【ヴィクトリアマイル2022予想】前走1着馬はなんと優勝ゼロ!
ヴィクトリアマイル2022の注目馬3頭、穴馬2頭を公開しています。
コースの特徴や競走馬の血統、過去10年のデータから予想していきます!
枠順確定後にヴィクトリアマイル2022の最終買い目予想を発表します。
ヴィクトリアマイル2022の概要
春の府中における5週連続G1開催第2弾は、牝馬のみが出走できるヴィクトリアマイルです。
ヴィクトリアマイルは秋のエリザベス女王杯と同じく、最強牝馬決定戦の位置づけです。
エリザベス女王杯との最大の違いは距離です。エリザベス女王杯が芝2,200mの典型的な中距離レースに対し、ヴィクトリアマイルは芝1,600mが舞台です。
そのため、マイラーはもちろんのこと、中距離実績のある馬が参戦したり、短距離馬が挑むことも多く、各路線からヴィクトリアマイルの称号をつかもうとする馬が多数参戦する傾向があります。
距離適正はさておき各路線の有力牝馬が揃うのでメンバーレーティングが上がりやすいレースとなっています。
ヴィクトリアマイル2022の開催内容
開催日 | 5月15日(日) 15:40発走 |
格付け | G1 |
開催競馬場 | 東京競馬場 東京11R |
コース | 芝1,600m |
性齢 | 4歳以上牝馬 |
斤量 | 定量 |
1着賞金 | 1億3000万円 |
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ヴィクトリアマイル2022が開催される東京の芝1,600mの特徴
ヴィクトリアマイルが開催される東京の芝1,600mのスタート地点は2コーナー付近です。
東京競馬場はスタンド側も、向こう正面も直線が長いのが特徴で、2コーナーから飛び出した各馬は最初のコーナーまでの約550mの距離を長く走ります。
それも、ただの直線ではなく、緩やかなアップダウンを繰り返すので序盤はそこまでハイスピードでレースは進行しません。ただし、中盤で長く緩やかな下り坂を下るので全体のペースとしては速くなりやすいです。
コーナーワークは大きいのでトップスピードを維持しながら直線に入ることができます。
直線の距離は約525mあります。
中央競馬では新潟に次いで直線が長いので最高速度で脚を使うことができる差し馬や追い込み馬はもっとも出し切りやすい舞台です。
事実、アーモンドアイやグランアレグリアといった追い込み馬は東京競馬場をもっとも得意としていました。
そして、最後に立ちふさがるのが約2mの急坂で、トップスピードを維持したまま坂を上り切るにはスタミナやパワーも必要です。
この急坂のために、スタミナやパワーを兼ねそろえていないと好走が難しいのが東京芝マイルなのです。
ヴィクトリアマイル2022の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | デアリングタクト | 牝5 | 55.0 | 松山 弘平 |
2 | ソングライン | 牝4 | 55.0 | 池添 謙一 |
3 | メイショウミモザ | 牝5 | 55.0 | 鮫島 克駿 |
4 | マジックキャッスル | 牝5 | 55.0 | 戸崎圭太 |
5 | ソダシ | 牝4 | 55.0 | 吉田隼人 |
6 | ディヴィーナ | 牝4 | 55.0 | 武豊 |
7 | レシステンシア | 牝5 | 55.0 | 横山武史 |
8 | クリノプレミアム | 牝5 | 55.0 | 松岡正海 |
9 | アブレイズ | 牝5 | 55.0 | 菅原明良 |
10 | ローザノワール | 牝6 | 55.0 | 田中 勝春 |
11 | ファインルージュ | 牝4 | 55.0 | C.ルメール |
12 | ミスニューヨーク | 牝5 | 55.0 | M.デムーロ |
13 | レイパパレ | 牝5 | 55.0 | 川田将雅 |
14 | アカイイト | 牝5 | 55.0 | 幸英明 |
15 | アンドヴァラナウト | 牝4 | 55.0 | 福永祐一 |
16 | デゼル | 牝5 | 55.0 | 藤岡康太 |
17 | シャドウディーヴァ | 牝6 | 55.0 | 坂井 瑠星 |
18 | テルツェット | 牝5 | 55.0 | D.レーン |
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過去10年のヴィクトリアマイルのデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2012 | 1 | 12 | ホエールキャプチャ | 4 | 中山牝馬S(G3) | 5 |
良 | 2 | 16 | ドナウブルー | 7 | 中山牝馬S(G3) | 11 |
3 | 1 | マルセリーナ | 3 | 阪神牝馬S(G2) | 2 | |
2013 | 1 | 11 | ヴィルシーナ | 1 | 産経大阪杯(G2) | 6 |
良 | 2 | 8 | ホエールキャプチャ | 12 | 阪神牝馬S(G2) | 14 |
3 | 1 | マイネイサベル | 5 | 福島牝馬S(G3) | 2 | |
2014 | 1 | 14 | ヴィルシーナ | 11 | 阪神牝馬S(G2) | 11 |
良 | 2 | 4 | メイショウマンボ | 3 | 産経大阪杯(G2) | 7 |
3 | 1 | ストレイトガール | 6 | 高松宮記念(G1) | 3 | |
2015 | 1 | 5 | ストレイトガール | 5 | 高松宮記念(G1) | 13 |
良 | 2 | 7 | ケイアイエレガント | 12 | 京都牝馬S(G3) | 1 |
3 | 18 | ミナレット | 18 | 福島牝馬S(G3) | 5 | |
2016 | 1 | 13 | ストレイトガール | 7 | 阪神牝馬S(G2) | 9 |
良 | 2 | 10 | ミッキークイーン | 1 | 阪神牝馬S(G2) | 2 |
3 | 15 | ショウナンパンドラ | 2 | 産経大阪杯(G2) | 3 | |
2017 | 1 | 5 | アドマイヤリード | 6 | 阪神牝馬S(G2) | 2 |
稍重 | 2 | 10 | デンコウアンジュ | 11 | 福島牝馬S(G3) | 4 |
3 | 3 | ジュールポレール | 7 | 阪神牝馬S(G2) | 3 | |
2018 | 1 | 4 | ジュールポレール | 8 | 阪神牝馬S(G2) | 5 |
稍重 | 2 | 16 | リスグラシュー | 1 | 阪神牝馬S(G2) | 3 |
3 | 6 | レッドアヴァンセ | 7 | 阪神牝馬S(G2) | 2 | |
2019 | 1 | 4 | ノームコア | 5 | 中山牝馬S(G3) | 7 |
良 | 2 | 9 | プリモシーン | 4 | ダービー卿CT(G3) | 2 |
3 | 3 | クロコスミア | 11 | 阪神牝馬S(G2) | 5 | |
2020 | 1 | 12 | アーモンドアイ | 1 | 有馬記念(G1) | 9 |
良 | 2 | 18 | サウンドキアラ | 4 | 阪神牝馬S(G2) | 1 |
3 | 16 | ノームコア | 5 | 高松宮記念(G1) | 15 | |
2021 | 1 | 6 | グランアレグリア | 1 | 大阪杯(G1) | 4 |
良 | 2 | 8 | ランブリングアレー | 10 | 中山牝馬S(G3) | 1 |
3 | 1 | マジックキャッスル | 5 | 阪神牝馬S(G2) | 2 |
【実績】リピーターが激走しやすいレース
ヴィクトリアマイルは典型的なリピーターレースです。
リピーターレースとは過去に同じレースを出走した馬が好走する傾向の強いレースのことを指します。
近10年のヴィクトリアマイルを見ただけでも
・ホエールキャプチャ
・ヴィルシーナ
・ストレイトガール
・ジュールポレール
・ノームコア
上記の馬が2年連続で馬券に絡みました。
なお、それまでにはウオッカやブエナビスタといった名馬も2年連続で馬券に絡んでいます。
今年の出走登録馬の中で昨年のヴィクトリアマイルに出走した馬は4頭います。
・レシステンシア(前年6着)
・デゼル(同8着)
・テルツェット(同14着)
・マジックキャッスル(同3着)
昨年激走したマジックキャッスルや上位人気しそうなレシステンシアには警戒したいですね。
【前走着順】前走1着馬はなんと優勝ゼロ!
過去10開催の勝ち馬はいずれも前走未勝利から勝利しています。
前走を勝ち切ってなおかつヴィクトリアマイルを連勝した馬はここ10年で1頭もいません。それだけではなく、前走で馬券に絡んだ馬で勝利した馬は2017年のアドマイヤリードしかいませんでした。
前走凡走組の方が好走しやすい傾向にあります。
ちなみに前走を勝ち切った馬は
・ソングライン(1351TS)
・デイヴィーナ(豊橋S)
・メイショウミモザ(阪神牝馬S)
上記3頭はデータ的には評価を下げたいところです。
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過去10年のヴィクトリアマイルの人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【3-2-0-5】 | 30.0% | 50.0% | 50.0% |
2番人気 | 【0-0-1-9】 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
3番人気 | 【0-1-1-8】 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
4~6番人気 | 【4-2-4-20】 | 13.3% | 20.0% | 33.3% |
7~9番人気 | 【2-1-2-25】 | 6.7% | 10.0% | 16.7% |
10番人気以下 | 【1-4-2-79】 | 1.2% | 5.8% | 8.1% |
10番人気以下の馬も馬券に絡む
過去10開催で馬券に絡んだ7頭の馬が10番人気以下の馬でした。
とくに印象的なのが2015年で、2着に12番人気のケイアイエレガント、そして3着には逃げ粘った18番人気のミナレットが馬券に絡んだことで、三連単は2,000万を超す超高額配当になりました。
過去10開催のうちの6開催で10番人気以下の馬が馬券に絡んでいて、残る4開催の内の3開催でも7番人気以下の馬が最低一頭は馬券に絡んでいます。
1.2番人気のワンツーは1回のみ
ヴィクトリアマイルは今年で第17回目の開催と、G1レースにしては圧倒的に歴史が浅いです。
その中でも、1.2番人気のワンツーで決まった年は2011年アパパネとブエナビスタが連対した時のみです。
上位人気で決まることはほとんどありません。
過去10開催、2.3番人気の馬は3頭しか馬券に絡んでいない
1番人気こそ【3-2-0-5】とそこそこ安定していますが、2.3番人気からは勝ち馬がでていません。3番人気に関しては創設されてからの16開催までさかのぼっても勝ち馬ゼロです。
1番人気は信頼できますが、2.3番人気は軽視したいところです。
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過去10年のヴィクトリアマイルの枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【0-0-4-16】 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
2枠 | 【2-1-2-15】 | 10.0% | 15.0% | 25.0% |
3枠 | 【3-0-1-16】 | 15.0% | 15.0% | 25.0% |
4枠 | 【0-3-0-16】 | 0.0% | 15.8% | 15.8% |
5枠 | 【0-3-0-16】 | 0.0% | 15.8% | 15.8% |
6枠 | 【3-0-0-17】 | 15.0% | 15.0% | 15.0% |
7枠 | 【2-0-1-25】 | 7.1% | 7.1% | 10.7% |
8枠 | 【0-3-2-25】 | 0.0% | 10.0% | 16.7% |
枠順に大きな差はない
過去10開催の枠における複勝率を見ると、1~3枠の馬が優秀です。ところが、勝ち馬は6.7枠からも出ていますね。
全体的に内枠優勢の傾向はありますが、そこまで枠順にこだわらなくても問題ありません。
過去10年のヴィクトリアマイルの前走別成績
前走 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
阪神牝馬S | 【4-4-5-60】 | 5.5% | 11.0% | 17.8% |
中山牝馬S | 【2-2-0-8】 | 16.7% | 33.3% | 33.3% |
大阪杯※1 | 【2-1-1-1】 | 40.0% | 60.0% | 80.0% |
高松宮記念 | 【1-0-2-16】 | 5.3% | 5.3% | 15.8% |
福島牝馬S | 【0-1-2-22】 | 0.0% | 4.0% | 12.0% |
阪神牝馬S組>中山牝馬S組>福島牝馬S組
過去10開催でもっとも好走しているのは阪神牝馬ステークス組で、過去10年で13頭が馬券に絡んでいます。
絶対数は少ないですが中山牝馬ステークスも3頭に1頭が馬券に絡んでいて好走しています。
もっとも好走率の低いのは前走が福島牝馬ステークスだった馬です。過去10年で25頭が出走しましたが、馬券に絡んだのは3頭のみでした。
今年、これらのレースに該当する馬を紹介します。
◆阪神牝馬ステークス
・アンドヴァラナウト
・デゼル
・マジックキャッスル
・メイショウミモザ
◆中山牝馬ステークス
・テルツェット
・ミスニューヨーク
・ローザノワール
◆福島牝馬ステークス
・アブレイズ
・クリノプレミアム
前走G1組も大健闘
表を見ると、前走がG1だった馬も結果を残しています。
例えば、前走が有馬記念だったアーモンドアイはこの舞台を楽勝し、翌年のグランアレグリアも大阪杯から挑んであっさり勝ち切りました。
過去にはストレイトガールが高松宮記念からの臨戦で2年連続馬券に絡んでいるように、前走がG1だった馬は高く評価したいです。
今年出走する馬で前走がG1だった馬は
・アカイイト(大阪杯)
・シャインガーネット(高松宮記念)
・ソダシ(フェブラリーステークス)
・デアリングタクト(QE2世カップ)
・レイパパレ(大阪杯)
・レシステンシア(高松宮記念)
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ヴィクトリアマイル2022の注目馬3頭
今年は例年以上に有力馬が揃い、出走登録馬22頭のうちの5頭がG1馬です。各路線から大物が揃った今年のヴィクトリアマイル。
この中から特に有力視したい馬を3頭紹介します!
デアリングタクト
2020年、牝馬としては史上初の無敗の三冠馬になったデアリングタクトは注目の的でしょう。
前走のクイーンエリザベス2世カップを最後に、脚を負傷したために1年以上も間隔が空いてしまいました。
復帰戦となる今回、同期の三冠馬であるコントレイルはすでに引退してしまいましたが、2020年代をけん引した最強牝馬が復帰します。
血統的には伸びしろに定評のあるエピファネイア産駒であること、桜花賞が重馬場で力のある差し切りで勝利しているので舞台適性は問題ありません。
ただし、休み明け久々でレース間隔が取り戻せているかどうかは注目したいですし、主戦の松山騎手もデアリングタクトに騎乗していたころに比べると調子を落としているのは気になるところです。
また、デアリングタクトの1週間前追い切りを見ても全盛期の迫力が失われていて、長期休み明けの影響は相当響いていると感じました。
課題は多いですがここは勝ち負けというよりは、休み明けで慣らすことを意識するかもしれません。
この後は宝塚記念を目標にしているようですが、まずは無事に完走してもらいたいところです。
ソダシ
2021年の桜花賞にて、鮮やかに逃げ切り勝利したソダシも今年の中心になる馬です。
芝マイルは【3-0-0-0】と無敗の馬です。
昨年はオークスを選択しましたが、もしNHKマイルカップに駒を進めていたら無敗でG1タイトル3勝を手にしていたかもしれません。
昨年の秋は結果を残せませんでしたが、今年初戦に挑んだフェブラリーステークスでは3着に入線し、久々に馬券に絡みました。
マイルはソダシにとってベスト距離ですし、ここに挑んだのは正しいと思います。
血統的には力のある馬場のほうが得意なので雨で馬場が湿ってくれたらなお好走する可能性があるでしょう。
レイパパレ
昨年の大阪杯の勝ち馬でもあり、今年の大阪杯で2着に善戦したレイパパレがものすごく久々にマイルに挑みます。
マイルは【2-0-0-0】ですが、あくまでも新馬戦・1勝クラスのものなのでソダシほど信頼度は高くありません。
この馬にとっては2,000m以上の中距離がベスト距離だと思うので、個人的にはヴィクトリアマイルよりも宝塚記念の方が舞台適性は合っていたと感じます。
もっとも、実は生粋のマイラーである可能性もありますし、騎乗する川田騎手も今期ものすごく調子がいいので侮れない一頭です。
ヴィクトリアマイル2022の穴馬2頭
今年のヴィクトリアマイルは本当に有力馬が多数存在しました。そのなかには、有力候補になりながらも、他の馬が目だつために人気を落としている馬もいます。
その中から、上位入選する可能性のある馬を2頭ピックアップします。
レシステンシア
月曜日の時点で6番人気のレシステンシア。もともと安定感がウリでしたがこんなに人気を落としているのは前走のハイペースの逃げにあるでしょう。
前走高松宮記念に目をつぶれば常に安定した走りを見せているので、前走の一戦だけでこれだけ人気を落とすのであればむしろ狙い目といっても過言ではありません。
ただし、昨年のヴィクトリアマイルも6着に敗れている上、騎乗予定の横山武史騎手が今年は何者かにとりつかれたように調子を落としているのは気にしたいところです。
シャドウディーヴァ
月曜日の段階で14番人気のシャドウディーヴァは近3戦が2桁着順なので、ある意味順当な人気であるといわざるを得ません。
しかし、この馬は府中巧者ともいえる馬で、過去に東京競馬場で13回走り、【2-5-2-4】の成績です。
6歳馬ですが父が晩成型のハーツクライなのでまだまだ好走できるでしょう。
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ヴィクトリアマイル2022の最終買い目予想
本命は5番ソダシ
父 | クロフネ |
母 | ブチコ |
母父 | キングカメハメハ |
主な勝ち鞍 | 桜花賞(G1) 2021年 |
前走 | フェブラリーS(G1) 3着 |
個人的にはマイルはこの馬にとってもっとも適した条件なので、フェブラリーステークスからここに照準を絞ってもらったのは歓迎したい要素です。
馬場は金曜日の段階ではまだ読めませんが、金・土に降った雨が日曜日まで残ってくれるのなら歓迎したいです。
この馬は時計の出る高速馬場よりも多少でも湿ってパワーが求められるほうが好走しやすいからです。
この場合、重馬場で大阪杯を制したレイパパレが強敵となりそうですが距離適正はこちらの分があるでしょう。
吉田隼人騎手も近年乗れていますし人馬共に期待したいですね。
対抗は11番ファインルージュ
父 | キズナ |
母 | パシオンルージュ |
母父 | ボストンハーバー |
主な勝ち鞍 | 紫苑S(G3) 2021年 |
前走 | 東京新聞杯(G3) 2着 |
この馬もソダシと同様マイルを最も得意としています。昨年の桜花賞をはじめ、今年の初戦となった東京新聞杯でも牡馬相手に2着に入線して重賞馬の威厳を証明しました。
この東京新聞杯が今回と全く同じ舞台なので舞台適正も非常に良いですね。
血統で見ると父がパワータイプのキズナなので馬場が湿ったとしても走れますし、乾いた良馬場でも好走しているのでどのような条件下でも出し切りやすいのも評価ポイントです。
単穴には1番デアリングタクト
父 | エピファネイア |
母 | デアリングバード |
母父 | キングカメハメハ |
主な勝ち鞍 | オークス(G1) 2020年 |
前走 | QE2世C(G1) 3着 |
正直、長期休暇明けなので全く凡走してもおかしくありませんし、2年前の桜花賞のように後方一気を決めてあっさり三冠馬の威光を証明するかもしれません。
それでも休み明け、しかも靭帯炎明けなのでかつての力を取り戻せるかは未知数です。幸いにも最終追い切りは1週前と比較するとずいぶん動いていて調子を上げています。
調教後馬体重はプラス32キロですが休みの期間が長かったので目をつぶりたいところ。
どのような結果になるかは全く読めませんが抑えておくことにしました。
馬連流し
軸馬:5
相手:2、7、11、13、15、17
三連複フォーメーション
1頭目:5
2頭目:11
3頭目:1、2、4、7、13、15、17
以上になります。
ヴィクトリアマイル予想の参考にしてみてください!