース | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 東スポ杯2歳S(G2) | 【4-0-1-11】 | 25.0% | 25.0% | 31.3% |
| 京都2歳S(G3) | 【1-3-0-11】 | 6.7% | 26.7% | 26.7% |
| 札幌2歳S(G3) | 【0-0-0-5】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| アイビーS(L) | 【1-1-1-3】 | 16.7% | 33.3% | 50.0% |
| 萩S(L) | 【2-1-0-4】 | 28.6% | 42.9% | 42.9% |
| 1勝クラス | 【1-2-3-33】 | 2.6% | 7.7% | 15.4% |
| 未勝利 | 【0-1-1-24】 | 0.0% | 3.8% | 7.7% |
| 新馬 | 【1-0-2-16】 | 5.3% | 5.3% | 15.8% |
複勝率が30%を超えている4つのレースに注目したい
過去10年のホープフルステークスの好走馬を前走レース別に見てみると、複勝率が30%を超えていたのは以下の4つのレースでした。
・東京スポーツ杯2歳ステークス
・京都2歳ステークス
・アイビーステークス
・萩ステークス
いずれもオープン以上のレースですが、強い相手とレースした馬ほど好走傾向にありました。
馬券予想の際は前走レースにも注目したいです。
今年の出走登録馬の中で、前走が上記4つのレースだった馬は6頭いました。
G1昇級後は未勝利戦&新馬組の好走は減った
過去10年のホープフルステークスで馬券に絡んだ5頭が前走新馬もしくは未勝利戦から挑んでいました。
好走数はまずまずですが、好走率は高くありません。
また、前走新馬もしくは未勝利で好走した5頭のうちの3頭が2015年と2016年の2開催から出ており、G1に昇格した2017年以降の8開催は2頭しか馬券に絡んでいません。
グレードが上がったことで、未勝利戦と新馬戦から挑む馬は好走が厳しくなりました。
前走未勝利もしくは新馬戦の馬は評価を落としたいです。
今年の出走登録馬の中で前走未勝利戦の馬は5頭、前走新馬の馬は3頭いました。
ホープフルステークス2025全頭考察
ホープフルステークスは今年最後の2歳馬限定G1ということで、毎年出走資格のある馬が多数参戦しています。
ここからは、冒頭で紹介しきれなかった残りの出走登録馬を紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
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アーレムアレス
- 2歳新馬 2025年
アーレムアレスは前走の黄菊賞で2着入線した馬です。
8頭立てのレースで、道中は前から7頭目、内の馬を見るように構え、3~4コーナーでは大外に回しながら進出し、直線も大外一気でしたが、すぐ前にいたノチェセラーダは捉えきれませんでした。
スローからのキレ勝負だったので出し切りやすい展開でしたが、道中は外に膨らみながらの競馬で、操縦性は少し難しそうです。
その前の札幌2歳ステークスは大きく出遅れて最後方となりながら、向こう正面で早めにまくりを開始して大外ぶん回しとなり、直線でもじりじり脚を伸ばして4着です。
大きく出遅れながらも早い位置からまくりを掛けて最後まで追い上げており、ここは敗れて強しといえる内容でした。
この2戦はどちらも大外ぶん回しのため、小回りで立ち回りが求められる中山コースで合うかどうかは難しいです。
ただ、札幌2歳ステークスの出遅れは前走黄菊賞を見る限り改善されていますし、良化の気配も見られました。
昨年のファウストラーゼンのような早めの競馬ができれば長く脚を活かせられそうです。
ウイナーズナイン
- 芙蓉ステークス (OP) 2025年
ウイナーズナインは今年の芙蓉ステークスの勝ち馬で、芙蓉ステークスは5~6番手の位置を付けつつ、残り600mあたりで仕掛け、じりじり脚を伸ばして僅差の勝利でした。
スローからの上がり3F勝負で瞬発力が問われる展開でしたが、すぐに加速せず、残り200mあたりで伸びています。
芙蓉ステークスが今回と同じ中山芝2,000mだったので、そういう意味では適性は期待できそうです。
ただ、芙蓉ステークスで下した馬は現時点で勝利していないことから、相手が楽だったのも事実です。
前走の京都2歳ステークスは8枠11番からスタートを決めたものの、内の馬が積極的に前に行ったので中団よりも後ろの位置となります。
3コーナー辺りで6番手くらいの位置に押しあげていましたが、直線では少し膨らみながら仕掛けたものの、あまりキレはなく、外のジャスティンビスタやアスクエジンバラに交わされて6着でした。
大外で難しい展開でしたが、それでも伸びを見せずに沈んでおり、力負けという感じがします。
勝利した2戦がどちらも芝2,000mなので距離適性は問題ありませんが、芙蓉ステークスのレベルと、京都2歳ステークスの敗因は気になります。
ポテンシャル不足な感じがするので、現状手は出さないつもりでいます。
オルフセン
- 2歳未勝利 2025年
オルフセンは前走未勝利戦の勝ち馬です。
デビューは今年の10月下旬で、新馬戦は超スローからの上がり3F勝負で後方から脚を伸ばしましたが、馬群の中を抜け出すのに時間がかかって3着です。
馬群に突っ込む形となったのでその時点で苦しい展開でしたが、抜け出してからの伸びは悪くありませんでした。
続く未勝利戦は新馬戦同様東京芝2,000mの舞台で、ここは4枠4番から飛び出すようにスタートし、インコースの中目に落ち着きつつ、直線は馬群が壁になって少し抜け出しを待つ展開ですが、抜け出してからはじりじり脚を伸ばして勝利しました。
ここも前が壁となりましたが、前が空いてからはしっかり伸びており、反応は良いです。
終いの伸びは悪くありませんが、この2戦はどちらもスローからの決め手勝負だったので、出し切りやすい展開だったのも事実です。
今回は初めての中山となるので、東京コースとは違った適性が求められます。
この2戦もそこまで目立つ内容ではないので、重い印は現状考えていません。
ジャスティンビスタ
- 京都2歳S (G3) 2025年
前走の京都2歳ステークスは9番人気ながらも大外から差し切り勝利をつかんだのがジャスティンビスタです。
新馬戦は京都芝1,800mの舞台で、ここは2番手の位置で競馬しながら最後まで直線入りで先頭に立つと、すぐにタイムレスフレアーが並びかけるものの、最後突き放して勝利しています。
前走の京都2歳ステークスは9番人気で全く人気がありませんでしたが、直線では外目から長く脚を伸ばして勝利しました。
新馬戦と京都2歳ステークスを見ると、どちらも異なる脚質ながらも勝ち切れているのは大きな収穫といえるでしょう。
特に京都2歳ステークスは直線で北村友一騎手鞭を入れてからの反応も良かったので、競馬センスもありそうでした。
右回りコースも近2戦で結果を残していますし、どの位置からでもある程度パフォーマンスを引き上げられるので、かみ合えばここでも善戦可能かもしれません。
ジーネキング
- 2歳未勝利 2025年
前走の札幌2歳ステークスで惜しい2着だったジーネキングも再び参戦します。
逃げの競馬を得意としており、初勝利までに3戦かかりました。
初めての勝利は前々走の新潟芝1,800mで開催された未勝利戦で道中スローに落としながら、終い3F34秒4の末脚で逃げ切りました。
2着馬に差を付けての勝利でしたが、超スローからの上がり3F勝負だったので、展開は楽でした。
ジーネキングのベストバウトは前走の札幌2歳ステークスで、ここは10番人気の低評価でしたが、最内1枠から幸先よくスタートを決め、枠の利を活かして逃げを打つと、直線でも後続を突き放して押し切ろうとしましたが、大外一気からショウナンガルフが差し切って惜しい2着でした。
超スローに落としながら最後まで突き抜けようとしましたが、勝ったショウナンガルフは強すぎたので、負けて強しでした。併せて、斎藤騎手の立ち回りも良かったです。
今回は久々となりますが、前走はスローに落としながら勝利を掴もうとし、かみ合えば力を発揮できました。
ただ、それでロスのある立ち回りで差してきたショウナンガルフには敗れているように、今回の面子の中で実力上位かというと微妙です。
逃げ候補も多数いるので、前走札幌2歳ステークスのようにかみ合うかというと少し難しいかもしれません。
ダノンヒストリー
- 2歳新馬 2025年
ダノンヒストリーは兄姉にダノンヒストリーやボンドガールがいる良血馬です。
新馬戦は逃げの競馬を打って圧勝し、前走東京スポーツ杯2歳ステークスでも1番人気に支持されました。
ただ、東京スポーツ杯2歳ステークスは休み明けも影響したのか、ゲート出遅れて後方からとなりました。
著戦では外目から追い込みましたが、じりじり脚を伸ばすもののそこまで切れずに6着です。
ここは出遅れて後ろになったのもつらいですが、直線でも思った以上に切れることなく沈んでおり、全体的に物足りない競馬でした。
一回使って良化の可能性もありますが、ここは空いても強力ですし、中山も初めてということで課題の方が目立ちます。
大きな上積みがなければ善戦は厳しいでしょう。
テーオーアルアイン
- 2歳未勝利 2025年
キャリア4戦で初勝利を掴んだテーオーアルアインはアルアイン産駒の2歳馬です。
デビュー2戦目は4着まででしたが、距離を伸ばした前々走の未勝利戦は芝1,800mの舞台で2着入りしました。
中距離が適していたのか、前走阪神芝1,800mの舞台でも好発を切って2番手で競馬しながら、3~4コーナーで早めに先頭に立ち、直線入りで先頭に立つと、早めに後続を突き放して粘り込みを図り、終いは減速しましたがセーフティリードを確保していたのでそのまま押し切りました。
終い2F11秒6-1F12秒6なので少し苦しい展開だったものの、後続と距離を置いていたので無事に勝利しています。
ただ、ラップを見ると最速が3F11秒2なので使える脚はそこまでなさそうでした。
今回は距離がさらに伸びますし、直線の坂を2度駆け上がる舞台です。
距離以上にスタミナも問われるので、前走内容を見る限りは、少し距離が厳しいかもしれないです。
ノチェセラーダ
- 黄菊賞 (1勝クラス) 2025年
ノチェセラーダは北海道の競馬場で結果を残し、前走黄菊賞も勝利しています。
新馬戦こそ今回出走しているアーレムアレスに完敗でしたが、続く未勝利戦を勝利し、前走黄菊賞では新馬戦で敗れたアーレムアレスに先着しています。
黄菊賞は8枠2番からの発走でスタートはまずまずでしたが、無理に前を切らずに4~5番手を付けます。2コーナーで大きく外に膨らむようになりましたが、少し押し上げて2番手くらいの位置を付けると、直線でも大きく膨らみながら馬場の外目より脚を伸ばして押し切りました。
最後まで伸びているのはいいですが、コーナーワークは大きく膨らんでいるので、立ち回りは正直上手ではありません。
今回は全競馬場の中でも特に癖の強い中山が舞台です。
立ち回りが下手だと最悪ランドオブリバティのような競馬になるリスクもありそうで、そういう意味では舞台適性は懐疑的です。
能力はありそうですが、立ち回りは良くないので、クセの強い中山で出し切れるかというと、少し難しいように感じます。
ノーウェアマン
- 2歳未勝利 2025年
ノーウェアマンは前走東京芝1,800mのレースを逃げて勝利しました。
前走は9頭立ての大外9番から幸先よくスタートを決めると、積極的に先頭に立ち、ペースを落としつつ最後も上がり3F勝負に持ち込み勝利しました。
全体のペースはミドルですが、+0.8なので実質スローからの上がり勝負です。
無事に勝利していますが、終いは2F11秒5から1F11秒7なので、使える脚はそこまで長くありませんでした。
下した相手もそこまで手ごわくありませんでしたし、ここは相手に恵まれた印象です。
ノーウェアマンのパフォーマンスもそこまで目立たないことから、相手が強化される今回、上位争いは容易ではないでしょう。
バドリナート
- 萩ステークス (L) 2025年
前走の萩ステークスを制したバドリナートは3戦すべてで連対している馬です。
新馬戦こそマイルの舞台で2着でしたが、距離延長した未勝利戦では2着のメイショウナルカミに4馬身差の圧勝でした。
スローからの上がり勝負を押し切った形で終いも減速ラップ、加えて5頭立てで出し切りやすい展開でしたが、下した4頭がその後も堅実に馬券に絡んでいるので、相手は弱くなさそうです。
前走の萩ステークスは8頭立てのレースでしたが、ここは5枠から発走して2~3番手で先行しつつ、残り3Fでじりじり脚を伸ばして押し切りました。
2着馬に1馬身差でしっかり勝ち切っていますし、堅実に結果を残しています。
今回は初めての重賞戦ですが、2走前の未勝利戦で芝2,000mの舞台を押し切っているので距離は問題ないでしょう。
データ面でも萩ステークス組の好走率は高いですし、中距離で良さが出ているのでかみ合えばチャンスはあるかもしれません。
マテンロウゼロ
- 2歳未勝利 2025年
マテンロウゼロは前走未勝利戦の勝ち馬です。
デビューから2戦は芝2,000mの舞台で敗れましたが、前走阪神芝2,000mで開催された未勝利戦では中団に身を置きながら、終いは上がり最速33秒9の末脚を使って勝利しました。
初めての阪神でしたが、スロー4F勝負でしっかり脚を使って押し切っています。
ただ、前半1,000mが63秒4の超スローだったので、末脚有利の展開だったのも否定できません。
右回りで結果を残しているという意味では、今回の中山の舞台もかみ合いそうですが、勝利した未勝利戦の走破時計2分2秒0も時計が出やすい日を考えると特に目立ちませんでした。
相手が強いと思うので、ここは様子を見たいです。
メイショウハチコウ
- 2歳新馬 2025年
メイショウハチコウは9月半ばに開催された中山芝2,000mの新馬戦の勝ち馬です。
この日の中山はやや重馬場でしたが、9頭立てで6枠から発走し、3番手の位置を付けながら直線では前のロミオを交わして勝利しています。
無事にデビュー戦を制していますが、1,000m通過が63秒8、上がり最速が3Fの11秒4でそこからは減速ラップなので、あまり目立ちません。
下した7頭のその後を見ても、芝レースを勝利した馬はいないことから、相手は楽だった可能性が高いです。
今回は久々ですし、この時期の中山は良馬場なら時計が出るので、適性も読めません。
新馬戦も決して目立ったパフォーマンスではないので、ここは様子を見たいです。
ロブチェン
- 2歳新馬 2025年
ロブチェンは京都芝2,000mの新馬戦を逃げ切った馬です。
この日の京都は重馬場で一日時計が降っていました。
時計のかかる条件下でデビューしましたが、4枠から好スタートを切って先頭に立つと、1,000mを64秒5のスローで通過し、残り3Fまでゆったりしたペースに持ち込み、残り2Fから加速して押し切りました。
ぎりぎりまでペースを落としてから差し脚を伸ばしており、他馬を再び突き放して強い競馬でした。
ぎりぎりまで溜めたのも好走の要因ですが、促されてから終い2Fの動きは良いですし、タフな馬場で出し切れているように、パワーもありそうです。
重馬場しか経験していないので、良馬場でどこまでやれるか分かりませんが、急坂2回の中山とは意外とかみ合うかもしれません。
ただ、高速馬場適性は未知数なので、できることならタフ馬場でレースに挑みたいです。
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ホープフルステークス2025予想AI
更新後にホープフルステークス2025のAI予想を追記いたします。
ホープフルステークス2025の騎手予想
更新後に追記いたします。
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ホープフルステークス2025追い切り評価
金曜日に更新予定になります。
以上になります。
ホープフルステークスの予想の参考にしてみてください!

