【マイラーズカップ2023予想】三連系で買いたい〝5頭〟を紹介!単勝オッズ10倍以下の馬が中心!
マイラーズカップ2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータと傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
マイラーズカップ2023の概要
マイラーズカップは京都競馬場で開催されるマイル重賞です。
マイラーズカップの勝ち馬には春のマイル王決定戦である安田記念の優先出走権が与えられます。
しかし、このマイラーズカップを制したイスラボニータやサングレーザー、ダノンプレミアムは続く安田記念で凡走していることから、京都と東京は別物と考えているファンも多いです。
人によっては独立して考えたほうがいいという人もいますが、これはあくまでも馬券の話で、安田記念を大目標とする馬が終結する点は変わりません。
近年はぶっつけG1がブームなので以前ほど有力馬の参戦は減りましたが、それでも3歳マイル王のシュネルマイスターをはじめ、昨年の勝ち馬ソウルラッシュやNHKマイルで2着のマテンロウオリオン、初のマイル戦となるガイアフォースなど、好メンバーが集まりました。
ここから春のマイル王決定戦に挑むのはどの馬でしょうか??
ところで、京都競馬場はこれまで2年半もの間改修工事に入っていてレースが行われませんでした。
京都が改修に入っている近2年、マイラーズカップ自体は開催されていましたが阪神競馬場で代替開催されていたのです。
しかしながら、今週からついに京都競馬場がリニューアルオープンし、改修後最初の重賞として、マイラーズカップの開催が決まりました。
京都競馬場の再開を待ち望んだファンも多いことでしょう。
リニューアル後初となる重賞競走でどのようなドラマが生まれるか、大いに注目しましょう!
うましるでは2021年、2022年に阪神で代替開催された2年も含めた過去10年のマイラーズカップのデータをまとめました。
マイラーズカップ2023の開催内容
開催日 | 4月23日(日曜) 15:35発走 |
格付け | G2 |
開催競馬場 | 京都競馬場 京都11R |
コース | 芝1,600m(外回り) |
性齢 | 4歳以上 |
斤量 | 別定 |
1着賞金 | 5900万円 |
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マイラーズカップ2023が開催される京都の芝1,600m(外回り)の特徴
スタート地点 | 2コーナー奥に設けられたポケット |
コース | 右回りの外回り Aコース使用 |
1周の距離 | 1,894.3m |
直線距離 | 403.7m |
高低差 | 4.3m |
フルゲート | 18頭 |
京都競馬場の芝1,600mは内回りと外回りコースが存在しますが、マイラーズカップでは外回りコースを使用します。
スタート地点は2コーナーの奥にあるポケットで、スタートから最初の3コーナーまでは約700mもあります。
スタートから最初の2ハロン(400mこそ)平らですが、そこを過ぎたら京都の名物「淀の坂」が待ち受けています。
この坂は高低差4m弱もあり、向こう正面から徐々に坂を駆け上がり、3コーナーの半ばが頂点で、そこを過ぎたら一気に下るレイアウトとなっています。
坂を超えたら4コーナーは平たんです。
最後の直線は約400mで、4大馬場(東京中山京都阪神)のなかでは唯一直線上に上り坂が存在しません。
そのため、トップスピードで走破することができますよ。
今年はリニューアル後、最初の重賞ということで過去の京都のデータを参照していますが、コースレイアウト自体に大きな変化はないので従来の競馬が通用するはずです。
3コーナーにある小高い坂も健在ですよ。
開幕週ということもあってよっぽど雨が降らない限りはパンパンの高速馬場で開催されるでしょう。
直線距離も長くて4大馬場の中で唯一最後の急坂も存在しないためスピード能力に長けた馬が活躍しやすい舞台となっています。
京都の芝1,600m(外)はここをチェック!
- スピードを活かしやすいコース
- 最後の直線上に上り坂がない
- 追い込み馬は凡走しがち
- 関西騎手が圧倒
- サンデーサイレンス系産駒が好走している
マイラーズカップ2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | グラティアス | 牡5 | 57.0 | M.デムーロ |
2 | トリプルエース | 牡6 | 57.0 | 団野大成 |
3 | ジャスティンスカイ | 牡4 | 57.0 | 川田将雅 |
4 | サヴァ | 牡5 | 57.0 | 松若風馬 |
5 | ゴールデンシロップ | 牡5 | 57.0 | 藤岡佑介 |
6 | ダイメイフジ | 牡9 | 57.0 | 池添謙一 |
7 | ガイアフォース | 牡4 | 58.0 | 西村淳也 |
8 | マテンロウオリオン | 牡4 | 57.0 | 横山典弘 |
9 | ザイツィンガー | 牡7 | 57.0 | 北村友一 |
10 | シュネルマイスター | 牡5 | 58.0 | C.ルメール |
11 | ビーアストニッシド | 牡4 | 57.0 | 岩田康誠 |
12 | キングエルメス | 牡4 | 57.0 | 坂井瑠星 |
13 | シャイニーロック | 牡7 | 57.0 | 酒井学 |
14 | エアロロノア | 牡6 | 57.0 | 武豊 |
15 | ソウルラッシュ | 牡5 | 58.0 | 松山弘平 |
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マイラーズカップの過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2022 | 1 | 7 | ソウルラッシュ | 6 | 春興S(3勝) | 1 |
稍重 | 2 | 4 | ホウオウアマゾン | 1 | 東京新聞杯(G3) | 12 |
3 | 2 | ファルコニア | 4 | 六甲S(L) | 2 | |
2021 | 1 | 5 | ケイデンスコール | 2 | 中山記念(G2) | 2 |
良 | 2 | 6 | アルジャンナ | 3 | 洛陽S(L) | 5 |
3 | 4 | カイザーミノル | 9 | オーシャンS(G3) | 5 | |
2020 | 1 | 1 | インディチャンプ | 1 | 中山記念(G2) | 4 |
良 | 2 | 5 | ベステンダンク | 7 | ディセンバーS(L) | 12 |
3 | 7 | ヴァンドギャルド | 2 | 東京新聞杯(G3) | 6 | |
2019 | 1 | 6 | ダノンプレミアム | 1 | 金鯱賞(G2) | 1 |
良 | 2 | 8 | グァンチャーレ | 5 | 洛陽S(L) | 1 |
3 | 2 | パクスアメリカーナ | 4 | 京都金杯(G3) | 1 | |
2018 | 1 | 5 | サングレーザー | 4 | 阪神カップ(G2) | 3 |
良 | 2 | 9 | モズアスコット | 2 | 阪急杯(G3) | 2 |
3 | 4 | エアスピネル | 1 | マイルCS(G1) | 2 | |
2017 | 1 | 11 | イスラボニータ | 2 | 阪神カップ(G2) | 2 |
良 | 2 | 4 | エアスピネル | 1 | 東京新聞杯(G3) | 3 |
3 | 6 | ヤングマンパワー | 7 | 東京新聞杯(G3) | 6 | |
2016 | 1 | 2 | クルーガー | 3 | 中日新聞杯(G3) | 6 |
良 | 2 | 1 | ダノンシャーク | 5 | 阪神カップ(G2) | 7 |
3 | 4 | クラレント | 11 | ダービー卿CT(G3) | 14 | |
2015 | 1 | 15 | レッドアリオン | 8 | 洛陽S(OP) | 1 |
良 | 2 | 4 | サンライズメジャー | 5 | スワンS(G2) | 2 |
3 | 7 | フィエロ | 1 | 香港マイル(G1) | 6 | |
2014 | 1 | 4 | ワールドエース | 3 | 白富士S(OP) | 5 |
良 | 2 | 5 | フィエロ | 1 | 六甲S(OP) | 1 |
3 | 12 | エキストラエンド | 2 | 東京新聞杯(G3) | 2 | |
2013 | 1 | 17 | グランプリボス | 5 | 香港マイル(G1) | 12 |
良 | 2 | 14 | サンレイレーザー | 8 | 六甲S(OP) | 2 |
3 | 12 | ダノンシャーク | 3 | 京都金杯(G3) | 1 |
【騎手】過去10年、関東騎手の勝利はなし
騎手 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
福永祐一 | 【2-2-0-6】 | 33.3% | 66.7% | 66.7% |
浜中俊 | 【2-0-0-5】 | 28.6% | 28.6% | 28.6% |
C.ルメール | 【1-1-0-2】 | 25.0% | 50.0% | 50.0% |
川田将雅 | 【1-0-2-4】 | 14.3% | 14.3% | 42.9% |
松山弘平 | 【1-0-0-6】 | 14.3% | 14.3% | 14.3% |
古川吉洋 | 【1-0-0-2】 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
武豊 | 【0-2-1-2】 | 0.0% | 40.0% | 60.0% |
藤岡佑介 | 【0-1-1-4】 | 0.0% | 16.7% | 33.3% |
池添謙一 | 【0-1-0-4】 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
過去10年のマイラーズカップの勝利騎手は関西騎手もしくは外人騎手が占めていました。
また、馬券に絡んだ30頭のうち、関東騎手が馬券に絡んだのは2015年のフィエロに騎乗した戸崎騎手と2017年のヤングマンパワーに騎乗していた松岡騎手のみです。
それ以外の関東騎手は馬券外に敗れていたのです。
マイラーズカップは関西騎手もしくは外人騎手が騎乗している馬に注目したいですね。
【オッズ】単勝オッズ10倍以下の馬が中心
過去10年のマイラーズカップで馬券に絡んだ21頭が単勝オッズ10倍以下の馬でした。
勝ち馬だけ見たら、2015年のレッドアリオン(単勝オッズ22.4倍)以外の9頭はすべて単勝10倍以下の馬だったのです。
単勝オッズ10倍以上の馬は過去10年で9頭馬券に絡みましたが、2020年のベステンダンク(単勝オッズ57.3倍)を除いた8頭はいずれも単勝オッズ10倍代~30倍代の馬だったのです。
マイラーズカップは有力馬が多数参戦することから順当決着になりやすく、単勝オッズ40倍以上の馬には期待しづらいレースです。
【前走人気】前走1~5番人気内に支持された馬に注目!
前走人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【2-3-2-12】 | 10.5% | 26.3% | 36.8% |
2番人気 | 【3-3-4-15】 | 12.0% | 24.0% | 40.0% |
3番人気 | 【2-1-2-7】 | 16.7% | 25.0% | 41.7% |
4番人気 | 【1-1-0-7】 | 11.1% | 22.2% | 22.2% |
5番人気 | 【1-1-0-5】 | 14.3% | 28.6% | 28.6% |
6番人気以下 | 【0-1-1-64】 | 0.0% | 1.5% | 3.0% |
過去10年のマイラーズカップで馬券に絡んだ30頭のうちの26頭が前走国内競馬で1~5番人気に支持されていました。
前走が6番人気以下で3着内に入選したのは2016年のダノンシャークとクラレントの2頭です。
マイラーズカップで上位入選する馬の多くは前走でも人気を集めていた馬でした。
前走の人気も予想の参考になりそうです。
今年の出走登録馬で前走5番人気以内に支持された馬は6頭いました。
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マイラーズカップの過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【2-3-2-3】 | 20.0% | 50.0% | 70.0% |
2番人気 | 【2-1-2-5】 | 20.0% | 30.0% | 50.0% |
3番人気 | 【2-1-1-6】 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
4~6番人気 | 【3-3-2-22】 | 10.0% | 20.0% | 26.7% |
7~9番人気 | 【1-2-2-25】 | 3.3% | 10.0% | 16.7% |
10番人気以下 | 【0-0-1-52】 | 0.0% | 0.0% | 1.9% |
上位人気の勝率はそこまで高くない
過去10年のマイラーズカップの好走馬を人気別にまとめました。
1~3番人気はそれぞれ2頭ずつ勝ち馬が出ており、合計で6頭が勝利しています。
しかしながら、他の重賞レースと比較すると単勝率20%は高くありません。
複勝率に関しては1番人気70%で信頼できます。
2番人気も複勝率は50%とそこそこでした。
また、過去10開催ではいずれも1~3番人気の馬が最低1頭以上馬券に絡んでいます。
マイラーズカップの上位人気は1着軸にするよりも3着内の軸にするほうが向いています。
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マイラーズカップの過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-1-0-12】 | 7.1% | 14.3% | 14.3% |
2枠 | 【2-1-3-9】 | 13.3% | 20.0% | 40.0% |
3枠 | 【1-2-2-12】 | 5.9% | 17.6% | 29.4% |
4枠 | 【1-2-1-13】 | 5.9% | 17.6% | 23.5% |
5枠 | 【0-1-0-17】 | 0.0% | 5.6% | 5.6% |
6枠 | 【1-1-4-13】 | 5.3% | 10.5% | 31.6% |
7枠 | 【2-2-0-18】 | 9.1% | 18.2% | 18.2% |
8枠 | 【2-0-0-19】 | 9.5% | 9.5% | 9.5% |
当たりは2枠
過去10年のマイラーズカップでもっとも好走率の高い枠は2枠です。
単勝率13%、連対率20%、複勝率40%はすべての枠順のなかでもっとも高い数値でした。
マイラーズカップは2枠を引いた馬の評価をあげてもよさそうです。
なお、それ以外の枠に大きな差はありませんでした。
マイラーズカップの過去10年の前走クラス別成績
前走クラス | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
G1 | 【1-0-2-11】 | 7.1% | 7.1% | 21.4% |
G2 | 【5-1-0-12】 | 27.8% | 33.3% | 33.3% |
G3 | 【1-4-7-47】 | 1.7% | 8.5% | 20.3% |
OP&L | 【2-5-1-34】 | 4.8% | 16.7% | 19.0% |
3勝クラス以下 | 【1-0-0-7】 | 12.5% | 12.5% | 12.5% |
前走レース | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
中山記念(G2) | 【2-0-0-2】 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
東京新聞杯(G3) | 【0-2-3-11】 | 0.0% | 12.5% | 31.3% |
六甲ステークス(L) | 【0-2-0-10】 | 0.0% | 16.7% | 16.7% |
ダービー卿CT(G3) | 【0-0-1-20】 | 0.0% | 0.0% | 4.8% |
前走G2組がもっとも勝利をあげている
過去10年のマイラーズカップでもっとも好走しているのは前走がG2だった馬です。
勝ち馬10頭のうちの5頭が前走G2レースを使われていました。
また、複勝率もトップです。
前走G2レースを使われていた馬は評価をあげてもよさそうです。
前走G2以外のオープン組も悪くない
過去10年のマイラーズカップで馬券に絡んだ20頭が前走G3かオープン、リステッド競走でした。
マイラーズカップはG2競走なので格上挑戦となりますが、意外と活躍している馬は多いですよ。
また、前走G1組も複勝率20%を超えていて健闘しています。
マイラーズカップは前走G2組がもっとも活躍していますが、それ以外の重賞やオープン&リステッド組も結果を残していますよ。
前走ダービー卿CT組は絶不調
過去10年のマイラーズカップを前走レース別に見てみると、前走中山記念組が【2-0-0-2】、東京新聞杯【0-2-3-11】、六甲ステークス【0-2-1-18】といずれのレースから挑む馬も結果を残しています。
そのため前走レースはそこまで差がありませんが、過去10年でもっとも出走数の多い前走ダービー卿CT組のみ【0-0-1-20】と大苦戦していました。
前走がダービー卿CTだった馬は大きく評価を下げてよいでしょう。
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マイラーズカップ2023の有力馬3頭
マイラーズカップは単勝オッズ10倍未満の馬が多く馬券に絡んでいるのでそこまで大荒れしません。
そのため、人気を集めた馬は上位入選にも期待できますよ。
今年の出走馬で人気を集めそうな3頭の馬をピックアップしました。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
シュネルマイスター
3歳時のマイル王シュネルマイスターが久々の勝利を狙います。
もともとNHKマイルカップを制した馬で、その年の安田記念でも当時最強マイラーだったグランアレグリアに半馬身差の3着に入選しています。
昨年は勝ち星をつかむことができませんでしたが、ドバイターフと香港マイルは慣れない洋芝が影響して凡走したように感じます。
スプリンターズステークスは距離が短すぎましたし、前々走のマイルチャンピオンシップは抜け出しに苦労して敗退しました。
昨年の敗れたレースはいずれも何らかの理由があるので、そこまで悲観しなくてもよいでしょう。
距離的にはマイルが一番合っているので今回の舞台は大歓迎です。
開幕週の京都は時計が出ると思うので高速馬場を得意とするシュネルマイスターにも合うでしょう。
また、シュネルマイスターは関東馬ですが今回は直前の長距離輸送を避けて栗東滞在を選択したので輸送の問題もありません。
万全の態勢で挑むことから勝ち負けを狙っているのは明白です。
1年半ぶりの勝利に期待が持てるでしょう。
ソウルラッシュ
ソウルラッシュは昨年のマイラーズカップを制した馬です。
過去10年のマイラーズカップでクラス戦から勝利した唯一の馬がソウルラッシュだったのです。
続く安田記念は進路が塞がって完全に仕掛けどころが狂ってしまい、13着に敗れました。
しかしながら、昨年秋初戦の富士ステークスは2着、そしてマイルチャンピオンシップでも4着に入選し、出し切れればG1レースでも上位入選しているのは評価できるでしょう。
ここも連覇に期待が持てますが、得意の阪神ではなく京都が舞台になりました。
昨年のマイラーズカップとマイルチャンピオンシップは阪神の舞台で結果を残していたので、新設京都でどこまでやれるかが課題になるでしょう。
ジャスティンスカイ
もともと中距離馬でしたが、3走前の鷹巣山特別ではじめてマイルを使うとそこからマイルレースを3勝し、一気にマイラーの素質を開花させました。
前走の洛陽ステークスはリステッド競走で骨のあるメンツが揃いましたが、初のオープン戦でも他馬を寄せ付けない先行競馬で勝利したのです。
ここは初のマイル重賞戦で相手関係も強化されましたが、前走の洛陽ステークスが1分33秒1の好タイムで走破しているのでここでも上位争いに期待できると思います。
主戦を務めた福永騎手は引退しましたが、替わって騎乗する川田騎手もリーディング上位騎手なので乗り替りはマイナスではありません。
破竹の勢いで4連勝を手にしたら安田記念の切符も得られます。
ここを制して、春のマイル王決定戦に駒を進めたいですね。
マイラーズカップ2023の穴馬2頭
マイラーズカップはあまり荒れることはありませんが、ときどき二けた人気の馬が馬券に絡んで高配当が飛び出ることもあります。
今年の出走登録馬で配当妙味に期待できそうな2頭の馬を紹介しましょう。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
エアロロノア
マイルの善戦マンエアロロノアが初重賞タイトルを獲りに行きます。
なかなか勝ち切れていませんが、重賞レースでもオープンレースでも常に安定した走りをしているのはよいですね。
今年の1月に開催された京都金杯も、イルーシヴパンサーに差されたとはいえその着差はコンマ1秒でした。
勝ち馬が強かっただけでエアロロノアの初重賞制覇の可能性も十分あったのです。
前走の東京新聞杯も5着とはいえ勝ち馬ウインカーネリアンとの差は0.2秒ですし、さらに掘り下げると昨年の安田記念でも勝ち馬ソングラインとの差は0.2秒でした。
馬券に絡めていないレースでも勝ち馬との差がそこまでなく、常に接戦しています。
データと相性の悪い前走6番人気以下の馬ですが、ここでの上位争いにも期待できるでしょう。
ガイアフォース
昨年のセントライト記念勝ち馬で菊花賞において1番人気に支持されたガイアフォースがまさかのマイルに挑戦します。
マイルは初めてなのでやってみないと分かりませんが、新馬戦が芝1,800のレースで2着に入選しています。
この新馬戦の1着馬はのちにダービータイトルを手にするドウデュースでした。
そのドウデュース相手にクビ差2着でゴールインしたのです。
また、3着のフェーングロッテンは重賞レースのラジオNIKKEI賞を制しただけではなく、新潟記念や金鯱賞でも馬券に絡んでいます。
そのフェーングロッテン相手に新馬戦では3馬身差突き放していました。
血統的にも母の父がマイル色の強いクロフネなのでマイルの素質はあると思います。
ただし、はじめてのマイルチャレンジに加えてシュネルマイスターやソウルラッシュ、ジャスティンスカイといった生粋のマイラーと比較するとどうしても強くは狙いづらいですね。
新馬戦の内容や血統的には馬券内もあり得そうですが、狙うとしても相手までにしようと思います。
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マイラーズカップ2023予想の最終買い目
マイラーズカップ予想(晴れ良馬場想定)
マイラーズカップが開催される日曜日の京都競馬場界隈は晴れの予報が出ています。
前日土曜日も終始良馬場でレースが行われていました。
京都競馬場は土曜日から2年半ぶりにリニューアルし、レースレベルが上がるにつれて時計が出ています。
実証期間が1日なのでなんとも言えませんが、開幕週ということもあり時計は出やすいのではないでしょうか。
うましるでは晴れの良馬場、時計の出やすい馬場を想定しながら予想をまとめました。
◎本命 10 シュネルマイスター
父 | Kingman |
母 | セリエンホルデ |
母父 | Soldier Hollow |
主な勝ち鞍 | NHKマイルC(G1) 2021年 |
前走 | 中山記念(G2) 4着 |
本命はシュネルマイスターにします。
3歳時にNHKマイルカップを制覇しましたが、真の力量はその年の安田記念と毎日王冠だと思います。
安田記念は中2週で古馬相手となりましたが当時の最強マイラーであるグランアレグリアに半馬身差の3着入選。
毎日王冠では後方一気の競馬となりましたが、長く脚を使って勝利を手にしました。
昨年は勝ち星に恵まれませんでしたが距離不適正や慣れない海外競馬を考慮すれば許せるでしょう。
関東馬なので京都のレースは長距離輸送を行うように思いますが、今回は事前に栗東に滞在して念を入れています。
出し切れればG1級の力を持っていますしここはメイチで挑むように感じました。
〇対抗 3 ジャスティンスカイ
父 | キタサンブラック |
母 | リアリサトリス |
母父 | Numerous |
主な勝ち鞍 | 洛陽S(L) 2023年 |
前走 | 洛陽S(L) 1着 |
対抗はジャスティンスカイにします。
今年騎手引退し、調教師に転身した福永祐一騎手をもってしてマイルが適性高いといわせた馬です。
事実、マイルに転向してから無敗で3連勝を飾りました。
ここは久々の重賞戦となりますが、近3戦のパフォーマンスを見たらここでもやってくれそうです。
マイラーズカップはこれまで有力馬が多数参戦しましたが近年はぶっつけG1が主流となり小粒感も否めません。
メンバーレベルがかつてほど高くないことを考えれば相対的に条件戦上がりのジャスティンスカイにもチャンスはあるように思いました。
▲単穴 7 ガイアフォース
父 | キタサンブラック |
母 | ナターレ |
母父 | クロフネ |
主な勝ち鞍 | セントライト記念(G2) 2022年 |
前走 | AJCC(G2) 5着 |
ガイアフォースは単穴にします。
これまで中距離を主流に使われたのでマイルがどう転ぶか正直分かりません。
しかしながら、芝1,800mで行われた新馬戦ではのちのダービー馬であるドウデュースに僅差の2着で、重賞路線で馬券に絡んでいるフェーングロッテンには先着しました。
新馬戦はマイルレースではありませんが、内容を見る限りはマイルでもいけるかもしれません。
適性がかみ合えばベストを尽くせそうですし、抑えます。
△連下 14 エアロロノア
父 | キングカメハメハ |
母 | エアワンピース |
母父 | ロックオブジブラルタル |
主な勝ち鞍 | 六甲S(L) 2022年 |
前走 | 東京新聞杯(G3) 5着 |
エアロロノアは連下にしました。
重賞馬ではありませんが、京都金杯では惜しい2着。
そして前走の東京新聞杯は5着とはいえ超高速馬場のなか勝ち馬ウインカーネリアンのコンマ2秒差で入選し、着順以上の強い競馬ができています。
名手武豊騎手が騎乗しますし、展開がかみ合えばいつ初重賞を手にしてもおかしくありません。
最善を尽くして安田記念の切符を手に入れたいですね。
△連下 15 ソウルラッシュ
父 | ルーラーシップ |
母 | エターナルブーケ |
母父 | マンハッタンカフェ |
主な勝ち鞍 | マイラーズC(G2) 2022年 |
前走 | マイルチャンピオンS(G1) 4着 |
昨年の勝ち馬であるソウルラッシュも抑えます。
昨年のマイラーズカップを制し、マイルチャンピオンシップでも4着と高い実力を発揮していました。
ただし、マイラーズカップもマイルチャンピオンシップも直線上に坂がある阪神で結果を残していて、最後の最後に底力を発揮できる馬が好走する舞台です。
今回の京都は直線上に坂がないためスピード一辺倒な競馬になる可能性もあります。
スピード勝負となるとシュネルマイスターなどに目が行きやすく、その条件下で果たして上位争いできるのか気になったため相手候補にとどめることにしました。
単勝
10 シュネルマイスター
馬連流し
軸馬:10
相手:3、7、14、15
三連複フォーメーション
1頭目:10
2頭目:3、7、14、15
3頭目:3、7、14、15
以上になります。
マイラーズカップの予想の参考にしてみてください!