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【ローズステークス2023追い切り評価/全頭診断】トップ評価「S」は〝良血馬〟のあの馬!

ローズステークス2023追い切り評価記事のサムネイル画像

ローズステークス2023追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではローズステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

9月13日の馬場状態

美浦
晴れの良馬場でした。
ウッドチップコースの時計は全体的に平均的で、特別目立つ時計はありませんでした。

栗東
晴れの良馬場でしたが芝コースのみ稍重でした。
坂路の時計は標準くらいですが、ヒロノシュン(4歳3勝クラス)が一番時計である50秒0の時計を出しているように、時計の出ている馬もいます。
ウッドチップコースも標準くらいの馬場で、ポリトラックはいつも通り時計が出ていました。

目次(読みたい項目をタップ)

ローズステークス2023追い切り評価/全頭診断コメント

ローズステークス2023の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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アリスヴェリテ

アリスヴェリテ 9月13日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  55.440.012.9馬なり
前走最終栗東坂路(良)  52.637.712.5強め

最終追い切りは栗東の坂路で単走にて行われました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追われ、全体時計55秒4-上がり1ハロンは12秒9でした。

首の動きも大きく、舌を出しながらの走りで余裕のない感じがします。

前走から中1週の間隔で使われているので疲れが取れていない可能性は高いように感じました。

脚さばき自体は悪くありませんが、時計面で見ると4ハロン55秒4-上がり1ハロン12秒9は正直遅く、強めに追われた前走最終時のほうが仕上がり具合は良好だったように思います。

アンリーロード

アンリーロード 9月13日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)86.469.854.438.711.5強め
1週前栗東CW(良)⑦97.566.452.437.811.4一杯
前走最終栗東CW(良)83.467.652.537.011.7馬なり

カーネーションカップ勝ち馬のアンリーロードは栗東のウッドチップコースにて、ドゥーベ(6歳2勝クラス)と併せ馬を行いました。

レース当日も騎乗予定の吉田隼人騎手を背に、僚馬を0.9秒追走する形で強めに追い、6ハロン86秒4-上がり1ハロン11秒5の時計でクビ差先着しました。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)

1週前も吉田隼人騎手とウッドチップコースで一杯に追われています。

この時は新馬のバレルターンという馬を1.3秒追走してクビ差先着しました。

2週続けてこの馬らしい前傾姿勢の走りができていましたし、直線に入ってからは差し馬らしくじわじわと末脚を使って先着しています。

4か月ぶりのレースですが、休み明けを感じさせない走りは好感が持てましたし、コンビを組む吉田隼人騎手が2週続けて追い切りにまたがった点も評価したいです。

ただし、上がりの脚だけ見たら2週続けてじわじわした伸びでした。

上がり1ハロン自体は11秒半ばを記録しているので悪くありませんが、個人的にはキレのある走りができる馬だと思うので、それができていたならもう少し評価を挙げたかったです。

ココナッツブラウン

ココナッツブラウン 9月13日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)84.868.754.038.211.4馬なり
前走最終札幌ダート(良) 65.451.137.312.3馬なり

最終追い切りは栗東のウッドチップコースにて、デビットバローズ(4歳3勝クラス)とマコトヴェリーキー(3歳2勝クラス)と3頭併せを行いました。

助手が騎乗し、2頭の内側から馬なりで追われて、6ハロン84秒8-上がり1ハロン11秒4の時計で走破しています。2頭からはクビ差遅れていました。

僚馬に後れを取ったものの、1.2秒後方から追走する形だったのでその点はそこまで気にしなくてよいでしょう。

ただ、全体的に身体が少し細い感じがしました。

前走札幌の条件戦を使われたときは滞在競馬でした。

そのときは札幌のダートコースで最終追い切りを行いましたが、そこそこ時計のかかる中で4ハロン51秒1という好タイムを記録しています。

今回身体が細く感じたのは北海道から栗東へ輸送した影響もあるかもしれません。

中間では自己ベストを更新しているので悪くはありませんが、個人的には前走最終時のほうがよい状態だったと感じました。

コンクシェル

コンクシェル 9月13日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)84.868.552.937.211.4一杯
1週前栗東CW(良)83.167.653.038.412.3馬なり
前走最終栗東CW(重)85.369.053.437.911.5馬なり

2勝クラスの不知火特別を制したコンクシェルは栗東のウッドチップコースでルソルティール(3歳1勝クラス)と2頭併せを行いました。

助手が騎乗し馬場の外目から一杯に追われ、6ハロン84秒8-上がり1ハロン11秒4の時計で僚馬に半馬身先着しています。

1週前のルソルティールとウッドチップで併せ、その時は6ハロン83秒1-上がり1ハロンは12秒3でした。

1週前のほうが全体時計は速いですが、ラスト4~1ハロンは最終追い切りのほうが出ています。

おそらく最終では意図して終い重視に調整したのでしょう。

力強い走りで僚馬に迫っていた姿は好感が持てますし、終い重視の追い切りでもある程度は反応できていました。

ただし、一杯に追われた割にはそこまで目立つ時計を残せていないことから特別良化している感じはないです。

前走くらいの仕上がりだと思います。

もっとも、その前走が戦闘で逃げながら上がり最速の末脚で古馬相手に5馬身差勝ち切っているので、それだけの状態なら上位争いも可能でしょう。

セーヌドゥレーヴ

セーヌドゥレーヴ 9月13日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.139.012.3馬なり
前走最終函館W(良)  57.041.913.3馬なり

最終追い切りは栗東の坂路コースにて、ロードアウォード(3歳1勝クラス)と併せ馬を行いました。

助手が騎乗し馬場の外ラチ沿いから馬なりで追われ、全体時計54秒1-上がり1ハロン12秒3で同時併入しています。

映像はありませんが、1週前も坂路で調整されており、その時は馬なりで4ハロン51秒1-上がり1ハロン12秒2の好タイムを記録しました。

最終追い切りは軽く流した程度でしたが、序盤は頭が高くてまっすぐ走れていません。

後半こそ持ち直しましたが、序盤の走りはよくありませんでした。

もっとも、脚さばきは一貫して軽快でしたし、良化しているのは間違いないと思います。

序盤も集中して走ることができていれば評価Aにしたかったです。

ソーダズリング

ソーダズリング 9月13日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  51.737.211.9馬なり
1週前栗東坂路(良)  50.736.312.0馬なり
前走最終栗東坂路(良)  52.738.412.0馬なり

オークスからの巻き返しを図るソーダズリングは栗東の坂路コースにて、モズブーナー(4歳2勝クラス)と併せ馬を行っています。

レース当日も騎乗する武豊騎手を背に、馬場の外ラチ沿いから馬なりで追われて4ハロン51秒7-上がり11秒9の末脚でモズブーナーに半馬身先着していました。

1週前も坂路で追い切りを行ったのですが、そのときは松若騎手を背に馬なりで4ハロン50秒7という超高速タイムを刻んでいました。

このとき併せたのは前週のセントウルステークスに出走したG1馬のピクシーナイトです。

ピクシーナイトが一杯に追われていたのに対し、ソーダズリングは馬なりでしたが序盤から力強く坂路を駆けあがる姿は力強く、たくましさを感じるほどでした。

しかも、一杯に追われたピクシーナイトに対して半馬身先着しましたし、時計50秒7を叩き出したのも素晴らしかったです。

1週前に強めに追われたため最終追い切りは軽く流す程度でしたが、それでも4ハロン51秒7-上がり1ハロン11秒9を出しています。

全体時計、ラスト1ハロンともに今回栗東坂路で調整された馬の中では最速タイムを記録していました。

騎乗した武豊騎手も「相変わらずいい動き」と絶賛していましたが、追い切り内容を見ても迫力のある動きの中に光るものがあります。

血統背景を見ても一流ですしもともとポテンシャルの高い馬でしたがこの最終追い切りを見た感じいよいよ本格化の兆しが見られます。

なお、ソーダズリングはフローラステークスで賞金を加算しているのでここで権利を得なくても秋華賞は目指せます。

勝ち負けしにくるのか、それとも叩きの一戦なのか、読みづらいところはありますが、追い切りだけを評価するなら全馬のなかでもっともよい動きをしていました。

トリオンファルマン

トリオンファルマン 9月13日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.137.712.4一杯
前走最終栗東坂路(良)  53.538.912.7一杯

最終追い切りは栗東の坂路にて、メイショウナナクサ(3歳1勝クラス)と併せ馬を行いました。

助手が騎乗し、馬場の外目から一杯に追われて4ハロン52秒1-上がり1ハロン12秒4の時計で同時併入しました。

5か月半ぶりのレースとなるので休み明け初戦となりますが、休み明けにしては悪くない動きを見せていましたし、直線に入って鞭が入ってからも追えていました。

しかしながら、一杯に追われたものの時計は目立つものではありません。

休み明けの馬なので完全に走れる状態には仕上がっていない感じがしました。

中間、もうすこし本数を増やしたほうが良化していたと思います。

フォーチュンコード

フォーチュンコード 9月13日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)81.567.353.038.112.0馬なり
前走最終栗東CW(良)86.069.954.138.911.7強め

最終追い切りは栗東のウッドチップコースにて、ヘルモーズ(2歳1勝クラス)とファムスパーブ(4歳1勝クラス)と3頭併せを行いました。

難波騎手(レース当日は秋山真一郎騎手が騎乗)が手綱を握り、馬場の外側から馬なりで追われて6ハロン81秒5-上がり1ハロン12秒0で併入しています。

人気落ちで勝利した前走最終時よりも全体時計を大幅に短縮し、自己ベストを更新しました。

走りにも余裕があって落ち着きがありましたし、僚馬が2頭迫ってきたら追い越させないと素早く反応していて内なる勝負強さも健在です。

夏の時期に使われたことで大きく成長している感じがしました。

賞金的にここは権利を手にしたいところですが、時計も動きもよかったのでかみ合えば上位争いも可能ではないでしょうか。

ブライトジュエリー

ブライトジュエリー 9月14日(木) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.738.712.1馬なり
1週前栗東CW(良)79.365.551.737.011.6一杯
前走最終栗東坂路(良)  52.738.712.3馬なり

最終追い切りは栗東坂路コースにて、単走で行われました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追い、全体時計53秒7-上がり1ハロンは12秒1で走破していました。

1週前は栗東のウッドチップコースで今回手綱を握る鮫島克駿騎手を背に、一杯に追われていました。

飛びのある走りで6ハロン79秒3-4ハロン51秒7-上がり1ハロン11秒6の好時計を残し、しっかりと負荷をかけています。

1週前に負荷をかけたため最終追い切りは軽く流す程度でしたが、1週前とは違って回転の速い脚さばきで坂路を駆けあがる姿は良化している感じがしました。

2か月振りのレースとなりますが、好仕上がりといえるでしょう。

ブレイディヴェーグ

ブレイディヴェーグ 9月13日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)⑦98.867.852.436.411.4馬なり
1週前栗東CW(良)⑦99.367.953.337.611.5馬なり
前走最終美浦南W(良) 67.552.238.011.5馬なり

上位人気に支持されそうなブレイディヴェーグは栗東のウッドチップコースにて、ライリッズ(4歳2勝クラス)と2頭併せを行いました。

レース当日も手綱を握るルメール騎手が騎乗し、僚馬の内から馬なりで追われ、7ハロン98秒8-上がり1ハロン11秒4の時計でライリッズにクビ差先着しています。

関東馬ですが早めの輸送で9月3日から栗東に滞在し、輸送の負担を減らしています。

1週前もライリッズと追い切りを行い、馬なりで7ハロン99秒3-上がり1ハロン11秒5という時計を出しました。

最終追い切りは1週前とほとんど差のない時計を出していますが、時計は優秀ですし2週続けて状態をキープできていると判断できます。

身体も柔軟性がありますし、折り合いも十分できていました。

騎乗したルメール騎手も「大人になった」と成長を実感していました。

東京芝2,000mを1分57秒9という好タイムで制した前走時と同じくらいの仕上がりに仕上がっていることでしょう。

ちなみに、東京芝2,000mを1分57秒台で制した3歳馬は過去10年で4頭しかいません。

現役最強馬のイクイノックスと年度代表馬エフフォーリア、そして4連勝であっという間にオープン入りを果たしたバトルボーンとこのブレイディヴェーグです。

いずれも実績を重ねた馬ですが、前走と同じくらいの仕上がり具合ならこのローズステークスでも高いパフォーマンスを見せてくれそうです。

ベレザニーニャ

ベレザニーニャ 9月13日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.739.012.3強め
前走最終栗東坂路(良)  55.340.713.0馬なり

最終追い切りは栗東の坂路コースにて、単走で行われました。

助手が騎乗して馬場の外目から強めに追われ、4ハロン55秒3-上がり1ハロン13秒0でゴールしています。

前走から中2週ですが強めに追われています。

その影響もあってか前走最終時よりかは時計が出ていました。

しかしながら、走りにどこか迫力がなく、どこかフワリとした内容です。

間隔を詰めてこの舞台に挑むため、前走の疲れが抜けきっていないのかもしれません。

時計も特別目立つものではありませんし、ここでの勝ち負けは厳しいと思います。

マスクトディーヴァ

マスクトディーヴァ 9月13日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.339.312.2馬なり
前走最終栗東坂路(良)  56.441.012.9馬なり

最終追い切りは栗東の坂路コースにて、単走で行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追われ、4ハロン54秒3-上がり1ハロン12秒2で駆け上がっています。

日が昇って暑さも出始めた時間にもかかわらず、力強い歩様で元気よく坂路を駆けあがる姿は好感が持てました。

気持ちの乗った走りでしたし、動きも悪くありません。

時計は正直なところ目立っていませんが、勝利した前走の1勝クラス戦は今回よりもさらに遅い4ハロン56秒4-上がり1ハロン12秒9の仕上がりで好タイムを残して勝利しています。

このように、マスクトディーヴァはもともと追い切りでは時計を出さないタイプなので、今回の追い切り時計もそこまで気にしなくてよいでしょう。

動き自体はよかったのでここでもいい走りに期待できそうです。

マラキナイア

マラキナイア 9月13日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.839.712.5馬なり
1週前栗東坂路(良)  54.739.712.6馬なり
前走最終栗東坂路(良)  57.141.413.5馬なり

最終追い切りは栗東の坂路コースにて、単走で行いました。

助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで追われ、4ハロン54秒8-上がり1ハロン12秒5の時計でゴールしています。

1週前は2頭併せを行い、このときも4ハロン54秒7-上がり1ハロン12秒6と、最終追い切りと差のない時計を記録しました。

マラキナイアの時計で一番注目したいのが栗東ウッドチップで追われた9月9日の調教です。

このときは一杯に追われて5ハロン71秒2から3ハロン37秒7-2ハロン22秒9-1ハロン11秒2で、終い時計だけ見たら非常に速い時計を出していました。

9日に一杯に追ったため最終調整は軽めでしたが、2週続けて軽やかな足取りは健在ですし、久々でも動きは軽快でした。

軽めでも自分の走りはできていましたし、追えばスピードに乗った走りもできる状態に仕上がっています。

今回あまり人気しないと思いますが、リーディング上位の川田騎手が騎乗するのも面白いですし穴馬として注目したいです。

ユリーシャ

ユリーシャ 9月13日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.838.312.5強め
前走最終栗東坂路(良)  54.840.112.1強め

最終追い切りは栗東の坂路コースにて、単走で行いました。

助手が騎乗して上がり4ハロン52秒8-1ハロン12秒5でゴールしています。

ユリーシャはJRAレーシングビュアーに映像が上がっていなかったので時計や関係者のコメントから評価するしかないのですが、最終追い切りの時計自体は正直目立ちません。

8日にもウッドチップで5ハロン70秒7-上がり3ハロン39秒2-1ハロン12秒4という時計を残していますが、特別速くないです。

前走最終時よりは良化している感じがしますが、それでも目立った時計を残しているわけではないのでそこそこの出来だと思います。

ラヴェル

ラヴェル 9月13日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  50.837.112.8強め
前走最終栗東坂路(良)  52.437.412.0馬なり

オークスで4着のラヴェルは栗東の坂路コースにて、単走で追い切りを行いました。

助手が騎乗して馬場の外ラチ沿いから強めに追われ、全体時計50秒8-上がり1ハロン12秒8でゴールしました。

全体時計50秒8はラヴェルの自己ベストです。

ラヴェルはこれまでの追い切りを見ても坂路で4ハロン52秒台が平均でした。

しかも今回は騎手騎乗ではなく助手騎乗でこれだけの時計を叩き出したので、今回の自己ベストは高く評価できるでしょう。

映像を見ても、久々を感じさせないほど元気がよく、序盤から行きっぷりがよくて力強い走りでした。

ただし、前半飛ばしすぎた影響もあってか、最後は助手が追ったものの手ごたえはありません。

ラヴェルはこれまで末脚勝負で結果を残してきたので、今回序盤からハイペースで坂路追いしていたのはもしかしたら脚質転換も考えているかもしれません。

追い切り自体はよかったものの、ローズステークスをメイチにしているのか、それともその先の秋華賞を見据えているか、陣営がどのような意図をもっているかは少し読みづらいところはありました。

ラファドゥラ

ラファドゥラ 9月13日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)⑦96.766.352.237.611.9馬なり
前走最終美浦南W(良)84.869.554.940.012.3馬なり

関東馬のラファドゥラは栗東のウッドチップコースにて、レアシャンパーニュ(5歳2勝クラス)とリチャードバローズ(2歳新馬)と3頭併せを行いました。

調教師が騎乗して僚馬の内側から馬なりで追われ、7ハロン96秒7-上がり1ハロン11秒9の時計で3頭同時併入でした。

ラファドゥラもブレイディヴェーグ同様関東馬ですが、輸送を考慮して8月の27日から栗東に滞在しています。

1週前の9月6日には栗東のウッドチップコースにて、6ハロン84秒9-上がり1ハロン11秒9の時計を出していました。

最終追い切りも1週前とそこまで差はないので状態はキープできています。

ただし、肝心の動きを見てみると直線で僚馬のほうに首が向いていたり、手前がころころ変わっていたりとまだ走りに集中できていない部分も見られ、若さが走りに現れていたのは少し気になりました。

リサリサ

リサリサ 9月13日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 67.151.437.712.0馬なり
前走最終美浦南W(稍重) 69.553.338.211.8馬なり

最終追い切りは美浦のウッドチップコースにて、トラストベル(4歳1勝クラス)と併せ馬を行っています。

障害の五十嵐騎手(レース当日は浜中騎手が騎乗)を背にして馬場の外目から馬なりで追われ、5ハロン67秒1-上がり1ハロン12秒0で僚馬と同時併入しています。

マイラーに近い馬体が印象的で、筋肉量の増加が見られます。

走りを見ても落ち着きがあってよい意味でのびのびしていましたし、そのなかでも力強い歩様は健在でした。

直線で僚馬と競り合っても大きな乱れなく走れていましたし、精神的に大人びています。

血統的には父がイスラボニータで母の父がタイキシャトルと、どちらもマイル路線で結果を残してきた馬なので芝1,800mの距離不安こそありますが、追い切り自体は悪くありませんでした。

レミージュ

レミージュ 9月13日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.537.712.3馬なり
前走最終栗東坂路(良)  57.942.814.4馬なり

エリカ賞勝ち馬のレミージュは栗東の坂路コースにて、トレデマンド(5歳2勝クラス)と最終追い切りを行っています。

助手が騎乗して馬場の真ん中外目から馬なりで追われ、全体時計52秒5-上がり1ハロン12秒3で半馬身先着しました。

久々のレースということもあり、少し右に左に斜行していましたが走り自体は前傾姿勢で意欲が感じられました。

脚さばきも速かったですし、キズナ産駒らしい力のある走りも健在です。

前走オークス時の最終追い切りが全く流してのものなので時計の比較は行いづらいですが、動きに関してはオークスのときよりもはるかに良化しているように感じます。

逃げも先行も追い込みもできる馬ですが、最終追い切りの動きを見た限りはじわじわ脚を使っていたのでできれば前のほうで競馬したほうが好走できるかもしれないです。

枠の並びにも注目したいです。

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ローズステークス2023追い切り評価ランキング

評価馬名
ソーダズリング
フォーチュンコード
ブライトジュエリー
ブレイディヴェーグ
マラキナイア
ラヴェル
アンリーロード
ココナッツブラウン
コンクシェル
セーヌドゥレーヴ
マスクトディーヴァ
ラファドゥラ
リサリサ
レミージュ
アリスヴェリテ
トリオンファルマン
ベレザニーニャ
ユリーシャ
 

ローズステークス2023追い切り映像

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