【小倉2歳ステークス2023予想】本命で買いたい3頭+穴馬2頭はこちら!
小倉2歳ステークス2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
小倉2歳ステークス2023の予想ポイント
- 先行馬【7-3-3-25】が強い、逃げ馬【0-1-0-9】は苦戦
- 馬体重440~479キロの馬が活躍
- 1~4番人気が馬券の中心
- 5枠の馬は評価を下げたい
- 1着予想は前走勝ち馬から
小倉2歳ステークス2023の概要
小倉2歳ステークスは小倉開催最終週に行われる2歳限定短距離競走です。
この時期は2歳限定競走が盛んに開催されていますが、小倉2歳ステークスは芝1,200mの短距離レースなので将来のスプリンターが多数参戦します。
必ずしもこのレースを制した馬が大成するわけではありませんが、2021年度の勝ち馬ナムラクレアはこのレースを勝利し、現在は重賞タイトルを4つ手にしています。
また、2020年の勝ち馬メイケイエールはG1タイトルこそ手にしていませんが、このレースを含めた重賞タイトルを6つ手にしていました。
7月に同じ芝1,200mで行われた函館2歳ステークスと比較すると、小倉2歳ステークスのほうが息の長い活躍を見せる馬が多いので、スプリンターレースの中では出世レースの傾向が強いです。
今年の登録馬は12頭とそこまで出走数は多くありませんが、将来性のあるレースなので、いまから発走が楽しみですね。
ここを制して、更なる大舞台に向かいたいです。
小倉2歳ステークス2023の開催内容
開催日 | 9月3日(日曜) 15:35発走 |
格付け | G3 |
開催競馬場 | 小倉競馬場 小倉11R |
コース | 芝1,200m |
性齢 | 2歳 |
斤量 | 馬齢 |
1着賞金 | 3100万円 |
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小倉2歳ステークス2023が開催される小倉の芝1,200mの特徴
スタート地点 | 2コーナーのポケット |
コース | 右回り Aコース使用 |
1周の距離 | 1,615.1m |
直線距離 | 293m |
高低差 | 3m |
フルゲート | 18頭 |
小倉芝1,200mは2週間前に行われた北九州記念でも使用されたコースです。
スタート地点は2コーナーの奥ポケットで、最初の3コーナーまでは約480mほどです。
距離が十分あるためそこまでポジション争いは激しくなりませんが、スタートして1ハロンほど下り傾斜なのでペースは引きあがります。
3~4コーナーは小回りですがスパイラルカーブが導入されているので、4コーナーに近づくにつれてペースは引きあがります。
最後の直線は約291mでほぼフラットな道のりとなっています。
小倉芝1,200mの最大の特徴は「上り傾斜が存在しない」ことです。
芝1,200mは短くてコースの全部分を使用しませんが、それでもほかの競馬場なら多かれ少なかれ上り傾斜が存在しています。
しかし、小倉芝1,200mでは上り坂は一切存在しません。
そのため、上り坂を苦手とするスピード型の馬でもその能力をいかんなく発揮することが可能です。
また、夏の小倉は時計の出やすい全面野芝を採用しています。
よっぽど雨が降らない限り馬場は固くて時計が出やすいため、スピード能力に長けた馬に注目しましょう。
小倉の芝1,200mはここをチェック!
- 上り坂がほとんどないコース
- スピードが求められる舞台
- 好タイムが出やすい
小倉2歳ステークス2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | テイエムチュララン | 牝2 | 55.0 | 太宰啓介 |
2 | フォルテローザ | 牝2 | 55.0 | 団野大成 |
3 | セイウンデセオ | 牝2 | 55.0 | 今村聖奈 |
4 | ドナヴィーナス | 牝2 | 55.0 | 川島信二 |
5 | キャンシーエンゼル | 牝2 | 55.0 | 松山弘平 |
6 | パッシングシャワー | 牡2 | 55.0 | 西村淳也 |
7 | ビッグドリーム | 牡2 | 55.0 | 幸英明 |
8 | メイプルギャング | 牡2 | 55.0 | 角田大河 |
9 | ミルテンベルク | 牡2 | 55.0 | 藤岡康太 |
10 | アスクワンタイム | 牡2 | 55.0 | 岩田望来 |
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小倉2歳ステークスの過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2022 良 | 1 | 1 | ロンドンプラン | 4 | 新馬 | 1 |
2 | 11 | バレリーナ | 9 | 新馬 | 1 | |
3 | 13 | シルフィードレーヴ | 11 | 新馬 | 1 | |
2021 良 | 1 | 9 | ナムラクレア | 4 | フェニックス賞(OP) | 1 |
2 | 7 | スリーパーダ | 3 | 新馬 | 1 | |
3 | 10 | アネゴハダ | 8 | 新馬 | 1 | |
2020 重 | 1 | 8 | メイケイエール | 2 | 新馬 | 1 |
2 | 9 | モントライゼ | 1 | 未勝利 | 1 | |
3 | 2 | フォドラ | 5 | 函館2歳S(G3) | 4 | |
2019 重 | 1 | 10 | マイネルグリット | 3 | フェニックス賞(OP) | 1 |
2 | 5 | トリプルエース | 2 | 新馬 | 1 | |
3 | 3 | ラウダシオン | 4 | 新馬 | 1 | |
2018 良 | 1 | 6 | ファンタジスト | 3 | 新馬 | 1 |
2 | 9 | アズマヘリテージ | 13 | 新馬 | 1 | |
3 | 8 | ミヤジシルフィード | 9 | 新馬 | 1 | |
2017 良 | 1 | 17 | アサクサゲンキ | 3 | 未勝利 | 1 |
2 | 14 | アイアンクロー | 5 | フェニックス賞(OP) | 3 | |
3 | 10 | バーニングペスカ | 7 | 新馬 | 1 | |
2016 良 | 1 | 4 | レーヌミノル | 1 | 新馬 | 1 |
2 | 2 | ダイイチターミナル | 10 | 未勝利 | 1 | |
3 | 3 | カシノマスト | 4 | ひまわり賞(OP) | 1 | |
2015 稍重 | 1 | 3 | シュウジ | 1 | 中京2歳ステークス(OP) | 1 |
2 | 13 | サイモンゼーレ | 7 | 新馬 | 1 | |
3 | 4 | レッドラウダ | 6 | 新馬 | 1 | |
2014 良 | 1 | 8 | オーミアリス | 15 | 新馬 | 1 |
2 | 16 | レオパルディナ | 1 | フェニックス賞(OP) | 1 | |
3 | 13 | スノーエンジェル | 2 | 新馬 | 1 | |
2013 重 | 1 | 3 | ホウライアキコ | 2 | 新馬 | 1 |
2 | 12 | ベルカント | 1 | 新馬 | 1 | |
3 | 1 | ラブリープラネット | 3 | 新馬 | 1 |
【単勝オッズ】期待値が高いのは単勝オッズ5倍~9倍台の馬
単勝オッズ | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1.0~1.9倍 | 【1-1-0-0】 | 50.0% | 100.0% | 100.0% |
2.0~2.9倍 | 【0-1-0-4】 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
3.0~3.9倍 | 【1-1-0-1】 | 33.3% | 66.7% | 66.7% |
4.0~4.9倍 | 【1-1-1-1】 | 25.0% | 50.0% | 75.0% |
5.0~6.9倍 | 【4-1-1-9】 | 26.7% | 33.3% | 40.0% |
7.0~9.9倍 | 【2-0-2-11】 | 13.3% | 13.3% | 26.7% |
10.0~14.9倍 | 【0-1-1-9】 | 0.0% | 9.1% | 18.2% |
15.0~19.9倍 | 【0-0-0-8】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
20.0~29.9倍 | 【0-1-4-12】 | 0.0% | 5.9% | 29.4% |
30.0~49.9倍 | 【0-2-0-15】 | 0.0% | 11.8% | 11.8% |
50.0~99.9倍 | 【0-0-1-19】 | 0.0% | 0.0% | 5.0% |
100倍以上 | 【1-1-0-21】 | 4.3% | 8.7% | 8.7% |
過去10年の小倉2歳ステークスの勝ち馬を単勝オッズ別にまとめました。
もっとも勝ち馬が出ていたのが単勝オッズ5~6倍台の馬で4頭の勝ち馬がいます。
その次に好走していたのは単勝オッズ7~9倍台の馬で、2頭が勝利していました。
小倉2歳ステークスは単勝ひとけた台の馬が結果を残していますが、5倍から9倍の馬の活躍も目覚ましく、回収率を考えるともっともおいしいゾーンなのです。
単勝9倍台までなら積極的に馬券に絡めたいですね。
ちなみに、過去10年で単勝1倍台に支持されたシュウジとモントライゼはどちらも2着内に入線していました。
もしも単勝1倍台に支持されている馬がいれば、軸馬として最適ですよ。
【脚質】意外と苦戦している逃げ馬
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【0-1-0-9】 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
先行 | 【7-3-3-25】 | 18.4% | 26.3% | 34.2% |
差し | 【1-6-4-43】 | 1.9% | 13.0% | 20.4% |
追込 | 【2-0-3-33】 | 5.3% | 5.3% | 13.2% |
過去10年の小倉2歳ステークスの勝ち馬7頭、そして馬券に絡んだ13頭が先行馬でした。
先行馬は勝率18%、連対率26%、複勝率は34%で高水準です。
その次に結果を残しているのは差し馬で、単勝率こそ低いものの3着内には11頭が絡んでおり、複勝率は20%でした。
対して、逃げ馬はこれまで10頭いましたが馬券に絡んだのは2013年のベルカントのみです。
2021年のショウナンマッハや2017年のモズスーパーフレアのように、1番人気を背負って逃げた馬もいましたが着外に敗れていました。
小倉2歳ステークスは先行馬や差し馬が強く、逃げ馬は評価を下げたいです。
今年の出走馬のなかで、前走を逃げて勝利した馬は3頭いました。
【馬体重】440~479キロの馬が8勝!
前走馬体重 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
520キロ以上 | 【0-0-1-2】 | 0.0% | 0.0% | 33.3% |
500~519キロ | 【0-0-0-4】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
480~499キロ | 【2-1-1-14】 | 11.1% | 16.7% | 22.2% |
460~479キロ | 【4-2-2-32】 | 10.0% | 15.0% | 20.0% |
440~459キロ | 【4-3-3-26】 | 11.1% | 19.4% | 27.8% |
420~439キロ | 【0-2-1-21】 | 0.0% | 8.3% | 12.5% |
419キロ以下 | 【0-2-2-11】 | 0.0% | 13.3% | 26.7% |
過去10年の小倉2歳ステークスの勝ち馬8頭、そして馬券に絡んだ18頭が体重440~479キロの馬でした。
対して、馬体重が500キロ以上の馬はこれまで7頭が出走しましたが、馬券に絡んだのは2015年のレッドラウダのみです。
短距離戦といったら筋肉量の多い大型馬が活躍するイメージがありますが、小倉2歳ステークスの場合、大型馬は苦戦傾向にあります。
できるだけ平均的な馬体重の馬を選択したいです。
今年の出走馬のなかで前走馬体重が440~479キロだった馬は6頭いました。(かっこ内は前走馬体重)
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小倉2歳ステークスの過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【2-3-0-5】 | 20.0% | 50.0% | 50.0% |
2番人気 | 【2-1-1-6】 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
3番人気 | 【3-1-1-5】 | 30.0% | 40.0% | 50.0% |
4番人気 | 【2-0-2-6】 | 20.0% | 20.0% | 40.0% |
5番人気 | 【0-1-1-8】 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
6番人気 | 【0-0-1-9】 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
7~9番人気 | 【0-2-3-25】 | 0.0% | 6.7% | 16.7% |
10番人気以下 | 【1-2-1-46】 | 2.0% | 6.0% | 8.0% |
1~4番人気が馬券の中心
過去10年の小倉2歳ステークスの勝ち馬9頭が1~4番人気に支持された馬でした。
5番人気以下の馬で勝利した馬は2014年のオーミアリスただ1頭です。
小倉2歳ステークスで勝ち馬を探す際は1~4番人気に支持されている馬から探すのがよいでしょう。
台頭した穴馬の多くは前走が小倉を走っていた
5番人気以下で馬券に絡んだ馬の前走競馬場
年度 | 着順 | 馬名 | 人気 | 前走競馬場 | 前走コース |
2022 | 2着 | バレリーナ | 9 | 小倉 | 芝1,200m |
3着 | シルフィードレーヴ | 11 | 小倉 | 芝1,200m | |
2021 | 3着 | アネゴハダ | 8 | 新潟 | ダート1,200m |
2020 | 3着 | フォドラ | 5 | 函館 | 芝1,200m |
2018 | 2着 | アズマヘリテージ | 13 | 小倉 | 芝1,200m |
3着 | ミヤジシルフィード | 9 | 小倉 | 芝1,200m | |
2017 | 2着 | アイアンクロー | 5 | 小倉 | 芝1,200m |
3着 | バーニングペスカ | 7 | 小倉 | 芝1,200m | |
2016 | 2着 | ダイイチターミナル | 10 | 福島 | 芝1,200m |
2015 | 2着 | サイモンゼーレ | 7 | 小倉 | 芝1,200m |
3着 | レッドラウダ | 6 | 小倉 | 芝1,200m | |
2014 | 1着 | オーミアリス | 15 | 小倉 | 芝1,200m |
過去10年の小倉2歳ステークスでは5番人気以下の馬が12頭馬券に絡んでいます。
この12頭のうちの9頭が前走小倉の芝1,200mを走っていました。
前走が小倉の芝1,200mだった馬は激走する可能性が高いですよ。
今年の出走馬でこれに該当する馬5頭いました。
4番人気内+5番人気以下の組み合わせで決着づくことが多い
過去10年の小倉2歳ステークスで馬券に絡んだ馬を見てみると、1~4番人気馬が馬券内を独占した年は2回しかありません。
また、5番人気以下の馬が馬券内を独占した年もありませんでした。
過去10開催のうちの4開催が1~4番人気から2頭、5番人気以下から1頭の組み合わせで、もう4開催は逆に1~4番人気から1頭、5番人気以下から2頭の組み合わせで決着づいています。
小倉2歳ステークスを予想する際は人気馬+穴馬の組み合わせで馬券予想したいです。
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小倉2歳ステークスの過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-0-1-10】 | 8.3% | 8.3% | 16.7% |
2枠 | 【1-1-2-10】 | 7.1% | 14.3% | 28.6% |
3枠 | 【2-0-2-13】 | 11.8% | 11.8% | 23.5% |
4枠 | 【2-1-0-14】 | 11.8% | 17.6% | 17.6% |
5枠 | 【0-0-2-16】 | 0.0% | 0.0% | 11.1% |
6枠 | 【1-1-0-16】 | 5.6% | 11.1% | 11.1% |
7枠 | 【1-4-1-16】 | 4.5% | 22.7% | 27.3% |
8枠 | 【2-3-2-15】 | 9.1% | 22.7% | 31.8% |
5枠は死に枠
過去10年の小倉2歳ステークスの好走馬を枠順別にまとめました。
単勝率が10%を超えているのは3枠と4枠でした。
複勝率が30%を超えていたのは8枠で、20%台は2.3.7枠です。
それぞれの枠からバランスよく好走馬が出ているので、大きな差はありません。
ただし、5枠だけは例外です。
5枠は過去10年で18頭が出走していましたが、馬券に絡んだのは2017年のバーニングペスカと2018年のミヤジシルフィードの2頭のみで、どちらも3着でした。
また、5枠は過去20年にさかのぼっても連対馬はいません。
小倉2歳ステークスは枠の影響はそこまで大きくありませんが、5枠だけが極端に成績を落としていました。
小倉2歳ステークスの過去10年の前走別成績
前走着順 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1着 | 【10-9-9-78】 | 9.4% | 17.9% | 26.4% |
2着以下 | 【0-1-1-32】 | 0.0% | 2/9% | 5.9% |
前走1着が圧倒!
過去10年の小倉2歳ステークスの勝ち馬10頭、そして馬券に絡んだ28頭が前走レースを勝利していました。
前走2着以下に敗れて馬券に絡んだ馬は2017年のアイアンクローと2020年のフォドラしかいません。
小倉2歳ステークスでは前走勝利している馬が予想の中心となり、それ以外の馬は評価を下げたいです。
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小倉2歳ステークス2023の有力馬3頭
小倉2歳ステークスは上位人気馬が勝ち切ることが多いです。
今年の出走登録馬で人気を集めそうな馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ビッグドリーム
・2歳新馬 2023年
ビッグドリームは福島の芝1,200m戦でデビューした馬です。
デビュー戦では単勝オッズ1.4倍の断然1番人気に支持されました。
道中2番手の位置から競馬を行い、直線で抜け出すとステッキを一切使わずに勝利をつかんでいます。
このとき2着に入線したメイザーキックに6馬身差をつけて圧勝でした。
今回は初の小倉競馬となりますが、小回りの福島でやれているので同じく小回りコースの小倉にも対応できるかもしれません。
血統的にも父が高松宮記念勝ち馬のビッグアーサーで、全兄ビッグシーザーは短距離レースを中心に使われオープン馬にまで上り詰めました。
小倉はスピード勝負になりやすいため、そこだけクリアできればここでも勝ち負けを狙えるでしょう。
ミルテンベルク
・2歳新馬 2023年
デビュー戦は阪神の芝1,200m戦でした。
精神的に幼い部分があり、デビュー戦では道中かかる場面も見せましたが、直線入りまでに落ち着きを取り戻します。
最後の直線では楽な手ごたえでぐんと加速し、3馬身差で勝利をつかみました。
このとき2着に入線したドナヴィーナスも次走を勝利し、小倉2歳ステークスに進んでいることから、強い相手に勝利したのは大きなアドバンテージです。
ビッグドリームと同じく、今回が初めての小倉レースとなりますが、スピード型の競馬に対応できればここでも地力を証明してくれることでしょう。
パッシングシャワー
・2歳新馬 2023年
デビューしたのは8月半ばの小倉です。
今回と同じ小倉の芝1,200mでデビューしました。
スタート直後はエンジンのかかりが遅く、後手を踏みそうになりましたがその後はじわりとペースアップし、先行勢に加わることができました。
コーナーワークでさらに加速して最後の直線入りの段階では2番手集団まで上り詰めると、そこから上がり最速34秒3の時計で勝利を手にしています。
2着馬との差は1と1/4馬身ですが、スタート直後の遅れがあったうえでこの着差なので、もしもスタートダッシュを決めることができればもっと着差は広がっていたでしょう。
いい意味で新馬戦の勝利だけでは底を見せていませんし、まだまだ一変する可能性を秘めています。
小倉2歳ステークス2023の穴馬2頭
小倉2歳ステークスは5番人気以下の馬も高確率で馬券に絡んでいます。
今年の出走登録馬のなかで配当に期待できそうな馬を2頭まとめました。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
アスクワンタイム
・2歳未勝利 2023年
アスクワンタイムはキャリア2戦目で初勝利を挙げました。
前走の未勝利戦は中京の芝1,200mが舞台でしたが、稍重馬場を苦にしない力のある走りで2着馬モンシュマンに5馬身差をつけて圧勝しました。
勝ち時計1分9秒3も優秀です。
前走の内容だけでも評価に値しますが、それ以上にポイントが高いのが血統です。
父ロードカナロアはいわずと知れた日本最強のスプリンターです。
母ディープインアスクは現役時代0勝でしたが、全兄全姉には小倉2歳ステークスを制したファンタジストや北九州記念勝ち馬のボンボヤージがいました。
どちらも小倉の芝1,200mで結果を残している馬なので、血統妙味は非常に大きいです。
キャリア2戦を挟んでいる上、小倉は今回が初となるため人気を落とすかもしれませんが、兄姉の活躍を見た限りコース適性は高いはずなので、面白い存在になるでしょう。
フォルテローザ
なし(2歳新馬3着)
フォルテローザは前走の新馬戦3着でした。
小倉2歳ステークスは前走勝ち馬が上位争いに加わるケースが多いため、前走敗れている時点で評価は下がります。
しかし、フォルテローザを管理する斎藤嵩史厩舎の馬はこのレースと相性がいいです。
斎藤厩舎は過去10年で4頭の管理馬をこのレースに出走させましたが、2017年アイアンクロー、2021年のスリーパーダは2着に入線しました。
2019年にはトリプルエースとラウダシオンの2頭だしをしましたが、どちらも2.3着に入線しています。
通算成績は【0-3-1-0】で、勝ち馬こそいませんが複勝率は100%でした。
厩舎別に見たら好走事例は非常に高いので、この辺りを信頼して抑えてもよいかもしれません。
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小倉2歳ステークス2023追い切り評価
小倉2歳ステークス2023追い切り評価はこちらの記事でご確認ください。
小倉2歳ステークス2023予想の最終買い目
小倉2歳ステークスの予想(晴れの良馬場想定)
小倉2歳ステークスが開催される日曜日の小倉競馬場界隈の天気を見てみると、終日晴れで最高気温は33度発表されています。
前日の土曜日は曇りでしたが前日までに降った雨の影響を受けて、芝レースはすべて稍重馬場でレースが行われていました。
その影響もあってか、土曜日の芝レースは全体的に時計がかかっています。
日曜日は終日晴れで気温も上がるので、小倉2歳ステークスが開催される頃には良馬場まで天気は回復していると思いますが、それでも極端な高速馬場は見込めないでしょう。
うましるでは晴れの良馬場、平均~やや時計の出る馬場を想定しながらレース予想をまとめました。
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◎本命 10 アスクワンタイム
父 | ロードカナロア |
母 | ディープインアスク |
母父 | ディープインパクト |
主な勝ち鞍 | 2歳未勝利 2023年 |
前走 | 2歳未勝利 1着 |
本命はアスクワンタイムにしました。
血統背景が非常によく、兄姉に小倉2歳ステークスを制したファンタジストや北九州記念勝ち馬のボンボヤージがいます。
アスクワンタイムは今回初めての小倉となりますが、兄姉の活躍を見る限りは初めての小倉でもやってくれるでしょう。
前走の中京の未勝利戦を見ても、序盤から先行しつつ上がり最速の時計で勝ち切っているように、前目で競馬を行いながらさらに加速できるのは地力の高さがあってのものです。
血統からコース適性が垣間見えるので本命にします。
〇対抗 6 パッシングシャワー
父 | Iffraaj |
母 | レインスウェプト |
母父 | Frankel |
主な勝ち鞍 | 2歳新馬 2023年 |
前走 | 2歳新馬 1着 |
パッシングシャワーは対抗にします。
前走は小倉の芝1,200m戦で勝利をつかみました。
後手を踏みながらも道中ペースアップして先行集団に加わって勝利していて着差以上の強い競馬でした。
もし序盤からスムーズに先行集団に加わることができていたらその着差はもっと広がっていたことでしょう。
今回は前走よりはメンバーレベルが上がるので、その点は課題となりますがそれをクリアすることができればここでも上位争いは十分可能だと思います。
▲単穴 7 ビッグドリーム
父 | ビッグアーサー |
母 | アンナペレンナ |
母父 | Tale of Ekati |
主な勝ち鞍 | 2歳新馬 2023年 |
前走 | 2歳新馬 1着 |
ビッグドリームは単穴にしました。
前走福島の新馬戦で2着馬に6馬身差をつける圧勝劇でした。
相手関係が楽だった可能性もありますが、ノーステッキで自ら上がり最速の時計を出しているように、勝つための競馬をすでに身に付けていたのも評価したいです。
今回は初の小倉となりますが、小回り+右回りという点は福島と共通しています。
血統的にも父がスプリンターのビッグアーサーすし、騎乗する幸騎手も小倉では割と結果を残しているので人馬ともに注目したいです。
△連下 9 ミルテンベルク
父 | モーリス |
母 | ペルレンケッテ |
母父 | ディープインパクト |
主な勝ち鞍 | 2歳新馬 2023年 |
前走 | 2歳新馬 1着 |
ミルテンベルクは前走阪神の新馬戦において、今回出走予定のドナヴィーナス相手に3馬身差の圧勝をしており、相手関係を考えても強い内容でした。
また、1週間前追い切りでは上がり1ハロン10秒9という猛時計を叩き出しています。
追い切り内容を見てもポテンシャルの高さがうかがえました。
今回はほかにも面白い馬が多数いたため相手候補にしていますが、勝ち負けも十分狙えると思います。
△連下 2 フォルテローザ
父 | サトノアラジン |
母 | ヒップホップスワン |
母父 | Tiz Wonderful |
主な勝ち鞍 | 2歳新馬 2023年 |
前走 | 2歳新馬 1着 |
フォルテローザも抑えることにしました。
データ的には前走2着以下に敗れている点は大きなマイナスです。
また、追い切りも正直光るものはありませんでした。
課題も多いですが、管理する斉藤厩舎がこのレースと相性がいいのも事実です。
なぜなら、過去10年で4頭出走させ、【0-3-1-0】で複勝率100%だったのです。
騎乗する団野騎手も若手騎手の中では頭角を現していますし、騎手×厩舎を考えたら穴馬として面白いと思ったので馬券に絡めることにしました。
単勝
10 アスクワンタイム
馬連流し
軸馬:10
相手:2、6、7、9
三連複フォーメーション
1頭目:10
2頭目:2、6、7、9
3頭目:2、6、7、9
以上になります。
小倉2歳ステークスの予想の参考にしてみてください!